JPH053110A - ヒユーズ抵抗器のトリミング方法 - Google Patents
ヒユーズ抵抗器のトリミング方法Info
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- JPH053110A JPH053110A JP3180117A JP18011791A JPH053110A JP H053110 A JPH053110 A JP H053110A JP 3180117 A JP3180117 A JP 3180117A JP 18011791 A JP18011791 A JP 18011791A JP H053110 A JPH053110 A JP H053110A
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Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱抵抗膜の抵抗値を正確に設定することが
できるとともに、サージの如き瞬時の過大電圧をそのま
ま通じることができ焼損する虞れのない優れたヒューズ
抵抗器と成すヒューズ抵抗器のトリミング方法を実現す
る。 【構成】 熱衝撃により砕裂する絶縁基板2に、連続し
た過電流の通電によって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜3
を被着し、この発熱抵抗膜3の相対向する一方向の側縁
に1対の取り出し電極41,42を接続したヒューズ抵抗
器1において、上記取り出し電極41,42間における発
熱抵抗膜3の抵抗値が所望する値となるように、上記発
熱抵抗膜3の相対向する他方向の一側縁の両側部で上記
取り出し電極41,42との境界間もしくは境界近傍間の
発熱抵抗膜部分3aを略コ字形状のスリット7により切
断する。
できるとともに、サージの如き瞬時の過大電圧をそのま
ま通じることができ焼損する虞れのない優れたヒューズ
抵抗器と成すヒューズ抵抗器のトリミング方法を実現す
る。 【構成】 熱衝撃により砕裂する絶縁基板2に、連続し
た過電流の通電によって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜3
を被着し、この発熱抵抗膜3の相対向する一方向の側縁
に1対の取り出し電極41,42を接続したヒューズ抵抗
器1において、上記取り出し電極41,42間における発
熱抵抗膜3の抵抗値が所望する値となるように、上記発
熱抵抗膜3の相対向する他方向の一側縁の両側部で上記
取り出し電極41,42との境界間もしくは境界近傍間の
発熱抵抗膜部分3aを略コ字形状のスリット7により切
断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種機器を通じる過大
電流を遮断して回路構成素子を保護するヒューズ抵抗器
において、その抵抗値を精調整するトリミング方法に関
する。
電流を遮断して回路構成素子を保護するヒューズ抵抗器
において、その抵抗値を精調整するトリミング方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機器における回路構成素子を
過大電圧等から保護する保安機構としては、図2に示す
如き本願出願人によるヒューズ抵抗器11が提案されて
いる。
過大電圧等から保護する保安機構としては、図2に示す
如き本願出願人によるヒューズ抵抗器11が提案されて
いる。
【0003】この従来のヒューズ抵抗器11は、アルミ
ナ、フォルステライト、ステアタイト等のセラミックか
らなる板厚0.1〜1.0mmの絶縁基板2に対し、そ
の一方面にルテニウム系ペースト等よりなる発熱抵抗膜
3を被着し、この発熱抵抗膜3の相対向する左右の側縁
に、Ag・Pd系ペースト等の電気的良導体よりなる1
対の取り出し電極41,42を被着形成するとともに、こ
の取り出し電極41,42を絶縁基板2の下端部分の一側
部に導出して外部端子接続部分41a,42aを形成し、
この外部端子接続部分41a,42aに外部端子51,52
