JPH0529143A - 軟磁性薄膜 - Google Patents

軟磁性薄膜

Info

Publication number
JPH0529143A
JPH0529143A JP20369691A JP20369691A JPH0529143A JP H0529143 A JPH0529143 A JP H0529143A JP 20369691 A JP20369691 A JP 20369691A JP 20369691 A JP20369691 A JP 20369691A JP H0529143 A JPH0529143 A JP H0529143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
soft magnetic
magnetic thin
composition
atomic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20369691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2784105B2 (ja
Inventor
Osamu Shimizu
治 清水
Kanji Nakanishi
寛次 中西
Satoshi Yoshida
敏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27472153&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0529143(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3203696A priority Critical patent/JP2784105B2/ja
Priority to US07/878,624 priority patent/US5421915A/en
Publication of JPH0529143A publication Critical patent/JPH0529143A/ja
Priority to US08/775,518 priority patent/US5772797A/en
Priority to US08/957,791 priority patent/US6238492B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2784105B2 publication Critical patent/JP2784105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/12Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys
    • H01F10/13Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
    • H01F10/131Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals containing iron or nickel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】Fea-mmbc(但し、a、b、c、mは各
々原子%を示し、MはCo、Ru、Cr、V、Ni、M
n、Pd、Ir、Ptの少なくとも1種以上を表わし、
BはZr、Hf、Ti、Nb、Ta、Mo、Wの少なく
とも1種以上を表わす。)なる組成式で示され、その組
成範囲は 0<m/a< 0.3 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であることを
特徴とする軟磁性薄膜。 【効果】本発明の軟磁性薄膜は、高い飽和磁束密度を有
し、かつ、磁歪を零とすることができ、低保磁力、高透
磁率の優れた軟磁気特性を得ることができる。また、電
気抵抗率も高く渦電流損失を低減でき、磁界中熱処理に
よって一軸異方性を持たせることができ、その大きさも
組成や熱処理時間によって制御することができるので、
目的に応じた高周波透磁率を得ることができる。さら
に、高い硬度と耐食性を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高飽和磁束密度と高周
波透磁率を持ち、高密度記録再生用磁気ヘッドのコア材
料等に好適な軟磁性薄膜に関する。
【0002】
【発明の背景】例えばオーディオテープレコーダやVT
R(ビデオテープレコーダ)等の磁気記録再生装置にお
いては、記録信号の高密度化や高品質化等が進められて
おり、この高記録密度化に対応して、磁気記録媒体とし
て磁性粉にFe、Co、Ni等の金属あるいは合金から
なる粉末を用いた、いわゆるメタルテープや、強磁性金
