JPH05322116A - 石油燃焼機器の芯昇降装置 - Google Patents
石油燃焼機器の芯昇降装置Info
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- JPH05322116A JPH05322116A JP4345801A JP34580192A JPH05322116A JP H05322116 A JPH05322116 A JP H05322116A JP 4345801 A JP4345801 A JP 4345801A JP 34580192 A JP34580192 A JP 34580192A JP H05322116 A JPH05322116 A JP H05322116A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動機構を簡素化することにより信頼性及び
操作性を向上させ得る石油燃焼機器の芯昇降装置。 【構成】 手動操作される操作レバー20′と芯昇降用
の芯調節軸組品15とを連動させる連動機構Pと,自動
作動される安全装置Rに連結された作動板21′と操作
レバー20′とを操作レバー20′の一部に形成された
上下方向の長穴201′に摺動自在に遊嵌された段付ピ
ン33′を介して連結する連結機構Qとを備え,芯14
の手動昇降時には操作レバー20′の動きを作動板2
1′とは独立して連動機構Pを用いて芯調節軸組品15
に伝達し,安全装置Rが作動する芯14の急速降下時に
は安全装置Rにより自動的に急速作動される作動板2
1′の動きを連結機構Q,連動機構Pを介して芯調節軸
組品15に伝達するように構成されている。上記構成に
より作動機構を簡素化して信頼性及び操作性を向上させ
ることができる。
操作性を向上させ得る石油燃焼機器の芯昇降装置。 【構成】 手動操作される操作レバー20′と芯昇降用
の芯調節軸組品15とを連動させる連動機構Pと,自動
作動される安全装置Rに連結された作動板21′と操作
レバー20′とを操作レバー20′の一部に形成された
上下方向の長穴201′に摺動自在に遊嵌された段付ピ
ン33′を介して連結する連結機構Qとを備え,芯14
の手動昇降時には操作レバー20′の動きを作動板2
1′とは独立して連動機構Pを用いて芯調節軸組品15
に伝達し,安全装置Rが作動する芯14の急速降下時に
は安全装置Rにより自動的に急速作動される作動板2
1′の動きを連結機構Q,連動機構Pを介して芯調節軸
組品15に伝達するように構成されている。上記構成に
より作動機構を簡素化して信頼性及び操作性を向上させ
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油燃焼機器の芯昇降装
置に係り,詳しくは芯を用いて石油燃料を燃焼させる石
油燃焼機器の芯昇降装置の構造に関するものである。
置に係り,詳しくは芯を用いて石油燃料を燃焼させる石
油燃焼機器の芯昇降装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より芯を用いて石油燃料を燃焼させ
る石油ストーブなどの石油燃焼機器としては,手動操作
による芯の昇降装置に加えて,地震時に自動的に芯を降
下させて燃焼を停止させる自動消火機構を備えたものが
多く出廻っている。図7はこのような自動消火機構を備
えた従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aの断面構造の一
例を示す斜視図,図8は従来の芯昇降装置Aの分解斜視
図,図9は従来の芯昇降装置Aのセット時の状態を示す
正面図,図10は従来の芯昇降装置Aの操作レバーの操
作による芯の降下時の状態を示す正面図,図11は従来
の芯昇降装置Aの自動又は消火レバーの操作による芯の
急速降下時の状態を示す正面図である。図7に示す如
く,従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aは,主として芯
昇降操作用の操作レバー20と,芯14の急速降下操作
用の消火レバー23と,回動により芯14の昇降をなす
芯調節軸組品15と,芯調節軸組品15を回動させる連
結板19と,連結板19と操作レバー20との間に介装
されて操作レバー20の力を伝達する微調板22と,微
調板22を介して操作レバー20の力を受けることによ
り芯14の上昇時にセット位置に,又芯14の急速降下
時に消火レバー23により解除されて解除位置に切り替
わる作動板21と,地震,衝撃等を受けた時に転倒して
消火レバー23を作動させる振動検知用の重り28とか
ら構成されている。次に,図7,図8(a)(b)を参
照しつつ,この芯昇降装置Aの詳細構成について,その
廻りの構成を含めて以下説明する。燃焼タンク12の中
央部に円筒形の芯内筒13が立設している。芯内筒13
と円筒形の芯外筒11との間には,図示しない芯ホルダ
を有する芯14が昇降自在に介挿されている。芯ホルダ
の中腹部外周面には,芯ホルダを貫通して芯14に孔を
設けた金具18が固定されている。金具18の孔には昇
降アーム16の先端部161が係合されている。この昇
降アーム16以降が芯昇降装置Aである。昇降アーム1
6には芯調節軸17が嵌合固定されており,芯昇降装置
Aの芯調節軸組品15を構成している。芯調節軸組品1
5は燃焼タンク12にビスで固定されたシャフト受け4
1により回動自在に支承され,その一端は連結板19を
介して微調板22に固定された微調ピン30と連結して
いる。そして,芯昇降装置Aの基板25に固定された軸
受け31の溝311には,達磨型をした孔213(大き
い弧214は組立装着時に軸受け31の外周312を通
すため,又小さい弧215は軸受け31の溝311に装
着される)が形成された作動板21が回転自在に装着さ
れている。作動板21と基板25のバネ掛け部253と
の間には,作動板21を図中の時計方向に付勢する降下
バネ10が介装されている。一方,操作レバー20には
微調板22の一端が回動自在に段付きピン33を介して
