JPH05330264A - 孔版印刷用原板 - Google Patents

孔版印刷用原板

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JPH05330264A
JPH05330264A JP13506392A JP13506392A JPH05330264A JP H05330264 A JPH05330264 A JP H05330264A JP 13506392 A JP13506392 A JP 13506392A JP 13506392 A JP13506392 A JP 13506392A JP H05330264 A JPH05330264 A JP H05330264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
film
ink
impregnated
sensitive stencil
Prior art date
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Pending
Application number
JP13506392A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Imaeda
幹雄 今枝
Keiji Seo
恵二 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Priority to US08/051,561 priority patent/US5303647A/en
Priority to EP9393304046A priority patent/EP0572218A3/en
Publication of JPH05330264A publication Critical patent/JPH05330264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製版時のインクの滲み出しを防ぎ、穿孔ズレ
が無く、感熱性孔版原紙にシワのよらない孔版印刷用原
板を提供する。 【構成】 孔版印刷用原板は、熱可塑性フィルムと多孔
性支持体とから構成された感熱性孔版原紙と、インクが
含浸された含浸体と、含浸体を取り囲むように配置され
た枠体と、インクに対して不透過性を有するフィルム
と、熱可塑性フィルムより高温耐熱性優れた薄膜から構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷用原板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、孔版印刷用原板は図5に示すよう
に、大きく分けると感熱性孔版原紙12と、セパレータ
14と、インクが含浸された含浸体16と、その含浸体
16を取り囲むように配置された枠体18と、インクに
対して不透過性を有する基材であるフィルム20から構
成されている。
【0003】感熱性孔版原紙12は図7に示すように、
熱可塑性フィルム22と、接着剤層24と、多孔性支持
体26とで構成されている。熱可塑性フィルム22は、
厚さ2μのポリエチレンテレフタレートフィルム(以下
PETフィルムと略する。)であるが、他には例えばポ
リプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体等
のフィルムが挙げられる。PETフィルムの厚みとして
は1μm〜4μmが好ましい。1μm未満は製造コスト
が高く、また強度も弱く実用的ではない。多孔性支持体
26は、例えばマニラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊
維、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリロニトリル等の合成繊維、レーヨン等の
半合成繊維を主原料とした多孔性薄用紙が用いられる。
上記のように構成された感熱性孔版原紙12は、図6に
示すように枠体18と4辺が接着剤層28にて接着され
ている。
【0004】枠体18には、図5および図6に示すよう
に中央部に含浸体16の大きさに応じた開口が設けられ
ている。また、右上部には、セパレータ14の抜き取り
用の小穴が設けられている。含浸体16に含浸されてい
るインクは油性インクであるため、枠体18の材質とし
ては油性インクに侵されない、塩化ビニル、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリエチレンテ
レフタレートなどが用いられる。
【0005】含浸体16には油性インクが飽和状態で含
浸されており、含浸体16に圧力が加わると含浸された
インクが滲み出すようになっている。含浸体16はポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
トなどの合成繊維を用いている。含浸体16の厚みは、
枠体18の厚みの2分の1以上、3倍以下に設定するの
が好ましい。厚みが薄すぎると、製版時に感熱性孔版原
紙12が枠体18の内部に入りこんでしまいサーマルヘ
ッドと接触しなくなるため穿孔できなくなる。また、厚
みが厚すぎると、サーマルヘッドの押圧力で含浸体16
が圧縮されても、枠体18より飛び出てしまう。このよ
うな状態になると、孔版印刷用原板10は製版時に枠体
18で搬送できなくなるので、含浸体16の厚みのバラ
ツキにより孔版印刷用原板10の搬送送りピッチにムラ
が生じたり、斜行して搬送するなどの問題が生ずる。製
版時にはサーマルヘッドの押圧力により含浸体16が圧
縮されて枠体18と同じ厚みになるように設定するのが
好ましい。
【0006】セパレータ14は、感熱性孔版原紙12と
含浸体16との間に配置されており、セパレータ14の
右側は枠体18に設けられた小穴を通され、そして枠体
18とフィルム20の間を通され、さらに孔版印刷用原
板10の右側に突出されている。
【0007】また、セパレータ14の大きさは含浸体1
6の大きさより一回り大きく設定されている。具体的に
