JPH05288089A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの制御装置Info
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- JPH05288089A JPH05288089A JP4116671A JP11667192A JPH05288089A JP H05288089 A JPH05288089 A JP H05288089A JP 4116671 A JP4116671 A JP 4116671A JP 11667192 A JP11667192 A JP 11667192A JP H05288089 A JPH05288089 A JP H05288089A
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- engine
- intake
- switching
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- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変バルブタイミング機構や可変吸気機構を
備えた過給機付エンジンにおいて、運転全域にわたって
出力向上をはかり、かつターボチャージャの切替時のト
ルクショックを低減する。 【構成】 主ターボチャージャ7のみの過給作動時と
主、副双方のターボチャージャ7、8による過給作動時
とで可変バルブタイミング機構71によるバルブタイミ
ングを変化させるとともに、主ターボチャージャ7のみ
の過給作動から主、副双方のターボチャージャ7、8に
よる過給作動への切替時に、エンジン出力を高める方向
に可変バルブタイミング機構71の切替指令を行う第1
の条件切替指令手段70を設ける。
備えた過給機付エンジンにおいて、運転全域にわたって
出力向上をはかり、かつターボチャージャの切替時のト
ルクショックを低減する。 【構成】 主ターボチャージャ7のみの過給作動時と
主、副双方のターボチャージャ7、8による過給作動時
とで可変バルブタイミング機構71によるバルブタイミ
ングを変化させるとともに、主ターボチャージャ7のみ
の過給作動から主、副双方のターボチャージャ7、8に
よる過給作動への切替時に、エンジン出力を高める方向
に可変バルブタイミング機構71の切替指令を行う第1
の条件切替指令手段70を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主ターボチャージャと
副ターボチャージャを有し、低吸入空気量域では主ター
ボチャージャのみで過給し、高吸入空気量域では両ター
ボチャージャを作動させて両ターボチャージャで過給す
る過給機付エンジン、いわゆる2ステージツインターボ
エンジンに関する。
副ターボチャージャを有し、低吸入空気量域では主ター
ボチャージャのみで過給し、高吸入空気量域では両ター
ボチャージャを作動させて両ターボチャージャで過給す
る過給機付エンジン、いわゆる2ステージツインターボ
エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン本体に対し、主、副二つのター
ボチャージャを並列に配置し、低吸入空気量域では主タ
ーボチャージャのみ作動させて1個ターボチャージャと
し、高吸入空気量域では主、副双方のターボチャージャ
を作動させるようにした、いわゆる2ステージターボシ
ステムを採用した過給機付エンジンが知られている。
ボチャージャを並列に配置し、低吸入空気量域では主タ
ーボチャージャのみ作動させて1個ターボチャージャと
し、高吸入空気量域では主、副双方のターボチャージャ
を作動させるようにした、いわゆる2ステージターボシ
ステムを採用した過給機付エンジンが知られている。
【0003】エンジンの運転状態によりインテークカム
シャフトの位相を切替える可変バルブタイミング機構を
採用し、エンジンの出力性能を向上させる技術は従来か
ら知られている。この可変バルブタイミング機構では、
各センサからの信号に基づいてエンジンコントロールコ
ンピュータが電磁弁をON、OFFさせ、インテークカ
ムシャフトプーリに作用する油圧が制御される。これに
より、カムシャフトとプーリの位相が変化し、吸気バル
ブの開閉タイミングが2段階に切替えられる。
シャフトの位相を切替える可変バルブタイミング機構を
採用し、エンジンの出力性能を向上させる技術は従来か
ら知られている。この可変バルブタイミング機構では、
各センサからの信号に基づいてエンジンコントロールコ
ンピュータが電磁弁をON、OFFさせ、インテークカ
ムシャフトプーリに作用する油圧が制御される。これに
より、カムシャフトとプーリの位相が変化し、吸気バル
ブの開閉タイミングが2段階に切替えられる。
【0004】エンジンのサージタンク内部を2分割して
いる隔壁に吸気制御バルブを設け、この吸気制御バルブ
をエンジン回転数、およびスロットル開度に応じて開閉
することにより、実質的に吸気管長を2段階に制御し、
吸気慣性効果による吸入効率を切替える可変吸気機構が
知られている。この可変吸気機構を備えたエンジンにお
いては、吸気制御バルブを閉じることにより吸気管長が
実質的に長くなり、吸気慣性効果による吸入効率が中低
速域で向上しエンジン出力が高められる。また、吸気制
御バルブが開いた場合は、吸気管長が実質的に短くなっ
て吸入効率のピークが高回転域に移り、高回転域でのエ
ンジン出力の向上がはかれる。
いる隔壁に吸気制御バルブを設け、この吸気制御バルブ
をエンジン回転数、およびスロットル開度に応じて開閉
することにより、実質的に吸気管長を2段階に制御し、
吸気慣性効果による吸入効率を切替える可変吸気機構が
知られている。この可変吸気機構を備えたエンジンにお
いては、吸気制御バルブを閉じることにより吸気管長が
実質的に長くなり、吸気慣性効果による吸入効率が中低
速域で向上しエンジン出力が高められる。また、吸気制
御バルブが開いた場合は、吸気管長が実質的に短くなっ
て吸入効率のピークが高回転域に移り、高回転域でのエ
ンジン出力の向上がはかれる。
【0005】可変バルブタイミング機構および可変吸気
機構を備え、可変バルブタイミング機構の低速カム側か
ら高速カム側への切替えに連動して最高過給圧を低圧か
ら高圧に切替えるようにしたシングルターボエンジン
は、特開平3−23316号公報に開示されている。ま
た、可変吸気切替条件とターボチャージャの切替条件を
異ならせることにより、両者が同時に切替わることを解
消し、エンジン出力を向上させるようにした過給機付エ
ンジンは、特開平2−136514号公報に開示されて
いる。
機構を備え、可変バルブタイミング機構の低速カム側か
ら高速カム側への切替えに連動して最高過給圧を低圧か
ら高圧に切替えるようにしたシングルターボエンジン
は、特開平3−23316号公報に開示されている。ま
た、可変吸気切替条件とターボチャージャの切替条件を
異ならせることにより、両者が同時に切替わることを解
消し、エンジン出力を向上させるようにした過給機付エ
ンジンは、特開平2−136514号公報に開示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
公報に記載された過給機付エンジンには、つぎのような
問題が存在する。
公報に記載された過給機付エンジンには、つぎのような
問題が存在する。
【0007】上述の特開平3−23316号公報の過給
機付エンジンは、シングルターボエンジンに適用したも
のであるが、このような装置を2ウェイツインターボエ
ンジンに適用しても、単一の可変バルブタイミング機構
の切替条件では、運転全域にわたってトルクを向上させ
ることはできない。また、特開平2−136514号公
報の過給機付エンジンは、可変吸気機構の切替点とター
ボチャージャの作動状態の切替点とを相異させることに
よりエンジン出力の向上が図れるが、ターボチャージャ
切替時のトルクショックの発生を低減することはできな
い。
機付エンジンは、シングルターボエンジンに適用したも
のであるが、このような装置を2ウェイツインターボエ
ンジンに適用しても、単一の可変バルブタイミング機構
の切替条件では、運転全域にわたってトルクを向上させ
ることはできない。また、特開平2−136514号公
報の過給機付エンジンは、可変吸気機構の切替点とター
ボチャージャの作動状態の切替点とを相異させることに
よりエンジン出力の向上が図れるが、ターボチャージャ
切替時のトルクショックの発生を低減することはできな
い。
【0008】本発明は、上記の問題に着目し、可変バル
ブタイミング機構や可変吸気機構を備えた過給機付エン
ジンにおいて、運転全域にわたってエンジン出力の向上
