JPH053299U - 高所作業車の操作装置 - Google Patents

高所作業車の操作装置

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JPH053299U
JPH053299U JP4989391U JP4989391U JPH053299U JP H053299 U JPH053299 U JP H053299U JP 4989391 U JP4989391 U JP 4989391U JP 4989391 U JP4989391 U JP 4989391U JP H053299 U JPH053299 U JP H053299U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の払うべき注意の軽減とともに、エン
ジン1の燃料消費やエンジン騒音を抑制すること。 【構成】 エンジン1により駆動される油圧ポンプ5か
らの圧油でブームを駆動操作する高所作業車であって、
バケットに、エンジン1の増速側回路33と減速側回路
36の一方に択一的に通電するエンジン回転制御スイッ
チ26と、伸縮スイッチ25と、この伸縮スイッチ25
の操作を無効としうる切換スイッチ23とを設けた操作
装置において、伸縮スイッチ25の操作を有効とすべき
切換スイッチ23の操作にともなってエンジン回転制御
スイッチ26を操作して増速側回路33と減速側回路3
6との双方に択一的に接続して通電可能とし、伸縮スイ
ッチ25の操作を無効とすべき切換スイッチ23の操作
にともなってエンジン回転制御スイッチ26の操作を無
効とするとともに減速側回路36に通電させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高所作業車の操作装置に関し、とくにエンジンにより駆動される 油圧ポンプからの油圧で伸縮動作等の駆動を行なうブームを有するものに関する 。
【0002】
【従来の技術】
高所作業車には、その車両の走行用エンジンや車載された専用のエンジンに油 圧ポンプを機械的に連結し、このエンジンからの動力で油圧ポンプを駆動するも のがある。
【0003】 このような場合、油圧ポンプからの圧油の吐出量は、エンジンの回転速度によ り変動するものであり、エンジンの回転速度が高い場合にはバケットを支持する ブームの動作速度が高速となり、エンジンの回転速度が低い場合にはブームの移 動速度は低速となる。
【0004】 また、例えば電線工事等の高所作業においては、高所作業車に搭乗した作業者 は、バケットの移動操作と電線工事作業(以下、この電線工事作業のごとき作業 を目的作業という)とを行なう必要があるので、これらの操作と作業とにおける 作業者の意識の切り換えを明確にするため、フートスイッチが設置されており、 作業者はこのフートスイッチを踏みながらバケットの移動操作を行い、目的作業 に際しては作業者はフートスイッチを踏まずに行なうこととしている。
【0005】 そして、このフートスイッチは、ブームの伸縮等の移動を制御するブーム駆動 制御スイッチ等の操作子の操作の有効・無効を切り換える切換手段とされており 、フートスイッチを踏まずにいることはブーム駆動制御スイッチ等の操作子の操 作が無効とされるので、作業者は安全に目的作業に集中することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、作業者は高所で目的作業を行なうためにバケットに搭乗し、バケッ トの移動操作を行なうので、バケットが所要の高所に位置すると、直ちにフート スイッチから離れて目的作業を開始することがある。
【0007】 このような場合、従来のこの種の操作装置において、作業者がフートスイッチ から離れると、ブーム駆動制御スイッチ等の操作子の操作が無効の状態となるが 、同時にエンジンの回転速度はその状態のままである。
【0008】 したがって、とくにバケットの移動操作を高速で行なっていたとすると、目的 作業の完了後等にバケットを移動させるためフートスイッチを踏んでブーム駆動 制御スイッチ等の操作子を操作すると、バケットが急激に先の移動操作時の速度 で移動を開始することとなるので、作業者は十分に注意を払うことが必要である 。
【0009】 また、バケットを停止した目的作業中においても、エンジンが先の移動時と同 じ状態で回転しているので、燃料消費が多く,エンジン騒音も大きい状態である ため好ましくない。
