JPH05307931A - 蛍光面形成用蛍光体スラリ - Google Patents
蛍光面形成用蛍光体スラリInfo
- Publication number
- JPH05307931A JPH05307931A JP11055292A JP11055292A JPH05307931A JP H05307931 A JPH05307931 A JP H05307931A JP 11055292 A JP11055292 A JP 11055292A JP 11055292 A JP11055292 A JP 11055292A JP H05307931 A JPH05307931 A JP H05307931A
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- JP
- Japan
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- phosphor
- fluorescent
- slurry
- layer
- picture tube
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- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 蛍光体、ポリビニルアルコールおよび重クロ
ム酸塩を主成分とする蛍光体分散液からなる蛍光面形成
用蛍光体スラリにおいて、その蛍光体分散液に対してポ
リエチレングリコールを0.03〜2.0重量%添加し
た。 【効果】 高精細カラー受像管に適した蛍光面を形成す
ることができる。
ム酸塩を主成分とする蛍光体分散液からなる蛍光面形成
用蛍光体スラリにおいて、その蛍光体分散液に対してポ
リエチレングリコールを0.03〜2.0重量%添加し
た。 【効果】 高精細カラー受像管に適した蛍光面を形成す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー受像管の蛍光
面形成に用いられる蛍光面形成用蛍光体スラリに関す
る。
面形成に用いられる蛍光面形成用蛍光体スラリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図3に示すよう
に、パネル1 およびこのパネル1 に一体に接合されたフ
ァンネル2 からなる外囲器を有し、そのパネル1 の内側
に、多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマス
ク3 が装着され、このシャドウマスク3 に対向して、パ
ネル1 の内面に蛍光面4 が形成されている。この蛍光面
4 は、図4(a)および(b)に示すように、青、緑、
赤に発光するドット状またはストライプ状の3色蛍光体
層5B,5G,5Rにより構成されている。一方、ファンネル
2 のネック6 内に3電子ビーム6B,6G,6Rを放出する電
子銃7 が配設されている。そしてこの電子銃7 から放出
される3電子ビーム6B,6G,6Rをファンネル2 の外側に
装着された偏向ヨーク8 の発生する磁界により偏向し
て、上記蛍光面4 を水平、垂直走査することにより、カ
ラー画像を表示する構造に形成されている。
に、パネル1 およびこのパネル1 に一体に接合されたフ
ァンネル2 からなる外囲器を有し、そのパネル1 の内側
に、多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマス
ク3 が装着され、このシャドウマスク3 に対向して、パ
ネル1 の内面に蛍光面4 が形成されている。この蛍光面
4 は、図4(a)および(b)に示すように、青、緑、
赤に発光するドット状またはストライプ状の3色蛍光体
層5B,5G,5Rにより構成されている。一方、ファンネル
2 のネック6 内に3電子ビーム6B,6G,6Rを放出する電
子銃7 が配設されている。そしてこの電子銃7 から放出
される3電子ビーム6B,6G,6Rをファンネル2 の外側に
装着された偏向ヨーク8 の発生する磁界により偏向し