がはかれるとともに、ターボチャージャの切替時のトル
クショックを低減することが可能な過給機付エンジンの
制御装置を提供することを目的とする。
ブタイミング機構や可変吸気機構を備えた過給機付エン
ジンにおいて、運転全域にわたってエンジン出力の向上
がはかれるとともに、ターボチャージャの切替時のトル
クショックを低減することが可能な過給機付エンジンの
制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係る過給機付エンジンの制御装置は、つぎのように構成
されている。
係る過給機付エンジンの制御装置は、つぎのように構成
されている。
【0010】(1)主ターボチャージャと、副ターボチ
ャージャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャー
ジャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボ
チャージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動
させ、エンジンの負荷状態に応じて燃焼室内に臨まされ
るバルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタ
イミング機構を備えた過給機付エンジンの制御装置にお
いて、前記主ターボチャージャのみの過給作動時と主、
副双方のターボチャージャによる過給作動時とで前記可
変バルブタイミング機構による前記バルブタイミングを
変化させるとともに、主ターボチャージャのみの過給作
動から主、副双方のターボチャージャによる過給作動へ
の切替時にエンジン出力を高める方向に前記可変バルブ
タイミング機構の切替指令を行う第1の条件切替指令手
段を設けたものから成る。
ャージャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャー
ジャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボ
チャージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動
させ、エンジンの負荷状態に応じて燃焼室内に臨まされ
るバルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタ
イミング機構を備えた過給機付エンジンの制御装置にお
いて、前記主ターボチャージャのみの過給作動時と主、
副双方のターボチャージャによる過給作動時とで前記可
変バルブタイミング機構による前記バルブタイミングを
変化させるとともに、主ターボチャージャのみの過給作
動から主、副双方のターボチャージャによる過給作動へ
の切替時にエンジン出力を高める方向に前記可変バルブ
タイミング機構の切替指令を行う第1の条件切替指令手
段を設けたものから成る。
【0011】(2)主ターボチャージャと、副ターボチ
ャージャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャー
ジャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボ
チャージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動
させ、エンジンの運転状態に応じて吸気の吸入効率を変
化させる可変吸気機構を備えた過給機付エンジンの制御
装置において、前記主ターボチャージャのみの過給作動
から主、副双方のターボチャージャによる過給作動への
切替時にエンジン出力を高める方向に前記可変吸気機構
の切替指令を行う第2の条件切替指令手段を設けたもの
から成る。
ャージャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャー
ジャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボ
チャージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動
させ、エンジンの運転状態に応じて吸気の吸入効率を変
化させる可変吸気機構を備えた過給機付エンジンの制御
装置において、前記主ターボチャージャのみの過給作動
から主、副双方のターボチャージャによる過給作動への
切替時にエンジン出力を高める方向に前記可変吸気機構
の切替指令を行う第2の条件切替指令手段を設けたもの
から成る。
【0012】
【作用】このように構成された過給機付エンジンの制御
装置においては、つぎのような効果が得られる。
装置においては、つぎのような効果が得られる。
【0013】上述の(1)の構成においては、第1の条
件切替指令手段により、可変バルブタイミング機構の切
替条件が、主ターボチャージャのみの過給作動と主、副
双方による過給作動の場合とで変えられる。つまり、エ
ンジン出力が低下する領域を可変バルブタイミング機構
によってカバーすることが可能となる。したがって、運
転全域でエンジン出力を向上させることが可能となる。
また、2個ターボチャージャへの切替時には、第1の条
件切替指令手段により、エンジン出力が高められる方向
に可変バルブタイミング機構が切替えられるので、トル
クの落込みがカバーされ、トルクショックが低減され
る。
件切替指令手段により、可変バルブタイミング機構の切
替条件が、主ターボチャージャのみの過給作動と主、副
双方による過給作動の場合とで変えられる。つまり、エ
ンジン出力が低下する領域を可変バルブタイミング機構
によってカバーすることが可能となる。したがって、運
転全域でエンジン出力を向上させることが可能となる。
また、2個ターボチャージャへの切替時には、第1の条
件切替指令手段により、エンジン出力が高められる方向
に可変バルブタイミング機構が切替えられるので、トル
クの落込みがカバーされ、トルクショックが低減され
る。
【0014】上述の(2)の構成においては、主ターボ
チャージャのみの過給作動から双方のターボチャージャ
による過給作動への切替時は、第2の条件切替指令手段
により、可変吸気機構はエンジン出力を高める方向に切
替えられる。これにより、ターボチャージャの切替時に
生じる過給圧の低下は、可変吸気機構の切替えによる吸
入効率の上昇によってカバーされ、ターボチャージャ切
替時のトルクショックが低減される。
チャージャのみの過給作動から双方のターボチャージャ
による過給作動への切替時は、第2の条件切替指令手段
により、可変吸気機構はエンジン出力を高める方向に切
替えられる。これにより、ターボチャージャの切替時に
生じる過給圧の低下は、可変吸気機構の切替えによる吸
入効率の上昇によってカバーされ、ターボチャージャ切
替時のトルクショックが低減される。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る過給機付エンジンの制
御装置の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
御装置の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
【0016】第1実施例 図1ないし図4は、本発明の第1実施例を示しており、
とくに車両に搭載される4気筒エンジンに適用した場合
を示している。図2において、1はエンジン、2はサー
ジタンク、3は排気マニホールドを示す。排気マニホー
ルド3は排気干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜
#6気筒群の2つに集合され、その集合部が連通路3a
によって連通されている。7、8は互いに並列に配置さ
れた主ターボチャージャ、副ターボチャージャである。
ターボチャージャ7、8のそれぞれのタービン7a、8
aは排気マニホールド3の集合部に接続され、それぞれ
のコンプレッサ7b、8bは、インタクーラ6、スロッ
トル弁4を介してサージタンク2に接続されている。
とくに車両に搭載される4気筒エンジンに適用した場合
を示している。図2において、1はエンジン、2はサー
ジタンク、3は排気マニホールドを示す。排気マニホー
ルド3は排気干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜
#6気筒群の2つに集合され、その集合部が連通路3a
によって連通されている。7、8は互いに並列に配置さ
れた主ターボチャージャ、副ターボチャージャである。
ターボチャージャ7、8のそれぞれのタービン7a、8
aは排気マニホールド3の集合部に接続され、それぞれ
のコンプレッサ7b、8bは、インタクーラ6、スロッ
トル弁4を介してサージタンク2に接続されている。
【0017】主ターボチャージャ7は、低吸入空気量域
