JPH053019U - リツドの開閉装置 - Google Patents

リツドの開閉装置

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JPH053019U
JPH053019U JP5925591U JP5925591U JPH053019U JP H053019 U JPH053019 U JP H053019U JP 5925591 U JP5925591 U JP 5925591U JP 5925591 U JP5925591 U JP 5925591U JP H053019 U JPH053019 U JP H053019U
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opening
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JP5925591U
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清司 片山
準人 早川
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッドとこれが配置される凹入部との間の隙
間を小さくしてその見栄えを向上させたリッドの開閉装
置を提案する。 【構成】 リッド1を自動車外板5の凹入部10に回動
可能に支持するヒンジ6が、リッド1をその自由端側へ
付勢する弾性アーム17を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリッドの開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車、鉄道車両、一般の住宅などには、内部の要素や収納物などを隠蔽する 目的で、各種のリッドがその開閉装置によって取付けられている。
【0003】 図5はその一例である自動車のフューエルリッド1aと、その開閉装置2aを 示す断面図である。リッド1aは車外側のアウタパネル3aと車内側のインナパ ネル4aより成り、リッド1aの基端側が、取付支持体を構成する車体の外板5 aにヒンジ6aを介して枢支されている。
【0004】 図5に実線で示したようにリッド1aが閉位置にあるとき、該リッド1aは図 示していないロック手段によって外板5aに対して係止される。リッド1aの開 放時にはロック手段による係止が解除され、このときリッド1aのインナパネル 4aに付設された板ばね7aがリッド1aを矢印Aで示した開方向に付勢し、該 リッド1aは鎖線で示した位置まで回動する。このとき車外の作業者はリッド1 aの自由端側に指を掛けて楽にリッド1aを破線で示した全開位置まで開き、リ ッド1aの内側に位置するキャップ(図示せず)を開いてガソリンを補給するこ とができる。
【0005】 ガソリンの補給後、リッド1aを再び実線で示した閉位置に回動するが、この とき、その外表面8aと車体外板5aの外表面9aとがほぼ面一状態となるよう に、リッド1aは外板5aの凹入部10aに配置され、リッド閉鎖時の外観が高 められるように構成されている。
【0006】 またヒンジ6aは、リッド1aの基端側に取付けられた回転中心ピン11と、 このピン11を外板5aの凹入部10aに支持するベース部材12aとを有し、 該ベース部材12aの基部16aが凹入部10aに一体に固着されている。ベー ス部材12aはその全体が金属板や硬質合成樹脂板などの剛体により形成されて いる。
【0007】 上述のように、リッド1aは外板5aの凹入部10aに配置され、ヒンジ6a を介して回動可能に支持されているが、かかるヒンジ6aを車体に組付けるとき 、その組付位置が多少ばらつくことは一般に避けられない。ところがこのような ばらつきを生じると、リッド1aの開閉操作時に、該リッド1aが外板側に干渉 する恐れがある。
【0008】 すなわち、リッド1aの開閉時にその基端側の基端縁13aは図5に鎖線Xで 示した軌跡を描きながら移動するが、このときこの基端縁13aが外板凹入部1 0aの立壁面14aに近づくので、リッド1aがその組付時のばらつきによって 図5の状態よりも左方の位置に組付けられていたとすると、リッド1aの基端縁 13aが立壁面14aに当る恐れがある。特にリッドのコーナ部(図4に符号S を付した部分)が干渉しやすい。
【0009】 このような不具合を阻止するため、従来は外板5aの立壁面14aとリッド1 aの基端縁13aとの間に大きな隙間Wを形成し、かつ凹入部10aの深さDを 大きく形成していた。ところが隙間Wが大きいと、リッド1aの外表面8aと外 板5aの外表面9aとの連続感が失われ、その外観意匠が低下する。また凹入部 10aの深さDを大きくすると、外板成形時の成形性が低下し、凹入部10aの 成形が難しくなる。
【0010】 また従来の開閉装置2aは、リッド1aの開放時にこれを付勢する板ばね7a を有しているが、独立した部材である板ばね7aを設けることは、それだけ部品 点数が増大し、コストの上昇を招く。
