JPH0528196B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528196B2 JPH0528196B2 JP60158956A JP15895685A JPH0528196B2 JP H0528196 B2 JPH0528196 B2 JP H0528196B2 JP 60158956 A JP60158956 A JP 60158956A JP 15895685 A JP15895685 A JP 15895685A JP H0528196 B2 JPH0528196 B2 JP H0528196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithographic printing
- printing plate
- acid
- water
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
- B41N3/03—Chemical or electrical pretreatment
- B41N3/034—Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
〔発明の分野〕
本発明は平版印刷版用支持体に関するものであ
り、特に陽極酸化被膜上に改良された親水層を有
するアルミニウム板よりなる平版印刷版用支持体
に関するものである。 〔従来技術〕 従来、平版印刷版には、アルミニウム板上に感
光性組成物を薄層状に塗設した所謂PS版がある
が、上記のアルミニウム板は通常ブラシグレイン
法やボールグレイン法のごとき機械的な方法や電
解グレイン法のごとき電気化学的方法あるいは両
者を組合せた方法などの粗面化処理に付され、そ
の表面が梨地状にされたのち、酸またはアルカリ
等の水溶液によりエツチングされ、さらに陽極酸
化処理を経たのち所望により親水化処理が施され
て平版印刷版用支持体とされ、この支持体上に感
光層が設けられてPS板(平版印刷版)とされる。
このPS版は、通常、像露光、現像、修正、ガム
引き工程を施して平版印刷版とされ、これを印刷
機に取り付けて印刷する。 しかしながら上記の平版印刷版において、像露
光、現像して得られた平版印刷版の非画像部には
感光層中に含まれる物質が不可逆的に吸着し、非
画像部を汚染するため、修正工程で画像部と非画
像部の識別が困難であつたり、修正跡が明瞭に残
り不均一な版面となり、その程度がひどくなると
汚れとなるため印刷版として使用できなくなると
いう問題があつた。 これを改善するため、従来は、陽極酸化処理し
たアルミニウム支持体表面を、米国特許3181461
号明細書に記載されているようなアルカリ金属珪
酸塩中に浸漬する方法、米国特許3860426号明細
書に記載されているような、水溶性金属塩を含む
親水性セルロースを下塗りする方法、又は英国特
許2098627号に記載されているようなアリールス
ルホン酸ナトリウムを下塗りする方法等の処理が
施されている。このような処理を施すことによつ
て、上述した非画像部の汚染を防止して印刷版に
“汚れ”が生じないようにすることができるが、
その反面印刷物の耐刷性が、上記処理を施さない
場合の50〜80%に減少するという新たな問題を伴
なう欠点があつた。 また、従来は陽極酸化処理したアルミニウム支
持体表面に、特公昭44−6410号公報に記載されて
いるようなトリヒドロキシベンゾールカルボン酸
の薄層を設ける方法、又は特公昭41−14337号公
報に記載されているようなメリツト酸の薄層を設
ける方法、又は特公昭38−8907号公報に記載され
ているようなホスホン酸およびその誘導体よりな
る薄層を設ける方法等の処理を施すことによつて
画像部の密着性を良くすることも試みられたが、
その反面非画像部の汚れが、上記処理を施さない
場合に比べて著しく悪化するという新たな問題が
生じた。特にPS版を製造後、経時するにつれて
このような問題は顕著になる傾向があつた。 また従来の平版印刷版では、非画像部に付着し
たインキが迅速に除去されないために汚れを生じ
るという問題もあつた。 このように従来より、高耐刷力を有する平版印
刷版は非画像部が汚れ易く、逆に非画像部の汚れ
難い平版印刷版は耐刷力が低いという性質をもつ
ており、これら両者の性能を同時に改善させるこ
とは極めて困難であるとされていた。 〔発明の目的〕 したがつて本発明の目的は、画像部が支持体に
強固に密着し、しかも非画像部に付着したインキ
が迅速に除去され、非画像部に汚染を生じにくい
平版印刷版を得ることができるような平版印刷版
用支持体を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意検討
した結果本発明をなすに至つた。本発明は、陽極
酸化皮膜を有するアルミニウム板の該皮膜上に、
リン酸塩を含む親水層を設けたことを特徴とす
る、その上に感光層を設けて感光性平版印刷版を
得るのに適した平版印刷版用支持体である。本発
明に使用される好ましいリン酸塩は、周期表の
a、a、b、b、aまたは族の金属の
塩、またはアンモニウム塩である。 具体的には、NH4、Li、Be、B、Na、Mg、
Al、K、Ca、Mn、Fe、Co、Ni、Zn、Sr、Ba
等の塩またはこれらの2種以上を含む塩である。 特に分子量が1000以下のものが好ましい。分子
量が1000を越えると、層剥離を起しやすくなり、
好ましくない。好ましい親水性リン酸塩の具体例
としてはNH4H2PO4、(NH4)2HPO4、KH2PO4、
K2HPO4、ZnHPO4、NH4NaHPO4、
NH4KHPO4、NH4CaPO4、Al(H2PO4)3、Al2
(HPO4)3、MnHPO4、Mn(H2PO4)2、MnH3
(PO4)2、Co3(PO4)2、Ba(H2PO4)2、BaHPO4、
LiH2PO4、Li2HPO4、Be3(PO4)2、BPO4、Ni3
(PO4)2、Mg3(PO4)2、FeHPO4、Fe3(PO4)2、
Sr((H2PO4)2、SrHPO4等の第一、第二および第
三リン酸塩等が挙げられる。これらのうち特に好
ましいものはKH2PO4、NaH2PO4、NH4H2PO4
のような第一リン酸塩である。 以下、本発明について順を追つて詳しく説明す
る。 本発明において用いられるアルミニウム板はア
ルミニウム主成分とする純アルミニウムや微量の
異原子を含むアルミニウム合金等の板状体であ
る。このような異原子には、珪素、鉄、マンガ
ン、銅、マグネシウム、クロム、亜鉛、ビスマ
ス、ニツケル、チタンなどがある。これらの異原
子の含有率は一般に10重量%以下である。本発明
の支持体に好適なアルミニウムは純アルミニウム
であるが、完全に純粋なアルミニウムは、製練技
術上製造が困難であるので、できるだけ異原子を
含まないものがよい。このように本発明に適用さ
れるアルミニウム板は、その組成が特特定される
ものではなく従来公知、公用の素材のものを適宜
利用することができる。本発明に用いられるアル
ミニウム板の厚さは、およそ0.1mm〜0.5mm程度が
適当である。 アルミニウム板の陽極酸化するに先立ち、表面
の圧延油を除去するための、例えば界面活性剤又
はアルカリ性水溶液による脱脂処理、および砂目
立処理が所望により行なわれる。 砂目立て処理方法には、機械的に表面を粗面化
する方法、電気化学的に表面を溶解する方法及び
化学的に表面を選択溶解させる方法がある。機械
的に表面を粗面化する方法としては、ボール研摩
法、ブラシ研摩法、ブラスト研摩法、バフ研摩法
