JPH0529461Y2 - - Google Patents

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JPH0529461Y2
JPH0529461Y2 JP18505786U JP18505786U JPH0529461Y2 JP H0529461 Y2 JPH0529461 Y2 JP H0529461Y2 JP 18505786 U JP18505786 U JP 18505786U JP 18505786 U JP18505786 U JP 18505786U JP H0529461 Y2 JPH0529461 Y2 JP H0529461Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は防眩ミラーの駆動回路にかかるもの
で、特に全固体型エレクトロクロミツク素子
(ECD)タイプのパネルを用いた防眩ミラーの濃
度制御をすみやかに行なえるようにした駆動回路
に関する。
[従来の技術とその問題点] 従来、表示素子等の被駆動素子としては、液晶
が一般に用いられている。この液晶は低電圧、低
電力動作が可能であること及び薄形であること等
から電卓、腕時計等の分野で広く使用されてい
る。一方、エレクトロクロミツク素子(ECD)
は、電気化学反応による着色の可逆的変化を利用
するものであるため、液晶に比較して鮮明でかつ
視角依存性が小さい等の特徴を持つている。この
ため、これら特長を生かして表示素子をはじめと
して多くの産業分野で利用されつつある。しか
し、ECDは、液晶に比べて応答スピードが遅く、
この点について考慮しなくてはならない。従つ
て、従来ECD防眩ミラーの駆動装置には応答ス
ピードを早くするための試みが多く為されてい
る。
通常は、ECDへの印加の電圧1.2V乃至1.5Vを
正逆切換スイツチにより、着色電極側または消色
電極側に電圧を印加する(例えば特開昭54−
118198号公報参照)。ECDに印加できる最大印加
電圧は、連続して当該ECDに印加することは好
ましくなく、所定の濃度にサチレートする電圧を
印加した方が良いことが判つている。しかし、そ
の場合最初から印加すると、ECDの応答が遅い
し、また中間濃度に制御しようとするときも応答
が遅くなる。
本考案はECDの濃度を制御する場合に、該
ECDの応答性が早く、かつ中間濃度への制御も
速かに行なえる駆動回路を提供することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案はECDを着
色する方向に制御するときは、着色電極側に印加
できる最大印加電圧を所定の時間印加し、引続き
希望する着色濃度にサチレートする電圧を印加す
るように回路構成したものであり、また消色する
方向に制御するときには、消色電極側に適当な消
色電圧を所定の時間印加するか、ECD端子間を
所定の時間短絡状態にして、引続き希望する濃度
にサチレートする電圧を印加するように回路構成
したものである。
すなわち、本考案は、全固体型エレクトロクロ
ミツク素子(ECD)タイプのパネルを用いた防
眩ミラーにおいて、イグニツシヨンスイツチに接
続された安定化電源回路と、ECDを着色電極側
に印加できる駆動最大印加電圧電源回路と、
ECDに所定濃度の着色電圧を印加する駆動維持
電圧電源回路と、イグニツシヨンスイツチの初期
投入時にCRの時定数で決定される時間だけ消色
信号を出力するイグニツシヨンスイツチON−
OFF検出回路と、数段階の設定された着色電圧
をECDの着色電極側に印加するための切換スイ
ツチと、切換スイツチの接続状態を検出するスイ
ツチ切換検出回路と、スイツチ切換検出回路の出
力によつて前記最大駆動電圧を所定時間維持した
のち、任意の駆動維持電圧を印加する制御回路
と、制御回路の出力によつてECDの着色・消色
を切換えるECD駆動用スイツチング回路とから
なるものである。
[作用] ECDを着色する方向に制御するとき、すなわ
ち切換スイツチを第1の位置から第2の位置、第
2の位置から第3の位置へと着色濃度が濃くなる
ように操作するときは、切換スイツチの接続状態
を検出回路で検出し、その信号に基づき制御回路
に通電されるが、制御回路のタイマー要素によつ
て最大印加電圧が所定の時間維持され、次いで前
記制御回路によりECD駆動用スイツチング回路
を切換えると共に希望する着色濃度に飽和する電
圧を印加する。また消色する方向に制御すると
き、すなわち切換スイツチを第3の位置から第2
の位置、第2の位置から第1の位置へと操作する
ときには、切換スイツチの接続状態を検出回路で
検出し、その信号に基づき制御回路のタイマー要
素によつて消色電圧を所定時間印加するか、
ECD端子間を所定の時間短絡状態にし、制御回
