JPH05318642A - 複合材料およびその製造方法 - Google Patents
複合材料およびその製造方法Info
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- JPH05318642A JPH05318642A JP4155979A JP15597992A JPH05318642A JP H05318642 A JPH05318642 A JP H05318642A JP 4155979 A JP4155979 A JP 4155979A JP 15597992 A JP15597992 A JP 15597992A JP H05318642 A JPH05318642 A JP H05318642A
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- Japan
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- resin
- curing
- foam
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度、比強度、表面状態が良好で、かつ所望
の形状を有する複合材料を得る。 【構成】 密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を
コア材とし、同コア材の周囲の少なくとも一部に、エポ
キシ樹脂、発泡剤、硬化剤および硬化促進剤を含有する
エポキシ樹脂組成物を配置し、更にその外側に繊維強化
プラスチック層を形成した複合材料を製造する。 【効果】 得られた複合材料は、各材料間の接着性がよ
く、かつ発泡材料層中のボイドが少ないため、軽量であ
りかつ十分な強度を有する。また、成形時に金型に強く
密着しているため、良好な表面を有する。
の形状を有する複合材料を得る。 【構成】 密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を
コア材とし、同コア材の周囲の少なくとも一部に、エポ
キシ樹脂、発泡剤、硬化剤および硬化促進剤を含有する
エポキシ樹脂組成物を配置し、更にその外側に繊維強化
プラスチック層を形成した複合材料を製造する。 【効果】 得られた複合材料は、各材料間の接着性がよ
く、かつ発泡材料層中のボイドが少ないため、軽量であ
りかつ十分な強度を有する。また、成形時に金型に強く
密着しているため、良好な表面を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合材料およびその製
造方法に関し、特に内圧成形法を利用した複合材料およ
びその製造方法に関する。
造方法に関し、特に内圧成形法を利用した複合材料およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部コア材にエポキシ樹脂発泡体を用
い、この周囲に強化繊維を編組し、樹脂を含浸し、金型
に入れて硬化成形させた複合材料は、従来テニスラケッ
ト等に利用されている。しかしながらこのような複合材
料は、強化繊維を編組した後に含浸させる樹脂の量が少
な過ぎると、硬化時に金型と密着し難いために、コア材
と繊維強化樹脂層との接着性に問題が生じる。また硬化
時に金型と十分に密着させる目的で樹脂を多く含浸させ
ると、得られた成形物中に占める硬化樹脂の割合が大き
くなり過ぎて十分な力学的強度が得られないことがあ
る。内部コア材の代わりに、発泡硬化前の発泡性樹脂を
用い、内圧成形を行う方法も用いられている。この方法
によれば、硬化時に樹脂が発泡するために内圧が生じ、
発泡樹脂と繊維強化樹脂層と金型が強く密着し、発泡樹
脂と炭素繊維強化樹脂層との接着性に優れた成形体が得
られる。しかしながら、 内部コア材の代わりに、 発泡
硬化前の発泡性樹脂を用いた場合、製品を軽量にするた
めに樹脂の発泡倍率を大きくすると、ボイドや連続気泡
が生じ易く、製品の力学的強度が十分に得られない。一
方、発泡倍率を小さくすると内部コア材の密度が高くな
り、十分に軽量な製品が得られない。
い、この周囲に強化繊維を編組し、樹脂を含浸し、金型
に入れて硬化成形させた複合材料は、従来テニスラケッ
ト等に利用されている。しかしながらこのような複合材
料は、強化繊維を編組した後に含浸させる樹脂の量が少
な過ぎると、硬化時に金型と密着し難いために、コア材
と繊維強化樹脂層との接着性に問題が生じる。また硬化
時に金型と十分に密着させる目的で樹脂を多く含浸させ
ると、得られた成形物中に占める硬化樹脂の割合が大き
くなり過ぎて十分な力学的強度が得られないことがあ
る。内部コア材の代わりに、発泡硬化前の発泡性樹脂を
用い、内圧成形を行う方法も用いられている。この方法
によれば、硬化時に樹脂が発泡するために内圧が生じ、
発泡樹脂と繊維強化樹脂層と金型が強く密着し、発泡樹
脂と炭素繊維強化樹脂層との接着性に優れた成形体が得
られる。しかしながら、 内部コア材の代わりに、 発泡
硬化前の発泡性樹脂を用いた場合、製品を軽量にするた
めに樹脂の発泡倍率を大きくすると、ボイドや連続気泡
が生じ易く、製品の力学的強度が十分に得られない。一
方、発泡倍率を小さくすると内部コア材の密度が高くな
り、十分に軽量な製品が得られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑み、発泡体を材料に用いて、十分な比強度を有
し、かつ所望の形状に成形し得る複合材料を提供するこ
とを目的とする。
状況に鑑み、発泡体を材料に用いて、十分な比強度を有
し、かつ所望の形状に成形し得る複合材料を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的に沿って鋭意研究を進めた結果、コア材として密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を使用し、かつ硬
化時に発泡を伴う樹脂を使用して内圧成形を行うことに
より、良好な複合材料が得られることを見出して本発明
に到達した。すなわち本発明は、コア材として密度0.
5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、かつその外
側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化
剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成
物の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを有すること
を特徴とする複合材料に関し、また本発明は、コア材と
して密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、
かつその外側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤、(D)硬化促進剤および(E)微小中空球
体を含有するエポキシ樹脂組成物の発泡体ならびに繊維
強化プラスチックを有することを特徴とする複合材料に
関する。更にまた本発明は、密度0.5g/cm3以下のプラ
スチック発泡体をコア材とし、同コア材の周囲の少なく
とも一部に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)
硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂
組成物を配置し、更にその外側に強化繊維プリプレグを
配置し、全体を金型に入れて加熱硬化することを特徴と
する複合材料の製造方法に関し、また本発明は、密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体をコア材とし、同
コア材の周囲の少なくとも一部に、(A)エポキシ樹
脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤および(D)硬化促進
剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配置し、更にその外
側に強化繊維および/または強化繊維構造体を配置し、
次いでマトリックス樹脂を含浸させ、全体を金型に入れ
て加熱硬化することを特徴とする複合材料の製造方法に
関する。
的に沿って鋭意研究を進めた結果、コア材として密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を使用し、かつ硬
化時に発泡を伴う樹脂を使用して内圧成形を行うことに
より、良好な複合材料が得られることを見出して本発明
に到達した。すなわち本発明は、コア材として密度0.
5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、かつその外
側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化
剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成
物の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを有すること
を特徴とする複合材料に関し、また本発明は、コア材と
して密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、
かつその外側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤、(D)硬化促進剤および(E)微小中空球
体を含有するエポキシ樹脂組成物の発泡体ならびに繊維
強化プラスチックを有することを特徴とする複合材料に
関する。更にまた本発明は、密度0.5g/cm3以下のプラ
スチック発泡体をコア材とし、同コア材の周囲の少なく
とも一部に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)
硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂
組成物を配置し、更にその外側に強化繊維プリプレグを
配置し、全体を金型に入れて加熱硬化することを特徴と
する複合材料の製造方法に関し、また本発明は、密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体をコア材とし、同
コア材の周囲の少なくとも一部に、(A)エポキシ樹
脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤および(D)硬化促進
剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配置し、更にその外
側に強化繊維および/または強化繊維構造体を配置し、
次いでマトリックス樹脂を含浸させ、全体を金型に入れ
て加熱硬化することを特徴とする複合材料の製造方法に
関する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
コア材として用いられるプラスチック発泡体は、通常の
複合材料に用いられ、かつ密度が0.5g/cm3以下のもの
であれば特に制限されない。例えばポリエチレン発泡
体、ポリプロピレン発泡体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体発泡体、ポリスチレン発泡体、ABS樹脂発泡体、
ポリ塩化ビニル発泡体、アクリル樹脂発泡体、ポリウレ
タン発泡体、尿素樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡体、
エポキシ樹脂発泡体、ポリエステル樹脂発泡体、シリコ
ーン樹脂発泡体、ポリエチレンテレフタレート樹脂発泡
体、ポリブチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリカー
ボネート樹脂発泡体、変性ポリフェニレンオキシド(P
PO)樹脂発泡体、ポリエーテルイミド樹脂発泡体、ナ
イロン発泡体、ポリイミド発泡体、ポリアクリルイミド
その他各種のエンジニアリングプラスチック発泡体等が
挙げられる。なかでもエポキシ樹脂発泡体、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂発泡体、ポリアクリルイミド発泡
体が好ましい。また、コア材として発泡ゴムを使用する
こともできる。
コア材として用いられるプラスチック発泡体は、通常の
複合材料に用いられ、かつ密度が0.5g/cm3以下のもの
であれば特に制限されない。例えばポリエチレン発泡
体、ポリプロピレン発泡体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体発泡体、ポリスチレン発泡体、ABS樹脂発泡体、
ポリ塩化ビニル発泡体、アクリル樹脂発泡体、ポリウレ
タン発泡体、尿素樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡体、
エポキシ樹脂発泡体、ポリエステル樹脂発泡体、シリコ
ーン樹脂発泡体、ポリエチレンテレフタレート樹脂発泡
体、ポリブチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリカー
ボネート樹脂発泡体、変性ポリフェニレンオキシド(P
PO)樹脂発泡体、ポリエーテルイミド樹脂発泡体、ナ
イロン発泡体、ポリイミド発泡体、ポリアクリルイミド
その他各種のエンジニアリングプラスチック発泡体等が
挙げられる。なかでもエポキシ樹脂発泡体、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂発泡体、ポリアクリルイミド発泡
体が好ましい。また、コア材として発泡ゴムを使用する
こともできる。
【0006】コア材の密度は0.5g/cm3以下であること
が必要であり、耐熱性、剛性が十分であれば密度の下限
に制限はないが、 好ましくは0.01〜0.5g/cm3、特
に好ましくは0.05〜0.1g/cm3である。 コア材の密
度が0.5g/cm3を超えると、重過ぎるために十分な比強
度が得られないので好ましくない。コア材の形状は特に
限定されず、目的に応じて適宜選択することができ、例
えば断面が円形、楕円形、正方形、長方形等が挙げられ
る。また、目的とする製品と同じ形状でかつ目的とする
製品よりも小さい形状のコア材を用いることができる。
エポキシ樹脂組成物がシート状に成形されたものを巻き
付けて用いる場合には、コア材の断面形状は円形である
ことが特に望ましい。
が必要であり、耐熱性、剛性が十分であれば密度の下限
に制限はないが、 好ましくは0.01〜0.5g/cm3、特
に好ましくは0.05〜0.1g/cm3である。 コア材の密
度が0.5g/cm3を超えると、重過ぎるために十分な比強
度が得られないので好ましくない。コア材の形状は特に
限定されず、目的に応じて適宜選択することができ、例
えば断面が円形、楕円形、正方形、長方形等が挙げられ
る。また、目的とする製品と同じ形状でかつ目的とする
製品よりも小さい形状のコア材を用いることができる。
エポキシ樹脂組成物がシート状に成形されたものを巻き
付けて用いる場合には、コア材の断面形状は円形である
ことが特に望ましい。
【0007】本発明に用いられる(A)エポキシ樹脂と
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、 脂環式エポキ
シ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、トリス
