JPH05290309A - ヘッド駆動回路 - Google Patents

ヘッド駆動回路

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JPH05290309A
JPH05290309A JP8228592A JP8228592A JPH05290309A JP H05290309 A JPH05290309 A JP H05290309A JP 8228592 A JP8228592 A JP 8228592A JP 8228592 A JP8228592 A JP 8228592A JP H05290309 A JPH05290309 A JP H05290309A
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JP
Japan
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voltage
recording head
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JP8228592A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Kobayashi
伸嘉 小林
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】DC歪を良好に回避できるヘッド駆動回路を提
供する。 【構成】平衡V−Iコンバータ1に記録信号viを入力
する。コンバータ1の逆相変換出力電流−itを反転電
流ブースタ3で増幅及び反転して正相出力電流ioを得
る。コンバータ1の正相変換出力電流itを反転バッフ
ァ2でI−V変換及び反転して逆相出力電圧voを得
る。コンバータ1、反転バッファ2、反転電流ブースタ
3で平衡アンプを構成する。記録ヘッドRHを正相電流
出力および逆相電圧出力の間に接続し、記録ヘッドRH
を平衡駆動する。記録ヘッドRHの中点タップを使用す
る必要がなく、中点タップのアンバランスに起因するD
C歪を回避できる。記録ヘッドRHと直列に抵抗器Rd
を接続し、その両端電圧の積分値が0となるようにコン
バータ1にフィードバックする。トランジスタのバラツ
キによるオフセット電流を0に保つことができ、特性の
アンバランスに起因するDC歪を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタル信
号を磁気的に記録する記録装置に適用して好適なヘッド
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の記録ヘッドの駆動回路の
一例を示す回路構成図である。図において、Q1,Q2は
差動アンプを構成する一対のNPN形トランジスタであ
る。トランジスタQ1,Q2のベースの間には記録信号v
iが供給され、そのコレクタの間には記録ヘッドRHが
接続される。この記録ヘッドRHの巻線の中点は接地さ
れる。
【0003】また、トランジスタQ1,Q2のエミッタは
共通に接続され、その接続点には定電流源Ioを介して
電源VEEが接続される。また、トランジスタQ2のベー
スにはベースバイアス電圧VBBが印加される。
【0004】図4の例は以上のように構成されており、
記録ヘッドRHはトランジスタQ1,Q2のオープンコレ
クタ出力で定電流駆動される。図5は、図4の例の交流
等価回路である。図において、ibはベース電流、reは
エミッタ抵抗、hfeは電流増幅率である。
【0005】ここで、ベース電流ibは、数1で表わさ
れる。IEは定電流源Ioの電流、kはボルツマン定数、
Tは絶対温度、qは電子の電荷である。
【0006】
【数1】
【0007】これにより、出力電流ioおよび順伝達コ
ンダクタンスgtは、数2で表わされる。
【0008】
【数2】
【0009】最大記録電流は、トランジスタQ1,Q2の
コレクタ・エミッタ間電圧と耐圧で制限される。つま
り、最大記録電流の制限は数3で表わされる。Lはヘッ
ドインダクタンス、VCEOは耐圧(ベース・エミッタ
ブレークダウン電圧)、VBEはベース・エミッタ間電圧
(約0.7V)、VCESはコレクタ・エミッタ間飽和電
圧(約0.3V)である。
【0010】
【数3】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録ヘッド
RHの巻線の中点タップを引き出すメカ精度には限界が
あり、かりに完全に巻線の中点からタップを引き出せた
としても、これが磁気的にも中性点になるとは限らな
い。図4の例においては、この中点のアンバランスがそ
のまま記録波形のDC歪(波形の上下が非対称となる
歪)となる。また、トランジスタの特性がアンバランス
な場合も、同様にDC歪が発生する。
【0012】このDC歪は、図6に示すように、記録ヘ
ッドRHとトランジスタQ1,Q2の間にトランスTRを
介在させることで逃れることができる。しかし、記録ヘ
ッドRHが回転ヘッドである場合、回転ドラム上にトラ
ンスTRを載せることは、大きさ、重さや耐久性(回転
加速度による端子の金属疲労)の点で問題が多い上、記
録信号が低域不足になり易い。また、トランスTRは集
積化することができない。
【0013】そこで、この発明では、DC歪を良好に回
避できるヘッド駆動回路を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の出力
を電流出力とすると共に第2の出力を電圧出力とする正
負のシングルエンド出力を持つ平衡アンプに記録信号を
供給し、この第1および第2の出力の間に記録ヘッドを