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
【0018】低吸入空気量域で停止される副ターボチャ
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。
【0019】吸気通路15はエアフローメータ24を介
してエアクリーナ23に接続される。排気通路を形成す
るフロントパイプ20は、排気ガス触媒21を介して排
気マフラーに接続される。吸気切替弁18はアクチュエ
ータ11によって開閉され、排気切替弁17はダイヤフ
ラム式アクチュエータ16によって開閉されるようにな
っている。ウエストゲートバルブ31は、アクチュエー
タ9によって開閉されるようになっている。
してエアクリーナ23に接続される。排気通路を形成す
るフロントパイプ20は、排気ガス触媒21を介して排
気マフラーに接続される。吸気切替弁18はアクチュエ
ータ11によって開閉され、排気切替弁17はダイヤフ
ラム式アクチュエータ16によって開閉されるようにな
っている。ウエストゲートバルブ31は、アクチュエー
タ9によって開閉されるようになっている。
【0020】両ターボチャージャ7、8のコンプレッサ
下流とインタクーラ6との間の吸気通路には、蓄圧タン
ク(正圧タンク)51が接続されている。蓄圧タンク5
1には、正圧のみを蓄えるためのチェック弁51aが設
けられている。蓄圧タンク51の容積は、たとえば30
0ccとなっている。
下流とインタクーラ6との間の吸気通路には、蓄圧タン
ク(正圧タンク)51が接続されている。蓄圧タンク5
1には、正圧のみを蓄えるためのチェック弁51aが設
けられている。蓄圧タンク51の容積は、たとえば30
0ccとなっている。
【0021】アクチュエータ9、10、11、16、4
2は、過給圧の導入によって作動するようになってい
る。各アクチュエータ9、10、11、16、42に
は、蓄圧タンク51からの過給圧とたとえばエアフロー
メータ24の下流からの大気圧とを選択的に切り替える
ために、第1、第3、第4、第5、第6の電磁弁25、
26、27、28、32、44が接続されている。各電
磁弁25、27、28、32、44の切替は、エンジン
コントロールコンピュータ29からの指令に従って行な
われる。なお、第1の電磁弁25、第3の電磁弁27、
第4の電磁弁28の大気側ポートには、エアフィルタ2
6がそれぞれ取付けられている。
2は、過給圧の導入によって作動するようになってい
る。各アクチュエータ9、10、11、16、42に
は、蓄圧タンク51からの過給圧とたとえばエアフロー
メータ24の下流からの大気圧とを選択的に切り替える
ために、第1、第3、第4、第5、第6の電磁弁25、
26、27、28、32、44が接続されている。各電
磁弁25、27、28、32、44の切替は、エンジン
コントロールコンピュータ29からの指令に従って行な
われる。なお、第1の電磁弁25、第3の電磁弁27、
第4の電磁弁28の大気側ポートには、エアフィルタ2
6がそれぞれ取付けられている。
【0022】第1の電磁弁25のONは、吸気切替弁1
8を全開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ16を作動させる。第2の電磁弁27のO
Nは、吸気バイパス弁33を全閉するようにアクチュエ
ータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁33を全
開するようにアクチュエータ10を作動させる。
8を全開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ16を作動させる。第2の電磁弁27のO
Nは、吸気バイパス弁33を全閉するようにアクチュエ
ータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁33を全
開するようにアクチュエータ10を作動させる。
【0023】排気バイパス弁41を作動させるアクチュ
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様
に、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエ
ータ9に負圧を導く第6の電磁弁44は、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御
は、周知の通り、デューティ値により通電時間を制御す
ることであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変え
ることにより、アナログ的に平均電流が可変制御され
る。なお、デューティ値は、1サイクルの時間に対する
通電時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、
非通電時間をBとすると、デューティ値=A/(A+
B)×100(%)で表わされる。
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様
に、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエ
ータ9に負圧を導く第6の電磁弁44は、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御
は、周知の通り、デューティ値により通電時間を制御す
ることであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変え
ることにより、アナログ的に平均電流が可変制御され
る。なお、デューティ値は、1サイクルの時間に対する
通電時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、
非通電時間をBとすると、デューティ値=A/(A+
B)×100(%)で表わされる。
【0024】排気バイパス弁41の開度は、アクチュエ
ータ42のダイヤフラム室に導入される過給気の大気へ
のブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32のデュー
ティ制御によって可変させることにより可変可能となっ
ている。ウエストゲートバルブ31の開度は、アクチュ
エータ9のダイヤフラム室に導入される過給気の大気へ
のブリード量(リーク量)を第6の電磁弁44のデュー
ティ制御によって可変させることにより可変可能となっ
ている。
ータ42のダイヤフラム室に導入される過給気の大気へ
のブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32のデュー
ティ制御によって可変させることにより可変可能となっ
ている。ウエストゲートバルブ31の開度は、アクチュ
エータ9のダイヤフラム室に導入される過給気の大気へ
のブリード量(リーク量)を第6の電磁弁44のデュー
ティ制御によって可変させることにより可変可能となっ
ている。
【0025】主ターボチャージャ7のコンプレッサ7b
の下流に位置する吸気通路14aと、副ターボチャージ
ャ8のコンプレッサ8bの下流に位置する吸気通路14
bとが合流する吸気通路14の合流部の近傍には、コン
プレッサ7b、8b下流の過給気をコンプレッサ7b、
8b上流に導くエアバイパス通路61が接続されてい
る。エアバイパス通路61には、開弁時にコンプレッサ
7b、8b下流の過給気をコンプレッサ7b、8b上流
に流すエアバイパス弁62が設けられている。
の下流に位置する吸気通路14aと、副ターボチャージ
ャ8のコンプレッサ8bの下流に位置する吸気通路14
bとが合流する吸気通路14の合流部の近傍には、コン
プレッサ7b、8b下流の過給気をコンプレッサ7b、
8b上流に導くエアバイパス通路61が接続されてい
る。エアバイパス通路61には、開弁時にコンプレッサ
7b、8b下流の過給気をコンプレッサ7b、8b上流
に流すエアバイパス弁62が設けられている。
【0026】エアバイパス弁62のダイヤフラム室内
は、センシング通路63を介してスロットル弁4の下流
と連通されている。エンジンの軽負荷域では、センシン
グ通路63を介してエアバイパス弁62のダイヤフラム
室内に吸気管負圧が導かれ、エアバイパス弁62が開弁
するようになっている。エンジンの高負荷域では、セン
シング通路63を介してエアバイパス弁62のダイヤフ
ラム室内に過給圧が導かれ、エアバイパス弁62が閉弁
するようになっている。
は、センシング通路63を介してスロットル弁4の下流
と連通されている。エンジンの軽負荷域では、センシン
グ通路63を介してエアバイパス弁62のダイヤフラム
室内に吸気管負圧が導かれ、エアバイパス弁62が開弁
するようになっている。エンジンの高負荷域では、セン