等と称せられる公知の方法を用いることができ
る。また電気化学的な粗面化法としては塩酸又は
硝酸電解液で交流又は直流により、行なう方法が
ある。また、特開昭54−63902号公報に開示され
ているように両者を組合せた方法も利用すること
ができる。 このように粗面化されたアルミニウム板は、必
要に応じてアルカリエツチング処理及び中和処理
される。 アルミニウム板の陽極酸化処理に用いられる電
解質としては硫酸、燐酸、蓚酸、クロム酸あるい
はそれらの混酸が用いられ、それらの電解質やそ
の濃度は電解質の種類によつて適宜決められる。
陽極酸化の処理条件は用いる電解質により種々変
わるので一概に特定し得ないが、一般的には電解
質の濃度が1〜80重量%溶液、液温は5〜70℃、
電流密度5〜60A/dm2、電圧1〜100V、電解
時間10秒〜50分の範囲が適当である。 陽極酸化被膜の量は0.1〜10g/m2が好適であ
るが、より好ましくは1〜6g/m2の範囲であ
る。上述の如き処理を施したアルミニウム板の陽
極酸化皮膜上に水又はメタノールなどの有機溶剤
に前記のリン酸塩を溶解させた溶液を塗布、乾燥
して親水層を設けることにより、本発明の平版印
刷版用支持体が得られる。 塗布液中のリン酸塩の濃度は0.001〜10重量%
が適当である。このとき、塗布液のPHは1〜13の
範囲にあるのが好ましい。また塗布液の温度は10
〜50℃の範囲が適当である。 塗布方法としては、浸漬塗布、回転塗布、スプ
レー塗布、カーテン塗布等のいずれの方法を用い
てもよい。塗布量は、乾燥後の被覆量で1〜100
mg/m2が好適であるが、より好ましくは5〜50
mg/m2の範囲である。上記の被覆量が1mg/m2よ
り少なくなると非画像部の汚れ防止効果がなくな
りまた、非画像部に付着したインキを除去するこ
とが難しくなる。他方100mg/m2より多くなると
感光層と支持体との密着性が劣化し、耐刷力の低
い平版印刷版しか得られなくなる。 このような親水層を設ける前又は後に、陽極酸
化されたアルミニウム板を米国特許第3181461号
に記載れているように、アルカリ金属シリケート
(例えば珪酸ソーダ)の水溶液で処理することが
できる。 このようにして得られた平版印刷版用支持体の
上に、従来より知られている感光層を設けて、感
光性平版印刷版を得ることができ、これを製版処
理して得た平版印刷版は、優れた性能を有してい
る。 上記の感光層の組成物としては、露光の前後で
現像液に対する溶解性又は膨潤性が変化するもの
であれば、いずれも使用できる。以下、その代表
的なものについて説明する。 ポジ作用型感光性ジアゾ化合物としては、特
公昭43−28403号公報に記載されているベンゾ
キノン−1,2−ジアジドスルホン酸クロリド
とポリヒドロキシフエニルとのエステル又はナ
フトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸クロ
リドとピロガロール−アセトン樹脂とのエステ
ルが最も好ましいものである。その他の比較的
好適なo−キノンジアジド化合物としては、米
国特許第3046120号及び同第3188210号の各明細
書中に記載されているベンゾキノン−1,2−
ジアジドスルホン酸クロリド又はナフトキノン
−1,2−ジアジドスルホン酸クロリドとフエ
ノールホルムアルデヒド樹脂とのエステルがあ
る。 o−キノンジアジド化合物は単独で感光層を
構成するが、アルカリ水に可溶な樹脂を結合剤
(バインダー)として併用してもよい。このア
ルカリ水に可溶性の樹脂としては、ノボラツク
樹脂があり、たとえばフエノールホルムアルデ
ヒド樹脂、クレゾールホルムアルデヒドド樹
脂、p−t−ブチルフエノールホルムアルデヒ
ド樹脂、フエノール変性キシレン樹脂、フエノ
ール変性キシレン・メジチレン樹脂などがあ
る。その他の有用なアルカリ水可溶性樹脂とし
てポリヒドロキシスチレン、ポリハロゲン化ヒ
ドロキシスチレン化(メタ)アクリル酸と他の
ビル化合物とのコポリマーを挙げることができ
る。 o−キノンジアジド化合物からなる感光層お
よびその現像液の更なる詳細は米国特許第
4259434号に記載されている。 ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光性組
成物。 ネガ作用型感光性ジアゾ化合物としては米国
特許第2063631号及び同第2667415号の各明細書
に開示されているジアゾニウム塩とアルドール
やアセタールのような反応性カルボニル基を含
有する有機縮合剤との反応生成物であるジフエ
ニルアミン−p−ジアゾニウム塩とホルムアル
デヒドとの縮合生成物(所謂感光性ジアゾ樹
脂)が好適に用いられる。その他の有用な縮合
ジアゾ化合物は米国特許第3679419号、英国特
許第1312925号、同1312926号の各明細書等に開
示されている。これらの型の感光性ジアゾ化合
物は、通常水溶性無機塩の型で得られ、従つて
水溶液から塗布することができる。又、これら
の水溶性ジアゾ化合物を英国特許第1280885号
明細書に開示された方法により1個又はそれ以
上のフエノール性水酸基、スルホン酸基又はそ
の両者を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応
させ、その反応生成物である実質的に水不溶性
の感光性ジアゾ樹脂を使用することもできる。 また、特開昭56−121031号公報に記載されて
いるようにヘキサフルオロ燐酸塩または、テト
ラフルオロ硼酸塩との反応生成物として使用す
ることもできる。 このほか、米国特許第1312925号明細書に記
載されているジアゾ樹脂も好ましい。 このようなジアゾ樹脂は、バインダーと共に
用いられる。好ましいバインダーは酸価10〜
200を有する有機高分子重合体であり、具体例
としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸またはマレイン酸を必須の重合成分として
含む共重合体、例えば米国特許第4123276号に
記されている様な2−ヒドロキシエチルアクリ
レートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、アクリロニトリルまたはメタクリロニト
リル、アクリル酸またはメタクリル酸および必
要に応じて更に他の共重合しうるモノマーとの
3元または4元共重合体、特開昭53−120903号
公報に記載されている様な末端がヒドロキシ基
であり、かつジカルボン酸エステル残基を含む
基でエステル化されたアクリル酸またはメタク
リル酸、アクリル酸またはメタクリル酸、およ
び必要に応じて更に他の共重合しうるモノマー
との共重合体、特開昭54−98614号公報に記載
されている様な芳香族性水酸基を末端に有する
単量体(例えばN−(4−ヒドロキシフエニル)
メタクリルアミドなど)、アクリル酸またはメ
タクリル酸、及び更に必要に応じて他の共重合
可能なモノマーの少なくとも1つとの共重合
体、特開昭56−4144号公報に記載されている様
なアルキルアクリレートまたはメタクリレー
ト、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリ
ル、および不飽和カルボン酸よりなる共重合体
が含まれる。また酸性ポリビニルアルコール誘
導体、酸性セルロース誘導体も有用である。 活性光線の照射により二量化を起す化合物を
含む組成物。例えばポリ桂皮酸ビニル、ポリビ
ニルシンナモイルエチルエーテル、ポリエチレ
ンシンナメートアクリレート、及びその共重合
体、ポリエチルシンナメートメタクリレート及
