JPH053044Y2 - - Google Patents

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JPH053044Y2
JPH053044Y2 JP1987042977U JP4297787U JPH053044Y2 JP H053044 Y2 JPH053044 Y2 JP H053044Y2 JP 1987042977 U JP1987042977 U JP 1987042977U JP 4297787 U JP4297787 U JP 4297787U JP H053044 Y2 JPH053044 Y2 JP H053044Y2
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elastomer
composite material
shoes
fibers
present
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、熱可塑性エラストマーと強化用繊維
との複合材料によつて補強された靴に関する。
[従来の技術] 従来、靴の耐久性を向上させる目的で、甲皮
の、使用時に磨耗、損耗の激しい部位や負荷のか
かる部位を補強することが一般的に行われてい
る。しかして、これらの補強は、従来、天然およ
び合成皮革類、布帛類等によつて行われている
が、これらの素材は、靴の使用に伴つて磨耗や型
くずれを起こしやすいという欠点がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の目的は、従来の靴の上述した問題点を
解決し、損耗や型くずれが起こりにくくて耐久性
に優れた靴を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の目的を達成するため、次の構
成からなるものである。
すなわち、本考案の靴は、ポリウレタンエラス
トマー、ポリエーテルエステルエラストマーおよ
びポリアミドエラストマーから選ばれた、曲げ弾
性率が5×103Kg/cm2以下であるエラストマーと、
炭素繊維およびアラミド繊維から選ばれた強化用
繊維との複合材料によつて甲皮を補強してなるも
のである。
本考案をさらに詳細に説明する。
本考案における複合材料は、柔軟性に優れ、し
かも、耐磨耗性、耐型くずれ性に優れた熱可塑性
エラストマーをマトリツクスとし、高強度、高弾
性繊維を補強繊維とするものである。
上記熱可塑性エラストマーは、ポリウレタンエ
ラストマー、ポリエーテルエステルエラストマ
ー、ポリアミドエラストマーから選ばれる。
ポリウレタンエラストマーは、平均分子量が
500〜3000程度である長鎖グリコールと、平均分
子量が500程度以下である短鎖グリコールと、ジ
イソシアネートが付加重合したものである。具体
的には、大日本インキ化学工業株式会社の“パン
デツクス”、日本エラストラン株式会社の“エラ
ストラン”、日本ポリウレタン株式会社の“パラ
プレン”、武田薬品工業株式会社の“タケラツク”
などがある。
また、ポリエーテルエステルエラストマーは、
平均分子量が500〜2000程度である長鎖グリコー
ルと、平均分子量が500程度以下である短鎖グリ
コールと、ジカルボン酸とが縮合重合したもので
あり、具体例としては、米国デユポン社の“ハイ
トレル”、東洋紡績株式会社の“ペルプレン”な
どがある。
さらに、ポリアミドエラストマーは、ポリアミ
ドとポリエーテルまたはポリエステルをブロツク
共重合せしめたものや、ナイロン11またはナイ
ロン12に、可塑性、たとえばN−エチル−O,
Pトルエンスルホンアミド、ベンゼンスルホンブ
チルアミド等のスルホン酸アミド類、ノニルフエ
ノール等のフエノール類、2エチルヘキシルー2
−オキシエチルフタル酸エステル等のカルボン酸
エステル類などを5〜30重量%程度混入せしめた
ものである。その具体例としては、ダイセル化学
工業株式会社の“ダイアミド”、大日本インキ化
学工業株式会社の“グリラツクス”、ドイツヒユ
ルス社の“フエスタミド”などがあげられる。
これらの熱可塑性エラストマーは、複合材料、
ひいては靴に一層大きな耐久性をもたせるため
に、JIS K6911に規定されている測定法によつて
求められる曲げ弾性率が5×103Kg/cm2以下のも
のを使用する。
複合材料中における上述した熱可塑性エラスト
マーの量は、30〜90重量%であるのが好ましい。
本考案で用いる強化用繊維は、強化作用に優
れ、高強度、高弾性の炭素繊維又はアラミド繊維
から選ばれる。これらの強化用繊維は、複合材料
に高い引張強度を与えるため、繊維長が10mm以上
であることが好ましく、さらには連続繊維や織物
であるのが好ましい。
第3図A,B,Cは、上述した複合材料の一例
を示すもので、Aは熱可塑性エラストマーと強化
用繊維との複合シート1からなる複合材料2であ
り、Bは上記複合シート1の片面に熱可塑性エラ
ストマー層3を設けた複合材料2であり、Cは両
面に熱可塑性エラストマー層3,4を設けた複合
材料2である。第3図B,Cに示すものは、Aに
示すものにくらべて耐屈曲疲労性が一層優れてい
る。
本考案で用いる複合材料は、種々方法によつて
製造することができる。たとえば、マトリツクス
となる熱可塑性エラストマーのシートと、強化用
繊維を互いに並行に引き揃えてなるシートまたは
繊維とを積層した後、熱可塑性エラストマーの融
点以上の温度に加熱し、上記強化用繊維のシート
または織物に熱可塑性エラストマーを含浸する。
すると、第3図Aに示した、複合シートからなる
複合材料が得られる。この複合シートからなる複
合材料の片面または両面に熱可塑性エラストマー
のシートを重ね合わせ、熱融着すれば、第3図B
またはCに示した複合材料が得られる。
本考案を図面を用いて詳細に説明するに、第1
図および第2図は、本考案の、甲皮を補強した靴
を示すもので、第1図に示すものは、甲皮5のつ
ま先、側面およびかかと上部における部位を複合
材料2で補強したものであり、第2図に示すもの
は、止めバンドを複合材料2で構成することによ
つて結果的に甲皮5の補強を行つたものである。
このように、複合材料は、直接的または間接的に
甲皮を補強するのに使用することができる。
本考案の靴は、一般に次のような方法で製造さ
れる。すなわち、まず熱可塑性エラストマーと強
化用繊維との複合材料を使用部位に応じた形状に
カツトし、甲皮と縫いあわせるか、あるいは接着
剤等により張り合わせて靴を製造する。
[考案の効果] 本考案による靴は、柔軟性、耐磨耗性、耐型く
ずれ性に優れたポリウレタンエラストマー、ポリ
エーテルエステルエラストマーおよびポリアミド
エラストマーから選ばれた、曲げ弾性率が5×
103Kg/cm2以下である耐久性に優れたエラストマ
ーと補強作用に優れた炭素繊維、アラミド繊維か
ら選ばれた強化用繊維との複合材料によつて甲皮
の所望部位を補強してなるものであるから、損耗
や型くずれが著しく少なく、耐久性に優れてい
る。そのため、紳士靴、婦人靴、各種スポーツシ
ユーズ等に好適であり、特に特定部位の磨耗、損
耗が激しい各種スポーツシユーズとして最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案に係る靴の実施
態様を示す概略側面図、第3図A,B,Cは、本
考案で使用する複合材料を示す概略縦断面図であ
る。 1……複合シート、2……複合材料、3……エ
ラストマー層、4……エラストマー層、5……甲
皮。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ポリウレタンエラストマー、ポリエーテルエ
    ステルエラストマーおよびポリアミドエラスト
    マーから選ばれた、曲げ弾性率が5×103Kg/
    cm2以下であるエラストマーと、炭素繊維および
    アラミド繊維から選ばれた強化用繊維との複合
    材料によつて甲皮を補強してなる靴。 (2) 強化用繊維が織物である、実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載の靴。
JP1987042977U 1987-03-24 1987-03-24 Expired - Lifetime JPH053044Y2 (ja)

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JPS63150508U JPS63150508U (ja) 1988-10-04
JPH053044Y2 true JPH053044Y2 (ja) 1993-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140130375A1 (en) * 2012-11-15 2014-05-15 Nike, Inc. Article Of Footwear Incorporating A Knitted Component
JP6883793B2 (ja) * 2018-10-22 2021-06-09 創造技術株式会社 靴の製造方法および靴の製造方法により製造された靴

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JPS54171948U (ja) * 1978-05-22 1979-12-05
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JPS63150508U (ja) 1988-10-04

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