連結されている。微調板22の他端222は作動板21
に段付きピン32を介して回転自在に装着されている
が,反時計方向へは作動板21の下部に形成された折り
曲げ部211に微調板22の左下端部221が当接して
回転が規制されている。微調板22には微調ピン30が
固定され,微調ピン30は連結板19に形成されたへの
字形穴191に係合されている。連結板19は芯調節軸
組品15の芯調節軸17にビス29により固定されてい
る。又操作レバー20は段付ピン35により基板25に
形成された上下方向の長穴254に摺動自在に装着され
ている。更に,基板25にビス40で取り付けられた重
り台27上に重り28が倒立状態で載置されている。重
り28と,基板25に段付ピン36で摺動自在に支持体
されたL字形の消火レバー23の遊端部231との間
に,タマ鎖37が挿通されている。タマ鎖37の下端は
圧縮バネ39が装着された鎖止め38に取り付けられて
いる。鎖止め38は作動板21の切欠端部212に係着
されている。圧縮バネ39は作動板21の切欠端部21
2の下側に配置されている。即ち,タマ鎖37の一端は
重り28に取り付けられ,他端は消火レバー23の遊端
部231を貫通して,圧縮バネ39が装着された鎖止め
38に取り付けられ作動板21に係着されている。又,
作動板21の左端裏側には作動ピン34が固着されてい
る。作動ピン34は消火レバー23のくの字形案内穴2
32の係止部233に係脱自在に係合されている。尚,
圧縮バネ39は重り28が転倒時に復帰される方向にタ
マ鎖37を引っ張るものである。以下,図9〜図11を
参照しつつ,この芯昇降装置Aの動作について説明す
る。まず,芯昇降装置Aのセット時について説明する。
操作レバー20を押し下げていくと,操作レバー20に
連結された微調板22の下部221が作動板21の折り
曲げ部211に当接する。そして,作動板21が軸受け
31を支点にして反時計方向に回転する。作動板21の
動きに伴い,作動板21の裏面に固着された作動ピン3
4が消火レバー23のくの字形案内孔232の係止部2
33に係止する。この時,微調板22に取り付けられた
微調ピン30が連結板19のへの字形穴191と係合し
ているため,連結板19も同じ動きになる。連結板19
は芯調節軸組品15を介して芯14を上昇させ,セット
動作が完了する(図9(a)(b))。次に,手動操作
により芯14を消火位置まで降下させる場合について説
明する。操作レバー20を引き上げると,操作レバー2
0に連結された微調板22が作動板21に固定された段
付きピン32を支点にして時計方向に回転する。この
時,微調板22に固着された微調ピン30は連結板19
のへの字形穴191内を摺動して連結板19を時計方向
に回転させる。連結板19は芯調節軸組品15を介して
芯14を降下させ,消火状態になる(図10)。次に,
消火レバー23の手動操作により芯14を急速降下させ
る場合について説明する。消火レバー23を押すと,作
動板21の裏面に取り付けられた作動ピン34が消火レ
バー23の係止部233から外れる。そして,作動板2
1は時計方向に付勢された降下バネ10の引張力によ
り,微調板22及び操作レバー20と共にセット前の元
の位置に戻る。この時,微調板22に固定された微調ピ
ン30は連結板19のへの字形穴191内を摺動して連
結板19を時計方向に回転させる。連結板19は芯調節
軸組品15を介して芯14を急速降下させ,消火状態と
なる(図11)。次に,重り28による自動消火の場合
について説明する。地震等により重り28が傾くと,一
端が重り28に連結されたタマ鎖37の,他端に取り付
けられた鎖止め38の上端が,消火レバー23の遊端部
231を引き上げて作動ピン34が消火レバー23の係
止部233より外れる。これに伴い作動板21が時計方
向に付勢された降下バネ10により同方向へ回転し,芯
14は急速降下する。同時に,作動板21の切欠端部2
12が圧縮バネ39を押圧することによりタマ鎖37が
引張られ,重り28は元の倒立状態になる。この動きは
消火レバー23を押して芯14を急速降下させた状態と
同じ動作となる(図11)。以上のように,この芯昇降
装置Aによれば,手動操作により芯14の昇降を行い得
ると共に,地震時などには重り28により自動的に芯を
急速降下させて燃焼を安全に停止することができる。
る石油ストーブなどの石油燃焼機器としては,手動操作
による芯の昇降装置に加えて,地震時に自動的に芯を降
下させて燃焼を停止させる自動消火機構を備えたものが
多く出廻っている。図7はこのような自動消火機構を備
えた従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aの断面構造の一
例を示す斜視図,図8は従来の芯昇降装置Aの分解斜視
図,図9は従来の芯昇降装置Aのセット時の状態を示す
正面図,図10は従来の芯昇降装置Aの操作レバーの操
作による芯の降下時の状態を示す正面図,図11は従来
の芯昇降装置Aの自動又は消火レバーの操作による芯の
急速降下時の状態を示す正面図である。図7に示す如
く,従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aは,主として芯
昇降操作用の操作レバー20と,芯14の急速降下操作
用の消火レバー23と,回動により芯14の昇降をなす
芯調節軸組品15と,芯調節軸組品15を回動させる連
結板19と,連結板19と操作レバー20との間に介装
されて操作レバー20の力を伝達する微調板22と,微
調板22を介して操作レバー20の力を受けることによ
り芯14の上昇時にセット位置に,又芯14の急速降下
時に消火レバー23により解除されて解除位置に切り替
わる作動板21と,地震,衝撃等を受けた時に転倒して
消火レバー23を作動させる振動検知用の重り28とか
ら構成されている。次に,図7,図8(a)(b)を参
照しつつ,この芯昇降装置Aの詳細構成について,その
廻りの構成を含めて以下説明する。燃焼タンク12の中
