JPH0528089Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528089Y2 JPH0528089Y2 JP1987121218U JP12121887U JPH0528089Y2 JP H0528089 Y2 JPH0528089 Y2 JP H0528089Y2 JP 1987121218 U JP1987121218 U JP 1987121218U JP 12121887 U JP12121887 U JP 12121887U JP H0528089 Y2 JPH0528089 Y2 JP H0528089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front wheel
- engine
- shaft
- spline
- propulsion shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は小型四輪駆動車の前輪推進軸に係り、
四輪バギー車などの小型軽量のレジヤー用車両等
に利用できる。
四輪バギー車などの小型軽量のレジヤー用車両等
に利用できる。
従来より、四輪バギー車などの小型四輪車はレ
ジヤー用あるいはスポーツ走行などに利用されて
おり、近年では荒地における走破性能を向上する
ために四輪駆動化が行われている。
ジヤー用あるいはスポーツ走行などに利用されて
おり、近年では荒地における走破性能を向上する
ために四輪駆動化が行われている。
ここで、乗用車の四輪駆動化の場合には前輪近
傍にエンジンおよび変速機等を配置するのが一般
的であるのに対し、四輪バギー車等のスポーツ性
の高い小型四輪駆動車においては、エンジン等を
車体中央部に配置して質量中心を車体中心に略一
致させ、より高度な運動性能および操縦性を実現
している。
傍にエンジンおよび変速機等を配置するのが一般
的であるのに対し、四輪バギー車等のスポーツ性
の高い小型四輪駆動車においては、エンジン等を
車体中央部に配置して質量中心を車体中心に略一
致させ、より高度な運動性能および操縦性を実現
している。
このような小型四輪駆動車においては、エンジ
ン側の出力軸からの駆動力を前輪側伝達機構の入
力軸に伝達するために棒状の推進軸を用いること
が一般的であり、推進軸の両端部と出力軸および
入力軸との連結にユニバーサルジヨイント等の連
結部材を用いたり(特開昭61−25322号参照)、あ
るいは推進軸の端部と入力軸および出力軸とに互
いに嵌合可能なスプラインを形成することがなさ
れている(特開昭59−190029号参照)。
ン側の出力軸からの駆動力を前輪側伝達機構の入
力軸に伝達するために棒状の推進軸を用いること
が一般的であり、推進軸の両端部と出力軸および
入力軸との連結にユニバーサルジヨイント等の連
結部材を用いたり(特開昭61−25322号参照)、あ
るいは推進軸の端部と入力軸および出力軸とに互
いに嵌合可能なスプラインを形成することがなさ
れている(特開昭59−190029号参照)。
ところで、ヨークジヨイントやラバージヨイン
ト等のユニバーサルジヨイントを用いた場合、軸
線が屈曲していても回転力を伝達可能であり、エ
ンジン側および前輪側の軸位置の精度が高くなく
とも問題なく動作可能であるが、軸線方向の変位
は吸収できないため別個にスプライン等を設ける
必要があるほか、ジヨイント自体が高価なうえ大
型化が避けられず、さらに回転力の伝達動作が円
滑でないという問題があつた。
ト等のユニバーサルジヨイントを用いた場合、軸
線が屈曲していても回転力を伝達可能であり、エ
ンジン側および前輪側の軸位置の精度が高くなく
とも問題なく動作可能であるが、軸線方向の変位
は吸収できないため別個にスプライン等を設ける
必要があるほか、ジヨイント自体が高価なうえ大
型化が避けられず、さらに回転力の伝達動作が円
滑でないという問題があつた。
一方、スプラインによつて連結された推進軸に
おいては構造が簡単かつきわめて円滑な動作が可
能であるが、一般にスプラインによる連結部分は
軸方向に僅かに変位できるのみであり、例えば、
車体に固定されたエンジン側出力軸に推進軸の一
端を嵌合したうえで他端に入力軸を嵌合し、この
のち前輪側伝達機構を車体に取付けるといつた手
順が必要となるなど製造時の組み立て作業が煩雑
