JPH05301907A - 共重合体ラテックスの製造方法 - Google Patents

共重合体ラテックスの製造方法

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JPH05301907A
JPH05301907A JP4136265A JP13626592A JPH05301907A JP H05301907 A JPH05301907 A JP H05301907A JP 4136265 A JP4136265 A JP 4136265A JP 13626592 A JP13626592 A JP 13626592A JP H05301907 A JPH05301907 A JP H05301907A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 脂肪族共役ジエン(A)15〜60重量
%、エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル
(B)5〜40重量%、エチレン系不飽和カルボン酸
(C)1〜10重量%および共重合可能な他の単量体
(D)5〜79重量%からなる単量体混合物を乳化重合
するにあたり、第1段階にて単量体混合物の10〜40
重量%、第2段階にて単量体混合物の60〜90重量%
を重合してなり、かつ、(A)/(B)の割合が、第1
段階で2〜8/1、第2段階で0.3〜1.5/1およ
び(A)/(C)の割合が、第1段階および第2段階に
おいて1〜30/1 となるように添加してなることを
特徴とする共重合体ラテックスの製造方法。 【効果】 接着強度、耐ブリスター性、紙腰および耐
バッキングロール汚れ性に優れた塗工紙を提供すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共重合体ラテックスの
製造方法に関するものである。さらに詳しくは、接着強
度、耐ブリスター性、紙腰および耐バッキングロール汚
れ性に優れた塗工紙を提供する共重合体ラテックスの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および問題点】近年、印刷技術は高速輪転
印刷機の導入などにより目ざましい発展を遂げており、
これに伴い塗工紙には高速印刷に耐えうるだけの接着強
度、耐水性が求められている。さらに、オフセット輪転
印刷機の普及も進み、印刷インキ乾燥時に塗工紙が火ぶ
くれ(ブリスター)を起こさないこと、いわゆる耐ブリ
スター性も印刷物の見栄えといった観点から要求されて
いる。また、枚葉印刷においては、その作業性を向上さ
せるため、曲げ剛性の高い紙、すなわち紙腰の高い塗工
紙が要求されている。
【0003】一方、このような塗工紙の製造においても
生産性を上げるため、高速での塗工が行われており、特
に高速塗工時にバッキングロール汚れを起こさないこと
(耐バッキングロール汚れ性)が操業上重要な問題とさ
れている。
【0004】このような種々の性能が塗工紙には要求さ
れており、これらの性能は、塗工組成物において顔料の
主たるバインダーとして用いられている共重合体ラテッ
クスにより大きな影響を受けることが知られている。従
って、従来よりこの共重合体ラテックスの組成や構造等
を変えることによりこれらの性能に対応している。
【0005】しかしながら、前記した性能の間には相反
する関係があり、一方を良くしようとすれば、他方が悪
くなるといった欠点がある。例えば、耐ブリスター性を
良くしようとすれば、接着強度や場合によっては耐水
性、光沢が低下し、また、接着強度を良くしようとすれ
ば、紙腰や場合によっては耐バッキングロール汚れ性が
低下する。
【0006】これらの諸性能向上のため、例えば特公昭
62−58371号公報、特公昭62−58372号公
報、特開昭62−117897号公報、特開昭63−9
9395号公報において、重合を2段階に分けて行う、
いわゆる2段重合法が提案されている。
【0007】このように、特定の重合方法で得られた共
重合体ラテックスをバインダーとして用いることで塗工
紙の性能向上が試みられているが、上記した接着強度、
耐ブリスター性、紙腰および耐バッキングロール汚れ性
を同時に満足することはできていない。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、塗工紙
の性能向上に対する要求に応えるため主たるバインダー
として用いられる共重合体ラテックスに着目して鋭意研
究した結果、特定組成の単量体混合物を2段階に分けて
乳化重合を行うに際し、少なくとも第1段階および第2
段階において脂肪族共役ジエン系単量体、エチレン系不
飽和カルボン酸アルキルエステル単量体およびエチレン
系不飽和カルボン酸単量体を必須成分として用い、か
つ、ぞれぞれの単量体を特定の割合にて重合してなる共
重合体ラテックスが、上記問題点、すなわち、接着強
度、耐ブリスター性、紙腰および耐バッキングロール汚
れ性に優れた塗工紙を提供することができる共重合体ラ
テックスであることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0009】すなわち本発明は、脂肪族共役ジエン系単
量体15〜60重量%、エチレン系不飽和カルボン酸ア
ルキルエステル単量体5〜40重量%、エチレン系不飽
和カルボン酸単量体1〜10重量%およびこれらと共重
合可能な他の単量体5〜79重量%からなる単量体混合
物を乳化重合するにあたり、第1段階にて単量体混合物
の10〜40重量%、第2段階にて単量体混合物の60
〜90重量%を重合してなり、かつ、脂肪族共役ジエン
系単量体/エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステ
ル単量体の割合が、第1段階で2〜8/1、第2段階で
0.3〜1.5/1および脂肪族共役ジエン系単量体/
エチレン系不飽和カルボン酸単量体の割合が、第1段階
および第2段階において1〜30/1 となるように添
加してなることを特徴とする共重合体ラテックスの製造
方法を提供するものである。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明にて使用される脂肪族共役ジエン系
単量体としては、1,3−ブタジエン、2−メチル−
1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3ブタジ
エン、2−クロル−1,3−ブタジエン、置換直鎖共役
ペンタジエン類、置換および側鎖共役ヘキサジエン類な
どが挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特に1,3−ブタジエンが好ましい。脂肪族共役ジ
エン系単量体は15〜60重量%にて使用されるが、1
5重量%未満では接着強度が低下し、また60重量%を
超えると紙腰が低下するので好ましくない。
【0012】本発明にて使用されるエチレン系不飽和カ
ルボン酸アルキルエステル単量体としては、メチルアク
リレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルアクリレート、グリ
シジルメタクリレート、ジメチルフマレート、ジエチル
フマレート、ジメチルマレエート、ジエチルマルエー
ト、ジメチルイタコネート、モノメチルフマレート、モ
ノエチルフマレート、2−エチルヘキシルアクリレート
等が挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特にメチルメタクリレートが好ましい。エチレン系
不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体は5〜40重
量%にて使用されるが、5重量%未満では耐ブリスター
性が低下し、また40重量%を超えると接着強度が低下
し好ましくない。
【0013】本発明にて使用されるエチレン系不飽和カ
ルボン酸単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等が
挙げられ、1種または2種以上用いることができる。エ
チレン系不飽和カルボン酸単量体は1〜10重量%にて
使用されるが、1重量%未満では接着強度およびラテッ
クスの機械的安定性が低下し、また10重量%を超える
とラテックスの粘度が高くなりすぎ好ましくない。
【0014】上記脂肪族共役ジエン系単量体、エチレン
系不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体およびエチ
レン系不飽和カルボン酸単量体と共重合可能な他の単量
体としては、アルケニル芳香族単量体、ヒドロキシアル
キル基を含有する不飽和単量体、不飽和カルボン酸アミ
ド単量体およびシアン化ビニル系単量体等が挙げられ
る。
【0015】アルケニル芳香族単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メチルα−メチルスチレン、
ビニルトルエンおよびジビニルベンゼン等が挙げられ、
特にスチレンが好ましい。
【0016】ヒドロシキアルキル基を含有する不飽和単
量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタ
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエート、
ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒドロ
キシエチルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)
マレエート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレートな
どが挙げられ、特にβ−ヒドロキシエチルアクリレート
が好ましい。
【0017】不飽和カルボン酸アミド単量体としては、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、特にアクリ
ルアミドが好ましい。
【0018】シアン化ビニル系単量体としては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリロニトリルなどが挙げら
れ、特にアクリロニトリルが好ましい。
【0019】これらの単量体は、それぞれ1種または2
種以上使用することができるが、これらのうち特にアル
ケニル芳香族単量体とヒドロシキアルキル基を含有する
不飽和単量体を併用することが好ましい。
【0020】上記単量体混合物は、第1段階にて単量体
混合物の10〜40重量%を、第2段階にて単量体混合
物の60〜90重量%を重合し、かつ、脂肪族共役ジエ
ン系単量体/エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエス
テル単量体の割合が、第1段階で2〜8/1、第2段階
で0.3〜1.5/1および脂肪族共役ジエン系単量体
/エチレン系不飽和カルボン酸単量体の割合が、第1段
階および第2段階において1〜30/1 となるように
添加して乳化重合される。
【0021】第1段階で使用される単量体混合物が10
重量%未満では重合を2段階に分けた効果がなく、また
40重量%を超えると紙腰および耐バッキングロール汚
れ性が低下し好ましくない。
【0022】第1段階における脂肪族共役ジエン系単量
体/エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単量
