JPH0533176Y2 - - Google Patents

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JPH0533176Y2
JPH0533176Y2 JP1985190641U JP19064185U JPH0533176Y2 JP H0533176 Y2 JPH0533176 Y2 JP H0533176Y2 JP 1985190641 U JP1985190641 U JP 1985190641U JP 19064185 U JP19064185 U JP 19064185U JP H0533176 Y2 JPH0533176 Y2 JP H0533176Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、操作回動軸が水平方向に設定された
操作手段の操作力を力伝達機構を介して弾発装置
の調整機構に伝え、弾発装置の発射杵に対する弾
発力を調整して、打球の飛距離を加減操作可能に
したパチンコ機の打球発射操作装置に関する。
(従来技術とその問題点) 操作回動軸が水平方向に設定されている打球発
射操作装置は、その後握手部材の後部側を発射操
作装置取付用の基板の垂直面に止着するに当つ
て、互いに嵌り合う相補形状の凹凸部が双方に形
成されているのが一般である。
しかし、この種の双方の凹凸部は、嵌り合いを
緩みのない密嵌合とする必要のため、嵌り合う径
が軸方向に同一とされていた。
このため、殊に、嵌合せ方向が水平方向である
ことも相俟つて、嵌合せる際の口合せが仲々一致
せず、嵌合せに手間取ることが少なくなく、パチ
ンコ機の一連の組立ラインに於る流れ作業の上
で、流れを止めたり、流れ速度を遅くさせたりし
ていた。
本考案は、かかる問題の解決すると共に、操作
手段の取外しや分解組立が容易にできるパチンコ
機の打球発射操作装置の提供を目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のパチンコ機の打球発射操作装置は、 操作回動軸が水平方向に設定された操作手段の
操作力を力伝達機構を介して弾発装置の調整機構
に伝え、弾発装置の発射杵に対する弾発力を調整
して、打球の飛距離を加減操作可能にしたパチン
コ機の打球発射操作装置に於て、 基板の前面に上記操作手段を装着するための支
持柱を突設し、 該支持柱は先細状のテーパ型に形成されその外
周面に軸方向に走る支持柱係合部が形成されて成
り、 上記操作手段は、少なくとも、上記支持柱の軸
方向に前後して位置する前握手部材及び後握手部
材と、上記支持柱を回動可能に貫通し他端側が上
記力伝達機構に連結された操作回動軸と、上記前
握手部材及び後握手部材間に位置し上記操作回動
軸に嵌装した回動操作部材とで構成し、 上記後握手部材の後部には、上記支持柱がその
先端側から嵌り込んで密嵌合するようテーパ型に
穿たれた内面に支持柱係合部と係脱自在に係合す
る装着係合部が形成された装着孔を開設して、後
方握手部材を支持柱に着脱自在に嵌装し、 上記前握手部材又は後握手部材の内部から複数
本の連結腕を延在させ、該連結腕は上記回動操作
部材のスリツトを貫通させて、後握手部材又は前
握手部材の内部に設けた係合部の爪と係合させ、
これにより上記前握手部材と後握手部材とを上記
回動操作部材に対する所定の間隔を保つて着脱可
能に結合する一方、 上記係合部のうち少なくとも1つは後握手部材
に止着部として設け、この止着部に、対応する連
結腕を、後握手部材の外周面側より止着ネジで止
着したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案では、基板側の支持柱を先細のテーパ型
とし、操作手段の後握手部材の装着孔をこれと相
補形状の孔としているので、支持柱先端と孔との
径に大きな差ができ、嵌合せの際の口合せが楽に
