JPH05325252A - 光記録媒体およびその製造方法 - Google Patents
光記録媒体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH05325252A JPH05325252A JP4148494A JP14849492A JPH05325252A JP H05325252 A JPH05325252 A JP H05325252A JP 4148494 A JP4148494 A JP 4148494A JP 14849492 A JP14849492 A JP 14849492A JP H05325252 A JPH05325252 A JP H05325252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- light absorbing
- absorbing layer
- light
- thickness
- Prior art date
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高変調度、高記録感度を有し、かつ良好なトラ
ックエラー信号が得られる追記型CDを提供する。 【構成】表面に情報ピットおよび/または案内溝あらか
じめ形成されている基板上に、直接または他の層を介し
て光吸収層を設け、その上に直接又は他の層を介して光
反射層を設け、更にその上に保護層を設ける。光吸収層
は、その複素屈折率の実数部n及び虚数部k並びに光吸
収層膜厚dが0.6<n・d/λ≦1.2、k≦0.3
なる関係を満足するように形成する。また、情報ピット
および/または案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部
の光吸収層膜厚とが略同一となるようにする。
ックエラー信号が得られる追記型CDを提供する。 【構成】表面に情報ピットおよび/または案内溝あらか
じめ形成されている基板上に、直接または他の層を介し
て光吸収層を設け、その上に直接又は他の層を介して光
反射層を設け、更にその上に保護層を設ける。光吸収層
は、その複素屈折率の実数部n及び虚数部k並びに光吸
収層膜厚dが0.6<n・d/λ≦1.2、k≦0.3
なる関係を満足するように形成する。また、情報ピット
および/または案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部
の光吸収層膜厚とが略同一となるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録層が色素塗布層よ
りなる光記録媒体およびその製造方法に関する。
りなる光記録媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、追記型CD(コンパクトディス
ク)の開発が活発化してきている。これは、従来のCD
と異なりユーザが情報を記録することが可能でかつ記録
後の信号は従来のCDの規格を満足するため市販CDプ
レーヤで再生可能であるという特徴をもつ。このような
メディアを実現する方法の1つとして特開平2−426
52号公報において基板上に色素をスピンコーティング
して光吸収層を設け、その背後に金属反射層を設けるこ
とが提案されている。更に、後の特開平2−13265
6号公報に述べられているように光吸収層の複素屈折
率、膜厚を適当に選ぶことにより、記録後の信号がCD
規格を満足するようになり、追記型CDが実現できる。
ク)の開発が活発化してきている。これは、従来のCD
と異なりユーザが情報を記録することが可能でかつ記録
後の信号は従来のCDの規格を満足するため市販CDプ
レーヤで再生可能であるという特徴をもつ。このような
メディアを実現する方法の1つとして特開平2−426
52号公報において基板上に色素をスピンコーティング
して光吸収層を設け、その背後に金属反射層を設けるこ
とが提案されている。更に、後の特開平2−13265
6号公報に述べられているように光吸収層の複素屈折
率、膜厚を適当に選ぶことにより、記録後の信号がCD
規格を満足するようになり、追記型CDが実現できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の追記型
CDは、CD規格を満足する信号が得られるものの従来
の再生専用CDと比較すると変調度等の特性では依然と
して劣っている。また、記録感度についてもより高感度
の媒体が望まれる。
CDは、CD規格を満足する信号が得られるものの従来
の再生専用CDと比較すると変調度等の特性では依然と
して劣っている。また、記録感度についてもより高感度
