JPH05310552A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPH05310552A
JPH05310552A JP14824392A JP14824392A JPH05310552A JP H05310552 A JPH05310552 A JP H05310552A JP 14824392 A JP14824392 A JP 14824392A JP 14824392 A JP14824392 A JP 14824392A JP H05310552 A JPH05310552 A JP H05310552A
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JP
Japan
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skin
external preparation
active substance
effect
agent
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Pending
Application number
JP14824392A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sumida
康史 炭田
Kazunobu Tokunaga
和信 徳永
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(A)で表わされる1,2−ジフィタ
ノイル−グリセロール誘導体と、血行促進、細胞賦活、
美白等の作用を有する活性物質とを含有することを特徴
とする皮膚外用剤。 (式中Xは 等である) 【効果】 本発明による皮膚外用剤は、血行促進、細胞
賦活、美白等の効果を促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,2−ジフィタノイ
ル−グリセロール誘導体と活性物質とを含有することを
特徴とする皮膚外用剤に関し、更に詳しくは、含有せし
めた活性物質の効果をより高める皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、活性物質を含有する薬物は、経口投与や注射などの
非経口投与により生体に投与されているが、近年、これ
らの投与方法に替えて、経皮投与の方法も研究されてい
る。しかし、経皮投与の場合には、皮膚角質層のバリア
ー機能のため、薬物の吸収量が少なく、充分な薬効は期
待することができない。
【0003】また、薬効の向上を図るために、通常用い
られているところのリン脂質からなるリポソームを共存
せしめた皮膚外用剤も知られている(特開昭60−15
2410号公報)が、その向上効果は充分ではない。
【0004】そこで、本発明者らは、含有せしめた活性
物質の効果をより高める皮膚外用剤に関して鋭意研究を
重ねた結果、1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘
導体と活性物質とを含有する皮膚外用剤が、含有せしめ
た活性物質の効果を著しく向上させることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(A)
【化2】 で表わされる1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘
導体の少なくとも1つと、活性物質とを含有することを
特徴とする皮膚外用剤である。
【0006】本発明に用いられる前記一般式で表わされ
る1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘導体のう
ち、1,2−ジフィタノイル−グリセロ−3−ホスホコ
リンは公知の物質であり、化学的に合成することにより
得られる。〔レッドウッド等、バイオキム バイオフィ
ズ アクタ(W.R.Redwood etal.,Biochim.Biophys.Act
a.,233,1-6 (1971)〕また、卵黄等より得られるリン脂
質からの誘導によっても得られる。また、1,2−ジフ
ィタノイル−グリセロ−3−ホスホエタノールアミン、
1,2−ジフィタノイル−グリセロ−3−ホスホセリ
ン、1,2−ジフィタノイル−グリセロ−3−ホスホイ
ノシトール、1,2−ジフィタノイル−グリセロ−3−
ホスフェート、あるいは、その塩も上記化合物と同様に
して得ることが可能である。塩としては、ナトリウム
塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン
塩が挙げられる。
【0007】1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘
導体の配合量は、本発明の外用剤の処方成分全量を基準
として、0.01〜20.0重量%が好ましく、更に好
ましくは、0.1〜10.0重量%である。この配合量
が0.01重量%未満では、本発明の目的とする効果に
充分でなく、一方20.0重量%を越えても、その増加