行なえると共に、口合せの直後の嵌合せで操作手
段を軽く回し乍ら押し込んで行くだけで、支持柱
係合部と装着係合部との嵌り合で操作手段の嵌込
み位置決めが自と決定されて行く。
又、テーパ型としてあるので、嵌込みの際には
嵌め込み圧力によつて両者の嵌合はきつくなる
し、止着ビスによつて装着の際にはテーパ面から
生ずる反発力によつて、止着ビスの締結力が強め
られる。
又、前握手部材と後握手部材とを連結する連結
腕のうちの少なくとも1本は、回動操作部材に設
けたスリツトを貫通して、後握手部材に設けてあ
る係合部の爪と係合させる一方、後握手部材の外
周面側より止着ネジで止着しているから、この止
着ネジを後握手部材の外周側面から直接にドライ
バで廻すことができ、後握手部材を基板から分離
しなくとも、前握手部材を後握手部材から分離す
ることができる。
又、前握手部材と後握手部材とを連結する連結
腕のうちの少なくとも1本は、後握手部材に設け
てある係合部の爪と係合させているので、止着ビ
スを緩めただけでは操作手段の3つの構成部材が
支持を失つて直ちに分解しないだけでなく、止着
ビスを緩めただけで、前握手部材と後握手部材と
の間隔を広げることもできない。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図に於て、2は打球発射操作装置であり、
前面枠1に取付けられ、第3図に示す弾発装置3
と組合せられて、打球発射装置を構成する。前面
枠1には、打球供給機構6を有する表機構板7が
設けられている。打球供給機構6は、球が発射さ
れる毎に、打球供給皿(図示せず)の球を1個づ
つ発射レール8の端、即ち発射位置に送り込むも
のである。
20は例えば合成樹脂より成る発射操作装置基
板を、30は例えば金属製の弾発装置基板を示
す。パチンコ機の前面枠1の下部には、該前面枠
を貫く空室9が開孔してあり、発射操作装置基板
20及び弾発装置基板30は、この空室9を覆う
ように、前面枠1の前面及び裏面に設けてある。
即ち、発射操作装置基板20、前面枠1及び弾発
装置基板30は、前面枠1を挟んでサンドイツチ
構造になつており、これにより前面枠1の下部に
空室9を開孔したことによる前面枠の強度低下を
防止している。
この発射操作装置基板20、前面枠1及び弾発
装置基板30を、積層重合状に強固に締結するた
め、前面枠1の空室9の周囲には、4個所に取付
用の貫通孔1Aが、また1個所に位置決め用の貫
通孔1Bが穿つてある。また、弾発装置基板30
にも、これらに対応する4個所の貫通孔31と1
つの位置決め用突起32が設けてある。更に、発
射操作装置基板20には、貫通孔1A,1Bに対
応する位置にて後方に延設した基板取着部材たる
4本のネジ棒21と、1つの位置決め用突起22
が設けてある。発射操作装置基板20の4本のネ
ジ棒21は、前面枠1及び弾発装置基板30の貫
通孔1A,31を貫通し、弾発装置基板30裏面
にて、ナツトにて締付けられる。この際、発射操
作装置基板20及び弾発装置基板30の突起2
2,32は、前面枠1の同じ貫通孔1Bに、前面
及び裏面より挿入され、発射操作装置基板20及
び弾発装置基板30の正確な位置決めをなす。
発射操作装置基板20の内部には、前面枠1の
空室9と連続する空室23が形成してあり、両空
室9,23は作用空部24を構成している。空室
23を形成することにより発射操作装置基板20
の強度を低下させないようにするため、発射操作
装置基板20の表面には、長方形の凹部20Aが
形成され、ここに第4図に示すような断面コ字状
の補強板28を重ね、ネジ28Aにより、基板2
0の内側から固定されている。この補強板28
は、断面コ字状であるため、補強板28と基板2
0との間には、未形成空間28Bが形成される。
このことは、発射操作装置基板20を合成樹脂材
料にて成形する場合に、その材料を少なくし且つ
成形時のヒケの発生を押えつつ、全部を内実の構