央部に円筒形の芯内筒13が立設している。芯内筒13
と円筒形の芯外筒11との間には,図示しない芯ホルダ
を有する芯14が昇降自在に介挿されている。芯ホルダ
の中腹部外周面には,芯ホルダを貫通して芯14に孔を
設けた金具18が固定されている。金具18の孔には昇
降アーム16の先端部161が係合されている。この昇
降アーム16以降が芯昇降装置Aである。昇降アーム1
6には芯調節軸17が嵌合固定されており,芯昇降装置
Aの芯調節軸組品15を構成している。芯調節軸組品1
5は燃焼タンク12にビスで固定されたシャフト受け4
1により回動自在に支承され,その一端は連結板19を
介して微調板22に固定された微調ピン30と連結して
いる。そして,芯昇降装置Aの基板25に固定された軸
受け31の溝311には,達磨型をした孔213(大き
い弧214は組立装着時に軸受け31の外周312を通
すため,又小さい弧215は軸受け31の溝311に装
着される)が形成された作動板21が回転自在に装着さ
れている。作動板21と基板25のバネ掛け部253と
の間には,作動板21を図中の時計方向に付勢する降下
バネ10が介装されている。一方,操作レバー20には
微調板22の一端が回動自在に段付きピン33を介して
連結されている。微調板22の他端222は作動板21
に段付きピン32を介して回転自在に装着されている
が,反時計方向へは作動板21の下部に形成された折り
曲げ部211に微調板22の左下端部221が当接して
回転が規制されている。微調板22には微調ピン30が
固定され,微調ピン30は連結板19に形成されたへの
字形穴191に係合されている。連結板19は芯調節軸
組品15の芯調節軸17にビス29により固定されてい
る。又操作レバー20は段付ピン35により基板25に
形成された上下方向の長穴254に摺動自在に装着され
ている。更に,基板25にビス40で取り付けられた重
り台27上に重り28が倒立状態で載置されている。重
り28と,基板25に段付ピン36で摺動自在に支持体
されたL字形の消火レバー23の遊端部231との間
に,タマ鎖37が挿通されている。タマ鎖37の下端は
圧縮バネ39が装着された鎖止め38に取り付けられて
いる。鎖止め38は作動板21の切欠端部212に係着
されている。圧縮バネ39は作動板21の切欠端部21
2の下側に配置されている。即ち,タマ鎖37の一端は
重り28に取り付けられ,他端は消火レバー23の遊端
部231を貫通して,圧縮バネ39が装着された鎖止め
38に取り付けられ作動板21に係着されている。又,
作動板21の左端裏側には作動ピン34が固着されてい
る。作動ピン34は消火レバー23のくの字形案内穴2
32の係止部233に係脱自在に係合されている。尚,
圧縮バネ39は重り28が転倒時に復帰される方向にタ
マ鎖37を引っ張るものである。以下,図9〜図11を
参照しつつ,この芯昇降装置Aの動作について説明す
る。まず,芯昇降装置Aのセット時について説明する。
操作レバー20を押し下げていくと,操作レバー20に
連結された微調板22の下部221が作動板21の折り
曲げ部211に当接する。そして,作動板21が軸受け
31を支点にして反時計方向に回転する。作動板21の
動きに伴い,作動板21の裏面に固着された作動ピン3
4が消火レバー23のくの字形案内孔232の係止部2
33に係止する。この時,微調板22に取り付けられた
微調ピン30が連結板19のへの字形穴191と係合し
ているため,連結板19も同じ動きになる。連結板19
は芯調節軸組品15を介して芯14を上昇させ,セット
動作が完了する(図9(a)(b))。次に,手動操作
により芯14を消火位置まで降下させる場合について説
明する。操作レバー20を引き上げると,操作レバー2
0に連結された微調板22が作動板21に固定された段
付きピン32を支点にして時計方向に回転する。この
時,微調板22に固着された微調ピン30は連結板19
のへの字形穴191内を摺動して連結板19を時計方向
に回転させる。連結板19は芯調節軸組品15を介して
芯14を降下させ,消火状態になる(図10)。次に,
消火レバー23の手動操作により芯14を急速降下させ
る場合について説明する。消火レバー23を押すと,作
動板21の裏面に取り付けられた作動ピン34が消火レ
バー23の係止部233から外れる。そして,作動板2
1は時計方向に付勢された降下バネ10の引張力によ
り,微調板22及び操作レバー20と共にセット前の元
の位置に戻る。この時,微調板22に固定された微調ピ
ン30は連結板19のへの字形穴191内を摺動して連
結板19を時計方向に回転させる。連結板19は芯調節
軸組品15を介して芯14を急速降下させ,消火状態と
なる(図11)。次に,重り28による自動消火の場合
について説明する。地震等により重り28が傾くと,一
端が重り28に連結されたタマ鎖37の,他端に取り付
けられた鎖止め38の上端が,消火レバー23の遊端部
231を引き上げて作動ピン34が消火レバー23の係
止部233より外れる。これに伴い作動板21が時計方
向に付勢された降下バネ10により同方向へ回転し,芯
14は急速降下する。同時に,作動板21の切欠端部2
12が圧縮バネ39を押圧することによりタマ鎖37が
引張られ,重り28は元の倒立状態になる。この動きは
消火レバー23を押して芯14を急速降下させた状態と
同じ動作となる(図11)。以上のように,この芯昇降
装置Aによれば,手動操作により芯14の昇降を行い得
ると共に,地震時などには重り28により自動的に芯を
急速降下させて燃焼を安全に停止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
石油燃焼機器の芯昇降装置Aは,芯14の降下時に芯1
4に炭化物が付着して芯14の昇降動作が重くなった場
合や,緊急消火時に芯14が消火位置まで降下しない場
合などに,手動操作により芯14を降下させることがで
きる。しかし,この時には,操作レバー20と連結板1
9との間に介在している微調板22に高負荷がかかるた