て、上記蛍光面4 を水平、垂直走査することにより、カ
ラー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】従来より上記カラー受像管の蛍光面4 は、
写真印刷法により形成されている。
写真印刷法により形成されている。
【0004】すなわち図5(a)に示すように、蛍光
体、ポリビニルアルコール(PVA)および重クロム酸
アンモニウム(ADC)を主成分とし、そのPVA、A
DCからなる感光液に複数種の界面活性剤を添加して、
蛍光体を均一に分散した蛍光体スラリをパネル1 の内面
に塗布し乾燥して、蛍光体スラリ層10を形成する。つい
で同(b)に示すように、その蛍光体スラリ層10の形成
されたパネル1 の内側にシャドウマスク3 を装着し、こ
のシャドウマスク3 を介して蛍光体スラリ層10に水銀ラ
ンプやキセノンランプなどから放射される紫外線を照射
して露光し、蛍光体スラリ層10にシャドウマスク3 の電
子ビーム通過孔11に対応するドット状またはストライプ
状のパターンを焼付ける。ついでシャドウマスク3 を取
外し、同(c)に示すように、上記シャドウマスクの電
子ビーム通過孔のパターンの焼付けられた蛍光体スラリ
層10を現像して未感光部分を除去し、任意1色の蛍光体
層、たとえば青蛍光体層5Bを形成する。この任意1色の
蛍光体層の形成方法を3色蛍光体について繰返すことに
より、同(d)に示すように、3色蛍光体層5B,5G,5R
からなる蛍光面4 が形成される。
体、ポリビニルアルコール(PVA)および重クロム酸
アンモニウム(ADC)を主成分とし、そのPVA、A
DCからなる感光液に複数種の界面活性剤を添加して、
蛍光体を均一に分散した蛍光体スラリをパネル1 の内面
に塗布し乾燥して、蛍光体スラリ層10を形成する。つい
で同(b)に示すように、その蛍光体スラリ層10の形成
されたパネル1 の内側にシャドウマスク3 を装着し、こ
のシャドウマスク3 を介して蛍光体スラリ層10に水銀ラ
ンプやキセノンランプなどから放射される紫外線を照射
して露光し、蛍光体スラリ層10にシャドウマスク3 の電
子ビーム通過孔11に対応するドット状またはストライプ
状のパターンを焼付ける。ついでシャドウマスク3 を取
外し、同(c)に示すように、上記シャドウマスクの電
子ビーム通過孔のパターンの焼付けられた蛍光体スラリ
層10を現像して未感光部分を除去し、任意1色の蛍光体
層、たとえば青蛍光体層5Bを形成する。この任意1色の
蛍光体層の形成方法を3色蛍光体について繰返すことに
より、同(d)に示すように、3色蛍光体層5B,5G,5R
からなる蛍光面4 が形成される。
【0005】上記蛍光体スラリに添加される界面活性剤
は、感光液に対する蛍光体の分散を良好にして、凝集を
防止する作用がある。またPVAは、蛍光体粒子の結合
剤として、形成される蛍光体スラリ層10の膜厚を制御し
かつ均一にする作用がある。
は、感光液に対する蛍光体の分散を良好にして、凝集を
防止する作用がある。またPVAは、蛍光体粒子の結合
剤として、形成される蛍光体スラリ層10の膜厚を制御し
かつ均一にする作用がある。
【0006】ところで、上記蛍光体スラリを用いて写真
印刷法により形成されるカラー受像管の蛍光面4 につい
ては、 (イ) 蛍光体層の未露光部分に、現像後、蛍光体粒子
が残存しないこと (ロ) 蛍光体層の形状がシャープであること (ハ) 蛍光体層の膜厚が蛍光面全面にわたり均一であ
ること (ニ) パネル内面に対する蛍光体粒子の接着力が強い
こと が望まれる。特に最近の高精細カラー受像管は、従来の
通常のカラー受像管にくらべて蛍光体層の形状が小さ
く、高品位画像を表示するうえに、上記蛍光体層に対す
る要望が一段と高まっている。
印刷法により形成されるカラー受像管の蛍光面4 につい
ては、 (イ) 蛍光体層の未露光部分に、現像後、蛍光体粒子
が残存しないこと (ロ) 蛍光体層の形状がシャープであること (ハ) 蛍光体層の膜厚が蛍光面全面にわたり均一であ
ること (ニ) パネル内面に対する蛍光体粒子の接着力が強い