の媒体が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の構
成の追記型CD(特開平2−42652号公報)につい
て種々検討を加えた結果、特開平2−132656号公
報で開示されている媒体の光吸収層とは異なる構成の光
吸収層を用いることにより、従来よりも、さらに、高変
調度、高記録感度の追記型CDが得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
成の追記型CD(特開平2−42652号公報)につい
て種々検討を加えた結果、特開平2−132656号公
報で開示されている媒体の光吸収層とは異なる構成の光
吸収層を用いることにより、従来よりも、さらに、高変
調度、高記録感度の追記型CDが得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明によれば、表面に情報ピット
および/または案内溝があらかじめ形成されている基板
上に、直接または他の層を介して光吸収層を設け、その
上に直接又は他の層を介して光反射層を設け、更にその
上に保護層を設けてなる光記録媒体において、前記光吸
収層の複素屈折率の実数部n及び虚数部k並びに光吸収
層膜厚dが0.6<n・d/λ≦1.2(但し、λは再
生光の波長)、k≦0.3なる関係を満足し、かつ、前
記情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸収層膜
厚とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるように前
記光吸収層が形成されていることを特徴とする光記録媒
体が提供される。
および/または案内溝があらかじめ形成されている基板
上に、直接または他の層を介して光吸収層を設け、その
上に直接又は他の層を介して光反射層を設け、更にその
上に保護層を設けてなる光記録媒体において、前記光吸
収層の複素屈折率の実数部n及び虚数部k並びに光吸収
層膜厚dが0.6<n・d/λ≦1.2(但し、λは再
生光の波長)、k≦0.3なる関係を満足し、かつ、前
記情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸収層膜
厚とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるように前
記光吸収層が形成されていることを特徴とする光記録媒
体が提供される。
【0006】また、本発明によれば、上記構成におい
て、前記光吸収層が下記一般式化1で示される色素を含
有することを特徴とする光記録媒体が提供される。
て、前記光吸収層が下記一般式化1で示される色素を含
有することを特徴とする光記録媒体が提供される。
【化1】
【0007】さらに、本発明によれば、上記構成におい
て、案内溝深さが1000Å以下であることを特徴とす
る光記録媒体が提供される。
て、案内溝深さが1000Å以下であることを特徴とす
る光記録媒体が提供される。
【0008】以下本発明について詳述する。先ず、本発
明と対比すべき従来の追記型CDについて述べると、従
来の追記型CDは、光吸収層表裏界面の光反射干渉効果
により高反射率を得ている。この場合の光吸収層膜厚と
反射率の関係は図1のようになる。従来の追記型CDで
は高反射率の得られる光吸収層膜厚として、図1におけ
る(a)の範囲(0.05≦n・d/λ≦0.6)の値
を設定していた。ここでnは光吸収層の複素屈折率の実
数部、dは光吸収層膜厚、λは再生光の波長である。こ
れは次のような理由による。図1における(a)の範囲
以外の光吸収層膜厚においても、CD規格を満たす反射
率が得られるが、(a)の範囲より光吸収層膜厚が薄い
(b)の範囲(n・d/λ<0.05)では光吸収層が
薄すぎるため記録感度が悪く、また記録により光吸収層
が変化した際の信号変化が小さい(変調度が小さい)。
一方、光吸収層が厚い(c)の範囲(0.6<n・d/
λ)では、記録感度が良く、変調度も大きい。これは、
光吸収により生じた熱の一部は光吸収層から反射層へ逃
げるが、その際、光吸収層膜厚が厚いほど反射層へ逃げ
る熱が少なくなるので、記録感度が良くなるためでな
る。ところが(c)の範囲のものは、光吸収層が厚すぎ
るため、スピンコートなどの塗布成膜が困難とある。ま
た、塗布成膜した場合、図2のように光吸収層が情報ピ
ットおよび/または案内溝を埋めた形状で形成されるた
めに、トラックエラー信号が小さすぎたり、極性が反転
する等、適当なトラックエラー信号が得られないという
不具合が生じる。
