JPH05296037A - 排気管の遮熱カバー装置 - Google Patents
排気管の遮熱カバー装置Info
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- JPH05296037A JPH05296037A JP4099584A JP9958492A JPH05296037A JP H05296037 A JPH05296037 A JP H05296037A JP 4099584 A JP4099584 A JP 4099584A JP 9958492 A JP9958492 A JP 9958492A JP H05296037 A JPH05296037 A JP H05296037A
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- heat shield
- shield cover
- exhaust pipe
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01N2260/00—Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for
- F01N2260/20—Exhaust treating devices having provisions not otherwise provided for for heat or sound protection, e.g. using a shield or specially shaped outer surface of exhaust device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気管を覆う遮熱カバーの膜振動を抑制し
て、遮熱カバーから発生する放射音を低減する。 【構成】 遮熱カバー2を肉厚の異なる2枚の金属板
5,6を互いに重ね合わせるとともに、両金属板5,6
を複数箇所で結合して形成し、かつ排気マニホールド1
に対して遮熱カバー2を弾性的に支持する金属製バネ板
7,8を設ける。
て、遮熱カバーから発生する放射音を低減する。 【構成】 遮熱カバー2を肉厚の異なる2枚の金属板
5,6を互いに重ね合わせるとともに、両金属板5,6
を複数箇所で結合して形成し、かつ排気マニホールド1
に対して遮熱カバー2を弾性的に支持する金属製バネ板
7,8を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気管の遮熱カバー装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関等に備えられる排気管
は排気熱で900°C以上といった高温になるため、エ
ンジンルーム内において排気管を覆う遮熱カバーを取付
けて、排気管の熱的影響から点火系統や燃料系統および
各種補機類を保護するようになっている。
は排気熱で900°C以上といった高温になるため、エ
ンジンルーム内において排気管を覆う遮熱カバーを取付
けて、排気管の熱的影響から点火系統や燃料系統および
各種補機類を保護するようになっている。
【0003】ところが、従来の遮熱カバーは金属製薄板
によって形成されているため、排気管から伝播する機関
振動等に対して膜振動を起こし、放射音が発生するとい
う問題点があった。
によって形成されているため、排気管から伝播する機関
振動等に対して膜振動を起こし、放射音が発生するとい
う問題点があった。
【0004】この対策として、実開昭63−60008
号公報に開示されているものは、遮熱カバーを肉厚の異
なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるとともに、両金
属板を複数箇所で結合して、両金属板を互いに摩擦接触
させることにより、振動を減衰するようになっている。
しかしながら、この場合、遮熱カバーを排気管にボルト
で剛的に結合する構造のため、排気管の振動が遮熱カバ
ーに直接的に伝播し、図12に示すように、遮熱カバー
31の各ボルト穴32の周辺に膜振動が励起される。こ
のため、図13にも示すように、遮熱カバー31から放
