JPH075305Y2 - パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセンブリ - Google Patents
パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセンブリInfo
- Publication number
- JPH075305Y2 JPH075305Y2 JP8248389U JP8248389U JPH075305Y2 JP H075305 Y2 JPH075305 Y2 JP H075305Y2 JP 8248389 U JP8248389 U JP 8248389U JP 8248389 U JP8248389 U JP 8248389U JP H075305 Y2 JPH075305 Y2 JP H075305Y2
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- Japan
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- piston body
- compression coil
- coil spring
- piston
- adjustment nut
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 38
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 38
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 33
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
に用いられるピストンアッセンブリに関するものであ
る。
に用いられるピストンアッセンブリに関するものであ
る。
従来の技術 有底円筒状を成すピストン本体と、そのピストン本体の
内部に設けられたアジャストナットと、そのアジャスト
ナットの外周側においてアジャストナットおよびピスト
ン本体の間に予圧状態で介挿され、そのアジャストナッ
トをピストン本体の底部側へ付勢してそのピストン本体
に圧接させる圧縮コイルスプリングとを備えたパーキン
グブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセ
ンブリが知られており、たとえば特開昭60−53229号公
報にその一例が示されている。
内部に設けられたアジャストナットと、そのアジャスト
ナットの外周側においてアジャストナットおよびピスト
ン本体の間に予圧状態で介挿され、そのアジャストナッ
トをピストン本体の底部側へ付勢してそのピストン本体
に圧接させる圧縮コイルスプリングとを備えたパーキン
グブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセ
ンブリが知られており、たとえば特開昭60−53229号公
報にその一例が示されている。
斯かるピストンアッセンブリは、通常、圧縮コイルスプ
リングが外周面に嵌め入れられたアジャストナットをピ
ストン本体の内部へ配設するとともに、その圧縮コイル
スプリングをアジャストナットとの間で予圧した状態で
環状を成すバネ座をピストン本体の内周面に固定するこ
とにより組み立てられる。
リングが外周面に嵌め入れられたアジャストナットをピ
ストン本体の内部へ配設するとともに、その圧縮コイル
スプリングをアジャストナットとの間で予圧した状態で
環状を成すバネ座をピストン本体の内周面に固定するこ
とにより組み立てられる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記バネ座のピストン本体内周面への固
定は、通常、そのピストン本体の内周面に形成された段
付面にバネ座を当接させた状態でピストン本体の内周面
に形成された段部をかしめること等により行われている
とともに、このかしめによる固定作業を圧縮コイルスプ
リングを予圧した状態で行わねばならないため、バネ座
をピストン本体の内周面に固定する作業は比較的面倒か
つ時間を要するものであり、ピストンアッセンブリの組
立性が好適に得られないという問題があった。
定は、通常、そのピストン本体の内周面に形成された段
付面にバネ座を当接させた状態でピストン本体の内周面
に形成された段部をかしめること等により行われている
とともに、このかしめによる固定作業を圧縮コイルスプ
リングを予圧した状態で行わねばならないため、バネ座
をピストン本体の内周面に固定する作業は比較的面倒か
つ時間を要するものであり、ピストンアッセンブリの組