明と対比すべき従来の追記型CDについて述べると、従
来の追記型CDは、光吸収層表裏界面の光反射干渉効果
により高反射率を得ている。この場合の光吸収層膜厚と
反射率の関係は図1のようになる。従来の追記型CDで
は高反射率の得られる光吸収層膜厚として、図1におけ
る(a)の範囲(0.05≦n・d/λ≦0.6)の値
を設定していた。ここでnは光吸収層の複素屈折率の実
数部、dは光吸収層膜厚、λは再生光の波長である。こ
れは次のような理由による。図1における(a)の範囲
以外の光吸収層膜厚においても、CD規格を満たす反射
率が得られるが、(a)の範囲より光吸収層膜厚が薄い
(b)の範囲(n・d/λ<0.05)では光吸収層が
薄すぎるため記録感度が悪く、また記録により光吸収層
が変化した際の信号変化が小さい(変調度が小さい)。
一方、光吸収層が厚い(c)の範囲(0.6<n・d/
λ)では、記録感度が良く、変調度も大きい。これは、
光吸収により生じた熱の一部は光吸収層から反射層へ逃
げるが、その際、光吸収層膜厚が厚いほど反射層へ逃げ
る熱が少なくなるので、記録感度が良くなるためでな
る。ところが(c)の範囲のものは、光吸収層が厚すぎ
るため、スピンコートなどの塗布成膜が困難とある。ま
た、塗布成膜した場合、図2のように光吸収層が情報ピ
ットおよび/または案内溝を埋めた形状で形成されるた
めに、トラックエラー信号が小さすぎたり、極性が反転
する等、適当なトラックエラー信号が得られないという
不具合が生じる。
【0009】そこで、本発明は、図1の(c)の範囲の
光吸収層膜厚(0.6<n・d/λ≦1.2)でかつ光
記録層の複素屈折率の虚数部kが0.3以下で、さらに
情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸収層膜厚
とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるように光吸
収層を形成することにより、記録感度、変調度に優れか
つ良好なトラックエラー信号の得られる追記型CDを実
現する。
光吸収層膜厚(0.6<n・d/λ≦1.2)でかつ光
記録層の複素屈折率の虚数部kが0.3以下で、さらに
情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸収層膜厚
とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるように光吸
収層を形成することにより、記録感度、変調度に優れか
つ良好なトラックエラー信号の得られる追記型CDを実
現する。
【0010】本発明では、表面に情報ピットおよび/ま
たは案内溝があらかじめ形成されている基板上に、直接
または他の層を介して、下記一般式化2で表わされる弗
素化アルコールと下記一般式化3で表わされる化合物と
の混合液を主成分とする溶媒に色素を主成分とする光吸
収層材料を溶解した溶液をスピンコートすることによ
り、前記情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸
収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるよ
うに光吸収層を形成し、その上に直接または他の層を介
して光反射層を形成し、さらに、その上に保護層を形成
することからなる方法により、上記の如き光記録媒体を
製造する。これにより情報ピットおよび/または案内溝
の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚が略同
一であり、しかも均質な光吸収層を形成した媒体を製造
することができる。
たは案内溝があらかじめ形成されている基板上に、直接
または他の層を介して、下記一般式化2で表わされる弗
素化アルコールと下記一般式化3で表わされる化合物と
の混合液を主成分とする溶媒に色素を主成分とする光吸
収層材料を溶解した溶液をスピンコートすることによ
り、前記情報ピットおよび/または案内溝の底部の光吸
収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚とが略同一となるよ
うに光吸収層を形成し、その上に直接または他の層を介
して光反射層を形成し、さらに、その上に保護層を形成
することからなる方法により、上記の如き光記録媒体を
製造する。これにより情報ピットおよび/または案内溝
の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚が略同
一であり、しかも均質な光吸収層を形成した媒体を製造
することができる。
【化2】
【化3】