接続して平衡駆動することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上述構成においては、電圧出力と電流出力との
間に記録ヘッドRHを接続して平衡駆動するため、記録
ヘッドRHの中点タップを使用する必要がなく、中点タ
ップのアンバランスに起因するDC歪を良好に回避し得
る。また、正負シングルエンド出力で記録ヘッドを平衡
駆動するため、電源電圧の利用率が向上し、記録のダイ
ナミックレンジを大きくできる。
【0016】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0017】図において、1は平衡V−Iコンバータで
あり、その入力側に記録信号viが供給される。コンバ
ータ1の記録信号viが供給される非反転入力端子およ
び反転入力端子は抵抗器Rgを介して接地される。図2
はコンバータ1の具体構成例であり、トランジスタQ17
〜Q20、定電流源I01〜I06等を使用して構成される。
なお、VCCは正側の電源、VEEは負側の電源である。
【0018】コンバータ1の一方の出力端子1b1はI
−V変換用の反転バッファ2の入力端子2aに接続され
る。反転バッファ2は、トランジスタQ9〜Q16、抵抗
器R3,R4,RE,RL等を使用して構成される。抵抗器
RLはI−V変換用の抵抗器である。
【0019】また、コンバータ1の他方の出力端子1b
2は電流を所定の振幅まで増幅する反転電流ブースタ3
の入力端子3aに接続される。反転電流ブースタ3は、
トランジスタQ5〜Q8、抵抗器R1,R2,RE等を使用
して構成される。
【0020】反転バッファ2の出力端子2bは電流検出
用の抵抗器RdおよびバイパスコンデンサCpの並列回路
を介して記録ヘッドRHの巻線の一端に接続され、この
巻線の他端は反転電流ブースタ3の出力端子3bに接続
される。
【0021】また、抵抗器Rdの両端は差動アンプ4の
非反転入力端子および反転入力端子に接続され、この差
動アンプ4の出力端子は積分器5および帰還抵抗器Rf
を介してコンバータ1の反転入力端子に接続される。
【0022】次に、実施例の動作について説明する。
【0023】記録信号viは、コンバータ1で差動電流
に変換される。変換出力電流itは数4で表わされる。
【0024】
【数4】
【0025】コンバータ1の出力端子1b2に得られる
逆相変換出力電流−itは、反転電流ブースタ3で所定
の振幅まで増幅されて正相出力電流ioとなる。反転電
流ブースタ3の利得をAiとすれば、正相出力電流ioは
数5で表わされる。
【0026】
【数5】
【0027】一方、コンバータ1の出力端子1b1に得
られる正相変換出力電流itは、反転バッファ2でI−
V変換されて逆相出力電圧voとなる。反転バッファ2
の変換利得をAvとすれば、逆相出力電圧voは数6で表
わされる。
【0028】
【数6】
【0029】以上のことから、本例は全体として正相電
流出力(反転電流ブースタ3の出力端子3b)と逆相電
圧出力(反転バッファ2の出力端子2b)を持つ平衡ア
ンプとなる。記録ヘッドRHは電流検出用の抵抗器Rd
を介してこれらの出力間に接続されるため平衡駆動され
る。これにより、記録ヘッドRHに中間タップは不要と
なる。なお、両方の出力ともに電流出力とすると、出力
電位が定まらなくなる。
【0030】また、オフセット電流は抵抗器Rdで検出
される。また、抵抗器Rdの両端電圧は差動アンプ4で
検出され、さらに積分器5でオフセット電流成分が抽出
される。これが帰還抵抗器Rfを介してコンバータ1の
反転入力に帰還される。出力オフセット電流をIof、入
力換算オフセット電圧(無帰還時)をVof、帰還電圧を
Vfとおけば、これらの関係は数7で表わされる。
【0031】
【数7】
【0032】また、差動アンプ4の電圧利得をAdとす
れば、帰還電圧Vfは数8で表わされる。
【0033】
【数8】
【0034】したがって、オフセット電流Iofは数9で
表わされる。
【0035】
【数9】
【0036】無帰還時(Vf→0)のオフセット電流Io
f0は数10で表わされる。
【0037】
【数10】
【0038】故に、オフセット電流Iofは数11で表わ
される。
【0039】
【数11】
【0040】数11より差動アンプ4の電圧利得Adが
充分に大きければ(Ad→∞)、Iof=0となる。すな
わち、DCオフセット電流は常に0に保たれる。
【0041】また、図3は、図2に示すコンバータ1の
等価回路である。hfeは電流増幅率、reはエミッタ抵
抗、ibはベース電流である。等価回路より順伝達コン
ダクタンスgtは数12で表わされる。
【0042】
【数12】
【0043】反転電流ブースタ3の最大出力電流振幅を
Iomax(P-P)とすれば、終段のアイドリング電流Idおよ
びバイアス電圧Vsは、それぞれ数13で表わされる。
VBEはベース・エミッタ間電圧(約0.7V)である。
【0044】
【数13】
【0045】反転電流ブースタ3の利得Aiは抵抗比で
決まり、Ai=R1/R2となる。
【0046】また、飽和電圧振幅Vsat(P-P)は数14で
表わされる。VCESはコレクタ・エミッタ飽和電圧(約
0.3V)である。
【0047】
【数14】
【0048】また、反転バッファ2の終段のアイドリン
グ電流Idおよびバイアス電圧Vbは、それぞれ数15で
表わされる。
【0049】
【数15】
【0050】反転バッファ2の変換利得Avは、Av=R
3/2+RLとなる。
【0051】また、最大出力電圧振幅Vomax(P-P)は数
16で表わされる。
【0052】
【数16】
【0053】これにより、本例における最大記録電流の
制限は、数17で表わされる。
【0054】
【数17】
【0055】一般に、ICプロセスで得られるトランジ
スタの耐圧VCEOは10数Vと小さいが、本例において