シング通路63を介してエアバイパス弁62のダイヤフ
ラム室内に過給圧が導かれ、エアバイパス弁62が閉弁
するようになっている。
【0027】図3は、エンジン1に設けられる可変バル
ブタイミング機構を示している。図3に示すように、可
変バルブタイミング機構71は、インテークカムシャフ
ト65に取付けられている。可変バルブタイミング機構
71は、カムシャフトタイミングプーリ72を、ベルト
で駆動されるベルト駆動部72aとカムシャフト70に
固定される固定部72bとに分割し、その間に設けられ
たヘリカルスプライン73を持つピストン74を油圧に
よって軸方向に移動させることにより、ベルト駆動部7
2aと固定部72bとの位相をずらし、吸気弁(図示
略)の開閉タイミングを切替えるようになっている。
ブタイミング機構を示している。図3に示すように、可
変バルブタイミング機構71は、インテークカムシャフ
ト65に取付けられている。可変バルブタイミング機構
71は、カムシャフトタイミングプーリ72を、ベルト
で駆動されるベルト駆動部72aとカムシャフト70に
固定される固定部72bとに分割し、その間に設けられ
たヘリカルスプライン73を持つピストン74を油圧に
よって軸方向に移動させることにより、ベルト駆動部7
2aと固定部72bとの位相をずらし、吸気弁(図示
略)の開閉タイミングを切替えるようになっている。
【0028】可変バルブタイミング機構71の切替動作
を行う油圧は、シリンダヘッド(図示略)に取付けられ
た第7の電磁弁75を介して供給されるようになってい
る。第7の電磁弁75は、後述する第1の条件切替指令
手段70からの指令によって開閉するようになってい
る。
を行う油圧は、シリンダヘッド(図示略)に取付けられ
た第7の電磁弁75を介して供給されるようになってい
る。第7の電磁弁75は、後述する第1の条件切替指令
手段70からの指令によって開閉するようになってい
る。
【0029】エンジンコントロールコンピュータ29
は、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続
され、各種センサからの信号が入力される。エンジン運
転条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロッ
トル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエア
フローメータ24、エンジン回転数センサ50、および
酸素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコン
ピュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッ
サユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリ
ードオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムア
クセスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I
/Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信
号をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えて
いる。
は、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続
され、各種センサからの信号が入力される。エンジン運
転条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロッ
トル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエア
フローメータ24、エンジン回転数センサ50、および
酸素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコン
ピュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッ
サユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリ
ードオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムア
クセスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I
/Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信
号をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えて
いる。
【0030】エンジンコントロールコンピュータ29に
は、図1に示すように、第1の条件切替指令手段70が
形成されている。第1の条件切替指令手段70には、吸
入空気量を検知するエアフローメータ24からの信号
と、エンジン回転数を検知するエンジン回転数センサ5
0からの信号が入力されている。第1の条件切替指令手
段70は、エンジンコントロールコンピュータ29に格
納されるプログラムから構成されている。
は、図1に示すように、第1の条件切替指令手段70が
形成されている。第1の条件切替指令手段70には、吸
入空気量を検知するエアフローメータ24からの信号
と、エンジン回転数を検知するエンジン回転数センサ5
0からの信号が入力されている。第1の条件切替指令手
段70は、エンジンコントロールコンピュータ29に格
納されるプログラムから構成されている。
【0031】第1の条件切替指令手段70は、主ターボ
チャージャ7のみの過給作動時と主、副双方のターボチ
ャージャ7、8による過給作動時とで可変バルブタイミ
ング機構71による吸気弁(図示略)の開閉時期を変化
させるとともに、主ターボチャージャ7のみの過給作動
から主、副双方のターボチャージャ7、8による過給作
動への切替時に、エンジン出力を高める方向に可変バル
ブタイミング機構71の切替指令を行う機能を有してい
る。
チャージャ7のみの過給作動時と主、副双方のターボチ
ャージャ7、8による過給作動時とで可変バルブタイミ
ング機構71による吸気弁(図示略)の開閉時期を変化
させるとともに、主ターボチャージャ7のみの過給作動
から主、副双方のターボチャージャ7、8による過給作
動への切替時に、エンジン出力を高める方向に可変バル
ブタイミング機構71の切替指令を行う機能を有してい
る。
【0032】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに開かれ、吸気バイパス弁10が閉じ
られる。これによって2個ターボチャージャ7、8が駆
動され、十分な過給空気量が得られ、出力が向上され
る。低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33が開
かれる。これによって主ターボチャージャ7のみが駆動
される。低吸入空気量域で1個ターボチャージャとする
理由は、低吸入空気量域では1個ターボチャージャ過給
特性が2個ターボチャージャ過給特性より優れているか
らである。1個ターボチャージャとすることにより、過
給圧、トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速と
なる。
説明する。高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに開かれ、吸気バイパス弁10が閉じ
られる。これによって2個ターボチャージャ7、8が駆
動され、十分な過給空気量が得られ、出力が向上され
る。低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33が開
かれる。これによって主ターボチャージャ7のみが駆動
される。低吸入空気量域で1個ターボチャージャとする
理由は、低吸入空気量域では1個ターボチャージャ過給
特性が2個ターボチャージャ過給特性より優れているか
らである。1個ターボチャージャとすることにより、過
給圧、トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速と
なる。
【0033】低吸入空気量域から高吸入空気量域に移行
するとき、つまり1個ターボチャージャから2個ターボ
チャージャ作動へ切り替えるときには、吸気切替弁18
および排気切替弁17が閉じられているときに排気バイ
パス弁41をデューティ制御により小開制御し、さらに
吸気バイパス弁33を閉じることにより副ターボチャー
ジャ8の助走回転数を高め、ターボチャージャの切替を