立性が好適に得られないという問題があった。
本考案は以上の事情を背景にして為されたものであっ
て、その目的とするところは、ピストン本体の内部に配
設されたアジャストナットとそのピストン本体との間に
そのアジャストナットをピストン本体側へ付勢する圧縮
コイルスプリングを予圧状態で容易かつ迅速に組み付け
得て組立性が好適に得られるピストンアッセンブリを提
供することにある。
て、その目的とするところは、ピストン本体の内部に配
設されたアジャストナットとそのピストン本体との間に
そのアジャストナットをピストン本体側へ付勢する圧縮
コイルスプリングを予圧状態で容易かつ迅速に組み付け
得て組立性が好適に得られるピストンアッセンブリを提
供することにある。
課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するために、本考案は、前記のような
形式のパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用
ピストンアッセンブリにおいて、前記圧縮コイルスプリ
ングの軸心と平行な方向の一端部を受けるバネ座を前記
ピストン本体の内周面に一体に形成するとともに、その
圧縮コイルスプリングの一端部以外の部分の外径をその
バネ座の内径より小さく設定したことを特徴とする。
形式のパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用
ピストンアッセンブリにおいて、前記圧縮コイルスプリ
ングの軸心と平行な方向の一端部を受けるバネ座を前記
ピストン本体の内周面に一体に形成するとともに、その
圧縮コイルスプリングの一端部以外の部分の外径をその
バネ座の内径より小さく設定したことを特徴とする。
作用および考案の効果 このようにすれば、圧縮コイルスプリングの軸心と平行
な方向の一端部を受けるバネ座がピストン本体の内周面
に一体に形成されているので、従来のように別個に用意
したバネ座をピストン本体の内周面にかしめ等により一
々固定する必要がないとともに、その圧縮コイルスプリ
ングの一端部以外の部分の外径がそのバネ座の内径より
小さく設定されているので、圧縮コイルスプリングの一
端部以外の部分をバネ座の内周側へ押し入れてその圧縮
コイルスプリングの一端部を縮径させつつ圧縮コイルス
プリングを圧縮することにより、圧縮コイルスプリング
全体がバネ座の内周側を比較的容易に通過し得る。この
結果、ピストン本体の内周面に一体に設けられたバネ座
とアジャストナットとの間に圧縮コイルスプリングを予
圧状態で比較的容易かつ迅速に組み付け得、これによ
り、ピストンアッセンブリの組立性を従来に比べて一層
好適に確保し得る。
な方向の一端部を受けるバネ座がピストン本体の内周面
に一体に形成されているので、従来のように別個に用意
したバネ座をピストン本体の内周面にかしめ等により一
々固定する必要がないとともに、その圧縮コイルスプリ
ングの一端部以外の部分の外径がそのバネ座の内径より
小さく設定されているので、圧縮コイルスプリングの一
端部以外の部分をバネ座の内周側へ押し入れてその圧縮
コイルスプリングの一端部を縮径させつつ圧縮コイルス
プリングを圧縮することにより、圧縮コイルスプリング
全体がバネ座の内周側を比較的容易に通過し得る。この
結果、ピストン本体の内周面に一体に設けられたバネ座
とアジャストナットとの間に圧縮コイルスプリングを予
圧状態で比較的容易かつ迅速に組み付け得、これによ
り、ピストンアッセンブリの組立性を従来に比べて一層
好適に確保し得る。
実施例 以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案が適用されたピストンアッセンブリを備
えたパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキの要
部を示す図である。図において、車輪と共に回転可能に
設けられたディスクロータ10の外周部にはキャリパ12が
跨設されており、そのキャリパ12は非回転部材(図示せ
ず)に固定された支持部材14に図示しないスライドピン
等を介してディスクロータ10の軸心と平行な方向の移動
可能に支持されている。キュリパ12は、第1シリンダボ
ア16を有し、その第1シリンダボア16内に全体として有
底円筒状を成すピストン本体18が軸心まわりの相対回転
不能な状態で一方向の突出し可能に嵌合されたシリンダ
部20と、そのシリンダ部20のピストン本体18の突出し方
向と反対側の端部においてシリンダ部20に一体に設けら
れた突出部22と、シリンダ部20のピストン本体18突出し
方向の端部から一体に延び出してディスクロータ10を間