射音が200Hz〜1.5kHzの周波数域で発生す
る。
号公報に開示されているものは、遮熱カバーを肉厚の異
なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるとともに、両金
属板を複数箇所で結合して、両金属板を互いに摩擦接触
させることにより、振動を減衰するようになっている。
しかしながら、この場合、遮熱カバーを排気管にボルト
で剛的に結合する構造のため、排気管の振動が遮熱カバ
ーに直接的に伝播し、図12に示すように、遮熱カバー
31の各ボルト穴32の周辺に膜振動が励起される。こ
のため、図13にも示すように、遮熱カバー31から放
射音が200Hz〜1.5kHzの周波数域で発生す
る。
【0005】この対策として、実開昭63−16292
0号公報に開示されたものは、排気管と遮熱カバーの間
に弾性材からなる環状スペーサを介装しているが、この
場合スペーサは排気管からの伝熱により非常な高温とな
るため、十分な耐熱性を確保することが難しいという問
題点があった。
0号公報に開示されたものは、排気管と遮熱カバーの間
に弾性材からなる環状スペーサを介装しているが、この
場合スペーサは排気管からの伝熱により非常な高温とな
るため、十分な耐熱性を確保することが難しいという問
題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点に着目し、排気管を
覆う遮熱カバーの膜振動を抑制して、遮熱カバーから発
生する放射音を低減することを目的とする。
覆う遮熱カバーの膜振動を抑制して、遮熱カバーから発
生する放射音を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、排気管を間隙
を持って覆う遮熱カバーを設け、この遮熱カバーを肉厚
の異なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるとともに、
両金属板を複数箇所で結合して形成し、かつ排気管に対
して遮熱カバーを弾性的に支持する複数の金属製バネ板
を設ける。
を持って覆う遮熱カバーを設け、この遮熱カバーを肉厚
の異なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるとともに、
両金属板を複数箇所で結合して形成し、かつ排気管に対
して遮熱カバーを弾性的に支持する複数の金属製バネ板
を設ける。
【0008】また、前記金属製バネ板を前記遮熱カバー
を構成する一方の金属板を折り曲げて一体的に形成す
る。
を構成する一方の金属板を折り曲げて一体的に形成す
る。
【0009】また、前記少なくとも2つの金属製バネ板
を互い直交するように配置する。
を互い直交するように配置する。
【0010】
【作用】遮熱カバーは、2枚の金属板を互いに重ね合わ
せるとともに、両金属板を複数箇所で結合して形成する
構造により、排気管から伝播する機関振動等に対して、
板厚の異なる2枚の金属板がそれぞれ異なった振動数で
共振し、金属板どうしの摩擦接触によりそれぞれの振動
を減衰する。
せるとともに、両金属板を複数箇所で結合して形成する
構造により、排気管から伝播する機関振動等に対して、
板厚の異なる2枚の金属板がそれぞれ異なった振動数で
共振し、金属板どうしの摩擦接触によりそれぞれの振動
を減衰する。
【0011】排気管に対して遮熱カバーを弾性的に支持
する金属製バネ板を設けることにより、金属製バネ板は
排気管から伝播する振動に対して、弾性的に撓み変形し
てその振動エネルギーを吸収する。
する金属製バネ板を設けることにより、金属製バネ板は
排気管から伝播する振動に対して、弾性的に撓み変形し
てその振動エネルギーを吸収する。
【0012】上記遮熱カバー自体の制振効果と金属製バ
ネ板による制振効果が相互して遮熱カバーの膜振動を有
効に抑制し、遮熱カバーから発生する放射音を低減する
ことができる。
ネ板による制振効果が相互して遮熱カバーの膜振動を有
効に抑制し、遮熱カバーから発生する放射音を低減する
ことができる。
【0013】また、金属製バネ板を遮熱カバーを構成す
る一方の金属板を折り曲げて一体形成する構造のため、
部品数を削減して生産性を高めるとともに、十分な耐熱