成とするのと同等の強度を実現できることを意味
する。
弾発装置 第1図及び第3図に於て、弾発装置3は、弾発
装置基板30と、発射杵35と、該発射杵を発射
方向の定位置に付勢する付勢バネ41を含む付勢
機構40と、該付勢機構の付勢バネ41に抗して
発射杵35を駆動し釈放する駆動機構45と、付
勢バネ41の発射杵に作用する力を加減する調整
機構50とを有する。
発射杵35を固定した回動軸36は、弾発装置
基板30に設けた軸受装置37に回動可能に支承
されている。この場合、発射杵35は弾発装置基
板30の裏面側に位置され、その杵先35Aは、
第1図に示すように、発射レール8の端に位置さ
れる。
(イ) 付勢機構 軸受装置37は、弾発装置基板30に穿つた開
口に前面より取付けた円筒体38と、その内部に
設けた軸受(図示せず)から成る。この軸受装置
37に弾発装置基板30の裏面側から挿入された
回動軸36の他方の端部には、キヤツプ状のレバ
ー部材42がビス43により回動不能に取付けら
れている。円筒体38の外周には、付勢機構40
の主たる構成要素である付勢バネ41が嵌装して
あり、その付勢バネ41の一端はレバー部材42
内に、また、他端は円筒体38の周囲に嵌装した
ギヤー環51に固定してある。このギヤー環51
は調整機構50の一構成要素であり、回動操作部
材70(第1図)の回動位置を変えない限り、定
常位置にある。この付勢バネ41の働きにより、
発射杵35は第3図の矢印A方向に付勢されてお
り、通常は弾発装置基板30の裏面に設けたスト
ツパ(図示せず)に圧接している。
キヤツプ状のレバー部材42は、そのレバー部
に従動コロ44を有する。この従動コロ44の部
分を作用点として、回動軸36に力を与え付勢バ
ネ41に抗して第3図の矢印B方向に回動させる
ことにより、発射杵35をストツパ即ち発射位置
から引戻すことができる。
(ロ) 駆動機構 上記レバー部材42を動かすため、弾発装置基
板30の裏面には、電気的駆動源として減速機内
蔵のモータ46が取付けてあり、その出力軸47
にはカム48が固定されている。カム48は、出
力軸47に取付けられた状態で、開口33を貫通
し弾発装置基板30の前側に突出される。モータ
46のカム48が1回転する度に、キヤツプ状レ
バー部材42に従つて発射杵35が、付勢バネ4
1に抗して第3図の矢印B方向に引き起され、所
定角だけ回動した位置で釈放される。釈放される
と、発射杵35は、その釈放される迄に蓄積され
たエネルギにより、勢い良くストツパに押戻さ
れ、その杵先35Aは、発射位置に在る遊技球を
弾発する。
(ハ) 調整機構 発射杵35が、遊技球を弾発するときの打撃力
は、発射杵35を所定回動角まで引き起す際の付
勢バネ41の抗力に依存する。この付勢バネ41
の抗力は、付勢バネ41の他端の位置、格言すれ
ば調整機構50のギヤ環51の位置を、円筒体3
8の周方向に変位させることにより、加減でき
る。
ギヤ環51は円筒体38の外周囲に遊嵌してあ
り、弾発装置基板30の前面に摺接しながら円筒
体38の周囲を回動し得る。弾発装置基板30の
前面側のケーシング52内には、ギヤ環51と連
動して回転可能に構成した微調整機構53が設け
てあり、該微調整機構の回転入力端には、発射操
作装置2に対する接続部材54が固定されてい
る。詳述すれば、微調整機構53は、付勢バネ4
1により発射杵35がストツパに当接している状
態下に於いて、付勢バネ41が発射杵35に作用
する付勢力を、組立時に予め微調整可能にするた
めの機構である。即ち、微調整機構53は、通常
は互いに咬み合つているが、操作ツマミ55を右
又は左に廻すことにより噛合位置をずられせるこ
とが可能な2つの転子が同軸的に配置されてい
る。その一方の転子は、上記ギヤ環51のギヤと
噛合い、他方の動子は接続部材54と結合してい
る。従つて、操作ツマミ55を廻すことにより、
上記発射杵35に作用する付勢力を微調整するこ
とができる。
