JPH052933U - 曲折形状樹脂成形体 - Google Patents

曲折形状樹脂成形体

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JPH052933U
JPH052933U JP4945991U JP4945991U JPH052933U JP H052933 U JPH052933 U JP H052933U JP 4945991 U JP4945991 U JP 4945991U JP 4945991 U JP4945991 U JP 4945991U JP H052933 U JPH052933 U JP H052933U
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JP4945991U
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哲也 宮野
秀和 大江
晴孝 岡本
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金型に要するコストを低減するとともに、容易
に一体的な曲折形状とできる形状とする。 【構成】基部1と、基部に隣接する側部2と、基部と側
部の間に形成されたヒンジ部3と、ヒンジ部近傍で基部
と側部の一方に形成された係合凹部4と、ヒンジ部を挟
んで係合凹部と対称位置で基部と側部の他方に形成され
係合凹部と係合して係止可能な係合凸部5と、からな
り、全体を展開形状で成形後ヒンジ部で曲折され係合凹
部と係合凸部の係合により曲折形状が保持されているこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、断面略L字状の曲折形状の樹脂成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車のラジエータへの空気流を制御するのに用いられるシールラジエ ータサイドは、断面略L字状をなし、基部と基部から曲折した側部とからなる大 きな凹凸をもつ複雑な形状であり、PPなどの樹脂から形成される。このシール ラジエータサイドを車体に組付けるには、予め曲折形状とされたものを組付ける ことが望ましく、分割されたものをそれぞれ車体に組付けて所定の曲折形状とす るのは工数が多大となって好ましくない。
【0003】 そこでこのシールラジエータサイドを製造する場合、所定の曲折形状に一体的 に成形する方法、または分割形状にそれぞれ成形した後曲折形状に組付ける方法 の2種類の方法で製造されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、所定の曲折形状に一体的に成形する方法では、成形体にアンダ ーカット部が多く多数のスライドコアを必要とする。またスライドコアの形状も 大型化し、金型全体が大型化するという問題もある。一方、分割形状にそれぞれ 成形した後曲折形状に組付ける方法では、スライドコアは少ないものの多数の金 型を必要とする。したがってどちらの方法でも金型に要するコストが多大となり 、製品コストの上昇を招いている。また後者の方法では、組付け工数も多大であ る。
【0005】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、金型に要するコストを 低減するとともに、容易に一体的な曲折形状とできる形状とすることを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案の曲折形状樹脂成形体は、基部と、基部に隣接する 側部と、基部と側部の間に形成されたヒンジ部と、ヒンジ部近傍で基部と側部の 一方に形成された係合凹部と、ヒンジ部を挟んで係合凹部と対称位置で基部と側 部の他方に形成され係合凹部と係合して係止可能な係合凸部と、からなり、全体 を展開形状で成形後ヒンジ部で曲折され係合凹部と係合凸部の係合により曲折形 状が保持されていることを特徴とする。
【0007】 本考案の特色は、ヒンジ部をもつこと、さらにはヒンジ部に対して対称位置に 係合凹部と係合凸部とが形成されているところにある。この係合凹部と係合凸部 の形状は、容易に係合可能で、かつ係合状態を保持できることが望ましく、クリ ップ穴とクリップ、引っ掛かり部と爪、ビス穴とビスなど、種々の構成を採用す ることができる。これによりヒンジ部で曲折したときに係合凹部と係合凸部とが 係合し、基部と側部の曲折形状を保持することができる。
【0008】 基部及び側部の形状及び材質は特に制限されず、種々の形状及び材質とするこ とができる。
【0009】
【考案の作用及び効果】
本考案の曲折形状樹脂成形体では、先ずヒンジ部で展開されたその展開形状で 成形により形成される。したがってアンダーカット部をなくすことができ、スラ イドコアを使用しない金型構造とすることができる。また全体を一度で成形でき るため、金型の数も少なくてすむ。これにより金型の製作に要する費用が低減さ れ、製造コストを低減することができる。
【0010】 得られた展開形状の成形体はヒンジ部で容易に曲折でき、所定の一体的な曲折 形状とすることができる。そしてヒンジ部で曲折されたときに、係合凹部と係合 凸部とが係合しその係合状態が保持されるため、曲折形状を保持することができ る。したがってその状態で所定位置へ容易に組付けることが可能となり、組付け 工数が低減され、生産性が向上する。
【0011】 さらに係合凹部と係合凸部の係合は、ヒンジ部の曲折と同時に行うことができ るため工数の増大は僅かである。したがって展開形状で供給し、組付け時に曲折 形状とすることが好ましい。このようにすれば展開形状で保管できるため、保管 スペースが小さくなり、運搬も容易となる。