びその共重合体、ポリパラビニルフエニルシン
ナメート及びその共重合体、ポリビニルベンザ
ールアセトフエノン及びその誘導体、ポリビニ
ルシンナミリデンアセテート及びその誘導体、
アクリル酸アリルプレポリマー及びその誘導
体、パラフエニレンジアクリル酸とポリハイド
リツクアルコールから成るポリエステル樹脂の
誘導体で、例えば米国特許第3030208号明細書
に記載されているような化合物などがある。 活性光線の照射により重合反応を起す、いわ
ゆる共重合性組成物。例えば米国特許第
2760863号および同第3060023号明細書に記載の
2個又はそれ以上の末端エチレン基を有する付
加重合性不飽和化合物と光重合開始剤よりなる
組成物がある。 上記活性光線の照射により二量化する化合物お
よび重合反応する化合物には、更にバインダーと
しての樹脂、増感剤、熱重合防止剤、色素、可塑
剤などを含有させることができる。 上記の如き感光性組成物は、通常、水、有機溶
剤、又はこれらの混合物の溶液として、本発明に
よる支持体上に塗布し、乾燥されて感光性平版印
刷版が作成される。 感光性組成物の塗布量は、一般的に約0.1〜約
5.0g/m2が適当であり、約0.5〜約3.0g/m2がよ
り好ましい。 かくして得られる感光性平版印刷版はカーボン
アーク灯、キセノン灯、水銀灯、タングステン
灯、メタルハライドランプなどの如き活性光線を
含む光源により画像露光し、現像して平版印刷版
が得られる。 〔発明の効果〕 本発明により得られるアルミニウム支持体を用
いた平版印刷版は、従来のものに比べて高い印刷
力を与えると同時に非画像部が汚れにくいという
従来得られなかつた優れた性質を有している。 〔実施例〕 以下、本発明を実施例を用いて、より具体的に
説明する。なお、実施例中の「%」は、特に指定
のない限り「重量%」を示すものとする。 実施例 1 JIS1050アルミニウムシートをパミス−水懸濁
液を研摩剤として、回転ナイロンブラシで表面を
砂目立てした。このときの表面粗さ(中心線平均
粗さ)は0.5μであつた。水洗後、10%苛性ソーダ
水溶液を70℃に温めた溶液中に浸漬して、アルミ
ニウムの溶解量が6g/m2になるようにエツチン
グした。水洗後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬し
て中和し、十分水洗した。その後に、0.7%硝酸
水溶液中で、陽極時電圧13ボルト、陰極時電圧6
ボルトの短形波交番波形を用いて(特開昭52−
77702号公報実施例に記載されている電源波形)
20秒間電解粗面化を行ない、20%硫酸の50℃溶液
中に浸漬して表面を洗浄した後、水洗した。 さらに20%硫酸水溶液中で陽極酸化皮膜重量が
3.0g/m2となるように直流を用いて陽極酸化処
理を施して水洗、乾燥後、基板()を用意し
た。 このように処理された基板()の表面に下記
組成の溶液()を塗布し80℃、30秒間乾燥し
た。 乾燥後の被覆量は10mg/m2であつた。 溶液()第一リン酸アンモニウム 水 メチルアルコール 0.05g 49.95g 50g このようにして、基板()を作成した。 また基板()に、第一リン酸アンモニウムの
代わりに第一リン酸カリウムを用いた下記組成の
溶液()を塗布し、80℃、30秒間乾燥した。 被覆量は乾燥後10mg/m2であつた。 溶液()第一リン酸カリウム 水 メチルアルコール 0.05g 49.95g 50g このようにして、基板(()を作成した。 さらに比較のため、カルボキシメチルセルロー
ズ(分子量25000)又はポリビニルアルコール
(分子量10000)をそれぞれ水に溶解し、乾燥後の
被覆量が10mg/m2となるように基板()上に設
けて、それぞれ基板()、基板()を設けた。 このようにして作成した基板()〜()に
下記組成物を乾燥後の塗布重量が2.5g/m2とな
るように塗布しテ感光層を設けた。 組成ナフトキノン−1,2−ジアジド −5−スルホニルクロライドと ピロガロール、アセトン樹脂と のエステル化合物 (米国特許3635709号明細書 実施例1記載のもの) クレゾールノボラツク樹脂 オイルブルー#603 (オリエント化学製) エチレンジクロライド 2−メトキシエチルアセテート 0.75g 2.00g 0.04g 16g 12g このようにして作られた感光性平版印刷版を、
真空焼枠中で、透明ポジテイブフイルムを通して
1mの距離から3KWのメタルハライドランプによ
り、50秒間露光を行なつたのち、SiO2/Na2Oの
モル比が1.74の珪酸ナトリウムの5.26%水溶液
(PH=12.7)で現像した。 このように現像した後、十分水洗し、ガム引き
したのち、常法の手順で印刷した。このときの非
画像部の汚染と耐刷力を調べた結果を第1表に示
した。 第1表の結果から、本発明による支持体は比較
例のものに比べて耐刷力および非画像部の汚れの
いずれにおいても満足すべきものであることが判
る。
り、特に陽極酸化被膜上に改良された親水層を有
するアルミニウム板よりなる平版印刷版用支持体
に関するものである。 〔従来技術〕 従来、平版印刷版には、アルミニウム板上に感
光性組成物を薄層状に塗設した所謂PS版がある
が、上記のアルミニウム板は通常ブラシグレイン
法やボールグレイン法のごとき機械的な方法や電
解グレイン法のごとき電気化学的方法あるいは両
者を組合せた方法などの粗面化処理に付され、そ
の表面が梨地状にされたのち、酸またはアルカリ
等の水溶液によりエツチングされ、さらに陽極酸
化処理を経たのち所望により親水化処理が施され
て平版印刷版用支持体とされ、この支持体上に感
光層が設けられてPS板(平版印刷版)とされる。
このPS版は、通常、像露光、現像、修正、ガム
引き工程を施して平版印刷版とされ、これを印刷
機に取り付けて印刷する。 しかしながら上記の平版印刷版において、像露
光、現像して得られた平版印刷版の非画像部には
感光層中に含まれる物質が不可逆的に吸着し、非
画像部を汚染するため、修正工程で画像部と非画
像部の識別が困難であつたり、修正跡が明瞭に残
り不均一な版面となり、その程度がひどくなると
汚れとなるため印刷版として使用できなくなると
いう問題があつた。 これを改善するため、従来は、陽極酸化処理し
たアルミニウム支持体表面を、米国特許3181461
号明細書に記載されているようなアルカリ金属珪
酸塩中に浸漬する方法、米国特許3860426号明細
書に記載されているような、水溶性金属塩を含む
親水性セルロースを下塗りする方法、又は英国特
許2098627号に記載されているようなアリールス
ルホン酸ナトリウムを下塗りする方法等の処理が
施されている。このような処理を施すことによつ
て、上述した非画像部の汚染を防止して印刷版に
“汚れ”が生じないようにすることができるが、
その反面印刷物の耐刷性が、上記処理を施さない
場合の50〜80%に減少するという新たな問題を伴
なう欠点があつた。 また、従来は陽極酸化処理したアルミニウム支
持体表面に、特公昭44−6410号公報に記載されて
いるようなトリヒドロキシベンゾールカルボン酸
の薄層を設ける方法、又は特公昭41−14337号公
報に記載されているようなメリツト酸の薄層を設
ける方法、又は特公昭38−8907号公報に記載され
ているようなホスホン酸およびその誘導体よりな
る薄層を設ける方法等の処理を施すことによつて
画像部の密着性を良くすることも試みられたが、
その反面非画像部の汚れが、上記処理を施さない
場合に比べて著しく悪化するという新たな問題が
生じた。特にPS版を製造後、経時するにつれて