発射操作装置 第1図及び第2図に於て、発射操作装置2は、
前面枠1に当接させた上記発射操作装置基板20
と、該発射操作装置基板の前側に突出状に固定し
た操作手段59と、該操作手段から弾発装置の調
整機構50に操作力を伝える力伝達機構90とを
有する。
(イ) 操作手段 操作手段59は、後端部を発射操作装置基板2
0の前面に固定した後握手部材60と、該後握手
部材の前面側に位置せしめた回動操作部材70
と、該回動操作部材70を更に前面側に位置せし
めた前握手部材80とを有し、これらは合成樹脂
で形成されている。
第1図、第4図及び第8図に示すように、操作
手段59を強固に且つ簡単に着脱可能に取付ける
ため、発射操作装置基板20には、先細状のテー
パ型に形成された外周面を持つ中空の支持柱25
が突設してある。
そして、この支持柱25の外周面には、支持柱
25の略軸方向に向けて、後述する装着孔の内周
面に形成された装着係合部と軸方向に挿脱自在に
嵌合するが軸の回転方向には不動となる支持柱係
合部を形成している。
実施例の支持柱係合部は突状に形成している。
この支持柱25の中空後端部に相当する発射操作
装置基板20の内壁には、ネジ26により、金属
製の軸受盤27が固定してあり、その筒状の軸受
部27Aは、支持柱25の中空後端部内に挿入さ
れている。
第1図及び第6図に於て、後握手部材60は、
前方に開放された真円形の椀状に形成されてお
り、その中心後部の円柱状の基部61には、上記
支持柱25にピツタリと嵌装されるテーパの付い
た装着孔62が穿たれている。
この装着孔62の内面には、孔の略軸方向に向
けて、上記支持柱25の支持柱係合部と柱の軸方
向に挿脱自在に嵌合するが軸の回転方向には不動
に嵌合する装着係合部材を形成している。実施例
の装着係合部は条溝状に形成している。基部61
は、その肉厚内を中空とした二重構造としてあ
り、その未形成空部ないし中空部63には、適数
個所にボス部61Aが設けてある。基部61の後
端は、発射操作装置基板20の外面に支持柱25
を取巻いて形成した環状凹部25A(第8図)内
に入れられ、その底面と対接している。ネジ26
は、上記軸受盤27及び発射操作装置基板20を
貫いて、基部61のボス部61Aに螺着され、こ
れら三者を強固に一体的に締結している。
この実施例では、更に、後握手部材の基部61
をその外周面側から支持柱25に対してネジ止め
している。61Bは、この目的で基部61にその
外周面側から穿つた作業穴を示す。しかし、後握
手部材の基部61は、その端面を発射操作装置基
板20にネジ止めするか、外周面側から支持柱2
5にネジ止めするかのみとすることもできる。い
ずれの場合でも、付勢機構40を取外さないで、
後握手部材60を支持柱25から分離することが
できる。何故なら、発射操作装置2と弾発装置3
とは、それぞれユニツトとして構成され互いに分
離できるからである。
この後握手部材60に対し前握手部材80を連
結して一体的な組立体とするため、後握手部材6
0の内部底面、即ち前握手部材80に向う面に
は、逆L字状に爪66を有する複数個の係合部6
5が、立設されている。これらの係合部のうち少
なくとも1つ、この例では係合部65Aには、雌
ネジを切つた止着孔(止着部)67が、半径方向
に外方から設けてある。後握手部材60の外周面
に設けた貫通孔68は、この止着孔67に後握手
部材60の外周面側からネジ69(第6図)を螺
着可能にするための作業穴である。
前握手部材80は、全体として椀状をなす中空
体81と、該中空体の裏面側(開放側)に当接さ
せた軸受盤82とから成り、中空体81と軸受盤
82は、ネジ83により分離可能に一体的に結合
されている。この二要素から成る前握手部材80
は、軸受盤82の裏面に突設した複数本の連結腕
84を有し、前握手部材80を少し廻して、これ
ら連結腕84の側面に設けた溝85を上記爪66
と係合させることにより、後握手部材60と一体