め,微調板22の変形や動作不良等の問題を生じるおそ
れがあった。本発明は,このような従来の技術における
課題を解決するために,石油燃焼機器の芯昇降装置を改
良し,その作動機構を簡素化することにより信頼性及び
操作性を向上させ得る石油燃焼機器の芯昇降装置を提供
することを目的とするものである。
石油燃焼機器の芯昇降装置Aは,芯14の降下時に芯1
4に炭化物が付着して芯14の昇降動作が重くなった場
合や,緊急消火時に芯14が消火位置まで降下しない場
合などに,手動操作により芯14を降下させることがで
きる。しかし,この時には,操作レバー20と連結板1
9との間に介在している微調板22に高負荷がかかるた
め,微調板22の変形や動作不良等の問題を生じるおそ
れがあった。本発明は,このような従来の技術における
課題を解決するために,石油燃焼機器の芯昇降装置を改
良し,その作動機構を簡素化することにより信頼性及び
操作性を向上させ得る石油燃焼機器の芯昇降装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する第1の手段は,その要旨とすると
ころが,芯の昇降操作のために手動で操作される操作部
材と芯昇降用の軸とを連動させる連動機構と,自動的に
作動される安全装置に連結された作動部材と上記操作部
材とを該操作部材の一部に形成された動作方向の長穴に
摺動自在に遊嵌されたピンを介して連結する連結機構と
を備え,芯の手動昇降時には上記操作部材の動きを上記
作動部材とは独立して上記連動機構を用いて上記軸に伝
達し,上記安全装置が作動する芯の急速降下時には該安
全装置により自動的に急速作動される上記作動部材の動
きを上記連結機構,連動機構を介して上記軸に伝達する
点に係る石油燃焼機器の芯昇降装置である。更に,本発
明が採用する第2の手段は,その要旨とするところが,
芯の昇降操作のために手動で操作される操作部材と芯昇
降用の軸とを連動させる連動機構と,上記操作部材に適
宜の操作抵抗を付与する抵抗付与機構と,自動的に作動
される安全装置に連結された作動部材と上記操作部材と
を該操作部材の一部に形成された動作方向の長穴に摺動
自在に遊嵌されたピンを介して連結する連結機構とを備
え,芯の手動昇降時には上記操作部材の動きを上記作動
部材とは独立して上記連動機構を用いて上記軸に伝達
し,上記安全装置が作動する芯の急速降下時には該安全
装置により自動的に急速作動される上記作動部材の動き
を上記連結機構,連動機構を介して上記軸に伝達する点
に係る石油燃焼機器の芯昇降装置である。
に,本発明が採用する第1の手段は,その要旨とすると
ころが,芯の昇降操作のために手動で操作される操作部
材と芯昇降用の軸とを連動させる連動機構と,自動的に
作動される安全装置に連結された作動部材と上記操作部
材とを該操作部材の一部に形成された動作方向の長穴に
摺動自在に遊嵌されたピンを介して連結する連結機構と
を備え,芯の手動昇降時には上記操作部材の動きを上記
作動部材とは独立して上記連動機構を用いて上記軸に伝
達し,上記安全装置が作動する芯の急速降下時には該安
全装置により自動的に急速作動される上記作動部材の動
きを上記連結機構,連動機構を介して上記軸に伝達する
点に係る石油燃焼機器の芯昇降装置である。更に,本発
明が採用する第2の手段は,その要旨とするところが,
芯の昇降操作のために手動で操作される操作部材と芯昇
降用の軸とを連動させる連動機構と,上記操作部材に適
宜の操作抵抗を付与する抵抗付与機構と,自動的に作動
される安全装置に連結された作動部材と上記操作部材と
を該操作部材の一部に形成された動作方向の長穴に摺動
自在に遊嵌されたピンを介して連結する連結機構とを備
え,芯の手動昇降時には上記操作部材の動きを上記作動
部材とは独立して上記連動機構を用いて上記軸に伝達
し,上記安全装置が作動する芯の急速降下時には該安全
装置により自動的に急速作動される上記作動部材の動き
を上記連結機構,連動機構を介して上記軸に伝達する点
に係る石油燃焼機器の芯昇降装置である。
【0005】
【作用】本発明によれば,芯の昇降操作のために手動で
操作される操作部材と芯昇降用の軸とを連動させる連動
機構と,自動的に作動される安全装置に連結された作動
部材と上記操作部材とを該操作部材の一部に形成された
動作方向の長穴に摺動自在に遊嵌されたピンを介して連
結する連結機構とを備えることにより,芯の手動昇降時
には上記操作部材の動きが上記作動部材とは独立して上
記連動機構を用いて上記軸に伝達され,上記安全装置が
作動する芯の急速降下時には該安全装置により自動的に
急速作動される上記作動部材の動きが上記連結機構,連
動機構を介して上記軸に伝達される。その結果,作動機
構を簡素化して信頼性及び操作性を向上させることがで
きる。更に,上記構成において,例えばバネ部材の弾性
付勢力の作用にて上記操作部材に適宜の操作抵抗を付与
することにより,当該芯昇降装置のセット時に,上記芯
の自重や振動,更には衝撃等の作用を受けて該芯が不用
意に自然降下するという不都合を回避することができ
る。併せて上記操作部材のガタツキも解消され,機能的
向上を図ることも可能となる。
操作される操作部材と芯昇降用の軸とを連動させる連動
機構と,自動的に作動される安全装置に連結された作動
部材と上記操作部材とを該操作部材の一部に形成された
動作方向の長穴に摺動自在に遊嵌されたピンを介して連
結する連結機構とを備えることにより,芯の手動昇降時
には上記操作部材の動きが上記作動部材とは独立して上
記連動機構を用いて上記軸に伝達され,上記安全装置が
作動する芯の急速降下時には該安全装置により自動的に
急速作動される上記作動部材の動きが上記連結機構,連
動機構を介して上記軸に伝達される。その結果,作動機
構を簡素化して信頼性及び操作性を向上させることがで
きる。更に,上記構成において,例えばバネ部材の弾性
付勢力の作用にて上記操作部材に適宜の操作抵抗を付与
することにより,当該芯昇降装置のセット時に,上記芯
の自重や振動,更には衝撃等の作用を受けて該芯が不用