であるとともに、保守にあたつて推進軸を取り外
すことが困難であるという問題があつた。
おいては構造が簡単かつきわめて円滑な動作が可
能であるが、一般にスプラインによる連結部分は
軸方向に僅かに変位できるのみであり、例えば、
車体に固定されたエンジン側出力軸に推進軸の一
端を嵌合したうえで他端に入力軸を嵌合し、この
のち前輪側伝達機構を車体に取付けるといつた手
順が必要となるなど製造時の組み立て作業が煩雑
であるとともに、保守にあたつて推進軸を取り外
すことが困難であるという問題があつた。
本考案の目的は、小型、軽量で安価であるとと
もに、組み立て時の作業性および保守性の高い小
型四輪駆動車の前輪推進軸を提供することにあ
る。
もに、組み立て時の作業性および保守性の高い小
型四輪駆動車の前輪推進軸を提供することにあ
る。
本考案は、推進軸の一端に前輪側伝達機構の入
力軸とスプライン嵌合する前輪側連結部を設ける
とともに他端に車体略中央に配置されたエンジン
側の出力軸とスプライン嵌合するエンジン側連結
部を設け、このエンジン側連結部側または出力軸
側の何れかのスプライン形状を軸方向に延長して
前記前輪側連結部と入力軸との嵌合を解除可能な
距離だけ推進軸をエンジン側へ移動可能に構成す
るとともに、前記エンジン側連結部と出力軸との
間に介在して推進軸を前記前輪側向きに付勢する
付勢手段を設け、前記エンジン側連結部側または
出力軸側の前記延長した側と反対側のスプライン
形状を軸方向の中間部がやや膨らんだ略円弧状に
形成して球面ジヨイントを構成し、これにより小
型四輪駆動車の前輪推進軸を構成したものであ
る。
力軸とスプライン嵌合する前輪側連結部を設ける
とともに他端に車体略中央に配置されたエンジン
側の出力軸とスプライン嵌合するエンジン側連結
部を設け、このエンジン側連結部側または出力軸
側の何れかのスプライン形状を軸方向に延長して
前記前輪側連結部と入力軸との嵌合を解除可能な
距離だけ推進軸をエンジン側へ移動可能に構成す
るとともに、前記エンジン側連結部と出力軸との
間に介在して推進軸を前記前輪側向きに付勢する
付勢手段を設け、前記エンジン側連結部側または
出力軸側の前記延長した側と反対側のスプライン
形状を軸方向の中間部がやや膨らんだ略円弧状に
形成して球面ジヨイントを構成し、これにより小
型四輪駆動車の前輪推進軸を構成したものであ
る。
このように構成された本考案においては、推進
軸を介してエンジン側の出力軸からの駆動力を前
輪側の入力軸に伝達するとともに、前輪側連結部
およびエンジン側連結部をスプライン嵌合し、さ
らにエンジン側連結部側のスプライン嵌合を軸方
向に延長しかつ球面ジヨイントとすることによ
り、ユニバーサルジヨイント等の連結部材を省略
して小型化、軽量化およびコストの削減を図り、
かつ駆動力の円滑な伝達を実現する。また、エン
ジン側連結部側のスプライン嵌合の一方のスプラ
イン形状を軸方向に延長して当該連結部のスプラ
イン嵌合を所定距離移動可能とし、かつ反対側の
スプライン形状をゆるい円弧状に形成して当該連
結部側のスプライン嵌合を屈曲可能な球面ジヨイ
ントとすることにより、推進軸をエンジン側へ移
動させて前輪側連結部のスプライン嵌合を解除す
るとともに、球面ジヨイントを屈曲させて推進軸
を傾斜させ、前輪側連結部を側方へ逃がした状態
で推進軸を前輪側へ引き抜くことでエンジン側連
結部の嵌合を解除し、これによりエンジン側およ
び前輪側の装置類を取り外すことなく推進軸を着
脱自在として保守性および製造時の作業性を向上
する。さらに、付勢手段を設けることにより、通
常は推進軸を前輪側に付勢して前輪側連結部のス
プライン嵌合を維持する。本考案は、以上により
前記目的を達成するものである。
軸を介してエンジン側の出力軸からの駆動力を前
輪側の入力軸に伝達するとともに、前輪側連結部
およびエンジン側連結部をスプライン嵌合し、さ
らにエンジン側連結部側のスプライン嵌合を軸方
向に延長しかつ球面ジヨイントとすることによ
り、ユニバーサルジヨイント等の連結部材を省略
して小型化、軽量化およびコストの削減を図り、
かつ駆動力の円滑な伝達を実現する。また、エン
ジン側連結部側のスプライン嵌合の一方のスプラ
イン形状を軸方向に延長して当該連結部のスプラ
イン嵌合を所定距離移動可能とし、かつ反対側の
