JPH0532209U - 負圧ブースタ - Google Patents

負圧ブースタ

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JPH0532209U
JPH0532209U JP8017691U JP8017691U JPH0532209U JP H0532209 U JPH0532209 U JP H0532209U JP 8017691 U JP8017691 U JP 8017691U JP 8017691 U JP8017691 U JP 8017691U JP H0532209 U JPH0532209 U JP H0532209U
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JP
Japan
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valve
booster
negative pressure
piston
working chamber
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Pending
Application number
JP8017691U
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English (en)
Inventor
孝義 篠原
日出光 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負圧ブースタの大型化を回避しつゝ、ブース
タピストンの推力を必要時に増強させ得るようにする。 【構成】 ブースタピストン3を挟んで負圧室5と隣接
する作動室6に開閉弁37を介して高圧空気源Hに接続
し、開閉弁37を開弁して作動室6に高圧空気を供給し
たとき、その高圧空気が大気導入口12から流出するこ
とを阻止する逆止弁45を制御弁19と大気導入口12
との間に介装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として自動車のブレーキマスタシリンダの作動のために用いられ る負圧ブースタに関し、特に、ブースタシェルに、その内部を前側の負圧室と後 側の作動室とに区画すると共に戻しばねにより後退方向へ付勢されるブースタピ ストンを収容し、このブースタピストンに連設されてブースタシェルの後壁に摺 動自在に支承される弁筒に、入力杆と、この入力杆の前後動に応じて作動室を負 圧室と弁筒に連なる大気導入口とに連通切換えする制御弁とを配設したものゝ改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる負圧ブースタは、例えば実公昭58−48923号公報に開示されてい るように既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の負圧ブースタでは、負圧室に常時蓄えられる負圧と、作動室に導入され る大気圧との差によりブースタピストンの推力が決定されるので、大なる推力を 得るためには、ブースタピストンを大径に形成したり、タンデム型に構成したり して受圧面積を大きく設定している。
【0004】 しかしながら、このようなブースタピストンの大径化やタンデム化は、負圧ブ ースタの大型化を招くのみならず、負圧室及び作動室の容積の増大に伴い応答性 を多少とも低下させることになるので、それらにも或る限界がある。
【0005】 本考案は、かゝる事情に鑑みなてなされたもので、大型化を招くことなくブー スタピストンの推力の増強を適時図ることができる前記負圧ブースタを提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、作動室に開閉弁を介して高圧空気源を 接続し、作動室が高圧空気源から高圧空気を供給されたとき、その高圧空気の大 気導入口からの流出を阻止する弁手段を制御弁及び大気導入口間に設けたことを 特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0008】 図1において、負圧ブースタBのブースタシェル1は、その後面において自動 車車体のダッシュボードDに固着され、その前面にはブレーキマスタシリンダM のシリンダ本体2が結着される。