属材料を真空薄膜形成技術によりベースフィルム上に直
接被着した、いわゆる蒸着テープ等が開発され、各分野
で実用化されている。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ところ
で、このような所定の保磁力を有する磁気記録媒体の特
性を発揮せしめるためには、磁気ヘッドのコア材料の特
性として、高い飽和磁束密度Bsを有するとともに、同
一の磁気ヘッドで再生を行なおうとする場合において
は、高透磁率を併せて有することが要求される。
【0004】従来は、センダスト合金(Fe−Si−A
l、Bsは、およそ10KG)や、Co系アモルファス
合金などが用いられていたが、センダスト合金は、膜の
内部応力が大きく、また結晶粒が成長し易く厚膜化が難
しい。また、飽和磁束密度Bsが10KG程度で、今以
上の高密度記録には飽和磁束密度Bsが不充分である。
また、Co系アモルファス合金は特性も良く高飽和磁束
密度Bsのものも作製できるが、450℃程度で結晶化
してしまうため、ヘッド形成する際に高温でガラス接合
できず、充分な接合強度が得られないという難点があっ
た。
【0005】その他の軟磁性材料としては窒化鉄があ
り、一般に、窒素含有雰囲気中で鉄をターゲットとして
イオンビーム蒸着あるいはスパッタリング等により薄膜
状に形成される。さらに、この薄膜は必要に応じて熱処
理されることもあった。しかしながら、この軟磁性薄膜
は、熱処理又は加熱によって保磁力が大幅に上昇してし
まい特性の安定性が不充分であるという問題があった。
【0006】特開昭63−299219号公報には、こ
のような問題点を改良せんとした次の軟磁性薄膜が記載
されている。
【0007】「Fexyz(ただし、x、y、zは各
々組成比を原子%として表し、AはSi、Al、Ta、
B、Mg、Ca、Sr、Ba、Cr、Mn、Zr、N
b、Ti、Mo、V、W、Hf、Ga、Ge、希土類元
素の少なくとも1種を表す。)なる組成式で示され、そ
の組成範囲が 0.5≦y≦ 5.0 0.5≦z≦ 7.5 x+y+z= 100 であることを特徴とする軟磁性薄膜。」
【0008】しかし、特開昭63−299219号公報
に記載の軟磁性薄膜もまた熱処理によって保磁力が上昇
するのを避けられない。
【0009】さらに一軸異方性を有していないため高周
波における透磁率を高くすることができないという欠点
がある。
【0010】また、製膜条件にもよるが、一般的に結晶
質材料は、膜を付着する過程でセルフシャドウイング効
果によって柱状晶になり易く、粒界部にボイドが形成さ
れるために磁気的に不連続になり軟磁気特性が劣化して
しまう傾向がある。このセルフシャドウイング効果は、
磁気ヘッドを作製する際の様に下地に段差がある場合や
厚膜化する場合に特に顕著となり、充分な特性が得られ
ないという難点があった。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点を改良し
た軟磁性薄膜の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれば
次の軟磁性薄膜により上記目的を達成することができ
る。
【0013】Fea-mmbc(但し、a、b、c、
mは各々原子%を示し、MはCo、Ru、Crの少なく
とも1種以上を表わし、BはZr、Hf、Ti、Nb、
Ta、Mo、Wの少なくとも1種以上を表わす。)なる
組成式で示され、その組成範囲は 0<m/a< 0.1 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)である軟磁性
薄膜。
【0014】Fea-mmbc(但し、a、b、c、
mは各々原子%を示し、MはCo、Ru、Cr、V、N
i、Mn、Pd、Ir、Ptの少なくとも1種以上を表
わし、BはZr、Hf、Ti、Nb、Ta、Mo、Wの
少なくとも1種以上を表わす。)なる組成式で示され、
その組成範囲は 0<m/a<0.3 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)である軟磁性
薄膜。
【0015】これらの組成範囲を点E、F、G、H、
I、Jにより図1に示す。
【0016】上記の組成範囲において、好ましくは、
0<m/a<0.2である。
【0017】なお、上記組成式において、a+b+c=
100(at%)である。
【0018】Fea-d-ebcRude(但し、a、
b、c、d、eは各々原子%を示し、XはZr及びHf
の少なくとも1種以上を表わし、ZはCr、V及びMn
の少なくとも1種以上を表わす。)なる組成式で示さ
れ、その組成範囲は 0<b≦20 0<c≦22 0<d≦10 0<e≦5 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)である軟磁性
薄膜。