(グリシジルエーテルフェニル)メタン 等の各種エポキ
シ樹脂が挙げられ、またこれらの2種以上のエポキシ樹
脂の混合物を用いることができる。
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、 脂環式エポキ
シ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、トリス
(グリシジルエーテルフェニル)メタン 等の各種エポキ
シ樹脂が挙げられ、またこれらの2種以上のエポキシ樹
脂の混合物を用いることができる。
【0008】ビスフェノールA型エポキシ樹脂として
は、 例えば、エピコート828、 同834、同82
7、 同1001、 同1002、 同1004、 同10
07、同1009(以上、油化シェルエポキシ(株)
製)、アラルダイトCY205、同CY230、同CY
232、同CY221、同GY257、同GY252、
同GY255、同GY250、同GY260、同GY2
80、同6071、同7071、同7072(以上、チバ
・ガイギー社製)、ダウエポキシDER331、同DE
R332、同DER662、同DER663U、同DE
R662U(以上、ダウケミカル社製)、エピクロン84
0、同850、同855、同860、同1050、同30
50、同4050、同7050(以上、大日本インキ化
学工業(株)製)、エポトートYD115、同YD115
CA、同YD117、同YD121、同YD127、同
YD128、同YD128CA、同YD128S、同Y
D134、同YD001Z、同YD011、同YD01
2、同YD014、同YD014ES、同YD017、
同YD019、同YD020、同YD002(以上、東
都化成(株)製)等が挙げられる。
は、 例えば、エピコート828、 同834、同82
7、 同1001、 同1002、 同1004、 同10
07、同1009(以上、油化シェルエポキシ(株)
製)、アラルダイトCY205、同CY230、同CY
232、同CY221、同GY257、同GY252、
同GY255、同GY250、同GY260、同GY2
80、同6071、同7071、同7072(以上、チバ
・ガイギー社製)、ダウエポキシDER331、同DE
R332、同DER662、同DER663U、同DE
R662U(以上、ダウケミカル社製)、エピクロン84
0、同850、同855、同860、同1050、同30
50、同4050、同7050(以上、大日本インキ化
学工業(株)製)、エポトートYD115、同YD115
CA、同YD117、同YD121、同YD127、同
YD128、同YD128CA、同YD128S、同Y
D134、同YD001Z、同YD011、同YD01
2、同YD014、同YD014ES、同YD017、
同YD019、同YD020、同YD002(以上、東
都化成(株)製)等が挙げられる。
【0009】ビスフェノールF型エポキシ樹脂として
は、例えば、エピコート807(油化シェルエポキシ
(株)製)、エポトートYDF170(東都化成(株)製)
等が挙げられる。フェノールノボラック型エポキシ樹脂
としては、例えば、エピコート152、同154(以
上、油化シェルエポキシ(株)製)、アラルダイトEPN
1138、同EPN1139(以上、チバ・ガイギー社
製)、ダウエポキシDEN431、同DEN438、同
DEN439(以上、ダウケミカル社製)、EPPN2
01(日本化薬(株)製)、エピクロンN740(大日本
インキ化学工業(株)製)、エポトートYDPN638
(東都化成(株)製)、 Tactix785(ダウケミカ
ル日本(株)製)等が挙げられる。クレゾールノボラック
型エポキシ樹脂としては、例えば、ECN1280、E
CN1299(以上、チバ・ガイギー社製)、EOCN
102(日本化薬(株)製)等が挙げられる。脂環式エポ
キシ樹脂としては、例えば、アラルダイトCY179、同
CY178、同CY182、同CY183(以上、チバ
・ガイギー社製)等が挙げられる。グリシジルアミン型
エポキシ樹脂としては、例えば、アラルダイトMY72
0(チバ・ガイギー社製)、 エポトートYH434
(東都化成(株)製)、 ELM120、ELM434
(以上、住友化学工業(株)製)、TETRAD−C、T
ETRAD−X(以上、三菱ガス化学(株)製)等があ
る。トリス(グリシジルエーテルフェニル)メタン型エポ
キシ樹脂としては、例えば、Tactix742(ダウケ
ミカル日本(株)製)が挙げられる。
は、例えば、エピコート807(油化シェルエポキシ
(株)製)、エポトートYDF170(東都化成(株)製)
等が挙げられる。フェノールノボラック型エポキシ樹脂
としては、例えば、エピコート152、同154(以
上、油化シェルエポキシ(株)製)、アラルダイトEPN
1138、同EPN1139(以上、チバ・ガイギー社
製)、ダウエポキシDEN431、同DEN438、同
DEN439(以上、ダウケミカル社製)、EPPN2
01(日本化薬(株)製)、エピクロンN740(大日本
インキ化学工業(株)製)、エポトートYDPN638
(東都化成(株)製)、 Tactix785(ダウケミカ
ル日本(株)製)等が挙げられる。クレゾールノボラック
型エポキシ樹脂としては、例えば、ECN1280、E
CN1299(以上、チバ・ガイギー社製)、EOCN
102(日本化薬(株)製)等が挙げられる。脂環式エポ
キシ樹脂としては、例えば、アラルダイトCY179、同
CY178、同CY182、同CY183(以上、チバ
・ガイギー社製)等が挙げられる。グリシジルアミン型
エポキシ樹脂としては、例えば、アラルダイトMY72
0(チバ・ガイギー社製)、 エポトートYH434
(東都化成(株)製)、 ELM120、ELM434
(以上、住友化学工業(株)製)、TETRAD−C、T
ETRAD−X(以上、三菱ガス化学(株)製)等があ
る。トリス(グリシジルエーテルフェニル)メタン型エポ
キシ樹脂としては、例えば、Tactix742(ダウケ
ミカル日本(株)製)が挙げられる。
【0010】更に、エポキシ樹脂の靭性を向上させるた
め、各種のプラスチックおよびゴム等を、 エポキシ樹
脂100重量部に対し通常5〜30重量部、 好ましく
は8〜20重量部添加することができる。上記プラスチ
ックとしては、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテ
ルスルホン、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミド、ポ
リビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリエチ
レンテレフタレート等がある。ゴム類としては、例え
ば、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、スチレン−ブ
タジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン樹脂、シリコーン樹脂等がある。また、更に靭性を向
上させるために高分子の超微粒子を添加することもでき
る。高分子超微粒子としては、例えば、スチレン樹脂、
ジビニルベンゼン樹脂、スチレン−ジビニルベンゼン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグア
ナミン−メラミン共縮合樹脂、尿素樹脂、シリコーン樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、メチルメタクリ
レート樹脂、 n-ブチルアクリレート樹脂、アクリル−
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹
脂等がある。
め、各種のプラスチックおよびゴム等を、 エポキシ樹
脂100重量部に対し通常5〜30重量部、 好ましく
は8〜20重量部添加することができる。上記プラスチ
ックとしては、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテ
ルスルホン、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミド、ポ
リビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリエチ
レンテレフタレート等がある。ゴム類としては、例え
ば、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、スチレン−ブ
タジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン樹脂、シリコーン樹脂等がある。また、更に靭性を向
上させるために高分子の超微粒子を添加することもでき
る。高分子超微粒子としては、例えば、スチレン樹脂、
ジビニルベンゼン樹脂、スチレン−ジビニルベンゼン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグア
ナミン−メラミン共縮合樹脂、尿素樹脂、シリコーン樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、メチルメタクリ
レート樹脂、 n-ブチルアクリレート樹脂、アクリル−
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹
脂等がある。
【0011】本発明で用いられる(B)発泡剤として
は、例えば、アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾビスホ
ルムアミド(ABFA)、ジアゾアミノベンゼン(DA
B)等のアゾ系、 N,N'-ジニトロソペンタメチレンテ
トラミン(DPT)、 N,N'-ジメチル-N,N'-ジニト
ロソテレフタルアミド等のニトロソ系、ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド(BSH)、トルエンスルホニルヒドラ
ジド(TSH)、p,p'-オキシビス(ベンゼンスルホニ
ルヒドラジド)(OBSH)、 トリヒドラジノトリアジ
ン等のヒドラジド系が挙げられる。また、硬化の際、加
熱によりガスが発生するもの、例えば、脂肪族炭化水
素、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化合物等の有機
溶剤を使用することができる。なかでもアゾジカルボン
アミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、トリヒ
ドラジノトリアジンが高温発泡性の点で好ましい。これ
らを使用することにより硬化時に効果的に発泡し、軽量
の発泡体が得られる。
は、例えば、アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾビスホ
ルムアミド(ABFA)、ジアゾアミノベンゼン(DA
B)等のアゾ系、 N,N'-ジニトロソペンタメチレンテ
トラミン(DPT)、 N,N'-ジメチル-N,N'-ジニト
ロソテレフタルアミド等のニトロソ系、ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド(BSH)、トルエンスルホニルヒドラ
ジド(TSH)、p,p'-オキシビス(ベンゼンスルホニ
ルヒドラジド)(OBSH)、 トリヒドラジノトリアジ
ン等のヒドラジド系が挙げられる。また、硬化の際、加
熱によりガスが発生するもの、例えば、脂肪族炭化水
素、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化合物等の有機
溶剤を使用することができる。なかでもアゾジカルボン
アミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、トリヒ
ドラジノトリアジンが高温発泡性の点で好ましい。これ
らを使用することにより硬化時に効果的に発泡し、軽量
の発泡体が得られる。
【0012】(B)発泡剤は、 エポキシ樹脂100重
量部に対し0.1〜25重量部、好ましくは1.5〜15
重量部が使用される。使用量が0.1重量部未満のとき
には、発泡の効果が少なく、また25重量部を超えると
きは、発泡量が大き過ぎ、成形性に問題を生ずるためい
ずれも好ましくない。
量部に対し0.1〜25重量部、好ましくは1.5〜15
重量部が使用される。使用量が0.1重量部未満のとき
には、発泡の効果が少なく、また25重量部を超えると
きは、発泡量が大き過ぎ、成形性に問題を生ずるためい
ずれも好ましくない。
【0013】また発泡剤の分解温度、発生ガス量、発泡
速度等は、発泡助剤を添加して調整することができる。
発泡助剤としては、例えば、亜鉛華、硝酸亜鉛、三塩基
性リン酸鉛、金属石鹸、ホウ砂、蓚酸、尿素等の発泡促
進剤のほかに、ハイドロキノン等の発泡抑制剤も併用す
ることができる。
速度等は、発泡助剤を添加して調整することができる。
発泡助剤としては、例えば、亜鉛華、硝酸亜鉛、三塩基
性リン酸鉛、金属石鹸、ホウ砂、蓚酸、尿素等の発泡促
進剤のほかに、ハイドロキノン等の発泡抑制剤も併用す
ることができる。
【0014】本発明で使用される(C)硬化剤として
は、例えばジシアンジアミドが挙げられる。 その他の
硬化剤としては、o-トリルビグアニド、2,6-キシレ
ニルビグアニド、フェニルビグアニド、 p-クロロフェ
ニルビグアニド等も用いられる。また、高温硬化用の硬
化剤として、ジアミノジフェニルスルホンも用いること
ができる。
は、例えばジシアンジアミドが挙げられる。 その他の
硬化剤としては、o-トリルビグアニド、2,6-キシレ
ニルビグアニド、フェニルビグアニド、 p-クロロフェ
ニルビグアニド等も用いられる。また、高温硬化用の硬
化剤として、ジアミノジフェニルスルホンも用いること
ができる。
【0015】(C)硬化剤は、 エポキシ樹脂100重
量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜1
0重量部添加される。 添加量が0.5重量部未満では、
十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えるときに
は、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるためにい
ずれも好ましくない。
量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜1
0重量部添加される。 添加量が0.5重量部未満では、
十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えるときに
は、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるためにい
ずれも好ましくない。
【0016】本発明で使用される(D)硬化促進剤とし
ては、例えば、3-フェニル-1,1-ジメチルウレア、
3-p-クロロフェニル-1,1-ジメチルウレア、3-(3,
4-ジクロロフェニル)-1,1-ジメチルウレア およびB
F3モノエチルアミン等を挙げることができる。
ては、例えば、3-フェニル-1,1-ジメチルウレア、
3-p-クロロフェニル-1,1-ジメチルウレア、3-(3,
4-ジクロロフェニル)-1,1-ジメチルウレア およびB
F3モノエチルアミン等を挙げることができる。
【0017】(D)硬化促進剤は、 エポキシ樹脂10
0重量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1