にしてシリンダ部20と対向する二股状の爪部24とを備え
ている。キャリパ12の内側、すなわち、ピストン本体18
と爪部24との間には、一対のパッド26,28がディスクロ
ータ10を挟んだ状態で配設されており、それらパッド2
6,28は前記支持部材14によりディスクロータ10の軸心と
平行な方向の移動可能に支持されている。
えたパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキの要
部を示す図である。図において、車輪と共に回転可能に
設けられたディスクロータ10の外周部にはキャリパ12が
跨設されており、そのキャリパ12は非回転部材(図示せ
ず)に固定された支持部材14に図示しないスライドピン
等を介してディスクロータ10の軸心と平行な方向の移動
可能に支持されている。キュリパ12は、第1シリンダボ
ア16を有し、その第1シリンダボア16内に全体として有
底円筒状を成すピストン本体18が軸心まわりの相対回転
不能な状態で一方向の突出し可能に嵌合されたシリンダ
部20と、そのシリンダ部20のピストン本体18の突出し方
向と反対側の端部においてシリンダ部20に一体に設けら
れた突出部22と、シリンダ部20のピストン本体18突出し
方向の端部から一体に延び出してディスクロータ10を間
にしてシリンダ部20と対向する二股状の爪部24とを備え
ている。キャリパ12の内側、すなわち、ピストン本体18
と爪部24との間には、一対のパッド26,28がディスクロ
ータ10を挟んだ状態で配設されており、それらパッド2
6,28は前記支持部材14によりディスクロータ10の軸心と
平行な方向の移動可能に支持されている。
上記突出部22の内部には、第1シリンダボア16と隣接し
且つ略同心に第2シリンダボア30が形成されており、そ
の第2シリンダボア30には、雄ねじ部32およびそれより
大径の頭部34を有するアジャストボルト36がその雄ねじ
部32がピストン本体18内に位置する状態で頭部34におい
て軸心方向の相対移動可能かつ軸心周りの相対回転不能
に嵌合されている。アジャストボルト36は、その頭部34
と第1シリンダボア16の内周面に一体的に設けられた座
金38との間に介装されたスプリング40によりピストン本
体18から離隔する方向へ常時付勢されており、雄ねじ部
32にはアジャストナット42が軸方向において所定のがた
つきを有する状態で螺合されている。このアジャストナ
ット42の雄ねじ部32先端側に位置する端部には外周方向
へ突き出すフランジ部44が設けられている。
且つ略同心に第2シリンダボア30が形成されており、そ
の第2シリンダボア30には、雄ねじ部32およびそれより
大径の頭部34を有するアジャストボルト36がその雄ねじ
部32がピストン本体18内に位置する状態で頭部34におい
て軸心方向の相対移動可能かつ軸心周りの相対回転不能
に嵌合されている。アジャストボルト36は、その頭部34
と第1シリンダボア16の内周面に一体的に設けられた座
金38との間に介装されたスプリング40によりピストン本
体18から離隔する方向へ常時付勢されており、雄ねじ部
32にはアジャストナット42が軸方向において所定のがた
つきを有する状態で螺合されている。このアジャストナ
ット42の雄ねじ部32先端側に位置する端部には外周方向
へ突き出すフランジ部44が設けられている。
ピストン本体18の開口側端部の内周面には、内周側へ所
定寸法突き出す環状突起46が切削加工により一体に形成
されているとともに、アジャストナット42の円筒状部分
の外周面にはスラストベアリング48および平座金50がフ
ランジ部44に隣接するように嵌め入れられている。これ
ら平座金50と環状突起46との間には圧縮コイルスプリン
グ52が所定の予圧状態で介挿されており、この圧縮コイ
ルスプリング52の付勢力に従ってアジャストナット42が
そのフランジ部44の外周面に形成されテーパ面において
ピストン本体18のテーパ状の内壁とピストン本体18の突
出し方向において圧接させられるようになっている。こ
れにより、非制動時においては、車両の振動等によりア
ジャストナット42が後述のパーキングブレーキ操作スト
ローク調節方向と反対の方向へ回転させられることが防
止される。本実施例においては、ピストン本体18,アジ
ャストナット42,スラストベアリング48,平座金50,およ
び圧縮コイルスプリング52等によりピストンアッセンブ
リが構成されている。上記圧縮コイルスプリング52の付
勢力は前記スプリング40の付勢力よりも小さく設定され
ているとともに、その圧縮コイルスプリング52は環状突
起46から離隔する程径が小さくなるように構成されてお
り、その圧縮コイルスプリング52の軸心と平行な方向の