【0010】 この考案は、かかる背景に基づいてなされたもので、作業者の払うべき注意の 軽減とともに、エンジンの燃料消費やエンジン騒音を抑制することを目的とする ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の考案は、車両上に起伏および伸縮 駆動自在なブームを設け、このブームの先端に作業者搭乗用のバケットを配置す るとともに、車両上に配置したエンジンにより駆動される油圧ポンプからの圧油 で前記ブームを起伏および伸縮駆動操作するようにした高所作業車であって、前 記エンジンの回転速度を操作可能としたエンジン回転制御手段を有するとともに 、前記バケットに、前記エンジン回転制御手段の操作子と、前記ブームの駆動操 作を行なうブーム駆動操作手段の操作子と、前記ブーム駆動操作手段の操作子の 操作を無効としうる切換手段とを設けた操作装置において、前記ブーム駆動操作 手段の操作子の操作を有効とすべき前記切換手段の操作にともなって前記エンジ ン回転制御手段の操作子の操作により前記エンジンの回転速度を増速と減速との 双方に択一的に制御可能とし、また、前記ブーム駆動操作手段の操作子の操作を 無効とすべき前記切換手段の操作にともなって前記エンジン回転制御手段の操作 子の操作を無効とするとともに、エンジン回転速度を減速すべく前記エンジン回 転制御手段を動作させることを特徴とする。
【0012】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、ブームの移動操作が完了した段階に操作され, ブーム駆動操作手段の操作子の操作を無効とすべき切換手段の操作にともなって 、エンジン回転制御手段はエンジン回転速度を減速すべく動作されるので、前記 エンジンの回転速度がブームの移動操作時より低速となる。
【0013】 そのため、目的作業の完了後に切換手段およびブーム駆動操作手段の操作子を 操作しても、バケットは先より低速で移動を開始し、従来に比べて作業者の払う べき注意を軽減できる。
【0014】 また、バケットの停止中におけるエンジンの回転速度が従来より低速であるの で、エンジンの燃料消費やエンジン騒音を抑制することができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に示す実施例によりこの考案を説明する。
【0016】 図1において、1はエンジンであって、高所作業車の走行用に兼用として車載 されたディーゼルエンジンであり、2はこのエンジンの回転速度を制御するガバ ナレバーである。
【0017】 このガバナレバー2は、リンク3を介してアクチュエータとしてのステップモ ータ4に連結されており、ステップモータ4の回転変位に応じて前記ガバナレバ ー2が揺動操作され、これに応じて前記エンジン1の回転速度が増減調整される ようになっている。
【0018】 5は油圧ポンプを示し、前記エンジン1の出力軸に機械的に連結され、エンジ ン1の動力で駆動されるようになっている。
【0019】 この油圧ポンプ5には、この高所作業車のバケットを先端に支持するブーム( 不図示)の起伏および伸縮を調整し、そのバケットの位置調整を可能とする油圧 回路6が接続されている。
【0020】 すなわち、この油圧回路6は、前記油圧ポンプ5の吐出口から延びる油圧管路 7に第1の電磁弁11を介して接続された起伏駆動用油圧シリンダ(以下単に、 起伏シリンダという)12と、第2の電磁弁13を介して接続された伸縮駆動用 油圧シリンダ(以下単に、伸縮シリンダという)14とを有する。
【0021】 なお、油圧回路6は、この考案でいうブーム駆動操作手段に該当するものであ る。
【0022】 前記第1および第2の電磁弁11,13は、いずれも3位置6ポート型の電磁 弁であって同一構造のものである。
【0023】 第1の電磁弁11には、第2の電磁弁13を経てドレン16に至る前記油圧管 路7と、この油圧管路7から分岐され起伏シリンダ12に圧油を供給する分岐管 路15と、起伏シリンダ12からの戻り油をドレン装置16に導く戻り管路17 とが接続されている。なお、図中15aは逆止弁である。
【0024】 そして、前記第1の電磁弁11の油圧ポンプ5側の部位で前記油圧管路7から 伸縮シリンダ用管路18が分岐して設けられており、逆止弁18aが設置されて いる。
【0025】 前記第1の電磁弁11が図示の中立位置においては、油圧ポンプ5からの圧油 は第2の電磁弁13を経て,あるいはリリーフ弁19を経てドレン16に還流さ せるようになっている。
【0026】 また、起伏シリンダ12との間に設置された分岐管路15と戻り管路17がと もに閉止状態となっていることにより起伏シリンダ12はオイルロックされ、ブ ームは起伏せず固定状態となるものである。
【0027】 この第1の電磁弁11を左位置に切り換えると、油圧管路7を閉止し、分岐管 路15と戻り管路17とが開となるので、起伏シリンダ12のピストン後方側の シリンダ室内に圧油を供給するとともに、他方のシリンダ室からのリターン油を ドレン装置16への戻りが可能となり、起伏シリンダ12を伸張動作させるもの である。
【0028】 この第1の電磁弁11の右位置は、油圧管路7を閉止し、前記とは逆に起伏シ リンダ12を収縮動作させるものである。
【0029】 第2の電磁弁13も概ね同様であって、図示の中立位置では油圧ポンプ5から 前記伸縮シリンダ用管路18を介して供給された圧油がドレン装置16に導かれ 、伸縮シリンダ14はオイルロック状態となっている。