体の割合が2/1未満では接着強度が低下し、8/1を
超えると紙腰および耐バッキングロール汚れ性が低下し
好ましくない。また、第2段階における脂肪族共役ジエ
ン系単量体/エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエス
テル単量体の割合が0.3/1未満では接着強度が低下
し、1.5/1を超えると耐バッキングロール汚れ性が
低下し好ましくない。
【0023】また、第1段階における脂肪族共役ジエン
系単量体/エチレン系不飽和カルボン酸単量体の割合が
1/1未満では共重合体ラテックスの粘度が高くなりす
ぎ、30/1を超えると重合時に発生する凝固物が多く
なり、共重合体ラテックスの生産性が低下し好ましくな
い。また、第2段階における脂肪族共役ジエン系単量体
/エチレン系不飽和カルボン酸単量体の割合が1/1未
満では接着強度が低下し、30/1を超えると耐バッキ
ングロール汚れ性が低下し好ましくない。
【0024】本発明における共重合体ラテックスの平均
粒子径およびゲル含有量には特に制限はないが、それぞ
れ80〜300nmおよび50重量%未満であることが
好ましい。
【0025】本発明の共重合体ラテックスは、上記の条
件を満たす限り従来公知の方法によって製造することが
できる。すなわち、単量体の添加方法には特に制限はな
く、一括添加、分割添加、連続添加の何れでも採用する
ことができ、また、乳化重合において従来公知の乳化
剤、重合開始剤、電解質、連鎖移動剤、キレート剤、そ
の他重合助剤等を使用することができる。
【0026】乳化剤としては高級アルコールの硫酸エス
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂
肪族カルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステ
ル塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレング
リコールのアルキルエステル型、アルキルフェニルエー
テル型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤
が1種又は2種以上で用いられる。
【0027】開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、レ
ドックス系開始剤あるいは、過酸化ベンゾイル等の油溶
性開始剤が使用できる。
【0028】本発明で使用される連鎖移動剤としては、
n−ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタ
ン、t−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプ
タン、t−ドデシルメルカプタン、n−ステアリルメル
カプタンなどのアルキルメルカプタン、ジメチルキサン
トゲンジサルファイド、ジイソプロピルキサントゲンジ
サルファイドなどのキサントゲン化合物、α−メチルス
チレンダイマー、ターピノレンや、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、
テトラメチルチウラムモノスルフィド等のチウラム系化
合物、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、スチレン化フェノール等のフェノール系化合物、ア
リルアルコール等のアリル化合物、ジクロルメタン、ジ
ブロモメタン、四塩化炭素、四臭化炭素等のハロゲン化
炭化水素化合物、α−ベンジルオキシスチレン、α−ベ
ンジルオキシアクリロニトリル、α−ベンジルオキシア
クリルアミド等のビニルエーテル、トリフェニルエタ
ン、ペンタフェニルエタン、アクロレイン、メタアクロ
レイン、チオグリコール酸、チオリンゴ酸、2−エチル
ヘキシルチオグリコレート等が挙げられ、1種又は2種
以上用いることができる。
【0029】このようにして得られた共重合体ラテック
スを用いて紙塗工用組成物とするには、前記共重合体ラ
テックスに、顔料および必要に応じてその他の結合剤、
増粘剤、助剤等を配合することにより調整される。
【0030】顔料としては、重質炭酸カルシウム、軽質
炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、水酸化アル
ミニウム、タルク、シリカ粉、硫酸バリウム、酸化チタ
ン、サチンホワイト、プラスチックピグメント等一般の
塗工紙に用いられるものが1種又は2種以上併用して使
用される。
【0031】その他の結合剤、増粘剤としては、例え
ば、タンパク質類(ゼラチン、アルブミン、カゼイン
等)、デンプン類(穀物デンブン、α化デンプン、酸化
デンプン、エーテル化デンプン、エステル化デンプン
等)、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース
等)の如き水溶性天然高分子化合物、ポリビニルアルコ
ール、アクリルアミド変性ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、マレイン酸共重合物等の如き水溶性合成高分子化合
物が使用される。
【0032】その他の助剤としては、一般に添加されて
いるpH調整剤、安定剤、離型剤、老化防止剤、分散
剤、消泡剤、防腐剤、着色剤、架橋剤、架橋助剤等が挙
げられる。
【0033】本発明における共重合体ラテックスの使用
量には特に制限はないが、顔料100重量部に対し、通
常5〜40重量部使用される。
【0034】このようにして調製した紙塗工用組成物
は、ブレードコーター、ロールコーター、バーコータ
