JPH05330242A - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
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- JPH05330242A JPH05330242A JP4166868A JP16686892A JPH05330242A JP H05330242 A JPH05330242 A JP H05330242A JP 4166868 A JP4166868 A JP 4166868A JP 16686892 A JP16686892 A JP 16686892A JP H05330242 A JPH05330242 A JP H05330242A
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- recording medium
- transfer recording
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- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写性がよく耐摩擦性にすぐれ、しかも耐ク
リーニング性(耐ドライクリーニング性、耐水洗濯性な
ど)を有する転写画像が形成できる特に衣料用に有効な
熱転写記録媒体を提供するものである。 【構成】 下記の(イ)と(ロ)との組合わせからなる
ことを特徴とする熱転写記録媒体。 (イ)支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とした
インク層を設けたインクシート。 (ロ)少なくとも一方の面の粗面化された樹脂フィルム
面でありその表面平滑度(ベック平滑度)は3000秒
を越えない(好ましくは100〜3000秒である)被
転写体。
リーニング性(耐ドライクリーニング性、耐水洗濯性な
ど)を有する転写画像が形成できる特に衣料用に有効な
熱転写記録媒体を提供するものである。 【構成】 下記の(イ)と(ロ)との組合わせからなる
ことを特徴とする熱転写記録媒体。 (イ)支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とした
インク層を設けたインクシート。 (ロ)少なくとも一方の面の粗面化された樹脂フィルム
面でありその表面平滑度(ベック平滑度)は3000秒
を越えない(好ましくは100〜3000秒である)被
転写体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録媒体に関し、
詳しくは、インクシート(熱転写シート)と被転写体と
の組み合わせからなり、被転写体上に耐摩擦性にすぐれ
かつ耐アイロン性、耐ドライクリーニング性、耐水洗濯
性などにもすぐれた画像が形成できる熱転写記録媒体に
関する。
詳しくは、インクシート(熱転写シート)と被転写体と
の組み合わせからなり、被転写体上に耐摩擦性にすぐれ
かつ耐アイロン性、耐ドライクリーニング性、耐水洗濯
性などにもすぐれた画像が形成できる熱転写記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クリーニング業界では洗濯物にバ
ーコード等の入ったりクリーニングタグを取りつけ物流
管理する動きが増えて来ている。これまでは耐洗紙に印
字したりあるいはレーザープリンタで印刷した画像にポ
リエステルなどのフィルムをラミネートしたりして使用
してきたのであるが、前者は商品番号とか店舗番号金額
などの情報の違ったものを少量印刷するためコストが高
くなり、またオンデマンドでないため在庫切れをおこす
などの問題があり、後者はオンデマンドではあるが、画
像上にラミネートをしたりして非常にコストが高いとい
った欠点があった。そうしたことから、衣料ラベル用熱
転写シートはこれまでにも多くが提案されるようになっ
てきている。特に、熱転写シートのインク層がパターン
状で被転写体上に形成された場合において、その被転写
体上に形成された画像が良好な耐クリーニング性を示す
ようにした検討は精力的になされている。そして、その
ような効果の発現は熱転写層(インク層)の構成要素の
一つである結着樹脂の定着性に頼っているのが実情であ
る。
ーコード等の入ったりクリーニングタグを取りつけ物流
管理する動きが増えて来ている。これまでは耐洗紙に印
字したりあるいはレーザープリンタで印刷した画像にポ
リエステルなどのフィルムをラミネートしたりして使用
してきたのであるが、前者は商品番号とか店舗番号金額
などの情報の違ったものを少量印刷するためコストが高
くなり、またオンデマンドでないため在庫切れをおこす
などの問題があり、後者はオンデマンドではあるが、画
像上にラミネートをしたりして非常にコストが高いとい
った欠点があった。そうしたことから、衣料ラベル用熱
転写シートはこれまでにも多くが提案されるようになっ
てきている。特に、熱転写シートのインク層がパターン
状で被転写体上に形成された場合において、その被転写
体上に形成された画像が良好な耐クリーニング性を示す
ようにした検討は精力的になされている。そして、その
ような効果の発現は熱転写層(インク層)の構成要素の
一つである結着樹脂の定着性に頼っているのが実情であ
る。
【0003】例えば、インク層の結着樹脂として、
(1)ポリアミド樹脂と非晶質ポリエステル樹脂及び/
又はエポキシ樹脂とを用いる(特開昭61−24459
3号公報)、(2)ガラス転移温度40℃以上で数平均