【0011】 上述の不具合はフューエルリッドに限らず、他の各種のリッドにおいても生じ るものである。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上記従来の欠点を全て除去したリッドの開閉装置を提供する ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、リッドの基端側を取付支持体に枢支するヒ ンジと、リッドが閉位置にあるとき、該リッドを取付支持体に対して係止し、リ ッドの開放時に該係止を解除するロック手段とを有し、前記リッドが閉位置にあ るとき、その外表面と取付支持体の外表面がほぼ面一状態となるように、該リッ ドが取付支持体の凹入部に配置され、前記ヒンジが、リッドの基端側に取付けら れた回転中心ピンと、該ピンを取付支持体の凹入部に支持するベース部材とを有 しているリッドの開閉装置において、前記ベース部材が、閉位置にあるリッドを その自由端側に向けて付勢する弾性アームを有していることを特徴とする開閉装 置を提案する。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0015】 図1は自動車の外観を示し、図2はそのII−II線拡大断面図であって、図5に 対応する図である。また図3はフューエルリッド1とその開閉装置2の要素とを 車内側から見た状態で、これらを分解して示した斜視図である。
【0016】 ここに示したフューエルリッド1も、これを閉じたときに車外側に位置するア ウタパネル3と、車内側に位置するインナパネル4とを有し、両パネル3,4は その周縁部にてヘミング加工により一体化されている。
【0017】 リッド1は、図1並びに図2に実線で示すようにこれが閉位置にあるとき、そ の外表面8と、リッドの取付支持体を構成する車体外板5の外表面9とがほぼ面 一状態となるように、外板5の凹入部10に配置され、リッド1の基板側がヒン ジ6を介して外板5に枢支されている。
【0018】 ヒンジ6は、図3に明示するようにリッド1の回転中心となる回転中心ピン1 1と、該ピン11を外板5の凹入部10に支持するベース部材12とを有し、回 転中心ピン11の両端部が、リッド1の基端側のインナパネル部分に形成された 取付孔15(図2には示さず)に嵌着固定されている。またベース部材12は、 外板5の凹入部10にねじ又は溶接などによって固定された基部16と、これと 一体に形成された一対の弾性アーム17とを有し、各アーム17の先端に形成さ れたカール部18に、リッド1の基端側に取付けられた回転中心ピン11の中央 部が回転可能に保持されている。弾性アーム17の作用については後に詳しく説 明する。
【0019】 リッド1が図1並びに図2に実線で示す閉位置にあるとき、該リッド1は次の ようにロック手段19によって外板5に対して係止される。すなわち、凹入部1 0の中央部に形成された開口20には、外板5と共にリッド1の取付支持体を構 成するインレットボックス21が外板5に一体に固着され、このボックス21に 、ロック手段19のロックピン22をその軸線方向にスライド可能に保持するホ ルダ23が固着され、リッド1のインナパネル4にはリッドロックリテーナ24 がねじ25とナットとによって固着されている。
【0020】 リッド1が閉位置にあるとき、図示していないばねによってロックピン22が 図2に実線で示す位置まで突出し、該ピン22がリッドロックリテーナ24に形 成されたロック溝26に係合する。これによってリッド1がその閉位置に係止さ れる。リッド1を開くときは、例えば自動車の車室内に設けられた図示していな い操作ノブを引き、これに連結された伝動ワイヤ(図示せず)を介して、ロック ピン22を矢印C方向にスライドさせる。これによってロックピン22はリッド ロックリテーナ24のロック溝26から外れ、リッド1に対する係止が解除され るので、作業者は車外からリッド1を図2に破線で示した全開位置まで開くこと ができる。
【0021】 上述のようにリッド1を開くと、インレッドボックス21に螺着されたキャッ プ27が外部に露出するので、これを回わして該キャップ27を離脱し、図示し ていないインレットパイプを通して、ガソリンをガソリンタンク(図示せず)に 補給することができる。
【0022】 ガソリンの補給後、キャップ27を閉じてからリッド1を図1並びに図2に実 線で示した位置まで回動して閉鎖し、その内部のキャップ27などを隠蔽する。
【0023】 上述のように図1乃至図3に示したリッド1とその開閉装置2の基本的な構成 と、その作用は従来と相違ないが、次の点において両者は本質的に相違する。
【0024】 前述のようにヒンジ6を構成するベース部材12は、基部16と、これに一体 に形成された弾性アーム17とを有しているが、かかるヒンジ6は、その少なく ともアーム17がばね鋼などのスプリング材や弾性を有する合成樹脂などの弾性 材料から成り、図2に実線で示すようにリッド1が閉じられているとき、弾性ア ーム17が矢印Pで示す方向に弾性変形させられている。このため、各弾性アー ム17は矢印Pと反対方向への弾性復帰力によって、リッド1を、その自由端側 へ向けて付勢している。