性を確保することができる。
る一方の金属板を折り曲げて一体形成する構造のため、
部品数を削減して生産性を高めるとともに、十分な耐熱
性を確保することができる。
【0014】また、2つの金属製バネ板を互い直交する
ように配置することにより、遮熱カバーの面方向の支持
剛性を高めて、遮熱カバーの振動を抑制することができ
る。
ように配置することにより、遮熱カバーの面方向の支持
剛性を高めて、遮熱カバーの振動を抑制することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0016】図1に示すように、排気マニホールド1は
機関の各気筒の排気ポートに接続する4本の排気管11
と、機関本体に対する接合フランジ12と、下流側の排
気管に対する接合フランジ13を備えている。
機関の各気筒の排気ポートに接続する4本の排気管11
と、機関本体に対する接合フランジ12と、下流側の排
気管に対する接合フランジ13を備えている。
【0017】図2、図3に示すように、排気マニホール
ド1を間隙を持って覆う遮熱カバー2が設けられる。こ
れにより、排気熱で高温となる排気マニホールドの熱的
影響から点火系統や燃料系統および各種補機類を保護す
るようになっている。
ド1を間隙を持って覆う遮熱カバー2が設けられる。こ
れにより、排気熱で高温となる排気マニホールドの熱的
影響から点火系統や燃料系統および各種補機類を保護す
るようになっている。
【0018】図4、図6に示すように、遮熱カバー2は
板厚が例えば0.4mmの金属板からなるインナーパネル
5と、これより数倍の板厚を有する金属板からなるアウ
ターパネル6とを重ね合わせて形成され、このインナー
パネル5とアウターパネル6はスポット溶接により互い
に複数箇所で結合される。インナーパネル5とアウター
パネル6は互いに相似形状となるようにプレス成型され
る。排気マニホールド1に近い内側に板厚の小さいイン
ナーパネル5が配設される。
板厚が例えば0.4mmの金属板からなるインナーパネル
5と、これより数倍の板厚を有する金属板からなるアウ
ターパネル6とを重ね合わせて形成され、このインナー
パネル5とアウターパネル6はスポット溶接により互い
に複数箇所で結合される。インナーパネル5とアウター
パネル6は互いに相似形状となるようにプレス成型され
る。排気マニホールド1に近い内側に板厚の小さいイン
ナーパネル5が配設される。
【0019】なお、各パネル5,6の材料としては、部
分的に絞りが大きくなるため基本的には延性の優れたも
のが望ましく、また熱的に厳しい環境下のため非鉄金属
よりも鋼板が望ましいため、冷間圧延鋼板を用いてい
る。
分的に絞りが大きくなるため基本的には延性の優れたも
のが望ましく、また熱的に厳しい環境下のため非鉄金属
よりも鋼板が望ましいため、冷間圧延鋼板を用いてい
る。
【0020】排気マニホールド1には3つのボス3が溶
接により固着される一方、遮熱カバー2のインナーパネ
ル5には各ボス3との間に、排気マニホールド1に対し
て遮熱カバー2を弾性的に支持する金属製バネ板部7,
8が設けられる。さらに、遮熱カバー2のアウターパネ
ル6とインナーパネル5には各ボス3に対応する部位に
後述する3つのボルト脱着用穴9とボルト脱着用穴18
がそれぞれ形成される。
接により固着される一方、遮熱カバー2のインナーパネ
ル5には各ボス3との間に、排気マニホールド1に対し
て遮熱カバー2を弾性的に支持する金属製バネ板部7,
8が設けられる。さらに、遮熱カバー2のアウターパネ
ル6とインナーパネル5には各ボス3に対応する部位に
後述する3つのボルト脱着用穴9とボルト脱着用穴18
がそれぞれ形成される。
【0021】図4に示すように、遮熱カバー2の中央部
に設けられるバネ板部7はインナーパネル5の一部をU
字形に折り曲げて一体形成され、その一端をボス3の端
面に接合させ、ボス3に螺合するボルト14によりワッ
シャ20を介して排気マニホールド1に締結される。
に設けられるバネ板部7はインナーパネル5の一部をU
字形に折り曲げて一体形成され、その一端をボス3の端
面に接合させ、ボス3に螺合するボルト14によりワッ
シャ20を介して排気マニホールド1に締結される。