スプライン形状をゆるい円弧状に形成して当該連
結部側のスプライン嵌合を屈曲可能な球面ジヨイ
ントとすることにより、推進軸をエンジン側へ移
動させて前輪側連結部のスプライン嵌合を解除す
るとともに、球面ジヨイントを屈曲させて推進軸
を傾斜させ、前輪側連結部を側方へ逃がした状態
で推進軸を前輪側へ引き抜くことでエンジン側連
結部の嵌合を解除し、これによりエンジン側およ
び前輪側の装置類を取り外すことなく推進軸を着
脱自在として保守性および製造時の作業性を向上
する。さらに、付勢手段を設けることにより、通
常は推進軸を前輪側に付勢して前輪側連結部のス
プライン嵌合を維持する。本考案は、以上により
前記目的を達成するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図において、本実施例はいわゆる四輪バギ
ー形式の小型四輪駆動車1に本考案の前輪推進軸
を適用したものであり、小型四輪駆動車1はパイ
プ材を組み合わせた車体フレーム10を有し、そ
の前部には左右独立したダブルウイツシユボン式
の前輪懸架装置11を介してバルーンタイヤを用
いた一対の前輪12が支持され、後部にはスイン
グアーム式の後輪懸架装置13を介して後輪14
が支持されている。
ー形式の小型四輪駆動車1に本考案の前輪推進軸
を適用したものであり、小型四輪駆動車1はパイ
プ材を組み合わせた車体フレーム10を有し、そ
の前部には左右独立したダブルウイツシユボン式
の前輪懸架装置11を介してバルーンタイヤを用
いた一対の前輪12が支持され、後部にはスイン
グアーム式の後輪懸架装置13を介して後輪14
が支持されている。
この車体フレーム10の略中心となる位置に
は、変速機構を一体に収めたエンジン20が取付
けられ、その出力軸にはサイドギア21が接続さ
れている。このサイドギア21の後側には後輪懸
架装置13のアーム内を挿通された後輪推進軸2
2の一端が取付けられ、後輪推進軸12は他端を
左右の後輪14の中間に配置されたリアフアイナ
ルギア23に接続されてエンジン20からの駆動
力を後輪14に伝達可能である。また、サイドギ
ア21の前側には中間推進軸24を介して軸線平
行移動用の変換ギヤ30が接続され、その出力軸
は略車体中心線上に位置されるとともに、前輪推
進軸40を介して左右の前輪12の中間に配置さ
れた前輪デフ50に接続されてエンジン20から
の駆動力を前輪12に伝達可能である。
は、変速機構を一体に収めたエンジン20が取付
けられ、その出力軸にはサイドギア21が接続さ
れている。このサイドギア21の後側には後輪懸
架装置13のアーム内を挿通された後輪推進軸2
2の一端が取付けられ、後輪推進軸12は他端を
左右の後輪14の中間に配置されたリアフアイナ
ルギア23に接続されてエンジン20からの駆動
力を後輪14に伝達可能である。また、サイドギ
ア21の前側には中間推進軸24を介して軸線平
行移動用の変換ギヤ30が接続され、その出力軸
は略車体中心線上に位置されるとともに、前輪推
進軸40を介して左右の前輪12の中間に配置さ
れた前輪デフ50に接続されてエンジン20から
の駆動力を前輪12に伝達可能である。
第2図に示すように、前輪推進軸40は、棒状
の軸部41の一端に中空でやや大径の前輪側連結
部42を備え、この前輪側連結部42は、内部に
形成された凹側スプライン形状42Aによつて前
輪デフ50の入力軸51の外側に形成された凸側
スプライン形状51Aに嵌合され、凸側スプライ
ン形状51Aを凹側スプライン形状42A内にい
つぱいまで軸方向の距離L1にわたつて嵌入され
ている。ここで、凸型スプライン形状51Aは軸
方向の中間部がやや膨らんだ断面円弧状に形成さ
れ、これにより前輪側連結部42と入力軸51と
はいわゆる球面ジヨイントとして構成されてお
り、前輪推進軸40と前輪デフ50とは回転方向
の駆動力を伝達可能かつ軸方向の変位を吸収可能
に連結されるとともに、ある程度の範囲内で相互
の軸線の曲がりを吸収可能である。
の軸部41の一端に中空でやや大径の前輪側連結
部42を備え、この前輪側連結部42は、内部に
形成された凹側スプライン形状42Aによつて前
輪デフ50の入力軸51の外側に形成された凸側
スプライン形状51Aに嵌合され、凸側スプライ
ン形状51Aを凹側スプライン形状42A内にい
つぱいまで軸方向の距離L1にわたつて嵌入され
