JPH06286355A - 孔版印刷用原板 - Google Patents
孔版印刷用原板Info
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- JPH06286355A JPH06286355A JP7669993A JP7669993A JPH06286355A JP H06286355 A JPH06286355 A JP H06286355A JP 7669993 A JP7669993 A JP 7669993A JP 7669993 A JP7669993 A JP 7669993A JP H06286355 A JPH06286355 A JP H06286355A
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、インクによってサーマルヘッ
ドや印面が汚れることがなく取扱いが簡単な孔版印刷用
原板を提供する。 【構成】 孔版印刷用原板10は、大きく分けると感熱
性孔版原紙12と、濡れ性の低い材料で形成されたフィ
ルター14と、インク含浸体16と、インク含浸体16
を取り囲むように開口を有する枠体18と、インク不透
過性の基材であるサポートシート20とから構成されて
いる。
ドや印面が汚れることがなく取扱いが簡単な孔版印刷用
原板を提供する。 【構成】 孔版印刷用原板10は、大きく分けると感熱
性孔版原紙12と、濡れ性の低い材料で形成されたフィ
ルター14と、インク含浸体16と、インク含浸体16
を取り囲むように開口を有する枠体18と、インク不透
過性の基材であるサポートシート20とから構成されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷のスタンプ装
置に使用される孔版印刷用原板に関するものである。
置に使用される孔版印刷用原板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線照射またはサーマルヘッド
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られている。そ
の代表的なものに、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものがある。このような感熱
性孔版原紙を用いた孔版印刷用原板が、実願平4−65
05号の願書に添付した明細書及び図面で提案されてい
る。
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られている。そ
の代表的なものに、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものがある。このような感熱
性孔版原紙を用いた孔版印刷用原板が、実願平4−65
05号の願書に添付した明細書及び図面で提案されてい
る。
【0003】この明細書及び図面の中では、サーマルヘ
ッドを用いた製版装置によって、感熱性孔版原紙の熱可
塑性フィルム面(印面)を加熱溶融する事により穿孔画
像を形成することを製版と称し、この孔版印刷用原板
は、感熱性孔版原紙とインク含浸体の間に、抜き取り可
能なセパレータを配置している。このセパレータは、製
版装置によって製版するときに、含浸体に含浸されてい
るインクが、サーマルヘッドに付着することを防止する
ことに効果があった。
ッドを用いた製版装置によって、感熱性孔版原紙の熱可
塑性フィルム面(印面)を加熱溶融する事により穿孔画
像を形成することを製版と称し、この孔版印刷用原板
は、感熱性孔版原紙とインク含浸体の間に、抜き取り可
能なセパレータを配置している。このセパレータは、製
版装置によって製版するときに、含浸体に含浸されてい
るインクが、サーマルヘッドに付着することを防止する
ことに効果があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらセパレー
タを有することによって孔版印刷用原板の構成が複雑に
なったり、製版装置による製版(穿孔)時にセパレータ
と孔版原紙がスリップして穿孔位置がズレたり、抜き取
ったセパレータがユーザーの手等を汚す危険性が高いと
いった不都合があった。
タを有することによって孔版印刷用原板の構成が複雑に
なったり、製版装置による製版(穿孔)時にセパレータ
と孔版原紙がスリップして穿孔位置がズレたり、抜き取
ったセパレータがユーザーの手等を汚す危険性が高いと
いった不都合があった。
【0005】また、セパレータを設けない場合、サーマ
ルヘッドにより製版する際、穿孔部よりインクが少量滲
み出すため、サーマルヘッドにインクが付着し、かつ孔
版印刷用原板の熱可塑性フィルム面(印面)にもインク
が付着する問題があった。
ルヘッドにより製版する際、穿孔部よりインクが少量滲
み出すため、サーマルヘッドにインクが付着し、かつ孔
版印刷用原板の熱可塑性フィルム面(印面)にもインク
が付着する問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡単な構成で、インクによって
サーマルヘッドや印面が汚れることがなく取扱いが簡単
な孔版印刷用原板を提供することを目的とする。
になされたものであり、簡単な構成で、インクによって
サーマルヘッドや印面が汚れることがなく取扱いが簡単
