JPH0531227A - パチンコ機の遊技球発射機構 - Google Patents

パチンコ機の遊技球発射機構

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JPH0531227A
JPH0531227A JP20714591A JP20714591A JPH0531227A JP H0531227 A JPH0531227 A JP H0531227A JP 20714591 A JP20714591 A JP 20714591A JP 20714591 A JP20714591 A JP 20714591A JP H0531227 A JPH0531227 A JP H0531227A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機の球送り装置および打球発射装置
の駆動タイミングを可変設定可能にする。 【構成】 可変設定可能な動作時間設定手段49によっ
て設定されたロータリーソレノイド50、球送りタイマ
51、発射数タイマ52、発射タイミングタイマ53の
計時時間(t1 〜t4 )に基づいて、球送り装置10お
よび打球発射装置16の駆動タイミングを制御するタイ
ミング制御手段40を備える駆動制御手段31と、球送
り装置10と、打球発射装置16とからパチンコ機の遊
技球発射機構を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的駆動源を動作さ
せることによって遊技球を供給すると共に、電気的駆動
源を動作させることによって供給された遊技球を弾発す
るパチンコ機の遊技球発射機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機における遊技球発射機
構は球送り装置と打球発射装置と駆動制御手段とから構
成してあり、略々一定の速度で球を弾発できるものであ
る。この球送り機構は、球供給皿に貯留されている遊技
球が供給されると、供給された球の重量によって動作す
る機構が用いられており、打球発射装置へ球を送り出す
タイミングは一定している。また、遊技球を電気的駆動
源によって打球発射装置へ送り出す球送り装置も開発さ
れており、このような球送り装置の電気的駆動源も一定
の動作タイミングを維持するように駆動制御手段が構成
されており、打球発射装置への球供給タイミングが狂う
ことのないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の遊技球
発射機構は動作タイミングを一定に保持することに視点
が置かれているため、球送り装置の球送りタイミングと
打球発射装置の弾発タイミングを可変設定できるように
は構成されていない。そのため、パチンコ機のモデルチ
ェンジを行って、球送り装置の動作構造が変わった場合
には、打球発射装置への球供給に要する時間が異なるた
めに、当該球送り装置に適合した駆動制御手段を用いる
必要が生じ、不経済である。また、球送り装置から発射
位置へ到達した直後の待機球は微動していることが多
く、このような不安定な待機球を弾発すると、打球発射
装置の発射杵の弾発部が球の芯部から逸れるために発射
球の軌道が定まらず、所謂むら飛びの原因となるため、
待機球の発射位置到達から発射杵による弾発までの時間
は長く設定することが望ましい。そこで、球送り装置お
よび打球発射装置の駆動タイミングを可変設定でき、安
定動作の期せるパチンコ機の遊技球発射機構の開発が望
まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み為さ
れたもので、電気的駆動源(例えば電磁石12)を動作
させることによって、パチンコ遊技用の球を発射レール
(13)の発射位置(14)に送り出す球送り装置(1
0)と、電気的駆動源(例えばロータリーソレノイド)
を動作させることによって、上記発射レール(13)の
発射位置(14)に待機する球を弾発し、パチンコ遊技
用の遊技盤の遊技部内へ到達させる打球発射装置(1
6)と、上記球送り装置(10)に駆動電力を供給する
球送り装置駆動制御手段(42)と、上記打球発射装置
(16)に駆動電力を供給する打球発射装置駆動制御手
段(例えばロータリーソレノイド駆動制御手段43と電
力調整手段44)と、上記球送り装置駆動制御手段(4
2)および打球発射装置駆動制御手段(43,44)に
よる駆動電力供給タイミングを制御することによって、
球送り装置(10)および打球発射装置(16)の駆動
タイミングを制御するタイミング制御手段(40)と、
上記タイミング制御手段(40)が球送り装置駆動制御