ている。ここで、凸型スプライン形状51Aは軸
方向の中間部がやや膨らんだ断面円弧状に形成さ
れ、これにより前輪側連結部42と入力軸51と
はいわゆる球面ジヨイントとして構成されてお
り、前輪推進軸40と前輪デフ50とは回転方向
の駆動力を伝達可能かつ軸方向の変位を吸収可能
に連結されるとともに、ある程度の範囲内で相互
の軸線の曲がりを吸収可能である。
一方、前輪推進軸40は、軸部41の他端に前
輪側連結部42と同様であるが軸方向に長いエン
ジン側連結部43を備え、この前輪側連結部43
は、内部に形成された凹側スプライン形状43A
によつて変換ギア30の出力軸31の外側に形成
された凸側スプライン形状31Aに嵌合されてい
るとともに、凸型スプライン形状31Aを軸方向
の中間部がやや膨らんだ断面円弧状に形成されて
前輪側連結部42と同様な球面ジヨイントとして
構成されている。ここで、エンジン側連結部43
の凹側スプライン形状43Aは、出力軸31の凸
側スプライン形状31Aに比べて軸方向に長い距
離にわたつて形成され、前輪推進軸40は出力軸
31と嵌合した状態で距離L2>L1だけ軸方向に
変位可能である。
輪側連結部42と同様であるが軸方向に長いエン
ジン側連結部43を備え、この前輪側連結部43
は、内部に形成された凹側スプライン形状43A
によつて変換ギア30の出力軸31の外側に形成
された凸側スプライン形状31Aに嵌合されてい
るとともに、凸型スプライン形状31Aを軸方向
の中間部がやや膨らんだ断面円弧状に形成されて
前輪側連結部42と同様な球面ジヨイントとして
構成されている。ここで、エンジン側連結部43
の凹側スプライン形状43Aは、出力軸31の凸
側スプライン形状31Aに比べて軸方向に長い距
離にわたつて形成され、前輪推進軸40は出力軸
31と嵌合した状態で距離L2>L1だけ軸方向に
変位可能である。
また、エンジン側連結部43の内部には付勢手
段としての圧縮コイルばね44が設けられてい
る。この圧縮コイルばね44は、一端をエンジン
側連結部43内に嵌入された軸部41の先端に係
止されるとともに他端を変換ギヤ30の出力軸3
1の先端に当接可能とされ、前輪推進軸40と変
換ギヤ30とを互いに離隔する向きに付勢するよ
うに構成されている。
段としての圧縮コイルばね44が設けられてい
る。この圧縮コイルばね44は、一端をエンジン
側連結部43内に嵌入された軸部41の先端に係
止されるとともに他端を変換ギヤ30の出力軸3
1の先端に当接可能とされ、前輪推進軸40と変
換ギヤ30とを互いに離隔する向きに付勢するよ
うに構成されている。
このように構成された本実施例においては、次
のような手順で前輪推進軸40を取付ける。
のような手順で前輪推進軸40を取付ける。
すなわち、第3図Aのように、予め車体に変換
ギア30および前輪デフ50を固定しておき、前
輪推進軸40をやや傾斜させた状態でエンジン側
連結部43を出力軸31に合わせ、第3図Bのよ
うに、エンジン側連結部43と出力軸31とが嵌
合した状態からさらに圧縮コイルばね44に抗し
て変換ギア30側へ押し込み、距離L2以上移動
させて前輪推進軸40を変換ギア30側の移動限
界に保持する。続いて、第3図Cのように前輪側
連結部42と入力軸51との軸線を合わせ、これ
らを嵌合させたうえで前輪推進軸40を保持する
力を解除すれば、第3図Dのように前輪推進軸4
0は圧縮コイルばね44の付勢力により前輪デフ
50側に距離L1ほど移動して前輪デフ50側の
移動限界に保持される。このとき、エンジン側連
結部43と出力軸31とは距離L1<L2移動して
も嵌合を維持される。
ギア30および前輪デフ50を固定しておき、前
輪推進軸40をやや傾斜させた状態でエンジン側
連結部43を出力軸31に合わせ、第3図Bのよ
うに、エンジン側連結部43と出力軸31とが嵌
合した状態からさらに圧縮コイルばね44に抗し
て変換ギア30側へ押し込み、距離L2以上移動
させて前輪推進軸40を変換ギア30側の移動限
界に保持する。続いて、第3図Cのように前輪側
連結部42と入力軸51との軸線を合わせ、これ
らを嵌合させたうえで前輪推進軸40を保持する
力を解除すれば、第3図Dのように前輪推進軸4
0は圧縮コイルばね44の付勢力により前輪デフ
50側に距離L1ほど移動して前輪デフ50側の