的に結合される。これらの連結腕のうち、上記の
係合部65Aと係合する連結腕84Aには、上記
ネジ69のシヤンク部を貫通させる小孔86が設
けてありる。この小孔86、止着孔67及び貫通
孔68は、連結腕84Aを係合部65Aに係合さ
せた際には、ほぼ一直線上に並ぶ。そして、連結
腕84Aは、外部からネジ69によつて、係合部
65Aにネジ止めされる。格言すれば、ネジ69
を外すことにより、前握手部材80は簡単に後握
手部材60から分離し得る。
前握手部材80を構成する中空体81には、回
動操作部材70の操作を容易にし疲れないように
するため、前面側の上部から腹部にかけて斜めに
平坦部87が形成してある。この平坦部87の面
は、操作遊技者が操作手段59を持つたとき、平
坦部87の面が遊技者が差し延べた手の方向に近
くなり、しかも遊技者の手の掌と前握手部材80
との間に、第1図に点線で示すような握手遊間部
80Aが残るため、回動操作部材70の操作が容
易かつ疲れないものとなる。この実施例では、平
坦部87は中空体81の内部と連通する開口を有
する凹所87Aと、該凹所内に嵌込み且つ中空体
81の内部からネジ止めした半透明板87Bとか
ら成る。
中空体81の内部には、照明ランプ88を担持
したプリント基板88Aが、中空体81の後壁に
設けたボス81Aに取付けられている。照明ラン
プ88からのリード線88Bは、中空体81の裏
面の開口81B(第7図)から軸受盤82の開口
82Bを通して回動操作部材70側に引き出され
る。
中空体81の裏面には、導電性のメツキ膜が施
されている。一方、軸受盤82には、その前面側
から上側周面へかけて延びるタツチスイツチ用の
導電板(タツチ電極)89が付設してあり、該導
電板は中空体81の裏面のメツキ膜と接触してい
る。71は基部61の装着孔62に挿通した金属
製の操作回動軸であり、この操作回動軸71の先
端部は、軸受盤82の中央の軸受部82Aによつ
て、また、後端部は軸受盤27の軸受部27A
(第1図)によつて、回転可能に支承されている。
操作回動軸71の先端部は、若干軸受盤82から
前方に突出していて、中空体81の裏面のメツキ
膜と接触している。従つて、タツチ電極89は、
メツキ膜及び操作回動軸71を介して、軸受盤2
7と電気的に接続しており、軸受盤27を固定し
ているネジ26の1つに設けた端子より、接続線
26Aを通して、図示してない制御装置に至る。
回動操作部材70は、後握手部材60とほぼ同
形の円盤であつて、その周囲の適所に膨出させた
指掛部72を有する。また、回動操作部材70
は、中央のボス部73に設けた半円状の孔73A
が、操作回動軸71の断面半円状の部分に嵌装さ
れており、これにより回動操作部材70は、操作
回動軸71に対し、回動方向には不動にしかし軸
方向には抜けるように、固定されている。回動操
作部材70には、軸受盤82の裏面に突設した各
連結腕84を貫通させ且つ回動操作部材70の自
由な回動を保証するため、円弧状のスリツト74
を設けてある。このスリツト74の円弧の長さ
は、回動操作部材70の回動範囲の上限と下限を
規制することになる。また、回動操作部材70
は、前握手部材80の照明ランプ88からのリー
ド線88Bを通すため、回動操作軸71により近
い側に、別の円弧状スリツト75(第6図)を有
する。このスリツト75を出た照明ランプ88の
リード線88Bは、図示してない開口より後握手
部材60の基部61の中空部63に入り、軸受盤
27に設けた切欠27B(第2図)から、発射操
作装置基板20の空室23内に引き出される。そ
して、このリード線は、接続線26Aと同様に弾
発装置基板30の開口を通り、パチンコ機の裏面
に引き出される。
(ロ) 力伝達機構 力伝達機構90は、回動操作部材70により操
作される操作回動軸71の回動運動を、弾発装置
3の接続部材54に伝える機構である。
第2図及び第4図に於て、発射操作装置基板2
