JPH053024U - 偏心式車両用方向転換椅子 - Google Patents
偏心式車両用方向転換椅子Info
- Publication number
- JPH053024U JPH053024U JP5916491U JP5916491U JPH053024U JP H053024 U JPH053024 U JP H053024U JP 5916491 U JP5916491 U JP 5916491U JP 5916491 U JP5916491 U JP 5916491U JP H053024 U JPH053024 U JP H053024U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- chair body
- cam plate
- guide cam
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 旋回時に壁面と干渉することがなく、アーム
テーブルを使用状態のまま方向転換することができ、座
席の幅を充分に確保する。 【構成】 脚台1上に水平架設したスライド機構16を
介して水平方向回動自在になる回転機構3を構成し、回
転機構3に椅子本体9の底部を固設して支承する。回転
機構3の椅子側部材側に、椅子本体9の前後方向に延び
る回転盤中心軸14を通る線TLを対称軸としたガイド
カム板19を固設し、コイルスプリング21によって窓
側壁a側に位置して脚台1上に軸設した摺動ベアリング
20に常時圧接する。ガイドカム板19のカム縁は、ス
ライド機構16を介して椅子本体9の旋回と連動して周
りの構造物と干渉しないように後退変位する変位ストロ
ークを持つカム部を構成する。
テーブルを使用状態のまま方向転換することができ、座
席の幅を充分に確保する。 【構成】 脚台1上に水平架設したスライド機構16を
介して水平方向回動自在になる回転機構3を構成し、回
転機構3に椅子本体9の底部を固設して支承する。回転
機構3の椅子側部材側に、椅子本体9の前後方向に延び
る回転盤中心軸14を通る線TLを対称軸としたガイド
カム板19を固設し、コイルスプリング21によって窓
側壁a側に位置して脚台1上に軸設した摺動ベアリング
20に常時圧接する。ガイドカム板19のカム縁は、ス
ライド機構16を介して椅子本体9の旋回と連動して周
りの構造物と干渉しないように後退変位する変位ストロ
ークを持つカム部を構成する。
Description
【0001】
本考案は、椅子を水平方向に180度回転させて方向転換する車両用方向転換 椅子の改良に係り、特に窓側壁面に近接設置しても該窓側壁面と干渉することが ない偏心式車両用方向転換椅子に関するものである。
【0002】
従来より、列車や自動車等の進行方向に対して椅子を水平方向に旋回し、例え ば後列の椅子と対向させることができる車両用方向転換椅子が使用されている。 そして、この種の車両用方向転換椅子は、椅子本体を構成する台枠を回転機構を 介して脚台上に旋回自在に枢設した構造になり、その回転半径が窓側壁及び前後 に設置した他の椅子と干渉しないように、予め椅子本体と窓側壁及び他の椅子と の間に所定(15〜20cm)の間隙を確保した設置がなされている。
【0003】 しかし、上記従来の方向転換椅子では、椅子本体の旋回中心が脚台に固定され ているため、車両の車体幅が制約された中で上記干渉を防止する必要から椅子と 窓側壁との間隙を大きくすると、椅子の幅が制限されるようになるため、座席の 有効幅が狭くなり、良好な着座感が得られないという問題を有していた。まして や、肘掛にパーソナルテーブルを収容するようにしたアームテーブルの付帯設備 を構成した椅子の場合には、このアームテーブルの使用状態では更に回転半径が 大きくなるため、アームテーブルを収納しなければ椅子を旋回することができな かった。
【0004】 このため、この種の従来の椅子ではペダル等の操作によって回り止めピンを解 除すると同時に椅子本体を通路側へ変位させ、その状態で該椅子本体を旋回した 後、再び椅子本体を窓側壁面に近接するように元の位置に押し戻す構造になって いた。
【0005】
しかし、こうした複雑な動作を伴う方向転換椅子は、特に列車等のように公共 性を持って使用されるような椅子としては、その一連の動作を椅子の使用者に要 望することが難しく、操作性を優先すると満足した着座感を得ることができない といった問題があった。