分子量10,000以下の非晶質ポリエステル樹脂、好
ましくは、ガラス転移温度50〜80℃で数平均分子量
5000以下のビスフェノール成分を含む芳香族ポリエ
ステルを用いる(特開昭62−13384号公報)、
(3)重合脂肪酸系ポリアミド樹脂を用いる(特開昭6
2−66991号公報)、(4)塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、アクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、
メタクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂
の少なくとも一種を用いる(特開昭63−56490号
公報)、(5)ブチラール樹脂を用いる(特開昭63−
82786号公報)、(6)融点120℃以上の脂肪酸
アミド又は脂肪酸イミドと、融点100℃以上のポリア
ミド樹脂又はビニル樹脂とを含有させる(特開昭63−
179791号公報)などである。
(1)ポリアミド樹脂と非晶質ポリエステル樹脂及び/
又はエポキシ樹脂とを用いる(特開昭61−24459
3号公報)、(2)ガラス転移温度40℃以上で数平均
分子量10,000以下の非晶質ポリエステル樹脂、好
ましくは、ガラス転移温度50〜80℃で数平均分子量
5000以下のビスフェノール成分を含む芳香族ポリエ
ステルを用いる(特開昭62−13384号公報)、
(3)重合脂肪酸系ポリアミド樹脂を用いる(特開昭6
2−66991号公報)、(4)塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、アクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、
メタクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂
の少なくとも一種を用いる(特開昭63−56490号
公報)、(5)ブチラール樹脂を用いる(特開昭63−
82786号公報)、(6)融点120℃以上の脂肪酸
アミド又は脂肪酸イミドと、融点100℃以上のポリア
ミド樹脂又はビニル樹脂とを含有させる(特開昭63−
179791号公報)などである。
【0004】だが、これらのバインダー樹脂に着色剤を
分散させた熱転写インクで被転写体上に形成した画像
は、インク成分としてクリーニング溶媒(水、温水、
1,1,1−トリクロルエタン、パークレン、ナフサ
等)に溶解する物質を用いているので、耐クリーニング
性を充分満足させるものでないというのが実情である。
分散させた熱転写インクで被転写体上に形成した画像
は、インク成分としてクリーニング溶媒(水、温水、
1,1,1−トリクロルエタン、パークレン、ナフサ
等)に溶解する物質を用いているので、耐クリーニング
性を充分満足させるものでないというのが実情である。
【0005】一方、被転写体の受容層に用いられている
樹脂は一部においてインクシートのそれと重複している
が、大低のものは融点が低く、クリーニング溶媒に侵さ
れやすいので耐アイロン性、耐クリーニング性に乏しい
のが実状である。
樹脂は一部においてインクシートのそれと重複している
が、大低のものは融点が低く、クリーニング溶媒に侵さ
れやすいので耐アイロン性、耐クリーニング性に乏しい
のが実状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のごとき
欠点を解消し、熱プリンタを使用したシステムが採用さ
れ、転写性がよく、耐摩擦性並びに耐アイロン性にすぐ
れ、かつ、耐ドライクリーニング性や耐水洗濯性など
(耐クリーニング性)が良好な転写画像を形成する特に
衣料用に適した熱転写記録媒体を提供するものである。
欠点を解消し、熱プリンタを使用したシステムが採用さ
れ、転写性がよく、耐摩擦性並びに耐アイロン性にすぐ
れ、かつ、耐ドライクリーニング性や耐水洗濯性など
(耐クリーニング性)が良好な転写画像を形成する特に
衣料用に適した熱転写記録媒体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写記録媒体
は、支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とするイ
ンク層を形成したインクシートと、少なくとも一方の面
が粗面化された樹脂フィルム面でその表面平滑度(ベッ
ク平滑度)が3000秒を越えない被転写体との組み合
わせからなることを特徴としている。前記の被転写体に
おいては、粗面化した樹脂フィルム面の表面平滑度(ベ
ック平滑度)は100〜3000秒であるのが一層望ま
しい。
は、支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とするイ
ンク層を形成したインクシートと、少なくとも一方の面
が粗面化された樹脂フィルム面でその表面平滑度(ベッ
ク平滑度)が3000秒を越えない被転写体との組み合
わせからなることを特徴としている。前記の被転写体に
おいては、粗面化した樹脂フィルム面の表面平滑度(ベ
ック平滑度)は100〜3000秒であるのが一層望ま
しい。
【0008】以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
【0009】本発明の被転写体は少なくとも一方の側
(表面側)が粗面化された樹脂フィルム面を有するもの
である。被転写体は厚さ30〜200μm程度の樹脂
