JPH0747779A - 孔版印刷用原板 - Google Patents
孔版印刷用原板Info
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- JPH0747779A JPH0747779A JP19638493A JP19638493A JPH0747779A JP H0747779 A JPH0747779 A JP H0747779A JP 19638493 A JP19638493 A JP 19638493A JP 19638493 A JP19638493 A JP 19638493A JP H0747779 A JPH0747779 A JP H0747779A
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製版時に印面よりのインキのにじみ出しが無
く、印刷時に手が汚れ無く、未使用の孔版印刷原板を長
期保存してもインキが変質しない孔版印刷用原板を提供
する。 【構成】 孔版印刷用原板15は、感熱性孔版原紙1
と、含浸体2と、遮蔽膜4と、含浸体2を取り囲むよう
に配置された枠体6と、この枠体6に接着されるインキ
不透過性のバックアップフィルム9と、遮蔽膜4とバッ
クアップフィルム9との間に充填されたインキ7から構
成されている。孔版印刷用原板15は、製版後、スタン
プ部材に装着されると、バックアップフィルム9が押圧
され、インキ7が遮蔽膜4を通過し、含浸体2 に浸透
し、感熱性孔版原紙1の穿孔部分よりにじみ出て印刷用
紙にインキ7を転写する。
く、印刷時に手が汚れ無く、未使用の孔版印刷原板を長
期保存してもインキが変質しない孔版印刷用原板を提供
する。 【構成】 孔版印刷用原板15は、感熱性孔版原紙1
と、含浸体2と、遮蔽膜4と、含浸体2を取り囲むよう
に配置された枠体6と、この枠体6に接着されるインキ
不透過性のバックアップフィルム9と、遮蔽膜4とバッ
クアップフィルム9との間に充填されたインキ7から構
成されている。孔版印刷用原板15は、製版後、スタン
プ部材に装着されると、バックアップフィルム9が押圧
され、インキ7が遮蔽膜4を通過し、含浸体2 に浸透
し、感熱性孔版原紙1の穿孔部分よりにじみ出て印刷用
紙にインキ7を転写する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷のスタンプ装
置に使用される孔版印刷用原板に関するものである。
置に使用される孔版印刷用原板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線照射またはサ−マルヘッド
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られている。そ
の代表的なものに、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものがある。
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られている。そ
の代表的なものに、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものがある。
【0003】前記感熱性孔版原紙を用いた孔版印刷装置
として、図7に示すような単胴式孔版印刷装置60が知
られている。前記単胴式孔版印刷装置60は、円筒状版
胴61の外周面に、穿孔された感熱性孔版原紙62を多
孔性支持体側が内側になるように巻装し、インキを円筒
状版胴61の内部より円筒状版胴61の外周面に向かっ
て供給し、プレスロ−ラ64を印刷用紙63を介して円
筒状版胴61に加圧接触させ、円筒状版胴61を矢印B
の方向に回転駆動させることにより印刷する装置であ
る。
として、図7に示すような単胴式孔版印刷装置60が知
られている。前記単胴式孔版印刷装置60は、円筒状版
胴61の外周面に、穿孔された感熱性孔版原紙62を多
孔性支持体側が内側になるように巻装し、インキを円筒
状版胴61の内部より円筒状版胴61の外周面に向かっ
て供給し、プレスロ−ラ64を印刷用紙63を介して円
筒状版胴61に加圧接触させ、円筒状版胴61を矢印B
の方向に回転駆動させることにより印刷する装置であ
る。
【0004】また他の孔版印刷装置としては、図8に示