をそれぞれハンダ付け等により固着している。そして、
上記外部端子接続部分41a,42a相互間に位置する絶
縁基板部分に、略半円状の切欠部2aを形成し、更に外
部端子接続部分41a,42aを除く取り出し電極41,
42と、発熱抵抗膜3とをホウケイ酸ガラスやビスマス
ガラス等の脱鉛ガラスからなる保護膜6により10μm
〜100μmの厚さで被覆している。
ナ、フォルステライト、ステアタイト等のセラミックか
らなる板厚0.1〜1.0mmの絶縁基板2に対し、そ
の一方面にルテニウム系ペースト等よりなる発熱抵抗膜
3を被着し、この発熱抵抗膜3の相対向する左右の側縁
に、Ag・Pd系ペースト等の電気的良導体よりなる1
対の取り出し電極41,42を被着形成するとともに、こ
の取り出し電極41,42を絶縁基板2の下端部分の一側
部に導出して外部端子接続部分41a,42aを形成し、
この外部端子接続部分41a,42aに外部端子51,52
をそれぞれハンダ付け等により固着している。そして、
上記外部端子接続部分41a,42a相互間に位置する絶
縁基板部分に、略半円状の切欠部2aを形成し、更に外
部端子接続部分41a,42aを除く取り出し電極41,
42と、発熱抵抗膜3とをホウケイ酸ガラスやビスマス
ガラス等の脱鉛ガラスからなる保護膜6により10μm
〜100μmの厚さで被覆している。
【0004】このヒューズ抵抗器11の外部端子51,
52間に連続した過大電圧を印加すると、発熱抵抗膜3
に過電流が流れて急激に発熱して絶縁基板2に熱衝撃を
加えることで切欠部2aの延長線に沿って絶縁基板2が
縦方向に砕裂する。これにより、絶縁基板2に被着形成
された電流経路である発熱抵抗膜3も縦方向に切断さ
れ、発熱抵抗膜3を流れる過電流が遮断され回路構成素
子が保護される。このヒューズ抵抗器11は、鉛、錫等
の合金からなるヒューズの如く印加される電流値と印加
時間とによって溶断特性が大きく変化することのない優
れたものである。
52間に連続した過大電圧を印加すると、発熱抵抗膜3
に過電流が流れて急激に発熱して絶縁基板2に熱衝撃を
加えることで切欠部2aの延長線に沿って絶縁基板2が
縦方向に砕裂する。これにより、絶縁基板2に被着形成
された電流経路である発熱抵抗膜3も縦方向に切断さ
れ、発熱抵抗膜3を流れる過電流が遮断され回路構成素
子が保護される。このヒューズ抵抗器11は、鉛、錫等
の合金からなるヒューズの如く印加される電流値と印加
時間とによって溶断特性が大きく変化することのない優
れたものである。
【0005】然して、このように保安機構として作用す
る上記ヒューズ抵抗器11を電話機等に用いた場合に
は、電話回線等に電力線が接触した場合を想定したCS
AやUL等の安全規格による過電圧試験において、上記
電話機等に対して回路構成素子の定格電圧を上回る連続
した交流電圧が印加されても、上記ヒューズ抵抗器11
はヒューズ抵抗器11が接続された回路構成素子を確実
に保護して上記過電圧試験の合格基準を充足するもので
ある。
る上記ヒューズ抵抗器11を電話機等に用いた場合に
は、電話回線等に電力線が接触した場合を想定したCS
AやUL等の安全規格による過電圧試験において、上記
電話機等に対して回路構成素子の定格電圧を上回る連続
した交流電圧が印加されても、上記ヒューズ抵抗器11
はヒューズ抵抗器11が接続された回路構成素子を確実
に保護して上記過電圧試験の合格基準を充足するもので
ある。
【0006】そして、上記ヒューズ抵抗器11における
発熱抵抗膜3の抵抗値は、所望する電流遮断特性及びこ
のヒューズ抵抗器11が接続される回路のインピーダン
スに適合させるべく、例えば定格抵抗値に対する誤差を
1%以内とすることが要求されている。しかし、ルテニ
ウム系ペースト等を被着して形成される発熱抵抗膜3に
あっては、その厚さが僅かに変わることで抵抗値が大き
く変化することから、定格抵抗値と殆ど誤差のない抵抗
値の発熱抵抗膜3をペースト等の被着手段のみにより得
ることは極めて困難であった。そこで、定格抵抗値と殆
ど誤差のない抵抗値の発熱抵抗膜を得る方法として、抵