は数17で明らかなように従来の方法(数3参照)の2
倍取れるので、最大記録電流も従来の2倍近く取ること
が可能となる。
【0056】以上説明したように本例においては、記録
ヘッドRHが平衡駆動されるため、記録ヘッドRHの中
点タップを使用する必要がなくなり、従来例のような中
点タップのアンバランスに起因するDC歪から逃れるこ
とができ、DC歪なく記録することができる。DC歪か
ら逃れるためトランスTRを使用するものでなく、トラ
ンスTRを使用することによる不都合をも回避すること
ができる。
【0057】また本例においては、正相電流出力と逆相
電圧出力との間に記録ヘッドRHが接続されて平衡駆動
されるため、最大出力電圧振幅が従来方法の約2倍取
れ、最大記録電流も2倍近く取れる。つまり、電源電圧
の利用率が向上するため、記録のダイナミックレンジを
大きくできる。
【0058】また本例においては、記録ヘッドRHと直
列に電流検出用の抵抗器Rdを接続し、この抵抗器Rdの
両端電圧の積分値が0となるようにコンバータ1にフィ
ードバックされるため、トランジスタのバラツキに起因
するDCオフセット電流を常に0に保つことができ、ト
ランジスタの特性のアンバランスに起因するDC歪を良
好に回避できる。
【0059】なお、上述実施例における平衡V−Iコン
バータ1、反転バッファ2、反転電流ブースタ3等の構
成は一例であり、これに限定されるものではない。要
は、第1の出力を電流出力とすると共に第2の出力を電
圧出力とする正負のシングルエンド出力を持つ平衡アン
プが構成されることにある。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、電圧出力と電流出力
との間に記録ヘッドを接続して平衡駆動するため、記録
ヘッドの中点タップを使用する必要がなく、中点タップ
のアンバランスに起因するDC歪を良好に回避できる。
また、正負シングルエンド出力で記録ヘッドを平衡駆動
するため、電源電圧の利用率が向上し、記録のダイナミ
ックレンジを大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す回路構成図である。
【図2】平衡V−Iコンバータの具体構成を示す回路構
成図である。
【図3】図2の例の等価回路を示す図である。
【図4】従来のヘッド駆動回路の一例を示す回路構成図
である。
【図5】図4の例の等価回路を示す図である。
【図6】従来のヘッド駆動回路の他の例を示す回路構成
図である。
【符号の説明】
1 平衡V−Iコンバータ 2 反転バッファ 3 反転電流ブースタ 4 差動アンプ 5 積分器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の出力を電流出力とすると共に第2
    の出力を電圧出力とする正負のシングルエンド出力を持
    つ平衡アンプに記録信号を供給し、 上記第1および第2の出力の間に記録ヘッドを接続して
    平衡駆動することを特徴とするヘッド駆動回路。
JP8228592A 1992-04-03 1992-04-03 ヘッド駆動回路 Pending JPH05290309A (ja)

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JP8228592A JPH05290309A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ヘッド駆動回路

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JP8228592A JPH05290309A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ヘッド駆動回路

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JP8228592A Pending JPH05290309A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ヘッド駆動回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029830A3 (en) * 1999-10-21 2001-09-20 Sony Electronics Inc Architecture for a hard disk drive write amplifier circuit with damping control
US7209307B2 (en) 2003-03-27 2007-04-24 Sony Corporation Variable read output impedance control circuit for a magnetic media storage system

Cited By (3)

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WO2001029830A3 (en) * 1999-10-21 2001-09-20 Sony Electronics Inc Architecture for a hard disk drive write amplifier circuit with damping control
US6683740B1 (en) 1999-10-21 2004-01-27 Sony Corporation Architecture for a hard disk drive write amplifier circuit with damping control
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