フィルム自体を粗面化したもの、粗面化した樹脂フィ
ルムを支持体にラミネートしたもの、あるいは厚さ3
0〜200μm程度の樹脂フィルム(合成紙を含む)、
発泡フィルム、布、不織布、耐洗紙等の支持体上に厚さ
5〜50μm程度の樹脂フィルムを接着又はコーティン
グした後粗面化したもの(コーティング自体により粗面
化したものを含む)などである。ここでは、クリーニン
グ溶媒に侵されやすい例えば普通紙などは支持体として
使用されない。
(表面側)が粗面化された樹脂フィルム面を有するもの
である。被転写体は厚さ30〜200μm程度の樹脂
フィルム自体を粗面化したもの、粗面化した樹脂フィ
ルムを支持体にラミネートしたもの、あるいは厚さ3
0〜200μm程度の樹脂フィルム(合成紙を含む)、
発泡フィルム、布、不織布、耐洗紙等の支持体上に厚さ
5〜50μm程度の樹脂フィルムを接着又はコーティン
グした後粗面化したもの(コーティング自体により粗面
化したものを含む)などである。ここでは、クリーニン
グ溶媒に侵されやすい例えば普通紙などは支持体として
使用されない。
【0010】前記樹脂フィルムとしては、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、三弗化エチレン、テトラフロロエ
チレン、ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン6
6、610ナイロン、8ナイロン、10ナイロン、11
ナイロン、12ナイロン、6/66/610ナイロン、
6/66/12ナイロン、6/610/12ナイロン、
ポリ塩化ビニリデン、セルローストリアセテートなどの
耐熱性に優れた材料を主成分とするものが用いられる。
ル、ポリプロピレン、三弗化エチレン、テトラフロロエ
チレン、ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン6
6、610ナイロン、8ナイロン、10ナイロン、11
ナイロン、12ナイロン、6/66/610ナイロン、
6/66/12ナイロン、6/610/12ナイロン、
ポリ塩化ビニリデン、セルローストリアセテートなどの
耐熱性に優れた材料を主成分とするものが用いられる。
【0011】布については従来公知のもの例えばレーヨ
ン、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル、
ビニロン、ポリプロピレン、サラン等の人造繊維あるい
は綿、絹、麻、羊毛などの天然繊維などが使用できる。
不織布は上記人造繊維、天然繊維の繊維を薄くならべて
接着剤で接着して布状にしたものである。
ン、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル、
ビニロン、ポリプロピレン、サラン等の人造繊維あるい
は綿、絹、麻、羊毛などの天然繊維などが使用できる。
不織布は上記人造繊維、天然繊維の繊維を薄くならべて
接着剤で接着して布状にしたものである。
【0012】紙については洗濯性の良い耐洗紙が好まし
い。耐洗紙はスーパーキャレンダーがけなどをして平滑
化することが望ましい。
い。耐洗紙はスーパーキャレンダーがけなどをして平滑
化することが望ましい。
【0013】支持体はそれ自体クリーニング溶媒に溶解
しないで、なおかつ、アイロンの温度(約150℃)に
耐える耐熱性が必要である。
しないで、なおかつ、アイロンの温度(約150℃)に
耐える耐熱性が必要である。
【0014】樹脂フィルムを粗面化することにより、前
記インクシートから転写されるインクと樹脂フィルムと
の接着面積が大きくなり著しく耐摩擦性が改善される。
この粗面化の度合いはベック平滑度で表わした場合は3
000秒を越えず、好ましくは100〜3000秒の範
囲である。平滑度が100秒よりも低い(粗い)と凹部
にインクが埋まらず凸部のみに転写するため、再現性の
良い画像が得られず、また、耐摩擦性、耐クリーニング
性が悪くなることが時として生じる。逆に、平滑度が3
000秒より高くなる(平滑)と画像の再現性はよくな
るものの、インクシートのインク層と被転写体の樹脂フ
ィルムとの接着面積が小さくなり、かつ転写された画像
を爪、金属エッジ等でこすられた場合、インクとフィル
ムの界面を直接なぞることになり画像が脱落しやすい。
従って、ベック平滑度を100〜3000秒とすること
によって更に画像の再現性を維持したまま耐摩擦性を向
上できる。
記インクシートから転写されるインクと樹脂フィルムと
の接着面積が大きくなり著しく耐摩擦性が改善される。
この粗面化の度合いはベック平滑度で表わした場合は3
000秒を越えず、好ましくは100〜3000秒の範
囲である。平滑度が100秒よりも低い(粗い)と凹部
にインクが埋まらず凸部のみに転写するため、再現性の
良い画像が得られず、また、耐摩擦性、耐クリーニング
性が悪くなることが時として生じる。逆に、平滑度が3
000秒より高くなる(平滑)と画像の再現性はよくな
るものの、インクシートのインク層と被転写体の樹脂フ
ィルムとの接着面積が小さくなり、かつ転写された画像
を爪、金属エッジ等でこすられた場合、インクとフィル
ムの界面を直接なぞることになり画像が脱落しやすい。
従って、ベック平滑度を100〜3000秒とすること
によって更に画像の再現性を維持したまま耐摩擦性を向
上できる。
【0015】樹脂フィルムとしては、前記したフィルム
が用いられるが、中でもナイロンを主体としたフィルム
が耐クリーニング性を配慮したとき特に好ましい。これ
らの樹脂フィルムを粗面化するには、一般的な方法、例