【0012】
【実施例】
以下、実施例により具体的に説明する。 本実施例の曲折形状樹脂成形体は、シールラジエータサイドであり、その全体 斜視図を図1に示す。この成形体は、基部1と、基部1の一端から略直角に曲折 された側部2とから構成され、ポリプロピレンから射出成形で形成されている。 このシールラジエータサイドは、基部1及び側部2にそれぞれ取付穴10、20 をもち、この断面略L字状のまま取付穴10、20を介して車体にビスで固定さ れる。
【0013】 ここで基部1及び側部2は、図示するようにそれぞれ複雑な曲折形状となって いる。したがってこの形状で基部1と側部2とを一体的に成形しようとすると、 アンダーカット部が多くなり大型のスライドコアが多数必要となる。また、基部 1と側部2をそれぞれ成形すればスライドコアの数は少なくなるが、金型の数が 増え、かつ基部1と側部2を断面略L字状に組付ける工数が増えてしまう。
【0014】 そこで本実施例では、基部1と側部2との間にヒンジ部3を設けるとともに、 基部1のヒンジ部3近傍に係合凹部としてのボス部4を形成し、ヒンジ部3に対 してボス部4と対称位置の側部2に係合凸部としての一対の爪5を形成している 。 ヒンジ部3は、直線状に薄肉とされ基部1と側部2を区画するとともにこのヒ ンジ部3で曲折可能とされている。
【0015】 ボス部4は、図3に拡大して示すように、基部1から壁状に直立し中央に貫通 孔40が形成されている。 また爪5は、図3に拡大して示すように、側部2から直立し間隔を隔てて平行 に一対設けられ、厚肉の頭部50と薄肉の脚部51とから構成されている。この 一対の爪5は互いに近接する方向へ弾性変形可能に構成されている。
【0016】 そしてヒンジ部3で曲折されたときに、一対の爪5はボス部4の貫通孔40に 係合し互いに近接する方向へ弾性変形する。そして頭部50が貫通孔40を通り 抜けると、爪5は弾性により間隔が拡がる方向へ変形し、頭部50がボス部4の 裏面側と係合することにより、爪5はボス部4から抜けるのが阻止され基部1と 側部2とは曲折形状が保持されている。なお爪5の頭部50の先端はヒンジ部3 を曲率中心とするR形状とされ、貫通孔40に挿入される際の抵抗が小さくされ ている。
【0017】 このシールラジエータサイドは、まず射出成形により図2に示すようにヒンジ 部3で開かれた展開形状に成形される。このように展開形状に成形することによ り、基部1及び側部2のアンダーカット部が解消され、スライドコアを使用しな い金型構造とすることができる。また基部1と側部2を一体的に成形するので、 金型の数が増えることもない。なお、このボス部4と爪5の成形にはスライドコ アが必要であるが、板状で単純形状の小型のスライドコアで十分であり金型費用 はあまり増大しない。形成された成形体には、スライドコアにより形成された穴 部11、21が存在している。
【0018】 そしてヒンジ部3で曲折すると、爪5がボス部4と係合して係止されるため、 基部1と側部2とは図1に示される断面力L字状の曲折形状で保持される。 したがって本実施例のシールラジエータサイドは、金型に要する費用が低減さ れ、かつ組付け工数の増大もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の曲折形状樹脂成形体の斜視
図である。
【図2】本考案の一実施例の曲折形状樹脂成形体の展開
状態を示す正面図である。
【図3】図2の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1:基部 2:側部
3:ヒンジ部 4:ボス部(係合凹部) 5:爪(係合凸部)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基部と、該基部に隣接する側部と、該基
    部と該側部の間に形成されたヒンジ部と、該ヒンジ部近
    傍で該基部と該側部の一方に形成された係合凹部と、該
    ヒンジ部を挟んで該係合凹部と対称位置で該基部と該側
    部の他方に形成され該係合凹部と係合して係止可能な係
    合凸部と、からなり、 全体を展開形状で成形後前記ヒンジ部で曲折され前記係
    合凹部と前記係合凸部の係合により曲折形状が保持され
    ていることを特徴とする曲折形状樹脂成形体。
JP4945991U 1991-06-27 1991-06-27 曲折形状樹脂成形体 Expired - Fee Related JP2511269Y2 (ja)

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JPH052933U true JPH052933U (ja) 1993-01-19
JP2511269Y2 JP2511269Y2 (ja) 1996-09-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110121457A (ko) * 2010-04-30 2011-11-07 현대모비스 주식회사 그로멧 일체형 크래쉬패드

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KR20110121457A (ko) * 2010-04-30 2011-11-07 현대모비스 주식회사 그로멧 일체형 크래쉬패드

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JP2511269Y2 (ja) 1996-09-25

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