【0009】 ブースタシェル1は前部シェル半体1a及び後部シェル半体1bの開放端を相 互に結合して構成され、その内部は進退可能のブースタピストン3と、その後面 に重合されるダイヤフラム4とにより前側の負圧室5と後側の作動室6とに区画 される。ダイヤフラム4の外周ビード4aは両シェル半体1a,1bの結合端間 に挟止され、その内周ビード4bは、ブースタピストン3と共にピストンボス7 に固着される。このピストンボス7を後退方向へ付勢する戻しばね14が負圧室 5に縮設される。
【0010】 ピストンボス7の後端には弁筒8が一体に連設されており、この弁筒8は、ブ ースタシェル1の後壁中心部に突設された延長筒9に覆われると共に、該筒9に ブッシュ10及びシール部材11を介して摺動自在に支承される。延長筒9は大 気導入口12を中心部に開口させた端壁9aを後端に有する。
【0011】 ブースタシェル1の前壁には負圧室5に連なる負圧導入管13が連設されてお り、この負圧導入管13は負圧源V、例えば内燃機関の吸気マニホールドに接続 される。したがって、負圧室5には常時負圧が蓄えられる。
【0012】 前記ピストンボス7には弁ピストン15が摺動自在に嵌合され、この弁ピスト ン15には、前記弁筒8内に配設される入力杆16が揺動可能に連結され、この 入力杆16の後端にブレーキペダル17が連結される。
【0013】 図2に拡大して示すように、ピストンボス7及び弁筒8には、弁筒8内部と作 動室6とを連通する第1ポート181 、及び負圧室5と作動室6間を連通する第 2ポート182 が設けられ、入力杆16の進退に応じて第1ポート181 を大気 導入口12または第2ポート182 に連通切換えする制御弁19が弁筒8内に次 のように設けられる。
【0014】 即ち、弁筒8の前部内端壁には弁ピストン15を囲繞する環状の負圧弁座20 1 が突設され、また弁ピストン15の後端面には環状の大気弁座202 が負圧弁 座201 と同心状に突設される。そして、負圧弁座201 より前方の弁筒8内面 に前記第1ポート181 が開口し、また負圧弁座201 より半径方向外方の弁筒 8内面に前記第2ポート182 が開口する。
【0015】 両弁座201 ,202 と協働する中空の弁体21は、環状のビード部21aと 、このビード部21aの前端から半径方向内方へ延出する薄肉の可撓部21bと 、この可撓部21bの内周端に連設された環状で厚肉の弁部21cからなってお り、ビード部21aは、保持筒22により弁筒8の内周壁に固定され、弁部21 cは両弁座201 ,202 と対向するように配置される。而して、弁部21cは 可撓部21bの撓みにより各弁座201 ,202 に対し着座、離間することがで きる。
【0016】 弁部21cには環状の補強板23が埋設されており、これと入力杆16との間 に、弁部21cを両弁座201 ,202 に向って付勢する弁ばね24が縮設され る。以上が制御弁19の構成である。
【0017】 入力杆16及び保持筒22間には、入力杆16をその後退方向へ付勢する戻し ばね25が縮設される。
【0018】 また入力杆16には、前記延長筒9の端壁9a内面に当接して入力杆16の後 退限を規制するストッパ板26が進退調節可能に螺合される。而して、ストッパ 板26を回せば、ストッパ板26と入力杆16との螺合位置が変わるので、入力 杆16の後退限を前後に調節することができる。調節後のストッパ板26の固定 は、同じく入力杆16に螺合したロックナット27の緊締により行われる。
【0019】 弁筒8と入力杆16との間には、入力杆16の前後動を許容する柔軟なエアフ ィルタ28が装着される。
【0020】 前記ピストンボス7には、その前面中心部に開口する大シリンダ孔29と、こ の大シリンダ孔29及び弁筒8内に両端が開口する小シリンダ孔30とが設けら れる。そして、小シリンダ孔30には、前記弁ピストン15と一体または弁ピス トン15に当接する反力ピストン31が摺合され、大シリンダ孔29には、反力 ピストン31に対向する弾性ピストン32、及びこの弾性ピストン32の前面に 重合する出力ピストン33が摺合される。
【0021】 出力ピストン33の前面には出力杆34が突設されており、この出力杆34は 前記ブレーキマスタシリンダMのピストン35に連接される。
【0022】 ブースタシェル1の後壁には作動室6に連なる高圧導入管36が連設され、こ の高圧導入管36は、電磁開閉弁37を介して高圧空気源H、例えば高圧空気タ ンクに接続される。