【0011】〔使用可能な基板材料〕本発明において使
明可能な基板材料は従来の光記録媒体の基板用材料から
任意に選べる。例えば、ポリカーボネート(PC)、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニ
ル、アモルファスポリオレフィン、エポキシ、ポリエス
テル等の樹脂材料、ガラス等が挙げられる。特に好まし
い材料としては、射出成形による量産性に優れ、また塗
布液のぬれ性、色素材料の定着性、成膜性が良好なポリ
カーボネート樹脂が挙げられる。
明可能な基板材料は従来の光記録媒体の基板用材料から
任意に選べる。例えば、ポリカーボネート(PC)、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニ
ル、アモルファスポリオレフィン、エポキシ、ポリエス
テル等の樹脂材料、ガラス等が挙げられる。特に好まし
い材料としては、射出成形による量産性に優れ、また塗
布液のぬれ性、色素材料の定着性、成膜性が良好なポリ
カーボネート樹脂が挙げられる。
【0012】基板に設ける案内溝の深さは、1000Å
以下が好ましい。追記部(案内溝部)の反射率は案内溝
深さとともに低下し、1000Åを越えると、CD規格
の高反射率を得ることが困難となるからである。
以下が好ましい。追記部(案内溝部)の反射率は案内溝
深さとともに低下し、1000Åを越えると、CD規格
の高反射率を得ることが困難となるからである。
【0013】〔使用可能な光吸収層材料〕本発明におい
て使用可能な光吸収層材料としては、シアニン色素、フ
タロシアニン色素、アズレニウム色素、スクアリリウム
色素、ポリメチン色素、ピリリウム色素、チオピリリウ
ム色素、インドアニリン色素、ナフトキノン色素、アン
トラキノン色素、トリアリルメタン色素、アミニウム色
素、ジイモニウム色素、金属錯体色素等、およびこれら
の混合物等が挙げられるが、これらに限定されない。特
に好ましい材料としては、下記一般式化1で表わされる
シアニン系色素が挙げられる。
て使用可能な光吸収層材料としては、シアニン色素、フ
タロシアニン色素、アズレニウム色素、スクアリリウム
色素、ポリメチン色素、ピリリウム色素、チオピリリウ
ム色素、インドアニリン色素、ナフトキノン色素、アン
トラキノン色素、トリアリルメタン色素、アミニウム色
素、ジイモニウム色素、金属錯体色素等、およびこれら
の混合物等が挙げられるが、これらに限定されない。特
に好ましい材料としては、下記一般式化1で表わされる
シアニン系色素が挙げられる。
【化1】 光吸収層材料として上記一般式化1で表わされるシアニ
ン系色素を含む材料を用いると、情報ピットおよび/ま
たは案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層
膜厚が略同一となるように記録層を形成する効果が特に
良好である。
ン系色素を含む材料を用いると、情報ピットおよび/ま
たは案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層
膜厚が略同一となるように記録層を形成する効果が特に
良好である。
【0014】光吸収層の複素屈折率及び膜厚は、0.6
<n・d/λ≦1.2でk≦0.03なる関係を満足す
る。n・d/λは、最も高反射率が得られる図1中の第
2反射ピーク近傍が特に好ましい。n・d/λが0.6
より小さくなると記録感度が悪くなり、また変調度も小
さくなる。一方、n・d/λが1.2より大きくなると
70%以上の高反射率が得られにくくなる。光吸収層の
複素屈折率の虚数部kが0.03より大きい場合も、高
反射率が得られにくくなる。情報ピットおよび/または
案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚
は異っていてもその差が高々約300Å(λ/10m)
以内となるようにする。
<n・d/λ≦1.2でk≦0.03なる関係を満足す
る。n・d/λは、最も高反射率が得られる図1中の第
2反射ピーク近傍が特に好ましい。n・d/λが0.6
より小さくなると記録感度が悪くなり、また変調度も小
さくなる。一方、n・d/λが1.2より大きくなると
70%以上の高反射率が得られにくくなる。光吸収層の
複素屈折率の虚数部kが0.03より大きい場合も、高
反射率が得られにくくなる。情報ピットおよび/または
案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸収層膜厚
は異っていてもその差が高々約300Å(λ/10m)
以内となるようにする。
【0015】〔溶媒〕本発明の光記録媒体を作製するの