分に見合った効果の向上は望めない。
【0008】本発明に用いられる活性物質は、水溶性、
脂溶性を問わず、皮膚外用剤として使用することのでき
る物質であれば、、いずれでもよい。例えば、抗炎症
剤、抗ヒスタミン剤、乾癬治療剤、瘡傷治療剤、紫外線
吸収剤、痙瘡治療剤、荒れ肌改善剤、血行促進作用を有
する成分、細胞賦活作用を有する成分、美白作用を有す
る成分等がその例である。
【0009】血行促進及び/または細胞賦活作用を有す
る成分は、従来より利用されているセンブリエキス、朝
鮮ニンジンエキス、ビタミンE及びビタミンE誘導体、
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ
酪酸、D−パントテニルエチルエーテル、D−パントテ
ニルエチルアルコール、胎盤抽出物、セラミド及びセラ
ミド誘導体、γ−リノレン酸、リノール酸、アロエ抽出
物、ムコ多糖類、ビオチン、γ−オリザノールからなる
群から選択された少なくとも一種である。
【0010】ここで上記の各々の成分中に、血行促進剤
として、あるいは細胞賦活剤として、各別に特定される
ものと、更に血行促進剤及び細胞賦活剤の作用効果を併
用するものとがあるが、本発明に於いてはそれらのいず
れもが使用可能である。
【0011】美白作用を有する成分は、従来より利用さ
れている、アスコルビン酸誘導体、ハイドロキノン誘導
体、ピロン類、牛胎盤抽出物、血清除蛋白物からなる群
から選択された少なくとも一種である。
【0012】これら活性物質を本発明の皮膚外用剤に配
合する量は、その作用効果あるいは当該外用剤の剤型等
により適宜調整されるものであるが、外用剤の処方成分
全量を基準として、0.01〜20重量%が好ましく、
更に好ましくは0.1〜10重量%の範囲内である。
0.01重量%未満では効果が得られにくく、20重量
%を超えても、それに見合った効果の向上はない。
【0013】本発明の皮膚外用剤は、例えばグリセリ
ン,1,3−ブチレングリコール,ジプロピレングリコ
ール等の多価アルコール中に、1,2−ジフィタノイル
−グリセロール誘導体及び前記の活性物質を均一分散
し、これを、クリーム,乳液,ローション等の皮膚外用
剤基剤中の水相成分に添加し、超音波照射した後、乳
化,分散、溶解、可溶化等の処理を行うことによって調
製される。
【0014】尚、本発明の皮膚外用剤には、上記の他
に、色素香料、防腐剤、界面活性剤、顔料、抗酸化剤等
を本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合することが
できる。
【0015】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
詳細に説明する。尚、各活性成分の効果を評価する為
に、次の様な試験を行なった。 荒れ肌改善効果試験 皮膚血流量試験(血行促進効果) 角質層ターンオーバー速度測定(細胞賦活効果) 皮膚色明度回復試験(美白効果) 各試験の方法は、下記の通りである。
【0016】荒れ肌改善効果試験法 荒れ肌、乾燥皮膚、及び老人性乾皮症状を訴える中高年
被験者20名の下脚を対象として4週間連続塗布効果を
調べた。被験者の左側下脚試験部位に1日1回約1gの
試料を塗布し、試験開始前及び終了後の皮膚の状態を下
記の判定基準により判定した。右側下脚は試料を塗布せ
ず対照とした。 皮膚乾燥度の判定基準 − :正常 ± :軽微乾燥、落屑なし + :乾燥、落屑軽度 ++ :乾燥、落屑中等度 +++:乾燥、落屑顕著 試験前後の試験部位と対照部位の判定結果を比較し、皮
膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例えば、+→
−、++→±)を有効、1段階改善された場合をやや有
効、変化がなかった場合を無効とした。試験結果は有
効、やや有効となった被験者の人数で示した。
【0017】皮膚血流量試験法 ニュージーランドホワイト系兎家3羽の腹部を刈毛し、
18時間絶食させた後、ペンタパルビトールのナトリウ
ム塩を35mg/kgの割合で静脈注射し麻酔処理す
る。プレートタイプトランスジューサーを腹部の試料塗
布部位(試験部位)上にセロファンテープで固定し、交
叉熱電堆式皮膚血流計(シンエイ社製シンコーダー、2
01型)を用いて皮膚血流量(μV)を測定する。試料
は3×2cmの皮膚部位に対して0.1gを均一に塗布
し、試料塗布前の血流量(CB)と試料塗布後一定時間
後(例えば0.5、1.0、2.0時間後)の血流量
(Ct)を測定し、下記の式により血流量増加率(%)
を算出する。試験結果は、3羽の血流量増加率の平均値
で示した。 血流量増加率(%)=(Ct−CB)/CB×100
【0018】角質層ターンオーバー速度測定方法 蛍光色素のダンシルクロライドを白色ワセリン中に5重
量%配合した軟膏を作り、被検者の前腕部の皮膚に24
時間閉塞貼布し、角質層にダンシルクロライドを浸透結
合させる。その後同じ部位に1日2回(朝・夕)被検試
料を塗布し、毎日ダンシルクロライドの蛍光をしらべ、
その蛍光が消滅するまでの日数を皮膚角質層のターンオ