このような問題は顕著になる傾向があつた。 また従来の平版印刷版では、非画像部に付着し
たインキが迅速に除去されないために汚れを生じ
るという問題もあつた。 このように従来より、高耐刷力を有する平版印
刷版は非画像部が汚れ易く、逆に非画像部の汚れ
難い平版印刷版は耐刷力が低いという性質をもつ
ており、これら両者の性能を同時に改善させるこ
とは極めて困難であるとされていた。 〔発明の目的〕 したがつて本発明の目的は、画像部が支持体に
強固に密着し、しかも非画像部に付着したインキ
が迅速に除去され、非画像部に汚染を生じにくい
平版印刷版を得ることができるような平版印刷版
用支持体を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意検討
した結果本発明をなすに至つた。本発明は、陽極
酸化皮膜を有するアルミニウム板の該皮膜上に、
リン酸塩を含む親水層を設けたことを特徴とす
る、その上に感光層を設けて感光性平版印刷版を
得るのに適した平版印刷版用支持体である。本発
明に使用される好ましいリン酸塩は、周期表の
a、a、b、b、aまたは族の金属の
塩、またはアンモニウム塩である。 具体的には、NH4、Li、Be、B、Na、Mg、
Al、K、Ca、Mn、Fe、Co、Ni、Zn、Sr、Ba
等の塩またはこれらの2種以上を含む塩である。 特に分子量が1000以下のものが好ましい。分子
量が1000を越えると、層剥離を起しやすくなり、
好ましくない。好ましい親水性リン酸塩の具体例
としてはNH4H2PO4、(NH4)2HPO4、KH2PO4、
K2HPO4、ZnHPO4、NH4NaHPO4、
NH4KHPO4、NH4CaPO4、Al(H2PO4)3、Al2
(HPO4)3、MnHPO4、Mn(H2PO4)2、MnH3
(PO4)2、Co3(PO4)2、Ba(H2PO4)2、BaHPO4、
LiH2PO4、Li2HPO4、Be3(PO4)2、BPO4、Ni3
(PO4)2、Mg3(PO4)2、FeHPO4、Fe3(PO4)2、
Sr((H2PO4)2、SrHPO4等の第一、第二および第
三リン酸塩等が挙げられる。これらのうち特に好
ましいものはKH2PO4、NaH2PO4、NH4H2PO4
のような第一リン酸塩である。 以下、本発明について順を追つて詳しく説明す
る。 本発明において用いられるアルミニウム板はア
ルミニウム主成分とする純アルミニウムや微量の
異原子を含むアルミニウム合金等の板状体であ
る。このような異原子には、珪素、鉄、マンガ
ン、銅、マグネシウム、クロム、亜鉛、ビスマ
ス、ニツケル、チタンなどがある。これらの異原
子の含有率は一般に10重量%以下である。本発明
の支持体に好適なアルミニウムは純アルミニウム
であるが、完全に純粋なアルミニウムは、製練技
術上製造が困難であるので、できるだけ異原子を
含まないものがよい。このように本発明に適用さ
れるアルミニウム板は、その組成が特特定される
ものではなく従来公知、公用の素材のものを適宜
利用することができる。本発明に用いられるアル
ミニウム板の厚さは、およそ0.1mm〜0.5mm程度が
適当である。 アルミニウム板の陽極酸化するに先立ち、表面
の圧延油を除去するための、例えば界面活性剤又
はアルカリ性水溶液による脱脂処理、および砂目
立処理が所望により行なわれる。 砂目立て処理方法には、機械的に表面を粗面化
する方法、電気化学的に表面を溶解する方法及び
化学的に表面を選択溶解させる方法がある。機械
的に表面を粗面化する方法としては、ボール研摩
法、ブラシ研摩法、ブラスト研摩法、バフ研摩法
等と称せられる公知の方法を用いることができ
る。また電気化学的な粗面化法としては塩酸又は
硝酸電解液で交流又は直流により、行なう方法が
ある。また、特開昭54−63902号公報に開示され
ているように両者を組合せた方法も利用すること
ができる。 このように粗面化されたアルミニウム板は、必
要に応じてアルカリエツチング処理及び中和処理
される。 アルミニウム板の陽極酸化処理に用いられる電
解質としては硫酸、燐酸、蓚酸、クロム酸あるい
はそれらの混酸が用いられ、それらの電解質やそ
の濃度は電解質の種類によつて適宜決められる。
陽極酸化の処理条件は用いる電解質により種々変
わるので一概に特定し得ないが、一般的には電解
質の濃度が1〜80重量%溶液、液温は5〜70℃、
電流密度5〜60A/dm2、電圧1〜100V、電解
時間10秒〜50分の範囲が適当である。 陽極酸化被膜の量は0.1〜10g/m2が好適であ
るが、より好ましくは1〜6g/m2の範囲であ
る。上述の如き処理を施したアルミニウム板の陽
極酸化皮膜上に水又はメタノールなどの有機溶剤
に前記のリン酸塩を溶解させた溶液を塗布、乾燥
して親水層を設けることにより、本発明の平版印
刷版用支持体が得られる。 塗布液中のリン酸塩の濃度は0.001〜10重量%
が適当である。このとき、塗布液のPHは1〜13の
範囲にあるのが好ましい。また塗布液の温度は10
〜50℃の範囲が適当である。 塗布方法としては、浸漬塗布、回転塗布、スプ
レー塗布、カーテン塗布等のいずれの方法を用い
てもよい。塗布量は、乾燥後の被覆量で1〜100
mg/m2が好適であるが、より好ましくは5〜50
mg/m2の範囲である。上記の被覆量が1mg/m2よ
り少なくなると非画像部の汚れ防止効果がなくな
りまた、非画像部に付着したインキを除去するこ
とが難しくなる。他方100mg/m2より多くなると
感光層と支持体との密着性が劣化し、耐刷力の低
い平版印刷版しか得られなくなる。 このような親水層を設ける前又は後に、陽極酸
化されたアルミニウム板を米国特許第3181461号
に記載れているように、アルカリ金属シリケート
(例えば珪酸ソーダ)の水溶液で処理することが
できる。 このようにして得られた平版印刷版用支持体の
上に、従来より知られている感光層を設けて、感
光性平版印刷版を得ることができ、これを製版処
理して得た平版印刷版は、優れた性能を有してい
る。 上記の感光層の組成物としては、露光の前後で
現像液に対する溶解性又は膨潤性が変化するもの
であれば、いずれも使用できる。以下、その代表
的なものについて説明する。 ポジ作用型感光性ジアゾ化合物としては、特
公昭43−28403号公報に記載されているベンゾ
キノン−1,2−ジアジドスルホン酸クロリド
とポリヒドロキシフエニルとのエステル又はナ
フトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸クロ
リドとピロガロール−アセトン樹脂とのエステ
ルが最も好ましいものである。その他の比較的
好適なo−キノンジアジド化合物としては、米
国特許第3046120号及び同第3188210号の各明細
書中に記載されているベンゾキノン−1,2−
ジアジドスルホン酸クロリド又はナフトキノン
−1,2−ジアジドスルホン酸クロリドとフエ
ノールホルムアルデヒド樹脂とのエステルがあ
る。 o−キノンジアジド化合物は単独で感光層を
構成するが、アルカリ水に可溶な樹脂を結合剤
(バインダー)として併用してもよい。このア
ルカリ水に可溶性の樹脂としては、ノボラツク
樹脂があり、たとえばフエノールホルムアルデ
ヒド樹脂、クレゾールホルムアルデヒドド樹
脂、p−t−ブチルフエノールホルムアルデヒ
ド樹脂、フエノール変性キシレン樹脂、フエノ
ール変性キシレン・メジチレン樹脂などがあ
る。その他の有用なアルカリ水可溶性樹脂とし
てポリヒドロキシスチレン、ポリハロゲン化ヒ
ドロキシスチレン化(メタ)アクリル酸と他の
ビル化合物とのコポリマーを挙げることができ
る。 o−キノンジアジド化合物からなる感光層お