より円滑(切替時のショックを小さく)に行うことが可
能になる。
するとき、つまり1個ターボチャージャから2個ターボ
チャージャ作動へ切り替えるときには、吸気切替弁18
および排気切替弁17が閉じられているときに排気バイ
パス弁41をデューティ制御により小開制御し、さらに
吸気バイパス弁33を閉じることにより副ターボチャー
ジャ8の助走回転数を高め、ターボチャージャの切替を
より円滑(切替時のショックを小さく)に行うことが可
能になる。
【0034】図4は、第1実施例におけるターボチャー
ジャ切替時のトルクの変化を示している。4気筒過給機
付エンジンでは、低速域と高速域で2つのトルク特性の
山ができるのが普通である。また、可変バルブタイミン
グ機構71を吸気弁の閉じ時期を早くする低速カム側か
ら吸気弁の閉じ時期を遅くする高速カム側に切替えるこ
とにより、そのトルク特性の山が高回転側にずれる。す
なわち、トルク特性はT1 からT2 に移行する。したが
って、可変バルブタイミング機構71の低速カム側から
高速カム側への切替条件に基づいて、1個ターボチャー
ジャから2個ターボチャージャへの切替C1 、C2 を行
っていたのでは、図4の特性T1 、T2 に示すように、
運転全域でトルクを高めることができない。
ジャ切替時のトルクの変化を示している。4気筒過給機
付エンジンでは、低速域と高速域で2つのトルク特性の
山ができるのが普通である。また、可変バルブタイミン
グ機構71を吸気弁の閉じ時期を早くする低速カム側か
ら吸気弁の閉じ時期を遅くする高速カム側に切替えるこ
とにより、そのトルク特性の山が高回転側にずれる。す
なわち、トルク特性はT1 からT2 に移行する。したが
って、可変バルブタイミング機構71の低速カム側から
高速カム側への切替条件に基づいて、1個ターボチャー
ジャから2個ターボチャージャへの切替C1 、C2 を行
っていたのでは、図4の特性T1 、T2 に示すように、
運転全域でトルクを高めることができない。
【0035】本実施例では、第1の条件切替指令手段7
0による制御によってこれを解決している。図4の特性
S1 に示すように、1個ターボチャージャから2個ター
ボチャージャへの切替直前では、可変バルブタイミング
機構71が低速カム側から高速カム側へ切替えられ、吸
入効率が高められる。その後、特性C3 に示すように1
個ターボチャージャから2個ターボチャージャへの切替
えが行なわれるが、この状態では可変バルブタイミング
機構71の切替によって過給圧が高められているので、
過給圧の低下によるトルクの著しい低下は解消される。
0による制御によってこれを解決している。図4の特性
S1 に示すように、1個ターボチャージャから2個ター
ボチャージャへの切替直前では、可変バルブタイミング
機構71が低速カム側から高速カム側へ切替えられ、吸
入効率が高められる。その後、特性C3 に示すように1
個ターボチャージャから2個ターボチャージャへの切替
えが行なわれるが、この状態では可変バルブタイミング
機構71の切替によって過給圧が高められているので、
過給圧の低下によるトルクの著しい低下は解消される。
【0036】2個ターボチャージャに切替えられると、
可変バルブタイミング機構71が低速カム側に切替えら
れる。すなわち、トルク特性が低回転側にずらされ、こ
れによりトルク特性の谷となる部分がカバーされる。し
たがって、結果的には図4のトルク特性T3 が得られ、
運転全域でのエンジン出力の向上がはかれる。
可変バルブタイミング機構71が低速カム側に切替えら
れる。すなわち、トルク特性が低回転側にずらされ、こ
れによりトルク特性の谷となる部分がカバーされる。し
たがって、結果的には図4のトルク特性T3 が得られ、
運転全域でのエンジン出力の向上がはかれる。
【0037】第2実施例 図5ないし図14は、本発明の第2実施例を示してい
る。第2実施例が第1実施例と異なるところは、エンジ
ンの気筒数と可変吸気機構の有無のみであり、その他の
部分は第1実施例と準じるので、準じる部分に第1実施
例と同一の符号を付すことにより準じる部分の説明を省
略し、異なる部分についてのみ説明する。
る。第2実施例が第1実施例と異なるところは、エンジ
ンの気筒数と可変吸気機構の有無のみであり、その他の
部分は第1実施例と準じるので、準じる部分に第1実施
例と同一の符号を付すことにより準じる部分の説明を省
略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0038】第1実施例は4気筒エンジンに適用した場
合を示したが、本実施例では6気筒エンジンに適用した
場合を示している。図6に示すように、エンジン1に
は、エンジンの運転状態に応じて吸気の吸入効率を変化
させる可変吸気機構81が設けられている。可変吸気機
構81は、図7に示すように、吸気制御バルブ82、ア
クチュエータ83、第8の電磁弁84、バキュームタン
ク85から構成されている。
合を示したが、本実施例では6気筒エンジンに適用した
場合を示している。図6に示すように、エンジン1に
は、エンジンの運転状態に応じて吸気の吸入効率を変化
させる可変吸気機構81が設けられている。可変吸気機
構81は、図7に示すように、吸気制御バルブ82、ア
クチュエータ83、第8の電磁弁84、バキュームタン
ク85から構成されている。
【0039】吸気制御バルブ82は、サージタンク2内
部を2分割している隔壁に設けられている。吸気制御バ
ルブ82は、アクチュエータ83と連結されている。ア
クチュエータ83のダイヤフラム室には、第8の電磁弁
84を介してバキュームタンク85からの負圧が導かれ
るようになっている。第8の電磁弁84は、エンジンコ
ントロールコンピュータ29からの信号によってONと
なり、この状態ではアクチュエータ83のダイヤフラム
室に負圧が導かれ、吸気制御バルブ82が全閉とされ
る。8の電磁弁84にエンジンコントロールコンピュー
タ29からの信号が出力されない場合は、アクチュエー
タ83のダイヤフラム室に大気が導かれ、吸気制御バル
ブ82が全開とされる。
部を2分割している隔壁に設けられている。吸気制御バ
ルブ82は、アクチュエータ83と連結されている。ア
クチュエータ83のダイヤフラム室には、第8の電磁弁
84を介してバキュームタンク85からの負圧が導かれ
るようになっている。第8の電磁弁84は、エンジンコ
ントロールコンピュータ29からの信号によってONと
なり、この状態ではアクチュエータ83のダイヤフラム
室に負圧が導かれ、吸気制御バルブ82が全閉とされ
る。8の電磁弁84にエンジンコントロールコンピュー
タ29からの信号が出力されない場合は、アクチュエー
タ83のダイヤフラム室に大気が導かれ、吸気制御バル
ブ82が全開とされる。
【0040】図8は吸気制御バルブ82の全閉状態にお
ける有効吸気管長を示しており、図9は吸気制御バルブ
82の全開状態における有効吸気管長を示している。図
8に示すように、吸気制御バルブ82を閉じることによ
り吸気管長が実質的に長くなり、吸気慣性効果による吸
入効率が中低速で向上し、出力が高められるようになっ
ている。図9に示すように、吸気制御バルブ82を開く
ことにより吸気管長が実質的に短くなり、吸入効率のピ
ークが高回転域に移ることにより、高回転域での出力向
上がはかれる。
ける有効吸気管長を示しており、図9は吸気制御バルブ
82の全開状態における有効吸気管長を示している。図
8に示すように、吸気制御バルブ82を閉じることによ
り吸気管長が実質的に長くなり、吸気慣性効果による吸
入効率が中低速で向上し、出力が高められるようになっ
ている。図9に示すように、吸気制御バルブ82を開く
ことにより吸気管長が実質的に短くなり、吸入効率のピ
ークが高回転域に移ることにより、高回転域での出力向
上がはかれる。
【0041】エンジンコントロールコンピュータ29に
は、図5に示すように、第2の条件切替指令手段80が
形成されている。第2の条件切替指令手段80は、エン
ジンコントロールコンピュータ29に格納されるプログ
ラムから構成されている。第2の条件切替指令手段80
は、主ターボチャージャ7のみの過給作動から双方のタ
ーボチャージャ7、8による過給作動への切替時に、エ
ンジン出力を高める方向に可変吸気機構81の切替指令
を行う機能を有している。
は、図5に示すように、第2の条件切替指令手段80が
形成されている。第2の条件切替指令手段80は、エン
ジンコントロールコンピュータ29に格納されるプログ
ラムから構成されている。第2の条件切替指令手段80
は、主ターボチャージャ7のみの過給作動から双方のタ
ーボチャージャ7、8による過給作動への切替時に、エ
ンジン出力を高める方向に可変吸気機構81の切替指令
を行う機能を有している。
【0042】つぎに、第2実施例における作用について