えばサンドブラスト法、溶剤処理法等を行なえばよい。
この樹脂フィルムは単独で被転写体として使用する場合
には30〜200μm程度の厚さにすることが取扱い
性、耐摩擦性、耐クリーニング性の点で有利である。
が用いられるが、中でもナイロンを主体としたフィルム
が耐クリーニング性を配慮したとき特に好ましい。これ
らの樹脂フィルムを粗面化するには、一般的な方法、例
えばサンドブラスト法、溶剤処理法等を行なえばよい。
この樹脂フィルムは単独で被転写体として使用する場合
には30〜200μm程度の厚さにすることが取扱い
性、耐摩擦性、耐クリーニング性の点で有利である。
【0016】また、支持体に樹脂フィルムを接着したり
コーティングしたりする場合には、樹脂フィルム厚さは
5〜50μm程度であることが好ましい。これが薄過ぎ
ると耐クリーニング性に劣り、厚過ぎると接着、コーテ
ィングの作業が難しくなる。
コーティングしたりする場合には、樹脂フィルム厚さは
5〜50μm程度であることが好ましい。これが薄過ぎ
ると耐クリーニング性に劣り、厚過ぎると接着、コーテ
ィングの作業が難しくなる。
【0017】一方、本発明で前記の被転写体と組み合せ
て使用されるインクシートは、支持体上に、直接又は剥
離層を介して、熱転写インク層が形成されたものであ
る。
て使用されるインクシートは、支持体上に、直接又は剥
離層を介して、熱転写インク層が形成されたものであ
る。
【0018】ここでの支持体は厚さ3〜10μm程度の
プラスチックフィルムで、例えば、ポリエステルフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、
全芳香族ポリアミドフィルム、ポリエーテルエーテルケ
トンフィルム、ポリサルフォンフィルム等を挙げること
ができる。
プラスチックフィルムで、例えば、ポリエステルフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、
全芳香族ポリアミドフィルム、ポリエーテルエーテルケ
トンフィルム、ポリサルフォンフィルム等を挙げること
ができる。
【0019】インク層(熱転写インク層)の付着量は
0.1〜3.0g/m2好ましくは0.5〜2.0g/
m2くらいが適当で、着色剤及び樹脂接着剤(クリーニ
ング溶媒に溶解しない熱可塑性樹脂)を主成分として形
成されている。
0.1〜3.0g/m2好ましくは0.5〜2.0g/
m2くらいが適当で、着色剤及び樹脂接着剤(クリーニ
ング溶媒に溶解しない熱可塑性樹脂)を主成分として形
成されている。
【0020】着色剤は、クリーニング溶媒に侵されない
ようなものが好ましく、カーボンブラック、その他の無
機顔料;有機染顔料等が用いられる。この中でも特にカ
ーボンブラックが好ましい。
ようなものが好ましく、カーボンブラック、その他の無
機顔料;有機染顔料等が用いられる。この中でも特にカ
ーボンブラックが好ましい。
【0021】クリーニング溶媒に溶解しない熱可塑性樹
脂は、前記従来の技術の項であげたもののうちから適宜
望ましい材料が選択されもよいが、特にナイロン12
及びその共重合体、弗化ビニリデン、及び酢酸ビニ
ル含有量が20%未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂は、いずれもクリーニング溶媒に対する耐溶解性、
熱転写性が良好である点で好ましいものである。なお、
これら樹脂の融点又は軟化点は80〜200℃の範囲に
あるのが望ましい。但し、分子量あるいは変性等によっ
てクリーニング溶媒に溶解するようになるものは勿論好
ましくない。
脂は、前記従来の技術の項であげたもののうちから適宜
望ましい材料が選択されもよいが、特にナイロン12
及びその共重合体、弗化ビニリデン、及び酢酸ビニ
ル含有量が20%未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂は、いずれもクリーニング溶媒に対する耐溶解性、
熱転写性が良好である点で好ましいものである。なお、
これら樹脂の融点又は軟化点は80〜200℃の範囲に
あるのが望ましい。但し、分子量あるいは変性等によっ
てクリーニング溶媒に溶解するようになるものは勿論好
ましくない。
【0022】これらの熱可塑性樹脂の他に、融
点(DSC法による)が80〜150℃であって少なく
ともナイロン12を含むポリアミド共重合体(ナイロン
12のモノマーを少なくとも用いて共重合されたポリア
ミド共重合体)も有用である。ここでの融点は差動熱量
計(DSC)を用いた場合の主融解ピーク温度である。
点(DSC法による)が80〜150℃であって少なく
ともナイロン12を含むポリアミド共重合体(ナイロン
12のモノマーを少なくとも用いて共重合されたポリア
ミド共重合体)も有用である。ここでの融点は差動熱量
計(DSC)を用いた場合の主融解ピーク温度である。
【0023】融点80〜200℃のポリアミド(ナイロ
ン)又はその共重合体としては、例えば以下に示すよう
なものがある。 (3)三元共重合体 (6/66/610 ナイロン) (m.p. 150℃) (6/66/12 ナイロン) (m.p. 119℃) (6/610/12 ナイロン) (m.p. 100℃)
ン)又はその共重合体としては、例えば以下に示すよう
なものがある。 (3)三元共重合体 (6/66/610 ナイロン) (m.p. 150℃) (6/66/12 ナイロン) (m.p. 119℃) (6/610/12 ナイロン) (m.p. 100℃)
【0024】着色剤/樹脂結着剤の割合は重量比で20