【0022】図5にも示すように、インナーパネル5の
バネ板部7が打ち抜かれる部位には、コの字形の切欠き
15が形成され、この切欠き15に囲まれる矩形部分を
折り曲げて上記バネ板部7が形成される。切欠き15の
両端部には円形の穴16が形成されて、この部分の応力
集中を避けるようになっている。
バネ板部7が打ち抜かれる部位には、コの字形の切欠き
15が形成され、この切欠き15に囲まれる矩形部分を
折り曲げて上記バネ板部7が形成される。切欠き15の
両端部には円形の穴16が形成されて、この部分の応力
集中を避けるようになっている。
【0023】バネ板部7の一端にボルト14を貫通させ
る長穴19が形成される。インナーパネル5にはその組
付け時にボルト14を挿通させるボルト脱着用穴18が
形成される。アウターパネル6にもこのボルト脱着用穴
18と同心的にボルト脱着用穴9が形成される。
る長穴19が形成される。インナーパネル5にはその組
付け時にボルト14を挿通させるボルト脱着用穴18が
形成される。アウターパネル6にもこのボルト脱着用穴
18と同心的にボルト脱着用穴9が形成される。
【0024】インナーパネル5とアウターパネル6のス
ポット溶接による結合部17は、例えば5cm程度の一
定の間隔を持って形成されるとともに、インナーパネル
5の切欠き15およびボルト脱着用穴18の周囲を取り
囲むように複数箇所に形成される。
ポット溶接による結合部17は、例えば5cm程度の一
定の間隔を持って形成されるとともに、インナーパネル
5の切欠き15およびボルト脱着用穴18の周囲を取り
囲むように複数箇所に形成される。
【0025】アウターパネル6の各ボルト脱着用穴18
の周囲には環状突起10が一体形成され、この部分の面
剛性を高めている。
の周囲には環状突起10が一体形成され、この部分の面
剛性を高めている。
【0026】図6に示すように、遮熱カバー2の端部に
設けられる2つのバネ板部8はインナーパネル5の一部
をクランク形に折り曲げて一体形成され、その一端をボ
ス3の端面に接合させ、ボス3に螺合するボルト21を
介して排気マニホールド1に締結される。
設けられる2つのバネ板部8はインナーパネル5の一部
をクランク形に折り曲げて一体形成され、その一端をボ
ス3の端面に接合させ、ボス3に螺合するボルト21を
介して排気マニホールド1に締結される。
【0027】遮熱カバー2の端部に設けられる2つのバ
ネ板部8と、遮熱カバー2の中央部に設けられるバネ板
部7は互いに直交するように配置される。
ネ板部8と、遮熱カバー2の中央部に設けられるバネ板
部7は互いに直交するように配置される。
【0028】六角穴付きボルト21とバネ板部8の間に
は遮熱環22が介装される。この遮熱環22はアウター
パネル6のボルト脱着用穴9に小さな間隙を持って対峙
しており、ボルト脱着用穴9からの放熱を抑えるように
なっている。また、ボルト脱着用穴9をセラミック材か
らなる蓋23を用いて閉塞することも考えられるが、こ
の場合熱変形等の影響を受けやすいため好ましくない。
は遮熱環22が介装される。この遮熱環22はアウター
パネル6のボルト脱着用穴9に小さな間隙を持って対峙
しており、ボルト脱着用穴9からの放熱を抑えるように
なっている。また、ボルト脱着用穴9をセラミック材か
らなる蓋23を用いて閉塞することも考えられるが、こ
の場合熱変形等の影響を受けやすいため好ましくない。
【0029】次に、作用について説明する。
【0030】遮熱カバー2は、排気マニホールド1から
伝播する機関振動や車両振動に対して、板厚の異なるイ
ンナーパネル5とアウターパネル6がそれぞれ異なった
振動数で共振し、金属板どうしが摩擦接触することによ
りそれぞれの振動を減衰する。
伝播する機関振動や車両振動に対して、板厚の異なるイ
ンナーパネル5とアウターパネル6がそれぞれ異なった
振動数で共振し、金属板どうしが摩擦接触することによ
りそれぞれの振動を減衰する。
【0031】各バネ板部7,8は排気マニホールド1か
ら伝播する振動に対して、遮熱カバー2を慣性マスとし
て弾性的に撓み変形してその振動エネルギーを吸収す
る。各バネ板部7,8は0.4mmの板厚と20mm程
度の板幅を持っている場合、0.8kgf/mm(7.