移動限界に保持される。このとき、エンジン側連
結部43と出力軸31とは距離L1<L2移動して
も嵌合を維持される。
一方、取り外す際には、前輪推進軸40を圧縮
コイルばね44に抗してエンジン20側へ距離
L1以上移動させて前輪側連結部42と入力軸5
1とを分離し、前輪側連結部42を傾斜させた状
態で前輪デフ50側に距離L2以上移動させ、エ
ンジン側連結部43と出力軸31とを分離するこ
とにより前輪推進軸40を取り外す。
コイルばね44に抗してエンジン20側へ距離
L1以上移動させて前輪側連結部42と入力軸5
1とを分離し、前輪側連結部42を傾斜させた状
態で前輪デフ50側に距離L2以上移動させ、エ
ンジン側連結部43と出力軸31とを分離するこ
とにより前輪推進軸40を取り外す。
このような本実施例によれば、以下に示すよう
な効果がある。
な効果がある。
すなわち、出力軸31とエンジン側連結部43
との連結部分および前輪側連結部42と入力軸5
1との連結部分を各々スプライン嵌合としたた
め、エンジン20側の駆動力を円滑に前輪12側
に伝達できるとともに、ユニバーサルジヨイント
等を省略して前輪推進軸40を小型、軽量かつ安
価にできる。
との連結部分および前輪側連結部42と入力軸5
1との連結部分を各々スプライン嵌合としたた
め、エンジン20側の駆動力を円滑に前輪12側
に伝達できるとともに、ユニバーサルジヨイント
等を省略して前輪推進軸40を小型、軽量かつ安
価にできる。
また、エンジン側連結部43と出力軸31との
スプライン嵌合を維持したまま移動可能に形成し
たため、車体に変換ギア30および前輪デフ50
を固定した状態で前輪推進軸40を簡単に取付け
あるいは取り外すことができ、保守性および製造
時の作業性を向上することができる。
スプライン嵌合を維持したまま移動可能に形成し
たため、車体に変換ギア30および前輪デフ50
を固定した状態で前輪推進軸40を簡単に取付け
あるいは取り外すことができ、保守性および製造
時の作業性を向上することができる。
さらに、移動可能なスプライン嵌合を前輪推進
軸40の後端すなわちエンジン20側とし、通常
前輪12側に保持するとしたため、走行抵抗の大
きな荒地等の走行時などに急な制動を受けて前輪
12側に向かう強い慣性力を受けた場合でも前輪
推進軸40両端のスプライン嵌合がずれて伝達が
円滑でなくなるといつた不都合を回避できる。
軸40の後端すなわちエンジン20側とし、通常
前輪12側に保持するとしたため、走行抵抗の大
きな荒地等の走行時などに急な制動を受けて前輪
12側に向かう強い慣性力を受けた場合でも前輪
推進軸40両端のスプライン嵌合がずれて伝達が
円滑でなくなるといつた不都合を回避できる。
また、エンジン側連結部43には圧縮コイルば
ね44を設けて前輪推進軸40を前輪デフ50側
へ付勢するとしたため、前輪推進軸40は通常前
輪12側へ移動されて両端のスプライン嵌合を維
持できるとともに、保守作業時に前輪を上にして
車体を立て掛けた場合等でも不用意にエンジン2
0側へ移動することを防止できる。
ね44を設けて前輪推進軸40を前輪デフ50側
へ付勢するとしたため、前輪推進軸40は通常前
輪12側へ移動されて両端のスプライン嵌合を維
持できるとともに、保守作業時に前輪を上にして
車体を立て掛けた場合等でも不用意にエンジン2
0側へ移動することを防止できる。
ここで、車体を立て掛けた状態で前輪推進軸4
0を着脱する場合、前輪推進軸40を押し下げる
ように移動させればよく、車体が不安定にならな
いため作業を容易に行え、かつ四輪で設置した通
常の状態では車体前縁側から押し込むように前輪
推進軸40を後方へ移動させればよく、保守や組
み立ての作業性をより向上できる。
0を着脱する場合、前輪推進軸40を押し下げる
ように移動させればよく、車体が不安定にならな
いため作業を容易に行え、かつ四輪で設置した通
常の状態では車体前縁側から押し込むように前輪
推進軸40を後方へ移動させればよく、保守や組
み立ての作業性をより向上できる。
さらに、エンジン側連結部43と出力軸31と
のスプライン嵌合をある程度屈曲可能な球面ジヨ
イントとしたため、着脱時に前輪推進軸40を傾
斜させることで前輪側連結部42と入力軸51と
の衝突を回避できるうえ、前輪推進軸40を傾斜
させるために他のジヨイント等を必要とせず、構