【0019】上記組成範囲において、a+b+c=10
0(at%)であり、好ましくは、前記b、c、d及び
eのうちの少なくとも一が下記範囲内に属することであ
る。より好ましくは、これらの全てが下記範囲内に属す
ることである。 2≦b≦15 5≦c≦22 0.1≦d≦10 0.1≦e≦5
【0020】本出願人は、前記従来技術の問題点を改良
するものとして次の軟磁性薄膜について特許出願を行っ
た(平成1年特許願第304811号)。
【0021】「Feabc(但し、a、b、cは各々
原子%を示し、BはZr、Hf、Ti、Nb、Ta、
V、Mo、Wの少なくとも1種以上を表わす。)なる組
成式で示され、その組成範囲は 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であることを
特徴とする軟磁性薄膜。」
【0022】これに対して、本発明の軟磁性薄膜は、F
eの一部を前記特定量の元素Mで置き換えているので、
次のような効果を奏する。磁歪を元素Mの含有量に対応
して正の方向へ変化させ又は0に近い値(絶対値)に正
確に調整できる。飽和磁束密度Bsをより一層増加させ
ることができる(特にMがCoの場合)。磁歪が小さい
場合にも異方性磁界を数Oe(少なくとも2Oe程度ま
で)つけることができ高周波で使用する場合にも高い透
磁率が得られる(特にMがCoの場合)。耐食性をより
一層向上させることができる(特にMがCr、Co、N
i、Pd、Ir、Pt及びRuの少なくとも一種以上の
場合)。電気比抵抗を高めることができるので、渦電流
損失を低減でき、高周波で使用する場合にも高い透磁率
が得られる(特にMが、V、Cr、Mnの少なくとも一
種以上の場合)。
【0023】Feの一部をRuで置き換えた場合は、上
記のように耐食性をより一層向上させることができる。
そして、薄膜全体のうちの10原子%までのRuでFe
の一部を置き換える場合には、好ましくは、薄膜全体の
うちの5原子%までの前記Z元素(即ち、Cr、V及び
Mnの少なくとも1種以上の元素)で残りのFeの一部
を置き換える。これにより、軟磁性薄膜製造時及び製造
後に長時間(例えば4時間程度)の熱処理を行っても、
薄膜中の窒素が著しく減少せず、軟磁気特性が悪くなら
ない。Cr、V及びMnの各元素は、Nとの親和性が比
較的大きいことによると考えられる。なお、熱処理時間
が1時間程度であれば、薄膜中の窒素の著しい減少や軟
磁気特性の悪化は生じない。
【0024】好ましくは、前記組成範囲は 69≦a≦93 2≦b≦15 5≦c≦22 の範囲である。この組成範囲を点Q、K、L、U、Mに
より図1に示す。
【0025】また好ましくは、その組成範囲は、前記四
者の擬三成分組成座標系(Fe+M、B、N)において P(91、2、7) Q(93、2、5) R(88、7、5) S(73、12、15) T(69、12、19) U(69、9、22) V(76、5、19) の7点を結ぶ線分で囲まれた範囲である。この組成範囲
を点P、Q、R、S、T、U、Vにより図1に示す。
【0026】結晶粒径は、好ましくは300⌒以下であ
る。
【0027】
【好適な実施態様及び作用】本発明の軟磁性薄膜は、F
e、Nと、特定の元素M、即ち、Co、Ru、Cr、
V、Ni、Mn、Pd、Ir、Ptの少なくとも1種以
上の元素と、特定の添加元素B、即ち、Zr、Hf、T
i、Nb、Ta、Mo、Wの少なくとも1種以上の元素
とから成り、これらFeとNと特定の元素MとB(夫々
2種以上も含む)の四者は、前記特定の組成範囲内にあ
る。
【0028】前記組成範囲が、0<b≦20かつ、0<
c≦22の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であ
る場合、好ましくは、b≧0.5かつc≧0.5とする。b<
0.5又はc<0.5の場合にはその存在による効果が発揮さ
れないことが多いからである。
【0029】前記添加元素Bが20原子%を越えるか、
又は、Nが22原子%を越える場合には、良好な軟磁性
が得られない。
【0030】前記組成範囲が、69≦a≦93かつ2≦
b≦15かつ5<c≦22(より好ましくは5.5≦c≦
22)の場合は、より良好な軟磁性を示す。
【0031】また、好ましくは、前記組成は、前記四者
の擬三成分組成座標系(Fe+M、B、N)において、
前記特定の点P、Q、R、S、T、U、Vの7点を結ぶ
線分で囲まれた範囲である。この組成範囲では保磁力が
小さいので、特に磁気ヘッドのコア材料等に好適であ
る。最も好ましくは、保磁力が1.5Oe以下(さらには
1Oe以下)を示す組成範囲である。
【0032】前記添加元素BがZrである場合、軟磁性
薄膜の好ましい組成範囲は、 Fed(Zre1-e100-d 77≦d≦88 0.3≦e≦0.38 で示される範囲である(但し、このFeの一部は前記特
定量の元素Mで置き換えられている)。この組成範囲を