な孔版印刷用原板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の孔版印刷用原板は、熱可塑性フィルムと多孔
性支持体とが接着されている感熱性孔版原紙と、インク
含浸体と、上記感熱性孔版原紙を支持するとともに開口
部を持ち、上記開口部中に上記インク含浸体を保持する
枠体と、インク不透過性の基材とが積層される孔版印刷
用原板であって、前記感熱性孔版原紙の多孔性支持体側
と上記インク含浸体との間に、濡れ性の低い材質で形成
されたフィルターを装着した構造を備えている。
に本発明の孔版印刷用原板は、熱可塑性フィルムと多孔
性支持体とが接着されている感熱性孔版原紙と、インク
含浸体と、上記感熱性孔版原紙を支持するとともに開口
部を持ち、上記開口部中に上記インク含浸体を保持する
枠体と、インク不透過性の基材とが積層される孔版印刷
用原板であって、前記感熱性孔版原紙の多孔性支持体側
と上記インク含浸体との間に、濡れ性の低い材質で形成
されたフィルターを装着した構造を備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の孔版印刷用原板
は、サーマルヘッド等を用いた製版装置によって、感熱
性孔版原紙の熱可塑性フィルム面(印面)を加熱溶融す
る事により製版(穿孔)する。このとき、上記感熱性孔
版原紙の多孔性支持体側とインク含浸体との間に、濡れ
性の低い材質で形成されたフィルターを装着することに
より、通常の保存段階では、上記材質が備えているの低
い濡れ性のため、フィルターの繊維間をインクが浸透す
ることがなくなるのである。
は、サーマルヘッド等を用いた製版装置によって、感熱
性孔版原紙の熱可塑性フィルム面(印面)を加熱溶融す
る事により製版(穿孔)する。このとき、上記感熱性孔
版原紙の多孔性支持体側とインク含浸体との間に、濡れ
性の低い材質で形成されたフィルターを装着することに
より、通常の保存段階では、上記材質が備えているの低
い濡れ性のため、フィルターの繊維間をインクが浸透す
ることがなくなるのである。
【0009】その結果として、放置しても上記感熱性孔
版原紙の多孔性支持体にまで、インク含浸体からインク
が到達することが無くなるのである。つまり、インク含
浸体以外にはインクが存在せず、上記濡れ性の低い材質
で形成されたフィルターと感熱性孔版原紙は、装着した
ときの状態(乾いた状態)が継続されるのである。従っ
て、サーマルヘッドにより製版する際、上記感熱性孔版
原紙及び上記濡れ性の低い材質で形成されたフィルター
にインクが存在しないため、サーマルヘッドの押し圧の
みでは穿孔部よりインクが滲み出す事がなくなり、サー
マルヘッドにインクが付着したり、孔版印刷用原板の熱
可塑性フィルム面(印面)にインクが付着する問題がな
くなるのである。
版原紙の多孔性支持体にまで、インク含浸体からインク
が到達することが無くなるのである。つまり、インク含
浸体以外にはインクが存在せず、上記濡れ性の低い材質
で形成されたフィルターと感熱性孔版原紙は、装着した
ときの状態(乾いた状態)が継続されるのである。従っ
て、サーマルヘッドにより製版する際、上記感熱性孔版
原紙及び上記濡れ性の低い材質で形成されたフィルター
にインクが存在しないため、サーマルヘッドの押し圧の
みでは穿孔部よりインクが滲み出す事がなくなり、サー
マルヘッドにインクが付着したり、孔版印刷用原板の熱
可塑性フィルム面(印面)にインクが付着する問題がな
くなるのである。
【0010】こうして出来上がった孔版印刷用原板を用
いて印刷する際には、印面全体に一様な圧力を加えるた
めに、インクの逃げ道が無くなり、結果として上記濡れ
性の低い材質で形成されたフィルターを通過して上記感
熱性孔版原紙にインクが到達し、印刷が可能となるので
ある。
いて印刷する際には、印面全体に一様な圧力を加えるた
めに、インクの逃げ道が無くなり、結果として上記濡れ
性の低い材質で形成されたフィルターを通過して上記感
熱性孔版原紙にインクが到達し、印刷が可能となるので
ある。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0012】まず、本実施例の孔版印刷用原板に用いら
れるインク(W/O型エマルジョンインク)を、下記の
組成で公知の手法を用いて形成した。
れるインク(W/O型エマルジョンインク)を、下記の
組成で公知の手法を用いて形成した。
【0013】 インク組成 重量部 カーボンブラック 4 紺青 1 フェノール樹脂 10 スピンドル油 20 脂肪酸グリセリンエステル 5 水 60 次に、図1に本実施例の孔版印刷用原板10の断面図
を、図2に同分解斜視図を示す。孔版印刷用原板10
は、大きく分けると感熱性孔版原紙12と、濡れ性の低
い材質で形成されたフィルター14と、インク含浸体1
6と、上記インク含浸体16を取り囲むように開口を有
する枠体18と、インク不透過性の基材であるサポート
シート20とから構成した。
を、図2に同分解斜視図を示す。孔版印刷用原板10
は、大きく分けると感熱性孔版原紙12と、濡れ性の低
い材質で形成されたフィルター14と、インク含浸体1
6と、上記インク含浸体16を取り囲むように開口を有
する枠体18と、インク不透過性の基材であるサポート
シート20とから構成した。