こと が望まれる。特に最近の高精細カラー受像管は、従来の
通常のカラー受像管にくらべて蛍光体層の形状が小さ
く、高品位画像を表示するうえに、上記蛍光体層に対す
る要望が一段と高まっている。
【0007】一般に写真印刷法により蛍光面を形成する
場合、その蛍光面の品位に、蛍光体スラリの組成が大き
く関与する。特に高精細カラー受像管の蛍光面について
は、従来の通常のカラー受像管の蛍光面を形成するため
の蛍光体スラリを用いても、ある程度満足な蛍光面を形
成することは可能であるが、高品位画像を表示する高精
細カラー受像管としては、なお不十分であり、より良好
な蛍光面を形成し得る蛍光体スラリが望まれている。
場合、その蛍光面の品位に、蛍光体スラリの組成が大き
く関与する。特に高精細カラー受像管の蛍光面について
は、従来の通常のカラー受像管の蛍光面を形成するため
の蛍光体スラリを用いても、ある程度満足な蛍光面を形
成することは可能であるが、高品位画像を表示する高精
細カラー受像管としては、なお不十分であり、より良好
な蛍光面を形成し得る蛍光体スラリが望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
りカラー受像管の蛍光面は、写真印刷法により蛍光体ス
ラリを用いて形成されている。この写真印刷法により形
成される蛍光面は、用いられる蛍光体スラリの組成がそ
の品位に大きく関与する。特に高精細カラー受像管の蛍
光面については、従来の通常のカラー受像管の蛍光面形
成に用いられていた蛍光体スラリを用いても、ある程度
満足な蛍光面を形成することは可能であるが、なお不十
分であり、より良好な蛍光面を形成し得る蛍光体スラリ
が望まれている。
りカラー受像管の蛍光面は、写真印刷法により蛍光体ス
ラリを用いて形成されている。この写真印刷法により形
成される蛍光面は、用いられる蛍光体スラリの組成がそ
の品位に大きく関与する。特に高精細カラー受像管の蛍
光面については、従来の通常のカラー受像管の蛍光面形
成に用いられていた蛍光体スラリを用いても、ある程度
満足な蛍光面を形成することは可能であるが、なお不十
分であり、より良好な蛍光面を形成し得る蛍光体スラリ
が望まれている。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、通常のカラー受像管の蛍光面は勿論、高精
細カラー受像管の蛍光面を十分に満足する品位に形成す
ることができる蛍光体スラリを得ることを目的とする。
ものであり、通常のカラー受像管の蛍光面は勿論、高精
細カラー受像管の蛍光面を十分に満足する品位に形成す
ることができる蛍光体スラリを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】蛍光体、ポリビニルアル
コールおよび重クロム酸塩を主成分とする蛍光体分散液
からなる蛍光面形成用蛍光体スラリにおいて、その蛍光
体分散液に対してポリエチレングリコールを0.03〜
2.0重量%添加した。
コールおよび重クロム酸塩を主成分とする蛍光体分散液
からなる蛍光面形成用蛍光体スラリにおいて、その蛍光
体分散液に対してポリエチレングリコールを0.03〜
2.0重量%添加した。
【0011】
【作用】上記のように、蛍光体、ポリビニルアルコール
および重クロム酸塩を主成分とする蛍光体分散液に対し
て、ポリエチレングリコールを0.03〜2.0重量%
添加すると、蛍光体層の付着力が大きくなり、また紫外
線感度が上昇し、従来より少ない露光量で蛍光体層を形
成することができる。その結果、蛍光体スラリを塗布し
て形成される蛍光体スラリ層の膜厚を厚くして、高輝度
発光が得られる最適、緻密な膜厚の蛍光体層が得られ、
かつパネルの内面に対する付着力が強く、しかも現像
後、未露光部分に残存する蛍光体粒子が少ない蛍光体ス
ラリとすることができる。
および重クロム酸塩を主成分とする蛍光体分散液に対し
て、ポリエチレングリコールを0.03〜2.0重量%
添加すると、蛍光体層の付着力が大きくなり、また紫外
線感度が上昇し、従来より少ない露光量で蛍光体層を形
成することができる。その結果、蛍光体スラリを塗布し