【0006】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、椅子本体を窓側壁に近接 して設置することができ、座席の幅を充分に確保することが可能になると共に、 旋回時に壁面と干渉することがなく、アームテーブルを使用状態のまま方向転換 することができ、然も方向転換操作が誰にでも簡単にできる偏心式車両用方向転 換椅子を提供することを目的とするものである。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案に係る偏心式車両用方向転換椅子は、脚台 上に横架設したスライド機構を介して水平方向回動自在になる回転機構を構成し 、該回転機構に椅子本体の底部を固設してなる回転式椅子において、上記回転機 構の椅子本体部材側に、椅子本体の前後方向に延びる回転中心軸を通る線を対称 軸としたガイドカム板を固設すると共に、窓側壁方向に位置して前記脚台上に軸 設した摺動部材に該ガイドカム板を常時圧接するように前記スライド機構を介し て椅子本体を弾性付勢してなり、上記ガイドカム板の協働回転により椅子本体の 旋回と連動して、該椅子本体をスライド機構に沿って所定のストロークで変位さ せることを要旨とするものである。
【0008】
上記構成の椅子本体は、回転機構によって水平方向旋回自在に支承されると共 に、スライド機構によって椅子の横方向変位自在に支承されている。そして回転 機構の椅子本体側部材とガイドカム板が協働回転するため、摺動部材と摺接する カム縁のストロークを予め設計することによって、該椅子本体をスライド機構を 介して側方へ摺動変位させることができる。然も、該変位は椅子本体の旋回と連 動しているため、椅子の方向転換動作と連動して椅子を窓側壁から離間する方向 に後退させ、干渉を回避するように作動する。
【0009】
以下、本考案に係る偏心式車両用方向転換椅子の一実施例を二人掛用椅子を示 す図面に従って説明する。 図面において、1,1は車両等の床面b上に固設した脚台であり、該脚台1, 1の上端間に架設した脚フレーム2には回転機構3を介して椅子本体9の台枠4 を水平方向旋回自在に枢着してある。この台枠4の上面には座ぶとん5,5が載 置固定してあり、該座ぶとん5の両側部に固設した袖部6,6の上端にそれぞれ 肘掛7,7を固着すると共に、上記座ぶとん5の後部にリクライニング装置(図 示せず)を介して背ずり8,8を後倒調節自在に枢着支持した椅子本体9を構成 する。尚、必要により両座席の間に中肘掛を付加装着することもできる。
【0010】 上記回転機構3は、スライド板10の上面に固着した回転円盤受板11と、椅 子本体9を構成する台枠4の下面に固着した回転円盤12の周縁部に対向形成し た環状溝間にベアリング13を介装して回転円盤12を回動自在に支承すると共 に、該回転円盤9の軸芯に突設した回転盤中心軸14を円盤受板11に固着した 軸受15に軸着し、台枠3を水平方向旋回自在(矢印A,B)に枢設した構造に なっている。
【0011】 上記スライド板10は、前記脚フレーム2に対して、スライド機構16を介し て幅方向(矢印C,D)へ摺動自在に枢設してなるもので、該脚フレーム2の上 端に窓側壁aから通路側に二本のスライドレール17,17を平行に固設すると 共に、上記スライド板10の下面に並設した二本のレール18,18を該スライ ドレール17,17の溝に対してそれぞれ摺動自在に内挿枢設した構造になって いる。
【0012】 そして、スライド板10の下面側に突出した前記回転機構3の回転盤中心軸1 4にガイドカム板19を軸着し、また、脚フレーム2に摺動ベアリング20を軸 設すると共に、脚フレーム2とスライド板10間にコイルスプリング21,21 を弾装し、該摺動ベアリング20に対してガイドカム板19のカム縁を常時圧接 するように、適宜押圧力で矢印C方向に弾性付勢する。
【0013】 上記ガイドカム板19は、椅子本体9の前後方向に延びる回転盤中心軸14を 通る線TLを対称軸としたカム縁を形成してなり、3時の位置と9時の位置に前 記摺動ベアリング20が安定摺接すると共に、椅子本体9の肘掛7が丁度窓側壁 aと近接する変位ストロークS1を持つようにした後向き位置係止カム部22と 前向き位置係止カム部23を構成すると共に、4時乃至8時の位置間を後退カム 部24として上記係止カム部22,23より大きい変位ストロークを持つように 構成してあり、特に4時と8時位置には最大の変位ストロークS2をもった山形 の干渉防止カム部25,25を形成してある。
【0014】 また、26は通路側脚台1に対して鉛直方向に軸設され、先端を脚フレーム2 の上面から出退すると共に、突出方向に弾性付勢したロックピン27をペダルア ーム28によって押し下げ後退(矢印E参照)するように構成したシートロック 機構であり、前記摺動ベアリング20がガイドカム板19の何れかの係止カム部 22,23と係合する椅子本体9の前又は後向き姿勢において、台枠3に上記ロ ックピン27の先端が嵌入する係合孔29,29を穿設したものである。