手段(42)および打球発射装置駆動制御手段(43,
44)を制御するタイミングを可変設定する動作タイミ
ング設定手段(例えば動作時間設定手段49)と、を備
えるものとした。
【0005】
【作用】動作タイミング設定手段を可変設定することに
よって、タイミング制御手段が球送り装置駆動制御手段
を制御するタイミングを可変させ、球送り装置の電気的
駆動源を動作させるタイミングを設定変更できる。動作
タイミング制御手段を可変設定することによって、タイ
ミング制御手段が打球発射装置駆動制御手段を制御する
タイミングを可変させ、打球発射装置の電気的駆動源を
動作させるタイミングを設定変更できる。
【0006】
【実施例】次に、本発明に係るパチンコ機の打球発射装
置を備えるパチンコ機1を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
【0007】パチンコ機1は図1に示すように、中空箱
枠状の機枠2の前面開口部に前面枠3を開閉可能に設け
たものである。そして、該前面枠3の金枠によって囲ま
れる窓部の上部を後方から塞ぐように遊技盤(図示省
略)を配設し、この遊技盤の遊技部内へ遊技媒体たる遊
技球を発射した際に、該遊技盤に設けた各種入賞具や変
動入賞装置等に遊技球が入賞することで、賞球が得られ
るパチンコ遊技を行えるようにしてある。また、上記遊
技盤の盤面を視認可能な所定位置にガラス4を保持する
ガラス枠5を前面枠3の窓部上部を閉塞し得る位置へ開
閉可能に設け、更にその下方部には前面パネル6を開閉
可能に設け、前面枠3の窓部がガラス枠5及び前面パネ
ル6によって閉塞されるようにしてある。なお、これら
ガラス枠5もしくは前面パネル6が開成状態にある場
合、金枠スイッチ(図示省略)がオン状態となって、当
該状態を検知できるようにしてある。
【0008】上記前面パネル6の前面側適所には、後述
する打球発射機構へ供給する球を貯留するための球供給
皿7を設けると共に、その直下方適所には球受皿8を設
けてあり、球供給皿7に貯留しきれずに溢れた球が、図
示を省略した裏機構盤(前面枠3の裏面側に設けられる
もので、賞球排出機構や入賞球処理機構等が設けられ
る)に形成した分配樋を介して球受皿8へ導かれる。ま
た、球受皿8に球を排出できない状態となって、分配樋
内に球が溢れると、分配樋内の適所に設けたオーバーフ
ロースイッチ(図示省略)がオン状態となって、当該状
態を検知できるようにしてある。
【0009】上記球供給皿7に貯留された球は、球供給
口9から前面パネル6の裏面側に位置する球送り装置1
0へ供給される(図3参照)。該球送り装置10に供給
された球は、球の流下を阻止する第1状態にある球受部
材11に当接して停止する。そして、上記球受部材11
の上方適所に配設した電気的駆動源たる電磁石12に通
電することにより、該電磁石12に球受部材11が吸着
されると、球受部材11の球受部11aが球を受け入れ
可能な第2状態に変換される。斯くして第2状態に変換
された球受部材11の球受部11aに球が受け入れられ
るのである。その後電磁石12への通電が停止される
と、球受部11aに球を受け入れた状態で、球受け部材
11は第1状態に復帰し、この球受部材11によって下
方に導かれた球は図示を省略した球通過路を経て、遊技
盤の遊技部内への弾球路を形成するガイドレール(図示
省略)と連通する発射レール13の発射位置14へ至る
のである。なお、当該球受部材11に受け入れられた球
の後方に位置していた球は、球受部材によって停止させ
られ、再び球受部材11が第2状態に変換されるまで待
機している。なお、球送り装置10における電気的駆動
源は電磁石12に限らず、ソレノイドやモータ等を駆動
源として用いてもよい。
【0010】上記のようにして、発射レール13の発射
位置14に至った待機球は、操作ハンドル15を遊技者
が操作することによって動作する打球発射装置16によ
って弾球される。この打球発射装置16は、取付基板1
7に固定したロータリーソレノイド18の出力軸19に
発射杵20を固着したものである。また、発射杵20の
回動範囲を規制する第1杵受け部材21と第2杵受け部
材22とを取付基板17に設けてあり、上記発射杵20
の弾発部21aが後方回動して発射レール13から離隔
して待機する第1状態において発射杵20の柄部20b
が第1杵受け部材21に当接し(第6図中実線で示
す)、発射杵20の弾発部20aが発射レール13の発
射位置14に臨む第2状態において発射杵20の杵部2
0bが第2杵受け部材22に当接する(第6図中破線で
示す)ようにしてある。
【0011】打球発射装置16の電気的駆動源たるロー