て形成される蛍光体スラリ層の膜厚を厚くして、高輝度
発光が得られる最適、緻密な膜厚の蛍光体層が得られ、
かつパネルの内面に対する付着力が強く、しかも現像
後、未露光部分に残存する蛍光体粒子が少ない蛍光体ス
ラリとすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】青色発光蛍光体ZnS:Ag ,Cl 、緑色
発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au 、赤色発光蛍光体
Y2 O2 S:Eu のいずれかの蛍光体、PVAおよびA
DCを主成分とし、これに複数種の界面活性剤を添加し
た従来の蛍光体スラリ(蛍光体分散液)に対して、ポリ
エチレングリコール(PEG)を0.5重量%、2.0
重量%、5.0重量%添加し、均一に混合分散した蛍光
体スラリを調製し、これら蛍光体スラリをパネルの内面
に塗布して蛍光体スラリ層を形成し、従来の蛍光面形成
方法と同様に写真印刷法により、ドット状の蛍光体層を
形成して評価した。
発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au 、赤色発光蛍光体
Y2 O2 S:Eu のいずれかの蛍光体、PVAおよびA
DCを主成分とし、これに複数種の界面活性剤を添加し
た従来の蛍光体スラリ(蛍光体分散液)に対して、ポリ
エチレングリコール(PEG)を0.5重量%、2.0
重量%、5.0重量%添加し、均一に混合分散した蛍光
体スラリを調製し、これら蛍光体スラリをパネルの内面
に塗布して蛍光体スラリ層を形成し、従来の蛍光面形成
方法と同様に写真印刷法により、ドット状の蛍光体層を
形成して評価した。
【0014】図1は、パネルの内面に塗布形成した緑色
発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au の蛍光体スラリ層
にシャドウマスクの電子ビーム通過孔のパターンを焼付
けるときの露光量と形成されるドット(蛍光体層)の大
きさとの関係を示したものである。この図1において、
曲線20は、比較のためにおこなったPEGを添加しない
従来の蛍光体スラリ、曲線21は、その蛍光体スラリにP
EGを0.5重量%添加した蛍光体スラリ、曲線22は、
同じく2.0重量%添加した蛍光体スラリ、曲線23は、
同じく5.0重量%添加した蛍光体スラリの露光量とド
ットの大きさとの関係である。
発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au の蛍光体スラリ層
にシャドウマスクの電子ビーム通過孔のパターンを焼付
けるときの露光量と形成されるドット(蛍光体層)の大
きさとの関係を示したものである。この図1において、
曲線20は、比較のためにおこなったPEGを添加しない
従来の蛍光体スラリ、曲線21は、その蛍光体スラリにP
EGを0.5重量%添加した蛍光体スラリ、曲線22は、
同じく2.0重量%添加した蛍光体スラリ、曲線23は、
同じく5.0重量%添加した蛍光体スラリの露光量とド
ットの大きさとの関係である。
【0015】従来の蛍光体スラリの曲線20とPEGを添
加した蛍光体スラリの曲線21,22,23との比較からわか
るように、PEGを添加すると、PEGを添加しない場
合にくらべて、同じ露光量でドットが大きくなり、かつ
PEGの添加量の増加にともなって大きくなる。これ
は、シャドウマスクの電子ビーム通過孔のパターンを焼
付けるときの紫外線硬化感度がPEGの添加量の増加に
ともなって上昇するためである。
加した蛍光体スラリの曲線21,22,23との比較からわか
るように、PEGを添加すると、PEGを添加しない場
合にくらべて、同じ露光量でドットが大きくなり、かつ
PEGの添加量の増加にともなって大きくなる。これ
は、シャドウマスクの電子ビーム通過孔のパターンを焼
付けるときの紫外線硬化感度がPEGの添加量の増加に
ともなって上昇するためである。
【0016】なお、図中、点a,b,c,dで囲まれた
領域は、蛍光面形成に際して、現像後、未感光部分に残
