JPH05302190A - 連続焼鈍ラインに用いるダミーコイルの清浄化処理方法およびその設備 - Google Patents

連続焼鈍ラインに用いるダミーコイルの清浄化処理方法およびその設備

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Publication number
JPH05302190A
JPH05302190A JP4109892A JP10989292A JPH05302190A JP H05302190 A JPH05302190 A JP H05302190A JP 4109892 A JP4109892 A JP 4109892A JP 10989292 A JP10989292 A JP 10989292A JP H05302190 A JPH05302190 A JP H05302190A
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JP
Japan
Prior art keywords
dummy coil
continuous annealing
grinding
cleaning
annealing line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4109892A
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English (en)
Inventor
Takashi Shiokawa
隆 塩川
Hiroshi Kakinuma
寛 柿沼
Toshiya Hagiwara
俊哉 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 連続焼鈍ライン内を複数回にわたって繰返し
通板させるダミーコイルを清浄化するに当たり、鋼帯の
熱処理に供する連続焼鈍炉の入側にて、ダミーコイルの
表裏面にそれぞれ研削量が少なくとも5μm、表裏面で
の合計研削量が少なくとも10μm になる研削処理を施
し、次いで該研削処理にて生じたスラッジを取り除く洗
浄処理を施す。 【効果】 連続焼鈍ラインに用いるダミーコイルに起因
した製品品質の劣化を軽減できる。また、ダミーコイル
の寿命をより一層延長できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続焼鈍ラインに用
いるダミーコイルの洗浄化処理方法およびその設備に関
するものであり、とくに冷間圧延を施して得たステンレ
ス鋼帯を連続焼鈍設備に通して処理する際に顕著であっ
た、ダミーコイル (ステンレス製) に起因した製品の品
質劣化を回避し、併せて該ダミーコイルの寿命のより一
層の延長を図ろうとするものである。以下、ステンレス
鋼帯の連続焼鈍を例にとって説明する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼帯の連続焼鈍設備は、処理
すべき鋼帯を所定の温度に保持する焼鈍炉 (直火形水平
式炉が一般的である。) と、この焼鈍炉で生成した表面
スケールの除去を目的とする酸洗槽よりなり、このよう
な焼鈍ライン内での鋼帯間のつなぎに主として用いるダ
ミーコイルに関する清浄化処理の方法については未だ何
の報告もない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記のダミーコ
イルは、先行して搬送される鋼帯とこれに引き続いて搬
送される鋼帯の相互をつなぐのに使用される他、焼鈍炉
の温度を変更する場合や酸洗槽の酸濃度を変更する場合
など操業条件の変わり目、あるいはラインの補修、操業
トラブルの発生時のライン停止、稼働の準備のために使
用されるものであって、従来は、これにかかるコストの
上昇を抑えるために何回も繰り返し焼鈍ライン内を通板
させているのが通例であった。
【0004】このような複数回にわたるダミーコイルの
使用は、炉内における大気下焼鈍で生成したスケールを
コイル表面に強固に密着させることとなり、焼鈍炉に引
き続く酸洗槽を経ても完全に除去することができず、こ
れが焼鈍設備の各種ロール類を汚したり、また、ピンチ
ロールやスキンパスロールにスケールの脱落片を付着さ
せるために、このようなロール類を通る鋼帯 (製品とな
る鋼帯) はその表面における汚染が避けられず、表面傷
も増加させる原因になっていた。