よびその現像液の更なる詳細は米国特許第
4259434号に記載されている。 ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光性組
成物。 ネガ作用型感光性ジアゾ化合物としては米国
特許第2063631号及び同第2667415号の各明細書
に開示されているジアゾニウム塩とアルドール
やアセタールのような反応性カルボニル基を含
有する有機縮合剤との反応生成物であるジフエ
ニルアミン−p−ジアゾニウム塩とホルムアル
デヒドとの縮合生成物(所謂感光性ジアゾ樹
脂)が好適に用いられる。その他の有用な縮合
ジアゾ化合物は米国特許第3679419号、英国特
許第1312925号、同1312926号の各明細書等に開
示されている。これらの型の感光性ジアゾ化合
物は、通常水溶性無機塩の型で得られ、従つて
水溶液から塗布することができる。又、これら
の水溶性ジアゾ化合物を英国特許第1280885号
明細書に開示された方法により1個又はそれ以
上のフエノール性水酸基、スルホン酸基又はそ
の両者を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応
させ、その反応生成物である実質的に水不溶性
の感光性ジアゾ樹脂を使用することもできる。 また、特開昭56−121031号公報に記載されて
いるようにヘキサフルオロ燐酸塩または、テト
ラフルオロ硼酸塩との反応生成物として使用す
ることもできる。 このほか、米国特許第1312925号明細書に記
載されているジアゾ樹脂も好ましい。 このようなジアゾ樹脂は、バインダーと共に
用いられる。好ましいバインダーは酸価10〜
200を有する有機高分子重合体であり、具体例
としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸またはマレイン酸を必須の重合成分として
含む共重合体、例えば米国特許第4123276号に
記されている様な2−ヒドロキシエチルアクリ
レートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、アクリロニトリルまたはメタクリロニト
リル、アクリル酸またはメタクリル酸および必
要に応じて更に他の共重合しうるモノマーとの
3元または4元共重合体、特開昭53−120903号
公報に記載されている様な末端がヒドロキシ基
であり、かつジカルボン酸エステル残基を含む
基でエステル化されたアクリル酸またはメタク
リル酸、アクリル酸またはメタクリル酸、およ
び必要に応じて更に他の共重合しうるモノマー
との共重合体、特開昭54−98614号公報に記載
されている様な芳香族性水酸基を末端に有する
単量体(例えばN−(4−ヒドロキシフエニル)
メタクリルアミドなど)、アクリル酸またはメ
タクリル酸、及び更に必要に応じて他の共重合
可能なモノマーの少なくとも1つとの共重合
体、特開昭56−4144号公報に記載されている様
なアルキルアクリレートまたはメタクリレー
ト、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリ
ル、および不飽和カルボン酸よりなる共重合体
が含まれる。また酸性ポリビニルアルコール誘
導体、酸性セルロース誘導体も有用である。 活性光線の照射により二量化を起す化合物を
含む組成物。例えばポリ桂皮酸ビニル、ポリビ
ニルシンナモイルエチルエーテル、ポリエチレ
ンシンナメートアクリレート、及びその共重合
体、ポリエチルシンナメートメタクリレート及
びその共重合体、ポリパラビニルフエニルシン
ナメート及びその共重合体、ポリビニルベンザ
ールアセトフエノン及びその誘導体、ポリビニ
ルシンナミリデンアセテート及びその誘導体、
アクリル酸アリルプレポリマー及びその誘導
体、パラフエニレンジアクリル酸とポリハイド
リツクアルコールから成るポリエステル樹脂の
誘導体で、例えば米国特許第3030208号明細書
に記載されているような化合物などがある。 活性光線の照射により重合反応を起す、いわ
ゆる共重合性組成物。例えば米国特許第
2760863号および同第3060023号明細書に記載の
2個又はそれ以上の末端エチレン基を有する付
加重合性不飽和化合物と光重合開始剤よりなる
組成物がある。 上記活性光線の照射により二量化する化合物お
よび重合反応する化合物には、更にバインダーと
しての樹脂、増感剤、熱重合防止剤、色素、可塑
剤などを含有させることができる。 上記の如き感光性組成物は、通常、水、有機溶
剤、又はこれらの混合物の溶液として、本発明に
よる支持体上に塗布し、乾燥されて感光性平版印
刷版が作成される。 感光性組成物の塗布量は、一般的に約0.1〜約
5.0g/m2が適当であり、約0.5〜約3.0g/m2がよ
り好ましい。 かくして得られる感光性平版印刷版はカーボン
アーク灯、キセノン灯、水銀灯、タングステン
灯、メタルハライドランプなどの如き活性光線を
含む光源により画像露光し、現像して平版印刷版
が得られる。 〔発明の効果〕 本発明により得られるアルミニウム支持体を用
いた平版印刷版は、従来のものに比べて高い印刷
力を与えると同時に非画像部が汚れにくいという
従来得られなかつた優れた性質を有している。 〔実施例〕 以下、本発明を実施例を用いて、より具体的に
説明する。なお、実施例中の「%」は、特に指定
のない限り「重量%」を示すものとする。 実施例 1 JIS1050アルミニウムシートをパミス−水懸濁
液を研摩剤として、回転ナイロンブラシで表面を
砂目立てした。このときの表面粗さ(中心線平均
粗さ)は0.5μであつた。水洗後、10%苛性ソーダ
水溶液を70℃に温めた溶液中に浸漬して、アルミ
ニウムの溶解量が6g/m2になるようにエツチン
グした。水洗後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬し
て中和し、十分水洗した。その後に、0.7%硝酸
水溶液中で、陽極時電圧13ボルト、陰極時電圧6
ボルトの短形波交番波形を用いて(特開昭52−
77702号公報実施例に記載されている電源波形)
20秒間電解粗面化を行ない、20%硫酸の50℃溶液
中に浸漬して表面を洗浄した後、水洗した。 さらに20%硫酸水溶液中で陽極酸化皮膜重量が
3.0g/m2となるように直流を用いて陽極酸化処
理を施して水洗、乾燥後、基板()を用意し
た。 このように処理された基板()の表面に下記
組成の溶液()を塗布し80℃、30秒間乾燥し
た。 乾燥後の被覆量は10mg/m2であつた。 溶液()第一リン酸アンモニウム 水 メチルアルコール 0.05g 49.95g 50g このようにして、基板()を作成した。 また基板()に、第一リン酸アンモニウムの
代わりに第一リン酸カリウムを用いた下記組成の
溶液()を塗布し、80℃、30秒間乾燥した。 被覆量は乾燥後10mg/m2であつた。 溶液()第一リン酸カリウム 水 メチルアルコール 0.05g 49.95g 50g このようにして、基板(()を作成した。 さらに比較のため、カルボキシメチルセルロー
ズ(分子量25000)又はポリビニルアルコール
(分子量10000)をそれぞれ水に溶解し、乾燥後の
被覆量が10mg/m2となるように基板()上に設
けて、それぞれ基板()、基板()を設けた。 このようにして作成した基板()〜()に
下記組成物を乾燥後の塗布重量が2.5g/m2とな
