JPH0561529U - 流体継手 - Google Patents
流体継手Info
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- JPH0561529U JPH0561529U JP5970691U JP5970691U JPH0561529U JP H0561529 U JPH0561529 U JP H0561529U JP 5970691 U JP5970691 U JP 5970691U JP 5970691 U JP5970691 U JP 5970691U JP H0561529 U JPH0561529 U JP H0561529U
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Landscapes
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】油圧式差動制限装置などに用いられる流体継手
に関し、3ポジション制御を行うことができ、かつ、小
型化、コストダウンを図ることを目的とする。 【構成】スリーブを移動させるプレート部材と、プレー
ト部材を吸引する電磁コイルと、電磁コイルとプレート
部材の間に介装される電磁ソレノイドを備えるように構
成する。
に関し、3ポジション制御を行うことができ、かつ、小
型化、コストダウンを図ることを目的とする。 【構成】スリーブを移動させるプレート部材と、プレー
ト部材を吸引する電磁コイルと、電磁コイルとプレート
部材の間に介装される電磁ソレノイドを備えるように構
成する。
Description
【0001】
本考案は、油圧式差動制限装置などに用いられる流体継手に関する。
【0002】
従来の流体継手としては、例えば図4に示すようなものがある。 図4において、左アクスルシャフト1に固定されたカムハウジング2と右アク スルシャフト3に固定されたロータ4との間に回転差が生じると、吐出行程にあ るプランジャー5はカムハウジング2のカム面2Aにより内側に押し込まれる。
【0003】 このため、プランジャー5はプランジャー室6のオイルを吐出路7からオリフ ィス8を介して油圧室9へ押し出し、吸入弁であるワンウェイバルブ10は吸入 路11を閉じる。この時、オリフィス8の流動抵抗により吐出路7およびプラン ジャー室6の油圧が上昇し、プランジャー5に反力が発生する。このプランジャ ー反力に逆ってカムハウジング2を回転させることによりトルクが発生し、カム ハウジング2とロータ4との間でトルクが伝達される。
【0004】 さらに、カムハウジング2が回転すると、プランジャー5は吸入行程となり、 油圧室9のオイルはワンウェイバルブ10を介してプランジャー室6に吸入され 、プランジャー5はカムハウジング2のカム面2Aに沿って元の位置に戻る。 この流体継手は、1ポジション制御を行うもので、そのトルク特性は、図3の Aに示される。
【0005】 次に、2ポジション制御の例を図5に示す。 図5において、電磁コイル13をオフとし、スプール12を移動させないとき は、ロータ14の油路15とスプール12の間にオリフィス16が形成され、図 3のAに示すように、通常のトルク特性になり、電磁コイル13をオンとし、ス リーブ17とピン18を介してロッド19によりスプール12を図中右方向に移 動させると、油路15と油圧室20が連通し、このときのトルク特性は図3のB に示すように、ABS作動時に必要なフリーとなる。
【0006】 次に、連続可変制御の例を図6に示す。 図6において、31はサイドフランジ、32はカバー、33はステッピングモ ータ、34はステッピングモータ33により作動するフォーク、35はフォーク 34により移動可能なスリーブ、36はスリーブ35に固定したピン37に押圧 されて移動するロッド、38はロータ、39はスプール、40はオリフィス41 が形成されたオリフィス部材、42はカムハウジングである。
【0007】 ステッピングモータ33により、スリーブ35とピン37を介してロッド36 で、スプール39を前後方向に移動し、オリフィス41の面積を可変とする。 これにより、連続可変制御を行うことができる。スプール39によりオリフィ ス41を閉止すると、図4のCに示すように、ロック状態となる。
【0008】
しかしながら、このような従来の流体継手にあっては、車両性能上3ポジショ ン制御を行うことが必要であるが、図4および図5の場合にはこれを達成するこ とができないという問題点があった。図6の場合は、3ポジション制御を達成す ることは可能であるが、スプール、オリフィス部材の形状が複雑で加工が困難で あり、コストがかかり、また、ステッピングモータなどが必要であるため、小型 化が困難であるという問題点があった。
【0009】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、3ポジシ ョン制御を行うことができ、かつ、小型化、コストダウンを図ることができる流 体継手を提供することを目的としている。
【0010】
前記目的を達成するために、本考案は、カムハウジングとロータを有し、ロー タ内に摺動自在にスプールを収納し、スリーブによりロッドを介してスプールを 移動させる流体継手において、 前記スリーブを移動させるプレート部材と、該プレート部材を吸引する電磁コ イルと、該電磁コイルと前記プレート部材の間に介装される電磁ソレノイドを備 えたものである。
【0011】
電磁ソレノイド、電磁コイルがオフで、スプールがアキューム圧によりロータ に当接して、停止している状態では、ロータとスプールとの間にオリフィスが形 成され、通常のトルク特性が得られる。 電磁コイルをオンにすると、プレート部材が吸引され、ロッドが移動して、ス プールのスプール孔を閉止する。これによりロックの状態になる。
【0012】 電磁ソレノイドをオンにすると、電磁ソレノイドは上方に移動し、プレート部 材はさらに吸引され、ロッドによりスプール自体を移動する。 これによりフリーの状態になる。 このように、3ポジション制御を行うことができ、必要なトルク特性を得るこ とができる。また、ステッピングモータなどを用いる必要がないので、小型化を 図ることができ、さらに、複雑なオリフィス部材などを加工、作製する必要がな いので、コストダウンを図ることができる。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例を示す図である。 まず、構成を説明すると、図1において、51はロータであり、ロータ51と 図示しないカムハウジングの回転速度差により、図示しないプランジャーを駆動 し、流動抵抗を発生させ、伝達トルクの制御を行う。
【0014】 ロータ51には油路52が形成され、油路52はプランジャーを摺動自在に収 納する図示しないプランジャー室に連通している。 ロータ51内にはスプール53が摺動自在に収納され、矢印Dで示すように、 アキューム圧により押圧され、そのストッパ部53Aにより、ロータ51に当接 して、停止する。またスプール53には油圧室54に連通するスプール孔53B が形成されている。