図10ないし図12のフローチャートを参照しつつ、説
明する。図10のステップ101において、制御ルーチ
ンが開始され、ステップ102に進んでエンジン回転数
NEが3000rpmを超えているか否かが判断され
る。ここで、エンジン回転数NEが3000rpmを超
えていると判断された場合は、ステップ103に進み、
第4の電磁弁28がONである旨のフラグXVSV4=
1が立てられているか否かが判断される。すなわち、こ
こでは2個ターボチャージャ状態であるか否かが判断さ
れる。ステップ103において、フラグXVSV4=1
が立てられていると判断された場合は、ステップ104
に進む。
図10ないし図12のフローチャートを参照しつつ、説
明する。図10のステップ101において、制御ルーチ
ンが開始され、ステップ102に進んでエンジン回転数
NEが3000rpmを超えているか否かが判断され
る。ここで、エンジン回転数NEが3000rpmを超
えていると判断された場合は、ステップ103に進み、
第4の電磁弁28がONである旨のフラグXVSV4=
1が立てられているか否かが判断される。すなわち、こ
こでは2個ターボチャージャ状態であるか否かが判断さ
れる。ステップ103において、フラグXVSV4=1
が立てられていると判断された場合は、ステップ104
に進む。
【0043】ステップ104では、可変バルブタイミン
グ機構71が高速カム側に切替えられた旨のフラグXV
VT2=1が立てられているか否かの判断が行なわれ
る。ここで、フラグXVVT2=1が立てられていると
判断された場合は、ステップ105に進み、エンジン回
転数NEが4700rpmを超えているか否かが判断さ
れる。ステップ105において、エンジン回転数NEが
4700rpmを超えていると判断された場合は、ステ
ップ133に進み、リターンされる。
グ機構71が高速カム側に切替えられた旨のフラグXV
VT2=1が立てられているか否かの判断が行なわれ
る。ここで、フラグXVVT2=1が立てられていると
判断された場合は、ステップ105に進み、エンジン回
転数NEが4700rpmを超えているか否かが判断さ
れる。ステップ105において、エンジン回転数NEが
4700rpmを超えていると判断された場合は、ステ
ップ133に進み、リターンされる。
【0044】ステップ104において、フラグXVVT
2=1が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ106に進み、エンジン回転数NEが5000rpm
を超えているか否かが判断される。ステップ106にお
いて、エンジン回転数NEが5000rpmを超えてい
ると判断された場合は、ステップ107に進み、高速カ
ム側に切替えられている旨のフラグXVVT2=1が立
てられる。ステップ107の処理が終了すると、ステッ
プ108に進み、第7の電磁弁75がOFFとされ、そ
の後、ステップ133に進んでリターンされる。また、
ステップ106において、エンジン回転数NEが500
0rpmを超えていないと判断された場合は、ステップ
133に進んでリターンされる。
2=1が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ106に進み、エンジン回転数NEが5000rpm
を超えているか否かが判断される。ステップ106にお
いて、エンジン回転数NEが5000rpmを超えてい
ると判断された場合は、ステップ107に進み、高速カ
ム側に切替えられている旨のフラグXVVT2=1が立
てられる。ステップ107の処理が終了すると、ステッ
プ108に進み、第7の電磁弁75がOFFとされ、そ
の後、ステップ133に進んでリターンされる。また、
ステップ106において、エンジン回転数NEが500
0rpmを超えていないと判断された場合は、ステップ
133に進んでリターンされる。
【0045】ステップ105において、エンジン回転数
NEが4700rpmを超えていないと判断された場合
は、ステップ109に進み、可変バルブタイミング機構
71が低速カム側に切替えられている旨のフラグXVV
T2=0が立てられる。ステップ109の処理が終了す
ると、ステップ110に進み、第7の電磁弁75がON
とされる。この処理が終了すると、ステップ133に進
み、リターンされる。
NEが4700rpmを超えていないと判断された場合
は、ステップ109に進み、可変バルブタイミング機構
71が低速カム側に切替えられている旨のフラグXVV
T2=0が立てられる。ステップ109の処理が終了す
ると、ステップ110に進み、第7の電磁弁75がON
とされる。この処理が終了すると、ステップ133に進
み、リターンされる。
【0046】ステップ102においてエンジン回転数N
Eが3000rpmを超えていないと判断された場合、
またはステップ103においてフラグXVSV4=1が
立てられていないと判断された場合は、ステップ111
に進み、スロットル開度TAが30°を超えているか否
かが判断される。ここで、スロットル開度TAが30°
を超えていると判断された場合は、ステップ112に進
み、吸入空気量Gaが130g/secを超えているか
否かが判断される。ステップ112で吸入空気量Gaが
130g/secを超えていると判断された場合は、ス
テップ113に進む。
Eが3000rpmを超えていないと判断された場合、
またはステップ103においてフラグXVSV4=1が
立てられていないと判断された場合は、ステップ111
に進み、スロットル開度TAが30°を超えているか否
かが判断される。ここで、スロットル開度TAが30°
を超えていると判断された場合は、ステップ112に進
み、吸入空気量Gaが130g/secを超えているか
否かが判断される。ステップ112で吸入空気量Gaが
130g/secを超えていると判断された場合は、ス
テップ113に進む。
【0047】ステップ113では、エンジン回転数NE
が3500rpmを超えているか否かが判断される。こ
こで、エンジン回転数NEが3500rpmを超えてい
ると判断された場合は、ステップ122に進み、第4の
電磁弁28がONとする旨のフラグXVSV4=1が立
てられる。つぎに、ステップ123に進み、第4の電磁
弁28がONとされ、排気切替弁17が開とされる。
が3500rpmを超えているか否かが判断される。こ
こで、エンジン回転数NEが3500rpmを超えてい
ると判断された場合は、ステップ122に進み、第4の
電磁弁28がONとする旨のフラグXVSV4=1が立
てられる。つぎに、ステップ123に進み、第4の電磁
弁28がONとされ、排気切替弁17が開とされる。
【0048】ステップ123の処理が終了すると、ステ
ップ124に進み、可変吸気機構81の第8の電磁弁8
4がOFFとされる。これにより、可変吸気機構81の
吸気制御バルブ82が開弁される。つぎに、ステップ1
25に進み、可変バルブタイミング機構71の第7の電
磁弁75がONとされ、可変バルブタイミング機構71
は、低速カム側に切替えられる。その後、ステップ12
6に進み、第1の電磁弁25がONとされ、吸気切替弁
18の開弁が行われる。ステップ126の処理が終了す
ると、ステップ133に進み、リターンされる。
ップ124に進み、可変吸気機構81の第8の電磁弁8
4がOFFとされる。これにより、可変吸気機構81の
吸気制御バルブ82が開弁される。つぎに、ステップ1
25に進み、可変バルブタイミング機構71の第7の電
磁弁75がONとされ、可変バルブタイミング機構71
は、低速カム側に切替えられる。その後、ステップ12
6に進み、第1の電磁弁25がONとされ、吸気切替弁
18の開弁が行われる。ステップ126の処理が終了す
ると、ステップ133に進み、リターンされる。
【0049】ステップ111において、スロットル開度
TAが30°を超えていないと判断された場合、または
ステップ112において吸入空気量Gaが130g/s
ecを超えていないと判断された場合は、ステップ11
4に進む。ステップ113においてエンジン回転数NE
が3500rpmを超えていないと判断された場合も、
同様にステップ114に進む。
TAが30°を超えていないと判断された場合、または
ステップ112において吸入空気量Gaが130g/s
ecを超えていないと判断された場合は、ステップ11
4に進む。ステップ113においてエンジン回転数NE
が3500rpmを超えていないと判断された場合も、
同様にステップ114に進む。
【0050】ステップ114では、第4の電磁弁28が
OFFである旨のフラグXVSV4=0が立てられてい
るか否かが判断される。ここで、フラグXVSV4=0
が立てられていると判断された場合は、ステップ115
に進み、可変バルブタイミング機構の低速カム側に切替
えられている旨のフラグXVVT1=1が立てられてい