造を簡単にでき、かつ伝達ロスを防止できる。
のスプライン嵌合をある程度屈曲可能な球面ジヨ
イントとしたため、着脱時に前輪推進軸40を傾
斜させることで前輪側連結部42と入力軸51と
の衝突を回避できるうえ、前輪推進軸40を傾斜
させるために他のジヨイント等を必要とせず、構
造を簡単にでき、かつ伝達ロスを防止できる。
また、エンジン側連結部43と出力軸31との
スプライン嵌合に加え、前輪側連結部42と入力
軸51とのスプライン嵌合もある程度屈曲可能な
球面ジヨイントとしたため、車体に予め固定され
た変換ギア30および前輪デフ50の位置精度が
多少ずれていても誤差を吸収でき、円滑かつ確実
な伝達が可能である。
スプライン嵌合に加え、前輪側連結部42と入力
軸51とのスプライン嵌合もある程度屈曲可能な
球面ジヨイントとしたため、車体に予め固定され
た変換ギア30および前輪デフ50の位置精度が
多少ずれていても誤差を吸収でき、円滑かつ確実
な伝達が可能である。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、以下に示すような変形をも含むものであ
る。
はなく、以下に示すような変形をも含むものであ
る。
すなわち、前輪推進軸40の両端のエンジン側
連結部43および前輪側連結部42に凹側スプラ
イン形状43A,42Aを設け、変換ギア30の
出力軸31および前輪デフ50の入力軸51に凸
側スプライン形状31A,51Aを設けてスプラ
イン嵌合を形成したが、スプライン形状の凹側お
よび凸側は実施にあたつて適宜選択してよい。
連結部43および前輪側連結部42に凹側スプラ
イン形状43A,42Aを設け、変換ギア30の
出力軸31および前輪デフ50の入力軸51に凸
側スプライン形状31A,51Aを設けてスプラ
イン嵌合を形成したが、スプライン形状の凹側お
よび凸側は実施にあたつて適宜選択してよい。
また、これらのスプライン嵌合は、凸側スプラ
イン形状31A,51A側を略円弧状としてある
程度屈曲可能な球面ジヨイントとしたが、これは
凹側スプライン形状43A,42A側を略円弧状
としてもよい。
イン形状31A,51A側を略円弧状としてある
程度屈曲可能な球面ジヨイントとしたが、これは
凹側スプライン形状43A,42A側を略円弧状
としてもよい。
しかし、屈曲性を考慮すると、互いにスプライ
ン嵌合する凹側および凸側のスプライン形状のう
ち、軸方向長さが短い側のスプライン形状を略円
弧状に形成することが望ましい。
ン嵌合する凹側および凸側のスプライン形状のう
ち、軸方向長さが短い側のスプライン形状を略円
弧状に形成することが望ましい。
また、加工の際の容易さを考慮すると、凸側の
スプライン形状を略円弧状に形成することが望ま
しい。
スプライン形状を略円弧状に形成することが望ま
しい。
これらのことから、前記実施例のように、凸側
スプライン形状31A,51A側を略円弧状とす
ることが望ましい。
スプライン形状31A,51A側を略円弧状とす
ることが望ましい。
一方、エンジン側連結部43側および前輪側連
結部42側の両方のスプライン嵌合を球面ジヨイ
ントとすることは必須ではなく、推進軸40の着
脱を考慮すれば、少なくとも軸方向に延長される
エンジン側のスプライン嵌合が球面ジヨイントで
あればよい。
結部42側の両方のスプライン嵌合を球面ジヨイ
ントとすることは必須ではなく、推進軸40の着
脱を考慮すれば、少なくとも軸方向に延長される
エンジン側のスプライン嵌合が球面ジヨイントで
あればよい。
また、前記実施例では、エンジン側連結部43
側の凹側スプライン形状43Aを延長し、凸側ス
プライン形状31Aと嵌合した状態で相対移動可
能としたが、これは出力軸31側の凸側スプライ
ン形状31Aを延長してもよい。
側の凹側スプライン形状43Aを延長し、凸側ス
プライン形状31Aと嵌合した状態で相対移動可
能としたが、これは出力軸31側の凸側スプライ
ン形状31Aを延長してもよい。
また、エンジン側連結部43と出力軸31との
間に介装した付勢手段としては、圧縮コイルばね
44に限らず圧縮性流体を封入したシリンダ等で
あつてもよく、実施にあたつて適宜選択すればよ
い。
間に介装した付勢手段としては、圧縮コイルばね
44に限らず圧縮性流体を封入したシリンダ等で
あつてもよく、実施にあたつて適宜選択すればよ
