JPH0530569U - 流体継手のオリフイス構造 - Google Patents
流体継手のオリフイス構造Info
- Publication number
- JPH0530569U JPH0530569U JP4981291U JP4981291U JPH0530569U JP H0530569 U JPH0530569 U JP H0530569U JP 4981291 U JP4981291 U JP 4981291U JP 4981291 U JP4981291 U JP 4981291U JP H0530569 U JPH0530569 U JP H0530569U
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- Japan
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- orifice
- spool
- rotor
- groove
- fluid coupling
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】本考案は、油圧式差動制限装置に用いられる流
体継手のオリフィス構造に関し、加工コストを低減する
ことができ、チューニング範囲を容易に拡げることがで
きる流体継手のオリフィス構造を提供することを目的と
する。 【構成】ロータ21内に所定の溝幅と可変の溝深さをも
つ溝23Bを形成したスプール23を摺動自在に設ける
ように構成する。
体継手のオリフィス構造に関し、加工コストを低減する
ことができ、チューニング範囲を容易に拡げることがで
きる流体継手のオリフィス構造を提供することを目的と
する。 【構成】ロータ21内に所定の溝幅と可変の溝深さをも
つ溝23Bを形成したスプール23を摺動自在に設ける
ように構成する。
Description
【0001】
本考案は、油圧式差動制限装置に用いられる流体継手のオリフィス構造に関す る。
【0002】
従来のこの種の流体継手のオリフィス構造としては、例えば図5および図6に 示すようなものがある。 図5および図6において、1は右アクスルシャフトであり、右アクスルシャフ ト1には内側面にカム面2Aを形成したカムハウジング2が固定され、カムハウ ジング2は右アクスルシャフト1と一体で回転する。
【0003】 図示しない左アクスルシャフトにはロータ4が固定され、ロータ4は左アクス ルシャフトと一体で回転する。 ロータ4には放射方向に複数個のプランジャー室5が形成され、プランジャー 室5内には複数個のプランジャー6が摺動自在に収納されている。 7はプランジャー室5に連通する吸入路であり、吸入路7にはチェックボール よりなる吸入弁8が介装されている。
【0004】 9はプランジャー室5に連通する吐出路(油路)であり、吐出路9はロータ4 に形成されている。ロータ4内には固定部材10が固定され、固定部材10には 吐出路9に連通するオリフィス11が形成されている。オリフィス11は油圧室 12に連通している。 13は固定部材10内に摺動自在に収納されたスプールであり、スプール13 はプッシュロッド14に押圧されて移動し、これによりオリフィス面積を変化さ せるようになっている(図7、参照)。なお、矢印Aはオイルの流れを示す。
【0005】 しかし、オリフィス11の径が小さいので、スプール13を数百ミクロン単位 でストロークさせ、差動制限トルク特性を図9に示す範囲で得るためには、オリ フィス11の幅を数百ミクロン単位で管理する必要がある(図8、参照)。
【0006】
しかしながら、このような従来の流体継手のオリフィス構造にあっては、オリ フィスを孔加工により所定の精度で形成しなければならないため、加工が容易で なく、コストも上昇し、また、チューニングの範囲を容易に拡げることができな いという問題があった。
【0007】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、スプール に溝を形成することで、加工コストを低減することができ、チューニング範囲を 容易に拡げることができる流体継手のオリフィス構造を提供することを目的とす る。
【0008】
前記目的を達成するために、本考案は、油路を形成したロータとカムハウジン グの回転速度差によりプランジャーを駆動し流動抵抗を発生させて伝達トルクの 制御を行う流体継手において、 前記ロータ内に所定の溝幅と可変の溝深さをもつ溝を形成したスプールを摺動 自在に設けたものである。
【0009】
本考案においては、ロータ内に固定された固定部材に形成したオリフィスを廃 止して、所定の溝幅と可変の溝深さをもつ溝を形成したスプールをロータ内に摺 動自在に設け、ストロークさせることでオリフィス面積を変化させる。 従来のオリフィスの加工は孔加工であったのに対して、本考案においてはスプ ールの溝の加工は外径加工であるので、加工が容易となり、コストを低減するこ とができる。
【0010】 また、溝幅と溝深さを変えることにより、チューニング範囲を容易に変えるこ とができる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4は本考案の一実施例を示す図である。 図1において、21は図示しない左アクスルシャフトに固定されたロータであ り、ロータ21は左アクスルシャフトと一体で回転する。
【0012】 ロータ21には放射方向に複数個の図示しないプランジャー室が形成され、プ ランジャー室内には複数個の図示しないプランジャーが摺動自在に収納される。 ロータ21と図示しないカムハウジングの回転差によりプランジャーを駆動し 、流動抵抗を発生させる。 22はロータ21に形成された油路であり、油路22は図示しないプランジャ ー室に連通している。