すような押圧式孔版印刷装置80が知られている。これ
は熱可塑性フィルムと多孔性支持体を接着してなる感熱
性孔版原紙71の多孔性支持体周辺部に枠体72を設
け、前記枠体72とインキ不透過性のカバ−シ−ト73
とによってインキ塗布部としての凹部83を形成してな
る感熱性孔版原板70を用いる。
すような押圧式孔版印刷装置80が知られている。これ
は熱可塑性フィルムと多孔性支持体を接着してなる感熱
性孔版原紙71の多孔性支持体周辺部に枠体72を設
け、前記枠体72とインキ不透過性のカバ−シ−ト73
とによってインキ塗布部としての凹部83を形成してな
る感熱性孔版原板70を用いる。
【0005】前記押圧式孔版印刷装置80は、押圧部材
85と、前記押圧部材85に対向して配置された受け台
81と、押圧部材85の受け台81対向面周辺部に配置
された感熱性孔版原板70の保持部材82とから構成さ
れる。穿孔された感熱性孔版原板70の枠体72によっ
て形成された凹部83にインキを塗布し、カバ−シ−ト
73をかぶせた後、保持部材82により押圧部材85に
保持し、押圧部材85を印刷用紙84を介して受け台8
1に移動押圧することにより印刷する装置である。
85と、前記押圧部材85に対向して配置された受け台
81と、押圧部材85の受け台81対向面周辺部に配置
された感熱性孔版原板70の保持部材82とから構成さ
れる。穿孔された感熱性孔版原板70の枠体72によっ
て形成された凹部83にインキを塗布し、カバ−シ−ト
73をかぶせた後、保持部材82により押圧部材85に
保持し、押圧部材85を印刷用紙84を介して受け台8
1に移動押圧することにより印刷する装置である。
【0006】しかしながら、前記単胴式孔版印刷装置6
0では装置が大型になり、また大量印刷用であるため、
比較的少量の印刷では、ランニングコストが高くなって
しまう。
0では装置が大型になり、また大量印刷用であるため、
比較的少量の印刷では、ランニングコストが高くなって
しまう。
【0007】一方、押圧式孔版印刷装置80では、小型
化が可能であるが、使用者がインキを塗布しなければな
らないため、インキを塗布する時に手や衣服を汚してし
まったり、インキ厚みが均一にならないため、印刷ムラ
が生じてしまう欠点があった。
化が可能であるが、使用者がインキを塗布しなければな
らないため、インキを塗布する時に手や衣服を汚してし
まったり、インキ厚みが均一にならないため、印刷ムラ
が生じてしまう欠点があった。
【0008】上記の欠点を改善するために、提案された
特開平4−166390号公報に開示される孔版印刷用
原板を図9に示す。この孔版印刷用原板90は、熱可塑
性フィルム91と多孔性支持体92とが接着されてなる
感熱性孔版原紙95と、感熱性孔版原紙95の多孔性支
持体92側に配置されインキが含浸された不織布93
と、インキ不透過性の基材であるフィルム94とが、順
次積層されて構成されている。そして上記孔版印刷用原
板90は、サ−マルヘッドを用いた製版装置により感熱
性孔版原紙95の熱可塑性フィルム91面を選択加熱溶
融することにより穿孔画像が形成される。以下、穿孔画
像の形成を製版と称する。
特開平4−166390号公報に開示される孔版印刷用
原板を図9に示す。この孔版印刷用原板90は、熱可塑
性フィルム91と多孔性支持体92とが接着されてなる
感熱性孔版原紙95と、感熱性孔版原紙95の多孔性支
持体92側に配置されインキが含浸された不織布93
と、インキ不透過性の基材であるフィルム94とが、順
次積層されて構成されている。そして上記孔版印刷用原
板90は、サ−マルヘッドを用いた製版装置により感熱
性孔版原紙95の熱可塑性フィルム91面を選択加熱溶
融することにより穿孔画像が形成される。以下、穿孔画
像の形成を製版と称する。
【0009】次に、製版された孔版印刷用原板90は、
グリップを備えた押圧部材(以下、スタンプ部材と称す
る。)に装着され、印刷用紙に対してスタンプ部材を押
圧することにより孔版印刷が行われる。
グリップを備えた押圧部材(以下、スタンプ部材と称す
る。)に装着され、印刷用紙に対してスタンプ部材を押
圧することにより孔版印刷が行われる。
【0010】しかし、上記の孔版印刷用原板90では、
サ−マルヘッドにより製版する際、穿孔部分よりインキ
が少量にじみ出すため、サ−マルヘッドにインキが付着
し、かつ孔版印刷用原板90の熱可塑性フィルム91面