〜10重量部使用される。 使用量が0.5重量部未満で
は、十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えると
きには、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるため
にいずれも好ましくない。
0重量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1
〜10重量部使用される。 使用量が0.5重量部未満で
は、十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えると
きには、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるため
にいずれも好ましくない。
【0018】本発明においては、エポキシ樹脂組成物の
発泡・硬化後の密度を下げたり、また強度を向上させる
目的で、必要に応じて(E)微小中空球体を含有させる
こともできる。(E)微小中空球体としては、ガラス、
アルミナシリケート、セラミックス、カーボン等の無機
質系およびフェノール樹脂、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機質系のものが挙げられる。この中でも特
に、強度および軽量化の点でガラス微小中空球体が好ま
しい。微小中空球体のサイズは特に限定するものではな
いが、通常10〜200μm、好ましくは80〜120
μm の粒径分布のものである。更に、80〜120μm
および20〜50μm の粒径分布のものをブレンドして
用いると、強度の向上が図れるため特に望ましい。
発泡・硬化後の密度を下げたり、また強度を向上させる
目的で、必要に応じて(E)微小中空球体を含有させる
こともできる。(E)微小中空球体としては、ガラス、
アルミナシリケート、セラミックス、カーボン等の無機
質系およびフェノール樹脂、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機質系のものが挙げられる。この中でも特
に、強度および軽量化の点でガラス微小中空球体が好ま
しい。微小中空球体のサイズは特に限定するものではな
いが、通常10〜200μm、好ましくは80〜120
μm の粒径分布のものである。更に、80〜120μm
および20〜50μm の粒径分布のものをブレンドして
用いると、強度の向上が図れるため特に望ましい。
【0019】また、ガラス微小中空球体を用いる場合、
マトリックス樹脂との界面接着強度を高め、物性を向上
させるために、シランカップリング剤を使用することが
有効である。 シランカップリング剤としては、β-(3,
4-エポキシシクロヘキシル)-エチルトリメトキシシラ
ン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ-
クロロプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
その他、チタンカップリング剤およびジルコニウムカッ
プリング剤も用いることができる。
マトリックス樹脂との界面接着強度を高め、物性を向上
させるために、シランカップリング剤を使用することが
有効である。 シランカップリング剤としては、β-(3,
4-エポキシシクロヘキシル)-エチルトリメトキシシラ
ン、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ-
クロロプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
その他、チタンカップリング剤およびジルコニウムカッ
プリング剤も用いることができる。
【0020】(E)微小中空球体は、エポキシ樹脂10
0重量部に対し、5〜65重量部、好ましくは7〜25
重量部添加される。添加量が5重量部未満のときには、
軽量化の効果が少なく、 また65重量部を超えるとき
は、 樹脂との混合が困難となり、また、成形性に問題
を生じるためいずれも好ましくない。
0重量部に対し、5〜65重量部、好ましくは7〜25
重量部添加される。添加量が5重量部未満のときには、
軽量化の効果が少なく、 また65重量部を超えるとき
は、 樹脂との混合が困難となり、また、成形性に問題
を生じるためいずれも好ましくない。
【0021】本発明においては、 その他の添加物とし
て反応希釈剤、 各種フィラー、可塑剤、整泡剤、増粘
剤、着色剤等を混合することもできる。
て反応希釈剤、 各種フィラー、可塑剤、整泡剤、増粘
剤、着色剤等を混合することもできる。
【0022】本発明のエポキシ樹脂組成物の製造方法は
限定されないが、均一な組成物を製造する上で特に好ま
しい方法を以下に説明する。エポキシ樹脂、発泡剤、微
小中空球体、硬化剤、硬化促進剤および必要に応じて微
小中空球体を混合するに際し、まずエポキシ樹脂を通常
80〜200℃で加熱溶融し、粘度を十分に低下させて
から微小中空球体を添加する。均一に混合した後、混合
物を通常60〜80℃まで冷却し、更に、あらかじめ液
状のエポキシ樹脂と混合した発泡剤、硬化剤および硬化
促進剤を手早く添加する。その後、配合物を抜き出し急
冷する。
限定されないが、均一な組成物を製造する上で特に好ま
しい方法を以下に説明する。エポキシ樹脂、発泡剤、微
小中空球体、硬化剤、硬化促進剤および必要に応じて微
小中空球体を混合するに際し、まずエポキシ樹脂を通常
80〜200℃で加熱溶融し、粘度を十分に低下させて
から微小中空球体を添加する。均一に混合した後、混合
物を通常60〜80℃まで冷却し、更に、あらかじめ液
状のエポキシ樹脂と混合した発泡剤、硬化剤および硬化
促進剤を手早く添加する。その後、配合物を抜き出し急
冷する。
【0023】上記の製造工程において、微小中空球体を
使用する場合には、微小中空球体が剪断力を過度に加え
ると容易に破損するので、これを避けるため混合時にエ
ポキシ樹脂の粘度を調整し、かつ混合の剪断力を制限す
る工夫を行うのが望ましい。例えば、混合時のエポキシ
樹脂の粘度は、 通常500〜25,000cP程度、好
ましくは800〜13,000cP程度のものが用いら
れる。 エポキシ樹脂の粘度が500cPよりも低い
と、シート状にしたときべたついたり、流動したりする
ので好ましくない。 また、エポキシ樹脂の粘度が25,
000cPよりも高いと均一に混合し難く、かつ混合時
に微小中空球体が破損するので好ましくない。
使用する場合には、微小中空球体が剪断力を過度に加え
ると容易に破損するので、これを避けるため混合時にエ
ポキシ樹脂の粘度を調整し、かつ混合の剪断力を制限す
る工夫を行うのが望ましい。例えば、混合時のエポキシ
樹脂の粘度は、 通常500〜25,000cP程度、好
ましくは800〜13,000cP程度のものが用いら
れる。 エポキシ樹脂の粘度が500cPよりも低い
と、シート状にしたときべたついたり、流動したりする
ので好ましくない。 また、エポキシ樹脂の粘度が25,
000cPよりも高いと均一に混合し難く、かつ混合時
に微小中空球体が破損するので好ましくない。
【0024】剪断力の小さい混合機としては、例えば、
プラネタリーミキサー、二軸型ニーダー、スタチックミ
キサー等が挙げられる。特にプラネタリーミキサーおよ
びニーダーは変速機付きが好ましい。エポキシ樹脂の粘
度が高い場合に過度に大きな剪断力を加えると、発熱に
より樹脂の粘度が増加したり発泡したりする。逆に混合
時の剪断力が不足したときには、混合が不十分なため微
小中空球体、硬化剤および硬化促進剤の分散が不均一と
なり、十分な物性をもつ成形物が得られない。
プラネタリーミキサー、二軸型ニーダー、スタチックミ
キサー等が挙げられる。特にプラネタリーミキサーおよ
びニーダーは変速機付きが好ましい。エポキシ樹脂の粘
度が高い場合に過度に大きな剪断力を加えると、発熱に
より樹脂の粘度が増加したり発泡したりする。逆に混合
時の剪断力が不足したときには、混合が不十分なため微
小中空球体、硬化剤および硬化促進剤の分散が不均一と
なり、十分な物性をもつ成形物が得られない。
【0025】上記のようにして得られたエポキシ樹脂組
成物は、そのまま加温した押出機や注入機により、例え
ば、ガラス繊維強化樹脂(FRP)製あるいは炭素繊維
強化樹脂(CFRP)製のパイプや、複雑形状物のコア
材と表層の間に注入充填し、加熱・硬化するなどの方法
において、充填材料として使用することができる。加熱
・硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜10時
間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間程度
である。
成物は、そのまま加温した押出機や注入機により、例え
ば、ガラス繊維強化樹脂(FRP)製あるいは炭素繊維
強化樹脂(CFRP)製のパイプや、複雑形状物のコア
材と表層の間に注入充填し、加熱・硬化するなどの方法
において、充填材料として使用することができる。加熱
・硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜10時
間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間程度
である。
【0026】また、上記のエポキシ樹脂組成物は、例え
ば、シート状もしくはフィルム状に成形して複合材料用
中間材とし、コア材に積層したりコア材の周囲に巻いて
用いることが好ましい。 上記シート状もしくはフィル
ム状に成形する方法には各種あるが、代表的なものとし
ては、例えば、カレンダーコーター、リバースロールコ
ーター、ナイフオーバーロールコーター等が挙げられ
る。塗工厚さとしては通常0.05〜5mm、好ましくは
0.2〜3mm 程度である。 被塗工材としては剥離紙が
一般に使用されるが、プラスチック等のフィルムも使用
することができる。
ば、シート状もしくはフィルム状に成形して複合材料用
中間材とし、コア材に積層したりコア材の周囲に巻いて
用いることが好ましい。 上記シート状もしくはフィル
ム状に成形する方法には各種あるが、代表的なものとし
ては、例えば、カレンダーコーター、リバースロールコ
ーター、ナイフオーバーロールコーター等が挙げられ
る。塗工厚さとしては通常0.05〜5mm、好ましくは
0.2〜3mm 程度である。 被塗工材としては剥離紙が
一般に使用されるが、プラスチック等のフィルムも使用
することができる。
【0027】上記エポキシ樹脂組成物は、他の強化繊維
と積層成形することにより成形体とすることができる。
例えば、前述のコア材にシート状のエポキシ樹脂組成物
を積層しもしくは巻き付け、その上に炭素繊維プリプレ
グ等の強化繊維プリプレグを積層しもしくは巻き付けた
後、全体を金型に入れて加熱硬化し成形することができ
る。また、エポキシ樹脂組成物の上に、強化繊維プリプ
レグを積層しもしくは巻き付ける代わりに、フィラメン
トワインディングにより強化繊維を配したり、強化繊維
織物を積層しもしくは巻き付けたり、強化繊維の組み紐
をかぶせる等の方法で強化繊維および/または強化繊維
構造体を配した後、マトリックス樹脂を含浸させ、全体
を金型に入れて加熱硬化することもできる。上記方法に
よれば、シート状のエポシキ樹脂組成物が発泡すること
により内圧が発生し、コア材を圧縮すると同時に強化繊
維層を金型に押し付けるため、各材料間の接着性が良好
で、かつボイドのきわめて少ない成形体が得られる。上
記加熱硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜1
0時間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間
程度である。
と積層成形することにより成形体とすることができる。
例えば、前述のコア材にシート状のエポキシ樹脂組成物
を積層しもしくは巻き付け、その上に炭素繊維プリプレ
グ等の強化繊維プリプレグを積層しもしくは巻き付けた
後、全体を金型に入れて加熱硬化し成形することができ
る。また、エポキシ樹脂組成物の上に、強化繊維プリプ
レグを積層しもしくは巻き付ける代わりに、フィラメン
トワインディングにより強化繊維を配したり、強化繊維
織物を積層しもしくは巻き付けたり、強化繊維の組み紐
をかぶせる等の方法で強化繊維および/または強化繊維
構造体を配した後、マトリックス樹脂を含浸させ、全体
を金型に入れて加熱硬化することもできる。上記方法に
よれば、シート状のエポシキ樹脂組成物が発泡すること
により内圧が発生し、コア材を圧縮すると同時に強化繊
維層を金型に押し付けるため、各材料間の接着性が良好
で、かつボイドのきわめて少ない成形体が得られる。上
記加熱硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜1
0時間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間
程度である。
【0028】上記において使用される強化繊維は特に限
定されず、複合材料の強化繊維として用いられるすべて
の繊維を用いることができる。例えば、ガラス繊維、炭
素繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化珪素繊
維等が挙げられる。また、これらのうちから選ばれる2
種類以上をハイブリッド構造とした繊維を用いることも
できる。強化繊維プリプレグの形態は特に限定されず、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一方向
材、織物、三軸織物、組紐状組織り、不織布等、あるい
はこれらの織物、組織り、布等を積層し、プリプレグ化
したものが挙げられる。また、強化繊維構造体も目的に
応じて適宜選択することができ、積層したり、巻き付け
たり、 かぶせたりして配置できるものであれば特に限
定されず、 例えば、ストランド、織物、三軸織物、組
紐、不織布等が挙げられる。
定されず、複合材料の強化繊維として用いられるすべて
の繊維を用いることができる。例えば、ガラス繊維、炭
素繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化珪素繊
維等が挙げられる。また、これらのうちから選ばれる2
種類以上をハイブリッド構造とした繊維を用いることも
できる。強化繊維プリプレグの形態は特に限定されず、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一方向
材、織物、三軸織物、組紐状組織り、不織布等、あるい
はこれらの織物、組織り、布等を積層し、プリプレグ化
したものが挙げられる。また、強化繊維構造体も目的に
応じて適宜選択することができ、積層したり、巻き付け
たり、 かぶせたりして配置できるものであれば特に限
定されず、 例えば、ストランド、織物、三軸織物、組
紐、不織布等が挙げられる。
【0029】更にまた、マトリックス樹脂は特に限定さ
れず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、
エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリシ
アネート樹脂、フラン樹脂等の熱硬化樹脂が挙げられ
る。
れず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、
エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリシ
アネート樹脂、フラン樹脂等の熱硬化樹脂が挙げられ
る。