【0025】 リッド1をを開放すべく、前述のようにロック手段19のロックピン22をロ ック溝26から外し、リッド1に対する係止を解除すると、リッド1は弾性アー ム17の弾性によって、その自由端側に押圧され、図2に矢印Qで示した向きに 移動する。すなわちリッド1の基端縁13は、図2に矢印xを付した軌跡を描き 、またリッド1の自由端側の先端縁28は図2に符号yを付した軌跡を描きなが ら作動し、図2に鎖線で示した位置に至って停止する。このあと、作業者がリッ ド1の先端縁28に指を掛けてこれを破線で示した全開位置まで開くのであるが 、リッド1が閉位置から図2に鎖線で示した位置まで移動するとき、該リッド1 の基端縁13は凹入部10の立壁面14から離れながら移動する。従って、リッ ド1が図2の鎖線の位置に至ったとき、その基端縁13は立壁面14から大きく 離間している。このあと、リッド1はその基端縁13が図に符号Xを付した軌跡 を描いて全開位置まで回動するが、このとき上述のように基端縁13は立壁面1 4から大きく離れているので、基端縁13が立壁面14に干渉することはない。 このため、リッド1を車体に組付けるとき、その組付位置が多少ばらつきはする が、リッド1と凹入部10との間の隙間W(図4も参照)を従来より狭くするこ とができる。これによりリッド1の外表面8と外板5の外表面9との連続感を高 め、その外観意匠を向上させることができる。のみならず、凹入部10の深さD も図2に示す如く浅くすることができる。これにより外板5の成形性を高めるこ とができる。
【0026】 実験によると、従来の開閉装置2aの場合には、隙間Wを3.4mm以上に設定 し、凹入部10aの深さDを16mm以上に設定する必要があったが、本考案に係 るリッド開閉装置2によると、隙間Wを2.3mm、深さDを12mmに設定すれば 、リッド1の組付位置のばらつきがあるにもかかわらず、リッド1と外板5との 干渉を確実に阻止できた。
【0027】 またリッド1を開放すべく、ロック手段19による係止を解除すると、リッド 1は前述のようにヒンジ6の弾性アーム17の付勢力によって、図2に鎖線で示 した位置まで回動するので、従来のように独立した板ばね7(図5参照)を設け る必要はなく、開閉装置2の部品点数を減少でき、そのコストを低減できる。
【0028】 なお、リッド1が図2に実線で示した閉位置から、鎖線で示した位置まで移動 するとき、該リッド1の各端縁13,28が図2に符号x,yを付して示した軌 跡を確実に描くように、リッド1用のガイドを設けることが望ましい。図示した 実施例では、インレットボックス21の面30をガイド面とし、リッド1の開閉 時に、リッド1に固定されたリッドロックリテーナ24の面31をガイド面30 に摺接させ、リッド1が上述の軌跡を確実に描いて作動するように構成されてい る。
【0029】 本考案は、自動車のフューエルリッド以外の各種のリッド用の開閉装置にも広 く適用できるものである。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、リッドとこれが配置される凹入部との間の隙間、及びこの凹 入部の深さを従来よりも小さくでき、リッドの外観を向上させることができる。 しかもリッドの取付支持体の成形性を高めることができ、またリッド開放時に該 リッドを回動させる独立した板ばねを省略でき、開閉装置のコストを低減できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】フューエルリッドを有する自動車の外観を示す
側面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】リッドとその開閉装置の要素を車内側から見た
状態で、これらを分解して示した斜視図である。
【図4】フューエルリッドとそのまわりの隙間を示す図
である。
【図5】従来のリッドの開閉装置を示す、図2と同様な
断面図である。
【符号の説明】
1 リッド 2 開閉装置 6 ヒンジ 8 外表面 9 外表面 10 凹入部 11 回転中心ピン 12 ベース部材 17 弾性アーム 19 ロック手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 リッドの基端側を取付支持体に枢支する
    ヒンジと、リッドが閉位置にあるとき、該リッドを取付
    支持体に対して係止し、リッドの開放時に該係止を解除
    するロック手段とを有し、前記リッドが閉位置にあると
    き、その外表面と取付支持体の外表面がほぼ面一状態と
    なるように、該リッドが取付支持体の凹入部に配置さ
    れ、前記ヒンジが、リッドの基端側に取付けられた回転
    中心ピンと、該ピンを取付支持体の凹入部に支持するベ
    ース部材とを有しているリッドの開閉装置において、前
    記ベース部材が、閉位置にあるリッドをその自由端側に
    向けて付勢する弾性アームを有していることを特徴とす
    る開閉装置。
JP1991059255U 1991-07-03 1991-07-03 リッドの開閉装置 Expired - Lifetime JP2545675Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101691A (ja) * 1983-11-08 1985-06-05 株式会社東芝 貴重品類保全装置
JPS6244816U (ja) * 1985-09-04 1987-03-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6244816U (ja) * 1985-09-04 1987-03-18

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