抗値を予め小さめに設定した発熱抵抗膜3を被着形成
し、この発熱抵抗膜3の抵抗値を測定しながら少しずつ
切断して所望する抵抗値を得るという、所謂トリミング
作業が行われている。
発熱抵抗膜3の抵抗値は、所望する電流遮断特性及びこ
のヒューズ抵抗器11が接続される回路のインピーダン
スに適合させるべく、例えば定格抵抗値に対する誤差を
1%以内とすることが要求されている。しかし、ルテニ
ウム系ペースト等を被着して形成される発熱抵抗膜3に
あっては、その厚さが僅かに変わることで抵抗値が大き
く変化することから、定格抵抗値と殆ど誤差のない抵抗
値の発熱抵抗膜3をペースト等の被着手段のみにより得
ることは極めて困難であった。そこで、定格抵抗値と殆
ど誤差のない抵抗値の発熱抵抗膜を得る方法として、抵
抗値を予め小さめに設定した発熱抵抗膜3を被着形成
し、この発熱抵抗膜3の抵抗値を測定しながら少しずつ
切断して所望する抵抗値を得るという、所謂トリミング
作業が行われている。
【0007】この具体的なトリミング方法としては、取
り出し電極41,42間における発熱抵抗膜3の抵抗値を
抵抗計等にて測定しながら、図2に示す如く、絶縁基板
2の他側部に位置する発熱抵抗膜3の側縁からレーザト
リミング装置等を使用して、例えば略コ字形状のスリッ
ト7を徐々に形成していき、所望する抵抗値となったと
きに切断を停止するものである。
り出し電極41,42間における発熱抵抗膜3の抵抗値を
抵抗計等にて測定しながら、図2に示す如く、絶縁基板
2の他側部に位置する発熱抵抗膜3の側縁からレーザト
リミング装置等を使用して、例えば略コ字形状のスリッ
ト7を徐々に形成していき、所望する抵抗値となったと
きに切断を停止するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヒューズ抵抗器のトリミング方法にあっては、
確かに発熱抵抗膜の抵抗値は定格抵抗値と殆ど誤差のな
い正確な値となるものの、このようなトリミング方法に
よるヒューズ抵抗器を機器に実装し、この機器に誘導雷
等のサージが印加された場合、本来的にはヒューズ抵抗
器はサージの如き瞬時の過大電圧をそのまま通じるべき
であるが、このヒューズ抵抗器そのものがサージによっ
て損傷してしまうという問題があった。
た従来のヒューズ抵抗器のトリミング方法にあっては、
確かに発熱抵抗膜の抵抗値は定格抵抗値と殆ど誤差のな
い正確な値となるものの、このようなトリミング方法に
よるヒューズ抵抗器を機器に実装し、この機器に誘導雷
等のサージが印加された場合、本来的にはヒューズ抵抗
器はサージの如き瞬時の過大電圧をそのまま通じるべき
であるが、このヒューズ抵抗器そのものがサージによっ
て損傷してしまうという問題があった。
【0009】すなわち、ヒューズ抵抗器11における取
り出し電極41,42間に通常の電圧が印加される場合に
は、発熱抵抗膜3の略コ字形状のスリット7に特に問題
が生じることはない。しかし、これは発熱抵抗膜3に印
加される単位長さ当りの電圧値が小さいからであり、取
り出し電極41,42間にサージの如き1000V程度の
過大電圧が印加された場合には、単位長さ当りの電圧値
が極めて大きなものとなるため、上記スリット7が変位
点となってこの部分の電流密度が高くなり、スリット7
近傍が部分的に焼損する虞れがあった。
り出し電極41,42間に通常の電圧が印加される場合に
は、発熱抵抗膜3の略コ字形状のスリット7に特に問題
が生じることはない。しかし、これは発熱抵抗膜3に印
加される単位長さ当りの電圧値が小さいからであり、取
り出し電極41,42間にサージの如き1000V程度の
過大電圧が印加された場合には、単位長さ当りの電圧値
が極めて大きなものとなるため、上記スリット7が変位
点となってこの部分の電流密度が高くなり、スリット7
近傍が部分的に焼損する虞れがあった。
【0010】そこで、本発明にあっては、回路構成素子
を確実に保護して安全規格に適合する安全性の高いヒュ
ーズ抵抗器の発熱抵抗膜の抵抗値を正確に設定すること
ができるとともに、サージの如き瞬時の過大電圧によっ
