JPH0531367U - 二重積分型アナログ/デイジタル変換器 - Google Patents

二重積分型アナログ/デイジタル変換器

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JPH0531367U
JPH0531367U JP8673991U JP8673991U JPH0531367U JP H0531367 U JPH0531367 U JP H0531367U JP 8673991 U JP8673991 U JP 8673991U JP 8673991 U JP8673991 U JP 8673991U JP H0531367 U JPH0531367 U JP H0531367U
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JP8673991U
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Inventor
聡 森
Original Assignee
日本電気エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重積分型A/D変換器における変換時間の
短縮と、制御ロジック回路の簡略化を可能にする。 【構成】 被測定電圧1がスイッチ2Aを介して入力さ
れる被測定電圧積分器14と、基準電圧発生回路4の基
準電圧がスイッチ2Bを介して入力される基準電圧積分
器12と、この基準電圧積分器12の出力が入力される
積分器13と、この積分器13と被測定電圧積分器14
の出力を加算する加算器5と、この加算器5の出力のゼ
ロクロスを検出するコンパレータ6と、このゼロクロス
の間だけクロックを計数し、その計数値に応じたディジ
タル値を出力するカウンタ7と、スイッチ2A,2B及
びカウンタ7を制御する制御ロジック回路とで構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアナログからディジタルへの変換時間の短縮化を可能にした二重積分 型アナログ/ディジタル(A/D)変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、A/D変換器として、二重積分型A/D変換器が提供されている。図3 はその一例であり、被測定電圧1と、基準電圧発生回路4で発生された逆極性の 基準電圧とをスイッチ11で切り替えて積分器3に入力し、積分した出力をコン パレータ6において0vを横切る瞬間を感知する。このコンパレータ6の出力に より、カウンタ7は発振回路8からのクロックを計数し、その計数値に応じたデ ィジタル変換値出力10を出力する。又、カウンタ7及びスイッチ11は制御ロ ジック回路9により制御される。
【0003】 即ち、先ず被測定電圧1をスイッチ11を通して積分器3に入力し、ある一定 時間後にスイッチ11により積分器3の入力を基準電圧発生回路4側に切り替え る。この基準電圧発生回路4から出力される基準電圧は、被測定電圧1と逆極性 であるため、その後、積分器3の出力電圧が再び元の値となるまでの時間を発振 回路8からのクロックによりカウンタ7で計数し、ディジタル値10に変換する 。
【0004】 ここで、積分器3の出力電圧をVout 、積分器3の入力電圧をVinとおくと、 積分器3の出力電圧は、次式で与えられる。 Vout =1/C・∫Vindt 但し、Cは積分器3の内部の抵抗値及びコンデンサの容量により決まる定数で ある。 即ち、積分器3は入力電圧の大きさに比例して出力電圧が時間とともに一定の 割合で増加又は減少する。例えば、図4に積分器3の出力電圧の変化を示すよう に、t2 の間は被測定電圧1を積分器3に入力したときの出力電圧であり、t3 の間は基準電圧を積分器3に入力したときの出力電圧である。 ここで、t2 の時間は一定なので、被測定電圧の大きさに比例して積分器3の 最大出力電圧が決まる。又、t3 の間の積分器3出力電圧の傾きは被測定電圧1 に無関係に一定である。したがって、t3 の時間をカウンタ7で計測することに より、被測定電圧1に対応したディジタル変換値出力10が得られる。
【0005】 又、制御ロジック回路9は、t2 の開始点でのカウンタ7の計数開始と、t2 の終了点での積分器入力スイッチ11の切替えと、カウンタ7リセット後の再計 数開始と、t3 の終了点でカウンタ7の計数停止とを制御する。この制御は、コ ンパレータ6からの情報に基づいて行い、コンパレータ6は積分器3の出力電圧 が0vを横切る瞬間を感知し、t2 の開始点及びt3 の終了点を検出する。 ここで、t3 の終了点でカウンタ7の示した値が被測定電圧1に対するディジ タル変換値出力10、即ちA/D変換の結果となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の二重積分型A/D変換器は、被測定電圧1を積分した後、基準電圧 を積分することで変換を行うため、A/D変換時間が長いという問題がある。又 、被測定電圧1を一定時間だけ積分器3に入力させるために、制御ロジック回路 9でカウンタ7を制御しなければならないため、制御ロジック回路9の内部回路 が複雑になるという問題がある。 本考案の目的は、変換時間の短縮と、制御ロジック回路の簡略化を可能にした A/D変換器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のA/D変換器は、被測定電圧がスイッチを介して入力される被測定電 圧積分器と、基準電圧がスイッチを介して入力される基準電圧積分器と、この基 準電圧積分器の出力が入力される積分器と、この積分器と前記被測定電圧積分器 の出力を加算する加算器と、この加算器の出力のゼロクロスを検出するコンパレ ータと、このゼロクロスの間だけクロックを計数し、その計数値に応じたディジ タル値を出力するカウンタと、スイッチ及びカウンタを制御する制御ロジック回 路とを備える。