い。
さらに、圧縮コイルばね44を用いる場合、エ
ンジン側連結部43の内部に限らず、前輪推進軸
40の周囲に巻きつけるように配置して前輪推進
軸40および出力軸31に各々形成したフランジ
等で受けてもよく、この圧縮コイルばね44は出
力軸31側に配置するとしてもよい。
ンジン側連結部43の内部に限らず、前輪推進軸
40の周囲に巻きつけるように配置して前輪推進
軸40および出力軸31に各々形成したフランジ
等で受けてもよく、この圧縮コイルばね44は出
力軸31側に配置するとしてもよい。
また、前輪推進軸40は軸部41の両端に別部
材からなる前輪側連結部42およびエンジン側連
結部43を接続したものに限らず、軸部41の両
端に直接スプライン形状を形成してもよく、細部
の形状、材質等も本考案を実現する範囲内で適宜
変更してよい。
材からなる前輪側連結部42およびエンジン側連
結部43を接続したものに限らず、軸部41の両
端に直接スプライン形状を形成してもよく、細部
の形状、材質等も本考案を実現する範囲内で適宜
変更してよい。
以上に述べたように、本考案の小型四輪駆動車
の前輪推進軸によれば、小型、軽量で安価にでき
るとともに、組み立て時の作業性および保守性を
高めることができる。
の前輪推進軸によれば、小型、軽量で安価にでき
るとともに、組み立て時の作業性および保守性を
高めることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は前記実施例の要部を示す一部破断した上面
図、第3図は前記実施例の動作を示す模式図であ
る。 1……小型四輪駆動車、20……エンジン、3
0……エンジン側の変換ギア、31……出力軸、
31A,42A,43A,51A……凸側および
凹側のスプライン形状、40……前輪推進軸、4
2……前輪側連結部、43……エンジン側連結
部、44……付勢手段である圧縮コイルばね、5
0……前輪側伝達機構である前輪デフ、51……
入力軸。
図は前記実施例の要部を示す一部破断した上面
図、第3図は前記実施例の動作を示す模式図であ
る。 1……小型四輪駆動車、20……エンジン、3
0……エンジン側の変換ギア、31……出力軸、
31A,42A,43A,51A……凸側および
凹側のスプライン形状、40……前輪推進軸、4
2……前輪側連結部、43……エンジン側連結
部、44……付勢手段である圧縮コイルばね、5
0……前輪側伝達機構である前輪デフ、51……
入力軸。
Claims (1)
- 推進軸の一端に前輪側伝達機構の入力軸とスプ
ライン嵌合する前輪側連結部を設けるとともに他
端に車体略中央に配置されたエンジン側の出力軸
とスプライン嵌合するエンジン側連結部を設け、
このエンジン側連結部側または出力軸側の何れか
のスプライン形状を軸方向に延長して前記前輪側
連結部と入力軸との嵌合を解除可能な距離だけ推
進軸をエンジン側へ移動可能に構成するととも
に、前記エンジン側連結部と出力軸との間に介在
して推進軸を前記前輪側向きに付勢する付勢手段
を設け、前記エンジン側連結部側または出力軸側
の前記延長した側と反対側のスプライン形状を軸
方向の中間部がやや膨らんだ略円弧状に形成して
球面ジヨイントを構成したことを特徴とする小型
四輪駆動車の前輪推進軸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121218U JPH0528089Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987121218U JPH0528089Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6425924U JPS6425924U (ja) | 1989-02-14 |
| JPH0528089Y2 true JPH0528089Y2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=31368025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987121218U Expired - Lifetime JPH0528089Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528089Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854629B2 (ja) * | 1979-08-30 | 1983-12-06 | 株式会社村田製作所 | 重金属錯塩を含有する廃液の処理方法 |
