JPH0529552Y2 - - Google Patents

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JPH0529552Y2
JPH0529552Y2 JP8191489U JP8191489U JPH0529552Y2 JP H0529552 Y2 JPH0529552 Y2 JP H0529552Y2 JP 8191489 U JP8191489 U JP 8191489U JP 8191489 U JP8191489 U JP 8191489U JP H0529552 Y2 JPH0529552 Y2 JP H0529552Y2
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brake
rotary
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rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は回転盤と制動盤との間のギヤツプを調
節する電磁ブレーキのギヤツプ調節装置に関す
る。
(従来の技術) 従来のブレーキ付きモータに用いられている電
磁ブレーキの一例を第5図に示す。この第5図に
おいて、回転軸1の先端部分には回転盤2が嵌合
されており、この回転盤2はキー3により回転軸
1と一体的に回転するようになされている。この
回転盤2は回転軸1を支持するボールベアリング
4のインナーレース4aとの間に設けられた圧縮
ばね5により、回転軸1の先端部の雄ねじ部6に
螺合されたナツト7に押付けられ、これにより定
位置に固定された状態になされている。一方、電
磁コイル8を内設したヨーク9がモータブラケツ
ト10にボルト11により固定され、このヨーク
9と回転盤2との間に制動盤12が配置されてい
る。この制動盤12は小孔12aをボルト11の
頭部11aに嵌合することにより、回転不能で且
つ軸方向に移動可能に支持されている。そして、
この制動盤12はモータブラケツト10との間に
設けられた圧縮ばね13により回転盤2に圧接す
るように付勢されている。そして、モータの通電
に合わせて電磁コイル8が通電されると、制動盤
12が圧縮ばね13のばね力に抗してヨーク9に
吸引されて回転盤2から離反し、回転軸1が制動
解除状態になされて回転する。そして、モータの
断電に合わせて電磁コイル8が断電されると、制
動盤12が圧縮ばね13の付勢力により回転盤2
に圧接され、回転軸1が制動される。
このような電磁ブレーキにおいて、制動解除時
における回転盤2と制動盤12との間のギヤツプ
調節は、ナツト7を螺進退操作することにより行
われる。すなわち、回転盤2は回転軸1に対し軸
方向に移動できるように嵌合されているため、ナ
ツト7を螺進退させると、回転盤2がナツト7に
押されて矢印A方向に移動し、或いは圧縮ばね5
の付勢力により矢印Aとは反対方向に移動する。
このような回転盤2の軸方向移動により、回転盤
2と制動盤12とのギヤツプ調節がなされる。そ
して、適宜のギヤツプに調節した後は、菊座金1
4の外周の突片14aを折曲げてナツト7の溝7
aに係合させる。菊座金14は第6図及び第7図
に示すように内周に突設されている舌片14bを
回転軸1のキー溝1aに挿入して回り止め状態に
なされているので、この菊座金14の突片14a
をナツト7の溝7aに係合させることにより、ナ
ツト7が回り止めされ、これにて回転盤2が設定
された位置に保持されるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のギヤツプ調節構成では、
ナツト7と菊座金14との2部材が必要不可欠で
あるため、部品点数からして不利である。また、
菊座金14を回転軸1に挿入する際には、舌片1
4bをキー溝1aに合わせねばならず面倒であ
り、特に自動組立化を図る場合に不利となる。
そこで本考案の目的は、部品点数の減少化を図
ることができ、組立ての自動化にも容易に対処で
きる電磁ブレーキのギヤツプ調節装置を提供する
にある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の電磁ブレーキのギヤツプ調節装置は、
回転軸に雄ねじ部を形成し、回転盤に被係合部を
形成し、雄ねじ部に螺合されて螺進退されること
により回転盤を回転軸の軸方向に移動させて制動
解除時における回転盤と制動盤とのギヤツプを調