(以下、印面と称する。)にインキが付着する問題があ
った。
サ−マルヘッドにより製版する際、穿孔部分よりインキ
が少量にじみ出すため、サ−マルヘッドにインキが付着
し、かつ孔版印刷用原板90の熱可塑性フィルム91面
(以下、印面と称する。)にインキが付着する問題があ
った。
【0011】このため、熱可塑性フィルムと多孔性支持
体とを接着してなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版
原紙の多孔性支持体側に配置されたインキを含有する含
浸体との間に、抜取り可能なセパレ−タを備えたものが
提案されている。これによれば、製版時にはこのセパレ
−タがあるために、サ−マルヘッドにより製版する際の
インキのにじみ出しはなく、また、印刷の際には前記セ
パレ−タを引き抜いて用いればよい。
体とを接着してなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版
原紙の多孔性支持体側に配置されたインキを含有する含
浸体との間に、抜取り可能なセパレ−タを備えたものが
提案されている。これによれば、製版時にはこのセパレ
−タがあるために、サ−マルヘッドにより製版する際の
インキのにじみ出しはなく、また、印刷の際には前記セ
パレ−タを引き抜いて用いればよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
孔版印刷用原板では、セパレ−タとインキが含浸された
含浸体と接触している面にはインキが付着しており、印
刷前にセパレ−タを抜き取る際に、手が汚れると言う問
題点がある。また、セパレ−タを引き抜くためのスリッ
トが必要となり、未使用の孔版印刷用原板を長期保存し
たときにインキが空気と接触し変質すると言う問題点が
ある。
孔版印刷用原板では、セパレ−タとインキが含浸された
含浸体と接触している面にはインキが付着しており、印
刷前にセパレ−タを抜き取る際に、手が汚れると言う問
題点がある。また、セパレ−タを引き抜くためのスリッ
トが必要となり、未使用の孔版印刷用原板を長期保存し
たときにインキが空気と接触し変質すると言う問題点が
ある。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、手が汚れなく、未使用の孔版印
刷用原板を長期保存してもインキが変質しない孔版印刷
用原板を提供することを目的とする。
になされたものであり、手が汚れなく、未使用の孔版印
刷用原板を長期保存してもインキが変質しない孔版印刷
用原板を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の孔版印刷用原板では、熱可塑性フィルムと多
孔性支持体とが接着されてなる感熱性孔版原紙と、前記
感熱性孔版原紙の多孔性支持体側を支持するとともに
開口部をもち前記開口中にインキを保持する枠体と、イ
ンキ不透過性の基材とが順次積層されてなる孔版印刷用
原板であって、前記感熱性孔版原紙とインキの間に遮蔽
膜を設けると共に、前記インキ不透過性の基材を変形可
能な部材により構成したことを特徴とする。
に本発明の孔版印刷用原板では、熱可塑性フィルムと多
孔性支持体とが接着されてなる感熱性孔版原紙と、前記
感熱性孔版原紙の多孔性支持体側を支持するとともに
開口部をもち前記開口中にインキを保持する枠体と、イ
ンキ不透過性の基材とが順次積層されてなる孔版印刷用
原板であって、前記感熱性孔版原紙とインキの間に遮蔽
膜を設けると共に、前記インキ不透過性の基材を変形可
能な部材により構成したことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明の孔版印刷用原板に
おいては、その孔版印刷用原板が、サ−マルヘッドを用
いた製版装置により製版される。次に、製版された孔版
印刷用原板は、スタンプ部材に取り付けられる。そし
て、スタンプ部材を手で押すことにより孔版印刷用原板
の基材が変形させられる。その結果、インキが孔版印刷
用原板の遮蔽膜を通過し、インキが感熱性孔版原紙の穿
孔部分からにじみ出して孔版印刷が行われる。
おいては、その孔版印刷用原板が、サ−マルヘッドを用
いた製版装置により製版される。次に、製版された孔版
印刷用原板は、スタンプ部材に取り付けられる。そし
て、スタンプ部材を手で押すことにより孔版印刷用原板