に用いる塗布混合溶媒中の化合物(一般式化3)の弗素
化アルコール(一般式化2)に対する割合は、2〜30
wt%が好ましい。化合物(一般式化3)の割合がこの
範囲からはずれると、色素の結晶化が生じやすくなる。
に用いる塗布混合溶媒中の化合物(一般式化3)の弗素
化アルコール(一般式化2)に対する割合は、2〜30
wt%が好ましい。化合物(一般式化3)の割合がこの
範囲からはずれると、色素の結晶化が生じやすくなる。
【0016】〔反射層〕反射層は、金、銀、アルミニウ
ムあるいはこれらの合金を用いて形成すること望まし
い。
ムあるいはこれらの合金を用いて形成すること望まし
い。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。
る。
【0018】実施例 直径120mmのポリカーボネート円板の表面上に幅約
0.3μm、深さ約400Åの案内溝を有するディスク
基板を用意した。一方、2,2,3,3−テトラフロロ
プロパノールに2−メトキシエタノールを8wt%加え
た溶剤に下記一般式化4で表わされるシアニン系色素
(n≒2.6、k≒0.05)を4wt%溶解して塗布
液とした。
0.3μm、深さ約400Åの案内溝を有するディスク
基板を用意した。一方、2,2,3,3−テトラフロロ
プロパノールに2−メトキシエタノールを8wt%加え
た溶剤に下記一般式化4で表わされるシアニン系色素
(n≒2.6、k≒0.05)を4wt%溶解して塗布
液とした。
【化4】 この塗布液を用いて上記基板にスピンコーティングによ
り光吸収層を設けた。光吸収層の膜厚はランド部および
溝の底部ともに約2700Åであった。またn・d/λ
=0.9であった。次に、光吸収層の上に金を約100
0Åの厚さに設け反射層とし、更にその上に紫外線硬化
樹脂からなる保護層を約5μmの厚さに設けて光記録媒
体を作製し、本発明の実施例のメディアとした。
り光吸収層を設けた。光吸収層の膜厚はランド部および
溝の底部ともに約2700Åであった。またn・d/λ
=0.9であった。次に、光吸収層の上に金を約100
0Åの厚さに設け反射層とし、更にその上に紫外線硬化
樹脂からなる保護層を約5μmの厚さに設けて光記録媒
体を作製し、本発明の実施例のメディアとした。
【0019】このメディアに波長782nm、N.A.0.
5の半導体レーザー光により、線速1.3m/sの条件
でCDフォーマット信号を記録再生し、反射率(I
g)、変調度(I11/Itop)、最適記録パワー(P
0)を測定した。その結果を表1に示す。
5の半導体レーザー光により、線速1.3m/sの条件
でCDフォーマット信号を記録再生し、反射率(I
g)、変調度(I11/Itop)、最適記録パワー(P
0)を測定した。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】比較例1 上記実施例において、塗布液溶剤に2,2,3,3−テ
トラフロロプロパノールのみを用いたこと以外は同様に
して光記録媒体を作製し、比較例1のメディアとした。
このメディアの光吸収層膜厚は、ランド部約2500
Å、溝の底部約2900Åであった。またn・d/λ≒
0.9であった。このメディアについて上記実施例のメ
ディアと同様な測定をしたところ、結果は表1のように
なった。
トラフロロプロパノールのみを用いたこと以外は同様に
して光記録媒体を作製し、比較例1のメディアとした。
このメディアの光吸収層膜厚は、ランド部約2500
Å、溝の底部約2900Åであった。またn・d/λ≒
0.9であった。このメディアについて上記実施例のメ
ディアと同様な測定をしたところ、結果は表1のように
なった。
【0022】比較例2 上記実施例において、シアニン系色素の溶解量を1.8
wt%にして塗布液としたこと以外は同様にして光記録
媒体を作製し、比較例2のメディアとした。このメディ
アの光吸収層膜厚は、ランド部及び溝の底部ともに約1
300Åであった。またn・d/λ≒0.43であっ
た。このメディアについて上記実施例と同様な測定をし
たところ、結果は表1のようになった。
wt%にして塗布液としたこと以外は同様にして光記録
媒体を作製し、比較例2のメディアとした。このメディ
アの光吸収層膜厚は、ランド部及び溝の底部ともに約1
300Åであった。またn・d/λ≒0.43であっ
た。このメディアについて上記実施例と同様な測定をし
たところ、結果は表1のようになった。
【0023】表1から明らかなように本発明の実施例の
メディアは比較例1、2のメディアに比べ、高変調度、
高記録感度を有し、かつ良好なトラックエラー信号が得
られる。なお、表1において比較例1のメディアはトラ