存する蛍光体粒子の許容範囲であり、この許容範囲内で
ドットを形成すれば、その残存する蛍光体粒子が他色ド
ットに混入するために生ずる混色は、ほとんど問題とな
らない。このことから、曲線23の5.0重量%PEGを
添加した蛍光体スラリは、未感光部分に残存する蛍光体
量が多く、カラー受像管の蛍光面の形成には適さない。
領域は、蛍光面形成に際して、現像後、未感光部分に残
存する蛍光体粒子の許容範囲であり、この許容範囲内で
ドットを形成すれば、その残存する蛍光体粒子が他色ド
ットに混入するために生ずる混色は、ほとんど問題とな
らない。このことから、曲線23の5.0重量%PEGを
添加した蛍光体スラリは、未感光部分に残存する蛍光体
量が多く、カラー受像管の蛍光面の形成には適さない。
【0017】また、PEGを添加した蛍光体スラリで
は、たとえばPEGを0.5重量%添加した蛍光体スラ
リでは、曲線21に対して、その露光量の50〜95%の
範囲で同一形状のシャープなドットを形成することがで
きた。
は、たとえばPEGを0.5重量%添加した蛍光体スラ
リでは、曲線21に対して、その露光量の50〜95%の
範囲で同一形状のシャープなドットを形成することがで
きた。
【0018】図2にドットの大きさと付着力との関係を
示す。曲線25は、比較のためにおこなったPEGを添加
しない従来の緑色発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au
の蛍光体スラリ、曲線26は、その蛍光体スラリに0.5
重量%添加した蛍光体スラリ、曲線27は、同じく2.0
重量%添加した蛍光体スラリのドットの大きさと付着力
との関係である。なおこのドットの大きさと付着力との
関係は、蛍光体スラリ層を透過率の異なるフィルターを
介して露光し、現像後、一定面積中に残存するドットの
残存率で付着力を評価した。
示す。曲線25は、比較のためにおこなったPEGを添加
しない従来の緑色発光蛍光体ZnS:Cu ,Al ,Au
の蛍光体スラリ、曲線26は、その蛍光体スラリに0.5
重量%添加した蛍光体スラリ、曲線27は、同じく2.0
重量%添加した蛍光体スラリのドットの大きさと付着力
との関係である。なおこのドットの大きさと付着力との
関係は、蛍光体スラリ層を透過率の異なるフィルターを
介して露光し、現像後、一定面積中に残存するドットの
残存率で付着力を評価した。
【0019】この図2からわかるようにドットの付着力
は、PEGの添加量の増加にともなって大きくなる。
は、PEGの添加量の増加にともなって大きくなる。
【0020】表1に、同じくPEGを添加しない従来の
緑色発光蛍光体ZnS:Cu ,Al,Au の蛍光体スラ
リ、その蛍光体スラリにPEGを0.5重量%添加した
蛍光体スラリ、同じくPEGを2.0重量%添加した蛍
光体スラリを用いてドット状の蛍光体層からなる蛍光面
を形成した場合の各蛍光面の四隅部における輝度(四隅
部の平均値)を示す。なおこの輝度は、PEGを添加し
ない従来の蛍光体スラリにより形成された蛍光面の輝度
に対する相対値で示したものである。
緑色発光蛍光体ZnS:Cu ,Al,Au の蛍光体スラ
リ、その蛍光体スラリにPEGを0.5重量%添加した
蛍光体スラリ、同じくPEGを2.0重量%添加した蛍
光体スラリを用いてドット状の蛍光体層からなる蛍光面
を形成した場合の各蛍光面の四隅部における輝度(四隅
部の平均値)を示す。なおこの輝度は、PEGを添加し
ない従来の蛍光体スラリにより形成された蛍光面の輝度
に対する相対値で示したものである。
【0021】
【表1】 この表1からわかるように、蛍光体スラリにPEGを添
加すると、その添加量の増加にともなって輝度が向上す
る。これは、PEGを添加すると、ドットの付着力が大
きくなり、蛍光面の四隅部のドットが厚く形成されるた
めと考えられる。
加すると、その添加量の増加にともなって輝度が向上す
る。これは、PEGを添加すると、ドットの付着力が大
きくなり、蛍光面の四隅部のドットが厚く形成されるた
めと考えられる。
【0022】以上、従来の蛍光体スラリにPEGを0.