の基材が変形させられる。その結果、インキが孔版印刷
用原板の遮蔽膜を通過し、インキが感熱性孔版原紙の穿
孔部分からにじみ出して孔版印刷が行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例の孔版印刷用原板は、図
1,図2に示すように、大きく分けると感熱性孔版原紙
1と、含浸体2と、遮蔽膜4と、インキ7と、含浸体2
とインキ7を取り囲むように配置された枠体6と、イン
キ不透過性の基材であるバックアップフィルム9とから
構成されている。
参照して説明する。本実施例の孔版印刷用原板は、図
1,図2に示すように、大きく分けると感熱性孔版原紙
1と、含浸体2と、遮蔽膜4と、インキ7と、含浸体2
とインキ7を取り囲むように配置された枠体6と、イン
キ不透過性の基材であるバックアップフィルム9とから
構成されている。
【0017】前記感熱性孔版原紙1は、図4に示すよう
に、熱可塑性フィルム31と、接着剤層32と、多孔性
支持体33とで構成されている。本実施例では熱可塑性
フィルム31は、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレ
−トフィルム(以下PETフィルムと略称する。)であ
るが、他には例えばポリプロピレン、塩化ビニリデン−
塩化ビニル共重合体等のフィルムが挙げられる。PET
フィルムの厚みとしては、1μm〜4μmが好ましい。
厚さ1μm未満のPETフィルムは製造コストが高く、
また強度も弱く実用的ではない。一方、一般のサ−マル
ヘッドでは50mJ/mm2程度のエネルギ−しか印加
できないために、厚さ4μm以上のものを用いても穿孔
できない。
に、熱可塑性フィルム31と、接着剤層32と、多孔性
支持体33とで構成されている。本実施例では熱可塑性
フィルム31は、厚さ2μmのポリエチレンテレフタレ
−トフィルム(以下PETフィルムと略称する。)であ
るが、他には例えばポリプロピレン、塩化ビニリデン−
塩化ビニル共重合体等のフィルムが挙げられる。PET
フィルムの厚みとしては、1μm〜4μmが好ましい。
厚さ1μm未満のPETフィルムは製造コストが高く、
また強度も弱く実用的ではない。一方、一般のサ−マル
ヘッドでは50mJ/mm2程度のエネルギ−しか印加
できないために、厚さ4μm以上のものを用いても穿孔
できない。
【0018】前記多孔性支持体33には、例えば、マニ
ラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニ
トリル等の合成繊維、レ−ヨン等の半合成繊維を主原料
とした多孔性薄葉紙が用いられる。
ラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニ
トリル等の合成繊維、レ−ヨン等の半合成繊維を主原料
とした多孔性薄葉紙が用いられる。
【0019】図1に示すように、上記の構成の感熱性孔
版原紙1は接着剤層3により枠体6に接着され、枠体6
に含浸体2を挿入したのち遮蔽膜4が接着剤層5により
枠体6に接着される。さらに、枠体6にインキ7が充填
されたのちバックアップフィルム9が接着剤層8により
枠体6に接着されている。
版原紙1は接着剤層3により枠体6に接着され、枠体6
に含浸体2を挿入したのち遮蔽膜4が接着剤層5により
枠体6に接着される。さらに、枠体6にインキ7が充填
されたのちバックアップフィルム9が接着剤層8により
枠体6に接着されている。
【0020】前記遮蔽膜4には、高い圧力を加えるとイ
ンキ7が通過する耐水圧の高い多孔質膜のフィルムが用
いられる。本実施例では、巴川製紙所製フッ素繊維シ−
トR250を用いたが,他には例えばジャパンゴアテッ
クス製ゴアテックスメンブレン、日東電工製ミクロテッ
クス、東レ製エントラントなどのフィルムが挙げられ
る。
ンキ7が通過する耐水圧の高い多孔質膜のフィルムが用
いられる。本実施例では、巴川製紙所製フッ素繊維シ−
トR250を用いたが,他には例えばジャパンゴアテッ
クス製ゴアテックスメンブレン、日東電工製ミクロテッ
クス、東レ製エントラントなどのフィルムが挙げられ
る。
【0021】本実施例では枠体6に充填されているイン
キ7が油性であるため、枠体6の材質としては油性イン
キに侵されない塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレートな
どが用いられる。
キ7が油性であるため、枠体6の材質としては油性イン
キに侵されない塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレートな
どが用いられる。
【0022】前記含浸体2には、圧力が加わえられると
インキがにじみ出す材質が使用される。本実施例におい
ては、含浸体2にポリウレタン、アクリロニトリルブタ
ジエンゴムなどの弾性発泡体、または、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、レ−
ヨン製の不織布が用いられる。
インキがにじみ出す材質が使用される。本実施例におい
ては、含浸体2にポリウレタン、アクリロニトリルブタ
ジエンゴムなどの弾性発泡体、または、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、レ−
ヨン製の不織布が用いられる。
【0023】前記含浸体2の厚みは、枠体6の厚みの2
分の1以上、3倍以下に設定するのが好ましい。この範
囲であれば、製版時にサ−マルヘッドの押圧力により弾
性発泡体7が圧縮されて枠体6と同じ厚みになる。
分の1以上、3倍以下に設定するのが好ましい。この範
囲であれば、製版時にサ−マルヘッドの押圧力により弾
性発泡体7が圧縮されて枠体6と同じ厚みになる。
【0024】前記含浸体2の厚みが小さすぎると、捺印
初期にインキ7が出すぎて、にじんだ印字となり、捺印
後期にはインキ7の出が悪くかすれた印字となる。ま
た、逆に厚みが大きすぎると、製版時にサ−マルヘッド
の押圧力で含浸体2が圧縮されても、枠体6の厚み以下
にならない。このため、製版時に孔版印刷用原板15を
搬送する際、枠体6のみにロ−ラ−等の搬送手段を押し
あてることが困難となるため、含浸体2の厚みのバラツ
キにより孔版印刷用原板15の搬送送りピッチにムラが
生じたり、斜行して搬送されるなどの問題が生ずる。
初期にインキ7が出すぎて、にじんだ印字となり、捺印
後期にはインキ7の出が悪くかすれた印字となる。ま
た、逆に厚みが大きすぎると、製版時にサ−マルヘッド
の押圧力で含浸体2が圧縮されても、枠体6の厚み以下
にならない。このため、製版時に孔版印刷用原板15を
搬送する際、枠体6のみにロ−ラ−等の搬送手段を押し
あてることが困難となるため、含浸体2の厚みのバラツ
キにより孔版印刷用原板15の搬送送りピッチにムラが
生じたり、斜行して搬送されるなどの問題が生ずる。
【0025】なお、降伏値の高いインキ、たとえばW/
Oエマルジョンインキなどを使用したときには、含浸体
2を用いずに孔版印刷用原板15を作製することも可能
である。さらに含浸体2を用いない時には、遮蔽膜4に
圧力を加えると破損するように溝を設けた、硬質なポリ
スチレンフィルム、アクリルシ−トを用いることも可能
である。
Oエマルジョンインキなどを使用したときには、含浸体
2を用いずに孔版印刷用原板15を作製することも可能
である。さらに含浸体2を用いない時には、遮蔽膜4に
圧力を加えると破損するように溝を設けた、硬質なポリ
スチレンフィルム、アクリルシ−トを用いることも可能
である。
【0026】前記バックアップフィルム9は、インキ不
透過性で、変形可能な部材で構成されている。更に、バ
ックアップフィルム9には、油性インキに侵されないも
のとしてアクリロニトリルブタジエンゴム、ふっ素ゴ
ム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム、アクリルゴ
ム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなどが使用可能で
あるが、本実施例では、アクリロニトリルブタジエンゴ
ムが用いられる。さらに、前記バックアップフィルム9
は、図3に示す孔版印刷用原板16のようにバックアッ
プフィルム11の中央部を凸状にした塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリエチ
レンテレフタレートなどのフィルムも使用可能である。
透過性で、変形可能な部材で構成されている。更に、バ
ックアップフィルム9には、油性インキに侵されないも
のとしてアクリロニトリルブタジエンゴム、ふっ素ゴ
