JPH05321076A - 積層板用ガラス織布および積層板 - Google Patents
積層板用ガラス織布および積層板Info
- Publication number
- JPH05321076A JPH05321076A JP4126533A JP12653392A JPH05321076A JP H05321076 A JPH05321076 A JP H05321076A JP 4126533 A JP4126533 A JP 4126533A JP 12653392 A JP12653392 A JP 12653392A JP H05321076 A JPH05321076 A JP H05321076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- woven fabric
- glass woven
- coefficient
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ガラス織布を基材とする積層板において、平面
方向の熱膨張率を小さくし、機械加工性もよくする。 【構成】ガラスフィラメント(a)と(b)を所定本数
ずつ合計200本程度撚り合わせて構成した糸を所定の
打ち込み本数で織ったガラス織布を熱硬化性樹脂積層板
の基材とする。前記(a)はEガラスよりなり、(b)
はガラス成分のうちSiO2とAl2O3の合計が85〜
90重量%であるガラスよりなる。前記(a)と(b)
の使用本数の比率は5:5〜2:8である。
方向の熱膨張率を小さくし、機械加工性もよくする。 【構成】ガラスフィラメント(a)と(b)を所定本数
ずつ合計200本程度撚り合わせて構成した糸を所定の
打ち込み本数で織ったガラス織布を熱硬化性樹脂積層板
の基材とする。前記(a)はEガラスよりなり、(b)
はガラス成分のうちSiO2とAl2O3の合計が85〜
90重量%であるガラスよりなる。前記(a)と(b)
の使用本数の比率は5:5〜2:8である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板用の絶
縁基板として適した熱硬化性樹脂積層板ならびにこの積
層板用のガラス織布に関する。
縁基板として適した熱硬化性樹脂積層板ならびにこの積
層板用のガラス織布に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板の絶縁基板は、E
ガラスよりなるガラスフィラメントのガラス織布基材に
熱硬化性樹脂を含浸乾燥し、これを加熱加圧成形した積
層板を用いるのが一般的である。しかし、この積層板は
平面方向の熱膨張率が大きい。従って、熱膨張率の小さ
いリードレスチップキャリアやフリップチップなどのL
SI、チップ抵抗、チップコンデンサ等の部品を、プリ
ント配線板の表面に直接半田付け(表面実装)して使用
すると、熱ストレスによって半田接続部分にクラックが
入りやすい。積層板の平面方向の熱膨張率は、樹脂を含
浸した基材の熱膨張率に大きく影響される。通常基材と
して用いられるガラス織布は、ガラスの成分がSi
O2、Al2O3、CaO、MgOなどからなる。このS
iO2、Al2O3の成分を増加させることによりガラス
基材の熱膨張率を小さくすることができる。そこで、熱
膨張率が小さい石英ガラス繊維の織布を基材とした熱硬
化性樹脂積層板が提案されているが、繊維自身が硬くま
た脆くなるため織布にすることが難しくなる。また、そ
れを用いた積層板のドリル加工時のドリル摩耗が著しく
悪くなる。ガラス成分のうちアルカリ金属酸化物を調整
することにより、線膨張率を小さく、ドリル加工性も向
上させることができるが、やはり工業的には織布化が困
難である。熱膨張率が負の値を示すアラミド繊維、グラ
ファイト繊維、カーボン繊維等の織布を基材とした熱硬
化性樹脂積層板も提案されている。しかし、アラミド繊
維の織布を基材とした積層板は、穴明けを行うとその壁
面に繊維が残り、スルホールメッキの障害になるし、耐
湿性にも問題がある。また、カーボン繊維の織布を基材
とした積層板は、基材自体に導電性があるので、到底プ
リント配線板の絶縁基板としては使えない。
ガラスよりなるガラスフィラメントのガラス織布基材に
熱硬化性樹脂を含浸乾燥し、これを加熱加圧成形した積
層板を用いるのが一般的である。しかし、この積層板は
平面方向の熱膨張率が大きい。従って、熱膨張率の小さ
いリードレスチップキャリアやフリップチップなどのL
SI、チップ抵抗、チップコンデンサ等の部品を、プリ
ント配線板の表面に直接半田付け(表面実装)して使用
すると、熱ストレスによって半田接続部分にクラックが
入りやすい。積層板の平面方向の熱膨張率は、樹脂を含
浸した基材の熱膨張率に大きく影響される。通常基材と