ー、グラビアコーター、エアーナイフコーター、キャス
トコーター等の塗工装置によって原紙上に一層あるいは
多層に分けて塗工され、乾燥後、必要に応じて表面仕上
げ処理等をすることにより塗工紙を得ることができる。
【0035】〔実施例〕以下、実施例を挙げ本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、これらの実施例に限定されるものではない。なお
実施例中、割合を示す部および%は重量基準によるもの
である。また実施例における諸物性の測定は次の方法に
拠った。
【0036】ゲル含有量 室温乾燥にてラテックスフィルムを作成する。次いでラ
テックスフィルム約1.0gを正確に秤量後、400c
cのトルエンに入れ48時間放置した後、300メッシ
ュの金網でろ過後、乾燥し、金網上のトルエン不溶物
(ゲル)重量を測定し、ゲル含有量を算出する。
【0037】RIドライピック RI印刷機で印刷した時のピッキングの程度を肉眼で判
定し、1級(最も良い)から5級(最も悪い)の5段階
で評価した。6回の平均値を示す。
【0038】RIウエットピック RI印刷機で湿し水を用いて印刷した時のピッキングの
程度を肉眼で判定し、1級(最も良い)から5級(最も
悪い)の5段階で評価した。6回の平均値を示す。
【0039】紙 腰 ガーレー式紙腰テスターで測定した(数字が大きいほど
良好)。
【0040】耐ブリスター性 両面印刷塗工紙を調湿(6%)し、加熱したオイルバス
中に投げ込み、ブリスターが発生する時の最低温度を示
す(発生温度の高いものほど良好)。
【0041】耐バッキングロール汚れ性 両面印刷塗工紙を調湿(8%)し、NBRゴムシート上
にのせ、その上から約100℃に加熱した金属ロールに
より、線圧約20kg/cmの圧力にて圧着した。その
後、塗工紙をゴムシートからはがしNBRゴムシート上
の汚れの程度を肉眼で判定し、1級(最も良い)から5
級(最も悪い)の5段階で評価した。6回の平均値を示
す。
【0042】共重合体ラテックスの製造 耐圧反応器に、水95部、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム1.5部、t−ドデシルメルカプタン1.2
部、炭酸ナトリウム0.4部、過硫酸カリウム0.8部
を仕込み十分攪拌した後、表1の第1段階に示す各単量
体を加え60℃にて重合を行った。次いで、第2段階に
示す各単量体を添加し、重合を継続し、重合転化率が9
9%になった時点で重合を終了した。これらラテックス
の未反応単量体をストリッピングにより除去し、共重合
体ラテックスA〜Eを得た。
【0043】また、表2に示す各単量体を用いた以外は
共重合体ラテックスAと同様の操作を行い、共重合体ラ
テックスF〜Nを得た。なお、共重合体ラテックスGお
よびHは、凝固物が多量に発生したため、200メッシ
ュ金網にてろ過を行い、試験に供した。
【0044】紙塗工用組成物の調製 上記共重合体ラテックスA〜Nを用いて、次のコーティ
ングカラー処方に基づき紙塗工用組成物を調製した。 (コーティングカラー処方) 一級カオリン 100部 酸化デンプン 8部 共重合体ラテックス(固形分) 12部 水 適宜量 ────────────────────── 総固形分 62.5%
【0045】得られた紙塗工用組成物を用いて、塗工紙
用原紙(64g/m2 )に熊谷理機製トレーリングフレ
キシブルブレードコーターを用い、片面の塗工量が12
g/m2 となるように200m/minで片面および両
面に塗工を行い、直ちに風速30m/min、温度12
0℃の条件で4秒間乾燥を行った。得られた塗工紙を、
相対湿度65%、温度20℃の条件下で一昼夜調湿を行
った後、線圧80kg/cm、温度60℃、速度5m/
min、2nipの条件でスーパーカレンダー処理を行
い試料とした。得られた塗工紙の性能を表3に示した。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【発明の効果】本発明の製造方法によって得られた共重
合体ラテックスを、塗工紙用のバインダーとして用いる
ことにより、接着強度、耐ブリスター性、紙腰および耐
バッキングロール汚れ性に優れた塗工紙が得られるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/20 7199−3B D21H 1/34 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族共役ジエン系単量体15〜60重
    量%、エチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単
    量体5〜40重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量
    体1〜10重量%およびこれらと共重合可能な他の単量
    体5〜79重量%からなる単量体混合物を乳化重合する
    にあたり、第1段階にて単量体混合物の10〜40重量
    %、第2段階にて単量体混合物の60〜90重量%を重
    合してなり、かつ、脂肪族共役ジエン系単量体/エチレ
    ン系不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体の割合
    が、第1段階で2〜8/1、第2段階で0.3〜1.5
    /1および脂肪族共役ジエン系単量体/エチレン系不飽
    和カルボン酸単量体の割合が、第1段階および第2段階
    において1〜30/1 となるように添加してなること
    を特徴とする共重合体ラテックスの製造方法。
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