一端部であって且つ環状突起46側の端部に位置する一巻
分の外径は環状突起46の内径よりも大きく設定されてい
るが、圧縮コイルスプリング52の前記一巻分以外の部分
の外径は環状突起46の内径よりも小さく設定されてい
る。なお、54は、ピストン本体18と第1シリンダボア16
との間を液密にシールするとともにピストン本体18の戻
し作用を為すピストンシールである。
定寸法突き出す環状突起46が切削加工により一体に形成
されているとともに、アジャストナット42の円筒状部分
の外周面にはスラストベアリング48および平座金50がフ
ランジ部44に隣接するように嵌め入れられている。これ
ら平座金50と環状突起46との間には圧縮コイルスプリン
グ52が所定の予圧状態で介挿されており、この圧縮コイ
ルスプリング52の付勢力に従ってアジャストナット42が
そのフランジ部44の外周面に形成されテーパ面において
ピストン本体18のテーパ状の内壁とピストン本体18の突
出し方向において圧接させられるようになっている。こ
れにより、非制動時においては、車両の振動等によりア
ジャストナット42が後述のパーキングブレーキ操作スト
ローク調節方向と反対の方向へ回転させられることが防
止される。本実施例においては、ピストン本体18,アジ
ャストナット42,スラストベアリング48,平座金50,およ
び圧縮コイルスプリング52等によりピストンアッセンブ
リが構成されている。上記圧縮コイルスプリング52の付
勢力は前記スプリング40の付勢力よりも小さく設定され
ているとともに、その圧縮コイルスプリング52は環状突
起46から離隔する程径が小さくなるように構成されてお
り、その圧縮コイルスプリング52の軸心と平行な方向の
一端部であって且つ環状突起46側の端部に位置する一巻
分の外径は環状突起46の内径よりも大きく設定されてい
るが、圧縮コイルスプリング52の前記一巻分以外の部分
の外径は環状突起46の内径よりも小さく設定されてい
る。なお、54は、ピストン本体18と第1シリンダボア16
との間を液密にシールするとともにピストン本体18の戻
し作用を為すピストンシールである。
突出部22の内部には、更に、第2シリンダボア30の第1
シリンダボア16側と反対側において第2シリンダボア30
の軸心と直角な方向において取付穴56がその第2シリン
ダボア30と連通する状態で設けられており、その取付穴
56内にはカム軸58が針状ころ軸受60を介して軸心まわり
の回転可能に設けられている。カム軸58の一端部であっ
て突出部22の外側に位置する部分にはパーキングブレー
キ操作力が伝達されるクランクレバー62が相対回転不能
に取り付けられているとともに、カム軸58の長手方向中
間部には係合凹所64が形成されており、その係合凹所64
とアジャストボルト36の頭部34の先端面に形成された係
合凹所66との間に、棒状を成すトグル68が針状ころ軸受
60を挿通する状態で介装されている。なお、クランクレ
バー62は図示しないリターンスプリングによりパーキン
グブレーキ非操作方向(第1図中右周り方向)へ常時付
勢されている。
シリンダボア16側と反対側において第2シリンダボア30
の軸心と直角な方向において取付穴56がその第2シリン
ダボア30と連通する状態で設けられており、その取付穴
56内にはカム軸58が針状ころ軸受60を介して軸心まわり
の回転可能に設けられている。カム軸58の一端部であっ
て突出部22の外側に位置する部分にはパーキングブレー
キ操作力が伝達されるクランクレバー62が相対回転不能
に取り付けられているとともに、カム軸58の長手方向中
間部には係合凹所64が形成されており、その係合凹所64
とアジャストボルト36の頭部34の先端面に形成された係
合凹所66との間に、棒状を成すトグル68が針状ころ軸受
60を挿通する状態で介装されている。なお、クランクレ
バー62は図示しないリターンスプリングによりパーキン
グブレーキ非操作方向(第1図中右周り方向)へ常時付
勢されている。
以上のように構成されたディスクブレーキにおいては、
クランクレバー62によりカム軸58が第1図中左周りに回
転させられると、トグル68に推力が生じ、その推力がア
ジャストボルト36およびアジャストナット42を介してピ
ストン本体18に伝達されることにより、ピストン本体18
とキャリパ12の爪部24とによってパッド26,28が狭圧さ
れてパーキングブレーキによる制動が行われる。一方、
第1シリンダボア16内に油圧が供給されると、ピストン
本体18が押出されることにより上述の場合と同様にして
制動が行われる。このとき、パッド26,28の磨耗量が大
きくなってピストン本体18の突出し時にピストン本体18