0の空室23内には、計3個のプーリ91,9
2,93が配置されている。即ち、空室23内に
突出している操作回動軸71の端にネジにより固
定した駆動プーリ91と、弾発装置3の接続部材
54に対応する位置に設けた従動プーリ92と、
両プーリの間に設けた中間プーリ93とである。
94及び95は、従動プーリ92と中間プーリ9
3の支承軸を示す。この2つの軸94及び95
は、発射操作装置基板20に突設したボスに立設
させてあり、このうち従動プーリ92の軸94の
ボスには、従動プーリ92の回動範囲を規制する
ストツパとしての爪94Aが下方に突設されてい
る。駆動プーリ91と従動プーリ92間には、ロ
ープ97が掛けてあり、そのロープ中間部は中間
プーリ93で支持されている。従動プーリ92
は、発射操作装置基板20に突設したピン96A
との間に設けた復帰バネ96により、第2図で時
計方向に引つ張られ、テンシヨンがかけられてい
る。
詳述すれば、駆動プーリ91と従動プーリ92
は、その一部がそれぞれ切欠かれ、その切欠91
A,92Aには、ロープ97の掛止端97A,9
7Bを係止するための受け91B,92Bが形成
されている。ロープの掛止端97A,97Bは、
ロープ端にカシメ止めした掛止管から成り、その
段差部が受け91B,92Bに引掛けられてい
る。
従動プーリ92には、発射操作装置基板20に
対向した面に突起92Cが設けてあり、該突起
は、上述の軸94のボスに設けた爪94Aと当接
し、復帰バネ96により第2図で時計方向に回動
習性を与えられている従動プーリ92の静止位置
を規制している。また、従動プーリ92には、力
伝達機構90の出力端として、弾発装置3の接続
部材54の爪54Aが嵌り込む接続用嵌合孔98
が設けてある。この接続用嵌合孔98には、弾発
装置基板30又は発射操作装置基板20を前面枠
1に取付けることにより、接続部材54の爪54
Aが嵌り込む。
要するに、操作回動軸71の回動変位は、力伝
達機構90を介して、弾発装置3側に伝わり、調
整機構50のギヤ環51を介して、付勢バネ41
の位置を変位させる。従つて、駆動機構45によ
つて発射杵35が引起されたときの付勢バネ41
の復元力、従つて発射杵35の弾発力が、操作手
段59の操作量に応じて変わることになる。
(ハ) 起動検出器 第2図及び第4図に於て、発射操作装置基板2
0の空室23内には、上記力伝達機構90の他
に、該力伝達機構の起動位置を検出するた起動検
出器としてのマイクロスイツチ29が配設されて
いる。このマイクロスイツチ29は、力伝達機構
90の駆動プーリ91の近傍に取付けてあり、従
動プーリ92の突起92Cが爪94Aに当接して
駆動プーリ91が静止位置に在るとき、駆動プー
リ91の切欠先端部91Cがマイクロスイツチ2
9のアクチユエータ29Aを押え、同スイツチを
非作動状態にするように構成してある。駆動プー
リ91の切欠先端部91Cは、遊技者が回動操作
部材70を操作して、操作回動軸71及び駆動プ
ーリ91が第2図で反時計方向に僅かに回動変位
した初期時よりアクチユエータ29Aを離れ、同
スイツチを作動状態にする。マイクロスイツチ2
9は、駆動機構45のモータ46の給電路をON
し、弾発装置3を起動させる。
結局、積層重合状に取付けた発射操作装置基板
20、前面枠1及び弾発装置基板30が形成して
いる作用空部24内には、発射杵の付勢機構4
0、該付勢機構の付勢バネを加減する調整機構5
0、付勢機構の付勢バネに抗して発射杵を駆動し
釈放するカム48が、全て収納位置される。この
結果、前面枠の後方に、外の部品の取付や配置を
なし得る自由なスペースが生れ、また上記カム4
8等が作用空部24内に納められた分だけ、電気
的駆動源たるモータが後方に突出しなくなり、パ
チンコ機の大型化が回避される。
尚、発射操作装置基板20の空室内には、押ボ
タン部78により外部から操作可能に、単発用検