タリーソレノイド18は、例えば4つの磁極発生部(第
1磁極発生部23a,第2磁極発生部23b,第3磁極
発生部23c,第4磁極発生部23d)を円環状に略々
等間隔に形成した固定子24と、この固定子24の各磁
極発生部23a〜23dに夫々整合する吸着部(第1吸
着部25a,第2吸着部25b,第3吸着部25c,第
4吸着部25d)を上記出力軸19の周部に形成して成
る回転子26とを備え、この回転子26が固定子24に
接触することなく固定子24内の空部で回動可能なよう
に、出力軸19を軸着したものである。そして、固定子
24の磁極発生部23a〜23dに通電することで、第
1〜第4磁極発生部23a〜23dのコイルから磁界が
発生し、磁性材製の第1〜第4吸着部24a〜24dに
吸着力が作用する。
【0012】しかして、発射杵20が第1杵受け部材2
1に当接している第1状態においては、第1吸着部25
aには第1磁極発生部23aの吸着力が、第2吸着部2
5baには第2磁極発生部23bの吸着力が、第3吸着
部25cには第3磁極発生部23cの吸着力が、第4吸
着部25dには第4磁極発生部23dの吸着力が夫々作
用するように、第1〜第4磁極発生部23a〜23dと
第1〜第4吸着部25a〜25dとの位置関係を調整し
た回動開始可能状態(図7参照)となるようにしてあ
る。したがって、固定子24に通電した場合、回転子2
6は第1状態の発射杵20を第2状態に変換させる方向
へ確実に回転を開始する。
【0013】上記のようにして回転を開始した回転子2
6は、第1〜第4吸着部25a〜25dが固定子24の
第1〜第4磁極発生部23a〜23dと夫々相対する整
合状態(図8参照)よりも更に回転し、発射杵20が第
2杵受け部材22に衝突した際には過剰回動状態(図9
参照)となる。なお、固定子24の各磁極発生部23a
〜23dへの通電は、後に詳述するように、回転子26
の各吸着部25a〜25dが回動開始可能状態から整合
状態に達する前に停止するので、回転子26が整合状態
から過剰回動状態に達する間に、固定子24から逆方向
(発射杵20を第1状態へ戻す方向)の力を受けること
がない。よって、発射杵20は回転速度が著しく減殺さ
れることなく第2状態に至るのである。
【0014】そして、第2状態に到達した発射杵20
は、弾発部20aによって発射レール13の発射位置1
4に待機している球を弾発して、再び第1状態へと回動
復帰する。ここで、発射杵20の柄部20bは、出力軸
19に固着される基端部20cに対して弾発部20a側
にのみ延出する形状としてあり、第1杵受け部材21と
第2杵受け部材22とによって規制される回動範囲にお
いては、自作用的に発射杵20を第1状態に付勢する付
勢手段として機能する。したがって、第2杵受け部材2
2に衝突して一旦停止した発射杵20は、外力を作用さ
せることなく、自作用的に第1状態へ復帰する。なお、
発射杵20を第1状態へ速やかに復帰させるためには、
柄部20bに適度な重量を与えると共に、中軟性ゴム等
の比較的弾性係数の高い素材で第2杵受け部材22を形
成すればよい。また、第1杵受け部材21は弾性係数が
低く、且つ良好な緩衝作用の期せる素材から形成するも
のとし、第1状態に復帰した発射杵20が第1杵受け部
材21に反発されて、再び第2状態へ至る方向に回動す
ることがないようにする。
【0015】さらに、発射杵20の第1状態時において
回転子26が回動開始可能状態となり、発射杵20の第
2状態時において回転子26が過剰回動状態となるよう
に、発射杵20と出力軸19との固着関係を一定に保持
すべく、例えば出力軸19の周部を切欠して嵌合部27
を形成すると共に、該嵌合部27と嵌合し得る所用形状
の嵌合孔28を発射杵20の基端部20cに穿設し、こ
れら嵌合部27と嵌合孔28より成る嵌着手段によって
発射杵20を出力軸19に嵌めた状態で、出力軸19の
軸端部に形成したネジ溝へナットを螺着し、発射杵20
を出力軸19に固着するものとしてある。斯くすること
によって、ロータリーソレノイドの固定子24と回転子
26と発射杵20との位置関係を一定に保持した状態で
組み付けることができ、打球発射装置16の製造作業を
容易に行うことが可能であると共に、装置自体の信頼性
の高いものとすることができる。なお、本実施例におい
ては、嵌合部27を対称な形状としたので、発射杵20
を延出させる方向を特定するための指標部29(ポンチ
穴等)を付すものとしてある。また、固定子24、回転
子26および発射杵20等を組み付ける際には、滑動性
の良好なスペーサやシーリング材等を介在させる。
【0016】一方、図面に示す実施例においては、第2