/80〜90/10、好ましくは30/70〜70/3
0である。着色剤の比率がこれより大きくなると、支持
体からインク層が脱落しやすくなったり、被転写体上に
形成された画像の耐摩擦性が不十分になったりする。逆
に、着色剤の比率がこれより小さくなるとインク層の熱
転写性が不足する。
/80〜90/10、好ましくは30/70〜70/3
0である。着色剤の比率がこれより大きくなると、支持
体からインク層が脱落しやすくなったり、被転写体上に
形成された画像の耐摩擦性が不十分になったりする。逆
に、着色剤の比率がこれより小さくなるとインク層の熱
転写性が不足する。
【0025】その他、インク層中に感度向上、支持体か
らのインク層脱落防止、分散性向上等の目的で、必要に
応じて、その他の物質(例えば、樹脂、ワックス、界面
活性剤など)を添加することができるが、これの添加の
程度は耐クリーニング性を低下させないよう最少量にす
べきである。
らのインク層脱落防止、分散性向上等の目的で、必要に
応じて、その他の物質(例えば、樹脂、ワックス、界面
活性剤など)を添加することができるが、これの添加の
程度は耐クリーニング性を低下させないよう最少量にす
べきである。
【0026】前記インク層材料は、クリーニング溶媒以
外の適当な溶媒中に溶解あるいは分散させて使用するか
又は溶融分散させて使用する。
外の適当な溶媒中に溶解あるいは分散させて使用するか
又は溶融分散させて使用する。
【0027】支持体とインク層との間には、必要に応じ
て、剥離層が設けられてよい。剥離層は、印字時に支持
体とインク層(島状インクを含む)との剥離性をよくす
るもので、サーマルヘッドにより加熱された後、熱溶融
して低粘度液体となり、加熱部分と非加熱部分の界面近
傍で層が切れ易いように構成されていればよい。従っ
て、剥離層の主成分としては、常温では硬く加熱時には
溶融するワックス様物質が好ましく用いられる。
て、剥離層が設けられてよい。剥離層は、印字時に支持
体とインク層(島状インクを含む)との剥離性をよくす
るもので、サーマルヘッドにより加熱された後、熱溶融
して低粘度液体となり、加熱部分と非加熱部分の界面近
傍で層が切れ易いように構成されていればよい。従っ
て、剥離層の主成分としては、常温では硬く加熱時には
溶融するワックス様物質が好ましく用いられる。
【0028】このようなワックス様物質としては、例え
ば、蜜ロウ、カルナバワックス、鯨ロウ、木ロウ、キャ
ンデリラワックス、米ぬかロウ、モンタンワックス等の
天然ワックス:パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシ
ン、エステルワックス、ポリエチレンワックス等の合成
ワックスが好適に用いられる他、マルガリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、フ
ロイン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸:ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール:ソル
ビタンの脂肪酸エステル等のエステル類:ステアリンア
ミド、オレインアミド等のアミド類が挙げられる。その
他、剥離層に弾力性をもたせる(インクシートと被転写
体との密着性をよくする)ために、イソプレンゴム、ブ
タジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、
ニトリルゴム等のゴム類が添加されてもよく、及び/又
は、剥離層に接着性をもたせる(剥離層の脱落を防止す
る)ために、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−エチルアクリレート共重合体等の樹脂類を添加させて
もよい。
ば、蜜ロウ、カルナバワックス、鯨ロウ、木ロウ、キャ
ンデリラワックス、米ぬかロウ、モンタンワックス等の
天然ワックス:パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシ
ン、エステルワックス、ポリエチレンワックス等の合成
ワックスが好適に用いられる他、マルガリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、フ
ロイン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸:ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール:ソル
ビタンの脂肪酸エステル等のエステル類:ステアリンア
ミド、オレインアミド等のアミド類が挙げられる。その
他、剥離層に弾力性をもたせる(インクシートと被転写
体との密着性をよくする)ために、イソプレンゴム、ブ
タジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、
ニトリルゴム等のゴム類が添加されてもよく、及び/又
は、剥離層に接着性をもたせる(剥離層の脱落を防止す
る)ために、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−エチルアクリレート共重合体等の樹脂類を添加させて
もよい。
【0029】剥離層の付着量は0.1〜5g/m2好まし
くは0.5〜2.0g/m2である。
くは0.5〜2.0g/m2である。
【0030】なお、本発明と目的の一部を重複する発明
が特開昭60−18386号、特開昭58−96592