るか否かが判断される。ここで、フラグXVVT1=1
が立てられていると判断された場合は、ステップ116
に進み、エンジン回転数NEが2200rpmを超えて
いるか否かが判断される。ステップ116でエンジン回
転数NEが2200rpmを超えていないと判断された
場合は、ステップ133に進んで、リターンされる。
OFFである旨のフラグXVSV4=0が立てられてい
るか否かが判断される。ここで、フラグXVSV4=0
が立てられていると判断された場合は、ステップ115
に進み、可変バルブタイミング機構の低速カム側に切替
えられている旨のフラグXVVT1=1が立てられてい
るか否かが判断される。ここで、フラグXVVT1=1
が立てられていると判断された場合は、ステップ116
に進み、エンジン回転数NEが2200rpmを超えて
いるか否かが判断される。ステップ116でエンジン回
転数NEが2200rpmを超えていないと判断された
場合は、ステップ133に進んで、リターンされる。
【0051】ステップ115において、フラグXVVT
1=1が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ117に進み、エンジン回転数NEが2500rpm
を超えているか否かが判断される。ここでエンジン回転
数NEが2500rpmを超えていると判断された場合
は、ステップ118に進み、フラグXVVT1=1が立
てられる。つぎに、ステップ119に進み、可変バルブ
タイミング機構71の第7の電磁弁75がOFFとされ
る。ステップ119の処理が終了すると、ステップ13
3に進みリターンされる。
1=1が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ117に進み、エンジン回転数NEが2500rpm
を超えているか否かが判断される。ここでエンジン回転
数NEが2500rpmを超えていると判断された場合
は、ステップ118に進み、フラグXVVT1=1が立
てられる。つぎに、ステップ119に進み、可変バルブ
タイミング機構71の第7の電磁弁75がOFFとされ
る。ステップ119の処理が終了すると、ステップ13
3に進みリターンされる。
【0052】ステップ116において、エンジン回転数
NEが2200rpmを超えていないと判断された場合
は、ステップ120に進み、フラグXVVT1=0が立
てられ、ステップ121に進んで第7の電磁弁75がO
Nとされる。ステップ121の処理が終了すると、ステ
ップ133に進み、リターンされる。
NEが2200rpmを超えていないと判断された場合
は、ステップ120に進み、フラグXVVT1=0が立
てられ、ステップ121に進んで第7の電磁弁75がO
Nとされる。ステップ121の処理が終了すると、ステ
ップ133に進み、リターンされる。
【0053】ステップ114において、フラグXVSV
4=0が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ127に進む。ステップ127では、第1の電磁弁2
5がOFFとされ、吸気切替弁18が閉弁される。つぎ
に、ステップ128に進み、第8の電磁弁84がONと
され、可変吸気機構81の吸気制御バルブ82が閉弁さ
れる。この処理が終了すると、ステップ129に進み、
フラグXVVT=1が立てられ、ステップ130に進
む。
4=0が立てられていないと判断された場合は、ステッ
プ127に進む。ステップ127では、第1の電磁弁2
5がOFFとされ、吸気切替弁18が閉弁される。つぎ
に、ステップ128に進み、第8の電磁弁84がONと
され、可変吸気機構81の吸気制御バルブ82が閉弁さ
れる。この処理が終了すると、ステップ129に進み、
フラグXVVT=1が立てられ、ステップ130に進
む。
【0054】ステップ130では、第7の電磁弁75が
OFFとされ、可変バルブタイミング機構71が高速カ
ム側に切替えられる。その後、第4の電磁弁28をOF
Fとする旨のフラグXVSV4=0が立てられ、ステッ
プ132に進む。ステップ132では、第4の電磁弁2
8がOFFとされ、排気切替弁17が閉弁される。ステ
ップ132の処理が完了すると、ステップ133に進
み、リターンされる。
OFFとされ、可変バルブタイミング機構71が高速カ
ム側に切替えられる。その後、第4の電磁弁28をOF
Fとする旨のフラグXVSV4=0が立てられ、ステッ
プ132に進む。ステップ132では、第4の電磁弁2
8がOFFとされ、排気切替弁17が閉弁される。ステ
ップ132の処理が完了すると、ステップ133に進
み、リターンされる。
【0055】図13および図14は、上述のステップ1
01ないしステップ133の制御処理によるエンジンの
トルク特性を示している。図13に示すように、トルク
特性T5 、T6 は、可変吸気機構81を備えていない可
変バルブタイミング機構71のみの場合であり、トルク
特性T7 は、本実施例のように可変バルブタイミング機
構71と可変吸気機構81の双方を備えた場合の特性を
示している。
01ないしステップ133の制御処理によるエンジンの
トルク特性を示している。図13に示すように、トルク
特性T5 、T6 は、可変吸気機構81を備えていない可
変バルブタイミング機構71のみの場合であり、トルク
特性T7 は、本実施例のように可変バルブタイミング機
構71と可変吸気機構81の双方を備えた場合の特性を
示している。
【0056】図13のトルク特性T5 、T6 に示すよう
に、6気筒エンジンの場合は4気筒エンジンのように気
筒干渉が大きくしないので、低速側てはトルク特性が山
型とならない。したがって、この場合はF点で可変バル
ブタイミング機構71が高速カム側に切替えればよい。
に、6気筒エンジンの場合は4気筒エンジンのように気
筒干渉が大きくしないので、低速側てはトルク特性が山
型とならない。したがって、この場合はF点で可変バル
ブタイミング機構71が高速カム側に切替えればよい。
【0057】可変吸気機構81を備えたエンジンでは、
低速域と高速域にトルク特性の山ができ、このトルク特
性の山は可変バルブタイミング機構71の高速カム側へ
の切替によって高回転側にずれる。本実施例では、1個
ターボチャージャ時は、可変吸気機構81の吸気制御バ
ルブ82を閉弁し、かつ可変バルブタイミング機構71
を高速カム側に切替えており、2個ターボチャージャへ
の切替時に、吸気制御バルブ82を開弁し、かつ可変バ
ルブタイミング機構71を低速カム側に切替えている。
低速域と高速域にトルク特性の山ができ、このトルク特
性の山は可変バルブタイミング機構71の高速カム側へ
の切替によって高回転側にずれる。本実施例では、1個
ターボチャージャ時は、可変吸気機構81の吸気制御バ
ルブ82を閉弁し、かつ可変バルブタイミング機構71
を高速カム側に切替えており、2個ターボチャージャへ
の切替時に、吸気制御バルブ82を開弁し、かつ可変バ
ルブタイミング機構71を低速カム側に切替えている。
【0058】このように、ターボチャージャ作動個数条
件によって可変バルブタイミング機構71の切替条件を
変化させているので、トルク特性の谷となる領域がカバ
ーされ、運転全域での出力向上がはかれる。また、1個
ターボチャージャから2個ターボチャージャへの切替え
時には、可変バルブタイミング機構71が高速側から低
速側に切替えられ、これと同時に可変吸気機構81の吸
気制御バルブ82が開弁されるので、切替時のトルクシ
ョックがさらに低減される。
件によって可変バルブタイミング機構71の切替条件を
変化させているので、トルク特性の谷となる領域がカバ
ーされ、運転全域での出力向上がはかれる。また、1個
ターボチャージャから2個ターボチャージャへの切替え
時には、可変バルブタイミング機構71が高速側から低
速側に切替えられ、これと同時に可変吸気機構81の吸
気制御バルブ82が開弁されるので、切替時のトルクシ
ョックがさらに低減される。
【0059】図14は、図13における1個ターボチャ
ージャから2個ターボチャージャへの切替時の特性の詳
細を示している。図14に示すように、1個ターボチャ
ージャから2個ターボチャージャへの切替時には、副タ
ーボチャージャ8が助走するまでの間は過給圧が低下す
るが、上述したように、この条件で可変吸気機構81の
吸気制御バルブ82を開弁し、かつ可変バルブタイミン
グ機構71を低速カム側に切替えることにより、その
分、トルクを上昇させることが可能となる。すなわち、
このトルク上昇分T8 が2個ターボチャージャへの切替
時の過給圧低下によるトルクの低下をカバーするので、
切替時のトルク低下が抑制される。
ージャから2個ターボチャージャへの切替時の特性の詳
細を示している。図14に示すように、1個ターボチャ
ージャから2個ターボチャージャへの切替時には、副タ