意に自然降下するという不都合を回避することができ
る。併せて上記操作部材のガタツキも解消され,機能的
向上を図ることも可能となる。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る石油燃焼機器の芯昇
降装置A′の断面構造を示す斜視図,図2は芯昇降装置
A′の分解斜視図,図3は芯昇降装置A′のセット時の
状態を示す正面図と裏面図,図4は芯昇降装置A′の操
作レバーの操作による芯の降下時の状態を示す正面図と
斜視図,図5は芯昇降装置A′の自動又は消火レバーの
操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図,図6は
本発明の他の実施例に係る石油燃焼機器の芯昇降装置
A″を示すものてあって図1の相当図である。又,前記
図7に示した従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aの断面
構造の一例を示す斜視図,図8の従来の芯昇降装置Aの
分解斜視図,図9の従来の芯昇降装置Aのセット時の状
態を示す正面図と裏面図,図10の従来の芯昇降装置A
の操作レバーの操作による芯の降下時の状態を示す正面
図及び図11の従来の芯昇降装置Aの自動又は消火レバ
ーの操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図と共
通する要素には同一符号を使用する。図1に示す如く,
本実施例に係る石油燃焼機器の芯昇降装置A′の基本構
成は従来例と略同様であるが,従来例の微調板22を取
りやめて操作レバー20′と連結板19′とを直接連動
させ,又操作レバー20′と作動板21′とを直接連結
させた点で従来例と異なる。以下,本実施例において
は,主として上記従来例と異なる部分について説明し,
従来例と同様の部分については既述の通りであるので,
その詳細な説明は省略する。即ち,本実施例の芯昇降装
置A′では,図1,図2(a)(b)に示す如く,操作
部材に相当する操作レバー20′の略中央部に調節ピン
30′が固着されている。調節ピン30′は連結板1
9′に形成された長穴191′に係合されて,一種の連
動機構Pを構成している。又,操作レバー20′の下端
部には上下方向の長穴201′が形成されている。そし
て,作動部材に相当する作動板21′の左端側は,操作
レバー20′の長穴201′に遊嵌された段付ピン3
3′により操作レバー20′に上下方向に摺動自在に取
り付けられて,一種の連結機構Qを構成している。次
に,この芯昇降装置A′の動作について図3〜図5を参
照しつつ,以下説明する。まず,芯昇降装置A′のセッ
ト時について説明する。手動操作により操作レバー2
0′を押し上げていくと連結機構Qが作動する。即ち,
操作レバー20′の長穴201′に遊嵌された段付ピン
33′が長穴201′の上部に当接する。そして,作動
板21′が軸受31を支点にして図中の反時計方向に回
転する。作動板21′の動きに伴い,作動板21′に固
着された作動ピン34が消火レバー23のくの字形案内
孔232の係止部233に係止する。この時,運動機構
Pも作動する。即ち操作レバー20′に固着された調整
ピン30′が連結板19′の長穴191′と係合してい
るため,連結板19′も同じ動きとなる。連動機構Pの
作動により反時計方向に回転された連結板19′は芯調
節軸組品15を介して芯14を上昇させ,セット動作が
完了する(図3(a)(b))。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る石油燃焼機器の芯昇
降装置A′の断面構造を示す斜視図,図2は芯昇降装置
A′の分解斜視図,図3は芯昇降装置A′のセット時の
状態を示す正面図と裏面図,図4は芯昇降装置A′の操
作レバーの操作による芯の降下時の状態を示す正面図と
斜視図,図5は芯昇降装置A′の自動又は消火レバーの
操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図,図6は
本発明の他の実施例に係る石油燃焼機器の芯昇降装置
A″を示すものてあって図1の相当図である。又,前記
図7に示した従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aの断面
構造の一例を示す斜視図,図8の従来の芯昇降装置Aの
分解斜視図,図9の従来の芯昇降装置Aのセット時の状
態を示す正面図と裏面図,図10の従来の芯昇降装置A
の操作レバーの操作による芯の降下時の状態を示す正面
図及び図11の従来の芯昇降装置Aの自動又は消火レバ
ーの操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図と共
通する要素には同一符号を使用する。図1に示す如く,
本実施例に係る石油燃焼機器の芯昇降装置A′の基本構
成は従来例と略同様であるが,従来例の微調板22を取
りやめて操作レバー20′と連結板19′とを直接連動
させ,又操作レバー20′と作動板21′とを直接連結
させた点で従来例と異なる。以下,本実施例において
は,主として上記従来例と異なる部分について説明し,
従来例と同様の部分については既述の通りであるので,
その詳細な説明は省略する。即ち,本実施例の芯昇降装
置A′では,図1,図2(a)(b)に示す如く,操作
部材に相当する操作レバー20′の略中央部に調節ピン
30′が固着されている。調節ピン30′は連結板1
9′に形成された長穴191′に係合されて,一種の連
動機構Pを構成している。又,操作レバー20′の下端
部には上下方向の長穴201′が形成されている。そし
て,作動部材に相当する作動板21′の左端側は,操作
レバー20′の長穴201′に遊嵌された段付ピン3
3′により操作レバー20′に上下方向に摺動自在に取
り付けられて,一種の連結機構Qを構成している。次
に,この芯昇降装置A′の動作について図3〜図5を参
照しつつ,以下説明する。まず,芯昇降装置A′のセッ
ト時について説明する。手動操作により操作レバー2