路により引続き希望する濃度にサチレートする電
圧を印加するように作用する。
[実施例] 次に本考案ECD防眩ミラーの駆動回路の一実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案ECD防眩ミラーの駆動装置の
基本構成を示すブロツク図、第2図は第1図のブ
ロツク図の実施の一例を示す回路図である。
第1図において、1は直流安定化電源回路、2
はイグニツシヨンスイツチON−OFF検出回路、
3は駆動最大印加電圧電源回路、4は駆動維持電
圧電源回路、5は制御回路、6はスイツチ切換検
出回路、7はスイツチ、8はアナログゲート
(ECD駆動用スイツチング回路)、10はエレク
トロクロミツク素子(ECD)である。
直流安定化電源回路1は、第2図に示すこどく
ダイオードD1と、定電圧3端子レギユレータ9
と、コンデンサC1,C2とからなつている。そ
の出力側にイグニツシヨンスイツチON−OFF検
出回路2と駆動最大印加電圧電源回路3と駆動維
持電圧電源回路4とを並列に接続している。イグ
ニツシヨンスイツチON−OFF検出回路2は、比
較器A1、抵抗R1〜R4、定電圧ダイオード
ZDを含む電圧検出回路と、ノアゲートNOR1,
NOR2、ダイオードD2,D4、コンデンサC
3、抵抗R5,R6を含む単安定マルチバイブレ
ータと、ノアゲートNOR3、ダイオードD3か
ら成るゲート回路から構成されている。
駆動最大印加電圧電源回路3はトランジスタ
TR1と、ダーリントン接続されたトランジスタ
TR2,TR3と抵抗等から構成される帰還型安
定化電源回路であり、1.35Vを出力する。駆動維
持電圧電源回路4は、トランジスタTR4、ダー
リントン接続されたトランジスタTR5,TR6
および抵抗とから構成され、切換スイツチ7の選
択により所定の着色濃度(例えば反射率20%、35
%、60%)に飽和する電圧を印加する。
制御回路5は第2図に示すように、前記イグニ
ツシヨンスイツチON−OFF検出回路2中の単安
定マルチバイブレータと同様に3組のノアゲート
(NOR11,12,21,22および31,3
2)からなる単安定マルチバイブレータより構成
され、その出力はFET11,12の各ゲートに
印加されるがFET12はノアゲートNOR4によ
り正負変換された電圧が印加される。ノアゲート
NOR4の一方の入力端はイグニツシヨンスイツ
チON−OFF検出回路2の出力が与えられてい
る。
切換スイツチ7は3回路連動式の切換スイツチ
で、第1の接点X1〜X3はECD10の反射率
が例えば20%の着色濃度になるような、また第2
の接点Y1〜Y3は例えば35%に、第3の接点Z
1〜Z3は例えば60%の着色濃度になるような駆
動維持電圧を印加するためのものである。スイツ
チ切換検出回路6は、並列に3個の比較器A2,
A3,A4を接続してある。アナログゲート8は
3個のFET11,12,13で構成されている。
次に作用を説明する。
切換スイツチ7がC1−Z1,C2−Z2,C
3−Z3の状態で接続され、反射率が60%になつ
ているとき、スイツチ操作でC1−Y1,C2−
Y2,C3−Y3に切換えると、比較器A3によ
つてスイツチ切換えを検出し、ノアゲートNOR
31、NOR32で構成される単安定マルチバイ
ブレータをONし、CRで決定される所定時間
FET11のゲート及びノアゲートNOR4の一方
の入力端子にハイレベル信号(以下「H」)を入
力する。したがつてFET11がON、FET12が
OFFとなり、駆動最大印加電圧電源回路3より
1.35VがECD10の着色電極側に印加され、所定
時間経過後FET11がOFF、FET11がONと
なり、駆動維持電圧電源回路4より0.6VがECD
10の着色電極側に印加され反射率を35%にす
る。これは第3図のイ,ロ,ハに相当する。
続いてスイツチをC1−X1,C2−X2,C
3−X3に切換えると、比較器A2によつてスイ
ツチ切換えを検出し、ノアゲートNOR11,
NOR12で構成される単安定マルチバイブレー
タをONし、CRで決定される所定時間FET11
のゲート及びノアゲートNOR4の一方の入力端
子に「H」を入力する。従つて、FET11が
ON、FET12がOFFとなり、駆動最大印加電圧
電源回路3より1.35VがECD10の着色電極側に
印加され、所定時間経過後、FET11がOFF、
FET12がONとなり、駆動維持電圧電源回路4
より1.2VがECD10の着色電極側に印加され反
射率を20%にする。これは第3図のハ,ニ,ホに
相当する。
引続きスイツチ操作により、C1−Y1,C2
−Y2,C3−Y3に戻すと、比較器A4によつ
て切換えを検出し、ノアゲートNOR21、NOR
22で構成される単安定マルチバイブレータを
ONし、CRで決定される単安定マルチバイブレ