とピストンシール54との間にすべりが生じ、ピストン本
体18の突出し量が予め定められた一定量を越えたときに
は、ピストン本体18が前進する際にアジャストナット42
が一方向へ回転させられることに基づいて、パーキング
ブレーキ操作ストロークが自動的に調節されるようにな
っている。なお、上記ブレーキ作動および調節作動は本
考案の理解に必ずしも必要ではないため、その詳細な説
明は省略する。
クランクレバー62によりカム軸58が第1図中左周りに回
転させられると、トグル68に推力が生じ、その推力がア
ジャストボルト36およびアジャストナット42を介してピ
ストン本体18に伝達されることにより、ピストン本体18
とキャリパ12の爪部24とによってパッド26,28が狭圧さ
れてパーキングブレーキによる制動が行われる。一方、
第1シリンダボア16内に油圧が供給されると、ピストン
本体18が押出されることにより上述の場合と同様にして
制動が行われる。このとき、パッド26,28の磨耗量が大
きくなってピストン本体18の突出し時にピストン本体18
とピストンシール54との間にすべりが生じ、ピストン本
体18の突出し量が予め定められた一定量を越えたときに
は、ピストン本体18が前進する際にアジャストナット42
が一方向へ回転させられることに基づいて、パーキング
ブレーキ操作ストロークが自動的に調節されるようにな
っている。なお、上記ブレーキ作動および調節作動は本
考案の理解に必ずしも必要ではないため、その詳細な説
明は省略する。
このように本実施例によれば、圧縮コイルスプリング52
の一端部を受けるバネ座として機能する環状突起46がピ
ストン本体18の内周面に一体に形成されているので、従
来のように別個に用意したバネ座をピストン本体の内周
面にかしめ等により一々固定する必要がないとともに、
その圧縮コイルスプリング52の一端部に位置する一巻分
以外の部分の外径が環状突起46の内径より小さく設定さ
れているので、ピストンアッセンブリを組み立てるに際
しては、たとえば、スラストベアリング48および平座金
50が外周面に嵌め入れられたアジャストナット42をピス
トン本体18の内部に配設した後、圧縮コイルスプリング
52の前記一端部の一巻分以外の部分を環状突起46の内周
側へ押し入れてその圧縮コイルスプリング52の前記一端
部の一巻分を所定の工具を用いて縮径させつつ圧縮コイ
ルスプリング52を圧縮することにより、圧縮コイルスプ
リング52全体が環状突起46の内周側を比較的容易に通過
させられる。これにより、ピストン本体18の内周面に一
体に設けられた環状突起46とアジャストナット42のフラ
ンジ部44との間に圧縮コイルスプリング52を予圧状態で
比較的容易かつ迅速に組み付けることができるため、ピ
ストンアッセンブリの組立性が従来に比べて一層好適に
得られるのである。しかも、従来のようにバネ座として
の部品を別個に要しないため、部品点数が削減される利
点がある。
の一端部を受けるバネ座として機能する環状突起46がピ
ストン本体18の内周面に一体に形成されているので、従
来のように別個に用意したバネ座をピストン本体の内周
面にかしめ等により一々固定する必要がないとともに、
その圧縮コイルスプリング52の一端部に位置する一巻分
以外の部分の外径が環状突起46の内径より小さく設定さ
れているので、ピストンアッセンブリを組み立てるに際
しては、たとえば、スラストベアリング48および平座金
50が外周面に嵌め入れられたアジャストナット42をピス
トン本体18の内部に配設した後、圧縮コイルスプリング
52の前記一端部の一巻分以外の部分を環状突起46の内周
側へ押し入れてその圧縮コイルスプリング52の前記一端
部の一巻分を所定の工具を用いて縮径させつつ圧縮コイ
ルスプリング52を圧縮することにより、圧縮コイルスプ
リング52全体が環状突起46の内周側を比較的容易に通過
させられる。これにより、ピストン本体18の内周面に一
体に設けられた環状突起46とアジャストナット42のフラ
ンジ部44との間に圧縮コイルスプリング52を予圧状態で
比較的容易かつ迅速に組み付けることができるため、ピ
ストンアッセンブリの組立性が従来に比べて一層好適に
得られるのである。しかも、従来のようにバネ座として
の部品を別個に要しないため、部品点数が削減される利
点がある。
また、本実施例によれば、圧縮コイルスプリング52の一
端部に位置する一巻分以外の部分の外径が環状突起46の
内径より小さく設定されているので、圧縮コイルスプリ
ング52を比較的容易に取り外すことができ、必要に応じ
てピストンアッセンブリを好適に分解し得る利点があ
る。
端部に位置する一巻分以外の部分の外径が環状突起46の
内径より小さく設定されているので、圧縮コイルスプリ