【0030】 また、この第2の電磁弁13の左位置では前記起伏シリンダ12の場合と同様 に伸縮シリンダ14が伸張動作を行い、右位置では伸縮シリンダ14が収縮動作 を行なうものである。
【0031】 このように構成された起伏シリンダ12と伸縮シリンダ14および前記ステッ プモータ4とを操作するために、この実施例では次のような電気的な制御回路2 1が設置されている。
【0032】 この制御回路21において、22はバッテリ等の直流電源であり、23はフー トスイッチである。
【0033】 このフートスイッチ23は、不図示のバケットのフロア上に設置されていると ともに、後述するように、このフートスイッチ23の断続で、起伏駆動制御スイ ッチ24と伸縮駆動制御スイッチ25との操作およびエンジン回転制御スイッチ 26の有効と無効とを切り換える切換スイッチとされており、この考案でいう切 換手段に該当するものである。
【0034】 また、前記起伏駆動制御スイッチ24と伸縮駆動制御スイッチ25は、いずれ もこの考案でいうブーム駆動操作手段の操作子に該当するものであり、エンジン 回転制御スイッチ26はこの考案でいうエンジン回転制御手段の操作子に該当す るものである。
【0035】 前記フートスイッチ23にはリレーR1が直列に接続されており、このリレー R1の常開接点31は起伏駆動制御スイッチ24と伸縮制御スイッチ25との両 者に直列に配置されている。
【0036】 したがって、このフートスイッチ23が踏み込まれオンの状態である場合には 、前記リレーR1は通電されるので、前記常開接点31はオンとなり、前記起伏 駆動制御スイッチ24と伸縮駆動制御スイッチ25との操作は有効である。
【0037】 これらの起伏駆動制御スイッチ24,伸縮駆動制御スイッチ25の操作により 対応する第1あるいは第2の電磁弁11,13が所要の動作を行い、その結果ブ ームが起伏あるいは伸縮駆動操作され、バケットの移動操作が行なわれる。
【0038】 エンジン回転制御スイッチ26は、リレーR2と前記ガバナレバー2の最大開 度位置検出スイッチ32とを直列に接続した増速側回路33の増速側接点34と 、リレーR3と前記ガバナレバー2の最小開度位置検出スイッチ35とを直列に 接続した減速側回路36の減速側接点37と、これらの両接点34,37の間に 設けられた中立接点38との3つの接点34,37,38に択一的に接続される ものである。
【0039】 なお、この実施例において、前記増速側回路33と減速側回路36とを総称し てエンジン回転制御回路39といい、この考案でいうエンジン回転制御手段に該 当するものである。
【0040】 前記エンジン回転制御スイッチ26は、前記リレーR1の常開接点41を介し て直流電源22に接続されているとともに、前記減速側接点37は前記リレーR1 の常閉接点42を介して直流電源22に接続されている。
【0041】 そして、このように設置されたリレーR2,R3の接点を用いて、前記ステップ モータ4の制御回路44は次のように構成されている。
【0042】 すなわち、前記ステップモータ4は、前記リレーR2の常開接点45と常閉接 点46とを直列に接続した回路の両接点45,46の間と、前記回路と並列に直 流電源22に接続され前記リレーR3の常開接点47と常閉接点48とを直列に 接続した回路の両接点47,48の間とに接続されている。
【0043】 したがって、前記フートスイッチ23が踏まれてリレーR1が通電状態である 場合に、前記エンジン回転制御スイッチ26を、例えば増速側接点34に接続す ると、前記リレーR2に通電され,リレーR3には通電されない。
【0044】 この場合、制御回路44において、ステップモータ4の駆動電流は直流電源2 2から常開接点45を経てステップモータ4を流れ、常閉接点48を経てアース される。
【0045】 これにより、ステップモータ4は図中矢印のA方向に回転され、リンク3を介 してガバナレバー2をエンジン1の回転速度が増加する方向に変位させ、その結 果エンジン1の回転速度が増加する。
【0046】 なお、エンジン回転制御スイッチ26を減速側接点37に接続した場合も概ね 同様であり、この場合、ステップモータ4の回転方向が前記A方向とは逆となり 、ガバナレバー2がエンジン回転速度を減少する方向に変位される。
【0047】 かかるステップモータ4によるガバナレバー2の駆動に際し、ガバナレバー2 の開度には最大開度位置と最小開度位置とが存在するので、ガバナレバー2が最 大開度位置あるいは最小開度位置に達した後は、そのガバナレバー2をステップ モータ4でさらにその向きに駆動することはステップモータ4等を損傷するおそ れがある。
【0048】 前記最大開度位置検出スイッチ32および最小開度位置検出スイッチ35は、 ガバナレバー2がそのような位置に存在していることを検出するものであって、 この実施例においては前記ステップモータ4の基準点からのパルス数でこれらの 端点位置を設定しており、これらのスイッチ32,35がオンすることにより点 灯する表示ランプ51で警告することとしてある。なお、これらのスイッチ32 ,35をリミットスイッチ等を設置して構成することとしてもよい。