るように塗布しテ感光層を設けた。 組成ナフトキノン−1,2−ジアジド −5−スルホニルクロライドと ピロガロール、アセトン樹脂と のエステル化合物 (米国特許3635709号明細書 実施例1記載のもの) クレゾールノボラツク樹脂 オイルブルー#603 (オリエント化学製) エチレンジクロライド 2−メトキシエチルアセテート 0.75g 2.00g 0.04g 16g 12g このようにして作られた感光性平版印刷版を、
真空焼枠中で、透明ポジテイブフイルムを通して
1mの距離から3KWのメタルハライドランプによ
り、50秒間露光を行なつたのち、SiO2/Na2Oの
モル比が1.74の珪酸ナトリウムの5.26%水溶液
(PH=12.7)で現像した。 このように現像した後、十分水洗し、ガム引き
したのち、常法の手順で印刷した。このときの非
画像部の汚染と耐刷力を調べた結果を第1表に示
した。 第1表の結果から、本発明による支持体は比較
例のものに比べて耐刷力および非画像部の汚れの
いずれにおいても満足すべきものであることが判
る。
【表】
○…湿し水の量を絞つても全く汚れなし。
×…湿し水の量を絞ると汚れが発生する。
実施例 2 JIS1050アルミニウムシートをパミス−水懸濁
液を研摩剤として、回転ナイロンブラシで表面を
砂目立てした。このときの表面粗さ(中心線平均
粗さ)は0.5μであつた。水洗後、10%苛性ソーダ
水溶液を70℃に温めた溶液中に浸漬して、アルミ
ニウムの溶解量が6g/m2になるようにエツチン
グした。水洗後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬し
て中和し、十分水洗した。その後に、0.7%硝酸
水溶液中で、陽極時電圧13ボルト、陰極時電圧6
ボルトの短形波交番波形を用いて(特開昭52−
77702号公報実施例に記載されている電源波形)
20秒間電解粗面化を行ない、20%硫酸の50℃溶液
中に浸漬して表面を洗浄した後、水洗した。 さらに20%硫酸水溶液中で陽極酸化皮膜重量が
1.5g/m2となるように直流を用いて陽極酸化処
理したのち、水洗し、2%珪酸ナトリウム水溶液
に70℃で1分間浸漬し、水洗、乾燥して支持体
()を用意した。 このように処理された基板()の表面に実施
例1で使用した溶液()を塗布し80℃、30秒間
乾燥した。 乾燥後の被覆量は、10mg/m2であつた。 このようにして基板()を作成した。 また基板()に実施例1で使用した溶液
()を塗布し80℃、30秒間乾燥した。 被覆量は乾燥後10mg/m2であつた。 このようにして基板()を作成した。 さらに比較のため、カルボキシメチルセルロー
ス(分子量25000)又はポリビルアルコール(分
子量10000)をそれぞれ水に溶解し、乾燥後の被
覆量が10mg/m2となるように基板()上に設け
て、それぞれ基板()、基板()を作成した。 のようにして作成した基板()〜()に下
記組成物を乾燥後の塗布重量が2.5g/m2となる
ように塗布して感光層を設けた。 感光液 〔N−(4−ヒドロキシフエニル)メタクリル
アミド/2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト/アクリロニトリル/メチルメタクリレー
ト/メタクリル酸(=15:10:30:38:7モル
比)共重合体(平均分子量60000) ……5.0g 4ジアゾジフエニルアミンとホルムアルデヒド
の縮合物の六弗化燐酸塩 ……0.5g 亜燐酸 ……0.05g ビクトリアピユアーブルーBOH(保土ケ谷化学
(株)社製) ……0.1g 2−メトキシエタノール ……100g このようにして作られた感光性平版印刷版を、
真空焼枠中で、透明ネガテイブフイルムを通し
て、1mの距離から3KWのメタルハライドランプ
により50秒間露光を行なつたのち、下記組成の現
像液で現像し、アラビアガムが水溶液でガム引き
して平版印刷版とした。 現像液 〔亜硫酸ナトリウム ……5g ベンジルアルコール ……30g 炭酸ナトリウム ……5g イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム
……12g 純 水 ……1000g このようにして製版された印刷版を、通常の手
順で印刷した。 このときの非画像部の汚れと耐刷力を調べた結
果を第2表に示した。 第2表の結果から、本発明による支持体は、比
較例のものに比べて耐刷力および非画像部の汚れ
のいずれにおいても満足すべきものであることが
判る。
×…湿し水の量を絞ると汚れが発生する。
実施例 2 JIS1050アルミニウムシートをパミス−水懸濁
液を研摩剤として、回転ナイロンブラシで表面を
砂目立てした。このときの表面粗さ(中心線平均
粗さ)は0.5μであつた。水洗後、10%苛性ソーダ
水溶液を70℃に温めた溶液中に浸漬して、アルミ
ニウムの溶解量が6g/m2になるようにエツチン
グした。水洗後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬し
て中和し、十分水洗した。その後に、0.7%硝酸
水溶液中で、陽極時電圧13ボルト、陰極時電圧6
ボルトの短形波交番波形を用いて(特開昭52−
77702号公報実施例に記載されている電源波形)
20秒間電解粗面化を行ない、20%硫酸の50℃溶液
中に浸漬して表面を洗浄した後、水洗した。 さらに20%硫酸水溶液中で陽極酸化皮膜重量が
1.5g/m2となるように直流を用いて陽極酸化処
理したのち、水洗し、2%珪酸ナトリウム水溶液
に70℃で1分間浸漬し、水洗、乾燥して支持体
()を用意した。 このように処理された基板()の表面に実施
例1で使用した溶液()を塗布し80℃、30秒間
乾燥した。 乾燥後の被覆量は、10mg/m2であつた。 このようにして基板()を作成した。 また基板()に実施例1で使用した溶液
()を塗布し80℃、30秒間乾燥した。 被覆量は乾燥後10mg/m2であつた。 このようにして基板()を作成した。 さらに比較のため、カルボキシメチルセルロー
ス(分子量25000)又はポリビルアルコール(分
子量10000)をそれぞれ水に溶解し、乾燥後の被
覆量が10mg/m2となるように基板()上に設け
て、それぞれ基板()、基板()を作成した。 のようにして作成した基板()〜()に下
記組成物を乾燥後の塗布重量が2.5g/m2となる
ように塗布して感光層を設けた。 感光液 〔N−(4−ヒドロキシフエニル)メタクリル
アミド/2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト/アクリロニトリル/メチルメタクリレー
ト/メタクリル酸(=15:10:30:38:7モル
比)共重合体(平均分子量60000) ……5.0g 4ジアゾジフエニルアミンとホルムアルデヒド
の縮合物の六弗化燐酸塩 ……0.5g 亜燐酸 ……0.05g ビクトリアピユアーブルーBOH(保土ケ谷化学
(株)社製) ……0.1g 2−メトキシエタノール ……100g このようにして作られた感光性平版印刷版を、
真空焼枠中で、透明ネガテイブフイルムを通し
て、1mの距離から3KWのメタルハライドランプ
により50秒間露光を行なつたのち、下記組成の現
像液で現像し、アラビアガムが水溶液でガム引き
して平版印刷版とした。 現像液 〔亜硫酸ナトリウム ……5g ベンジルアルコール ……30g 炭酸ナトリウム ……5g イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム
……12g 純 水 ……1000g このようにして製版された印刷版を、通常の手
順で印刷した。 このときの非画像部の汚れと耐刷力を調べた結
果を第2表に示した。 第2表の結果から、本発明による支持体は、比