ックエラー信号が他のメディアの1/3以下であり、ト
ラッキング不能であった。
メディアは比較例1、2のメディアに比べ、高変調度、
高記録感度を有し、かつ良好なトラックエラー信号が得
られる。なお、表1において比較例1のメディアはトラ
ックエラー信号が他のメディアの1/3以下であり、ト
ラッキング不能であった。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、従来よりも高変調度、高記録感度を有し、かつ良
好なトラックエラー信号が得られる追記型CDを提供す
ることが出来る。
れば、従来よりも高変調度、高記録感度を有し、かつ良
好なトラックエラー信号が得られる追記型CDを提供す
ることが出来る。
【図1】光吸収層膜厚と反射率、透過率及び吸収率の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図2】(a)は従来の光記録媒体の光吸収層の様子を
示す図、(b)は本発明の光記録媒体の光吸収層の様子
を示す図である。
示す図、(b)は本発明の光記録媒体の光吸収層の様子
を示す図である。
1 基板 2 光吸収層 3 案内溝 4 ランド部
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に情報ピットおよび/または案内溝
があらかじめ形成されている基板上に、直接または他の
層を介して光吸収層を設け、その上に直接又は他の層を
介して光反射層を設け、更にその上に保護層を設けてな
る光記録媒体において、前記光吸収層の複素屈折率の実
数部n及び虚数部k並びに光吸収層膜厚dが0.6<n
・d/λ≦1.2(但し、λは再生光の波長)、k≦
0.3なる関係を満足し、かつ、前記情報ピットおよび
/または案内溝の底部の光吸収層膜厚とランド部の光吸
収層膜厚とが略同一となるように前記光吸収層が形成さ
れていることを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】 前記光吸収層が下記一般式化1で示され
る色素を含有することを特徴とする請求項1記載の光記
録媒体。 【化1】 - 【請求項3】 案内溝深さが1000Å以下であること
を特徴とする請求項1記載の光記録媒体。 - 【請求項4】 表面に情報ピットおよび/または案内溝
があらかじめ形成されている基板上に、直接または他の
層を介して、下記一般式化2で表わされる弗素化アルコ
ールと下記一般式化3で表わされる化合物との混合液を
主成分とする溶媒に色素を主成分とする光吸収層材料を
溶解した溶液をスピンコートすることにより前記情報ピ
ットおよび/または案内溝の底部の光吸収層膜厚とラン
ド部の光吸収層膜厚とが略同一となるように光吸収層を
形成し、その上に直接または他の層を介して光反射層を
形成し、さらに、その上に保護層を形成することからな
る請求項1〜3のいずれかに記載の光記録媒体の製造方
法。 【化2】 【化3】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148494A JPH05325252A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光記録媒体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148494A JPH05325252A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光記録媒体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325252A true JPH05325252A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15454010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4148494A Pending JPH05325252A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光記録媒体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325252A (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148494A patent/JPH05325252A/ja active Pending
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