JPH0532114U - ダンプベツセルの天蓋制御装置 - Google Patents

ダンプベツセルの天蓋制御装置

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JPH0532114U
JPH0532114U JP8311191U JP8311191U JPH0532114U JP H0532114 U JPH0532114 U JP H0532114U JP 8311191 U JP8311191 U JP 8311191U JP 8311191 U JP8311191 U JP 8311191U JP H0532114 U JPH0532114 U JP H0532114U
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switch
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JP8311191U
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慶人 渡邊
正和 佐々木
弘明 長内
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日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンプ作業時に天蓋のスイッチ操作を忘れて
も、天蓋を保護するうえでベッセルアップ時には必ず天
蓋が開くようにする。 【構成】 ダンプベッセル2の天蓋1を開閉するアクチ
ュエータ12,13と、マニュアルスイッチ30の操作
の応じてアクチュエータ12,13の作動を制御するコ
ントロール回路を備える天蓋制御装置において、ダンプ
作業に伴うPTOスイッチのONにより所定時間だけア
クチュエータ12,13を天蓋1の開き方向へ作動させ
るタイマ回路40,41を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はダンプベッセルの天蓋制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばダンプ車においては、走行中にベッセル内の積載土砂などが路面にこぼ れ落ちたりするのを防止するため、ベッセル上面を左右に開閉する天蓋装置を設 けたものがよく見られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置では運転室のマニュアルスイッチを操作す ると、これに応じてアクチュエータが天蓋を開閉するようになっているにすぎな いため、例えばダンプ作業時にマニュアルスイッチの操作を忘れてベッセルをア ップ操作すると、ベッセル内の土砂などが天蓋を押しのけて外部へ出ようとする ため、天蓋を損傷させかねないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案はダンプベッセルの天蓋を開閉するアクチュエータと、マニ ュアルスイッチの操作の応じてアクチュエータの作動を制御するコントロール回 路を備える天蓋制御装置において、ダンプ作業に伴うPTOスイッチのONによ り所定時間だけアクチュエータを天蓋の開き方向へ作動させるタイマ回路を設け たものである。
【0005】
【作用】
これによれば、ダンプ作業時においてマニュアルスイッチの操作を忘れても、 PTOスイッチをONにするとタイマ回路がアクチュエータを所定時間だけ天蓋 の開き方向へ作動させるので、天蓋はベッセルアップ時に所定の開き状態に保持 され、排出土砂などの押圧力を大きく受けるようなことはなくなる。
【0006】
【実施例】
図1〜図4において、1はダンプベッセル2上面を左右に開閉する天蓋で、各 天蓋1はそれぞれ2つの蓋部材1Aと1Bを回転軸3を介して折曲可能に結合さ れ、ベッセル2のサイドゲート4上部に回転軸5を介して開閉可能に支持される 。なお、左右の天蓋1は閉じ位置での密着性を良くするため、各先端部が蓋面に 沿ってスプリング6を介し伸縮可能に構成される。
【0007】 左右の回転軸5にはそれぞれ外周にギヤ7が形成され、これらのギヤ7に各々 かみ合うギヤ8が配設される。左側ギヤ8の回転軸にはレバー9が、また右側ギ ヤ8の回転軸にはベルクランク10がそれぞれ結合され、レバー9の一端とベル クランク10の自由端を連結するリンク11が設けられる。そして、レバー9の 他端には油圧シリンダ12が連結され、左右の天蓋を一体的に開閉するようにな っている。
【0008】 各天蓋1のそれぞれをベッセル2の外側へと折り曲げるのが油圧シリンダ13 で、シリンダ13は回転軸5と回転軸3のクランク14との間で左右1対ずつ介 装される。5Aはサイドゲート4上で回転軸5を支持するヒンジブラケットであ る。
【0009】 天蓋開閉用シリンダ12と天蓋折曲用シリンダ13は図5のように、それぞれ 4ポート3ポジションのソレノイドバルブ15,16を介してパワーユニット1 7の油圧ポンプ18に接続され、ポンプモータ27ならびにバルブ作動部15a ,15bと16a,16bへの通電を制御することで各ピストンロッドが伸縮作 動するようになっている。
【0010】 開閉用シリンダ12側の回路中には供給油圧の流量調整弁19と、供給油圧が 規定値以上に上昇するとOFFになる圧力スイッチ20と、開閉用シリンダ12 の途中停止を可能とするバランシング弁22が、また折曲用シリンダ13側の回 路中には油タンク21への油圧の戻し量を制御する流量調整弁23と、油圧の過 剰供給を回避するレヂェーシング弁24がそれぞれ介装される。
【0011】 25は天蓋1の開閉に伴うシリンダ13の動きを許容するロータリジョイント 、26はポンプ18の最高吐出圧を規制するリリーフ弁、28はパワーユニット 17の失陥時、代わりに圧油を供給するアキュムレータを示す。