較例のものに比べて耐刷力および非画像部の汚れ
のいずれにおいても満足すべきものであることが
判る。
【表】
○…湿し水の量を絞つても全く汚れなし。
×…湿し水の量を絞ると汚れが発生する。
×…湿し水の量を絞ると汚れが発生する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陽極酸化被膜を有するアルミニウム板の該被
膜上に、リン酸塩を含む親水層を設けたことを特
徴とする、その上に感光層を設けて感光性平版印
刷版を得るのに適した平版印刷版用支持体。 2 リン酸塩が周期表のa、a、b、
b、aまたは族の金属の塩、またはアンモニ
ウム塩である特許請求の範囲第1項記載の平版印
刷版用支持体。 3 リン酸塩の分子量が、1000以下である特許請
求の範囲第1項記載の平版印刷版用支持体。 4 親水層の被覆量が、1〜100mg/m2である特
許請求の範囲第1項記載の平版印刷版用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15895685A JPS6219494A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 平版印刷版用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15895685A JPS6219494A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 平版印刷版用支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219494A JPS6219494A (ja) | 1987-01-28 |
| JPH0528196B2 true JPH0528196B2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=15683015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15895685A Granted JPS6219494A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | 平版印刷版用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219494A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4242395A1 (en) | 2022-03-01 | 2023-09-13 | Chih-Cheng Lin | Anti-cracking assembly structure for door and window corner wall and anti-cracking component thereof |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0790669B2 (ja) * | 1986-03-19 | 1995-10-04 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 平版印刷版用支持体の製造方法 |
| JP2944296B2 (ja) | 1992-04-06 | 1999-08-30 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性平版印刷版の製造方法 |
| US5773194A (en) | 1995-09-08 | 1998-06-30 | Konica Corporation | Light sensitive composition, presensitized lithographic printing plate and image forming method employing the printing plate |
| JP4522615B2 (ja) * | 2001-06-25 | 2010-08-11 | 三菱アルミニウム株式会社 | 表面処理アルミニウム材及びアルミニウム成形体 |
| DE602005007427D1 (de) | 2004-07-20 | 2008-07-24 | Fujifilm Corp | Bilderzeugendes Material |
| JP4410714B2 (ja) | 2004-08-13 | 2010-02-03 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版用支持体の製造方法 |
| JP2006062188A (ja) | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 色画像形成材料及び平版印刷版原版 |
| US20060150846A1 (en) | 2004-12-13 | 2006-07-13 | Fuji Photo Film Co. Ltd | Lithographic printing method |
| EP1712368B1 (en) | 2005-04-13 | 2008-05-14 | FUJIFILM Corporation | Method of manufacturing a support for a lithographic printing plate |
| JP5451965B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2014-03-26 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金用表面処理剤 |
| JP2008230024A (ja) | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Fujifilm Corp | 平版印刷版原版および平版印刷版の作製方法 |
| JP2009208140A (ja) | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Fujifilm Corp | 平版印刷版用アルミニウム合金板の製造方法、ならびに該製造方法により得られる平版印刷版用アルミニウム合金板および平版印刷版用支持体 |
| US20090260531A1 (en) | 2008-04-18 | 2009-10-22 | Fujifilm Corporation | Aluminum alloy plate for lithographic printing plate, lithographic printing plate support, presensitized plate, method of manufacturing aluminum alloy plate for lithographic printing plate and method of manufacturing lithographic printing plate support |
| JP5296434B2 (ja) | 2008-07-16 | 2013-09-25 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷版用原版 |