0′を押し上げていくと連結機構Qが作動する。即ち,
操作レバー20′の長穴201′に遊嵌された段付ピン
33′が長穴201′の上部に当接する。そして,作動
板21′が軸受31を支点にして図中の反時計方向に回
転する。作動板21′の動きに伴い,作動板21′に固
着された作動ピン34が消火レバー23のくの字形案内
孔232の係止部233に係止する。この時,運動機構
Pも作動する。即ち操作レバー20′に固着された調整
ピン30′が連結板19′の長穴191′と係合してい
るため,連結板19′も同じ動きとなる。連動機構Pの
作動により反時計方向に回転された連結板19′は芯調
節軸組品15を介して芯14を上昇させ,セット動作が
完了する(図3(a)(b))。
【0007】次に,操作レバー20′の手動操作により
芯14を消火位置まで降下させる場合について説明す
る。手動操作により操作レバー20′を引き上げると連
動機構Pが作動する。即ち,操作レバー20′に固着さ
れた調節ピン30′は連結板19′の長穴191′内を
摺動しつつ連結板19′を時計方向に回転させる。連動
機構Pの作動により回転された連結板19′は芯調節軸
組品15を介して芯14を降下させ,消火状態となる
(図4(a)(b))。又,上記操作により芯14の露
出長を手動調節することができる。次に,消火レバー2
3の手動操作により芯14を急速降下させる場合につい
て説明する。手動操作により消火レバー23を押すと連
結機構Qが作動する。即ち,作動板21′に取り付けら
れた作動ピン34が消火レバー23の係止部233より
外れる。そして,作動板21′は時計方向に付勢された
降下バネ10の引張力により操作レバー20′と共にセ
ット前の元の位置に戻る。この時,連動機構Pも作動す
る。即ち,操作レバー20′に固着された調節ピン3
0′は連結板19′の長穴191′内を摺動しつつ連結
板19′を時計方向に回転させる。連動機構Pの作動に
より回転された連結板19′は芯調節軸組品15を介し
て芯14を急速に降下させ,消火状態となる(図5)。
次に,重り28による自動消火の場合について説明す
る。この場合は,従来例と同様の手順で,重り28,タ
マ鎖37,鎖止め38及び圧縮バネ39からなる安全装
置Rが作動する。即ち,地震等で重り28が傾くと重り
28にタマ鎖37で連結された鎖止め38の上端が消火
レバー23の遊端部231を引き上げる。この時の消火
レバー23の状態は上記消火レバー23の手動操作によ
る押圧状態と同一であり,以後は上記と同様の手順で芯
14を急速降下させ,消火状態に到る(図5)。以上の
ように本実施例の芯昇降装置A′によれば,従来例にお
けるような微調板22を設けることなく,芯14の手動
昇降時には操作レバー20′の動きが作動板21′とは
独立して連動機構Pを用いて芯調節軸組品15に伝達さ
れ,安全装置Rが作動する芯14の急速降下時には安全
装置Rにより自動的に急速作動される作動板21′の動
きが連結機構Q,連動機構Pを介して芯調節軸組品15
に伝達される。そして,操作レバー20′の手動操作に
よる芯14の昇降動作,消火レバー23の手動操作によ
る消火動作及び重り28による自動消火動作について連
動機構P及び連結機構Qを用いてそれぞれ確実な動作が
行われる。又,芯14の降下時に芯14に炭化物が付着
して芯14の昇降動作が重くなったり,緊急消火時に芯
14が消火位置まで降下しない場合などでも,操作レバ
ー20′を手動操作すれば,連動機構Pが作動して芯を
確実に降下させて消火することができる。その結果,芯
昇降装置A′の信頼性が向上され,この装置A′を搭載
した石油燃焼機器の安全性を高めることができる。又,
従来例に比べて作動機構が簡素化されるため,操作レバ
ー20′の操作力が少なくてすみ,これに伴い操作性が
向上する。更に,部品点数が減少するため,コスト低減
をも図ることができる。
芯14を消火位置まで降下させる場合について説明す
る。手動操作により操作レバー20′を引き上げると連
動機構Pが作動する。即ち,操作レバー20′に固着さ
れた調節ピン30′は連結板19′の長穴191′内を
摺動しつつ連結板19′を時計方向に回転させる。連動
機構Pの作動により回転された連結板19′は芯調節軸
組品15を介して芯14を降下させ,消火状態となる
(図4(a)(b))。又,上記操作により芯14の露
出長を手動調節することができる。次に,消火レバー2
3の手動操作により芯14を急速降下させる場合につい
て説明する。手動操作により消火レバー23を押すと連
結機構Qが作動する。即ち,作動板21′に取り付けら
れた作動ピン34が消火レバー23の係止部233より
外れる。そして,作動板21′は時計方向に付勢された
降下バネ10の引張力により操作レバー20′と共にセ
ット前の元の位置に戻る。この時,連動機構Pも作動す
る。即ち,操作レバー20′に固着された調節ピン3
0′は連結板19′の長穴191′内を摺動しつつ連結
板19′を時計方向に回転させる。連動機構Pの作動に
より回転された連結板19′は芯調節軸組品15を介し
て芯14を急速に降下させ,消火状態となる(図5)。
次に,重り28による自動消火の場合について説明す
る。この場合は,従来例と同様の手順で,重り28,タ
マ鎖37,鎖止め38及び圧縮バネ39からなる安全装
置Rが作動する。即ち,地震等で重り28が傾くと重り
28にタマ鎖37で連結された鎖止め38の上端が消火
レバー23の遊端部231を引き上げる。この時の消火
レバー23の状態は上記消火レバー23の手動操作によ
る押圧状態と同一であり,以後は上記と同様の手順で芯
14を急速降下させ,消火状態に到る(図5)。以上の
ように本実施例の芯昇降装置A′によれば,従来例にお
けるような微調板22を設けることなく,芯14の手動
昇降時には操作レバー20′の動きが作動板21′とは
独立して連動機構Pを用いて芯調節軸組品15に伝達さ
れ,安全装置Rが作動する芯14の急速降下時には安全
装置Rにより自動的に急速作動される作動板21′の動