【0012】 図6は装置全体の電気回路を示すもので、例えば天蓋1の全閉状態で開閉用ス イッチ30を開側に切り替えると、常開リレー31が作動する。これに伴って、 パワーユニット17のポンプモータ27が励磁コイル32a側の通電に伴うリレ ー32の閉成によって回転すると同時に、ソレノイドバルブ15,16が右側作 動部15a,16aへの通電により切り替わる。これにより、油圧ポンプ18か らの油圧はソレノイドバルブ15,16を介して各シリンダ12,13の伸側へ と供給される。シリンダ13はシリンダ12に比較して低い圧力で作動するよう 設計されているので、シリンダ13が先に作動し、左右の天蓋1はそれぞれ折れ 曲がりながら開動し、やがて全開確認用リミットスイッチ33(シリンダ12の 最大ストローク位置検出する常閉タイプのスイッチ)がOFFになって電源を遮 断すると、ポンプモータ27が停止すると共にソレノイドバルブ15,16が中 立復帰する。
【0013】 また、開閉用スイッチ30を閉側に切り替えると、今度は常開リレー34が作 動する。これに伴って、パワーユニット17のポンプモータ27が励磁コイル3 2b側への通電に伴うリレー32の閉成により回転すると同時に、ソレノイドバ ルブ15,16が左側作動部15a,16bへの通電によって切り替わる。これ により、ポンプ18からの油圧はソレノイドバルブ15,16を介して各シリン ダ12,13の縮側へと供給される。天蓋1は全閉状態へと復動し、全閉確認用 リミットスイッチ35(シリンダ13の最小ストローク位置を検出する常閉タイ プのスイッチ)がOFFになると、ポンプモータ27およびバルブ作動部15b ,16bへの電源が遮断されるのである。
【0014】 なお、天蓋1の開閉動作中に何らかの原因によってシリンダ12側の油圧回路 に異常圧力が発生すると、圧力スイッチ20が電源を遮断する。停止用スイッチ 36は天蓋1を開閉途中で固定するもので、これをONにすると常閉リレー37 の作動により開閉用スイッチ30から常開リレー31,34への通電が遮断され 、ポンプモータ27が停止すると共にソレノイドバルブ15,16が中立復帰す る。38は全閉確認用リミットスイッチ35および全開確認用リミットスイッチ 33がON、つまり天蓋が少しでも開いていると、イグニションスイッチのON によって作動する警報ブザーを示す。
【0015】 そして、この例ではベッセル操作に伴いPTOスイッチ(図示せず)をONに すると規定時間だけ常開リレー31を作動させるタイマ40と、天蓋1の正常操 作時にタイマ40の作動をキャンセルする常閉リレー41が付加される。42は PTOの動力を断続するためのマグネットバルブを示す。なお、タイマ40の設 定時間は天蓋1を所定の開き角度(排出土砂などの干渉を受けない位置)へと移 動させる所要時間に設定する。図7はPTOスイッチのONに基づく天蓋1の開 動作を説明するフローチャートである。
【0016】 このような構成により、天蓋1は必要に応じて開閉用スイッチ30を操作する ことで開閉することができ、また開閉動作中に停止スイッチ36を操作すること で所望の位置に固定することも可能となる。また、天蓋1は開閉の伴って外側に 折れ曲がるようにしたので、全開位置でベッセル2のサイドゲート4側方に大き く張り出すことがなく(図4参照)、土砂などの積込み作業の妨げにならない。 しかも、天蓋1の開閉機構をベルクランク10およびギヤ8などで構成したので 、1つの開閉シリンダ12によりその伸縮ストロークを増幅して左右の天蓋1を 大きく開閉できる。
【0017】 さらに、ダンプ作業時において開閉スイッチ30の操作を忘れても,PTOス イッチのONによりタイマ40が所定時間だけポンプモータ27およびソレノイ ドバルブ15,16を作動させるので、天蓋1はベッセルアップ時に所定の開き 状態に保持され、排出土砂ばどの押圧力を大きく受けるようなことはなくなる。 つまり、天蓋の保護が有効に図れるのである。
【0018】 なお、PTOスイッチに替えてダンプレバースイッチを使用することもできる が、ダンプレバーはベッセル操作時に途中で土砂などの排出を促すように反復操 作されることがよくあり、PTOスイッチに較べてあまり好ましくない。
【0019】
【考案の効果】
以上要するにこの考案によれば、ダンプベッセルの天蓋を開閉するアクチュエ ータと、マニュアルスイッチの操作の応じてアクチュエータの作動を制御するコ ントロール回路を備える天蓋制御装置において、ダンプ作業に伴うPTOスイッ チのONにより所定時間だけアクチュエータを天蓋の開き方向へ作動させるタイ マ回路を設けたので、ベッセルアップ時に天蓋の操作を忘れても、PTOスイッ チのONで天蓋が自動的に開くため、排出土砂などの押圧力で天蓋に破損を生じ るようなことはなく、装置の高い安全性と信頼性の確保が図れるという効果が得 られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天蓋装置の一部斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】天蓋装置の開閉機構図である。
【図4】天蓋装置の全開全閉時の作動説明を加えた要部
断面図である。
【図5】開閉シリンダおよび折曲シリンダの油圧回路図
である。
【図6】装置全体の電気回路図である。
【図7】PTOスイッチのONに基づく天蓋の開動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 天蓋 2 ベッセル 3,5 回転軸 12 開閉用シリンダ 13 折曲用シリンダ 15,16 ソレノイドバルブ 18 電動ポンプ 30 開閉用スイッチ 40 タイマ 41 タイマキャンセルリレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンプベッセルの天蓋を開閉するアクチ
    ュエータと、マニュアルスイッチの操作の応じてアクチ
    ュエータの作動を制御するコントロール回路を備える天
    蓋制御装置において、ダンプ作業に伴うPTOスイッチ
    のONにより所定時間だけアクチュエータを天蓋の開き
    方向へ作動させるタイマ回路を設けたことを特徴とする
    ダンプベッセルの天蓋制御装置。
JP1991083111U 1991-10-14 1991-10-14 ダンプベッセルの天蓋制御装置 Expired - Fee Related JP2601401Y2 (ja)

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