点W、X、Y、Zにより図1に示す。これらの点W、
X、Y、Zの座標はほぼ次の通りである。
【0033】 W(88、3.6、8.4) X(88、4.56、7.44) Y(77、8.74、14.26) Z(77、6.9、16.1) 即ち、この範囲では、Fe及びMを77〜88原子%含
み、かつ、Zrの含有率b(原子%)とNの含有率c
(原子%)の比c/bがおよそ1.63〜2.33となってい
る。この組成範囲の軟磁性薄膜は、良好な軟磁性(例え
ば、保磁力Hc<5Oe)を示す。
【0034】前記添加元素Bは、一種又は二種以上にす
ることができる。例えばZrのみ添加することができる
が、その他の添加元素でZrの一部(例えば添加される
Zrのうちの30原子%)を置き換えることができる。
【0035】本発明の軟磁性薄膜は、例えばRFスパッ
タ法等の気相析着法により前記特定組成の非晶質薄膜を
得て、この非晶質薄膜を例えば、350〜650℃で熱
処理し前記非晶質薄膜の一部ないし全部を結晶化させて
製造することができる。好ましくは、前記熱処理時に磁
界を印加して一軸磁気異方性を誘導し前記非晶質薄膜の
一部ないし全部を結晶化させて製造することができる。
【0036】本発明の軟磁性薄膜を前記の方法により製
造する場合、形成される基板の種類により製造後の軟磁
性薄膜の諸特性に差が生じる場合があるので、適宜基板
を選択して製造することが好ましい。
【0037】
【実施例】以下の実施例により本発明の効果を示す。
【0038】
【実施例1】Fe90-mComZr10(m=1.5、3.0又は
4.5(at%))の組成のターゲットを用い、0.0、2.5、
5.0、7.5、10.0、12.5モル%の窒素を含む窒素含有アル
ゴンガス雰囲気中で高周波スパッタリングを行ない、種
々の組成のFe−Co−Zr−N非晶質薄膜を得た。こ
れらの非晶質薄膜を磁界中において350℃×1時間又
は550℃×1時間で熱処理し種々のFe−Co−Zr
−N軟磁性薄膜を得た。これらの結果を表1に示す。ま
た表1には、550℃×1時間の熱処理によって得られ
た軟磁性薄膜中における全メタル原子(Fe、Co及び
Zr)中のZrの存在率(%)、及び窒素/Zr比も示
す。さらに軟磁性薄膜の磁気特性として保磁力Hc、異
方性磁界Hk及び飽和磁歪λsもあわせて示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【実施例2】実施例1と同様にして種々の組成の非晶質
薄膜を得た。これらの非晶質薄膜を磁界中において55
0℃で1、2、3、4時間熱処理して種々の軟磁性薄膜
を得た。これらの結果を得られた軟磁性薄膜の種々の特
性と共に表2に示す。
【0041】
【参考例】Fe90.0Zr10.0の組成のターゲットを用
い、6.0モル%の窒素を含有する窒素含有アルゴンガス
雰囲気中で高周波スパッタリングを行ないFe−Zr−
N非晶質薄膜を形成し、これを磁界中において550℃
で1、2、3、4時間熱処理しFe−Zr−N軟磁性薄
膜を得た。これらの結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
【実施例3】Fe90-xRuxZr10(x=1.5、3.0又は
4.5(at%))の組成のターゲットを用いて高周波スパ
ッタリングを行ないFe−Ru−Zr−N非晶質薄膜を
形成し、これらを550℃×1時間で熱処理してFe−
Ru−Zr−N軟磁性薄膜を得た。前記非晶質薄膜形成
時のスパッタガス雰囲気中のN2含有率と、得られた軟
磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を図2に示す。
【0044】
【実施例4】Fe92.6-xXZr7.4(X=Co、Cr又
はRu)のターゲットを用いて高周波スパッタリングを
行ないFe−X−Zr−N非晶質薄膜を形成し、これら
を熱処理してFe−X−Zr−N軟磁性薄膜を得た。得
られた前記軟磁性薄膜に含まれる前記X元素の含有率x
と、軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を図3に示す。
【0045】図3によれば、次のことがわかる。Co、
Cr又はRuを含まない軟磁性薄膜は飽和磁歪λsが負
でありその値は−4×10-7である。ところがFeの一
部をCo、Cr又はRuの一部でしだいに置き換えてゆ
くと飽和磁歪λsが正に変化しその値もしだいに大きく
なる。従って、好ましい飽和磁歪、その絶対値が9×1
-7以下、より好ましくは6×10-7、さらに好ましく
は2×10-7以下から0までの軟磁性薄膜を、それに対
応する特定量のCo、Cr又はRuでFeの一部を置き
換えることによって得ることができる。
【0046】
【実施例5】Fe90-xCoxZr10(x=1.5、3.0又は
4.5(at%))のターゲットを用いて高周波スパッタリ