きが連結機構Q,連動機構Pを介して芯調節軸組品15
に伝達される。そして,操作レバー20′の手動操作に
よる芯14の昇降動作,消火レバー23の手動操作によ
る消火動作及び重り28による自動消火動作について連
動機構P及び連結機構Qを用いてそれぞれ確実な動作が
行われる。又,芯14の降下時に芯14に炭化物が付着
して芯14の昇降動作が重くなったり,緊急消火時に芯
14が消火位置まで降下しない場合などでも,操作レバ
ー20′を手動操作すれば,連動機構Pが作動して芯を
確実に降下させて消火することができる。その結果,芯
昇降装置A′の信頼性が向上され,この装置A′を搭載
した石油燃焼機器の安全性を高めることができる。又,
従来例に比べて作動機構が簡素化されるため,操作レバ
ー20′の操作力が少なくてすみ,これに伴い操作性が
向上する。更に,部品点数が減少するため,コスト低減
をも図ることができる。
【0008】引き続き,図6に基づいて,本発明の他の
実施例に係る芯昇降装置A″について説明する。この芯
昇降装置A″は,前記芯昇降装置A′と基本的構造,作
用並びに効果等を略同様とするため,共通する要素には
同一の符号を使用すると共に,その詳細な説明は省略す
る。そして,当該芯昇降装置A″における構成上の相違
点としては,同図に示す如く,前記操作レバー20′の
移動方向に係る略中央部分に設けられた引掛部202′
と前記連結板19′に設けられた引掛部192′との間
に引張バネ43を張架したことである。上記のような位
置関係にある引掛部202′,192′間に引張バネ4
3を配設したのは,直接的に連動する操作レバー20′
と連結板19′との間でこれらの動作に伴って当該引張
バネ43自身の最も少ない変位量の下,張力がより安定
的に発揮されるようにとの配慮に基づく。このように安
定的な弾性力にて上記操作レバー20′を例えば前記軸
受31の方向へ付勢することにより,前記基板25(図
2(a)参照)に穿設された長穴254の側縁部に上記
操作レバー20′に固定された段付ピン35が押圧さ
れ,該操作レバー20′の操作に対してその摺動部分に
適宜の抵抗が付与される。即ち,これらにより上記操作
レバー20′に適宜の操作抵抗を付与する抵抗付与機構
Sが構成されている。このような構成とすることによ
り,該芯昇降装置A″のセット時(芯14を上昇させた
時)に,例えば芯14,芯調節軸組品15,操作レバー
20′等の自重や振動,更には衝撃等の操作を受けて該
芯14等が不用意に自然降下するという不都合を回避す
ることができる。併せて上記長穴254と段付ピン35
との部分におけるガタツキも解消され,当該芯昇降装置
A″の操作機能の向上をも図ることができる。
実施例に係る芯昇降装置A″について説明する。この芯
昇降装置A″は,前記芯昇降装置A′と基本的構造,作
用並びに効果等を略同様とするため,共通する要素には
同一の符号を使用すると共に,その詳細な説明は省略す
る。そして,当該芯昇降装置A″における構成上の相違
点としては,同図に示す如く,前記操作レバー20′の
移動方向に係る略中央部分に設けられた引掛部202′
と前記連結板19′に設けられた引掛部192′との間
に引張バネ43を張架したことである。上記のような位
置関係にある引掛部202′,192′間に引張バネ4
3を配設したのは,直接的に連動する操作レバー20′
と連結板19′との間でこれらの動作に伴って当該引張
バネ43自身の最も少ない変位量の下,張力がより安定
的に発揮されるようにとの配慮に基づく。このように安
定的な弾性力にて上記操作レバー20′を例えば前記軸
受31の方向へ付勢することにより,前記基板25(図
2(a)参照)に穿設された長穴254の側縁部に上記
操作レバー20′に固定された段付ピン35が押圧さ
れ,該操作レバー20′の操作に対してその摺動部分に
適宜の抵抗が付与される。即ち,これらにより上記操作
レバー20′に適宜の操作抵抗を付与する抵抗付与機構
Sが構成されている。このような構成とすることによ
り,該芯昇降装置A″のセット時(芯14を上昇させた
時)に,例えば芯14,芯調節軸組品15,操作レバー
20′等の自重や振動,更には衝撃等の操作を受けて該
芯14等が不用意に自然降下するという不都合を回避す
ることができる。併せて上記長穴254と段付ピン35
との部分におけるガタツキも解消され,当該芯昇降装置
A″の操作機能の向上をも図ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る石油燃焼機器の芯昇降装置
は上記したように構成されているため,従来例における
ような微調板を設けることなく操作レバーの手動操作に
よる芯の昇降動作,消火レバーの手動操作による消火動
作及び重りによる自動消火動作を確実に行うことができ
る。又,芯の降下時に芯に炭化物が付着して芯の昇降動
作が重くなったり,緊急消火時に芯が消火位置まで降下
しない場合でも,操作レバーを手動操作すれば,芯を確
実に降下させて消火することができる。その結果,芯昇
降装置の信頼性が向上され,この装置を搭載した石油燃
焼機器の安全性を高めることができる。又,従来例に比
べて作動機構が簡素化されるため,操作レバーの操作力
が少なくてすみ,これに伴い操作性が向上する。更に,
部品点数が減少するため,コスト低減をも図ることがで
きる。更にまた上記構成において,操作部材に適宜の操
作抵抗を付与する抵抗付与機構を設けることにより,当
該芯昇降装置のセット時に,上記芯の自重や振動,更に
は衝撃等の作用を受けて該芯が不用意に自然降下すると
いう不都合を回避することができる。併せて上記操作部
材のガタツキも解消され,機能的向上を図ることも可能
となる。
は上記したように構成されているため,従来例における
ような微調板を設けることなく操作レバーの手動操作に
よる芯の昇降動作,消火レバーの手動操作による消火動
作及び重りによる自動消火動作を確実に行うことができ
る。又,芯の降下時に芯に炭化物が付着して芯の昇降動
作が重くなったり,緊急消火時に芯が消火位置まで降下