て焼損することなく、サージをそのまま通じることがで
きるヒューズ抵抗器のトリミング方法を実現することを
目的とする。
を確実に保護して安全規格に適合する安全性の高いヒュ
ーズ抵抗器の発熱抵抗膜の抵抗値を正確に設定すること
ができるとともに、サージの如き瞬時の過大電圧によっ
て焼損することなく、サージをそのまま通じることがで
きるヒューズ抵抗器のトリミング方法を実現することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明のヒューズ抵抗器のトリミング方法は、熱衝
撃により砕裂する絶縁基板に、連続した過電流の通電に
よって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜を被着し、この発熱
抵抗膜の相対向する一方向の側縁に1対の電極を接続し
てなるヒューズ抵抗器の抵抗値を精調整するヒューズ抵
抗器のトリミング方法において、上記電極間における発
熱抵抗膜の抵抗値が所定の値となるように、上記発熱抵
抗膜における相対向する他方向の一側縁の両側部で上記
電極との境界間もしくは境界近傍間の発熱抵抗膜を切断
することを特徴とするものである。
く、本発明のヒューズ抵抗器のトリミング方法は、熱衝
撃により砕裂する絶縁基板に、連続した過電流の通電に
よって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜を被着し、この発熱
抵抗膜の相対向する一方向の側縁に1対の電極を接続し
てなるヒューズ抵抗器の抵抗値を精調整するヒューズ抵
抗器のトリミング方法において、上記電極間における発
熱抵抗膜の抵抗値が所定の値となるように、上記発熱抵
抗膜における相対向する他方向の一側縁の両側部で上記
電極との境界間もしくは境界近傍間の発熱抵抗膜を切断
することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】電極間における発熱抵抗膜の抵抗値が所定の値
となるように、上記発熱抵抗膜における相対向する他方
向の一側縁の両側部で上記電極との境界間もしくは境界
近傍間の発熱抵抗膜を切断することで、発熱抵抗膜の抵
抗値を正確に設定することができるとともに、電流密度
が高い変位点となるような発熱抵抗膜部分が電極間に存
在しなくなることから、切断された発熱抵抗膜部分を除
く発熱抵抗膜全体に電流密度が略均一に分散してサージ
等の如き瞬時の過大電圧をそのまま通じる。
となるように、上記発熱抵抗膜における相対向する他方
向の一側縁の両側部で上記電極との境界間もしくは境界
近傍間の発熱抵抗膜を切断することで、発熱抵抗膜の抵
抗値を正確に設定することができるとともに、電流密度
が高い変位点となるような発熱抵抗膜部分が電極間に存
在しなくなることから、切断された発熱抵抗膜部分を除
く発熱抵抗膜全体に電流密度が略均一に分散してサージ
等の如き瞬時の過大電圧をそのまま通じる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のヒューズ抵抗器のトリミン
グ方法を示すヒューズ抵抗器の正面図である。図中1は
ヒューズ抵抗器であり、アルミナ、フォルステライト、
ステアタイト等のセラミックからなる板厚0.1〜1.
0mmの絶縁基板2に対し、その一方面に、ルテニウム
系ペースト等よりなる発熱抵抗膜3を被着し、この発熱
抵抗膜3の相対向する左右の側縁に、Ag・Pd系ペー
スト等の電気的良導体よりなる1対の取り出し電極
41,42を被着形成するとともに、この取り出し電極4
1,42を絶縁基板2の下端部分である一側部に導出して
外部端子接続部分41a,4 2aを形成し、この外部端子
接続部分41a,42aに外部端子51,52をそれぞれハ
ンダ付け等により固着している。そして、上記外部端子
接続部分41a,42a相互間に位置する絶縁基板部分
に、略半円状の切欠部2aを形成している。
グ方法を示すヒューズ抵抗器の正面図である。図中1は
ヒューズ抵抗器であり、アルミナ、フォルステライト、
ステアタイト等のセラミックからなる板厚0.1〜1.