【0014】前記感熱性孔版原紙12は、図3に示すよ
うに、熱可塑性フィルム22と、接着剤層24と、多孔
性支持体26とで構成した。本実施例では熱可塑性フィ
ルム22は、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレート
フィルム(PETフィルム)を用いたが、他には例えば
ポリプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体
等のフィルムが挙げられる。前記PETフィルムの厚み
としては、1μm〜4μmが好ましい。1μm未満のP
ETフィルムは製造コストが高く、また強度も弱く実用
的ではない。一方、一般のサーマルヘッドでは50mJ
/mm2程度のエネルギーしか印加できないために、4
μm以上のものを用いると穿孔できなくなる。
うに、熱可塑性フィルム22と、接着剤層24と、多孔
性支持体26とで構成した。本実施例では熱可塑性フィ
ルム22は、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレート
フィルム(PETフィルム)を用いたが、他には例えば
ポリプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体
等のフィルムが挙げられる。前記PETフィルムの厚み
としては、1μm〜4μmが好ましい。1μm未満のP
ETフィルムは製造コストが高く、また強度も弱く実用
的ではない。一方、一般のサーマルヘッドでは50mJ
/mm2程度のエネルギーしか印加できないために、4
μm以上のものを用いると穿孔できなくなる。
【0015】前記多孔性支持体26には、例えばマニラ
麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニト
リル等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維を主原料と
した多孔性薄葉紙が用いられる。本実施例ではポリエチ
レンテレフタレート製の多孔性薄葉紙を用いた。
麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニト
リル等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維を主原料と
した多孔性薄葉紙が用いられる。本実施例ではポリエチ
レンテレフタレート製の多孔性薄葉紙を用いた。
【0016】そして図2に示すように、上記の構成の感
熱性孔版原紙12は、枠体18と4辺を接着剤層28に
より接着した。また枠体18には、中央部にインク含浸
体16の大きさに応じた開口部17を設けた。枠体18
の上面には感熱性孔版原紙12を接着するための接着剤
層28を4辺に形成(図中斜線部)した。
熱性孔版原紙12は、枠体18と4辺を接着剤層28に
より接着した。また枠体18には、中央部にインク含浸
体16の大きさに応じた開口部17を設けた。枠体18
の上面には感熱性孔版原紙12を接着するための接着剤
層28を4辺に形成(図中斜線部)した。
【0017】一方、本実施例の濡れ性の低い材質で形成
されたフィルターは、シリコーン樹脂、ポリオレフィン
樹脂、フッ素樹脂及びこれらの樹脂をコーティングし
た、織布、不織布、発泡体からなるフィルターを用いる
ことが望ましい。今回は、フッ樹脂の不織布(巴川製紙
所(株)製 フッ素繊維フィルター R−250)を用
いた。尚、上記濡れ性の低い材質で形成されたフィルタ
ーの厚みは、50〜400μmが望ましい。50μm以
下であると、サーマルヘッドの押し圧でインクが上記フ
ィルターを通過してしまい、インクが穿孔部からにじみ
出し、サーマルヘッドがインクで汚れてしまう可能性が
高くなる。また400μm以上であると、印刷時に版面
全体に圧力を加えてもなかなかインクがフィルターを通
過することが出来ず、良好な印刷像を得るために何回も
圧力を加えることが必要となってしまうのである。
されたフィルターは、シリコーン樹脂、ポリオレフィン
樹脂、フッ素樹脂及びこれらの樹脂をコーティングし
た、織布、不織布、発泡体からなるフィルターを用いる
ことが望ましい。今回は、フッ樹脂の不織布(巴川製紙
所(株)製 フッ素繊維フィルター R−250)を用
いた。尚、上記濡れ性の低い材質で形成されたフィルタ
ーの厚みは、50〜400μmが望ましい。50μm以
下であると、サーマルヘッドの押し圧でインクが上記フ
ィルターを通過してしまい、インクが穿孔部からにじみ
出し、サーマルヘッドがインクで汚れてしまう可能性が
高くなる。また400μm以上であると、印刷時に版面
全体に圧力を加えてもなかなかインクがフィルターを通
過することが出来ず、良好な印刷像を得るために何回も
圧力を加えることが必要となってしまうのである。
【0018】また本実施例では、インクに有機溶剤を使
用したため、枠体18の材質としてポリプロピレンを用
いた。この他に油性インクに侵されない塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリエ
チレンテレフタレートなどを用いることも可能である。
用したため、枠体18の材質としてポリプロピレンを用
いた。この他に油性インクに侵されない塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリエ
チレンテレフタレートなどを用いることも可能である。
【0019】そしてまたインク含浸体16には、インク
を飽和状態で含浸し、インク含浸体16に圧力を加える
と含浸されたインクが滲み出した。本実施例においてイ
ンク含浸体としては、ポリプロピレンの不織布を用い
た。この他にポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
トなどの合成繊維を用いた不織布や、ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリ塩化ビニル、NBRラテックス等の多
孔質体を用いることが可能である。
を飽和状態で含浸し、インク含浸体16に圧力を加える
と含浸されたインクが滲み出した。本実施例においてイ
ンク含浸体としては、ポリプロピレンの不織布を用い
た。この他にポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
トなどの合成繊維を用いた不織布や、ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリ塩化ビニル、NBRラテックス等の多
孔質体を用いることが可能である。
【0020】インク含浸体16の厚みは、枠体18の厚
みの2分の1以上、3倍以下に設定するのが好ましい。
この範囲であれば、製版時にサーマルヘッドの押圧力に
よりインク含浸体16が圧縮されて枠体18と同じ厚み
になる。しかし厚みが小さすぎると、製版時に感熱性孔
版原紙12が枠体18の内部に入りこみ、サーマルヘッ
ドと接触しなくなるために穿孔ができなくなる。また、
逆に厚みが大きすぎると、サーマルヘッドの押圧力でイ
ンク含浸体16が圧縮されても、枠体18の厚み以下に
ならない。このため、製版時に孔版印刷用原板10を枠
体18を用いて搬送することができなくなり、インク含
浸体16の厚みのバラツキにより孔版印刷用原板10の
搬送送りピッチにムラが生じたり、斜行して搬送される
などの問題が生ずるのである。
みの2分の1以上、3倍以下に設定するのが好ましい。
この範囲であれば、製版時にサーマルヘッドの押圧力に
よりインク含浸体16が圧縮されて枠体18と同じ厚み
になる。しかし厚みが小さすぎると、製版時に感熱性孔
版原紙12が枠体18の内部に入りこみ、サーマルヘッ
ドと接触しなくなるために穿孔ができなくなる。また、
逆に厚みが大きすぎると、サーマルヘッドの押圧力でイ
ンク含浸体16が圧縮されても、枠体18の厚み以下に
ならない。このため、製版時に孔版印刷用原板10を枠
体18を用いて搬送することができなくなり、インク含
浸体16の厚みのバラツキにより孔版印刷用原板10の
搬送送りピッチにムラが生じたり、斜行して搬送される
などの問題が生ずるのである。
【0021】サポートシート20は、上面(図2中斜線
部)に接着剤層28を形成し、枠体18およびインク含
浸体16を接着した。本実施例ではサポートシートとし
て、ゴム状弾性を持ちインク不透過性であるNBRシー
トを用いた。上記サポートシート20を枠体18及びイ
ンク含浸体16と接着する際には、サポートシート20
に数kgf程度の弱い張力をかけて、その寸法を10%程
度引き延ばしつつ行った。これにより、枠体18の内部
に保持された油性インクに、大気圧よりやや高い圧をか
けることができた。
部)に接着剤層28を形成し、枠体18およびインク含
浸体16を接着した。本実施例ではサポートシートとし
て、ゴム状弾性を持ちインク不透過性であるNBRシー
トを用いた。上記サポートシート20を枠体18及びイ
ンク含浸体16と接着する際には、サポートシート20
に数kgf程度の弱い張力をかけて、その寸法を10%程
度引き延ばしつつ行った。これにより、枠体18の内部
に保持された油性インクに、大気圧よりやや高い圧をか
けることができた。
【0022】次に作用を説明する。上述した孔版印刷用
原板10を、以下に述べる製版装置を用いて製版した。
この製版装置は、感熱性孔版原紙12の熱可塑性フィル
ム22面を、印字情報に応じて鏡像印字となるようサー
マルヘッド50により選択的に加熱し、熱可塑性フィル
ム22の所定の部分を加熱溶融することにより穿孔する
構造を備えている。
原板10を、以下に述べる製版装置を用いて製版した。
この製版装置は、感熱性孔版原紙12の熱可塑性フィル
ム22面を、印字情報に応じて鏡像印字となるようサー
マルヘッド50により選択的に加熱し、熱可塑性フィル
ム22の所定の部分を加熱溶融することにより穿孔する
構造を備えている。
【0023】始めに図4に示すように、上記製版装置の
サーマルヘッド50を、所定の押圧力により孔版印刷用
原板10に当接させ、次に上記サーマルヘッド50によ
って、感熱性孔版原紙12の熱可塑性フィルム22面
(印面)を加熱溶融することにより製版(穿孔)した。
このとき、印面及びサーマルヘッド50がインクの付着
で汚れることはなかった。
サーマルヘッド50を、所定の押圧力により孔版印刷用
原板10に当接させ、次に上記サーマルヘッド50によ
って、感熱性孔版原紙12の熱可塑性フィルム22面
(印面)を加熱溶融することにより製版(穿孔)した。
このとき、印面及びサーマルヘッド50がインクの付着
で汚れることはなかった。