84N/mm)程度の剛性を有する。重量が1kgfに
も充たない遮熱カバー2を3つのバネ板部7,8で支持
する場合、共振周波数は30Hz前後となり、約40H
z以上の周波数域が防振領域となる。膜共振は200H
z以上の周波数域で顕著であるが、図7に示すように各
バネ板部7,8はこの周波数域に対して防振効果を発揮
し、遮熱カバー2から発生する放射音を有効に低減する
ことができる。
ら伝播する振動に対して、遮熱カバー2を慣性マスとし
て弾性的に撓み変形してその振動エネルギーを吸収す
る。各バネ板部7,8は0.4mmの板厚と20mm程
度の板幅を持っている場合、0.8kgf/mm(7.
84N/mm)程度の剛性を有する。重量が1kgfに
も充たない遮熱カバー2を3つのバネ板部7,8で支持
する場合、共振周波数は30Hz前後となり、約40H
z以上の周波数域が防振領域となる。膜共振は200H
z以上の周波数域で顕著であるが、図7に示すように各
バネ板部7,8はこの周波数域に対して防振効果を発揮
し、遮熱カバー2から発生する放射音を有効に低減する
ことができる。
【0032】アウターパネル6の各ボルト脱着用穴18
の周囲に環状突起10を一体形成して、この部分のイン
ピーダンスを高めることにより、各バネ板部7,8から
振動が直接的に入力されるのを抑えられる。
の周囲に環状突起10を一体形成して、この部分のイン
ピーダンスを高めることにより、各バネ板部7,8から
振動が直接的に入力されるのを抑えられる。
【0033】各バネ板部7,8のバネ定数を小さく設定
することにより、低周波数域で遮熱カバー2の振幅が増
大する傾向にあるが、遮熱カバー2の端部に設けられる
2つのバネ板部8と、遮熱カバー2の中央部に設けられ
るバネ板部7は互いに直交するように配置されることに
より、遮熱カバー2の面方向の支持剛性を高めて、遮熱
カバー2の振動を抑制することができる。
することにより、低周波数域で遮熱カバー2の振幅が増
大する傾向にあるが、遮熱カバー2の端部に設けられる
2つのバネ板部8と、遮熱カバー2の中央部に設けられ
るバネ板部7は互いに直交するように配置されることに
より、遮熱カバー2の面方向の支持剛性を高めて、遮熱
カバー2の振動を抑制することができる。
【0034】この実施例では、各バネ板部7,8をイン
ナーパネル5に一体形成する構造のため、部品数を削減
して生産性を高めるとともに、十分な耐熱性を確保する
ことができる。
ナーパネル5に一体形成する構造のため、部品数を削減
して生産性を高めるとともに、十分な耐熱性を確保する
ことができる。
【0035】次に、図8に示した他の実施例は、インナ
ーパネル5のバネ板部7が打ち抜かれる部位には、vの
字形の切欠き24が形成され、この切欠き24に囲まれ
る部分を折り曲げてバネ板部7が形成されるものであ
る。切欠き15の両端部には円形の穴16が形成され
て、この部分の応力集中を避けるようになっている。こ
の場合、切欠き24を比較的小さくすることにより、遮
熱カバー2の面剛性を高められる。
ーパネル5のバネ板部7が打ち抜かれる部位には、vの
字形の切欠き24が形成され、この切欠き24に囲まれ
る部分を折り曲げてバネ板部7が形成されるものであ
る。切欠き15の両端部には円形の穴16が形成され
て、この部分の応力集中を避けるようになっている。こ
の場合、切欠き24を比較的小さくすることにより、遮
熱カバー2の面剛性を高められる。
【0036】次に、図9に示した他の実施例は、インナ
ーパネル5とアウターパネル6を重ね合わせた遮熱カバ
ー2を排気マニホールド1に対して弾性的に支持する金
属製バネ板25を別体で設けるものである。
ーパネル5とアウターパネル6を重ね合わせた遮熱カバ
ー2を排気マニホールド1に対して弾性的に支持する金
属製バネ板25を別体で設けるものである。
【0037】アウターパネル6の板厚をt1、インナー
パネル5の板厚をt2、バネ板25の板厚をt3とする
と、各板厚はt1>t2>t3の関係に設定される。
パネル5の板厚をt2、バネ板25の板厚をt3とする
と、各板厚はt1>t2>t3の関係に設定される。
【0038】図10にも示すように、バネ板25はU字
形に折り曲げて形成され、その一端が遮熱カバー2にス
ポット溶接により結合され、その他端をボス3の端面に
接合させ、ボス3に螺合するボルト14によりワッシャ
20を介して排気マニホールド1に締結される。
形に折り曲げて形成され、その一端が遮熱カバー2にス
ポット溶接により結合され、その他端をボス3の端面に
接合させ、ボス3に螺合するボルト14によりワッシャ
20を介して排気マニホールド1に締結される。
【0039】バネ板25の一端にボルト14を貫通させ
る長穴26が形成されるとともに、他端にはその組付け