図6を用いて説明すると、枠体18の図中一点鎖線内部
が、セパレータ14が含浸体16に覆いかぶさる領域で
ある。セパレータ14は、上質紙やグラシン紙にシリコ
ン処理を施した離型紙や、ポリエチレンテレフタレート
や4沸化エチレン(商品名テフロン)などの樹脂フィル
ムなどが用いられる。要求される特性としては油性イン
クに対して濡れ性が悪いものが好ましく、具体的には濡
れ角度が45度以上が好ましい。また離型紙などを用い
る場合は、不織布16との接触面だけでなく、全面にシ
リコン加工を施すことが好ましい。濡れ性が良い場合
や、片面だけのシリコン加工では感熱性孔版原紙12側
までインクが拡がってくるので、穿孔時にインクが穿孔
部分より滲み出てくるおそれがあるからである。
【0008】インク不透過性の基材であるフィルム20
は、上面(図6斜線部)に接着剤層32が塗布されてお
り、枠体18および含浸体16と接着されている。フィ
ルム20は油性インクに侵されない塩化ビニル、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート
などの樹脂フィルムが用いられる。
【0009】次に、上述した孔版印刷用原板10は、図
示しない製版装置により製版される。製版装置として
は、サーマルヘッドにより感熱性孔版原紙12の熱可塑
性フィルム22面を印字情報に応じて鏡像印字し、熱可
塑性フィルム22を加熱溶融することにより穿孔する装
置が用いられる。製版時において、サーマルヘッドは所
定の押圧力により孔版印刷用原板10に当接されるが、
この時、感熱性孔版原紙12と含浸体16との間にセパ
レータ14が配置されているので、感熱性孔版原紙12
の熱可塑性フィルム22面が穿孔されても、穿孔部分よ
りインクが滲み出てくることが無い。
【0010】このようにして製版された孔版印刷用原板
10は、図8に示すようにスタンプ部材34に装着され
る。スタンプ部材34は、取っ手部36とクッション層
38、粘着剤層40とから構成されている。孔版印刷用
原板10は、孔版印刷用原板10のフィルム20面側を
スタンプ部材34の粘着剤層40に粘着することにより
装着される。その後セパレータ14を孔版印刷用原板1
0から引き抜く。この状態でスタンプ部材34を印刷用
紙42に対して押圧することにより、含浸体16が圧縮
され含浸されたインクが印面の穿孔部分より滲み出て印
刷用紙42にインクを転写する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
孔版印刷用原板では、感熱性孔版原紙上への画像形成時
に生じる濡れ性の悪いセパレ−タと感熱性孔版原紙との
間のスベリによる穿孔ムラ、またセパレ−タの端面から
の感熱性孔版原紙側へのインクの染みだしによる穿孔製
版装置のヘッドの汚れ、さらに画像形成後のセパレ−タ
引き抜き時のインクを含浸させた含浸体と感熱性孔版原
紙の間への空気の進入による捺印時の感熱性孔版原紙の
シワの発生等の問題が生じていた。
【0012】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、穿孔ムラや穿孔時の穿孔製版装
置のヘッドの汚れがなく、捺印時に感熱性孔版原紙にシ
ワが発生しない孔版印刷用原板を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の孔版印刷用原版は、熱可塑性フィルムと多
孔性支持体とを接着してなる感熱性孔版原紙と、その感
熱性孔版原紙の多孔性支持体側に配置され、インクが含
浸される含浸体と、インクに対して不透過性を有する基
材とを順次積層してなり、更には、前記感熱性孔版原紙
の表面に剥離可能で、且つ熱可塑性フィルムより高温耐
熱性の優れた薄膜を設けている。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の孔版印刷用原板
は、サーマルヘッドを用いた製版装置により高温耐熱性
の薄膜は穿孔されず、感熱性孔版原紙のみ穿孔されるこ
とにより製版され、製版した孔版印刷用原板をスタンプ
部材に装着し、剥離可能な高温耐熱性の薄膜を感熱性孔
版原紙上から剥離させ、その後スタンプ部材を印刷用紙
に対して押下することにより、含浸体に含浸されたイン
クが感熱性孔版原紙の穿孔部分から滲み出して孔版印刷
を行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0016】尚、従来の部材と同一の部材については同
一の番号を使用し、その詳細な説明は省略する。
【0017】本発明の孔版印刷用原板の断面図である図
1と分解斜視図である図2を参照して、その構成を説明
すると、孔版印刷用原板は、大きく分けると表面フィル
ム60と、感熱性孔版原紙12と、インクが含浸された
含浸体16と、含浸体16を取り囲むように配置された
枠体18と、インク不透過性の基材であるフィルム20
から構成されている。
【0018】感熱孔版原紙12は、図2に示すように枠
体18と4辺が接着剤層28により接着されている。
【0019】枠体18は、中央部に含浸体16の大きさ
に応じた開口部が設けられている。
【0020】含浸体16には油性インクが飽和状態で含
浸されており、フィルム20上に固定され、圧力が加わ
ると、含浸されたインクが滲み出すようになっている。
【0021】フィルム20は、図2の斜線部で、フィル
ム20と枠体18の裏面に接着されている。
【0022】表面フィルム60は、感熱性孔版原紙12
上に間に空気層がないように密着状態で接着されてお
り、本実施例においては、接着剤としてシリコングリス
等が用いられる。この接着剤に要求される特性として
は、サ−マルヘッドを圧接した穿孔時の感熱性孔版原紙
12と表面フィルム60のズレを防ぐために0゜の方向
での剥離には強く、また画像形成後に容易に剥離できる
ように90゜あるいは180゜の方向での剥離に弱いも
のが好ましい。
【0023】また、表面フィルム60は、感熱性孔版原
紙12の熱可塑性フィルム22より、高温耐熱性の薄膜
であり、連続使用温度の差が50゜C以上のものが好ま
しい。表面フィルム60と熱可塑性フィルム22の組合