ム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム、アクリルゴ
ム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなどが使用可能で
あるが、本実施例では、アクリロニトリルブタジエンゴ
ムが用いられる。さらに、前記バックアップフィルム9
は、図3に示す孔版印刷用原板16のようにバックアッ
プフィルム11の中央部を凸状にした塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリエチ
レンテレフタレートなどのフィルムも使用可能である。
【0027】次に、上述した孔版印刷用原板15は、図
5に示す製版装置30により製版される。
5に示す製版装置30により製版される。
【0028】製版装置30は、感熱性孔版原紙1の熱可
塑性フィルム31面を印字情報に応じて鏡像印字となる
ようサ−マルヘッド21を、矢印A方向にガイドロ−ラ
22に沿って移動しながら選択的に加熱し、熱可塑性フ
ィルム31の所定の部分を加熱溶融することにより穿孔
する。
塑性フィルム31面を印字情報に応じて鏡像印字となる
ようサ−マルヘッド21を、矢印A方向にガイドロ−ラ
22に沿って移動しながら選択的に加熱し、熱可塑性フ
ィルム31の所定の部分を加熱溶融することにより穿孔
する。
【0029】製版時には、サ−マルヘッド21は所定の
押圧力により孔版印刷用原板15、16に当接される
が、この時、感熱性孔版原紙1とインキ7のとの間には
遮蔽膜4が配置されているので、感熱性孔版原紙1の熱
可塑性フィルム31が穿孔されても、穿孔部分よりイン
キがにじみ出てくることが無い。
押圧力により孔版印刷用原板15、16に当接される
が、この時、感熱性孔版原紙1とインキ7のとの間には
遮蔽膜4が配置されているので、感熱性孔版原紙1の熱
可塑性フィルム31が穿孔されても、穿孔部分よりイン
キがにじみ出てくることが無い。
【0030】このようにして製版された孔版印刷用原板
15は、図6に示すようにスタンプ部材40に装着され
る。スタンプ部材40は、取っ手部41とクッション層
42、粘着剤層43、押圧部材44とから構成されてい
る。
15は、図6に示すようにスタンプ部材40に装着され
る。スタンプ部材40は、取っ手部41とクッション層
42、粘着剤層43、押圧部材44とから構成されてい
る。
【0031】押圧部材44の大きさは、孔版印刷用原板
15の枠体6に設けられたインキ7を保持するための開
口より小さい。また、押圧部材44は、プラスチック、
金属、木材等の剛性のある材質からなる。
15の枠体6に設けられたインキ7を保持するための開
口より小さい。また、押圧部材44は、プラスチック、
金属、木材等の剛性のある材質からなる。
【0032】孔版印刷用原板15は、孔版印刷用原板1
5のバックアップフィルム9(11)面側をスタンプ部
材40の粘着剤層43に粘着する様に押し付けられるこ
とにより装着される。この時、押圧部材44によりバッ
クアップフィルム9(11)は、インキ7の方に変形さ
せられる。この結果、インキ7には、遮蔽膜4の耐水圧
より高い圧力が加えられ、インキ7は遮蔽膜4を通過す
る。なお、遮蔽膜4に前記ポリスチレンフィルム、アク
リルシ−トを用いた時には、遮蔽膜4に設けられた溝が
破損しインキ7が通過する。
5のバックアップフィルム9(11)面側をスタンプ部
材40の粘着剤層43に粘着する様に押し付けられるこ
とにより装着される。この時、押圧部材44によりバッ
クアップフィルム9(11)は、インキ7の方に変形さ
せられる。この結果、インキ7には、遮蔽膜4の耐水圧
より高い圧力が加えられ、インキ7は遮蔽膜4を通過す
る。なお、遮蔽膜4に前記ポリスチレンフィルム、アク
リルシ−トを用いた時には、遮蔽膜4に設けられた溝が
破損しインキ7が通過する。
【0033】遮蔽膜4を通過したインキ7は、含浸体2
に浸透し、この状態で、スタンプ部材40を印刷用紙4
5に対して押圧すると、含浸体2が圧縮され、浸透した
インキ7が熱可塑性フィルム31の穿孔部分よりにじみ
出て印刷用紙45にインキ7を転写することができる。
に浸透し、この状態で、スタンプ部材40を印刷用紙4
5に対して押圧すると、含浸体2が圧縮され、浸透した
インキ7が熱可塑性フィルム31の穿孔部分よりにじみ