ングを行ないFe−Co−Zr−N非晶質薄膜を形成
し、これらを550℃で1時間又は4時間熱処理してF
e−Co−Zr−N軟磁性薄膜を得た。前記非晶質薄膜
形成時のスパッタガス雰囲気中のN2含有率と、得られ
た軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を図4に示す。
【0047】
【実施例6】Fe90-xCrxZr10(x=1.5、3.0又は
4.5(at%))のターゲットを用いて10%N2−Ar雰
囲気中で高周波スパッタリングを行ないFe−X−Zr
−N非晶質薄膜を形成し、これを550℃で4時間熱処
理してFe−X−Zr−N軟磁性薄膜を得た。前記軟磁
性薄膜に含まれる前記X元素(Cr)の含有率xと、得
られた軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を図5に示
す。また、これらの膜の分析組成と飽和磁歪、異方性磁
界Hk、電気比抵抗ρの値を表3に示す。
【0048】図5および表3から次のことが判る。x=
4までCrが含有されても飽和磁歪は10の−6乗以下
であり良好な軟磁性を示す。(特にx=0.75の時に飽和
磁歪は零となり、良好な軟磁性を示す。)また、Cr添
加によって電気比抵抗が約100μΩcmとなり、即ちセ
ンダスト合金と同等以上に高くなり、高周波での渦電流
損失を低減することができる。これは、Nの含有量がC
rを添加していない合金よりも高いためと考えられる。
【0049】
【表3】
【0050】以上本発明の実施例によれば、10at%
(さらには15at%)を越えてNを含有する軟磁性薄膜
が得られた。
【0051】
【実施例7】Fe−M−Zr10(M=Cr又はCo)の
ターゲット、又はV、Mn若しくはNiの小片をのせた
Fe90Zr10のターゲットを用いて、10%N2−Ar
雰囲気中で高周波スパッタリングを行ないFe−M−Z
r−N非晶質薄膜(M=V、Cr、Mn、Co又はN
i)を形成し、これらを550℃4時間、磁界中で熱処
理し、Fe−M−Zr−N軟磁性薄膜(M=V、Cr、
Mn、Co又はNi)を得た。
【0052】得られたFe−M−Zr−N軟磁性薄膜の
飽和磁束密度BS、飽和磁歪λS 、異方性磁界HK、電気
比抵抗ρ及び原子%によるN/Zr比をそれぞれ図6〜
図10に示す。これらの図の横軸は、得られた軟磁性薄
膜中のFeとMとZrに対するM元素、即ち、V、C
r、Mn、Co又はNi元素の存在率m(原子%)を示
す。また、これらの膜の分析組成と飽和磁歪、Bs、H
k、Hc、ρの値を表4に示す。
【0053】
【表4】
【0054】図6によれば、得られた軟磁性薄膜は、高
い飽和磁束密度を有することがわかる。なお、Coを含
有する場合は、Co以外の元素とは異なり、Co元素の
存在率の増加にともない飽和磁束密度も増加するという
ことがわかる。
【0055】図7によれば、Fe−Zr−N軟磁性薄膜
の飽和磁歪は負(−2.5×10-7)であるが、前記M
元素を存在させることにより飽和磁歪を0ないし正にす
ることができる、ということがわかる。特に、すべての
M元素についてmが0.5〜1.5原子%の範囲で飽和磁歪が
0になる。また、M元素を多量に添加しても、飽和磁歪
は、10-6オーダー以下である。
【0056】図8は、M元素の添加による誘導異方性磁
界の変化を示す。Fe−Zr−N軟磁性薄膜の一軸異方
性磁界は、1.3(Oe)であるが、M元素を3原子%
まで添加する場合は、いずれのM元素でも異方性磁界を
増加させることができる。しかし、Cr、Mn、及びN
iの場合は、3原子%を越えて添加すると、異方性磁界
が減少する。このように、本発明の軟磁性薄膜は、誘導
磁気異方性を付与できるので高周波透磁率を出しやす
い。
【0057】図9は、M元素添加による電気比抵抗の変
化を示す。V、Cr、又はMnのいずれかを5%程度添
加することにより、100μΩ・cmを越える著しい電
気比抵抗の増加が観られた。これにより、高周波での渦
電流損失を低減することができる。一方、Co及びNi
を5%程度添加しても、電気比抵抗はあまり増加しなか
った。
【0058】図10は、M元素の存在率mとN/Zr比
との関係を示す。図10によれば、V、Cr及びMn
は、CoやNiに比較して、Nとの親和性が良好である
と考えられる。即ち、得られた軟磁性薄膜にV、Cr又
はMnが存在する場合には、Co又はNiが存在する場
合よりも、より多くのNが存在できると考えられる。
【0059】
【実施例8】Fe85.5Zr10Ru4.5の組成のターゲッ
トを用い、このターゲット上に5mm角のCr小片を配
して、5モル%の窒素を含む窒素含有アルゴンガス雰囲
気中でRFスパッタリングを行ない(電力400W)、
種々の組成のFe−Zr−N−Ru−Cr非晶質薄膜
(膜厚約1μm)を得た。これらの非晶質薄膜を磁界中
において550℃で4時間熱処理して、種々のFe−Z