しない場合でも,操作レバーを手動操作すれば,芯を確
実に降下させて消火することができる。その結果,芯昇
降装置の信頼性が向上され,この装置を搭載した石油燃
焼機器の安全性を高めることができる。又,従来例に比
べて作動機構が簡素化されるため,操作レバーの操作力
が少なくてすみ,これに伴い操作性が向上する。更に,
部品点数が減少するため,コスト低減をも図ることがで
きる。更にまた上記構成において,操作部材に適宜の操
作抵抗を付与する抵抗付与機構を設けることにより,当
該芯昇降装置のセット時に,上記芯の自重や振動,更に
は衝撃等の作用を受けて該芯が不用意に自然降下すると
いう不都合を回避することができる。併せて上記操作部
材のガタツキも解消され,機能的向上を図ることも可能
となる。
【図1】 本発明の一実施例に係る石油燃焼機器の芯昇
降装置A′の断面構造を示す斜視図。
降装置A′の断面構造を示す斜視図。
【図2】 芯昇降装置A′の分解斜視図。
【図3】 芯昇降装置A′のセット時の状態を示す正面
図と裏面図。
図と裏面図。
【図4】 芯昇降装置A′の操作レバーの操作による芯
の降下時の状態を示す正面図と斜視図。
の降下時の状態を示す正面図と斜視図。
【図5】 芯昇降装置A′の自動又は消火レバーの操作
による芯の急速降下時の状態を示す正面図。
による芯の急速降下時の状態を示す正面図。
【図6】 本発明の他の実施例に係る石油燃焼機器の芯
昇降装置A″を示すものであって図1の相当図。
昇降装置A″を示すものであって図1の相当図。
【図7】 従来の石油燃焼機器の芯昇降装置Aの断面構
造の一例を示す斜視図。
造の一例を示す斜視図。
【図8】 従来の芯昇降装置Aの分解斜視図。
【図9】 従来の芯昇降装置Aのセット時の状態を示す
正面図と裏面図。
正面図と裏面図。
【図10】 従来の芯昇降装置Aの操作レバーの操作に
よる芯の降下時の状態を示す正面図。
よる芯の降下時の状態を示す正面図。
【図11】 従来の芯昇降装置Aの自動又は消火レバー
の操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図。
の操作による芯の急速降下時の状態を示す正面図。
A′,A″…芯昇降装置 14…芯 15…芯調節軸組品(芯昇降用の軸に相当) 19′…連結板 20′…操作レバー(操作部材に相当) 21′…作動板(作動部材に相当) 43…引張バネ P…連動機構 Q…連結機構 R…安全装置 S…抵抗付与機構
Claims (2)
- 【請求項1】 芯の昇降操作のために手動で操作される
操作部材と芯昇降用の軸とを連動させる連動機構と,自
動的に作動される安全装置に連結された作動部材と上記
操作部材とを該操作部材の一部に形成された動作方向の
長穴に摺動自在に遊嵌されたピンを介して連結する連結
機構とを備え,芯の手動昇降時には上記操作部材の動き
を上記作動部材とは独立して上記連動機構を用いて上記
軸に伝達し,上記安全装置が作動する芯の急速降下時に
は該安全装置により自動的に急速作動される上記作動部
材の動きを上記連結機構,連動機構を介して上記軸に伝
達する石油燃焼機器の芯昇降装置。 - 【請求項2】 芯の昇降操作のために手動で操作される
操作部材と芯昇降用の軸とを連動させる連動機構と,上
記操作部材に適宜の操作抵抗を付与する抵抗付与機構
と,自動的に作動される安全装置に連結された作動部材
と上記操作部材とを該操作部材の一部に形成された動作
方向の長穴に摺動自在に遊嵌されたピンを介して連結す
る連結機構とを備え,芯の手動昇降時には上記操作部材
の動きを上記作動部材とは独立して上記連動機構を用い
て上記軸に伝達し,上記安全装置が作動する芯の急速降
下時には該安全装置により自動的に急速作動される上記
作動部材の動きを上記連結機構,連動機構を介して上記
軸に伝達する石油燃焼機器の芯昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4345801A JP2923403B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-12-25 | 石油燃焼機器の芯昇降装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6696792 | 1992-03-25 | ||
| JP4-66967 | 1992-03-25 | ||
| JP4345801A JP2923403B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-12-25 | 石油燃焼機器の芯昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322116A true JPH05322116A (ja) | 1993-12-07 |
| JP2923403B2 JP2923403B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=13331307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4345801A Expired - Fee Related JP2923403B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-12-25 | 石油燃焼機器の芯昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2923403B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4345801A patent/JP2923403B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2923403B2 (ja) | 1999-07-26 |
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