【0030】エポキシ樹脂組成物の上に配置した強化繊
維にマトリックス樹脂を含浸させる方法は特に限定され
ず、公知の方法を用いることができる。例えば、樹脂組
成物を溶媒に溶解した溶液中に補強繊維を浸漬した後、
溶媒を除去する溶液法、樹脂組成物を通常60〜90℃
程度に加温して補強繊維に含浸させるいわゆるホットメ
ルト法等を挙げることができる。溶液法の場合、溶媒と
してはアセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エ
タノール、トルエン、ジメチルホルムアミド等の各種溶
剤を用いることができ、またこれらを混合して用いるこ
ともできる。上記の強化繊維プリプレグや強化繊維にマ
トリックス樹脂を含浸したものの樹脂組成物の含量は、
強化繊維とマトリックス樹脂の総量に対して通常25〜
50重量%、好ましくは30〜45重量%である。
維にマトリックス樹脂を含浸させる方法は特に限定され
ず、公知の方法を用いることができる。例えば、樹脂組
成物を溶媒に溶解した溶液中に補強繊維を浸漬した後、
溶媒を除去する溶液法、樹脂組成物を通常60〜90℃
程度に加温して補強繊維に含浸させるいわゆるホットメ
ルト法等を挙げることができる。溶液法の場合、溶媒と
してはアセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エ
タノール、トルエン、ジメチルホルムアミド等の各種溶
剤を用いることができ、またこれらを混合して用いるこ
ともできる。上記の強化繊維プリプレグや強化繊維にマ
トリックス樹脂を含浸したものの樹脂組成物の含量は、
強化繊維とマトリックス樹脂の総量に対して通常25〜
50重量%、好ましくは30〜45重量%である。
【0031】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらに制限されるもので
はない。
体的に説明するが、本発明はこれらに制限されるもので
はない。
【0032】<実施例1>エポキシ樹脂として、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(商品名:エピコート82
8)2.8kg およびフェノールノボラック型エポキシ樹
脂(商品名:エピコート154)5.2kg を、プラネタ
リーミキサーに送入し、120℃で均一に混合した後、
ガラス微小中空球体(商品名:スコッチライトグラスバ
ブルズ Cl5/250、住友スリーエム社製)1.2kg
を添加し均一に混合した。 混合後、内容物を撹拌しな
がら70℃まで冷却し、硬化剤としてジシアンジアミド
0.24kg、硬化促進剤として3-p-クロロフェニル-
1,1-ジメチルウレア0.32kg、発泡剤としてトルエ
ンスルホニルヒドラジド0.48kg を手早く添加し、5
分間撹拌し、抜き出して冷却した。この樹脂組成物を7
0℃で再溶融し、カレンダーロールコーターを使用して
厚さ2.0mm のシート状のエポキシ樹脂組成物を得た。
ェノールA型エポキシ樹脂(商品名:エピコート82
8)2.8kg およびフェノールノボラック型エポキシ樹
脂(商品名:エピコート154)5.2kg を、プラネタ
リーミキサーに送入し、120℃で均一に混合した後、
ガラス微小中空球体(商品名:スコッチライトグラスバ
ブルズ Cl5/250、住友スリーエム社製)1.2kg
を添加し均一に混合した。 混合後、内容物を撹拌しな
がら70℃まで冷却し、硬化剤としてジシアンジアミド
0.24kg、硬化促進剤として3-p-クロロフェニル-
1,1-ジメチルウレア0.32kg、発泡剤としてトルエ
ンスルホニルヒドラジド0.48kg を手早く添加し、5
分間撹拌し、抜き出して冷却した。この樹脂組成物を7
0℃で再溶融し、カレンダーロールコーターを使用して
厚さ2.0mm のシート状のエポキシ樹脂組成物を得た。
【0033】<実施例2>直径8mm で密度0.1g/cm3
を有する発泡性エポキシ樹脂製のコア材に、 実施例1
で得られたシート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻
き、更に炭素繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含
むエポキシ樹脂を含浸させ、テニスラケット製造用の金
型にセットした。130℃の熱プレスによる内圧成形法
で1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状
態は良好であった。また、テニスラケットとして十分な
比強度を有していた。
を有する発泡性エポキシ樹脂製のコア材に、 実施例1
で得られたシート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻
き、更に炭素繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含
むエポキシ樹脂を含浸させ、テニスラケット製造用の金
型にセットした。130℃の熱プレスによる内圧成形法
で1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状
態は良好であった。また、テニスラケットとして十分な
比強度を有していた。
【0034】<比較例1>シート状のエポシキ樹脂組成
物を用いないほかは、実施例2と同様にして成形体を得
た。成形体の表面状態は一部にへこみおよびすが見られ
た。
物を用いないほかは、実施例2と同様にして成形体を得
た。成形体の表面状態は一部にへこみおよびすが見られ
た。
【0035】<比較例2>離型剤で処理した直径8mm
のスチール製のマンドレルに、 実施例1で得られたシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に炭素
繊維製の組紐をかぶせ、 これに硬化剤を含むエポキシ
樹脂を含浸した後、 マンドレルを抜いて、テニスラケ
ット製造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを
用いて1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表
面状態は一部にへこみおよびすが見られた。
のスチール製のマンドレルに、 実施例1で得られたシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に炭素
繊維製の組紐をかぶせ、 これに硬化剤を含むエポキシ
樹脂を含浸した後、 マンドレルを抜いて、テニスラケ
ット製造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを
用いて1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表
面状態は一部にへこみおよびすが見られた。
【0036】<比較例3>離型剤で処理した直径8mm
のスチール製のマンドレルに、 実施例1で得られたシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を2プライ巻き、更に炭素
繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹
脂を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット
製造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用い
て1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状
態は良好であったが、実施例2の成形体と比べ重量が増
大した。
のスチール製のマンドレルに、 実施例1で得られたシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を2プライ巻き、更に炭素
繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹
脂を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット
製造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用い
て1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状
態は良好であったが、実施例2の成形体と比べ重量が増
大した。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、密度0.5g/cm3以下の
軽量芯材を有し、かつ内圧成形法により成形した複合材
料が得られる。 得られた複合材料は、 各材料間の接着
性がよく、また発泡材料層中のボイドが少ないため、軽
量でかつ十分な強度を有する。また、成形時に金型に強
く密着するため、良好な表面を有する。
軽量芯材を有し、かつ内圧成形法により成形した複合材
料が得られる。 得られた複合材料は、 各材料間の接着
性がよく、また発泡材料層中のボイドが少ないため、軽
量でかつ十分な強度を有する。また、成形時に金型に強
く密着するため、良好な表面を有する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合材料およびその製
造方法に関し、特に内圧成形法を利用した複合材料およ
びその製造方法に関する。
造方法に関し、特に内圧成形法を利用した複合材料およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部コア材としてエポキシ樹脂発泡体を
用い、この周囲に強化繊維を編組し、樹脂を含浸させ、
それを金型に入れて硬化成形した複合材料は、従来テニ
スラケット等に利用されている。しかしながらこのよう
な複合材料は、強化繊維を編組した後に含浸させる樹脂
の量が少な過ぎると、硬化時に金型と密着し難いため
に、コア材と繊維強化樹脂層との接着性に問題が生じ
る。また硬化時に金型と十分に密着させる目的で樹脂を
多く含浸させると、得られた成形物中に占める硬化樹脂
の割合が大きくなり過ぎて十分な力学的強度が得られな
いことがある。内部コア材の代わりに、発泡硬化前の発
泡性樹脂を用い、内圧成形を行う方法も用いられてい
る。この方法によれば、硬化時に樹脂が発泡するために
内圧が生じ、発泡樹脂と繊維強化樹脂層と金型が強く密
着し、発泡樹脂と炭素繊維強化樹脂層との接着性に優れ
た成形体が得られる。しかしながら、内部コア材の代り
に、発泡硬化前の発泡性樹脂を用いた場合、製品を軽量
にするために樹脂の発泡倍率を大きくすると、ボイドや
連続気泡が生じ易く、製品の力学的強度が十分に得られ
ない。一方、発泡倍率を小さくすると内部コア材の密度
が高くなり、十分に軽量な製品が得られない。
用い、この周囲に強化繊維を編組し、樹脂を含浸させ、
それを金型に入れて硬化成形した複合材料は、従来テニ
スラケット等に利用されている。しかしながらこのよう
な複合材料は、強化繊維を編組した後に含浸させる樹脂
の量が少な過ぎると、硬化時に金型と密着し難いため
に、コア材と繊維強化樹脂層との接着性に問題が生じ
る。また硬化時に金型と十分に密着させる目的で樹脂を
多く含浸させると、得られた成形物中に占める硬化樹脂
の割合が大きくなり過ぎて十分な力学的強度が得られな
いことがある。内部コア材の代わりに、発泡硬化前の発
泡性樹脂を用い、内圧成形を行う方法も用いられてい
る。この方法によれば、硬化時に樹脂が発泡するために
内圧が生じ、発泡樹脂と繊維強化樹脂層と金型が強く密
着し、発泡樹脂と炭素繊維強化樹脂層との接着性に優れ
た成形体が得られる。しかしながら、内部コア材の代り
に、発泡硬化前の発泡性樹脂を用いた場合、製品を軽量
にするために樹脂の発泡倍率を大きくすると、ボイドや
連続気泡が生じ易く、製品の力学的強度が十分に得られ
ない。一方、発泡倍率を小さくすると内部コア材の密度
が高くなり、十分に軽量な製品が得られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑み、発泡体を材料に用いて、十分な比強度を有
し、かつ所望の形状に成形し得る複合材料を提供するこ
とを目的とする。
状況に鑑み、発泡体を材料に用いて、十分な比強度を有
し、かつ所望の形状に成形し得る複合材料を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的に沿って鋭意研究を進めた結果、コア材として密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を使用し、
かつ硬化時に発泡を伴う樹脂を使用して内圧成形を行う
ことにより、良好な複合材料が得られることを見出して
本発明に到達した。すなわち本発明は、コア材として密
度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、
かつその外側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキ
シ樹脂組成物の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを
有することを特徴とする複合材料に関し、また本発明
は、コア材として密度0.5g/cm3以下のプラスチ
ック発泡体を有し、かつその外側に、(A)エポキシ樹
脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤、(D)硬化促進剤お
よび(E)微小中空球体を含有するエポキシ樹脂組成物
の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを有することを
特徴とする複合材料に関する。更にまた本発明は、密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体をコア材と
し、同コア材の周囲の少なくとも一部に、(A)エポキ
シ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤および(D)硬化
促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配置し、更にそ
の外側に強化繊維プリプレグを配置し、全体を金型に入
れて加熱硬化することを特徴とする複合材料の製造方法
に関し、また本発明は、密度0.5g/cm3以下のプ
ラスチック発泡体をコア材とし、同コア材の周囲の少な
くとも一部に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキ
シ樹脂組成物を配置し、更にその外側に強化繊維および
/または強化繊維構造体を配置し、次いでマトリックス
樹脂を含浸させ、全体を金型に入れて加熱硬化すること
を特徴とする複合材料の製造方法に関する。
的に沿って鋭意研究を進めた結果、コア材として密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を使用し、
かつ硬化時に発泡を伴う樹脂を使用して内圧成形を行う
ことにより、良好な複合材料が得られることを見出して
本発明に到達した。すなわち本発明は、コア材として密
度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体を有し、
かつその外側に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキ
シ樹脂組成物の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを
有することを特徴とする複合材料に関し、また本発明
は、コア材として密度0.5g/cm3以下のプラスチ
ック発泡体を有し、かつその外側に、(A)エポキシ樹
脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤、(D)硬化促進剤お
よび(E)微小中空球体を含有するエポキシ樹脂組成物
の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを有することを
特徴とする複合材料に関する。更にまた本発明は、密度
0.5g/cm3以下のプラスチック発泡体をコア材と
し、同コア材の周囲の少なくとも一部に、(A)エポキ
シ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤および(D)硬化
促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配置し、更にそ
の外側に強化繊維プリプレグを配置し、全体を金型に入
れて加熱硬化することを特徴とする複合材料の製造方法
に関し、また本発明は、密度0.5g/cm3以下のプ
ラスチック発泡体をコア材とし、同コア材の周囲の少な
くとも一部に、(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、
(C)硬化剤および(D)硬化促進剤を含有するエポキ
シ樹脂組成物を配置し、更にその外側に強化繊維および
/または強化繊維構造体を配置し、次いでマトリックス
樹脂を含浸させ、全体を金型に入れて加熱硬化すること
を特徴とする複合材料の製造方法に関する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
コア材として用いられるプラスチック発泡体は、通常の
複合材料に用いられ、かつ密度が0.5g/cm3以下
のものであれば特に制限されない。例えばポリエチレン
発泡体、ポリプロピレン発泡体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体発泡体、ポリスチレン発泡体、ABS樹脂発泡
体、ポリ塩化ビニル発泡体、アクリル樹脂発泡体、ポリ
ウレタン発泡体、尿素樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡
体、エポキシ樹脂発泡体、ポリエステル樹脂発泡体、シ
リコーン樹脂発泡体、ポリエチレンテレフタレート樹脂
発泡体、ポリブチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリ
カーボネート樹脂発泡体、変性ポリフェニレンオキシド
(PPO)樹脂発泡体、ポリエーテルイミド樹脂発泡
体、ナイロン発泡体、ポリイミド発泡体、ポリアクリル
イミドその他各種のエンジニアリングプラスチック発泡
体等が挙げられる。なかでもエポキシ樹脂発泡体、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリアクリルイミ
ド発泡体が好ましい。また、コア材として発泡ゴムを使
用することもできる。
コア材として用いられるプラスチック発泡体は、通常の
複合材料に用いられ、かつ密度が0.5g/cm3以下
のものであれば特に制限されない。例えばポリエチレン
発泡体、ポリプロピレン発泡体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体発泡体、ポリスチレン発泡体、ABS樹脂発泡
体、ポリ塩化ビニル発泡体、アクリル樹脂発泡体、ポリ
ウレタン発泡体、尿素樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡
体、エポキシ樹脂発泡体、ポリエステル樹脂発泡体、シ
リコーン樹脂発泡体、ポリエチレンテレフタレート樹脂
発泡体、ポリブチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリ
カーボネート樹脂発泡体、変性ポリフェニレンオキシド
(PPO)樹脂発泡体、ポリエーテルイミド樹脂発泡
体、ナイロン発泡体、ポリイミド発泡体、ポリアクリル
イミドその他各種のエンジニアリングプラスチック発泡
体等が挙げられる。なかでもエポキシ樹脂発泡体、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂発泡体、ポリアクリルイミ
ド発泡体が好ましい。また、コア材として発泡ゴムを使
用することもできる。
【0006】コア材の密度は0.5g/cm3以下であ
ることが必要であり、耐熱性、剛性が十分であれば密度
の下限に制限はないが、好ましくは0.01〜0.5g
/cm3、特に好ましくは0.05〜0.1g/cm3
である。コア材の密度が0.5g/cm3を超えると、
重過ぎるために十分な比強度が得られないので好ましく
ない。コア材の形状は特に限定されず、目的に応じて適
宜選択することができ、例えば断面が円形、楕円形、正
方形、長方形等が挙げられる。また、目的とする製品と
同じ形状でかつ目的とする製品よりも小さい形状のコア
材を用いることができる。エポキシ樹脂組成物がシート
状に成形されたものを巻き付けて用いる場合には、コア
材の断面形状は円形であることが特に望ましい。
ることが必要であり、耐熱性、剛性が十分であれば密度
の下限に制限はないが、好ましくは0.01〜0.5g
/cm3、特に好ましくは0.05〜0.1g/cm3
である。コア材の密度が0.5g/cm3を超えると、
重過ぎるために十分な比強度が得られないので好ましく
ない。コア材の形状は特に限定されず、目的に応じて適
宜選択することができ、例えば断面が円形、楕円形、正
方形、長方形等が挙げられる。また、目的とする製品と
同じ形状でかつ目的とする製品よりも小さい形状のコア
材を用いることができる。エポキシ樹脂組成物がシート
状に成形されたものを巻き付けて用いる場合には、コア
材の断面形状は円形であることが特に望ましい。
【0007】本発明に用いられる(A)エポキシ樹脂と
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、 脂環式エポキ
シ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、トリス
(グリシジルエーテルフェニル)メタン等の各種エポキ
シ樹脂が挙げられ、またこれらの2種以上のエポキシ樹
脂の混合物を用いることができる。
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、 脂環式エポキ
シ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、トリス
(グリシジルエーテルフェニル)メタン等の各種エポキ
シ樹脂が挙げられ、またこれらの2種以上のエポキシ樹
脂の混合物を用いることができる。
【0008】ビスフェノールA型エポキシ樹脂として
は、例えば、エピコート828、同834、同827、
同1001、同1002、同1004、同1007、同
1009(以上、油化シェルエポキシ(株)製)、アラ
ルダイトCY205、同CY230、同CY232、同
CY221、同GY257、同GY252、同GY25
5、同GY250、同GY260、同GY280、同6
071、同7071、同7072(以上、チバ・ガイギ
ー社製)、ダウエポキシDER331、同DER33
2、同DER662、同DER663U、同DER66
2U(以上、ダウケミカル社製)、エピクロン840、
同850、同855、同860、同1050、同305
0、同4050、同7050(以上、大日本インキ化学
工業(株)製)、エポトートYD115、同YD115
CA、同YD117、同YD121、同YD127、同
YD128、同YD128CA、同YD128S、同Y
D134、同YD001Z、同YD011、同YD01
2、同YD014、同YD014ES、同YD017、
同YD019、同YD020、同YD002(以上、東
都化成(株)製)等が挙げられる。
は、例えば、エピコート828、同834、同827、
同1001、同1002、同1004、同1007、同
1009(以上、油化シェルエポキシ(株)製)、アラ
ルダイトCY205、同CY230、同CY232、同
CY221、同GY257、同GY252、同GY25
5、同GY250、同GY260、同GY280、同6
071、同7071、同7072(以上、チバ・ガイギ
ー社製)、ダウエポキシDER331、同DER33
2、同DER662、同DER663U、同DER66
2U(以上、ダウケミカル社製)、エピクロン840、
同850、同855、同860、同1050、同305
0、同4050、同7050(以上、大日本インキ化学
工業(株)製)、エポトートYD115、同YD115
CA、同YD117、同YD121、同YD127、同
YD128、同YD128CA、同YD128S、同Y
D134、同YD001Z、同YD011、同YD01
2、同YD014、同YD014ES、同YD017、
同YD019、同YD020、同YD002(以上、東
都化成(株)製)等が挙げられる。
【0009】ビスフェノールF型エポキシ樹脂として
は、例えば、エピコート807(油化シェルエポキシ
(株)製)、エポトートYDF170(東都化成(株)
製)等が挙げられる。フェノールノボラック型エポキシ
樹脂としては、例えば、エピコート152、同154
(以上、油化シエルエポキシ(株)製)、アラルダイト
EPN1138、同EPN1139(以上、チバ・ガイ
ギー社製)、ダウエポキシDEN431、同DEN43
8、同DEN439(以上、ダウケミカル社製)、EP
PN201(日本化薬(株)製)、エピクロンN740
(大日本インキ化学工業(株)製)、エポトートYDP
N638(東都化成(株)製)、Tactix785
(ダウケミカル日本(株)製)等が挙げられる。クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂としては、例えば、EC
N1280、ECN1299(以上、チバ・ガイギー社
製)、EOCN102(日本化薬(株)製)等が挙げら
れる。脂環式エポキシ樹脂としては、例えば、アラルダ
イトCY179、同CY178、同CY182、同CY
183(以上、チバ・ガイギー社製)等が挙げられる。
グリシジルアミン型エポキシ樹脂としては、例えば、ア
ラルダイトMY720(チバ・ガイギー社製)、エポト
ートFYH434(東都化成(株)製)、ELM12
0、ELM434(以上、住友化学工業(株)製)、T
ETRAD−C、TETRAD−X(以上、三菱ガス化
学(株)製)等がある。トリス(グリシジルエーテルフ
ェニル)メタン型エポキシ樹脂としては、例えば、Ta
ctix742(ダウケミカル日本(株)製)が挙げら
れる。
は、例えば、エピコート807(油化シェルエポキシ
(株)製)、エポトートYDF170(東都化成(株)
製)等が挙げられる。フェノールノボラック型エポキシ
樹脂としては、例えば、エピコート152、同154
(以上、油化シエルエポキシ(株)製)、アラルダイト
EPN1138、同EPN1139(以上、チバ・ガイ
ギー社製)、ダウエポキシDEN431、同DEN43
8、同DEN439(以上、ダウケミカル社製)、EP
PN201(日本化薬(株)製)、エピクロンN740
(大日本インキ化学工業(株)製)、エポトートYDP
N638(東都化成(株)製)、Tactix785
(ダウケミカル日本(株)製)等が挙げられる。クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂としては、例えば、EC
N1280、ECN1299(以上、チバ・ガイギー社
製)、EOCN102(日本化薬(株)製)等が挙げら
れる。脂環式エポキシ樹脂としては、例えば、アラルダ
イトCY179、同CY178、同CY182、同CY
183(以上、チバ・ガイギー社製)等が挙げられる。
グリシジルアミン型エポキシ樹脂としては、例えば、ア
ラルダイトMY720(チバ・ガイギー社製)、エポト
ートFYH434(東都化成(株)製)、ELM12
0、ELM434(以上、住友化学工業(株)製)、T
ETRAD−C、TETRAD−X(以上、三菱ガス化
学(株)製)等がある。トリス(グリシジルエーテルフ
ェニル)メタン型エポキシ樹脂としては、例えば、Ta
ctix742(ダウケミカル日本(株)製)が挙げら
れる。
【0010】更に、エポキシ樹脂の靭性を向上させるた
め、各種のプラスチックおよびゴム等を、 エポキシ樹
脂100重量部に対し通常5〜30重量部、好ましくは
8〜20重量部添加することができる。上記プラスチッ
クとしては、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテル
スルホン、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミド、ポリ
ビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリエチレ
ンテレフタレート等がある。ゴム類としては、例えば、
ブタジエン−アクリロニトリルゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹
脂、シリコーン樹脂等がある。また、更に靭性を向上さ
せるために高分子の超微粒子を添加することもできる。
高分子超微粒子の材料としては、例えば、スチレン樹
脂、ジビニルベンゼン樹脂、スチレン−ジビニルベンゼ
ン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾ
グアナミン−メラミン共縮合樹脂、尿素樹脂、シリコー
ン樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、メチルメタ
クリレート樹脂、n−ブチルアクリレート樹脂、アクリ
ルーウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステ
ル樹脂等がある。
め、各種のプラスチックおよびゴム等を、 エポキシ樹
脂100重量部に対し通常5〜30重量部、好ましくは
8〜20重量部添加することができる。上記プラスチッ
クとしては、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテル
スルホン、フェノキシ樹脂、ポリエーテルイミド、ポリ
ビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリエチレ
ンテレフタレート等がある。ゴム類としては、例えば、
ブタジエン−アクリロニトリルゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹
脂、シリコーン樹脂等がある。また、更に靭性を向上さ
せるために高分子の超微粒子を添加することもできる。
高分子超微粒子の材料としては、例えば、スチレン樹
脂、ジビニルベンゼン樹脂、スチレン−ジビニルベンゼ
ン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾ
グアナミン−メラミン共縮合樹脂、尿素樹脂、シリコー
ン樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂、メチルメタ
クリレート樹脂、n−ブチルアクリレート樹脂、アクリ
ルーウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステ
ル樹脂等がある。
【0011】本発明で用いられる(B)発泡剤として