【0049】 ところで、このような機能を有するエンジン回転制御回路39は、前述のよう にリレーR1の常開接点41を介して直流電源22に接続されているので、図示 のようにフートスイッチ23が踏まれずオフ状態である場合には、常開接点41 を経ては通電されない。
【0050】 そのため、この状態においてエンジン回転制御スイッチ26を操作しても、リ レーR2,R3が作動せず、そのエンジン回転制御スイッチ26の操作は無効であ る。
【0051】 しかしながら、減速側接点37は、常閉接点42を経て直流電源22に接続さ れているので減速側回路36には通電され、リレーR3はこれにより作動する。
【0052】 したがって、ステップモータ4には、常開接点47を経て電流が流れるので、 ステップモータ4はガバナレバー2を減速方向に変位させ、エンジン1の回転速 度を減速する。
【0053】 この場合、エンジン1の回転速度をアイドリング回転速度にまで減速させて維 持することが好ましいが、本願は必ずしもこれに限定されず、アイドリング回転 速度より高い回転速度で維持させることとしてもよい。
【0054】 このように機能するので、バケットが所要の高所に位置した後、フートスイッ チ23を離れて目的作業を行なっている間において、エンジン1の回転速度が減 速するので、この目的作業中のエンジンの燃料消費とエンジン騒音との抑制を図 ることができ、目的作業の完了後にバケットの移動を行なうに際して、バケット が急激に移動を開始することも無くなるので、作業者の払うべき注意を軽減する ことができる。
【0055】 したがって、騒音下の作業環境でエンジンから離間したバケットにおいて、従 来、作業者が聞こえにくいエンジン音に注意しながら慎重に行なっていたこの種 の高所作業車の移動操作の困難性を軽減し、高所作業車の移動操作を正確に行な うことも容易となる。
【0056】 なお、以上説明した実施例において、常開接点41と常閉接点42とをフート スイッチ23の開放と同時に作動するものとして説明したが、これらの常開接点 41および常閉接点42をタイマ機能を有する接点により構成することとしても よい。
【0057】 この場合、常開接点41のタイマ時間を例えば30秒程度とし、常閉接点42の タイマ時間をこれより長く設定することとすれば、一時的にフートスイッチ23 から離れることがあっても、前記ステップモータ4が動作しないので、フートス イッチ23から離れる度毎にエンジン1の回転速度を再度設定せずに済み実用上 便利である。
【0058】 また、以上説明した実施例でガバナレバー2の駆動用アクチュエータとして、 ステップモータ4を用いたものを説明したが、本願はこれに限らず、ソレノイド 装置を用いてもよい。
【0059】 ソレノイド装置を用いる場合、例えば2つのソレノイド装置を併用することに よりガバナレバー2の停止位置を4箇所とし、段階的にエンジン1の回転速度を 調整することとすればよい。
【0060】 さらに、本願は、図2に示す第2実施例のようにして実施することもできる。
【0061】 この第2実施例は、前記実施例において制御回路21で電気的に行なった制御 を主に機械的な手段で簡便な構成として行なわせることとしたものである。
【0062】 以下においては、この相違点についてのみ説明を行い、同一部分については図 中に前記と同一の参照番号を付与して説明を省略する。
【0063】 すなわち、この実施例において、起伏シリンダ12および伸縮シリンダ14は それぞれ手動操作式の第1の切換弁52あるいは第2の切換弁53により制御さ れるようになっており、これらはブーム駆動操作手段に該当するものである。
【0064】 そして、前記リリーフ弁19のベント回路は電磁弁54を介してドレン16に 接続されており、この電磁弁54が開放状態である場合には前記第1および第2 の切換弁52,53の切換操作をすることができ、電磁弁54が閉止状態である 場合には切換操作をすることができない。
【0065】 また、エンジン1のガバナレバー2にはバネ55によりエンジン回転速度の減 速方向に復帰習性が付与されており、このガバナレバー2には電磁クラッチ56 とワイヤケーブル57とを介して接続されたエンジン回転操作レバー58がバケ ット内に設置されている。図中、59は前記ガバナレバー2の最小開度を制限す るストッパである。
【0066】 これらは、この考案でいうエンジン回転制御手段に該当するものであって、エ ンジン回転操作レバー58はその操作子に該当するものである。
【0067】 そして、前記電磁弁54への電源回路61と前記電磁クラッチ56への電源回 路62には、それぞれフートスイッチ23により断続されるリレーR1の常開接 点63,64が設置されている。
【0068】 したがって、フートスイッチ23を踏んで、オンすることにより常開接点63 が閉となり、電磁弁54が切り替わることによって、リリーフ弁19のベント回 路を遮断し、第1および第2の切換弁52,53の操作が可能となる。