| CN102548769B (zh) | 2009-09-24 | 2015-08-12 | 富士胶片株式会社 | 平版印刷版原版 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5134007A (ja) * | 1974-09-12 | 1976-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Insatsubanyoshijitainosetozohoho |
| JPS55105581A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | Protecting agent for surface of form for lithographic printing |
| JPS5573590A (en) * | 1978-11-29 | 1980-06-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | Protective agent for planographic printing plate |
| JPS5519504A (en) * | 1978-06-23 | 1980-02-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | Lithoprinting plate protective agent |
| JPS555829A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Surface protective agent for flat printing plate |
| US4213887A (en) * | 1979-07-16 | 1980-07-22 | American Hoechst Corporation | Lithographic plate finisher |
| DE3006094A1 (de) * | 1980-02-19 | 1981-08-20 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zum konservieren von flachdruckformen |
| DE3126636A1 (de) * | 1981-07-06 | 1983-01-27 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Hydrophilierte traegermaterialien fuer offsetdruckplatten, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| DE3126626A1 (de) * | 1981-07-06 | 1983-01-20 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Hydrophilierte traegermaterialien fuer offsetdruckplatten, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| JPS58128898A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | オフセツトマスタ−用親水化処理液 |
| JPS58140299A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | オフセツトマスタ−用親水化処理液 |
| JPS58193194A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用版画保護剤 |
| JPS58215399A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | オフセツトマスタ−用親水化処理液 |
| JPS5929198A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用版面保護剤 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP15895685A patent/JPS6219494A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4242395A1 (en) | 2022-03-01 | 2023-09-13 | Chih-Cheng Lin | Anti-cracking assembly structure for door and window corner wall and anti-cracking component thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6219494A (ja) | 1987-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0532238B2 (ja) | ||
| JPH0694234B2 (ja) | 感光性平版印刷版 | |
| JPH0528196B2 (ja) | ||
| EP0149490B1 (en) | Presensitized plate having an anodized aluminum base with an improved hydrophilic layer | |
| JPH04282637A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
| JPH01150583A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPH0448640B2 (ja) | ||
| JP3442875B2 (ja) | 感光性平版印刷版 | |
| JPH03261592A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
| JPH062436B2 (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPS63202497A (ja) | 感光性平版印刷版用支持体の製造方法 | |
| JPH0472719B2 (ja) | ||
| JPH0513078B2 (ja) | ||
| JPH062435B2 (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPH062434B2 (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPS6356498A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPS6297892A (ja) | 平版印刷版用支持体 | |
| JPH0526678B2 (ja) | ||
| JPH0635215B2 (ja) | 平版印刷版用支持体の製造方法 | |
| JPH03215095A (ja) | 感光性平版印刷版 | |
| JPH028919B2 (ja) | ||
| JPS63107591A (ja) | 平版印刷版用支持体の製造方法 | |
| JPH0370639B2 (ja) | ||
| JPH0347196B2 (ja) | ||
| JPS6330296A (ja) | 感光性平版印刷版用支持体の製造方法 |