して用いられるガラス織布は、ガラスの成分がSi
O2、Al2O3、CaO、MgOなどからなる。このS
iO2、Al2O3の成分を増加させることによりガラス
基材の熱膨張率を小さくすることができる。そこで、熱
膨張率が小さい石英ガラス繊維の織布を基材とした熱硬
化性樹脂積層板が提案されているが、繊維自身が硬くま
た脆くなるため織布にすることが難しくなる。また、そ
れを用いた積層板のドリル加工時のドリル摩耗が著しく
悪くなる。ガラス成分のうちアルカリ金属酸化物を調整
することにより、線膨張率を小さく、ドリル加工性も向
上させることができるが、やはり工業的には織布化が困
難である。熱膨張率が負の値を示すアラミド繊維、グラ
ファイト繊維、カーボン繊維等の織布を基材とした熱硬
化性樹脂積層板も提案されている。しかし、アラミド繊
維の織布を基材とした積層板は、穴明けを行うとその壁
面に繊維が残り、スルホールメッキの障害になるし、耐
湿性にも問題がある。また、カーボン繊維の織布を基材
とした積層板は、基材自体に導電性があるので、到底プ
リント配線板の絶縁基板としては使えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、プリント
配線板の絶縁基板として平面方向の熱膨張率が小さく機
械加工性もよい、バランスのとれた積層板は見いだされ
ていない。本発明が解決しようとする課題は、ガラス織
布を基材とする積層板において、平面方向の熱膨張率を
小さくし、機械加工性もよくすることである。また、こ
のような積層板のためのガラス織布を提供することであ
る。
配線板の絶縁基板として平面方向の熱膨張率が小さく機
械加工性もよい、バランスのとれた積層板は見いだされ
ていない。本発明が解決しようとする課題は、ガラス織
布を基材とする積層板において、平面方向の熱膨張率を
小さくし、機械加工性もよくすることである。また、こ
のような積層板のためのガラス織布を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る積層板用ガラス織布は、Eガラスより
なるガラスフィラメント(a)とガラス成分のうちSi
O2とAl2O3の合計が85〜90重量%であるガラス
よりなるガラスフィラメント(b)とで構成される。そ
して、前記(a)と(b)の使用比率が5:5〜2:8
であることを特徴とする。また、本発明に係る積層板
は、前記のようなガラス織布を基材とするものであり、
ガラス織布に熱硬化性樹脂を含浸してなる。
め、本発明に係る積層板用ガラス織布は、Eガラスより
なるガラスフィラメント(a)とガラス成分のうちSi
O2とAl2O3の合計が85〜90重量%であるガラス
よりなるガラスフィラメント(b)とで構成される。そ
して、前記(a)と(b)の使用比率が5:5〜2:8
であることを特徴とする。また、本発明に係る積層板
は、前記のようなガラス織布を基材とするものであり、
ガラス織布に熱硬化性樹脂を含浸してなる。
【0005】
【作用】本発明に係るガラス織布は、SiO2とAl2O
3の成分を増加させて熱膨張率を小さくしたガラスフィ
ラメント(b)を、通常ガラス織布に使用されているE
ガラスよりなるガラスフィラメント(a)と組み合わせ
ることにより、容易に織布化できる。ガラスフィラメン
ト(a)と(b)の割合によりガラス織布の熱膨張率は
決まるが、熱膨張率の小さなガラスフィラメント(b)
が多いと織布化が困難となり、同時にドリル加工時のド
リルの摩耗が大きくなる。一方、ガラスフィラメント
(b)が少ないと熱膨張率が小さくならない。つまり、
ガラスフィラメント(a)と(b)の使用比率を、5:
5〜2:8とすることにより上記課題を解決することが
できる。ここで、ガラスフィラメント(b)のガラスの
成分は、SiO2、Al2O3の合計が85重量%に達し
ないと熱膨張率が小さくならないし、90%を越えると
単糸化が困難となる。尚、積層板を構成する所定枚数の
ガラス織布基材として、ガラスフィラメント(a)より
なるガラス織布とガラスフィラメント(b)よりなるガ
ラス織布を組み合わせるようなことも考えられるが、2
種類の基材が必要になり生産効率上好ましくない。
3の成分を増加させて熱膨張率を小さくしたガラスフィ
ラメント(b)を、通常ガラス織布に使用されているE
ガラスよりなるガラスフィラメント(a)と組み合わせ
ることにより、容易に織布化できる。ガラスフィラメン
ト(a)と(b)の割合によりガラス織布の熱膨張率は
決まるが、熱膨張率の小さなガラスフィラメント(b)
が多いと織布化が困難となり、同時にドリル加工時のド
リルの摩耗が大きくなる。一方、ガラスフィラメント
(b)が少ないと熱膨張率が小さくならない。つまり、
ガラスフィラメント(a)と(b)の使用比率を、5:
5〜2:8とすることにより上記課題を解決することが
できる。ここで、ガラスフィラメント(b)のガラスの
成分は、SiO2、Al2O3の合計が85重量%に達し
ないと熱膨張率が小さくならないし、90%を越えると
単糸化が困難となる。尚、積層板を構成する所定枚数の
ガラス織布基材として、ガラスフィラメント(a)より
なるガラス織布とガラスフィラメント(b)よりなるガ
ラス織布を組み合わせるようなことも考えられるが、2
種類の基材が必要になり生産効率上好ましくない。
【0006】
【実施例】一般に、ガラス織布は、5〜10μ径のガラ
スフィラメントを200本程度撚り合わせて構成した糸
を所定の打ち込み本数で織ったものである。本発明に係
るガラス織布においても、ガラスフィラメント(a)と
(b)を所定本数ずつ合計200本程度撚り合わせて構
成した糸を所定の打ち込み本数で織る。例えば、Eガラ
スフィラメントとTガラスフィラメントを撚り合わせた
糸を使用する。積層板は、上記ガラス織布に熱硬化性樹
脂を含浸して加熱加圧成形したものである。熱硬化性樹
脂の種類は特に限定するものではない。積層板は、表面
に銅、ニッケル、アルミニウムなどの金属箔を一体に貼
付けたものであってもよい。以下、本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
スフィラメントを200本程度撚り合わせて構成した糸
を所定の打ち込み本数で織ったものである。本発明に係
るガラス織布においても、ガラスフィラメント(a)と
(b)を所定本数ずつ合計200本程度撚り合わせて構
成した糸を所定の打ち込み本数で織る。例えば、Eガラ
スフィラメントとTガラスフィラメントを撚り合わせた
糸を使用する。積層板は、上記ガラス織布に熱硬化性樹
脂を含浸して加熱加圧成形したものである。熱硬化性樹
脂の種類は特に限定するものではない。積層板は、表面
に銅、ニッケル、アルミニウムなどの金属箔を一体に貼
付けたものであってもよい。以下、本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0007】主成分が表1に示すとおりである径9μの
EガラスフィラメントとNo.1〜4の各種ガラスフィラ
メントを用意した。これらガラスフィラメントを組み合
わせて撚り合わせた糸でガラス織布を織ることとした。
EガラスフィラメントとNo.1〜4の各種ガラスフィラ
メントを用意した。これらガラスフィラメントを組み合
わせて撚り合わせた糸でガラス織布を織ることとした。
【0008】
【表1】
【0009】実施例1〜5、比較例1〜3、従来例 表2に示す本数割合で、EガラスフィラメントとNo.1
〜4のガラスフィラメントとを合計200本撚り合わせ
て糸を作り、この糸を縦43本、横32本の打込み本数
で厚さ0.18mmの織布にした。これをヒートクリーニ
ング後アミノシランで処理した。エポキシ樹脂(エポキ
シ当量:500、油化シエル製Ep−1001)100
重量部に、ジシアンジアミド3重量部、触媒として2−
エチル4メチルイミダゾール0.2重量部を溶かし、ワ
ニスを調製した。このワニスを上記各ガラス織布に含
浸、乾燥して樹脂量40重量%のプリプレグを作製し
た。このプリプレグ8枚の両側に18μ厚の銅箔を載置
し、温度170℃、圧力40Kg/cm2で90分間加熱加
圧成形して、銅張り積層板を得た。これら積層板の特性
を表3に示す。
〜4のガラスフィラメントとを合計200本撚り合わせ
て糸を作り、この糸を縦43本、横32本の打込み本数
で厚さ0.18mmの織布にした。これをヒートクリーニ
ング後アミノシランで処理した。エポキシ樹脂(エポキ
シ当量:500、油化シエル製Ep−1001)100
重量部に、ジシアンジアミド3重量部、触媒として2−
エチル4メチルイミダゾール0.2重量部を溶かし、ワ
ニスを調製した。このワニスを上記各ガラス織布に含
浸、乾燥して樹脂量40重量%のプリプレグを作製し
た。このプリプレグ8枚の両側に18μ厚の銅箔を載置
し、温度170℃、圧力40Kg/cm2で90分間加熱加
圧成形して、銅張り積層板を得た。これら積層板の特性
を表3に示す。
【0010】
【表2】
【0011】表3において、ドリル摩耗率の測定は、ド
リル径1.0φのUC−35(ユニオンツ−ル製)を使
用して、3枚重ねた積層板に5000ショット穴明けを
行ない、そのときのドリル摩耗率を測定した。熱膨張率
は、30℃から80℃におけるものである。半田接続不
良率の測定は、表面実装用セラミックコンデンサ(57
50タイプ)を半田接続した試料を−40℃×30分間
〜+125℃×30分間のサイクルで1000サイクル
処理後に接続不良率を測定した。
リル径1.0φのUC−35(ユニオンツ−ル製)を使