ーボチャージャ8が助走するまでの間は過給圧が低下す
るが、上述したように、この条件で可変吸気機構81の
吸気制御バルブ82を開弁し、かつ可変バルブタイミン
グ機構71を低速カム側に切替えることにより、その
分、トルクを上昇させることが可能となる。すなわち、
このトルク上昇分T8 が2個ターボチャージャへの切替
時の過給圧低下によるトルクの低下をカバーするので、
切替時のトルク低下が抑制される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、つぎのような効果が得
られる。
られる。
【0061】(1)請求項1の過給機付エンジンの制御
装置においては、第1の条件切替指令手段によって、主
ターボチャージャのみの過給作動時と双方のターボチャ
ージャによる過給作動時とで可変バルブタイミング機構
によるバルブタイミングを変化させるとともに、主ター
ボチャージャのみの過給作動から双方のターボチャージ
ャによる過給作動への切替時に、エンジン出力を高める
方向に可変バルブタイミング機構の切替指令を行うよう
にしたので、運転全域にわたって出力向上がはかれると
ともに、ターボチャージャの切替時のトルクショックを
低減することができる。
装置においては、第1の条件切替指令手段によって、主
ターボチャージャのみの過給作動時と双方のターボチャ
ージャによる過給作動時とで可変バルブタイミング機構
によるバルブタイミングを変化させるとともに、主ター
ボチャージャのみの過給作動から双方のターボチャージ
ャによる過給作動への切替時に、エンジン出力を高める
方向に可変バルブタイミング機構の切替指令を行うよう
にしたので、運転全域にわたって出力向上がはかれると
ともに、ターボチャージャの切替時のトルクショックを
低減することができる。
【0062】請求項2の過給機付エンジンの制御装置に
おいては、主ターボチャージャのみの過給作動から主、
副双方のターボチャージャによる過給作動への切替時
に、エンジン出力を高める方向に可変吸気機構の切替指
令を第2の条件切替指令手段によって行うようにしたの
で、運転全域にわたって出力向上がはかれるとともに、
ターボチャージャの切替時のトルクショックを低減する
ことができる。
おいては、主ターボチャージャのみの過給作動から主、
副双方のターボチャージャによる過給作動への切替時
に、エンジン出力を高める方向に可変吸気機構の切替指
令を第2の条件切替指令手段によって行うようにしたの
で、運転全域にわたって出力向上がはかれるとともに、
ターボチャージャの切替時のトルクショックを低減する
ことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る過給機付エンジンの
制御装置のブロック図である。
制御装置のブロック図である。
【図2】図1の装置を備えた過給機付エンジンの制御系
統図である。
統図である。
【図3】図2における可変バルブタイミング機構の断面
図である。
図である。
【図4】図2の過給機付エンジンにおける出力トルクの
変化を示す特性図である。
変化を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る過給機付エンジンの
制御装置のブロック図である。
制御装置のブロック図である。
【図6】図5の装置を備えた過給機付エンジンの制御系
統図である。
統図である。
【図7】図6における可変吸気機構の縦断面図である。
【図8】図7の吸気制御バルブ開弁時の横断面図であ
る。
る。
【図9】図7の吸気制御バルブ閉弁時の横断面図であ
る。
る。
【図10】図5の過給機付エンジンにおける制御処理手
順の一部を示すフローチャートである。
順の一部を示すフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】図6の過給機付エンジンにおける出力トルク
の変化を示す特性図である。
の変化を示す特性図である。
【図14】図13の一部分を拡大した特性図である。
1 エンジン 7 主ターボチャージャ 8 副ターボチャージャ 17 排気切替弁 18 吸気切替弁 29 エンジンコントロールコンピュータ 70 第1の条件切替判定手段 71 可変バルブタイミング機構 80 第2の条件切替判定手段 81 可変吸気機構
Claims (2)
- 【請求項1】 主ターボチャージャと、副ターボチャー
ジャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャージャ
のみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボチャ
ージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動さ
せ、エンジンの負荷状態に応じて燃焼室内に臨まされる
バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイ
ミング機構を備えた過給機付エンジンの制御装置におい
て、 前記主ターボチャージャのみの過給作動時と主、副双方
のターボチャージャによる過給作動時とで前記可変バル
ブタイミング機構による前記バルブタイミングを変化さ
せるとともに、主ターボチャージャのみの過給作動から
主、副双方のターボチャージャによる過給作動への切替
時にエンジン出力を高める方向に前記可変バルブタイミ
ング機構の切替指令を行う第1の条件切替指令手段を設
けたことを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項2】 主ターボチャージャと、副ターボチャー
ジャとを備え、低吸入空気量域では主ターボチャージャ
のみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボチャ
ージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動さ
せ、エンジンの運転状態に応じて吸気の吸入効率を変化
させる可変吸気機構を備えた過給機付エンジンの制御装
置において、 前記主ターボチャージャのみの過給作動から主、副双方
のターボチャージャによる過給作動への切替時にエンジ
ン出力を高める方向に前記可変吸気機構の切替指令を行
う第2の条件切替指令手段を設けたことを特徴とする過
給機付エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116671A JPH05288089A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116671A JPH05288089A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288089A true JPH05288089A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14693017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4116671A Pending JPH05288089A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05288089A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014098322A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| CN114934830A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-08-23 | 北京理工大学 | 一种高强化柴油机低速大扭矩增压匹配方法 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP4116671A patent/JPH05288089A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014098322A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| CN114934830A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-08-23 | 北京理工大学 | 一种高强化柴油机低速大扭矩增压匹配方法 |
| CN114934830B (zh) * | 2022-06-14 | 2023-08-18 | 北京理工大学 | 一种高强化柴油机低速大扭矩增压匹配方法 |
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