【0024】これに対し、濡れ性の低い材質で形成され
たフィルター14を用いずに孔版印刷用原板を形成し
て、上述した内容と同様な操作で製版したところ、印面
及びサーマルヘッド50にインクが付着してしまった。
たフィルター14を用いずに孔版印刷用原板を形成し
て、上述した内容と同様な操作で製版したところ、印面
及びサーマルヘッド50にインクが付着してしまった。
【0025】このようにして製版された孔版印刷用原板
10を、図5に示すようにスタンプ部材34に装着し
た。スタンプ部材34は、取手部36とクッション層3
8と粘着剤層40とから構成した。更に詳細に記すと、
孔版印刷用原板10は、孔版印刷用原板10のサポート
シート20面側をスタンプ部材34の粘着剤層40に粘
着することにより装着した。
10を、図5に示すようにスタンプ部材34に装着し
た。スタンプ部材34は、取手部36とクッション層3
8と粘着剤層40とから構成した。更に詳細に記すと、
孔版印刷用原板10は、孔版印刷用原板10のサポート
シート20面側をスタンプ部材34の粘着剤層40に粘
着することにより装着した。
【0026】この状態でスタンプ部材34を印刷用紙4
2に対して押圧したところ、不織布16が圧縮され、含
浸されたインクが印面の穿孔部より滲み出て印刷用紙4
2にインクを転写し、印刷用紙42に画像を形成でき
た。
2に対して押圧したところ、不織布16が圧縮され、含
浸されたインクが印面の穿孔部より滲み出て印刷用紙4
2にインクを転写し、印刷用紙42に画像を形成でき
た。
【0027】以上、説明したことから明かなように、本
実施例の孔版印刷用原板10によれば、従来のようなセ
パレータは不要になり、簡単な構成で、インクによって
サーマルヘッド50や印面が汚れることがない。
実施例の孔版印刷用原板10によれば、従来のようなセ
パレータは不要になり、簡単な構成で、インクによって
サーマルヘッド50や印面が汚れることがない。
【0028】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したことから明かなように、
本発明の孔版印刷用原板によれば、従来のようなセパレ
ータは不要になり、簡単な構成でインクによってサーマ
ルヘッドや印面が汚れることがない。
本発明の孔版印刷用原板によれば、従来のようなセパレ
ータは不要になり、簡単な構成でインクによってサーマ
ルヘッドや印面が汚れることがない。
【図1】孔版印刷用原板の断面図である。
【図2】孔版印刷用原板の分解斜視図である。
【図3】感熱性孔版原紙を拡大した断面図である。
【図4】穿孔状態図である。
【図5】孔版印刷用原板をスタンプ部材に実装した状態
の説明図である。
の説明図である。
10 孔版印刷用原板 12 感熱性孔版原紙 14 濡れ性の低い材料で形成されたフィルター 16 インク含浸体 17 開口部 18 枠体 20 サポートシート 22 熱可塑性フィルム 24 接着剤層 26 多孔性支持体
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性フィルムと多孔性支持体とが接
着されている感熱性孔版原紙と、インク含浸体と、上記
感熱性孔版原紙を支持するとともに開口部を持ち、上記
開口部中に上記インク含浸体を保持する枠体と、インク
不透過性の基材とが積層され、製版時には上記感熱性孔
版原紙面が加熱穿孔される構成の孔版印刷用原板におい
て、 前記感熱性孔版原紙と前記インク含浸体との間に、濡れ
性の低い材質で形成されたフィルターを装着することを
特徴とする孔版印刷用原板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7669993A JPH06286355A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 孔版印刷用原板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7669993A JPH06286355A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 孔版印刷用原板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06286355A true JPH06286355A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13612755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7669993A Pending JPH06286355A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 孔版印刷用原板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06286355A (ja) |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP7669993A patent/JPH06286355A/ja active Pending
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