は、例えば、アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾビスホ
ルムアミド(ABFA)、ジアゾアミノベンゼン(DA
B)等のアゾ系、N,N’−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン(DPT)、N,N’−ジメチル.N,N’
−ジニトロソテレフタルアミド等のニトロソ系、ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド(BSH)、トルエンスルホニ
ルヒドラジド(TSH)、p,p’−オキシビス(ベン
ゼンスルホニルヒドラジド)(OBSP)、トリヒドラ
ジノトリアジン等のヒドラジド系が挙げられる。また、
硬化の際、加熱によりガスが発生するもの、例えば、脂
肪族炭化水素、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化合
物等の有機溶剤を使用することができる。なかでもアゾ
ジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、トリヒドラジノトリアジンが高温発泡性の点で好ま
しい。これらを使用することにより硬化時に効果的に発
泡し、軽量の発泡体が得られる。
は、例えば、アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾビスホ
ルムアミド(ABFA)、ジアゾアミノベンゼン(DA
B)等のアゾ系、N,N’−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン(DPT)、N,N’−ジメチル.N,N’
−ジニトロソテレフタルアミド等のニトロソ系、ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド(BSH)、トルエンスルホニ
ルヒドラジド(TSH)、p,p’−オキシビス(ベン
ゼンスルホニルヒドラジド)(OBSP)、トリヒドラ
ジノトリアジン等のヒドラジド系が挙げられる。また、
硬化の際、加熱によりガスが発生するもの、例えば、脂
肪族炭化水素、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化合
物等の有機溶剤を使用することができる。なかでもアゾ
ジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、トリヒドラジノトリアジンが高温発泡性の点で好ま
しい。これらを使用することにより硬化時に効果的に発
泡し、軽量の発泡体が得られる。
【0012】(B)発泡剤は、エポキシ樹脂100重量
部に対し0.1〜25重量部、好ましくは1.5〜15
重量部が使用される。使用量が0.1重量部未満のとき
には、発泡の効果が少なく、また25重量部を超えると
きは、発泡量が大き過ぎ、成形性に問題を生ずるためい
ずれも好ましくない。
部に対し0.1〜25重量部、好ましくは1.5〜15
重量部が使用される。使用量が0.1重量部未満のとき
には、発泡の効果が少なく、また25重量部を超えると
きは、発泡量が大き過ぎ、成形性に問題を生ずるためい
ずれも好ましくない。
【0013】また発泡剤の分解温度、発生ガス量、発泡
速度等は、発泡助剤を添加して調整することができる。
発泡助剤としては、例えば、亜鉛華、硝酸亜鉛、三塩基
性リン酸鉛、金属石鹸、ホウ砂、蓚酸、尿素等の発泡促
進剤のほかに、ハイドロキノン等の発泡抑制剤も併用す
ることができる。
速度等は、発泡助剤を添加して調整することができる。
発泡助剤としては、例えば、亜鉛華、硝酸亜鉛、三塩基
性リン酸鉛、金属石鹸、ホウ砂、蓚酸、尿素等の発泡促
進剤のほかに、ハイドロキノン等の発泡抑制剤も併用す
ることができる。
【0014】本発明で使用される(C)硬化剤として
は、例えばジシアンジアミドが挙げられる。その他の硬
化剤としては、o−トリルビグアニド、2,6−キシレ
ニルビグアニド、フェニルビグアニド、p−クロロフェ
ニルビグアニド等も用いられる。また、高温硬化用の硬
化剤として、ジアミノジフェニルスルホンも用いること
ができる。
は、例えばジシアンジアミドが挙げられる。その他の硬
化剤としては、o−トリルビグアニド、2,6−キシレ
ニルビグアニド、フェニルビグアニド、p−クロロフェ
ニルビグアニド等も用いられる。また、高温硬化用の硬
化剤として、ジアミノジフェニルスルホンも用いること
ができる。
【0015】(C)硬化剤は、エポキシ樹脂100重量
部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜10
重量部添加される。添加量が0.5重量部未満では、十
分な硬化が起こらず、また10重量部を超えるときに
は、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるためにい
ずれも好ましくない。
部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜10
重量部添加される。添加量が0.5重量部未満では、十
分な硬化が起こらず、また10重量部を超えるときに
は、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるためにい
ずれも好ましくない。
【0016】本発明で使用される(D)硬化促進剤とし
ては、例えば、3−フェニル−1,1−ジメチルウレ
ア、3−p−クロロフェニル−1,1−ジメチルウレ
ア、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメ
チルウレアおよびBF3モノエチルアミン等を挙げるこ
とができる。
ては、例えば、3−フェニル−1,1−ジメチルウレ
ア、3−p−クロロフェニル−1,1−ジメチルウレ
ア、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメ
チルウレアおよびBF3モノエチルアミン等を挙げるこ
とができる。
【0017】(D)硬化促進剤は、エポキシ樹脂100
重量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜
10重量部使用される。使用量が0.5重量部未満で
は、十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えると
きには、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるため
にいずれも好ましくない。
重量部に対し通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜
10重量部使用される。使用量が0.5重量部未満で
は、十分な硬化が起こらず、また10重量部を超えると
きには、発熱量が大き過ぎて成形性に問題が生じるため
にいずれも好ましくない。
【0018】本発明においては、エポキシ樹脂組成物の
発泡・硬化後の密度を下げたり、また強度を向上させる
目的で、必要に応じて(E)微小中空球体を含有させる
こともできる。(E)微小中空球体としては、ガラス、
アルミナシリケート、セラミックス、カーボン等の無機
質系およびフェノール樹脂、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機質系のものが挙げられる。この中でも特
に、強度および軽量化の点でガラス微小中空球体が好ま
しい。微小中空球体のサイズは特に限定するものではな
いが、通常10〜200μm、好ましくは80〜120
μmの粒径分布のものである。更に、80〜120μm
および20〜50μmの粒径分布のものをブレンドして
用いると、強度の向上が図れるため特に望ましい。
発泡・硬化後の密度を下げたり、また強度を向上させる
目的で、必要に応じて(E)微小中空球体を含有させる
こともできる。(E)微小中空球体としては、ガラス、
アルミナシリケート、セラミックス、カーボン等の無機
質系およびフェノール樹脂、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機質系のものが挙げられる。この中でも特
に、強度および軽量化の点でガラス微小中空球体が好ま
しい。微小中空球体のサイズは特に限定するものではな
いが、通常10〜200μm、好ましくは80〜120
μmの粒径分布のものである。更に、80〜120μm
および20〜50μmの粒径分布のものをブレンドして
用いると、強度の向上が図れるため特に望ましい。
【0019】また、ガラス微小中空球体を用いる場合、
マトリックス樹脂との界面接着強度を高め、物性を向上
させるために、シランカップリング剤を使用することが
有効である。シランカップリング剤としては、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)−エチルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等が挙げ
られる。その他、チタンカップリング剤およびジルコニ
ウムカップリング剤も用いることができる。
マトリックス樹脂との界面接着強度を高め、物性を向上
させるために、シランカップリング剤を使用することが
有効である。シランカップリング剤としては、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)−エチルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等が挙げ
られる。その他、チタンカップリング剤およびジルコニ
ウムカップリング剤も用いることができる。
【0020】(E)微小中空球体は、エポキシ樹脂10
0重量部に対し、5〜65重量部、好ましくは7〜25
重量部添加される。添加量が5重量部未満のときには、
軽量化の効果が少なく、また65重量部を超えるとき
は、樹脂との混合が困難となり、また、成形性に問題を
生じるためいずれも好ましくない。
0重量部に対し、5〜65重量部、好ましくは7〜25
重量部添加される。添加量が5重量部未満のときには、
軽量化の効果が少なく、また65重量部を超えるとき
は、樹脂との混合が困難となり、また、成形性に問題を
生じるためいずれも好ましくない。
【0021】本発明においては、その他の添加物として
反応希釈剤、各種フィラー、可塑剤、整泡剤、増粘剤、
着色剤等を混合することもできる。
反応希釈剤、各種フィラー、可塑剤、整泡剤、増粘剤、
着色剤等を混合することもできる。
【0022】本発明のエポキシ樹脂組成物の製造方法は
限定されないが、均一な組成物を製造する上で特に好ま
しい方法を以下に説明する。エポキシ樹脂、発泡剤、微
小中空球体、硬化剤、硬化促進剤および必要に応じて微
小中空球体を混合するに際し、まずエポキシ樹脂を通常
80〜200℃で加熱溶融し、粘度を十分に低下させて
から微小中空球体を添加する。均一に混合した後、混合
物を通常60〜80℃まで冷却し、更に、あらかじめ液
状のエポキシ樹脂と混合した発泡剤、硬化剤および硬化
促進剤を手早く添加する。その後、配合物を抜き出し急
冷する。
限定されないが、均一な組成物を製造する上で特に好ま
しい方法を以下に説明する。エポキシ樹脂、発泡剤、微
小中空球体、硬化剤、硬化促進剤および必要に応じて微
小中空球体を混合するに際し、まずエポキシ樹脂を通常
80〜200℃で加熱溶融し、粘度を十分に低下させて
から微小中空球体を添加する。均一に混合した後、混合
物を通常60〜80℃まで冷却し、更に、あらかじめ液
状のエポキシ樹脂と混合した発泡剤、硬化剤および硬化
促進剤を手早く添加する。その後、配合物を抜き出し急
冷する。
【0023】上記の製造工程において、微小中空球体を
使用する場合には、微小中空球体が剪断力を過度に加え
ると容易に破損するので、これを避けるため混合時にエ
ポキシ樹脂の粘度を調整し、かつ混合の剪断力を制限す
る工夫を行うのが望ましい。例えば、混合時のエポキシ
樹脂の粘度は、通常500〜25,000cP程度、好
ましくは800〜13,000cP程度のものが用いら
れる。エポキシ樹脂の粘度が500cPよりも低いと、
シート状にしたときべたついたり、流動したりするので
好ましくない。また、エポキシ樹脂の粘度が25,00
0cPよりも高と均一に混合し難く、かつ混合時に微小
中空球体が破損するので好ましくない。
使用する場合には、微小中空球体が剪断力を過度に加え
ると容易に破損するので、これを避けるため混合時にエ
ポキシ樹脂の粘度を調整し、かつ混合の剪断力を制限す
る工夫を行うのが望ましい。例えば、混合時のエポキシ
樹脂の粘度は、通常500〜25,000cP程度、好
ましくは800〜13,000cP程度のものが用いら
れる。エポキシ樹脂の粘度が500cPよりも低いと、
シート状にしたときべたついたり、流動したりするので
好ましくない。また、エポキシ樹脂の粘度が25,00
0cPよりも高と均一に混合し難く、かつ混合時に微小
中空球体が破損するので好ましくない。
【0024】剪断力の小さい混合機としては、例えば、
プラネタリーミキサー、二軸型ニーダー、スタチックミ
キサー等が挙げられる。特にプラネタリーミキサーおよ
びニーダーは変速機付きが好ましい。エポキシ樹脂の粘
度が高い場合に過度に大きな剪断力を加えると、発熱に
より樹脂の粘度が増加したり発泡したりする。逆に混合
時の剪断力が不足したときには、混合が不十分なため微
小中空球体、硬化剤および硬化促進剤の分散が不均一と
なり、十分な物性をもつ成形物が得られない。
プラネタリーミキサー、二軸型ニーダー、スタチックミ
キサー等が挙げられる。特にプラネタリーミキサーおよ
びニーダーは変速機付きが好ましい。エポキシ樹脂の粘
度が高い場合に過度に大きな剪断力を加えると、発熱に
より樹脂の粘度が増加したり発泡したりする。逆に混合
時の剪断力が不足したときには、混合が不十分なため微
小中空球体、硬化剤および硬化促進剤の分散が不均一と
なり、十分な物性をもつ成形物が得られない。
【0025】上記のようにして得られたエポキシ樹脂組
成物は、そのまま加温した押出機や注入機により、例え
ば、ガラス繊維強化樹脂(FRP)製あるいは炭素繊維
強化樹脂(CFRP)製のパイプや、複雑形状物のコア
材と表層の間に注入充填し、加熱・硬化するなどの方法
において、充填材料として使用することができる。加熱
・硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜10時
間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間程度
である。
成物は、そのまま加温した押出機や注入機により、例え
ば、ガラス繊維強化樹脂(FRP)製あるいは炭素繊維
強化樹脂(CFRP)製のパイプや、複雑形状物のコア
材と表層の間に注入充填し、加熱・硬化するなどの方法
において、充填材料として使用することができる。加熱
・硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜10時
間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間程度
である。
【0026】また、上記のエポキシ樹脂組成物は、例え
ば、シート状もしくはフィルム状に成形して複合材料用
中間材とし、コア材に積層したりコア材の周囲に巻いて
用いることが好ましい。上記シート状もしくはフィルム
状に成形する方法には各種あるが、代表的なものとして
は、例えば、カレンダーコーター、リバースロールコー
ター、ナイフオーバーロールコーター等が挙げられる。
塗工厚さとしては通常0.5〜5mm、好ましくは0.