杵受け部材22をホルダ30に保持させるものとしてあ
り、取付基板17に対して左右方向にスライド可能なホ
ルダ30を適宜に位置調節することで、発射杵20の回
動可能範囲を微調整でき、発射杵20の第2状態到達位
置を若干変化させることで、待機球を弾発する弾発力を
強めたり弱めたりできる。また、図10及び図11に示
すように、固定子24を回転子26に対して変化させる
ことで、ロータリーソレノイド18の固定子24と回転
子26との位置関係を微調整できるようにしてもよい。
また、打球発射装置16の電気的駆動源はロータリーソ
レノイド18に限らず、例えばプランジャタイプのリニ
ヤソレノイド等を電気的駆動源として用いてもよい。
【0017】次に、上記球送り装置10および打球発射
装置16に駆動用の電力を供給する駆動制御手段31を
図12のブロック図に基づいて説明する。この駆動制御
手段31は、上記球送り装置10及び打球発射装置16
と共に遊技球発射機構を構成するものである。
【0018】駆動制御手段31は、操作ハンドル15に
遊技者が触れることでタッチプレート32より出力され
るタッチ信号と、操作ハンドル15が回動されることで
オンさせられる起動スイッチ33より出力される起動信
号とが入力されている間に限って、球送り装置10及び
打球発射装置16への駆動出力を行うと共に、前述した
オーバーフロースイッチ34よりのオーバーフロー検出
出力信号、金枠スイッチ35よりの開放検出信号、およ
び当該遊技店における各パチンコ機1…を統括的に管理
する管理装置36よりの打止め信号の何れかが入力され
ると、球送り装置10及び打球発射装置16への駆動出
力を停止する。
【0019】まず、タッチプレート32より出力された
タッチ信号は、駆動制御手段31内のタッチ検出手段3
7に入力され、該タッチ信号が入力されることに基づい
て、タッチ検出手段は第1起動可能信号を起動停止判定
手段39へ出力する。なお、タッチ検出手段37には感
度調整手段37aを設けてあり、タッチプレート32よ
り入力されるタッチ信号の検出感度を調整可能なように
してある。
【0020】また、起動スイッチ33より出力された起
動信号は発射停止手段39に入力され、該起動信号が入
力されることに基づいて、発射停止手段39は第2起動
信号を起動停止判定手段38へ出力する。なお、上記発
射停止手段39にはオーバーフロー検出出力信号、開放
検出信号、打止め信号が入力されるものとしてあり、何
れかの信号出力が発射停止手段39に入力されている間
には、起動スイッチ33より起動信号が入力されていて
も、第2起動信号の出力が規制されるようにしてある。
【0021】上記のようにして、タッチ検出手段37よ
りの第1起動可能信号および発射停止手段よりの第2起
動可能信号が同時に入力されると、起動停止判定手段3
8はタイミング制御手段39へ起動可能信号を出力する
と共に、表示制御手段41へ起動中信号を出力する。
【0022】そして、起動可能信号が入力されたタイミ
ング制御手段40は、所定のタイミングで球送り装置駆
動制御手段42およびロータリーソレノイド駆動制御手
段43へ駆動指令を出力し、球送り駆動制御手段42よ
り球送り装置10の電磁石12へ駆動電流が所定のタイ
ミングで所定時間供給されると共に、ロータリーソレノ
イド駆動制御手段43より電力調整手段44を介して打
球発射装置16のロータリーソレノイド18へ駆動電流
が所定のタイミングで所定時間供給される。
【0023】一方、起動停止判定手段38より起動中信
号が入力された表示制御手段は、前面枠3の適所に設け
た発射表示器45へ表示出力し、この発射表示器45を
点灯(あるいは点滅)表示させることによって、当該パ
チンコ機1の打球発射装置16による球発射動作が行わ
れていることを示すのである。また、表示制御手段41
にはオーバーフロースイッチ33よりのオーバーフロー
検出出力信号、金枠35よりの開放検出信号、管理装置
よりの打止め信号が入力されるものとしてあり、表示器
制御手段41は入力された各信号に応じて、オーバーフ
ロー表示器46、金枠開放表示器47、打止め表示器4
8へ表示出力し、当該パチンコ機1の球送り装置10及
び打球発射装置16が駆動停止された際の停止条件を可
視表示するのである。
【0024】駆動制御手段31より打球発射装置16の
ロータリーソレノイド18へ供給されるパルス波形は、
図13のタイミングチャートに示す如く、発射杵20が
第1状態から第2状態への変換を開始して、ロータリー
ソレノイド18の固定子24と回転子26とが整合する
位置に到達するよりも短いt2 時間だけオンするものと
してある。このt2 時間は、ロータリーソレノイド18