r−N−Ru−Cr軟磁性薄膜を得た。得られた軟磁性
薄膜の組成(原子%)及び磁化容易軸方向の保磁力Hc
[Oe]を表5に示す。
【0060】表5によれば、RuでFeの一部を置き換
える場合には、1.58原子%のCrで残りのFeの一部を
置き換えることにより、長時間熱処理による保磁力の増
大を防止できる、ということがわかる。
【0061】
【表5】
【0062】
【発明の効果】本発明の軟磁性薄膜は、上述の説明から
も明らかな様に、センダスト合金やアモルファス軟磁性
合金よりもはるかに高い飽和磁束密度を有し、かつ、磁
歪を零とすることができ、低保磁力、高透磁率の優れた
軟磁気特性を得ることができる。
【0063】また、電気抵抗率もセンダスト並に高く磁
界中熱処理によって一軸異方性を持たせることができ、
その大きさも組成や熱処理時間によって制御することが
できるので、目的に応じた高周波透磁率を得ることがで
きる。さらに650℃までの熱処理によっても特性が劣
化しないことから、ガラスボンディングなどに対する耐
熱性にも優れており、あわせて高い硬度と耐食性を持つ
ことから、耐摩耗性も高く、信頼性の高い材料となって
いる。
【0064】本発明の軟磁性薄膜は、製膜時には非晶質
合金として形成し熱処理によって後から微結晶化させる
ことができるので、膜形成にあたってステップカバレッ
ジが良好でかつ鏡面が得られ易く多層膜化などの手段に
依らなくても結晶粒の粗大化を防ぐことができるので、
厚膜化することが可能である。
【0065】前記特定量のRuと前記特定量のCr、V
及びMnのうちの少なくとも1種でFeの一部を置き換
えた軟磁性薄膜は、顕著な耐食性を有すると共に、長時
間熱処理によっても薄膜中の窒素が著しく減少せず、軟
磁気特性が悪くならない。
【0066】従って、本発明の軟磁性薄膜を例えば磁気
ヘッドのコア材料として用いることによって、高保磁力
の磁気記録媒体に対応することができ、高品質化、高帯
域化、高記録密度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軟磁性薄膜の組成範囲を示す図であ
る。
【図2】非晶質薄膜形成時のスパッタガス雰囲気中のN
2含有率と、得られた軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係
を示す図である。
【図3】得られた軟磁性薄膜に含まれる前記X元素の含
有率xと、軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を示す図
である。
【図4】非晶質薄膜形成時のスパッタガス雰囲気中のN
2含有率と、得られた軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係
を示す図である。
【図5】得られた軟磁性薄膜に含まれるCrの含有率x
と、軟磁性薄膜の飽和磁歪λsとの関係を示す図であ
る。
【図6】本発明の軟磁性薄膜のM元素の存在率m(原子
%)(但し、FeとMとZr中におけるMの存在率)
(以下同じ)と飽和磁束密度との関係を示す図である。
【図7】本発明の軟磁性薄膜のM元素の存在率mと飽和
磁歪λsとの関係を示す図である。
【図8】本発明の軟磁性薄膜のM元素の存在率mと異方
性磁界Hkとの関係を示す図である。
【図9】本発明の軟磁性薄膜のM元素の存在率mと電気
比抵抗ρとの関係を示す図である。
【図10】本発明の軟磁性薄膜のM元素の存在率mとN
/Zr比との関係を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Fea-mmbc(但し、a、b、c、m
    は各々原子%を示し、MはCo、Ru、Crの少なくと
    も1種以上を表わし、BはZr、Hf、Ti、Nb、T
    a、Mo、Wの少なくとも1種以上を表わす。)成る組
    成式で示され、その組成範囲は 0<m/a<0.1 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であることを
    特徴とする軟磁性薄膜。
  2. 【請求項2】Fea-mmbc(但し、a、b、c、m
    は各々原子%を示し、MはCo、Ru、Cr、V、N
    i、Mn、Pd、Ir、Ptの少なくとも1種以上を表
    わし、BはZr、Hf、Ti、Nb、Ta、Mo、Wの
    少なくとも1種以上を表わす。)なる組成式で示され、
    その組成範囲は 0<m/a< 0.3 0<b≦20 0<c≦22 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であることを
    特徴とする軟磁性薄膜。
  3. 【請求項3】Fea-d-ebcRude(但し、a、
    b、c、d、eは各々原子%を示し、XはZr及びHf
    の少なくとも1種以上を表わし、ZはCr、V及びMn