【0023】 電磁開閉弁37は通電時に開弁する常閉型であって、これと電源39との間を 結ぶ電気回路には、CPU40により開閉制御されるスイッチ41が介装される 。CPU40は、ブレーキペダル17への入力状態を感知するブレーキセンサ4 2、高車速状態を感知する車速センサ43、大車載重量を感知するロードセンサ 44等からの信号を受けて制動力を増強すべきと判断したとき、スイッチ41を 閉じるようになっている。一方、前記弁筒8には、大気導入口12から制御弁1 9への一方向のみ空気の流れを許容する逆止弁45が設けられる。
【0024】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0025】 先ず負圧ブースタBの休止状態では、図1に示すように、入力杆16は後退限 に位置し、制御弁19は、弁部21cを両弁座201 ,202 に着座させて作動 室6を負圧室5及び大気導入口12のいずれとも不通にした中立状態にある。こ のようなとき、作動室6には大気により適当に希釈された負圧、即ち負圧室5の 気圧より若干高い気圧が保持される(この作用については後述する)。したがっ てブースタピストン3には、負圧室5及び作動室6間に生じる小さな気圧差によ り僅かな前進力が与えられるが、これらの前進力と戻しばね14の弾発力とが釣 合って、ブースタピストン3は後退限から僅かに前進したところで停止している 。
【0026】 いま、車両を制動すべくブレーキペダル17を踏込み、入力杆16及び弁ピス トン15を前進させれば、当初、ブースタピストン3は不動であるから、大気弁 座202 が弁部21cから直ちに離れて作動室6を第1ポート181 を介して大 気導入口12に連通させる。
【0027】 その結果、大気が大気導入口12から弁筒8内に進入し、エアフィルタ28、 逆止弁45を通り、更に大気弁座202 及び第1ポート181 を経て作動室6に 吸入される。
【0028】 作動室6が大気の導入により負圧室5よりも高圧になると、それらの気圧差に 基づく推力を得てブースタピストン3は戻しばね14の弾発力に抗して前進し、 出力杆14を介してブレーキマスタシリンダMのピストン35を前方へ駆動し、 車両に制動力をかけることができる。
【0029】 このような制動中、入力杆16と共に弁ピストン15も前進し、反力ピストン 31を介して弾性ピストン32に当接するが、この弾性ピストン32は、ブース タピストン3の作動反力を受けて小シリンダ孔30側へ膨出変形し、反力ピスト ン31に上記反力の一部を作用させるので、その力は弁ピストン15及び入力杆 16を介してブレーキペダル17側へフィードバックされる。このような反力作 用により操縦者は出力杆34の出力、即ち制動力の大きさを感受することができ る。
【0030】 図3の線Aは、上記作動中の入力杆16への入力と、出力杆34からの出力と の関係、即ち倍力比特性を示すもので、線A上の点Paは、作動室6が大気圧状 態となって負圧室5との気圧差が最大となる倍力限界点である。この倍力限界点 Paを過ぎると、出力杆34の出力は入力杆16への入力のみに依存して増加す るので、倍力比は一定となる。
【0031】 またCPU40が各センサ42,43,44からの信号に基いて制動力を増強 すべきと判断した場合には、スイッチ41を閉じて電磁開閉弁37が開弁するの で、高圧空気源Hの高圧空気が作動室6に流入し、該室6を大気圧以上に昇圧さ せ、これに伴う負圧室5及び作動室6間の気圧差の増大によりブースタピストン 3の推力、したがって出力杆34の出力が増大して制動力を増強させることにな る。
【0032】 このとき、大気弁座202 が弁部21cから離れていて、作動室6の高圧空気 が第1ポート181 及び大気弁座202 を通って大気導入口12側へ流出しよう としても、逆止弁45が直ちに閉弁してその流出を阻止するので、作動室6の高 圧状態を保持することができる。
【0033】 この場合の入力杆16への入力と出力杆34からの出力との関係は図3の線B の通りであり、倍力比は先の大気圧を利用した倍力作動時の特性線Aより全体的 に当然高くなり、この場合の倍力限界点をPbで示す。
【0034】 したがって、大気圧を利用した倍力作動中に、電磁開閉弁37が開弁されると 高圧空気源Hを利用した倍力作動状態に直ちに切換わり、倍力比が自動的に高め られることになる。
【0035】 高圧空気源Hによる倍力作動状態からブレーキペダル17に対する踏力を解放 すると、CPU40は、直ちにスイッチ41を開いて電磁開閉弁37を閉弁し、 その後の作用は大気圧による倍力作動時と同様である。