用して、3枚重ねた積層板に5000ショット穴明けを
行ない、そのときのドリル摩耗率を測定した。熱膨張率
は、30℃から80℃におけるものである。半田接続不
良率の測定は、表面実装用セラミックコンデンサ(57
50タイプ)を半田接続した試料を−40℃×30分間
〜+125℃×30分間のサイクルで1000サイクル
処理後に接続不良率を測定した。
【0012】
【表3】
【0013】
【発明の効果】表3から明らかなように、本発明に係る
積層板は、樹脂を含浸させる基材に本発明に係るガラス
織布を用いて、良いドリル加工性を保持しながら、平面
方向の熱膨張率が小さい。この積層板をプリント配線板
に用いれば、表面実装した部品の半田接続信頼性も良好
である。
積層板は、樹脂を含浸させる基材に本発明に係るガラス
織布を用いて、良いドリル加工性を保持しながら、平面
方向の熱膨張率が小さい。この積層板をプリント配線板
に用いれば、表面実装した部品の半田接続信頼性も良好
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 17/04 A D06M 15/55 H05K 1/03 K 7011−4E // B29K 101:10 105:08
Claims (2)
- 【請求項1】Eガラスよりなるガラスフィラメント
(a)とガラス成分のうちSiO2とAl2O3の合計が
85〜90重量%であるガラスよりなるガラスフィラメ
ント(b)とで構成され、前記(a)と(b)の使用比
率が5:5〜2:8であることを特徴とする積層板用ガ
ラス織布。 - 【請求項2】ガラス織布を基材として、これに熱硬化性
樹脂を含浸した積層板において、そのガラス織布が請求
項1に記載の積層板用ガラス織布であることを特徴とす
る積層板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126533A JP2646935B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 積層板用ガラス織布および積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126533A JP2646935B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 積層板用ガラス織布および積層板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321076A true JPH05321076A (ja) | 1993-12-07 |
| JP2646935B2 JP2646935B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14937559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4126533A Expired - Fee Related JP2646935B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 積層板用ガラス織布および積層板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646935B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990004447A1 (de) * | 1988-10-19 | 1990-05-03 | Bergwerksverband Gmbh | Querangeströmter wanderbettreaktor mit rechteckquerschnitt für körniges adsorbens |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4126533A patent/JP2646935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990004447A1 (de) * | 1988-10-19 | 1990-05-03 | Bergwerksverband Gmbh | Querangeströmter wanderbettreaktor mit rechteckquerschnitt für körniges adsorbens |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2646935B2 (ja) | 1997-08-27 |
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