時にボルト14を挿通させるボルト脱着用穴18が形成
される。インナーパネル5にはその組付け時にボルト1
4を挿通させるボルト脱着用穴18が形成され、アウタ
ーパネル6にはこのボルト脱着用穴18と同心的にボル
ト脱着用穴9が形成される。
る長穴26が形成されるとともに、他端にはその組付け
時にボルト14を挿通させるボルト脱着用穴18が形成
される。インナーパネル5にはその組付け時にボルト1
4を挿通させるボルト脱着用穴18が形成され、アウタ
ーパネル6にはこのボルト脱着用穴18と同心的にボル
ト脱着用穴9が形成される。
【0040】このように、遮熱カバー2の各ボルト脱着
用穴9,18の開口部分は3枚の金属板が重ね合わせら
れることにより、その剛性を高められることにより、制
振性が高められる。
用穴9,18の開口部分は3枚の金属板が重ね合わせら
れることにより、その剛性を高められることにより、制
振性が高められる。
【0041】次に、図11に示した他の実施例は、バネ
板28がインナーパネル5に対する接合部29から所定
角度で傾斜する傾斜部30を持って折り曲げられるもの
である。この場合、バネ板28が湾曲するのに伴って傾
斜部30のインナーパネル5に対する接点が移動するた
め、バネ板28の剛性をさらに低下させて制振効果を高
めることが可能となる。
板28がインナーパネル5に対する接合部29から所定
角度で傾斜する傾斜部30を持って折り曲げられるもの
である。この場合、バネ板28が湾曲するのに伴って傾
斜部30のインナーパネル5に対する接点が移動するた
め、バネ板28の剛性をさらに低下させて制振効果を高
めることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、排気管を
間隙を持って覆う遮熱カバーを設け、この遮熱カバーを
肉厚の異なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるととも
に、両金属板を複数箇所で結合して形成し、かつ排気管
に対して遮熱カバーを弾性的に支持する金属製バネ板を
設けたため、遮熱カバー自体の制振効果と金属製バネ板
による制振効果が相互して遮熱カバーの膜振動を有効に
抑制し、遮熱カバーから発生する放射音を低減すること
ができる。
間隙を持って覆う遮熱カバーを設け、この遮熱カバーを
肉厚の異なる2枚の金属板を互いに重ね合わせるととも
に、両金属板を複数箇所で結合して形成し、かつ排気管
に対して遮熱カバーを弾性的に支持する金属製バネ板を
設けたため、遮熱カバー自体の制振効果と金属製バネ板
による制振効果が相互して遮熱カバーの膜振動を有効に
抑制し、遮熱カバーから発生する放射音を低減すること
ができる。
【0043】また、金属製バネ板を遮熱カバーを構成す
る一方の金属板を折り曲げて一体形成する構造のため、
部品数を削減して生産性を高めるとともに、十分な耐熱
性を確保することができる。
る一方の金属板を折り曲げて一体形成する構造のため、
部品数を削減して生産性を高めるとともに、十分な耐熱
性を確保することができる。
【0044】また、少なくとも2つの金属製バネ板を互
い直交するように配置することにより、遮熱カバーの面
方向の支持剛性を高めて、遮熱カバーの振動を有効に抑
制することができる。
い直交するように配置することにより、遮熱カバーの面
方向の支持剛性を高めて、遮熱カバーの振動を有効に抑
制することができる。
【図1】本発明の実施例を示す排気マニホールドの側面
図である。
図である。
【図2】同じく遮熱カバーの側面図である。
【図3】同じく遮熱カバーの正面図である。
【図4】同じく図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同じく図4の矢印C方向から見た矢視図であ
る。
る。
【図6】同じく図2のB−B線に沿う断面図である。
【図7】本発明の効果を示す音圧特性図である。
【図8】他の実施例を示すインナーパネルの平面図であ
る。
る。
【図9】さらに他の実施例を示す断面図である。
【図10】同じくバネ板の斜視図である。
【図11】さらに他の実施例を示すバネ板の断面図であ
る。
る。
【図12】従来の遮熱カバー装置においてホログラフィ
干渉実験による変形縞模様を示す図である。
干渉実験による変形縞模様を示す図である。
【図13】同じく従来の遮熱カバー装置における音圧特
性図である。
性図である。
1 排気マニホールド 2 遮熱カバー 5 インナーパネル 6 アウターパネル 7 バネ板部 8 バネ板部
Claims (3)
- 【請求項1】 排気管を間隙を持って覆う遮熱カバーを
設け、この遮熱カバーを肉厚の異なる2枚の金属板を互
いに重ね合わせるとともに、両金属板を複数箇所で結合
して形成し、かつ排気管に対して遮熱カバーを弾性的に