ータをONし、CRで決定される所定時間ノアゲ
ートNOR4の一方の入力端子及びFET13のゲ
ートに「H」を入力する。このときノアゲート
NOR12,NOR32の出力は必ずローレベル
(以下「L」)となるので、FET11,FET12
はOFF、FET13はONとなり、ECD10は、
着色電極、消色電極共に接地され消色する方向へ
反応し、所定時間経過後、FET12がON、FET
11,FET13はOFFで駆動維持電圧電源回路
4より、0.6VがECD10の着色電極側に印加さ
れ反射率を35%にする。これは第3図のホ,ヘ,
トに相当する。
さらに、スイツチをC1−Z1,C2−Z2,
C3−Z3にするとFET12のみONのままで
ECD10の着色電極側が接地され、ECD10の
消色電極側に駆動維持電圧電源回路4より0.6V
が印加されるので反射率は60%となる。これは第
3図ではト・チに相当する。なお、イグニツシヨ
ンスイツチON時は、検出回路2のノアゲート
NOR1,NOR2によつて構成されている単安定
マルチバイブレータの出力がCRによつて決定さ
れる時間だけ「H」を出力し、FET13のみON
させるので、ECD10の着色電極側はスイツチ
がC1−X1,C2−X2,C3−X3の接続状
態でもC1−Y1,C2−Y2,C3−Y3の接
続状態でも接地され消色状態となり、所定時間経
過後、設定された電圧が印加される。
上記のように、本考案ではECDを着色する方
向に制御するときは、着色電極側に印加できる最
大印加電圧を所定の時間印加し、引続き希望する
着色濃度にサチレートする電圧を印加するように
回路構成され、消色する方向に制御するときに
は、消色電極側に適当な消色電圧を所定の時間印
加するか、ECD端子間を所定の時間短絡状態に
して引続き希望する濃度にサチレートする電圧を
印加するように回路構成したものである。
[考案の効果] 本考案では、ECDを着色方向へ制御するとき
には、CRによつて決定される時間だけ駆動最大
印加電圧を印加し、所定時間経過後、駆動維持電
圧印加状態に切換え、希望する着色濃度にし、消
色方向へ制御するときには、CRによつて決定さ
れる時間だけECD端子間を短絡または消色電圧
を印加し、所定時間経過後、駆動維持電圧印加状
態に切換え、希望する着色濃度にするように駆動
電圧を制御し、ECDの着色、消色切換時の応答
性を速くすることが可能となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エレクトロクロミツク防眩ミラ
ーの駆動回路のブロツク図、第2図はその回路の
実施の一例を示す図、第3図はECDの駆動特性
を示す図である。 1……定電圧回路、2……イグニツシヨンスイ
ツチON−OFF検出回路、3……駆動最大電圧電
源回路、4……駆動維持電圧電源回路、5……制
御回路、6……スイツチ切換検出回路、7……切
換スイツチ、8……スイツチング回路、10……
ECD(エレクトロクロミツク素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全固体型エレクトロクロミツク素子(ECD)
    タイプのパネルを用いた防眩ミラーの駆動回路に
    おいて、イグニツシヨンスイツチに接続された安
    定化電源回路と、ECDの着色電極側に印加でき
    る駆動最大印加電圧電源回路と、ECDに所定濃
    度の着色電圧を印加する駆動維持電圧電源回路
    と、イグニツシヨンスイツチの初期投入時にCR
    の時定数で決定される時間だけ消色信号を出力す
    るイグニツシヨンスイツチON−OFF検出回路
    と、数段階の設定された着色電圧をECDの着色
    電極側に印加するための切換スイツチと、切換ス
    イツチの接続状態を検出するスイツチ切換検出回
    路と、スイツチ切換検出回路の出力によつて前記
    最大駆動電圧を所定時間維持したのち、任意の駆
    動維持電圧を印加する制御回路と、制御回路の出
    力によつてECDの着色・消色を切換えるECD駆
    動用スイツチング回路とからなるエレクトロクロ
    ミツク防眩ミラーの駆動回路。
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JPH0746911Y2 (ja) * 1986-12-26 1995-10-25 株式会社村上開明堂 エレクトロクロミツク防眩ミラ−の駆動回路
JP2016218431A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 株式会社リコー エレクトロクロミック駆動装置

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