ング52を比較的容易に取り外すことができ、必要に応じ
てピストンアッセンブリを好適に分解し得る利点があ
る。
なお、前述の実施例では、バネ座として機能する環状突
起46はピストン本体18の開口側端部の内周面に形成され
ているが、開口端から所定距離内側に位置する部分に形
成されてもよい。
起46はピストン本体18の開口側端部の内周面に形成され
ているが、開口端から所定距離内側に位置する部分に形
成されてもよい。
また、前述の実施例では、バネ座は環状突起46にて構成
されているが、ピストン本体の内周面に周方向の所定間
隔毎に形成された複数の突起にて構成されてもよい。
されているが、ピストン本体の内周面に周方向の所定間
隔毎に形成された複数の突起にて構成されてもよい。
また、前述の実施例では、バネ座としての環状突起46は
矩形状断面を有して構成されているが、必ずしもその必
要はなく、たとえば第2図および第3図に示すように、
ピストン本体18の底部側へ向かう程小径となるテーパ状
内周面70を有する環状突起72にてバネ座を構成してもよ
い。このようにすれば、圧縮コイルスプリング52の一端
部を、第2図中二点鎖線にて示すように、環状突起72の
テーパ状内周面70に沿って好適に案内し得て環状突起72
の内周側を一層容易に通過させ得る。第2図および第3
図においては、更に、環状突起72に周方向所定間隔毎に
4個の切欠74が設けられている。これらの切欠74は、4
本の棒状押圧部を有する治具にて圧縮コイルスプリング
52の一端部を環状突起72のテーパ状内周面70に押し付け
つつ縮径させて環状突起72の内周側を通過させる際にお
いて、それら棒状押圧部が環状突起72に突き当てられる
のを回避するためのものであって、これにより、圧縮コ
イルスプリング52の組付け作業が一層容易となってピス
トンアッセンブリの組立性が一層好適に得られる。さら
に、このような切欠74を設けることによってピストン本
体18内のエア抜き性が好適に得られる利点もある。
矩形状断面を有して構成されているが、必ずしもその必
要はなく、たとえば第2図および第3図に示すように、
ピストン本体18の底部側へ向かう程小径となるテーパ状
内周面70を有する環状突起72にてバネ座を構成してもよ
い。このようにすれば、圧縮コイルスプリング52の一端
部を、第2図中二点鎖線にて示すように、環状突起72の
テーパ状内周面70に沿って好適に案内し得て環状突起72
の内周側を一層容易に通過させ得る。第2図および第3
図においては、更に、環状突起72に周方向所定間隔毎に
4個の切欠74が設けられている。これらの切欠74は、4
本の棒状押圧部を有する治具にて圧縮コイルスプリング
52の一端部を環状突起72のテーパ状内周面70に押し付け
つつ縮径させて環状突起72の内周側を通過させる際にお
いて、それら棒状押圧部が環状突起72に突き当てられる
のを回避するためのものであって、これにより、圧縮コ
イルスプリング52の組付け作業が一層容易となってピス
トンアッセンブリの組立性が一層好適に得られる。さら
に、このような切欠74を設けることによってピストン本
体18内のエア抜き性が好適に得られる利点もある。
また、前述の実施例では、圧縮コイルスプリング52の一
端部の一巻分以外の部分の外径が環状突起46の内径より
小さく設定されているが、必ずしもその必要はなく、た
とえば、圧縮コイルスプリング52の一端部側の二巻分以
外の部分の外径が環状突起46の内径より小さく設定され
ていても本考案の効果を得ることが可能である。すなわ
ち、クレームにおける圧縮コイルスプリングの軸心と平
行な方向の一端部とは必ずしも一巻分だけを意味するも
のではないのである。
端部の一巻分以外の部分の外径が環状突起46の内径より
小さく設定されているが、必ずしもその必要はなく、た
とえば、圧縮コイルスプリング52の一端部側の二巻分以
外の部分の外径が環状突起46の内径より小さく設定され
ていても本考案の効果を得ることが可能である。すなわ
ち、クレームにおける圧縮コイルスプリングの軸心と平
行な方向の一端部とは必ずしも一巻分だけを意味するも
のではないのである。
また、前述の実施例では、圧縮コイルスプリング52は環
状突起46から離隔する程小径となるように構成されてい
るが、必ずしもその必要はなく、たとえば、圧縮コイル
スプリングの一端部の外径だけがバネ座の内径より大き
く設定されており且つそれ以外の部分がバネ座の内径よ
り小さい外径を有して円筒状に構成されている場合にお
いても本考案の効果を得ることが可能である。
状突起46から離隔する程小径となるように構成されてい
るが、必ずしもその必要はなく、たとえば、圧縮コイル
スプリングの一端部の外径だけがバネ座の内径より大き