5〜5.0重量%添加した実験について説明したが、こ
の蛍光体スラリに対するPEGの添加量は、0.03〜
2.0重量%の範囲で同様の効果が得られる。
5〜5.0重量%添加した実験について説明したが、こ
の蛍光体スラリに対するPEGの添加量は、0.03〜
2.0重量%の範囲で同様の効果が得られる。
【0023】なお上記実施例では、緑色発光蛍光体Zn
S:Cu ,Al ,Au の蛍光体スラリについて説明した
が、青色発光蛍光体ZnS:Ag ,Cl 、赤色発光蛍光
体Y2 O2 S:Eu についても、実験の結果、同様の効
果が得られた。
S:Cu ,Al ,Au の蛍光体スラリについて説明した
が、青色発光蛍光体ZnS:Ag ,Cl 、赤色発光蛍光
体Y2 O2 S:Eu についても、実験の結果、同様の効
果が得られた。
【0024】
【発明の効果】蛍光体、PVAおよび重クロム酸塩を主
成分とする蛍光体スラリに対して、PEGを0.03〜
2.0重量%添加すると、パネルの内面に対する蛍光体
層の付着力が大きくなり、また紫外線硬化感度が上昇
し、従来よりも少ない露光量で蛍光体層を形成すること
ができる。その結果、蛍光体スラリを塗布して形成され
る蛍光体スラリ層の膜厚を厚くして、高輝度発光が得ら
れる最適、緻密な膜厚の蛍光体層が得られ、かつパネル
の内面に対する接着力が強く、しかも現像後、未露光部
分に残存する蛍光体粒子が少ないなど、高精細カラー受
像管に望まれる高品位画像の表示に有効な蛍光面を形成
することができる。
成分とする蛍光体スラリに対して、PEGを0.03〜
2.0重量%添加すると、パネルの内面に対する蛍光体
層の付着力が大きくなり、また紫外線硬化感度が上昇
し、従来よりも少ない露光量で蛍光体層を形成すること
ができる。その結果、蛍光体スラリを塗布して形成され
る蛍光体スラリ層の膜厚を厚くして、高輝度発光が得ら
れる最適、緻密な膜厚の蛍光体層が得られ、かつパネル
の内面に対する接着力が強く、しかも現像後、未露光部
分に残存する蛍光体粒子が少ないなど、高精細カラー受
像管に望まれる高品位画像の表示に有効な蛍光面を形成
することができる。
【図1】この発明の一実施例である蛍光体スラリによる
露光量と形成されるドットの大きさとの関係を示す図で
ある。
露光量と形成されるドットの大きさとの関係を示す図で
ある。
【図2】同じくドットの大きさと付着力との関係を示す
図である。
図である。
【図3】カラー受像管の構成を示す図である。
【図4】図4(a)はカラー受像管のドット状の蛍光体
層からなる蛍光面の構造を示す図、図4(b)はストラ
イプ状の蛍光体層からなる蛍光面の構造を示す図であ
る。
層からなる蛍光面の構造を示す図、図4(b)はストラ
イプ状の蛍光体層からなる蛍光面の構造を示す図であ
る。
【図5】図5(a)乃至(d)はそれぞれカラー受像管
の蛍光面形成方法を説明するための図である。
の蛍光面形成方法を説明するための図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 蛍光体、ポリビニルアルコールおよび重
クロム酸塩を主成分とする蛍光体分散液に対してポリエ
チレングリコールが0.03〜2.0重量%添加されて
いることを特徴とする蛍光面形成用蛍光体スラリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055292A JPH05307931A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 蛍光面形成用蛍光体スラリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055292A JPH05307931A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 蛍光面形成用蛍光体スラリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05307931A true JPH05307931A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14538725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11055292A Pending JPH05307931A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 蛍光面形成用蛍光体スラリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05307931A (ja) |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11055292A patent/JPH05307931A/ja active Pending
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