節するナツト部及びこのナツト部に突出して設け
られ折曲されることにより前記被係合部に係合し
てナツト部の回り止めをなす突片を有した位置調
節具を設けたものである。
(作用) 位置調節具のナツト部を回転軸の雄ねじ部に螺
合して螺進退操作する。すると、位置調節具の軸
方向移動により、回転盤が軸方向に移動され、回
転盤と制動盤とのギヤツプが調節される。この調
節後、位置調節具の突片を折曲げて回転盤の被係
合部に係合させる。回転盤は回転軸に対して回転
することはないので、上記突片の被係合部への係
合により位置調節具の回り止めがなされる。
(実施例) 以下本考案をブレーキ付きモータの電磁ブレー
キに適用した一実施例を第1図ないし第4図を参
照しながら説明する。
電磁ブレーキの全体構成は第1図に示す通り
で、回転軸21はボールベアリング22を介して
モータフレーム23のブラケツト24に支持され
ている。このブラケツト24には、電磁石25の
ヨーク26がボルト27により固定されており、
ヨーク26に形成された環状凹部26a内には樹
脂28中に埋め込まれた電磁コイル29が配設さ
れている。前記ボルト27の頭部27aはヨーク
26の端面から突出しており、この頭部27aに
制動盤30の小孔31が嵌合され、これにより制
動盤30がブラケツト24に回転不能で且つ軸方
向に移動可能に支持された状態になされている。
そして、ブラケツト24と制動盤30との間には
圧縮ばね31が設けられており、この圧縮ばね3
1により制動盤30がヨーク26から離されて回
転盤32に圧接されるようになつている。この回
転盤32は回転軸21の先端側に軸方向に移動で
きるように嵌合され、且つ回転軸21と一体的に
回転するようになされている。そのために第2図
に示すように回転盤32の中空ボス部32aの内
周面に形成されたキー溝33と回転軸21に形成
されたキー溝34とに跨がるようにしてキー35
が嵌込まれている。かかる回転盤32の一端面側
には冷却風生成用の羽根36が放射状に突設さ
れ、他端面側には環状のシユー37が取着されて
いる。また、中空ボス部32aの先端外周側には
第2図にも示すように被係合部としての切欠溝3
8が角度間隔を違えて複数個形成されている。か
かる回転盤32とボールベアリング22のインナ
ーレース22aとの間には回転軸21に挿入され
た圧縮ばね39が配設され、回転盤32はこの圧
縮ばね39により回転軸21の先端方向に向けて
付勢されている。この圧縮ばね39により付勢さ
れた回転盤32を定位置に止めるために回転軸2
1には位置調節具40が取付けられている。
すなわち位置調節具40は金属板材製のもの
で、第3図及び第4図に示すように、バーリング
加工された筒状部分の内周に雌ねじを形成するこ
とにより構成された中央部のナツト部41と、こ
のナツト部41から放射状に突出するようにプレ
スの打抜きにより形成した複数個の突片42とを
有している。かかる位置調節具40はナツト部4
1を回転軸21先端の小径部分に形成した雄ねじ
部43に螺合することより回転軸21に取付けら
れている。そして、回転盤32はこの位置調節具
40に圧縮ばね39のばね力により押付けられて
回転軸21上で定位置に固定された状態になされ
ている。そして、適宜の突片42を折り曲げて回
転盤32の適宜の切欠溝38に嵌込み、これにて
ナツト部41を回り止めして回転盤32が位置ず
れを生じないようにしている。
しかして、モータの図示しない固定子コイルへ
の通電に合わせて電磁コイル29に通電すると、
制動盤30がヨーク26に吸着されて回転盤32
のシユー37から離反する。これにより回転盤3
2ひいては回転軸21が制動解除状態になされて
該回転軸21が回転する。そして、固定子コイル
の断電に合わせて電磁コイル29を断電すると、
制動盤30が圧縮ばね39のばね力によりヨーク
26から離されて回転盤32のシユー37に圧接
され、これにて回転盤32ひいては回転軸21が
制動状態になされて該回転軸21が強制的に停止
される。
さて、上記構成において、制動解除時すなわち
制動盤30がヨーク26に吸着された時の制動盤
30と回転盤32のシユー37との間のギヤツプ
を調節する場合の手順を説明する。尚、上記ギヤ
ツプは制動状態すなわち制動盤30がシユー37
に圧接している時の制動盤30とヨーク26との
間のギヤツプと同じであるので、本実施例ではこ
の制動盤30とヨーク26との間のギヤツプを調
節する場合につき説明する。すなわち、ヨーク2