号、特開昭56−98178号などの公報に記載されて
いる。
が特開昭60−18386号、特開昭58−96592
号、特開昭56−98178号などの公報に記載されて
いる。
【0031】特開昭60−18386号公報には被転写
体の表面に不定形の亀裂を設けておくというものであ
る。実際には、樹脂塗料中に多孔性無機物粒子(特に多
孔性白色系の無機顔料が有効)を混在させておき、これ
を基体上に塗工してつくられている。ここに開示された
発明はシアン、マゼンタ、イエローの3種インクリボン
を用いて多色画像を得ることを意図し、インクドットの
形状が損なわれることなく、また、インクドットの混合
による変色等の生じないことを狙いとしている。そのた
め、インクシートのインク層は着色剤及びワックスを主
体としており、そうすることで被転写体の亀裂への浸透
による耐摩擦性向上の効果をもはかっている。だが、元
来ワックスを結着剤成分としたインク層は摩擦に対して
弱くて本発明の所期の目的は達成できず、逆に、樹脂結
着剤を用いたインク層では亀裂への浸透はほとんど効果
がなく特開昭60−18386号公報記載の効果は達成
しえない。
体の表面に不定形の亀裂を設けておくというものであ
る。実際には、樹脂塗料中に多孔性無機物粒子(特に多
孔性白色系の無機顔料が有効)を混在させておき、これ
を基体上に塗工してつくられている。ここに開示された
発明はシアン、マゼンタ、イエローの3種インクリボン
を用いて多色画像を得ることを意図し、インクドットの
形状が損なわれることなく、また、インクドットの混合
による変色等の生じないことを狙いとしている。そのた
め、インクシートのインク層は着色剤及びワックスを主
体としており、そうすることで被転写体の亀裂への浸透
による耐摩擦性向上の効果をもはかっている。だが、元
来ワックスを結着剤成分としたインク層は摩擦に対して
弱くて本発明の所期の目的は達成できず、逆に、樹脂結
着剤を用いたインク層では亀裂への浸透はほとんど効果
がなく特開昭60−18386号公報記載の効果は達成
しえない。
【0032】特開昭58−96592号公報は情報記録
カードに関する発明であるが、そこには、カード基体上
に、インク吸収層及び滑性層(インク通過及び地汚れ防
止の作用をもつ滑性層)を設けることの記載がある。だ
が、ここでの滑性層(表面層)はフィラーを含有させて
中心線平均粗さ0.8〜1.5μmとしたものである
が、フィラーに対するインクの接着力をも考慮しなけれ
ばならないとともに、わざわざフィラーを分散させた受
容層を塗工又は貼り付けの作業が必要になるといった点
で、本発明と大きく相違している。
カードに関する発明であるが、そこには、カード基体上
に、インク吸収層及び滑性層(インク通過及び地汚れ防
止の作用をもつ滑性層)を設けることの記載がある。だ
が、ここでの滑性層(表面層)はフィラーを含有させて
中心線平均粗さ0.8〜1.5μmとしたものである
が、フィラーに対するインクの接着力をも考慮しなけれ
ばならないとともに、わざわざフィラーを分散させた受
容層を塗工又は貼り付けの作業が必要になるといった点
で、本発明と大きく相違している。
【0033】また、特開昭56−98178号公報に
は、被転写体のインク層と接する面にベック平滑度が1
00〜5000秒の透明又は半透明の紙を用いることの
記載があるが、紙が用いられるが故に、本発明で意図す
る耐摩擦性、耐クリーニング性などは到底期待しえな
い。
は、被転写体のインク層と接する面にベック平滑度が1
00〜5000秒の透明又は半透明の紙を用いることの
記載があるが、紙が用いられるが故に、本発明で意図す
る耐摩擦性、耐クリーニング性などは到底期待しえな
い。
【0034】
【実施例】次に実施例及び比較例をあげて本発明をさら
に具体的に説明する。ここでの部は重量基準である。
に具体的に説明する。ここでの部は重量基準である。
【0035】(1)下記の被転写シートを用意した。 1.厚さ約100μmのポリプロピレンフィルムをサン
ドブラストし、ベック平滑度1000秒としたもの。 2.厚さ約100μmのポリプロピレンフィルムでベッ
ク平滑度30000秒のもの。 3.厚さ約75μmのポリエステルフィルムをサンドブ
ラストし、ベック平滑度 1500秒としたもの。 4.厚さ約75μmのポリエステルフィルムでベック平
滑度30000秒のもの。 5.厚さ約50μmのナイロン6フィルムをサンドブラ
ストし、ベック平滑度100秒としたもの。 6.厚さ約50μmのナイロン6フィルムをサンドブラ
ストし、ベック平滑度3500秒としたもの。 7.厚さ約50μmのナイロン6フィルムでベック平滑
度30000秒のもの。 8.厚さ約50μmの発泡ポリエステルフィルムの上に
厚さ約10μmの6ナイロンフィルムをウレタン接着剤
でドライラミネート法により片側にラミネートしたもの
(平滑度30000秒)。 9.前記8をサンドブラストしベック平滑度100秒と
したもの。 10.前記9で厚さ約10μmのナイロンフィルムを厚さ
約4μmのナイロンフィルムに変えた以外は同様にして
作成したもの。 11.スーパーキャレンダーがけした厚さ約100μmの
耐洗紙の片面にナイロン6/66/12の10%メタノ
ール溶液をワイヤーバーで乾燥後の厚さが約10μmに
なる様に塗布し、60℃2分間乾燥し、ベック平滑度5
00秒としたもの。
ドブラストし、ベック平滑度1000秒としたもの。 2.厚さ約100μmのポリプロピレンフィルムでベッ
ク平滑度30000秒のもの。 3.厚さ約75μmのポリエステルフィルムをサンドブ