【0005】このため、通常は、焼鈍ラインを5〜6回
通板させたダミーコイルは廃棄しなければならず、これ
にかかるコストが増大し、しかも設備に配置した各種ロ
ールの交換頻度も増加する傾向にあり、その解決が求め
られていた。
【0006】この点に関して発明者等は、焼鈍炉の出側
におけるダミーコイルの脱スケール処理の有効性につい
て検討を加えた (特開平3-158483号公報参照) が、焼鈍
炉の出側での処理はある程度の改善は見られるものの、
十分満足がいくほどの効果は得られていない。
【0007】この発明の目的は、何回も繰り返して使用
するダミーコイルに起因した製品品質の劣化を防止する
とともに、該コイルの寿命を一層延長できる方法および
設備を提案するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、連続焼鈍ラ
イン内を複数回にわたって繰返し通板させるダミーコイ
ルを清浄化するに当たり、鋼帯の熱処理に供する連続焼
鈍炉の入側にて、ダミーコイルの表裏面にそれぞれ研削
量が少なくとも5μm、表裏面での合計研削量が少なく
とも10μm になる研削処理を施し、次いで該研削処理に
て生じたスラッジを取り除く洗浄処理を施すことを特徴
とする連続焼鈍ラインに用いるダミーコイルの清浄化処
理方法 (第1発明) である。
【0009】また、この発明は、鋼帯の熱処理に供する
焼鈍炉の入側に、ダミーコイルの表裏面に研削処理を施
す研削装置と、この装置による研削処理によって生じた
スラッジを除去する洗浄装置とを配置してなる、連続焼
鈍ラインに用いるダミーコイルの清浄化処理設備 (第2
発明) である。
【0010】
【作用】鋼帯相互をつなぐつなぎ等に用いられるダミー
コイルは、焼鈍炉、酸洗槽等を経たのち、各出側設備を
経由して出側リールに巻き取られる。そしてこの巻き取
られたダミーコイルは、その後、焼鈍設備の入側リール
へ移送され、ここから再び焼鈍ライン内へ巻き出されて
いく。ここに、上掲特開平3-158483号公報で提案されて
いるような、焼鈍炉の出側におけるダミーコイルの処理
に関する技術は、焼鈍炉で生成したスケールを除去する
点では有効であるが、その下流設備の各種ロール、ワイ
パー等を通るうちに、これらに付着している汚れが微量
ながらダミーコイルに付着していき、このような汚れが
該ダミーコイルの、焼鈍炉内でのスケール生成の起点と
なることが明らかとなったのである。すなわち、焼鈍炉
に入る前にすでに付着しているダミーコイル表面の汚れ
が焼鈍炉内で熱吸収の中心となり、汚れのない部分から
温度が上昇し、温度上昇の高い部分でスケールの生成が
過大となり、このスケールが酸洗後においても残存する
ことになり、各種ロール等を汚したり、製品となる鋼帯
の表面に傷をつける原因となっていたのである。
【0011】この発明は、ダミーコイルを連続焼鈍ライ
ンに導入する前の、焼鈍炉の入側にて、ダミーコイルの
表裏面に密着したスケールやその他の付着物の除去を目
的とした研削処理と、この研削処理によって生じたスラ
ッジを取り除く洗浄処理を行うようにしたものであっ
て、これによれば、ダミーコイルに付着している汚れ分
の全てを除去できるので、焼鈍炉内でのスケールの過大
生成が効果的に抑制され、焼鈍設備の各種ロール類への
汚れやスケールの付着も極めて少なくなる。
【0012】この発明においては、焼鈍炉の入側でダミ
ーコイルに対して研削処理を施し、これに引き続いて洗
浄処理を施すことを必須とするが、その理由は、研削処
理だけでは研削によるスラッジがダミーコイルに残存す
るため焼鈍過程でスケールの過大生成の核となるためそ
の効果が小さくなるからであり、一方、洗浄処理のみで
はダミーコイル表面に付着したスケール等を全て除去す
ることができず、これのみでも十分な効果が期待できな
いからである。
【0013】研削処理の際の研削量は、図2に示す如く
ダミーコイルの表裏面のそれぞれで少なくとも5μm 、
両面の合計量で少なくとも10μm 程度の研削が寿命延長
の点から有利であり、そのための手段としてはベルトグ
ラインダーや弾性砥石など何でも適用できる。また、洗
浄手段に関しては研削によって生じたスラッジが除去で
きればその方式にとくに制約はなく、ナイロンブラシ等
によるブラシ洗浄が有利に適合する。
【0014】
【実施例】図1にこの発明に従う設備の構成を示し、図
中1はステンレス製のダミーコイル、2はダミーコイル