2〜3mm程度である。被塗工材としては剥離紙が一般
に使用されるが、プラスチック等のフィルムも使用する
ことができる。
ば、シート状もしくはフィルム状に成形して複合材料用
中間材とし、コア材に積層したりコア材の周囲に巻いて
用いることが好ましい。上記シート状もしくはフィルム
状に成形する方法には各種あるが、代表的なものとして
は、例えば、カレンダーコーター、リバースロールコー
ター、ナイフオーバーロールコーター等が挙げられる。
塗工厚さとしては通常0.5〜5mm、好ましくは0.
2〜3mm程度である。被塗工材としては剥離紙が一般
に使用されるが、プラスチック等のフィルムも使用する
ことができる。
【0027】上記エポキシ樹脂組成物は、他の強化繊維
と積層成形することにより成形体とすることができる。
例えば、前述のコア材にシート状のエポキシ樹脂組成物
を積層しもしくは巻き付け、その上に炭素繊維プリプレ
グ等の強化繊維プリプレグを積層しもしくは巻き付けた
後、全体を金型に入れて加熱硬化し成形することができ
る。また、エポキシ樹脂組成物の上に、強化繊維プリプ
レグを積層しもしくは巻き付ける代わりに、フィラメン
トワインディングにより強化繊維を配したり、強化繊維
織物を積層しもしくは巻き付けたり、強化繊維の組み紐
をかぶせる等の方法で強化繊維および/または強化繊維
構造体を配した後、マトリックス樹脂を含浸させ、全体
を金型に入れて加熱硬化することもできる。上記方法に
よれば、シート状のエポシキ樹脂組成物が発泡すること
により内圧が発生し、コア材を圧縮すると同時に強化繊
維層を金型に押し付けるため、各材料間の接着性が良好
で、かつボイドのきわめて少ない成形体が得られる。上
記加熱硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜1
0時間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間
程度である。
と積層成形することにより成形体とすることができる。
例えば、前述のコア材にシート状のエポキシ樹脂組成物
を積層しもしくは巻き付け、その上に炭素繊維プリプレ
グ等の強化繊維プリプレグを積層しもしくは巻き付けた
後、全体を金型に入れて加熱硬化し成形することができ
る。また、エポキシ樹脂組成物の上に、強化繊維プリプ
レグを積層しもしくは巻き付ける代わりに、フィラメン
トワインディングにより強化繊維を配したり、強化繊維
織物を積層しもしくは巻き付けたり、強化繊維の組み紐
をかぶせる等の方法で強化繊維および/または強化繊維
構造体を配した後、マトリックス樹脂を含浸させ、全体
を金型に入れて加熱硬化することもできる。上記方法に
よれば、シート状のエポシキ樹脂組成物が発泡すること
により内圧が発生し、コア材を圧縮すると同時に強化繊
維層を金型に押し付けるため、各材料間の接着性が良好
で、かつボイドのきわめて少ない成形体が得られる。上
記加熱硬化の条件は、通常90〜180℃で10分〜1
0時間、好ましくは100〜150℃で30分〜3時間
程度である。
【0028】上記において使用される強化繊維は特に限
定されず、複合材料の強化繊維として用いられるすべて
の繊維を用いることができる。例えば、ガラス繊維、炭
素繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化珪素繊
維等が挙げられる。また、これらのうちから選ばれる2
種類以上をハイブリッド構造とした繊維を用いることも
できる。強化繊維プリプレグの形態は特に限定されず、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一方向
材、織物、三軸織物、組紐状組織り、不織布等、あるい
はこれらの織物、組織り、布等を積層し、プリプレグ化
したものが挙げられる。また、強化繊維構造体も目的に
応じて適宜選択することができ、積層したり、巻き付け
たり、かぶせたりして配置できるものであれば特に限定
されず、例えば、ストランド、織物、三軸織物、組紐、
不織布等が挙げられる。
定されず、複合材料の強化繊維として用いられるすべて
の繊維を用いることができる。例えば、ガラス繊維、炭
素繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、炭化珪素繊
維等が挙げられる。また、これらのうちから選ばれる2
種類以上をハイブリッド構造とした繊維を用いることも
できる。強化繊維プリプレグの形態は特に限定されず、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一方向
材、織物、三軸織物、組紐状組織り、不織布等、あるい
はこれらの織物、組織り、布等を積層し、プリプレグ化
したものが挙げられる。また、強化繊維構造体も目的に
応じて適宜選択することができ、積層したり、巻き付け
たり、かぶせたりして配置できるものであれば特に限定
されず、例えば、ストランド、織物、三軸織物、組紐、
不織布等が挙げられる。
【0029】更にまた、マトリックス樹脂は特に限定さ
れず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、
エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリシ
アネート樹脂、フラン樹脂等の熱硬化樹脂が挙げられ
る。
れず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、
エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリシ
アネート樹脂、フラン樹脂等の熱硬化樹脂が挙げられ
る。
【0030】エポキシ樹脂組成物の上に配置した強化繊
維にマトリックス樹脂を含浸させる方法は特に限定され
ず、公知の方法を用いることができる。例えば、樹脂組
成物を溶媒に溶解した溶液中に補強繊維を浸漬した後、
溶媒を除去する溶液法、樹脂組成物を通常60〜90℃
程度に加温して補強繊維に含浸させるいわゆるホットメ
ルト法等を挙げることができる。溶液法の場合、溶媒と
してはアセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エ
タノール、トルエン、ジメチルホルムアミド等の各種溶
剤を用いることができ、またこれらを混合して用いるこ
ともできる。上記の強化繊維プリプレグや強化繊維にマ
トリックス樹脂を含浸したものの樹脂組成物の含量は、
強化繊維とマトリックス樹脂の総量に対して通常25〜
50重量%、好ましくは30〜45重量%である。
維にマトリックス樹脂を含浸させる方法は特に限定され
ず、公知の方法を用いることができる。例えば、樹脂組
成物を溶媒に溶解した溶液中に補強繊維を浸漬した後、
溶媒を除去する溶液法、樹脂組成物を通常60〜90℃
程度に加温して補強繊維に含浸させるいわゆるホットメ
ルト法等を挙げることができる。溶液法の場合、溶媒と
してはアセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エ
タノール、トルエン、ジメチルホルムアミド等の各種溶
剤を用いることができ、またこれらを混合して用いるこ
ともできる。上記の強化繊維プリプレグや強化繊維にマ
トリックス樹脂を含浸したものの樹脂組成物の含量は、
強化繊維とマトリックス樹脂の総量に対して通常25〜
50重量%、好ましくは30〜45重量%である。
【0031】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらに制限されるもので
はない。
体的に説明するが、本発明はこれらに制限されるもので
はない。
【0032】<実施例1>エポキシ樹脂として、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(商品名:エピコート82
8)2.8kgおよびフェノールノボラック型エポキシ
樹脂(商品名:エピコート154)5.2kgを、プラ
ネタリーミキサーに送入し、120℃で均一に混合した
後、ガラス微小中空球体(商品名:スコッチライトグラ
スバブルズC15/250、住友スリーエム社製)1.
2kgを添加し均一に混合した。混合後、内容物を攪拌
しながら70℃まで冷却し、硬化剤としてジシアンジア
ミド0.24kg、硬化促進剤として3−p−クロロフ
ェニル−1,1−ジメチルウレア0.32kg、発泡剤
としてトルエンスルホニルヒドラジド0.48kgを手
早く添加し、5分間攪拌し、抜き出して冷却した。この
樹脂組成物を70℃で再溶融し、カレンダーロールコー
ターを使用して厚さ2.0mmのシート状のエポキシ樹
脂組成物を得た。
ェノールA型エポキシ樹脂(商品名:エピコート82
8)2.8kgおよびフェノールノボラック型エポキシ
樹脂(商品名:エピコート154)5.2kgを、プラ
ネタリーミキサーに送入し、120℃で均一に混合した
後、ガラス微小中空球体(商品名:スコッチライトグラ
スバブルズC15/250、住友スリーエム社製)1.