出て印刷用紙45にインキ7を転写することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の孔版印刷用原板は、感熱性孔版原紙と、インキが
含浸された含浸体の間に遮蔽膜が有るために、製版時に
は印面よりインキのにじみ出しが無い。また、捺印時に
は手でさわることなく遮蔽膜を通してインキが出てくる
ため、手を汚さず捺印可能である。さらに、未使用の孔
版印刷用原板は、インキと空気が接触する事が無い為、
インキの変質が起きない等、優れた効果を奏する。
発明の孔版印刷用原板は、感熱性孔版原紙と、インキが
含浸された含浸体の間に遮蔽膜が有るために、製版時に
は印面よりインキのにじみ出しが無い。また、捺印時に
は手でさわることなく遮蔽膜を通してインキが出てくる
ため、手を汚さず捺印可能である。さらに、未使用の孔
版印刷用原板は、インキと空気が接触する事が無い為、
インキの変質が起きない等、優れた効果を奏する。
【図1】本発明の孔版印刷用原板の断面図である。
【図2】本発明の孔版印刷用原板の斜視図である。
【図3】孔版印刷用原板の他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】感熱性孔版原紙の断面図である。
【図5】製版装置の概略構成図である。
【図6】孔版印刷用原板をスタンプ部材に実装した状態
を説明する図である。
を説明する図である。
【図7】従来の単胴式孔版印刷装置の概略構成図であ
る。
る。
【図8】従来の押圧式孔版印刷装置の断面図である。
【図9】従来の孔版印刷用原板の断面図である。
1 感熱性孔版原紙 2 含浸体 4 遮蔽膜 6 枠体 7 インキ 9 バックアップフィルム 11 バックアップフィルム 15 孔版印刷用原板 31 熱可塑性フィルム 33 多孔性支持体
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性フィルムと多孔性支持体とが接
着されてなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版原紙の
多孔性支持体側を支持するとともに開口をもち前記開口
中にインキを保持する枠体と、インキ不透過性の基材と
が順次積層されてなる孔版印刷用原板において、 前記感熱性孔版原紙とインキの間に遮蔽膜を設けると共
に、前記インキ不透過性の基材を変形可能な部材により
構成したことを特徴とする孔版印刷用原板。 - 【請求項2】 前記インキ不透過性の基材を変形させた
時に、前記遮蔽膜をインキが通過可能となるように構成
したことを特徴とする請求項1に記載の孔版印刷用原
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19638493A JPH0747779A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 孔版印刷用原板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19638493A JPH0747779A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 孔版印刷用原板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0747779A true JPH0747779A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16356982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19638493A Pending JPH0747779A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 孔版印刷用原板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747779A (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19638493A patent/JPH0747779A/ja active Pending
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