ラストし、ベック平滑度 1500秒としたもの。 4.厚さ約75μmのポリエステルフィルムでベック平
滑度30000秒のもの。 5.厚さ約50μmのナイロン6フィルムをサンドブラ
ストし、ベック平滑度100秒としたもの。 6.厚さ約50μmのナイロン6フィルムをサンドブラ
ストし、ベック平滑度3500秒としたもの。 7.厚さ約50μmのナイロン6フィルムでベック平滑
度30000秒のもの。 8.厚さ約50μmの発泡ポリエステルフィルムの上に
厚さ約10μmの6ナイロンフィルムをウレタン接着剤
でドライラミネート法により片側にラミネートしたもの
(平滑度30000秒)。 9.前記8をサンドブラストしベック平滑度100秒と
したもの。 10.前記9で厚さ約10μmのナイロンフィルムを厚さ
約4μmのナイロンフィルムに変えた以外は同様にして
作成したもの。 11.スーパーキャレンダーがけした厚さ約100μmの
耐洗紙の片面にナイロン6/66/12の10%メタノ
ール溶液をワイヤーバーで乾燥後の厚さが約10μmに
なる様に塗布し、60℃2分間乾燥し、ベック平滑度5
00秒としたもの。
【0036】(2)インクシートの作成 1) 約4.5μm厚のポリエステルフィルムの片側に カルナバワックス 9部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 1部 トルエン 90部 をボールミルで12時間分散して調製した剥離液を乾燥
付着量約1g/m2になる様にワイヤーバーで塗布し、
35℃で2分間乾燥して剥離層を形成し、更にその上に ナイロン6/66/12(mp120℃) 5部 カーボンブラック 5部 メタノール 45部 トルエン 45部 をボールミルで12時間分散して調製したインク液を乾
燥付着量約1g/m2になる様にワイヤーバーで塗布
し、60℃で2分間乾燥した。更に、インク層と反対側
に シリコン変性アクリル樹脂 10部 メチルエチルケトン 90部 をワイヤーバーで乾燥付着量約0.5g/m2になる様
に塗布し、60℃で1分間乾燥してインクシート1を作
成した。 2) 約4.5μm厚のポリエステルフィルムの片側に メチルメタクリレート−アクリロニトリル共重合体 14部 カルナウバワックス 2部 カーボンブラック 4部 メチルエチルケトン 80部 をボールミルで12時間分散したインク液を乾燥付着量
約2g/m2になる様にワイヤーバーで塗布し、60℃
で2分間乾燥した。更にインク層と反対側に シリコン変性アクリル樹脂 10部 メチルエチルケトン 90部 をワイヤーバーで乾燥付着量約0.5g/m2になる様
に塗布し、60℃で1分間乾燥してインクシート2を作
成した。
付着量約1g/m2になる様にワイヤーバーで塗布し、
35℃で2分間乾燥して剥離層を形成し、更にその上に ナイロン6/66/12(mp120℃) 5部 カーボンブラック 5部 メタノール 45部 トルエン 45部 をボールミルで12時間分散して調製したインク液を乾
燥付着量約1g/m2になる様にワイヤーバーで塗布
し、60℃で2分間乾燥した。更に、インク層と反対側
に シリコン変性アクリル樹脂 10部 メチルエチルケトン 90部 をワイヤーバーで乾燥付着量約0.5g/m2になる様
に塗布し、60℃で1分間乾燥してインクシート1を作
成した。 2) 約4.5μm厚のポリエステルフィルムの片側に メチルメタクリレート−アクリロニトリル共重合体 14部 カルナウバワックス 2部 カーボンブラック 4部 メチルエチルケトン 80部 をボールミルで12時間分散したインク液を乾燥付着量
約2g/m2になる様にワイヤーバーで塗布し、60℃
で2分間乾燥した。更にインク層と反対側に シリコン変性アクリル樹脂 10部 メチルエチルケトン 90部 をワイヤーバーで乾燥付着量約0.5g/m2になる様
に塗布し、60℃で1分間乾燥してインクシート2を作
成した。
【0037】これらのインクシート及び被転写体を用い
て熱転写プリンターIP6300V(東北リコー社製)
で印加エネルギー25mj/mm2で印字し転写画像に
ついて次の試験を行なった。試験結果をまとめて表1に
示す。 水洗濯試験:JIS L−0844A−3による ドライクリーニング試験:JIS L−0860による
(但し、溶剤には1,1,1−トリクロルエタン(25
℃)を用いた。) 耐アイロン性試験I:150℃に設定したアイロンで画
像部分を15g/cm2の力で10往復こすり画像の乱
れを目視で判定した。 耐アイロン性試験II:画像部分にポリエステル布をの
せ、150℃のアイロンを15g/cm2の力で10往
復こすりポリエステル布への画像転写を目視で判定し
た。 耐摩擦性試験:約1t/cm2のステンレスエッジを対
物として用い摺擦テストを行ない、被転写体面が露出し
た回数を記録した。
て熱転写プリンターIP6300V(東北リコー社製)
で印加エネルギー25mj/mm2で印字し転写画像に
ついて次の試験を行なった。試験結果をまとめて表1に
示す。 水洗濯試験:JIS L−0844A−3による ドライクリーニング試験:JIS L−0860による
(但し、溶剤には1,1,1−トリクロルエタン(25
℃)を用いた。) 耐アイロン性試験I:150℃に設定したアイロンで画
像部分を15g/cm2の力で10往復こすり画像の乱
れを目視で判定した。 耐アイロン性試験II:画像部分にポリエステル布をの
せ、150℃のアイロンを15g/cm2の力で10往
復こすりポリエステル布への画像転写を目視で判定し
た。 耐摩擦性試験:約1t/cm2のステンレスエッジを対