| JPS58196233U (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | 本田技研工業株式会社 | シャフトドライブ式車両のドライブシャフト連結装置 |
| JPS59128930U (ja) * | 1983-02-18 | 1984-08-30 | 株式会社クボタ | 前輪駆動車の前輪推進軸用カツプリング構造 |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP1987121218U patent/JPH0528089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6425924U (ja) | 1989-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7029398B1 (en) | Flange yoke and companion flange supported on a splined shaft | |
| EP0286073B1 (en) | Suspension system in a motor vehicle body assembly adapted to be used in common for two-wheel-and four-wheel-steering vehicles | |
| US6892847B2 (en) | Saddle riding vehicle | |
| US3948337A (en) | Independent front suspension for front wheel drive | |
| JPH0528089Y2 (ja) | ||
| US5358066A (en) | Motor vehicle drive system | |
| AU2018231941C1 (en) | Modification of a two-wheel drive vehicle for improved ground clearance and/or traction | |
| US6182785B1 (en) | Dust cover structure for a power transmission member | |
| JP3750329B2 (ja) | トーションビーム式サスペンション | |
| JP3031028B2 (ja) | プロペラシャフト | |
| JPS6129544Y2 (ja) | ||
| JPS599979Y2 (ja) | 動力舵取装置 | |
| JPH0765627B2 (ja) | 車輌用伝動軸装置のカバー装置 | |
| EP0480887B1 (en) | A rear axle for transmitting the driving torque to the rear wheels of a motor vehicle with disengageable four-wheel drive | |
| JPS6467491A (en) | Steering gear for automobile | |
| JPH06135249A (ja) | 横置きエンジンタイプのミッドシップ四輪駆動車の駆動装置 | |
| JPH077608Y2 (ja) | 駆動シャフト | |
| JPH0448347Y2 (ja) | ||
| JPH0571438B2 (ja) | ||
| JP4323687B2 (ja) | アーティキュレート車両及びその組立方法 | |
| JPH025633B2 (ja) | ||
| JPS63270232A (ja) | 乗用トラクタ | |
| JPS6137151B2 (ja) | ||
| JP2592125Y2 (ja) | ユニバ−サルジョイント | |
| JPS61175173A (ja) | トラクタにおけるステアリング駆動装置 |