【0008】
【作用】
本考案によれば、カウンタは加算器出力のゼロクロス間だけクロックを計数す れば良く、制御ロジック回路はカウンタのリセットとスイッチのオン・オフを制 御するだけでよく、A/D変換時間の短縮及び制御ロジック回路の簡略化が実現 できる。
【0009】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の実施例のブロ ック構成図である。被測定電圧1を入力スイッチ2Aを介して被測定電圧積分器 14に入力させる。又、基準電圧発生回路4で発生される基準電圧を入力スイッ チ2Bを介して基準電圧積分器12に入力させ、更にその出力を積分器13に入 力させる。そして、前記各積分器13,14の出力を加算器5に入力して加算す る。この加算器5の出力はコンパレータ6で0vを横切る瞬間が感知された上で 、カウンタ7に出力され、ディジタル変換出力10として出力される。前記入力 スイッチ2A,2Bのオン・オフ動作と、カウンタ7のリセット動作は、コンパ レータ6における状態に基づいて制御ロジック回路9により制御されるように構 成されている。
【0010】 このような構成によれば、制御ロジック回路9によりカウンタ7をリセットし てから、被測定電圧1と基準電圧発生回路4の入力スイッチ2A,2Bを同時に 閉じ、積分器14と積分器12に夫々電圧を入力する。基準電圧積分器12の出 力電圧は、更に積分器13に入力され、この積分器13の出力電圧と被測定電圧 積分器14の出力電圧とを加算器5に入力する。加算器5の出力電圧は放物線状 に変化するので、コンパレータ6により加算器5の出力電圧が0vを横切る点、 即ちゼロクロスから次のゼロクロスまでを感知し、この間発振回路8から出力さ れてくる一定周期のクロックをカウンタ7により計数することで、その計数した 値がディジタル変換値出力10となる。
【0011】 図2は本考案における加算器5の出力、即ちコンパレータ6の入力電圧波形で ある。被測定電圧1の積分器14の出力電圧は、次式により与えられる。 Vout 14=−1/a・∫Vindt=−Vint/a 但し、Vout 14は積分器14の出力電圧、Vinは被測定電圧1、aは積分器1 4の内部の抵抗値、及びコンデンサ容量により決まる定数である。 基準電圧の積分器12の出力電圧も同様に次式により与えられる。 Vout 12=−1/a・∫Vref dt=−Vref t/a 但し、Vout 12は積分器12の出力電圧、Vref は基準電圧、aは積分器12 の内部部品により決まる定数であり、ここでは積分器14の内部部品定数と等し いとする。
【0012】 この積分器12の出力電圧を、更に積分するための積分器13の出力電圧も同 様に次式により与えられる。 Vout 13=−1/a・∫Vout 12dt=Vref t2 /2a2 したがって、加算器5の出力電圧は次式により与えられる。 Vref t2 /2a2 −Vint/a 即ち、加算器5の出力電圧は被測定電圧1に比例して時間と共に放物線状に変 化する。
【0013】 ここで、加算器5の出力電圧に対してコンパレータ6によりゼロクロスを検出 し、ゼロクロスとゼロクロスの間、即ち図2のt1 の時間をカウンタ7で計測す る。加算器5の出力電圧がゼロとなる時間をtとおくと、tは次式により与えら れる。 t=0 又は 2aVin/Vref tは被測定電圧に依存しており、図2のt1 の時間を計測することで、被測定 電圧に対応したディジタル変換値出力10が得られる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、加算器出力のゼロクロス間だけカウンタがクロ ックを計数することでA/D変換が実行できるため、従来のA/D変換器のノイ ズマージンが大きいという利点を備えたまま、変換時間を50%以上短縮するこ とができる。又、制御ロジック回路はスイッチのオン・オフと、カウンタのリセ ットだけを行えばよいため、従来のロジック回路に比べて簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のA/D変換器の一実施例のブロック図
である。
【図2】図1の実施例における加算器の出力電圧波形を
示す図である。
【図3】従来の二重積分型A/D変換器のブロック図で
ある。
【図4】図3のA/D変換器における積分器の出力電圧
波形を示した図である。
【符号の説明】
1 被測定電圧 2A,2B スイッチ 5 加算器 6 コンパレータ 7 カウンタ 8 発振回路 9 制御ロジック回路 10 ディジタル変換出力 12 基準電圧積分器 13 積分器 14 被測定電圧積分器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定電圧がスイッチを介して入力され
    る被測定電圧積分器と、基準電圧がスイッチを介して入
    力される基準電圧積分器と、この基準電圧積分器の出力
    が入力される積分器と、この積分器と前記被測定電圧積
    分器の出力を加算する加算器と、この加算器の出力のゼ
    ロクロスを検出するコンパレータと、このゼロクロスの
    間だけクロックを計数し、その計数値に応じたディジタ
    ル値を出力するカウンタと、前記スイッチ及びカウンタ
    を制御する制御ロジック回路とを備えることを特徴とす
    る二重積分型アナログ/ディジタル変換器。
JP8673991U 1991-09-30 1991-09-30 二重積分型アナログ/デイジタル変換器 Pending JPH0531367U (ja)

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