の駆動力や発射杵20の付勢手段として機能する柄部2
0bの重量等に応じて、動作時間設定手段49によって
予め設定しておくものである。
【0025】動作タイミング設定手段たる動作時間設定
手段49は、例えば図14及び図15に示すように、電
源端子と接地端子との間に抵抗RとダイオードDとを直
列に接続し、これら抵抗RとダイオードDとの接続点よ
り信号出力を得られるように構成したデータ出力基本単
位を適数備えるもので、各データ出力基本単位における
ダイオードDの接続方向を異ならしめることにより、抵
抗DとダイオードDとの接続点より得られる信号レベル
を変化させ(ダイオードDのカソードを抵抗D側に接続
した場合には信号レベルがハイ、ダイオードDのカソー
ドを接地端子側に接続した場合には信号レベルがロ
ー)、これらデータ出力基本単位より得られる信号レベ
ルの組み合わせによって構成した動作時間設定用のデー
タを、ロータリーソレノイドタイマ50(t2 を計
時)、球送りタイマ51(t1 を計時)、発射タイマ数
52(t3 を計時)、発射タイミングタイマ53(t4
を計時)へ夫々供給するのである。
【0026】これらデータ出力基本単位から各タイマへ
供給されるハイレベルの出力を“1”、ローレベルの出
力を“0”とすると、例えば発射タイミングタイマ53
へは「11010」のデータ信号が供給されることとな
る。なお、図14においては図示を省略したが、ロータ
リーソレノイドタイマ50、球送りタイマ51、発射数
タイマ52へも同様にしてデータ信号が供給され、この
データ信号に基づいて各タイマの計時時間が設定され
る。
【0027】また、動作時間設定手段49より各タイマ
へ供給する“1”“0”信号の出力手段は上記の構成に
限らず、例えば図16に示すように、第1抵抗R1と第
2抵抗R2とを電源端子と接地端子との間に直列接続
し、接地端子側の第2抵抗R2の抵抗値を第1抵抗R1
の抵抗値よりも高く設定することによってハイレベルの
信号出力を得る(図16(a)参照)と共に、第2抵抗
R2の抵抗値を第1抵抗R1の抵抗値よりも低く設定す
ることによってローレベルの信号出力を得る(図16
(b)参照)ように構成してもよい。さらに、図17に
示すように、第1抵抗R1と第2抵抗R2との間にディ
ップスイッチDSを介在させ、このディップスイッチD
Sを予め開閉設定しておくことによって、“1”“0”
信号を得るよう構成にしてもよい。なお、図17に示す
実施例においては、第1抵抗R1の抵抗値よりも第2抵
抗R2の抵抗値を低く設定し、第1抵抗R1とディップ
スイッチDSとの間から信号出力させるものとしてある
が、第1抵抗R1の抵抗値よりも第2抵抗R2の抵抗値
を高く設定し、ディップスイッチDSと第2抵抗R2と
の間から信号出力させてもよい。
【0028】なお、上記したロータリーソレノイドタイ
マ50、球送りタイマ51、発射数タイマ52、発射タ
イミングタイマ53はタイミング制御手段40等と併せ
てマイクロコンピュータで構成することから、動作時間
設定手段49よりデータ信号を各タイマへ供給するもの
としたが、発射タイミング設定手段はこれに限定される
ものではない。例えば、予め設定した一定時間毎に目盛
りを設けておき、この目盛りにダイヤルを合わせること
で可変設定できるように構成してもよい。また、駆動制
御手段31に設けた可変設定スイッチ等を直接操作する
ことなく、外部からリモコンで遠隔操作できるように構
成してもよい。
【0029】上記のようにして動作時間設定手段49よ
り供給されたデータ信号に基づいて計時時間が設定され
たロータリーソレノイドタイマ50、球送りタイマ5
1、発射数タイマ52及び発射タイミングタイマ53
は、例えば上記タイミング制御手段40より計時指令が
入力された際に所定の時間(t1 〜t4 )を計時し、各
タイマがタイムアップすると計時終了信号をタイミング
制御手段40へ出力する。そして、これら計時時間t1
〜t4 に基づいて、タイミング制御手段40は球送り装
置10の電磁石12及び打球発射装置16のロータリー
ソレノイド18への通電制御を行うのである。
【0030】上記した構成の球送り装置10及び打球発
射装置16への通電タイミングを図18(a)のタイミ
ングチャートによって説明する。球送り装置駆動制御手
段42は、装置電源54より電源回路55を介して所定
電圧の直流に変換されて供給される駆動電力を、タイミ
ング制御手段40からの制御指令に基づいて、t1 時間
だけ球送り装置10の電磁石12へ供給すると共に、こ
の駆動電力供給開始からt3 時間経過毎に同様の駆動電
力供給を繰り返す。また、ロータリーソレノイド駆動制