せとして例えば、熱可塑性フィルム22に厚さ1〜2μ
mの連続使用温度120゜C前後のPETフィルムを用
い、表面フィルム60には厚みが3μm以下で、連続使
用温度180゜C以上のチタン、アルミニウム、銀等の
金属薄膜や、ポリエ−テルエ−テルケトン、ポリエ−テ
ルスルフォンを用いる組合せ等が挙げられる。本実施例
においては、熱可塑性フィルム22に2μmのPETフ
ィルムを用い、表面フィルムには厚さ3μmのアラミド
フィルム(パラ系芳香族ポリアミド:APA)を用いて
いる。
【0024】次に、上述した孔版印刷用原板10の製版
装置による製版時と製版後の状態を図3と図4を参照に
して説明する。
【0025】図3に示すように製版装置のサ−マルヘッ
ド50により表面フィルム60上から熱を加えるが、表
面フィルム60と感熱性孔版原紙12の熱可塑性フィル
ム22との連続使用温度の差が大きいために、表面フィ
ルム60はサ−マルヘッド50では熱溶融されず、熱可
塑性フィルム22だけを加熱溶融して、穿孔画像を形成
する。
【0026】製版後に、図4に示すように表面フィルム
60を枠体18から突出した部分を持ち、90°また
は、180°の方向に引くことにより、製版面の上から
剥離され除去される。
【0027】この状態で、従来と同様に孔版印刷用原板
10のフィルム20面側をスタンプ部材34の粘着剤層
40に粘着することにより装着し、スタンプ部材34を
印刷用紙42に対して押圧する事により含浸体16が圧
縮され、含浸されたインクが印面の穿孔部分より滲み出
てインクを転写する。
【0028】上述した構成により、表面フィルム60と
感熱性孔版原紙12が密着しているために穿孔ムラの生
じることのない、また表面フィルム60を感熱性孔版原
紙12とサ−マルヘッド50の間に配することにより、
サ−マルヘッド50へのインクの付着がなく、さらに感
熱性孔版原紙12と含浸体16の間に空気が進入する事
が無いために捺印時に感熱性孔版原紙12にシワが発生
することがない孔版印刷用原板10を提供することが可
能となる。
【0029】尚、本発明は、このような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々の変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の孔版印刷用原板は、感熱性孔版原紙の表面に剥離
可能で、且つ熱可塑性フィルムより高温耐熱性の優れた
薄膜を設けたことにより、感熱性孔版原紙に穿孔ムラが
生じたり、サ−マルヘッドにインクが付着したりするこ
となく、更には捺印時に感熱性孔版原紙にシワが発生す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷用原板の断面
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す孔版印刷用原板の分解
斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における感熱性孔版紙の穿孔
時の状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における穿孔後の感熱性孔版
紙から表面フィルムを引き剥す時の状態を示す図であ
る。
【図5】従来の孔版印刷用原板の断面図である。
【図6】従来の孔版印刷用原板の分解斜視図である。
【図7】従来の感熱性孔版原紙の断面図である。
【図8】従来の孔版印刷用原板をスタンプ部材に実装し
た状態を説明する図である。
【符号の説明】
10 孔版印刷用原板 12 感熱性孔版原紙 16 含浸体 20 フィルム 22 熱可塑性フィルム 24 多孔性支持体 60 表面フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを接
    着してなる感熱性孔版原紙と、その感熱性孔版原紙の多
    孔性支持体側に配置され、インクが含浸される含浸体
    と、インクに対して不透過性を有する基材とを順次積層
    してなる孔版印刷用原板において、 前記感熱性孔版原紙の表面に剥離可能で、且つ熱可塑性
    フィルムより高温耐熱性の優れた薄膜を設けたことを特
    徴とする孔版印刷用原板。
JP13506392A 1992-05-27 1992-05-27 孔版印刷用原板 Pending JPH05330264A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13506392A JPH05330264A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 孔版印刷用原板
US08/051,561 US5303647A (en) 1992-05-27 1993-04-23 Plate for stencil paper printing having a releasable film
EP9393304046A EP0572218A3 (en) 1992-05-27 1993-05-25 Plate for stencil paper printing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13506392A JPH05330264A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 孔版印刷用原板

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ID=15143018

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JP13506392A Pending JPH05330264A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 孔版印刷用原板

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