2kgを添加し均一に混合した。混合後、内容物を攪拌
しながら70℃まで冷却し、硬化剤としてジシアンジア
ミド0.24kg、硬化促進剤として3−p−クロロフ
ェニル−1,1−ジメチルウレア0.32kg、発泡剤
としてトルエンスルホニルヒドラジド0.48kgを手
早く添加し、5分間攪拌し、抜き出して冷却した。この
樹脂組成物を70℃で再溶融し、カレンダーロールコー
ターを使用して厚さ2.0mmのシート状のエポキシ樹
脂組成物を得た。
【0033】<実施例2>直径8mmで密度0.1g/
cm3を有する発泡性エポキシ樹脂製のコア材に、実施
例1で得られたシート状のエポキシ樹脂組成物を1プラ
イ巻き、更に炭素繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤
を含むエポキシ樹脂を含浸させ、テニスラケット製造用
の金型にセットした。130℃の熱プレスによる内圧成
形法で1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表
面状態は良好であった。また、テニスラケットとして十
分な比強度を有していた。
cm3を有する発泡性エポキシ樹脂製のコア材に、実施
例1で得られたシート状のエポキシ樹脂組成物を1プラ
イ巻き、更に炭素繊維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤
を含むエポキシ樹脂を含浸させ、テニスラケット製造用
の金型にセットした。130℃の熱プレスによる内圧成
形法で1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表
面状態は良好であった。また、テニスラケットとして十
分な比強度を有していた。
【0034】<比較例1>シート状のエポシキ樹脂組成
物を用いないほかは、実施例2と同様にして成形体を得
た。成形体の表面状態は一部にへこみおよびすが見られ
た。
物を用いないほかは、実施例2と同様にして成形体を得
た。成形体の表面状態は一部にへこみおよびすが見られ
た。
【0035】<比較例2>離型剤で処理した直径8mm
のスチール製のマンドレルに、実施例1で得られたシー
ト状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に炭素繊
維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹脂
を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット製
造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用いて
1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状態
は一部にへこみおよびすが見られた。
のスチール製のマンドレルに、実施例1で得られたシー
ト状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に炭素繊
維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹脂
を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット製
造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用いて
1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状態
は一部にへこみおよびすが見られた。
【0036】<比較例3>離型剤で処理した直径8mm
のスチール製のマンドレルに、実施例1で得られたシー
ト状のエポキシ樹脂組成物を2プライ巻き、更に炭素繊
維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹脂
を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット製
造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用いて
1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状態
は良好であったが、実施例2の成形体と比べ重量が増大
した。
のスチール製のマンドレルに、実施例1で得られたシー
ト状のエポキシ樹脂組成物を2プライ巻き、更に炭素繊
維製の組紐をかぶせ、これに硬化剤を含むエポキシ樹脂
を含浸した後、マンドレルを抜いて、テニスラケット製
造用の金型にセットした。130℃の熱プレスを用いて
1時間加熱硬化したところ、得られた成形体の表面状態
は良好であったが、実施例2の成形体と比べ重量が増大
した。
【0037】<実施例3>ピッチ系炭素繊維(直径約1
0μm、引張弾性率500GPa、引張強度4,000
MPa)を1,000本一方向に引き揃え、エポキシ樹
脂を含浸させて、繊維体積密度55%、厚み130μm
のシート状のプリプレグを製造した。最も太い部分の直
径が1.3cm、最も細い部分の直径が0.34cmの
テーパー形状を有する、長さ120cmで、密度が0.
35g/cm3である発泡性エポキシ樹脂製のコアに、
実施例1と同様の方法で得られた厚さ0.25mmのシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に上記
プリプレグを繊維が長手方向に対して±45°の角度と
なるように8プライ、0゜の角度となるように4プライ
巻き、最も太い部分の直径が1.7cm、最も細い部分
の直径が0.74cmのテーパー形状を有する、ゴルフ
シャフト製造用の外型にセットした。130℃の熱プレ
スによる内圧成形法で1時間加熱硬化したところ、得ら
れた成形体の表面状態は良好であり、化粧仕上げのため
の研磨は不要であった。また、ゴルフシャフトとして十
分な引張弾性率、引張強度、曲げ弾性率、曲げ強度、ね
じれ弾性率、ねじれ強度を有していた。
0μm、引張弾性率500GPa、引張強度4,000
MPa)を1,000本一方向に引き揃え、エポキシ樹
脂を含浸させて、繊維体積密度55%、厚み130μm
のシート状のプリプレグを製造した。最も太い部分の直
径が1.3cm、最も細い部分の直径が0.34cmの
テーパー形状を有する、長さ120cmで、密度が0.
35g/cm3である発泡性エポキシ樹脂製のコアに、
実施例1と同様の方法で得られた厚さ0.25mmのシ
ート状のエポキシ樹脂組成物を1プライ巻き、更に上記
プリプレグを繊維が長手方向に対して±45°の角度と
なるように8プライ、0゜の角度となるように4プライ
巻き、最も太い部分の直径が1.7cm、最も細い部分
の直径が0.74cmのテーパー形状を有する、ゴルフ
シャフト製造用の外型にセットした。130℃の熱プレ
スによる内圧成形法で1時間加熱硬化したところ、得ら
れた成形体の表面状態は良好であり、化粧仕上げのため
の研磨は不要であった。また、ゴルフシャフトとして十
分な引張弾性率、引張強度、曲げ弾性率、曲げ強度、ね
じれ弾性率、ねじれ強度を有していた。
【0038】<比較例4>シート状のエポキシ樹脂組成
物を用いないほかは、実施例3と同様にして成形体を得
た。成形体の表面の一部にへこみおよびすが見られた。
物を用いないほかは、実施例3と同様にして成形体を得
た。成形体の表面の一部にへこみおよびすが見られた。
【0039】<実施例4>ピッチ系炭素繊維(直径約1
0μm、引張弾性率500GPa、引張強度4,000
MPa)の平織物に、エポキシ樹脂を含浸させて、繊維
体積密度55%、厚み260μmのシート状の織物プリ
プレグを製造した。ゴルフクラブのヘッドと相似であ
り、かつ20%小さい形状・寸法の発泡性エポキシ樹脂
性のコアを、実施例1で得られたシート状のエポキシ樹
脂組成物で1プライ包んだ。次に、上記コアに織物プリ
プレグを25プライ積層し、ヘッド製造用の外型にセッ
トし、130℃の熱プレスによる内圧成形法で1時間加
熱硬化した。このとき、最外層のプリプレグは完全に金
型に密着した状態にあった。得られた成形体の表面状態
は良好であり、化粧仕上げのための研磨は不要であっ
た。また、得られた成形体はゴルフシャフトのヘッドと
して十分な耐久性、耐衝撃特性を有していた。
0μm、引張弾性率500GPa、引張強度4,000
MPa)の平織物に、エポキシ樹脂を含浸させて、繊維
体積密度55%、厚み260μmのシート状の織物プリ
プレグを製造した。ゴルフクラブのヘッドと相似であ
り、かつ20%小さい形状・寸法の発泡性エポキシ樹脂
性のコアを、実施例1で得られたシート状のエポキシ樹
脂組成物で1プライ包んだ。次に、上記コアに織物プリ
プレグを25プライ積層し、ヘッド製造用の外型にセッ
トし、130℃の熱プレスによる内圧成形法で1時間加
熱硬化した。このとき、最外層のプリプレグは完全に金
型に密着した状態にあった。得られた成形体の表面状態
は良好であり、化粧仕上げのための研磨は不要であっ
た。また、得られた成形体はゴルフシャフトのヘッドと
して十分な耐久性、耐衝撃特性を有していた。
【0040】<比較例5>シート状のエポキシ樹脂組成
物を用いないほかは、実施例4と同様にして成形体を得
た。成形体の表面の一部にへこみやすが見られた。
物を用いないほかは、実施例4と同様にして成形体を得
た。成形体の表面の一部にへこみやすが見られた。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、密度0.5g/cm3
以下の軽量芯材を有し、かつ内圧成形法により成形した
複合材料が得られる。得られた複合材料は、各材料間の
接着性がよく、また発泡材料層中のボイドが少ないた
め、軽量でかつ十分な強度を有する。また、成形時に金
型に強く密着するため、良好な表面を有する。更に、本
発明による複合材料は、良好な表面を有するために、表
面の研磨仕上げの行程を省略することができる。従っ
て、研磨による表面の強化繊維切断に伴う、成形体の強
度低下、およびコストの上昇を避けることができる。
以下の軽量芯材を有し、かつ内圧成形法により成形した
複合材料が得られる。得られた複合材料は、各材料間の
接着性がよく、また発泡材料層中のボイドが少ないた
め、軽量でかつ十分な強度を有する。また、成形時に金
型に強く密着するため、良好な表面を有する。更に、本
発明による複合材料は、良好な表面を有するために、表
面の研磨仕上げの行程を省略することができる。従っ
て、研磨による表面の強化繊維切断に伴う、成形体の強
度低下、およびコストの上昇を避けることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/38 7016−4F // B29K 63:00 105:04 105:08 B29L 9:00 4F
Claims (6)
- 【請求項1】 コア材として密度0.5g/cm3以下のプラ
スチック発泡体を有し、かつその外側に、(A)エポキ
シ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤および(D)硬化
促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物の発泡体ならびに
繊維強化プラスチックを有することを特徴とする複合材
料。 - 【請求項2】 コア材として密度0.5g/cm3以下のプラ
スチック発泡体を有し、かつその外側に、(A)エポキ
シ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤、(D)硬化促進剤
および(E)微小中空球体を含有するエポキシ樹脂組成
物の発泡体ならびに繊維強化プラスチックを有すること
を特徴とする複合材料。 - 【請求項3】 密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡
体をコア材とし、該コア材の周囲の少なくとも一部に、
(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤およ
び(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配
置し、更にその外側に強化繊維プリプレグを配置し、全
体を金型に入れて加熱硬化することを特徴とする複合材
料の製造方法。 - 【請求項4】 前記エポキシ樹脂組成物が、(E)微小
中空球体を含有することを特徴とする請求項3に記載の
複合材料の製造方法。 - 【請求項5】 密度0.5g/cm3以下のプラスチック発泡
体をコア材とし、該コア材の周囲の少なくとも一部に、
(A)エポキシ樹脂、(B)発泡剤、(C)硬化剤およ
び(D)硬化促進剤を含有するエポキシ樹脂組成物を配
置し、更にその外側に強化繊維および/または強化繊維
構造体を配置し、次いでマトリックス樹脂を含浸させ、
全体を金型に入れて加熱硬化することを特徴とする複合
材料の製造方法。 - 【請求項6】 前記エポキシ樹脂組成物が、(E)微小
中空球体を含有することを特徴とする請求項5に記載の
複合材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155979A JPH05318642A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 複合材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155979A JPH05318642A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 複合材料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05318642A true JPH05318642A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15617707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4155979A Pending JPH05318642A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 複合材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05318642A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007519540A (ja) * | 2004-02-02 | 2007-07-19 | エル アンド エル プロダクツ, インク. | 複合材料におけるまたはそれに関係する改良 |
| JP2010523730A (ja) * | 2006-04-04 | 2010-07-15 | エー アンド ピー テクノロジー | 複合マンドレル |
| WO2010045480A3 (en) * | 2008-10-15 | 2010-07-15 | Merkel Composite Technologies | Composite structural elements and method of making same |
| JP2013188953A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Sekisui Plastics Co Ltd | 繊維強化複合体の製造方法 |
| CN111391435A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-10 | 巩义市泛锐熠辉复合材料有限公司 | 一种新型复合纤维板材及其制备方法 |
| JP2021160171A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 積水化成品工業株式会社 | 樹脂複合体 |
| CN116987315A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-11-03 | 中国海洋大学 | 多孔碳纤维复合材料及其制备方法和应用 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4155979A patent/JPH05318642A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007519540A (ja) * | 2004-02-02 | 2007-07-19 | エル アンド エル プロダクツ, インク. | 複合材料におけるまたはそれに関係する改良 |
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| US8484918B2 (en) | 2008-10-15 | 2013-07-16 | Merkel Composite Technologies, Inc. | Composite structural elements and method of making same |
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| JP2021160171A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 積水化成品工業株式会社 | 樹脂複合体 |
| CN116987315A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-11-03 | 中国海洋大学 | 多孔碳纤维复合材料及其制备方法和应用 |
| CN116987315B (zh) * | 2023-07-04 | 2024-08-30 | 中国海洋大学 | 多孔碳纤维复合材料及其制备方法和应用 |
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