御手段43は、タイミング制御手段40からの制御指令
に基づいて、上記球送り装置駆動制御手段42の駆動電
力供給開始からt4 時間経過後にt2 時間だけ打球発射
装置16のロータリーソレノイド18へ駆動電力を供給
すると共に、このロータリーソレノイド18への電力供
給開始からt3 時間経過毎に同様の駆動電力供給を繰り
返す。
【0031】ここで、発射タイミングタイマ53が計時
する時間t4 は、発射数タイマ52が計時する時間t3
と球送りタイマ51が計時する時間t1 との加算値より
も若干長い時間に設定してあるが、これは球送り装置1
0の構造に起因するもので、上述した如く、球送り装置
10の電磁石12がオンすることで第2状態に変換され
た球受部材11に球が受け入れられ、この球は電磁石1
2がオフになることで第1状態に復帰する球受部材11
によって下方に導かれ、適宜な球通過路を経て発射レー
ル13の発射位置14へ至る。したがって、電磁石12
がオンしてから球が発射位置14へ至るまでには所定時
間を要するために、電磁石12を駆動させてから適宜な
遅延時間の後にロータリーソレノイド18を駆動させる
のである。このように、電磁石12及びロータリーソレ
ノイド18への通電タイミングを制御すると、発射位置
14に到達した待機球を安定させるための所定時間経過
後に弾発動作が行われると共に、弾発動作の終了直後に
再び待機球が発射位置14へ供給され、次の弾発動作ま
でに十分な時間を確保できるのである。
【0032】なお、球送り装置の構造は上記実施例の構
造に限定されるものではなく、例えば球送りソレノイド
がオン動作する毎に待機球を発射位置14へ供給するよ
うに構成した球送り装置でもよく、斯かる球送り装置1
0を用いた場合の通電タイミングは図18(b)に示す
ようにする。すなわち、発射タイミングタイマ53が計
時する時間t4 とロータリーソレノイドタイマ50が計
時する時間t2 との加算値を、発射数タイマ52が計時
する時間t3 に略々等しく設定することで、発射位置1
4の待機球を弾発した直後に、後続の待機球が発射位置
14に供給され、この新たな待機球が発射位置14で安
定するのに必要十分な時間が経過した時点で、再び打球
発射装置16による弾発動作が行われるのである。な
お、以下の通電タイミングに関する動作制御の説明にお
いては、図18(b)のタイミングで球送り装置10及
び打球発射装置16へ駆動電力を供給するものとしてあ
る。
【0033】上記した球送り装置10及び打球発射装置
16の駆動タイミングの制御を行うタイミング制御手段
40は、第1起動可能信号と第2起動可能信号が共に入
力されている起動停止判定手段38より起動可能信号が
供給されることに基づいて、球送り装置駆動制御手段4
2への球送りソレノイド駆動指令信号およびロータリー
ソレノイド駆動制御手段43へのロータリーソレノイド
駆動指令信号のオン・オフ制御を行う。したがって、タ
ッチプレート32よりのタッチ信号もしくは起動スイッ
チ33よりの起動信号が駆動制御手段31へ入力されて
いない場合、オーバーフロー34よりのオーバーフロー
検出信号、金枠スイッチ35よりの金枠開放信号もしく
は管理装置よりの打止め信号の何れかが駆動制御手段3
1へ入力されている場合には、駆動制御手段31による
球送り装置10及び打球発射装置16の駆動が停止され
る。
【0034】しかし、球送り装置10および打球発射装
置16の駆動制御は、タッチ信号と起動信号の同時入力
に限らず、例えばタッチ検出手段37よりの第1起動可
能信号と発射停止手段39よりの第2起動可能信号とに
基づいて、タイミング制御手段40が球送りソレノイド
駆動指令信号およびロータリーソレノイド駆動指令信号
のオン・オフ制御を行うようにしてもよい。例えば、図
19に示すタイミングチャートにおいては、誤って遊技
者の手が操作ハンドル15のタッチプレート32から短
時間だけ離れてしまったり、タッチ感度が悪いために一
瞬タッチ信号が停止してしまうような場合を考慮して、
第1起動可能信号停止後も1回に限定して、球送りソレ
ノイド駆動指令信号を出力するようにしてある。斯くす
ることによって、球送り装置10による待機球の供給が
スムースに行われ、遊技者の不本意な打球発射動作の停
止が為されることを防げる。また、図20に示すタイミ
ングチャートにおいては、球発射動作が規制される状態
にあることを示す第2起動可能信号がオフとなった場合
には、球送りソレノイド駆動指令信号の出力を速やかに
停止し、球送り装置10も打球発射装置16も作動させ
ないようにする。なお、球送りソレノイド駆動指令信号
を出力するか否かの判定は、例えばロータリーソレノイ