物として用い摺擦テストを行ない、被転写体面が露出し
た回数を記録した。
【0038】
【表1】耐水洗濯性、耐ドライクリーニング性 ○・・・画像はまったく変化しない。 △・・・画像はややうすくなる。 ×・・・画像は完全に脱落する。 耐アイロン性 ○・・・画像は全く変化しない、転写もしない。 △・・・画像が変化するか又は当布へ画像がうっすらと
転写する。 ×・・・画像がこすれて見えなくなる又は当布へ画像が
著しく転写する。
転写する。 ×・・・画像がこすれて見えなくなる又は当布へ画像が
著しく転写する。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被転写体が粗
面化されているためにインクと受容体の接着面積が大き
くできるために耐クリーニング性、耐摩擦性が良好であ
る。請求項2の発明によれば、平滑度(ベック平滑度)
を500〜3000秒とすることによって、ドットの再
現性と耐クリーニング性、耐摩擦性を両立できる。請求
項3の発明によれば、樹脂フィルムを、発泡ポリエステ
ル、不織布、耐洗紙上に貼りつけることによって衣服へ
のタグの取付けがしやすくなる(適度なコシが得られ
る)とともに不透明あるいは任意の色のタグが得やすく
なる。請求項4の発明によれば、樹脂フィルムを5〜5
0μmのナイロンフィルムとすることによってアンカー
効果(インクと受容体との溶融混合)が充分発揮でき、
耐クリーニング性、耐摩擦性が向上するようになる。請
求項5の発明によれば、インク材料に融点80〜150
℃のポリアミド樹脂を用いることによってクリーニング
溶媒に溶解せず、溶融粘度も非常に高いため耐クリーニ
ング性、耐アイロン性がさらに向上するようになる。
面化されているためにインクと受容体の接着面積が大き
くできるために耐クリーニング性、耐摩擦性が良好であ
る。請求項2の発明によれば、平滑度(ベック平滑度)
を500〜3000秒とすることによって、ドットの再
現性と耐クリーニング性、耐摩擦性を両立できる。請求
項3の発明によれば、樹脂フィルムを、発泡ポリエステ
ル、不織布、耐洗紙上に貼りつけることによって衣服へ
のタグの取付けがしやすくなる(適度なコシが得られ
る)とともに不透明あるいは任意の色のタグが得やすく
なる。請求項4の発明によれば、樹脂フィルムを5〜5
0μmのナイロンフィルムとすることによってアンカー
効果(インクと受容体との溶融混合)が充分発揮でき、
耐クリーニング性、耐摩擦性が向上するようになる。請
求項5の発明によれば、インク材料に融点80〜150
℃のポリアミド樹脂を用いることによってクリーニング
溶媒に溶解せず、溶融粘度も非常に高いため耐クリーニ
ング性、耐アイロン性がさらに向上するようになる。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成
分とするインク層を形成したインクシートと、少なくと
も一方の面が粗面化された樹脂フィルム面でその表面平
滑度(ベック平滑度)が3000秒を越えない被転写体
との組み合わせからなることを特徴とする熱転写記録媒
体。 - 【請求項2】 前記粗面化された樹脂フィルム面の表面
平滑度(ベック平滑度)が100〜3000秒である請
求項1記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項3】 前記粗面化された樹脂フィルムが樹脂フ
ィルムそれ自体からなるか、或いは発泡ポリエステル、
スーパーキャレンダーがけした不織布又はスーパーキャ
レンダーがけした耐洗紙上に設けられたものからなる請
求項1又は2記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項4】 前記粗面化された樹脂フィルムが5〜5
0μm厚のナイロンフィルムである請求項1、2又は3
記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項5】 前記インクシートのインク層が着色剤及
び融点80〜150℃のポリアミド樹脂を主成分として
なる請求項1又は2記載の熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166868A JPH05330242A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166868A JPH05330242A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 熱転写記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05330242A true JPH05330242A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15839128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166868A Pending JPH05330242A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05330242A (ja) |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4166868A patent/JPH05330242A/ja active Pending
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