支持する複数の金属製バネ板を設けたことを特徴とする
排気管の遮熱カバー装置。 - 【請求項2】 前記金属製バネ板を前記遮熱カバーを構
成する一方の金属板を折り曲げて一体的に形成したこと
を特徴とする請求項1記載の排気管の遮熱カバー装置。 - 【請求項3】 前記少なくとも2つの金属製バネ板を互
い直交するように配置したことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の排気管の遮熱カバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4099584A JPH05296037A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 排気管の遮熱カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4099584A JPH05296037A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 排気管の遮熱カバー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296037A true JPH05296037A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14251153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4099584A Pending JPH05296037A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 排気管の遮熱カバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05296037A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100372107B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-02-14 | 현대자동차주식회사 | 배기 매니폴드의 비접촉식 히트 프로텍터 |
| JP2006316866A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mazda Motor Corp | 変速機の構造 |
| KR100774701B1 (ko) * | 2006-08-17 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 히트 프로텍터 |
| JP2010014278A (ja) * | 2009-09-16 | 2010-01-21 | Sanwa Packing Kogyo Co Ltd | 緩衝装置及び金属製カバー |
| JP2015031243A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 株式会社ユタカ技研 | 排気系部品への遮熱カバーの防振取り付け構造 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4099584A patent/JPH05296037A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100372107B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-02-14 | 현대자동차주식회사 | 배기 매니폴드의 비접촉식 히트 프로텍터 |
| JP2006316866A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Mazda Motor Corp | 変速機の構造 |
| KR100774701B1 (ko) * | 2006-08-17 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 히트 프로텍터 |
| JP2010014278A (ja) * | 2009-09-16 | 2010-01-21 | Sanwa Packing Kogyo Co Ltd | 緩衝装置及び金属製カバー |
| JP2015031243A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 株式会社ユタカ技研 | 排気系部品への遮熱カバーの防振取り付け構造 |
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