0mmの絶縁基板2に対し、その一方面に、ルテニウム
系ペースト等よりなる発熱抵抗膜3を被着し、この発熱
抵抗膜3の相対向する左右の側縁に、Ag・Pd系ペー
スト等の電気的良導体よりなる1対の取り出し電極
41,42を被着形成するとともに、この取り出し電極4
1,42を絶縁基板2の下端部分である一側部に導出して
外部端子接続部分41a,4 2aを形成し、この外部端子
接続部分41a,42aに外部端子51,52をそれぞれハ
ンダ付け等により固着している。そして、上記外部端子
接続部分41a,42a相互間に位置する絶縁基板部分
に、略半円状の切欠部2aを形成している。
【0014】このような構成からなるヒューズ抵抗器1
をレーザトリミング装置に装着し、上記外部端子51,
52に抵抗計を接続して発熱抵抗膜3の抵抗値を測定
し、この抵抗値が所望する定格値となるように、発熱抵
抗膜3における相対向する他方向の上方の一側縁から一
定間隔を有して、上記取り出し電極41,42との境界
間、もしくはこの境界から0.2mm以内の境界近傍部
分に挟まれた発熱抵抗膜部分3aを、略コ字形状のスリ
ット7を切欠形成することにより切断する。
をレーザトリミング装置に装着し、上記外部端子51,
52に抵抗計を接続して発熱抵抗膜3の抵抗値を測定
し、この抵抗値が所望する定格値となるように、発熱抵
抗膜3における相対向する他方向の上方の一側縁から一
定間隔を有して、上記取り出し電極41,42との境界
間、もしくはこの境界から0.2mm以内の境界近傍部
分に挟まれた発熱抵抗膜部分3aを、略コ字形状のスリ
ット7を切欠形成することにより切断する。
【0015】上記スリット7と取り出し電極41,42と
の境界とスリット7との間隔が0.2mmを越えると、
すなわち取り出し電極41,42の少なくとも一方に0.
2mmの幅を越える発熱抵抗膜3が残存すると、各種実
験の結果、この僅かな幅の発熱抵抗膜3であっても、取
り出し電極41,42間にサージ等の過大電圧が印加され
た場合には変位点となって電流密度が高くなることが確
認されている。
の境界とスリット7との間隔が0.2mmを越えると、
すなわち取り出し電極41,42の少なくとも一方に0.
2mmの幅を越える発熱抵抗膜3が残存すると、各種実
験の結果、この僅かな幅の発熱抵抗膜3であっても、取
り出し電極41,42間にサージ等の過大電圧が印加され
た場合には変位点となって電流密度が高くなることが確
認されている。
【0016】上述の如きトリミング作業によって一度で
所望する抵抗値を得るためには、抵抗計の出力を電子計
算機等に入力した上で、まずトリミング前の発熱抵抗膜
3が所望する抵抗値と比較してどの程度抵抗値が小さい
かを求め、この抵抗値の不足分に対応した発熱抵抗膜3
の面積の一部を切断することにより、概ね所望する抵抗
値の発熱抵抗膜3が得られるものである。
所望する抵抗値を得るためには、抵抗計の出力を電子計
算機等に入力した上で、まずトリミング前の発熱抵抗膜
3が所望する抵抗値と比較してどの程度抵抗値が小さい
かを求め、この抵抗値の不足分に対応した発熱抵抗膜3
の面積の一部を切断することにより、概ね所望する抵抗
値の発熱抵抗膜3が得られるものである。
【0017】そして、上述の如きトリミング作業が終了
した後、外部端子接続部分41a,42aを除く取り出し
電極41,42と、発熱抵抗膜3とをホウケイ酸ガラスや
ビスマスガラス等の脱鉛ガラスからなる保護膜6により
10μm〜100μmの厚さで被覆し、これにより露出
した通電部分において生じ易い沿面放電の発生を防止し
ている。
した後、外部端子接続部分41a,42aを除く取り出し
電極41,42と、発熱抵抗膜3とをホウケイ酸ガラスや
ビスマスガラス等の脱鉛ガラスからなる保護膜6により
10μm〜100μmの厚さで被覆し、これにより露出
した通電部分において生じ易い沿面放電の発生を防止し
ている。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、熱
衝撃により砕裂する絶縁基板に、連続した過電流の通電
によって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜を被着し、この発
熱抵抗膜の相対向する一方向の側縁に1対の電極を接続
してなるヒューズ抵抗器の抵抗値を精調整するヒューズ
抵抗器のトリミング方法において、上記電極間における
発熱抵抗膜の抵抗値が所定の値となるように、上記発熱
抵抗膜における相対向する他方向の一側縁の両側部で上
記電極との境界間もしくは境界近傍間の発熱抵抗膜を切
断することで、過大電流から回路構成素子を確実に保護
して安全規格に適合する安全性に優れるヒューズ抵抗器
となることは勿論のこと、発熱抵抗膜の抵抗値を正確に