ーバー速度とした。細胞が活性化されると、その増殖速
度は増し、ターンオーバーは速くなる。
【0019】皮膚色明度回復試験法 被験者20名の背部皮膚にUV−B領域の紫外線を最小
紅斑量の2倍照射し、試料塗布部位と非塗布部位とを設
定して各々の皮膚の基準明度(Vo値,Vo’値)を測
定した。引き続いて塗布部位には試料を1日2回ずつ3
ケ月間連続塗布し、3,8,13週間後の塗布部位及び
非塗布部位の皮膚明度(Vn値,Vn’値)を測定し
て、表1の判定基準により皮膚色の回復評価を実施し
た。尚、皮膚の明度(マンセル表色系V値)は高速分光
色彩計で測定して得られたX,Y,Z値より算出した。
また、評価は被験者20名の13週間後の評価点の平均
値で示した。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1〜7,比較例1〜6 (クリーム) (1)組成 表2の組成によりクリームを調製した。
【0022】
【表2】
【0023】(2)調製方法 グリセリンに1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘
導体及び活性物質を均一に分散し、これを精製水10.
0重量%に添加して、超音波照射し、(B)を得る。
(A),(C)を各々80℃にて均一に溶解し、(A)
に(C)を加えて、乳化分散した後、50℃にて(B)
を添加し、30℃まで冷却して調製する。
【0024】(3)特性 各クリームについて諸試験を実施した結果を表3に示
す。
【表3】
【0025】表3に示すごとく、活性物質を単独で配合
した比較例1〜3、1,2−ジフィタノイル−グリセロ
ール誘導体を単独で配合した比較例4、どちらも配合し
なかった比較例5、活性物質と従来のリン脂質を配合し
た比較例6のクリームは、諸特性において充分なる効果
は得られなかった。これに対して、本発明の実施例1〜
7のクリームは、諸特性において顕著な効果が見られ、
活性物質の効果の著しい向上を示した。
【0026】実施例8〜13,比較例7〜12 (ローション) (1)組成 表4の組成によりローションを調製した
【0027】
【表4】
【0028】(2)調製方法 ジプロピレングリコールに、1,2−ジフィタノイル−
グリセロール誘導体及び活性物質を均一に分散し、これ
を精製水10.0重量%に添加して、超音波照射し、
(B)を得る。(A),(C)をそれぞれ常温で混合溶
解し、(A)に(C)を加え、さらに(B)を添加し、
攪拌して調製する。
【0029】(3)特性 各ローションについて諸試験を実施した結果を表5に示
す。表5に示すごとく、活性物質を単独で配合した比較
例7〜9、1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘導
体を単独で配合した比較例10、どちらも配合しなかっ
た比較例11、活性物質と従来のリン脂質を配合した比
較例12のローションは、諸特性において充分なる効果
は得られなかった。これに対して、本発明の実施例8〜
13のローションは、諸特性において顕著な効果が見ら
れ、活性物質の効果の著しい向上を示した。
【0030】
【表5】
【0031】
【発明の効果】上記の如く、本発明の皮膚外用剤が、
1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘導体と活性物
質とを配合することにより、配合せしめた活性物質の効
果を著しく増大させることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/107 R 7329−4C 47/24 E 7433−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(A) 【化1】 で表わされる1,2−ジフィタノイル−グリセロール誘
    導体の少なくとも1つと、活性物質とを含有することを
    特徴とする皮膚外用剤。
JP14824392A 1992-05-13 1992-05-13 皮膚外用剤 Pending JPH05310552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002076506A1 (fr) * 2001-03-28 2002-10-03 Physica S.A.R.L. Utilisation de lipoaminoacides comme promoteurs d'absorption dans une composition pharmaceutique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002076506A1 (fr) * 2001-03-28 2002-10-03 Physica S.A.R.L. Utilisation de lipoaminoacides comme promoteurs d'absorption dans une composition pharmaceutique

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