ド駆動指令信号がローレベルに反転した時点で行うもの
としてあり、第2起動可能信号がハイレベルに反転した
時点で球送りソレノイド駆動指令信号の出力を再開す
る。
【0035】上記のようにして、タイミング制御手段4
0よりロータリーソレノイド駆動指令信号が入力される
ことに基づいて、ロータリーソレノイド駆動制御手段4
3は電源回路55よりの駆動電力をt2 時間だけ電力調
整手段44へ供給し、この電力調整手段44によって供
給電力を微調整して打球発射装置16へ供給するのであ
る。すなわち、ロータリーソレノイド駆動制御手段43
と電力調整手段44とによって、打球発射装置16に駆
動電力を供給する打球発射装置駆動制御手段が構成され
るのである。なお、本実施例における電圧調整手段44
は、例えばPWM(Pulse Width Modu
lation)方式によってデューティー比を異ならし
め、打球発射装置16への供給電力を調整するものとし
てある。また、このPWM方式の電圧調整制御を行うた
めのスイッチング動作は、電圧/周波数コンバータ56
より供給されるパルス信号のオン時間およびオフ時間に
基づいて行う(図21参照)。
【0036】上記電圧/周波数コンバータ56のパルス
出力は、例えば初期値可変手段57及び可変調整手段5
8によって調整できるようにしてある。上記可変調整手
段58は、例えば遊技者が操作ハンドル15の回動量を
変化させることで操作可能なように構成してあり、この
操作ハンドル15の回動範囲の略々中間点において、電
力調整手段44が出力A(図21)を打球発射装置16
へ供給されるように、初期値可変手段57を調整してあ
る。そして、出力Aでは打球の発射勢が強い場合には操
作ハンドル15の回動量を少なくすることでデューティ
ー比の低い駆動出力(例えば出力B)に、出力Aよりも
大なる発射勢を得たい場合には操作ハンドル15の回動
量を多くすることでデューティー比の高い駆動出力(例
えば出力C)に、夫々可変調整することができる。
【0037】なお、電力調整手段44より打球発射装置
16へ供給する駆動出力の調整を行うための操作ハンド
ル15の回動量は、ロータリーソレノイド18の回転駆
動力や駆動時間、負荷(主に発射杵20の付勢手段たる
柄部20aの重量)に応じて定まり、発射杵20の重量
とロータリーソレノイド18のオン時間とに基づく操作
ハンドル15の回動範囲量との関係は、下表の如くな
る。
【0038】
【表1】
【0039】ここで、操作ハンドル15の回動範囲量が
少ないと、飛距離の微妙な調整が困難であるため、操作
ハンドル15の回動範囲量は比較的多めに設定しておく
ことが望ましい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ンコ機の遊技球発射機構においては、動作タイミング設
定手段を可変設定することによって、タイミング制御手
段が球送り装置駆動制御手段を制御するタイミングを可
変させ、球送り装置の電気的駆動源を動作させるタイミ
ングを設定変更できると共に、動作タイミング制御手段
を可変設定することによって、タイミング制御手段が打
球発射装置駆動制御手段を制御するタイミングを可変さ
せ、打球発射装置の電気的駆動源を動作させるタイミン
グを設定変更できる。したがって、単位時間当たりの遊
技球発射数を自在に設定変更することができると共に、
打球発射装置の電気的駆動源の駆動時間を調整すること
で、打球の発射勢をも随意に変更することができる。ま
た、球送り装置と打球発射装置の構造に応じた両者の駆
動タイミングを設定することにより、球送り装置より送
り出された球が発射位置に到達してから発射杵による弾
発までの時間を長く設定することが可能となり、発射位
置に到達した待機球が安定した状態で弾球させることが
できるので、安定動作の期せるパチンコ機の遊技球発射
機構を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の斜視図である。
【図2】前面枠に取り付けられた発射レールを示す斜視
図である。
【図3】球送り装置の正面図である。
【図4】打球発射装置の分解斜視図である。
【図5】打球発射装置の裏面側斜視図である。
【図6】打球発射装置の正面図である。
【図7】回転子の吸着部と固定子の磁極発生部が回動開
始可能状態にある打球発射装置の一部欠截正面図であ
る。
【図8】回転子の吸着部と固定子の磁極発生部が整合状
態にある打球発射装置の一部欠截正面図である。
【図9】回転子の吸着部と固定子の磁極発生部が過剰回
動状態にある打球発射装置の一部欠截正面図である。
【図10】発射杵の第1状態時に、回転子の吸着部と固