設定することができるとともに、電流密度が高くなる変
位点となるような発熱抵抗膜部分が電極間に存在しなく
なることから、切断された発熱抵抗膜部分を除く発熱抵
抗膜全体に電流密度が略均一に分散して、サージ等の如
き瞬時の過大電圧が印加された場合であっても焼損する
ことなく、過大電圧をそのまま通じることができるもの
である。
衝撃により砕裂する絶縁基板に、連続した過電流の通電
によって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜を被着し、この発
熱抵抗膜の相対向する一方向の側縁に1対の電極を接続
してなるヒューズ抵抗器の抵抗値を精調整するヒューズ
抵抗器のトリミング方法において、上記電極間における
発熱抵抗膜の抵抗値が所定の値となるように、上記発熱
抵抗膜における相対向する他方向の一側縁の両側部で上
記電極との境界間もしくは境界近傍間の発熱抵抗膜を切
断することで、過大電流から回路構成素子を確実に保護
して安全規格に適合する安全性に優れるヒューズ抵抗器
となることは勿論のこと、発熱抵抗膜の抵抗値を正確に
設定することができるとともに、電流密度が高くなる変
位点となるような発熱抵抗膜部分が電極間に存在しなく
なることから、切断された発熱抵抗膜部分を除く発熱抵
抗膜全体に電流密度が略均一に分散して、サージ等の如
き瞬時の過大電圧が印加された場合であっても焼損する
ことなく、過大電圧をそのまま通じることができるもの
である。
【図1】本発明のトリミング方法によるヒューズ抵抗器
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】従来のトリミング方法によるヒューズ抵抗器を
示す正面図である。
示す正面図である。
1 ヒューズ抵抗器 2 絶縁基板 3 発熱抵抗膜 3a 発熱抵抗膜部分 41,42 取り出し電極 7 スリット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 熱衝撃により砕裂する絶縁基板に、連続
した過電流の通電によって熱衝撃を発生する発熱抵抗膜
を被着し、この発熱抵抗膜の相対向する一方向の側縁に
1対の電極を接続してなるヒューズ抵抗器の抵抗値を精
調整するヒューズ抵抗器のトリミング方法において、上
記電極間における発熱抵抗膜の抵抗値が所定の値となる
ように、上記発熱抵抗膜における相対向する他方向の一
側縁の両側部で上記電極との境界間もしくは境界近傍間
の発熱抵抗膜を切断することを特徴とするヒューズ抵抗
器のトリミング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180117A JPH053110A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヒユーズ抵抗器のトリミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180117A JPH053110A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヒユーズ抵抗器のトリミング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053110A true JPH053110A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16077718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180117A Pending JPH053110A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヒユーズ抵抗器のトリミング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053110A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238708B2 (ja) * | 1983-03-15 | 1990-08-31 | Japan Vilene Co Ltd |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3180117A patent/JPH053110A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238708B2 (ja) * | 1983-03-15 | 1990-08-31 | Japan Vilene Co Ltd |
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