1の表裏面に研削処理を施す研削装置であって、この研
削装置2には、ローラrに巻き掛けして駆動するエンド
レス式のベルト (布製等)2a, 2bをダミーコイル1
の表裏面に対応して各1セットずつ配置した例で示して
あり、各ベルト2a,2bの表面に付着させた砥石でも
って研削処理を施す。また3は研削後のダミーコイル1
に洗浄処理を施す洗浄装置であって、この洗浄装置3は
ダミーコイル1を上下に挟み込み、洗浄液 (オルソ珪酸
ソーダ溶液などを使用する。) の併用下に回転駆動する
ナイロンブラシ3aと水洗用のリンス3bからなり、研
削処理で生じたスラッジを除去する。
【0015】♯80砥石を付着させたベルト2a, 2bを
配置した研削装置2と、洗浄液としてオルソ珪酸ソーダ
2%溶液を使用する洗浄装置3を備えた上掲図1に示し
た如き構成になる設備を適用して、焼鈍炉の入側にて、
ステンレス製ダミーコイルの表裏面にそれぞれ10μm ず
つ、表裏面での合計研削量が20μm になる研削処理を施
し、次いでオルソ珪酸ソーダ2%溶液を併用したナイロ
ンブラシ3aによる洗浄処理を施したのち、リンズ3b
による水洗 (水洗後の乾燥はとくに行わなくてもよ
い。) を行い、さらに焼鈍炉( 温度1150℃, 大気下雰囲
気) 、酸洗槽を経る複数回にわたる通板を繰り返してそ
の使用限界について調査した。その結果、従来は6回程
度の繰り返し使用で破棄しなければならなかったが、こ
の発明に従って処理した場合の使用限界は16回程度であ
って、ダミーコイルの寿命が約2.7 倍延びることが確か
められた。また、連続焼鈍ライン内に配置したロール等
の交換周期も従来の2倍程度まで延長できた。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、連続焼鈍ラインで鋼
帯相互の接続等に使用されるダミーコイルを、スケール
の付着や汚れ分のない状態で焼鈍ライン内に導入できる
ので、焼鈍炉内でのスケールの過大生成が抑制され、そ
の結果として該ダミーコイルに起因したストリップ製品
の品質劣化を軽減できる。またダミーコイルの寿命も極
めて長いものとするとこができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う設備の構成説明図である。
【図2】ダミーコイルの寿命と研削量 (表裏面の合計
量) との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ダミーコイル 2 研削装置 2a ベルト 2b ベルト 3 洗浄装置 3a ナイロンブラシ 3b リンス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続焼鈍ライン内を複数回にわたって繰
    返し通板させるダミーコイルを清浄化するに当たり、 鋼帯の熱処理に供する連続焼鈍炉の入側にて、ダミーコ
    イルの表裏面にそれぞれ研削量が少なくとも5μm、表
    裏面での合計研削量が少なくとも10μm になる研削処理
    を施し、次いで該研削処理にて生じたスラッジを取り除
    く洗浄処理を施すことを特徴とする連続焼鈍ラインに用
    いるダミーコイルの清浄化処理方法。
  2. 【請求項2】 鋼帯の熱処理に供する連続焼鈍炉の入側
    に、ダミーコイルの表裏面に研削処理を施す研削装置
    と、この装置による研削処理によって生じたスラッジを
    除去する洗浄装置とを配置してなる、連続焼鈍ラインに
    用いるダミーコイルの清浄化処理設備。
JP4109892A 1992-04-28 1992-04-28 連続焼鈍ラインに用いるダミーコイルの清浄化処理方法およびその設備 Pending JPH05302190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398403B1 (ko) * 1999-12-22 2003-09-19 주식회사 포스코 슬러지 피트의 슬러지와 브러쉬 칩 제거장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398403B1 (ko) * 1999-12-22 2003-09-19 주식회사 포스코 슬러지 피트의 슬러지와 브러쉬 칩 제거장치

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