【0069】 これによって、前記起伏シリンダ12および伸縮シリンダ14を操作してバケ ットの移動が可能である。
【0070】 また、フートスイッチ23のオンにより、電磁クラッチ56が接続されるので 、前記エンジン回転操作レバー58の操作変位がワイヤケーブル57を介してガ バナレバー2に伝達される。
【0071】 これによって、エンジン回転操作レバー58により、ガバナレバー2をエンジ ン1の回転速度の増速側および減速側への操作をすることができ、エンジン回転 速度の増減速が可能である。
【0072】 一方、前記フートスイッチ23を離したオフの状態においては、前記電磁クラ ッチ56が断状態であるので、ガバナレバー2にはワイヤケーブル57からの張 力が作用せず、ガバナレバー2はバネ55の力により減速方向に変位されてスト ッパ59に衝接した状態となる。
【0073】 そのため、この場合にはエンジン1の回転速度は低速回転の状態に維持される 。
【0074】 これにより、前記実施例の場合と同様に、バケットが所要の高所に位置した後 、フートスイッチ23を離れて目的作業を行なっている間において、エンジン1 の回転速度が減速するので、この目的作業中のエンジンの燃料消費とエンジン騒 音との抑制を図ることができ、目的作業の完了後にバケットの移動を行なうに際 して、バケットが急激に移動を開始することも無くなるので、作業者の払うべき 注意を軽減することができる。
【0075】 なお、以上説明した実施例はブームを車両に対して旋回駆動し,あるいはバケ ットをブームに対して旋回駆動する高所作業車であっても同様に実施することが できるのはいうまでもない。
【0076】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載の考案によれば、ブームの移動操作が完了 した段階に操作され,ブーム駆動操作手段の操作子の操作を無効とすべき切換手 段の操作にともなって、エンジン回転制御手段はエンジン回転速度を減速すべく 動作されるので、前記エンジンの回転速度がブームの移動操作時より低速となる 。
【0077】 そのため、目的作業の完了後に切換手段およびブーム駆動操作手段の操作子を 操作しても、バケットは先より低速で移動を開始し、従来に比べて作業者の払う べき注意を軽減できる。
【0078】 また、バケットの停止中におけるエンジンの回転速度が従来より低速であるの で、エンジンの燃料消費やエンジン騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体システムの説明図である。
【図2】第2実施例の全体システムの説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン 5 油圧ポンプ 23 フートスイッチ(切換スイッチ) 24 起伏駆動制御スイッチ 25 伸縮駆動制御スイッチ 26 エンジン回転制御スイッチ 33 増速側回路 36 減速側回路 39 エンジン回転制御回路 54 電磁弁 56 電磁クラッチ 58 エンジン回転操作レバー

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】車両上に起伏および伸縮駆動自在なブーム
    を設け、このブームの先端に作業者搭乗用のバケットを
    配置するとともに、車両上に配置したエンジンにより駆
    動される油圧ポンプからの圧油で前記ブームを起伏およ
    び伸縮駆動操作するようにした高所作業車であって、前
    記エンジンの回転速度を操作可能としたエンジン回転制
    御手段を有するとともに、前記バケットに、前記エンジ
    ン回転制御手段の操作子と、前記ブームの駆動操作を行
    なうブーム駆動操作手段の操作子と、前記ブーム駆動操
    作手段の操作子の操作を無効としうる切換手段とを設け
    た操作装置において、 前記ブーム駆動操作手段の操作子の操作を有効とすべき
    前記切換手段の操作にともなって前記エンジン回転制御
    手段の操作子の操作により前記エンジンの回転速度を増
    速と減速との双方に択一的に制御可能とし、 また、前記ブーム駆動操作手段の操作子の操作を無効と
    すべき前記切換手段の操作にともなって前記エンジン回
    転制御手段の操作子の操作を無効とするとともに、エン
    ジン回転速度を減速すべく前記エンジン回転制御手段を
    動作させることを特徴とする高所作業車の操作装置。
JP4989391U 1991-06-28 1991-06-28 高所作業車の操作装置 Pending JPH053299U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61200042A (ja) * 1985-03-01 1986-09-04 Toyoda Autom Loom Works Ltd 高所作業車のエンジン回転数制御装置

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