【0013】 ロータ21内にはスプール23が摺動自在に収納され、スプール23はプッシ ュロッド24により矢印Bで示すようなストロークが行われる。 スプール23にはストッパ23Aが一体に形成され、ストッパ23Aはロータ 21に形成した段部21Aに当接し、また、ロータ21に挿入したスナップリン グ25に当接する。なお、26は油圧室を示す。
【0014】 図2に示すように、ロータ21とスプール23との間にキー27が挿入され、 キー27によりスプール23の回り止めを行っている。 スプール23にはオリフィスとなる溝23Bが形成され、溝23Bは溝幅tを 有し、また、溝深さdを有する。図4に示すように溝深さdがスプール23の先 端部に向うにつれて、大きくなるように形成されている。また、図3に示すよう に、溝深さdは段階的に大きくなるように形成しても良い。また、溝23Bの角 度θを変えることにより、外径φDを変化させるようにしてもよい。
【0015】 図1中、L1またはL2はオリフィス開度を示し、オリフィス面積はt×Lに よって設定される。そしてオリフィス面積はスプール23をストロークさせるこ とで変化させる。 オイルは油路22からオリフィスを通って油圧室26に押し出され、このとき のオリフィスの流動抵抗により油路22およびプランジャー室の油圧が上昇し、 プランジャーに反力が発生する。このプランジャー反力に逆ってカムハウジング を回転させることによりトルクが発生し、カムハウジングとロータ21との間で トルクが伝達される。
【0016】 従来では固定部材に孔加工によりオリフィスを形成していたが、本実施例にお ては、外径加工によりスプール23に溝23Bを形成するようにしたため、オリ フィス加工が容易となり、コストを低減することができる。 また、溝23Bの溝幅tおよび溝深さdを可変とすることにより容易にチュー ニング範囲を変えることができる。
【0017】
以上説明してきたように、スプールに所定の溝幅と可変の溝深さを有する溝を オリフィスとして設定するようにしたため、加工が容易になり、コストを低減す ることができる。また、チューニング範囲を容易に変えることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図
【図2】本考案の側面図
【図3】スプールを示す図
【図4】他のスプールを示す図
【図5】従来例を示す部分断面図
【図6】従来例を示す断面図
【図7】従来例を示す要部断面図
【図8】従来のオリフィスを示す図
【図9】トルク特性を示すグラフ
21…ロータ 21A…段部 22…油路 23…スプール 23A…ストッパ 23B…溝 24…プッシュロッド 25…スナップリング 26…油圧室 27…キー
Claims (1)
- 【請求項1】油路を形成したロータとカムハウジングの
回転速度差によりプランジャーを駆動し流動抵抗を発生
させて伝達トルクの制御を行う流体継手において、 前記ロータ内に所定の溝幅と可変の溝深さをもつ溝を形
成したスプールを摺動自在に設けてオリフィス作動を行
わせることを特徴とする流体継手のオリフィス構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4981291U JPH0530569U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 流体継手のオリフイス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4981291U JPH0530569U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 流体継手のオリフイス構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530569U true JPH0530569U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=12841539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4981291U Pending JPH0530569U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 流体継手のオリフイス構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530569U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127487A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | ラジアルピストンポンプ及びそれを用いた動力伝達装置、並びにラジアルピストンモータ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0351559A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 制御型回転差感応継手 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP4981291U patent/JPH0530569U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0351559A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 制御型回転差感応継手 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127487A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Toyota Motor Corp | ラジアルピストンポンプ及びそれを用いた動力伝達装置、並びにラジアルピストンモータ |
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