く設定されており且つそれ以外の部分がバネ座の内径よ
り小さい外径を有して円筒状に構成されている場合にお
いても本考案の効果を得ることが可能である。
その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において様
々変更が加えられ得るものである。
々変更が加えられ得るものである。
第1図は本考案の一実施例であるピストンアッセンブリ
を備えたパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
の要部を示す断面図である。第2図は本考案の他の例で
あるピストンアッセンブリのピストン本体を示す図であ
って、第1図のピストン本体に対応する図である。第3
図は第2図のピストン本体をその開口側から見た図であ
る。 18:ピストン本体 42:アジャストナット 46,72:環状突起(バネ座) 48:スラストベアリング 50:平座金 52:圧縮コイルスプリング
を備えたパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
の要部を示す断面図である。第2図は本考案の他の例で
あるピストンアッセンブリのピストン本体を示す図であ
って、第1図のピストン本体に対応する図である。第3
図は第2図のピストン本体をその開口側から見た図であ
る。 18:ピストン本体 42:アジャストナット 46,72:環状突起(バネ座) 48:スラストベアリング 50:平座金 52:圧縮コイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】有底円筒状を成すピストン本体と、該ピス
トン本体の内部に設けられたアジャストナットと、該ア
ジャストナットの外周側において該アジャストナットお
よび該ピストン本体の間に予圧状態で介挿され、該アジ
ャストナットを該ピストン本体の底部側へ付勢して該ピ
ストン本体に圧接させる圧縮コイルスプリングとを備え
たパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピス
トンアッセンブリにおいて、 前記圧縮コイルスプリングの軸心と平行な方向の一端部
を受けるバネ座を前記ピストン本体の内周面に一体に形
成するとともに、該圧縮コイルスプリングの一端部以外
の部分の外径を該バネ座の内径より小さく設定したこと
を特徴とするパーキングブレーキ機構付きディスクブレ
ーキ用ピストンアッセンブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248389U JPH075305Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248389U JPH075305Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセンブリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0322140U JPH0322140U (ja) | 1991-03-06 |
| JPH075305Y2 true JPH075305Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31629338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248389U Expired - Lifetime JPH075305Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ用ピストンアッセンブリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075305Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4332008B2 (ja) * | 2003-10-02 | 2009-09-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動パーキングブレーキ装置 |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP8248389U patent/JPH075305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0322140U (ja) | 1991-03-06 |
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