6をブラケツト24に固定し、制動盤30をボル
ト27の頭部27aに支持させ、回転盤32を回
転軸21に嵌合した後、位置調節具40のナツト
部41を回転軸21の雄ねじ部43に螺合する。
そして、ナツト部41を螺進させると、位置調節
具40が制動盤30と圧接した状態にある回転盤
32を両圧縮ばね31,39のばね力に抗してヨ
ーク26側に移動させるため、制動盤30とヨー
ク26との間のギヤツプが小さくなる。逆にナツ
ト部41を螺退させると、位置調節具40がヨー
ク26から離れる方向に移動し、この位置調節具
40の移動に追従して制動盤30及び回転盤32
が圧接状態のまま両圧縮ばね31,39のばね力
によりヨーク26から離れる方向に移動されるた
め、制動盤30とヨーク26との間のギヤツプが
大きくなる。このように位置調節具40のナツト
部41を螺進退操作すると、制動盤30がヨーク
26に対して接近する方向或いは離れる方向に移
動するため、制動盤30とヨーク26との間のギ
ヤツプを調節できる。そして、ギヤツプ調節後、
適宜の突片42を折曲して回転盤32の切欠溝3
8に嵌込む。これにより位置調節具40が回転軸
21と相対的に回転しない回転盤32に連結され
ることとなる。従つて、位置調節具40は回転軸
21に対して回り止め状態になり、位置調節具4
0が不用意に回つて回転盤32が位置ずれを生ず
るというおそれはない。
このように本実施例によれば、1個の位置調節
具40により、回転盤32の位置調節と位置調節
具40自身の回り止めとを行うことができるの
で、従来のナツト7により回転盤の位置調節を行
い、菊座金14によつてナツト7の回り止めを行
う構成のものとは異なり、部品点数が減少し、コ
ストの低減化を図ることができる。また、従来の
菊座金14では回転軸1に挿入する際に舌片14
bをキー溝1aに合致させねばならなかつたが、
本実施例の位置調節具40ではそのような必要が
なく、単に回転軸21の雄ねじ部43に螺合する
だけで良いから、組立ての自動化に容易に対処で
きる。
尚、上記実施例では制動盤30を電磁石25の
通断電により移動させるようにしたが、回転盤3
2を電磁石25により移動させるようにしても良
い。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電磁ブレーキのギ
ヤツプ調節装置によれば、回転軸の雄ねじ部に螺
合されるナツト部と折り曲げられて回転盤の被係
合部に係合する突片とを有した1個の位置調節具
により、回転盤の位置調節と、位置調節具自身の
回り止めとを行うことができるので、部品点数が
少なくなつてコストの低減化を図ることができる
と共に、位置規制部材は回転軸の雄ねじ部に単に
螺合すれば良いので自動組立化に容易に対処でき
るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は要部の縦断側面図、第2図は位置調
節具を除去して示す回転盤の部分拡大正面図、第
3図及び第4図は位置調節具の拡大正面図及び拡
大縦断側面図であり、第5図は従来例を示す第1
図相当図、第6図及び第7図は同菊座金及びナツ
トの回り止め構造を示す拡大縦断正面図及び拡大
縦断側面図である。 図中、21は回転軸、23はモータフレーム
(フレーム)、25は電磁石、30は制動盤、32
は回転盤、37はブレーキシユー、38は切欠溝
(被係合部)、40は位置調節具、41はナツト
部、42は突片、43は雄ねじ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に該回転軸と一体的に回転するように嵌
    合された回転盤とフレーム側に設けられた制動盤
    とを電磁石の通断電により接離させて前記回転軸
    の制動及び制動解除を行うものにおいて、前記回
    転軸に形成された雄ねじ部と、前記回転盤に形成
    された被係合部と、前記雄ねじ部に螺合されて螺
    進退されることにより前記回転盤を前記回転軸の
    軸方向に移動させて制動解除時における回転盤と
    前記制動盤とのギヤツプを調節するナツト部及び
    このナツト部に突出して設けられ折曲されること
    により前記被係合部に係合してナツト部の回り止
    めをなす突片を有した位置調節具とを具備してな
    る電磁ブレーキのギヤツプ調節装置。
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