    の少なくとも1種以上を表わす。)なる組成式で示さ
    れ、その組成範囲は 0<b≦20 0<c≦22 0<d≦10 0<e≦5 の範囲(但し、b≦7.5かつc≦5を除く)であることを
    特徴とする軟磁性薄膜。
  4. 【請求項4】前記b、c、d及びeのうちの少なくとも
    一が 2≦b≦15 5≦c≦22 0.1≦d≦10 0.1≦e≦5 の範囲に属することを特徴とする請求項3に記載の軟磁
    性薄膜。
JP3203696A 1989-01-26 1991-07-19 軟磁性薄膜 Expired - Fee Related JP2784105B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203696A JP2784105B2 (ja) 1990-07-27 1991-07-19 軟磁性薄膜
US07/878,624 US5421915A (en) 1989-01-26 1992-05-05 Method for preparing same and magnetic head
US08/775,518 US5772797A (en) 1989-01-26 1997-01-02 Soft magnetic thin film, method for preparing same and magnetic head
US08/957,791 US6238492B1 (en) 1989-01-26 1997-10-24 Soft magnetic thin film, method for preparing same and magnetic head

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20031090 1990-07-27
JP26945290 1990-10-09
JP3-138561 1991-05-15
JP2-269452 1991-05-15
JP2-200310 1991-05-15
JP13856191 1991-05-15
JP3203696A JP2784105B2 (ja) 1990-07-27 1991-07-19 軟磁性薄膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0529143A true JPH0529143A (ja) 1993-02-05
JP2784105B2 JP2784105B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=27472153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3203696A Expired - Fee Related JP2784105B2 (ja) 1989-01-26 1991-07-19 軟磁性薄膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784105B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112652436A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种高频软磁材料及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357758A (ja) * 1986-08-26 1988-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化磁性合金膜及びその形成法
JPH02218006A (ja) * 1989-02-17 1990-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘッド
JPH03132005A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hitachi Ltd 磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド
JPH03188603A (ja) * 1989-09-25 1991-08-16 Tdk Corp 軟磁性薄膜および磁気ヘッド
JPH0410402A (ja) * 1990-04-26 1992-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 軟磁性薄膜とその製造方法並びに磁気ヘッド
JPH0483313A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 軟磁性薄膜並びに磁気ヘッド