定子の磁極発生部とが回動開始可能状態から外れた打球
発射装置の正面図である。
【図11】図10における回転子と固定子とを回動開始
可能状態に調整した打球発射装置の正面図である。
【図12】駆動制御手段の構成概略を示すブロック図で
ある。
【図13】ロータリーソレノイドへの通電タイミングと
発射杵の回動操作を示すタイミングチャートである。
【図14】タイマ設定用のデータ信号を生成する動作時
間設定手段の一部の構成概略を示す回路図である。
【図15】動作時間設定手段における実体配線の概略を
示す外観斜視図である。
【図16】(a)はハイレベルの信号を出力するデータ
出力基本単位を第1抵抗と第2抵抗とによって構成した
回路図である。 (b)はローレベルの信号を出力するデータ出力基本単
位を第1抵抗と第2抵抗とによって構成した回路図であ
る。
【図17】(a)はハイレベルの信号を出力するデータ
出力基本単位を第1抵抗と第2抵抗とディップスイッチ
とによって構成した回路図である。 (b)はローレベルの信号を出力するデータ出力基本単
位を第1抵抗と第2抵抗とディップスイッチとによって
構成した回路図である。
【図18】(a)電磁石のオン動作から球が発射位置に
到達するまでに遅延時間が生ずる球送り装置を使用した
場合における、球送り装置および打球発射装置への通電
タイミングを示すタイミングチャートである。 (b)球送りソレノイドのオン動作から球が発射位置に
到達するまでに殆ど遅延時間を生じない球送り装置を使
用した場合における、球送り装置および打球発射装置へ
の通電タイミングを示すタイミングチャートである。
【図19】第1起動可能信号がオフになった場合におけ
る球送りソレノイド駆動指令信号とロータリーソレノイ
ド駆動指令信号の出力停止タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図20】第2起動可能信号オフになった場合における
球送りソレノイド駆動指令信号とロー他紙ソレノイド駆
動指令信号の出力停止タイミング及び出力開始タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図21】ロータリーソレノイド駆動制御手段からの出
力信号と、電圧/周波数コンバータからの出力信号とに
基づく、電圧調整手段から打球発射装置への駆動出力を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 球送り装置 12 電磁石 13 発射レール 14 発射位置 16 打球発射装置 18 ロータリーソレノイド 42 球送り装置駆動制御手段 43 ロータリーソレノイド駆動制御手段 44 電力調整手段 49 動作時間設定手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気的駆動源を動作させることによっ
    て、パチンコ遊技用の球を発射レールの発射位置に送り
    出す球送り装置と、 電気的駆動源を動作させることによって、上記発射レー
    ルの発射位置に待機する球を弾発し、パチンコ遊技用の
    遊技盤の遊技部内へ到達させる打球発射装置と、 上記球送り装置に駆動電力を供給する球送り装置駆動制
    御手段と、 上記打球発射装置に駆動電力を供給する打球発射装置駆
    動制御手段と、 上記球送り装置駆動制御手段および打球発射装置駆動制
    御手段による駆動電力供給タイミングを制御することに
    よって、球送り装置および打球発射装置の駆動タイミン
    グを制御するタイミング制御手段と、 上記タイミング制御手段が球送り装置駆動制御手段およ
    び打球発射装置駆動制御手段を制御するタイミングを可
    変設定する動作タイミング設定手段と、 を備えることを特徴とするパチンコ機の遊技球発射機
    構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159649A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Asama Seisakusho:Kk パチンコ機の弾球発射装置
JP2002159646A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Asama Seisakusho:Kk パチンコ機の弾球発射装置
JP2009136352A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機

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