【0036】 即ち、入力杆16は戻しばね25の弾発力により弁ピストン15と共に後退し 、大気弁座202 を弁部21cに着座させると共に、その弁部20cを負圧弁座 201 から大きく離間させるので、作動室6が第1、第2ポート181 ,182 を介して負圧室5と連通してブースタピストン3前後の気圧差が直ちに無くなり 、その結果ブースタピストン3は戻しばね14の弾発力をもって後退し、ブレー キマスタシリンダMの作動を解除していく。そして、入力杆16がストッパ板2 6を延長筒9の端壁9aに当接させる後退限に戻ると、ブースタピストン3は、 一旦、ダイヤフラム4をブースタシェル1の後壁に当接させる後退限まで戻り、 今度は負圧弁座201 を弁部21cに着座させると共に、その弁部21cを大気 弁座202 から僅かに離間させるので、第1ポート181 を通して再び作動室6 に大気が導入されるが、それにより生じる気圧差によりブースタピストン3が少 し前進すれば、大気弁座202 及び弁部21c間の小間隙は無くなり、制御弁1 9を当初の中立状態にする。こうして作動室6には大気により適当に希釈された 負圧が保持され、負圧ブースタBは図1の休止状態となる。
【0037】 尚、上記実施例では高圧空気源Hから作動室6に供給した高圧空気の大気導入 口12からの流出を防止するのに逆止弁45を用いたが、スイッチ41が閉じら れるとき、閉弁する常開型の開閉弁に置換えることもできる。
【0038】 またスイッチ41は、マニュアル操作もし得るようにすると非常時の制動に便 利である。
【0039】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、作動室に開閉弁を介して高圧空気源を接続し、 作動室が高圧空気源から高圧空気を供給されたとき、その高圧空気の大気導入口 からの流出を阻止する弁手段を制御弁及び大気導入口間に設けたので、ブースタ ピストンの推力の増強を必要とするときには、開閉弁を開弁することにより高圧 空気源の高圧空気を作動室に供給すると共に、弁手段により大気導入口からの高 圧空気の流出を阻止して、作動室を大気圧以上に昇圧させ、ブースタピストンの 推力の増強を的確に図ることができる。また、ブースタピストンの推力の増強を 必要としないときは、大気圧を利用した通常の倍力作動を行うので、高圧空気源 の使用を最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による負圧ブースタの縦断側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】上記負圧ブースタの入、出力特性図
【符号の説明】
1 ブースタシェル 3 ブースタピストン 5 負圧室 6 作動室 8 弁筒 12 大気導入口 14 戻しばね 16 入力杆 19 制御弁 45 弁手段としての逆止弁 B 負圧ブースタ H 高圧空気源 V 負圧源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブースタシェル(1)に、その内部を前
    側の負圧室(5)と後側の作動室(6)とに区画すると
    共に戻しばね(14)により後退方向へ付勢されるブー
    スタピストン(3)を収容し、このブースタピストン
    (3)に連設されてブースタシェル(1)の後壁に摺動
    自在に支承される弁筒(8)に、入力杆(16)と、こ
    の入力杆(16)の前後動に応じて作動室(6)を負圧
    室(5)と弁筒(8)に連なる大気導入口(12)とに
    連通切換えする制御弁(19)とを配設した負圧ブース
    タにおいて、 作動室(6)に開閉弁(37)を介して高圧空気源
    (H)を接続し、作動室(6)が高圧空気源(H)から
    高圧空気を供給されたとき、その高圧空気の大気導入口
    (12)からの流出を阻止する弁手段(45)を制御弁
    (19)及び大気導入口(12)間に設けたことを特徴
    とする、負圧ブースタ。
JP8017691U 1991-10-02 1991-10-02 負圧ブースタ Pending JPH0532209U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54117874A (en) * 1978-03-06 1979-09-12 Jidosha Kiki Co Ltd Brake booster
JPS6237263A (ja) * 1985-08-13 1987-02-18 Jidosha Kiki Co Ltd 倍力装置の圧力制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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