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357758A (ja) * 1986-08-26 1988-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化磁性合金膜及びその形成法
JPH02218006A (ja) * 1989-02-17 1990-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘッド
JPH03188603A (ja) * 1989-09-25 1991-08-16 Tdk Corp 軟磁性薄膜および磁気ヘッド
JPH03132005A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hitachi Ltd 磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド
JPH0410402A (ja) * 1990-04-26 1992-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 軟磁性薄膜とその製造方法並びに磁気ヘッド
JPH0483313A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 軟磁性薄膜並びに磁気ヘッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112652436A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种高频软磁材料及其制备方法
CN112652436B (zh) * 2020-12-16 2024-05-31 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种高频软磁材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2784105B2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0380136A2 (en) Soft magnetic thin film, method for preparing same and magnetic head
JP2550996B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2635402B2 (ja) 軟磁性合金膜
US5772797A (en) Soft magnetic thin film, method for preparing same and magnetic head
JPS63119209A (ja) 軟磁性薄膜
JPH0744108B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2692088B2 (ja) 軟磁性積層膜
JPH07116563B2 (ja) Fe基軟磁性合金
JPH0484403A (ja) 軟磁性薄膜
JP2784105B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2698813B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2508479B2 (ja) 軟磁性フエライト薄膜
JPH03263306A (ja) 磁性体膜および磁気ヘッド
JP2675178B2 (ja) 軟磁性合金膜
JP2866911B2 (ja) 磁気ヘッド
JP2657710B2 (ja) 軟磁性薄膜の製造方法
JP2584687B2 (ja) 軟磁性薄膜の製造方法
JP2635416B2 (ja) 軟磁性合金膜
JP2546275B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2508462B2 (ja) 軟磁性薄膜
JPH0416517A (ja) 軟磁性薄膜
JPH0744123B2 (ja) 軟磁性薄膜の製造方法
JP2884599B2 (ja) 軟磁性非晶質膜
JP2727274B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP2551008B2 (ja) 軟磁性薄膜

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980512

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080522

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100522

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees