JPH0530547U - X−yテーブル - Google Patents
X−yテーブルInfo
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- JPH0530547U JPH0530547U JP7918491U JP7918491U JPH0530547U JP H0530547 U JPH0530547 U JP H0530547U JP 7918491 U JP7918491 U JP 7918491U JP 7918491 U JP7918491 U JP 7918491U JP H0530547 U JPH0530547 U JP H0530547U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 X−Yテーブルに関し、外乱の影響を減少な
いし解消させて、メインテーブルの送り精度を高めるこ
とを目的とする。 【構成】 メインテーブル2にX軸方向に直交するXプ
ラス受動平面26x及びXマイナス受動平面27xとY軸方
向に直交するYプラス受動面26y及びYマイナス受動面
27yとを設け、これらに近接させて対向させたX軸駆動
手段3のXプラス駆動平面35、Xマイナス駆動平面36、
Yプラス駆動平面45及びYマイナス駆動平面46との各間
に加圧空気供給手段5で加圧空気を供給する構成とす
る。また、ベーステーブル1にメインテーブル2を加圧
空気供給手段6から供給される加圧空気層を介して浮動
状に支持させる構成とする。
いし解消させて、メインテーブルの送り精度を高めるこ
とを目的とする。 【構成】 メインテーブル2にX軸方向に直交するXプ
ラス受動平面26x及びXマイナス受動平面27xとY軸方
向に直交するYプラス受動面26y及びYマイナス受動面
27yとを設け、これらに近接させて対向させたX軸駆動
手段3のXプラス駆動平面35、Xマイナス駆動平面36、
Yプラス駆動平面45及びYマイナス駆動平面46との各間
に加圧空気供給手段5で加圧空気を供給する構成とす
る。また、ベーステーブル1にメインテーブル2を加圧
空気供給手段6から供給される加圧空気層を介して浮動
状に支持させる構成とする。
Description
【0001】
本考案は、例えば顕微鏡の試料台、光学測定器の載物台等の高精度の微動送り を必要とするX−Yテーブルに関するものである。
【0002】
従来、例えば顕微鏡の試料台、光学測定器の載物台等の高精度の微動送りを必 要とするX─Yテーブルとしては、例えば図5に示すように、X送りテーブル10 1にY送りテーブル102をX軸方向に摺動可能に載置するとともに、Y送りテーブ ル102にメインテーブル103をY軸方向に摺動可能に載置し、X送りテーブル101 に回転自在に支持させたXボールネジ機構104にY送りテーブル102を螺進退可能 に螺合させるとともに、Y送りテーブル102に回転自在に支持させたYボールネ ジ機構105にメインテーブル103を螺進退可能に螺合させる構造のものがある。
【0003】 この第1の従来例では、上記X送りテーブル101は別に設けられる図示しない ベーステーブルの基準面に載置され、Xボールネジ機構104とYボールネジ機構 105とはそれぞれ互いに独立した例えばステッピングモータ、サーボモータ等の 駆動装置に機械的に連動連結される。 また、例えば図6に示すように、適当な間隔を置いてY軸と平行に配置された 1対のY軸ガイド201・201にX軸と平行に配置されたX軸ガイド202をY軸方向 に摺動可能に支持させ、X軸ガイド202にメインテーブル203を摺動自在に支持さ せる構造のものがある。
【0004】 この第2の従来例では、上記Y軸ガイド201・201はスペーサ204を介して別に 設けられる図示しないベーステーブルの基準面に載置され、メインテーブル203 はX軸ガイド202に機械的に連動連結される図示しないY軸駆動装置でY軸方向 に進退駆動されるとともに、メインテーブル203に直接に機械的に連動連結され る図示しないX軸駆動装置でX軸方向に進退駆動されるように構成してある。
【0005】
上記第1の従来例では、駆動装置がXボールネジ機構104あるいはYボールネ ジ機構105に機械的に連動連結されているので、駆動装置の振動を含む外部の振 動(以下、外乱という)がXボールネジ機構104、Y送りテーブル102、Yボール ネジ機構105を介してあるいはYボールネジ機構105から直接にメインテーブル10 3に伝達されることになり、送り精度を高める上で不利になる。
【0006】 また、X送りテーブル101、Y送りテーブル102およびメインテーブル103が上 下に3段重ねになるため、ベーステーブルの基準面からの高さが高くなる。この ため、外乱、特にXボールネジ機構104、Y送りテーブル102、Yボールネジ機構 105を介してメインテーブル103に伝達される外乱の影響はメインテーブル103に 増幅して現れることがあり、送り精度を高める上で一層不利になる。
【0007】 さらに、Xボールネジ機構104およびYボールネジ機構105は両端がX送りテー ブル101あるいはY送りテーブル102に支持されるので、X送りテーブル101およ びY送りテーブル102をX軸方向あるいはY軸方向のメインテーブル103のストロ ークよりも大きくする必要があり、平面積も大きくなる。 上記第2の従来例でも、外乱がX軸ガイド202を介して、あるいは直接にメイ ンテーブル203に伝達されることに変わりはなく、送り精度を高める上で不利な ことも変わりない。
【0008】 また、Y軸ガイド201・201とX軸ガイド202とを同じ高さに配置することがで きるので、第1の従来例よりは全高を低くすることができ、小型にできる。しか しながら、ベーステーブル上にスペーサ204を介してY軸ガイド201・201、X軸 ガイド202およびメインテーブル203が支持されるので、ベーステーブル上の高さ を低くして送り精度を高めるという観点からは不満が残されている。
【0009】 また、Y軸ガイド201・201の両端及びX軸ガイド202の両端をX軸方向あるい はY軸方向のメインテーブル103のストロークよりも大きく延出する必要があり 、平面積も大きくなる。 本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、その目的は外乱の影響を 減少ないし解消させて、メインテーブルの送り精度を高めることにある。
【0010】 さらに詳しく述べると、請求項1に記載の本考案は、外乱のメインテーブルへ の伝達を防止して、送り精度を高めることを目的とするものであり、また、請求 項2に記載の本考案は、ベーステーブルに直接にメインテーブルを支持させて、 メインテーブルの振動を減少ないし解消させて、送り精度を高めることを目的と するものである。
【0011】
本考案に係るX−Yテーブルは、例えば図1に示すように、ベーステーブル1 と、ベーステーブル1にX軸方向およびこれに直交するY軸方向に変位可能に支 持されたメインテーブル2と、メインテーブル2をX軸方向に進退駆動するX軸 駆動手段3と、メインテーブル2をY軸方向に進退駆動するY軸駆動手段4とを 有するX−Yテーブルを前提として、上記の目的を達成するため、次のような手 段を講じている。
【0012】 すなわち、請求項1に記載の本考案は、メインテーブル2にX軸方向に直交す るXプラス受動平面26xおよびXマイナス受動平面27xと、Y軸方向に直交する Yプラス受動平面26yおよびYマイナス受動平面27yとを設け、X軸駆動手段3 にXプラス受動平面26xに近接して対向するXプラス駆動平面35と、Xマイナス 受動平面27xに近接して対向するXマイナス駆動平面36とを設け、Y軸駆動手段 4にYプラス受動平面26yに近接して対向するYプラス駆動平面45と、Yマイナ ス受動平面27yに近接して平行に対向するYマイナス駆動平面46とを設け、各受 動平面26x、27x、26y、27yと対応する各駆動平面35、36、45、46との間に加 圧空気を供給する加圧空気供給手段5を設けることを特徴とするものである。
【0013】 また、請求項2に記載の本考案は、ベーステーブル1が平坦なテーブル板11を 有し、このテーブル板11はメインテーブル2の移動範囲を制限する貫通孔13を有 し、メインテーブル2はテーブル板11の上下両面に近接し、テーブル板11を間に 挟んで互いに対向して配置される上下両板21、22と、貫通孔13に挿通され、上下 両板21、22を連結するスペーサ23とを備え、上下両板21、22とテーブル板11の上 下両面との間に加圧空気を供給する加圧空気供給手段6を設けることを特徴とす るものである。
【0014】
請求項1に記載の本考案においては、X軸駆動手段3のX軸方向の駆動力は、 Xプラス駆動平面35からメインテーブル2のXプラス受動平面26xに、あるいは 、Xマイナス駆動平面36からメインテーブル2のXマイナス受動平面27xに伝達 される。
【0015】 しかし、Xプラス駆動平面35とXプラス受動平面26xとの間、また、Xマイナ ス駆動平面36とXマイナス受動平面27xとの間には加圧空気供給手段5から供給 された加圧空気の層が介在するので、この加圧空気層のクッション作用により、 Xプラス駆動平面35あるいはXマイナス受動平面27xに伝達された外乱がXプラ ス受動平面26xあるいはXマイナス受動平面27xに機械的に伝達されることがな い。
【0016】 一方、X軸駆動手段3によりメインテーブル2をX軸方向に駆動している時に は、メインテーブルのYプラス受動平面26y及びYマイナス受動平面27yと、Y 軸駆動手段4のYプラス駆動平面45及びYマイナス駆動平面45とがY軸に直交す る平面であるので、Y軸に直交するX軸方向へのメインテーブル2の移動の妨げ となるおそれはない。
【0017】 しかも、Yプラス受動平面26yとYプラス駆動平面45との間、Yマイナス受動 平面27yとYマイナス駆動平面45との間に加圧空気供給手段5から供給される加 圧空気の層が形成されるので、加圧空気層の潤滑作用によってこれらの間に摩擦 が生じなくなるので、小出力のX軸駆動手段3を使用することかできるようにな り、X軸駆動手段3を小型にできる。
【0018】 Y軸駆動手段4によるメインテーブル2のY軸方向への駆動についても、その 駆動方向が異なる点を除けば全く同様である。 すなわち、Y軸駆動手段4からメインテーブル2への外乱の伝達はYプラス受 動平面26yとYプラス駆動平面45との間及びYマイナス受動平面27yとYマイナ ス駆動平面45との間に形成される加圧空気層のクッション作用によって遮断され る。
【0019】 また、Xプラス受動平面26x、Xマイナス受動平面27x、Xプラス駆動平面35 及びXマイナス駆動平面36がY軸方向へのメインテーブル2の移動の妨げとなる おそれはなくなる。 さらに、Xプラス受動平面26xとXプラス駆動平面35との間、Xマイナス受動 平面27xとXマイナス駆動平面36との間に形成される加圧空気層の潤滑作用によ ってこれらの間に摩擦が生じなくなるので、小出力のY軸駆動手段4を使用でき るようになり、Y軸駆動手段4を小型にできる。
【0020】 請求項2に記載の本考案においては、上下両板21、22とテーブル板11の上下両 面との間に加圧空気供給手段6により加圧空気が供給されるので、メインテーブ ル2はこの加圧空気によって形成される加圧空気層を介してベーステーブル1に 浮動状に支持される。この加圧空気層はメインテーブル2に伝達された外乱に対 してクッション作用及びダンパ作用を発揮し、その外乱の振幅を減少させるとと もに短時間内に減衰させて外乱を解消することになる。
【0021】 また、メインテーブル2の移動時には、この加圧空気層の潤滑作用により上下 両板21、22とテーブル板11の上下両面との直接接触が防止されるので、摩擦抵抗 が無くなり、小出力のX軸駆動手段3およびY軸駆動手段4を使用できるように なり、X軸駆動手段3およびY軸駆動手段4を小型にできる。
【0022】
本考案の一実施例に係るX−Yテーブルを図1ないし図4とに基づき具体的に 説明すれば、以下の通りである。 図2は本考案の一実施例に係るX−Yテーブルの底面図であり、図1は本考案 の一実施例に係るX−Yテーブルの要部の縦断正面図であり、図2のA−A線縦 断面図に相当する。また、図2は該X−Yテーブルの底面図であり、図3は図2 のB─B線縦断面図であり、図4はその外観斜視図である。
【0023】 このX−Yテーブルは、図2に示すように、ベーステーブル1と、ベーステー ブル1にX軸方向およびこれに直交するY軸方向に変位可能に支持されたメイン テーブル2と、メインテーブル2をX軸方向に進退駆動するX軸駆動手段3と、 メインテーブル2をY軸方向に進退駆動するY軸駆動手段4とを有している。 上記ベーステーブル1は水平に配置される正方形のテーブル板11と、このテー ブル板11の4隅部の下面から下方に連出された4本の脚12とを備え、図1に示す ように、上記テーブル板11の中央部にはメインテーブル2の移動範囲を制限する 貫通孔13が形成される。
【0024】 上記メインテーブル2は、図1に示すように、テーブル板11の上下両面に近接 し、テーブル板11を間に挟んで互いに対向して配置される上下両板21、22と、貫 通孔13に挿通され、上下両板21、22を連結するスペーサ23とを備える。なお、ス ペーサ23の高さはテーブル板11の上下両面と上下両板21、22との間にそれぞれ数 μm程度の隙間が生じる程度に設定される。
【0025】 上下両板21、22とテーブル板11の上下両面との間には、それぞれ例えば数μm 程度の隙間が設けられ、これらの隙間に加圧空気供給手段6によって加圧空気が 供給される。加圧空気供給手段6は、順に接続される図示しない加圧空気供給源 および加圧空気配管と、図1に示すようにメインテーブル2内に形成した加圧空 気供給路61とを備える。
【0026】 加圧空気供給路61はメインテーブル2の上下両板21、22内で放射状に均等配置 される多数の分岐路62に分岐され、各分岐路62の各端末に形成された微小開口63 は、上下両板21、22からテーブル板11の上下両面に向かって開口される。 加圧空気供給路61はベーステーブル1のテーブル板11内に形成してもよいが、 この場合には、常時全ての微小開口63がメインテーブル2に対向して開口してい ることが必要である。したがって、メインテーブル2の移動によって微小開口63 がメインテーブル2から開放されることを防止するため、メインテーブル2の移 動領域を狭く限定するか、微小開口63を貫通孔13の近傍に開口させるかする必要 がある。微小開口63を貫通孔13の近傍に開口させる場合には、メインテーブル2 の重心を中心とする振動を効果的に緩衝し、減衰させるため、加圧空気の空気圧 を高くする必要がある。
【0027】 そこで、この実施例では、加圧空気供給路61をメインテーブル2内に形成して 、メインテーブル2の周縁部で加圧空気供給路61を開口させることにより、メイ ンテーブル2の移動領域を狭めることなく、比較的低圧の加圧空気で効果的にメ インテーブル2の重心を中心とする振動を効果的に緩衝し、減衰させることがで きるようにしている。
【0028】 また、この場合、ベーステーブル1のテーブル板11はメインテーブル2の移動 領域の外周を覆う程度の広さを備えればよい。 なお、この実施例では、ベーステーブル1のテーブル板11の上面にメインテー ブル2の移動領域の外周を囲む加圧空気逃がし溝14が形成され、ベーステーブル 1のテーブル板11はこれよりも大きく形成されている。
【0029】 図2に示すように、上記メインテーブル2には、X軸方向に直交するXプラス 受動平面26xおよびXマイナス受動平面27xと、Y軸方向に直交するYプラス受 動平面26yおよびYマイナス受動平面27yとを設け、X軸駆動手段3にXプラス 受動平面26xに近接して対向するXプラス駆動平面35と、Xマイナス受動平面27 xに近接して対向するXマイナス駆動平面36とが設けられる。
【0030】 すなわち、上記メインテーブル2の下面には、平面視(あるいは底面視)にお いてL字形に配置される2つの垂直壁24x、24yを有する受動主ブロック24が、 各垂直壁24x、24yをX軸とY軸とに直交させるように配置して固定される。ま た、メインテーブル2の下面には、受動主ブロック24の各垂直壁24x、24yに所 定の距離を置いて対向させた1対の副ブロック26xx、26xyが固定される。
【0031】 そして、図2および図1に示すように、受動主ブロック24のX軸に直交する垂 直壁24xおよびこれに対向させた副ブロック26xxの互いに対向する平面でXプ ラス受動平面26xおよびXマイナス受動平面27xが構成される。 また、受動主ブロック24のY軸に直交する垂直壁24yとこれに対向させた垂直 壁24yの互いに対向する平面でYプラス受動平面26yおよびYマイナス受動平面 27yが構成される。
【0032】 上記X軸駆動手段3は、図2に示すように、メインテーブル2の下面にX軸方 向に伸縮するように配置して固定された圧電アクチュエータ31と、ベーステーブ ル1の下面にX軸方向に摺動可能に支持されたXサブスライド32と、圧電アクチ ュエータ31の出力端をXサブスライド32に連結するX駆動伝達ガイド33と、Xサ ブスライド32の一端に固定されたXカップリングブレート34とを備える。
【0033】 図1に示すように、Xカップリングプレート34は、Xプラス受動平面26xとX マイナス受動平面27xとの間に挿入され、その両端面がXプラス受動平面26xに 近接して対向するXプラス駆動平面35と、Xマイナス受動平面27xに近接して対 向するXマイナス受動平面27xに近接して対向するXマイナス駆動平面36とを構 成する。
【0034】 Xプラス受動平面26xとXプラス受動平面26xとの間およびXマイナス受動平 面27xに近接して対向するXマイナス駆動平面36との間にはそれぞれ例えば数μ m程度の隙間を設けてあり、これらの隙間に加圧空気供給手段5によって加圧空 気が供給される。 加圧空気供給手段5は、順に接続される図示しない加圧空気供給源および加圧 空気配管と、図1に示すようにXカップリングプレート34内とXサブスライド32 内とにわたって形成した加圧空気供給路51とを備える。
【0035】 加圧空気供給路51はXカップリングプレート34内でX軸の両方向に分岐され、 それらの先端に形成した微小開口52がそれぞれXプラス受動平面26xとXマイナ ス受動平面27xとに向かって開口される。 加圧空気供給路51はメインテーブル2内に形成してもよいが、この実施例では 加圧空気供給路61はメインテーブル2内に形成したのと同様の理由でXカップリ ングプレート34内とXサブスライド32内とにわたって形成している。
【0036】 なお、上記Xサブスライド32はベーステーブル1の下面に摺動可能に支持され ておればよく、ここでは、図3および図1示すように、ベーステーブル1の下面 に固定したXスライド台37xと、Xスライド台37xの下面のY軸方向の両側部に 固定した落下防止兼用の案内部材38yとの間に摺動可能に保持させている。 Y軸駆動手段4は、X軸駆動手段3と同様に構成されている。すなわち、メイ ンテーブル2にY軸方向に直交するYプラス受動平面26yおよびYマイナス受動 平面27yとを設け、Y軸駆動手段4にYプラス受動平面26yに近接して対向する Yプラス駆動平面45と、Yマイナス受動平面27yに近接して平行に対向するYマ イナス駆動平面45とを設け、各受動平面26y、26yと対応する各駆動平面45、46 との間に加圧空気供給手段5から加圧空気が供給されるように構成される。
【0037】 その他のX軸駆動手段3に対応するY軸駆動手段4の各部分にはXをYと読替 え、xをyと読み替えた名称と、XをYと読替え、xをyと読み替えるとともに 十の位の4を4と読み替えた符号とが付される。 このX−Yテーブルにおいては、端的に言えば、メインテーブル2がX軸駆動 手段3およびY軸駆動手段4に空気ベアリングを介して連結されるとともに、ベ ーステーブル1のベース板11にテーブル板11に空気ベアリングを介して浮動状に 支持されている。
【0038】 したがって、メインテーブル2がX軸駆動手段3およびY軸駆動手段4に空気 ベアリングを介して連結されているので、X軸駆動手段3およびY軸駆動手段4 の駆動力はそれぞれメインテーブル2に伝達されるが、X軸駆動手段3およびY 軸駆動手段4から伝達される外乱はメインテーブル2には伝達されなくなる。 すなわち、X軸駆動手段3のX軸方向の駆動力は、Xプラス駆動平面35からメ インテーブル2のXプラス受動平面26xに、あるいは、Xマイナス駆動平面36か らメインテーブル2のXマイナス受動平面27xに加圧空気層の圧力を媒介として 伝達される。
【0039】 しかし、Xプラス駆動平面35とXプラス受動平面26xとの間、また、Xマイナ ス駆動平面36とXマイナス受動平面27xとの間には加圧空気供給手段5から供給 された例えば厚さ数μm程度の加圧空気の層が介在するので、この加圧空気層の クッション作用により、Xプラス駆動平面35あるいはXマイナス駆動平面36に伝 達された外乱がXプラス受動平面26xあるいはXマイナス受動平面27xに機械的 に伝達されることがない。
【0040】 一方、X軸駆動手段3によりメインテーブル2をX軸方向に駆動している時に は、メインテーブルのYプラス受動平面26yおよびYマイナス受動平面27yと、 Y軸駆動手段4のYプラス駆動平面45およびYマイナス駆動平面45とがY軸に直 交する平面であるので、Y軸に直交するX軸方向へのメインテーブル2の移動の 妨げとなるおそれはない。
【0041】 しかも、Yプラス受動平面26yとYプラス駆動平面45との間、Yマイナス受動 平面27yとYマイナス駆動平面45との間に加圧空気供給手段5から供給される加 圧空気の層が形成されるので、加圧空気層の潤滑作用によってこれらの間に摩擦 が生じなくなるので、小出力のX軸駆動手段3を使用することかできるようにな り、X軸駆動手段3を小型にできる。
【0042】 Y軸駆動手段4によるメインテーブル2のY軸方向への駆動についても、その 駆動方向が異なる点を除けば全く同様である。 すなわち、Y軸駆動手段4からメインテーブル2への外乱の伝達はYプラス受 動平面26yとYプラス駆動平面45との間およびYマイナス受動平面27yとYマイ ナス駆動平面45との間に形成される加圧空気層のクッション作用によって遮断さ れる。
【0043】 また、Xプラス受動平面26x、Xマイナス受動平面27x、Xプラス駆動平面35 およびXマイナス駆動平面36がY軸方向へのメインテーブル2の移動の妨げとな るおそれはなくなる。 さらに、Xプラス受動平面26xとXプラス駆動平面35との間、Xマイナス受動 平面27xとXマイナス駆動平面36との間に形成される加圧空気層の潤滑作用によ ってこれらの間に摩擦が生じなくなるので、小出力のY軸駆動手段4を使用でき るようになり、Y軸駆動手段4を小型にできる。
【0044】 また、メインテーブル2がベーステーブル1のベース板11にテーブル板11に空 気ベアリングで浮動状に支持されているので、たとえ外乱がメインテーブル2に 伝達されたとしても、その外乱の振幅が減少し、外乱が短時間内に減衰して解消 される。 すなわち、上下両板21、22とテーブル板11の上下両面との間に加圧空気供給手 段6により加圧空気が供給されるので、メインテーブル2はこの加圧空気によっ て形成される例えば厚さ数μm程度の加圧空気層を介してベーステーブル1に浮 動状に支持される。この加圧空気層はメインテーブル2に伝達された外乱に対し て静圧によるクッション作用および動圧によるダンパ作用を発揮し、その外乱の 振幅を減少させるとともに、短時間内に減衰させて外乱を解消する。
【0045】 また、メインテーブル2の移動時には、この加圧空気層の潤滑作用により上下 両板21、22とテーブル板11の上下両面との直接接触が防止されるので、摩擦抵抗 が無くなり、小出力のX軸駆動手段3およびY軸駆動手段4を使用できるように なり、X軸駆動手段3およびY軸駆動手段4を小型にできる。 さらに、ベーステーブル1のテーブル板11はメインテーブル2の移動領域の外 周を覆う程度にしてあればよいので、ベーステーブル1の平面積を小さくするこ とができる。
【0046】 加えて、上記圧電アクチュエータ31に替えてボールネジとステッピングモータ によってXカップリングプレート34およびYカップリングプレート44を移動する ように構成した場合であっても、同様の考案の効果が確認され、一般にいうボー ルネジの触れ回りによる真直性能への影響を0.05μm/20mm程度に大幅に軽減で きた。
【0047】
以上のように、請求項1に記載の本考案によれば、X軸駆動手段およびY軸駆 動手段とメインテーブルとが加圧空気層(空気ベアリング)を介して連動連結さ せて、X軸駆動手段およびY軸駆動手段からメインテーブルへの外乱の伝達を加 圧空気層のクッション作用によって遮断させるので、メインテーブルに外乱が影 響しなくなり、送り精度を高めることができる。
【0048】 その上、加圧空気層(空気ベアリング)の潤滑作用によってX軸駆動手段およ びY軸駆動手段に対する摩擦抵抗を無視できる程度まで減少させることができる ので、X軸駆動手段およびY軸駆動手段の小出力化および小型化を図ることがで き、更にX−Yテーブル全体の小型化およびコンパクト化を図ることができる。 また、請求項2に記載の本考案によれば、メインテーブルが加圧空気層(空気 ベアリング)を介してベーステーブルに支持されるので、メインテーブルに伝達 された外乱の振幅を加圧空気層の静圧によるクッション作用によって減少させる とともに、加圧空気層のダンパ作用によって外乱を減衰させ、短時間内に外乱を 解消することができる。
【0049】 また、加圧空気層の潤滑効果によってX軸駆動手段およびY軸駆動手段に対す る摩擦抵抗を無視できる程度まで減少させることができるので、X軸駆動手段お よびY軸駆動手段の小出力化および小型化を図ることができ、さらにX−Yテー ブル全体の小型化およびコンパクト化を図ることができる。 加えて、ベーステーブルの平面積をメインテーブルの移動領域の外周を覆う程 度にすることができるので、X−Yテーブル全体を一層小型に、かつ、コンパク トにすることができる。
【図1】本考案の一実施例の縦断正面図である。
【図2】本考案の一実施例の底面図である。
【図3】図2のB−B線縦断面図である。
【図4】本考案の一実施例の外観斜視図である。
【図5】第1の従来例の斜視図である。
【図6】第2の従来例の斜視図である。
1…ベーステーブル 2…メインテーブル 3…X軸駆動手段 4…Y軸駆動手段4 5…加圧空気供給手段 6…加圧空気供給手段 11…テーブル板 13…貫通孔 21…上板 22…下板 23…スペーサ 26x…Xプラス受動平面 27x…Xマイナス受動平面 26y…Yプラス受動平面 27y…Yマイナス受動平面 35…Xプラス駆動平面 36…Xマイナス駆動平面 44…Yプラス駆動平面 45…Yマイナス駆動平面
Claims (2)
- 【請求項1】 ベーステーブル1と、ベーステーブル1
にX軸方向およびこれに直交するY軸方向に変位可能に
支持されたメインテーブル2と、メインテーブル2をX
軸方向に進退駆動するX軸駆動手段3と、メインテーブ
ル2をY軸方向に進退駆動するY軸駆動手段4とを有す
るX−Yテーブルにおいて、メインテーブル2にX軸方
向に直交するXプラス受動平面26xおよびXマイナス受
動平面27xと、Y軸方向に直交するYプラス受動平面26
yおよびYマイナス受動平面27yとを設け、X軸駆動手
段3にXプラス受動平面26xに近接して対向するXプラ
ス駆動平面35と、Xマイナス受動平面27xに近接して対
向するXマイナス駆動平面36とを設け、Y軸駆動手段4
にYプラス受動平面26yに近接して対向するYプラス駆
動平面45と、Yマイナス受動平面27yに近接して平行に
対向するYマイナス駆動平面46とを設け、各受動平面26
x、27x、26y、27yと対応する各駆動平面35、36、4
5、46との間に加圧空気を供給する加圧空気供給手段5
を設けることを特徴とするX−Yテーブル。 - 【請求項2】 ベーステーブル1と、ベーステーブル1
にX軸方向およびこれに直交するY軸方向に変位可能に
支持されたメインテーブル2と、メインテーブル2をX
軸方向に進退駆動するX軸駆動手段3と、メインテーブ
ル2をY軸方向に進退駆動するY軸駆動手段4とを有す
るX−Yテーブルにおいて、ベーステーブル1が水平の
テーブル板11を有し、このテーブル板11はメインテーブ
ル2の移動範囲を制限する貫通孔13を有し、メインテー
ブル2はテーブル板11の上下両面に近接し、テーブル板
11を間に挟んで互いに対向して配置される上下両板21、
22と、貫通孔13に挿通され、上下両板21、22を連結する
スペーサ23とを備え、上下両板21、22とテーブル板11と
の間に加圧空気を供給する加圧空気供給手段6を設ける
ことを特徴とするX−Yテーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991079184U JP2602783Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X−yテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991079184U JP2602783Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X−yテーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530547U true JPH0530547U (ja) | 1993-04-23 |
| JP2602783Y2 JP2602783Y2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=13682895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991079184U Expired - Fee Related JP2602783Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X−yテーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602783Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999066221A1 (en) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Nikon Corporation | Static pressure gas bearing, stage device using it, and optical device using it |
| US6499880B2 (en) | 1999-02-19 | 2002-12-31 | Nikon Corporation | Static pressure air bearing |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
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- 1991-09-30 JP JP1991079184U patent/JP2602783Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO1999066221A1 (en) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Nikon Corporation | Static pressure gas bearing, stage device using it, and optical device using it |
| US6499880B2 (en) | 1999-02-19 | 2002-12-31 | Nikon Corporation | Static pressure air bearing |
| US6735867B2 (en) | 1999-02-19 | 2004-05-18 | Nikon Corporation | Method of making a static pressure air bearing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2602783Y2 (ja) | 2000-01-24 |
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