【0015】 30は、使用時に前記肘掛7の先端に保持され、非使用時に袖部6に収納可能 にしたパーソナルテーブルであり、前記干渉防止カム部25の変位ストロークS 2は、該パーソナルテーブル30を使用状態のまま椅子本体9を旋回したとき、 該パーソナルテーブル30が窓側壁aと干渉しない後退ストロークを持つように なっている。
【0016】 尚、31,31は脚フレーム2の前後端部にそれぞれ固着した板バネ状の干渉 バネであり、該両干渉バネ31,31は椅子本体9の台枠4と対向し、旋回反転 した時弾性的に当突して停止時の衝撃を吸収することができる。
【0017】 上記構成になる偏心式車両用方向転換椅子の向きを変える場合は、シートロッ ク機構26のペダルアーム28を踏み下げながら、椅子本体9を矢印A又はBの 何れかの方向に旋回し、反転位置でペダルアーム28を放す操作を行うものであ り、該旋回に伴うガイドカム板19の作用を図5と図6に従って説明する。 (1)椅子本体9が前方に向いている場合には、図6(a)に示すように、摺動 ベアリング20が前向き位置係止カム部23に摺接しており、変位ストロークS 1によって窓側の肘掛7が窓側壁aと近接し、通路側スペースPSを確保してい る。 (2)椅子本体9の旋回(矢印A)を開始するとガイドカム板19が協働回転し 、摺動ベアリング20は後退カム部24の端部に形成される変位ストロークS2 を持った干渉防止カム部25を乗り越える(図6(b)参照)ようになる。これ によって回転盤中心軸14が押圧され、スライド機構16のスライドレール17 ,17に枢設したレール18,18がコイルスプリング21の弾性に抗して窓側 壁aから後退する方向(矢印D)に摺動変位し、パーソナルテーブル30が使用 状態であっても、図4に示すように、該窓側壁aと干渉することなく旋回する。 (3)更に、椅子本体9の旋回を続けると、摺動ベアリング20は後退カム部2 4を経て反対側の干渉防止カム部25を乗り越える(図6(c)参照)ようにな る。この乗り越え動作によって椅子本体9の反対側の肘掛7又はパーソナルテー ブル30も、窓側壁aと干渉することなく通過する。 (4)そして、回転機構3を介して椅子本体9が180゜旋回反転すると、摺動 ベアリング20がガイドカム板19の後向き位置係止カム部22に摺接する(図 6(d)参照)ため、該椅子本体9はスライド機構16を介して窓側壁a方向に 摺動変位(矢印D)する。
【0018】 そして、椅子本体9が前向き又は後向き位置にあるとき、ペダルアーム28に よって操作するロックピン27が係合孔29,29に嵌入して回転機構3の旋回 及びスライド機構16の摺動を阻止しているため、椅子本体9が使用中に変位す ることはない。
【0019】
本考案に係る偏心式車両用方向転換椅子は、以上のように構成したから、椅子 本体を旋回反転するだけでガイドカム板のカム部によって該椅子本体が窓側壁と 干渉しないように後退変位する構成になるため、椅子の方向転換動作が簡単にな り、操作性を改善するだけでなく、椅子を窓側壁に近接して設置することができ るため、相対的に通路幅を広くとることができるようになる。
【0020】 また、椅子を窓側壁に近接して設置することができることより、座席の幅を広 くすることが可能になるので、着座感が改善される等の優れた特徴を有するもの であり、本考案実施によって得られる効果は極めて大きい。
【図1】本考案に係る偏心式方向転換椅子の正面図であ
る。
る。
【図2】同右側面図である。
【図3】回転機構とスライド機構を示す平面図である。
【図4】同回転機構とスライド機構の正面図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】(a)乃至(d)はガイドカム板の作用を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】椅子本体の旋回姿勢を示す平面図である。
1 脚台 2 脚フレーム 3 回転機構 4 台枠 5 座ぶとん 7 肘掛 8 背ずり 9 椅子本体 10 スライド板 14 回転盤中心軸 16 スライド機構 17 スライドレール 18 レール 19 ガイドカム板 20 摺動ベアリング 21 コイルスプリング 22,23 係止カム部 24 後退カム部 25 干渉防止カム部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 脚台上に横架設したスライド機構を介し
て水平方向回動自在になる回転機構を構成し、該回転機
構に椅子本体の底部を固設してなる回転式椅子におい
て、 前記回転機構の椅子本体部材側に、回転中心軸を通り椅
子本体の前後方向に延びる線を対称軸としたガイドカム
板を固設すると共に、一側に位置して前記脚台上に軸設
した摺動部材に、該ガイドカム板を常時圧接するように
前記スライド機構を介して椅子本体を弾性付勢してな
り、 前記ガイドカム板の協働回転により椅子本体の旋回と連
動して、該椅子本体を前記スライド機構に沿って所定の
ストロークで変位させることを特徴とする 偏心式車両用方向転換椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5916491U JPH053024U (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 偏心式車両用方向転換椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5916491U JPH053024U (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 偏心式車両用方向転換椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053024U true JPH053024U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=13105467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5916491U Pending JPH053024U (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 偏心式車両用方向転換椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053024U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009149259A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
| KR20210021773A (ko) * | 2019-08-19 | 2021-03-02 | 명보기업 주식회사 | 철도차량의 좌석시트 회전장치 |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP5916491U patent/JPH053024U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009149259A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
| KR20210021773A (ko) * | 2019-08-19 | 2021-03-02 | 명보기업 주식회사 | 철도차량의 좌석시트 회전장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5951084A (en) | Seat structure for a vehicle | |
| JPH0645322B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
| JP2004058928A (ja) | 車両用シートの折り畳み機構 | |
| JPH0824067A (ja) | リクライニングチェア | |
| JPH06262971A (ja) | 回転腰掛の偏心回転機構 | |
| JPH053024U (ja) | 偏心式車両用方向転換椅子 | |
| JPH01226448A (ja) | 折畳シート | |
| JP3768428B2 (ja) | 車両用シート | |
| JP3380162B2 (ja) | 腰掛用足掛装置 | |
| JPH0321639Y2 (ja) | ||
| JPH0614599Y2 (ja) | ヘツドレスト装置 | |
| JPH0140747Y2 (ja) | ||
| JPH0513636Y2 (ja) | ||
| JPS6319224Y2 (ja) | ||
| JPH09294646A (ja) | 可動シート | |
| JP7808641B2 (ja) | 座席装置 | |
| JPH0139232Y2 (ja) | ||
| JPH09109746A (ja) | 車両のシート装置 | |
| JP7808640B2 (ja) | 座席装置 | |
| JPH024819Y2 (ja) | ||
| JP2502454Y2 (ja) | リクライニング装置付椅子 | |
| JPS6310990Y2 (ja) | ||
| JPS5851065Y2 (ja) | 座席装置 | |
| JPH057857Y2 (ja) | ||
| JPS633862Y2 (ja) |