【0015】 55はロッドであり、ロッド55はスプール孔53Bを閉止し、さらに、スプ ール53自体を押圧して右方向に移動させる。ロッド55にはロータ51に当接 して停止するためのストッパリング56が設けられ、また油路52に連通可能な 連通孔55Aが形成されている。 57はスリーブ58に固定されたピンであり、ピン57はシャフト59内に移 動自在に収納されたロッド55を押圧して移動させる。
【0016】 60はプレート部材であり、プレート部材60はシャフト59とデフケース6 1の間に設けられ、ニードルベアリング62を介してスリーブ58に当接するよ うになっている。 63はデフケース61の内側に設けられた電磁コイルであり、電磁コイル63 をオンにすると、プレート部材60は図中右方向に吸引されて移動する。
【0017】 64はデフケース61に挿入された電磁ソレノイドであり、電磁ソレノイド6 4をオンにすると、図中上方に移動し、オフになると図中下方に移動して、プレ ート部材60の移動量を規制するストッパとしての機能をもつ。 なお、65はオイルシール、66はテーパローラーベアリングである。 次に、作用を説明する。
【0018】 まず、通常の状態について説明する。 電磁ソレノイド64をオフにした状態では、電磁ソレノイド64は、図示のよ うに、下方に移動してストッパとして機能する。同時に、電磁コイル63をオフ にした状態では、プレート部材60は電磁コイル63により吸引されず、移動し ない。したがって、スリーブ58、ピン57およびロッド55は移動しない。
【0019】 この状態において、スプール53はアキューム圧Dにより図中左側に押圧され 、ストッパ部53Aによりロータ51に当接して停止し、ロータ51とスプール 53の間にオリフィス67が形成される。 この通常状態は、図4のAに示される。 次に、ロックの状態について説明する。
【0020】 前記通常の状態において、電磁コイル63をオンにすると、プレート部材60 は電磁コイル63に吸引されて図中右方向に移動し、電磁ソレノイド64に当接 して停止する。 プレート部材60の移動により、スリーブ58が図中右方向に移動し、ピン5 7により、ロッド55も図中右方向に移動する。ロッド55の移動により、スプ ール孔53Bが閉止され、油路52が閉止される。こうして、ロックの状態にな る。
【0021】 このときのトルク特性は、図4のCに示される。 次に、フリー(ABS作動時)の状態について説明する。 前記ロックの状態において、電磁ソレノイド64をオンにすると、電磁ソレノ イド64は図中上方に移動し、プレート部材60が電磁コイル63に密着するま で移動する。これにより、スリーブ58、ピン57、ロッド55を介してスプー ル53自体を図中右方向に移動させる。このため、油路52と連通孔55Aが連 通し、フリーの状態になる。
【0022】 このときのトルク特性は、図4のBに示される。 こうして、3ポジション制御を行うことができ、必要なトルク特性を得ること ができる。 ステッピングモータなどを用いる必要がないので、小型化を図ることができ、 複雑なオリフィス部材などを加工、作製する必要がないので、コストダウンを図 ることができる。
【0023】 次に、図2は本考案の他の実施例を示す図である。 図2において、ロッド55に連通孔を形成しないで、スプール69に連通孔6 9Aを形成している。 電磁コイル63および電磁ソレノイド64がオフで、アキューム圧Dにより油 路52が閉止されて、ロックの状態となり、電磁ソレノイド64がオフ、電磁コ イル63がオンでオリフィス68が形成されて、通常の状態となり、電磁ソレノ イド64および電磁コイル63がオンで、油路52と連通孔69Aが連通して、 フリーの状態になる。
【0024】 本実施例においても前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0025】
以上説明してきたように、本考案によれば、プレート部材、電磁コイルおよび 電磁ソレノイドを設けたため、3ポジション制御を行うことができ、かつ、小型 化およびコストダウンを図ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す図
【図2】本考案の他の実施例を示す図
【図3】トルク特性を示すグラフ
【図4】従来例を示す図
【図5】他の従来例を示す図
【図6】さらに他の従来例を示す図
51:ロータ 52:油路 53:スプール 53A:ストッパ部 53B:スプール穴 54:油圧室 55:ロッド 55A:連通孔 56:ストッパリング 57:ピン 58:スリーブ 59:シャフト 60:プレート部材 61:デフケース 62:ニードルベアリング 63:電磁コイル 64:電磁ソレノイド 65:オイルシール 66:テーパローラーベアリング 67:オリフィス 68:オリフィス 69:スプール 69A:連通孔
Claims (1)
- 【請求項1】カムハウジングとロータを有し、ロータ内
に摺動自在にスプールを収納し、スリーブによりロッド
を介してスプールを移動させる流体継手において、 前記スリーブを移動させるプレート部材と、該プレート
部材を吸引する電磁コイルと、該電磁コイルと前記プレ
ート部材の間に介装される電磁ソレノイドを備えたこと
を特徴とする流体継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5970691U JP2583775Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 流体継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5970691U JP2583775Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 流体継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561529U true JPH0561529U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2583775Y2 JP2583775Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13120930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5970691U Expired - Lifetime JP2583775Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 流体継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583775Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP5970691U patent/JP2583775Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583775Y2 (ja) | 1998-10-27 |
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