出器79が起立壁20Bに取付けられている(第
4図参照)。そしてこの単発用検出器79の電気
的接続線は、起動検出器29の電気的接続線及び
タツチ電極の電気的接続線26Aと共に、発射操
作装置基板20の下辺に設けた掛止片77により
押えられ集約化されている。
第10図は、発射操作装置基板20の別の構成
を示す。上記実施例は第4図で説明したように、
補強板28は、操作手段59より上側の基板20
の小部分に積層させているにすぎない。しかし、
この第10図では、操作手段59の存在する領域
に及ぶ大きさで、発射操作装置基板20を、コ字
状の前基板体100と横コ字状の後基板体200
とに分け、両者を互いに嵌め合せてある。前基板
体100の左右の縁には後方へ向う起立壁10
1,102が設けてあり、後基板体200の左右
の縁には、これらの起立壁101,102の先端
部が嵌り込む切欠201,202が設けてある。
前基板体100には第4図と同様にして支持柱2
5が設けてあり、前基板体100の裏面には力伝
達機構90を構成する駆動プーリ91、従動プー
リ92、中間プーリ93が設けてある。
一方、これらの力伝達機構90の構成要素を配
置する空室23を形成するため、後基板体200
には大きな開口203を形成すると共に、前基板
体100の裏面にはスペーサとしてのボス103
を複数個立設し、これらのボス103の頂面に後
基板体200の枠部分204を載置し、ネジ10
5により一体に固定している。また、計4本のネ
ジ棒21のうち、2本は前基板体100に設けた
ボス104に植設し、該ボスを後基板体200に
設けた孔205を貫通させている。ボス104の
高さはボス103よりも後基板体200の肉厚分
だけ高くなつており、従つて、前基板体100と
後基板体200とをネジ105により一体化した
場合には、ボス104の頂面は、後基板体200
の裏面に一致する。前基板体100の起立壁10
1,102も同様である。
(考案の効果) 本考案によれば、支持柱部を先細のテーパ型と
し、操作手段の後握手部材の装着孔をこれと相補
形状の孔としているので、支持柱先端と孔との径
に大きな差ができ、嵌合せの際の口合せが楽にで
きると共に、口合せの直後の嵌合せで操作手段を
軽く回し乍ら押し込んで行くだけで、支持柱係合
部と装着係合部との嵌り合で操作手段の嵌込み位
置決めも自と決定される。
又、テーパ型としてあるので、嵌込みの際には
嵌め込み圧力によつて両者をよりきつく嵌合させ
ておくことができるし、止着ビスによつて装着の
際にはテーパ面から生ずる反発力によつて、止着
ビスの締結力が強められより強固に装着される。
又、前握手部材と後握手部材とを連結する連結
腕のうちの少なくとも1本は、回動操作部材に設
けたスリツトを貫通して、後握手部材に設けてあ
る係合部の爪と係合させる一方、後握手部材の外
周面側より止着ネジで止着しているから、この止
着ネジを後握手部材の外周側面から直接にドライ
バで廻すことができ、後握手部材を基板から分離
しなくとも、前握手部材を後握手部材から分離す
ることができる。
又、前握手部材と後握手部材とを連結する連結
腕のうちの少なくとも1本は、後握手部材に設け
てある係合部の爪と係合させているので、止着ビ
スを緩めただけでは操作手段の3つの構成部材が
支持を失つて直ちには分解しないので、取外し作
業が楽に行なえる一方、止着ビスを緩めただけで
は、前握手部材と後握手部材との間隔を広げるこ
とができないので、回動操作部材を固定するため
異物を挿入するという不正行為を阻止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の打球発射操作装置を具備する
打球発射装置の断面図、第2図はその発射操作装
置の斜視図、第3図は弾発装置の斜視図、第4図
は発射操作装置の分解斜視図、第5図は回動操作
部材部分の部分断面図、第6図は操作手段の分解
斜視図、第7図は操作手段の断面図、第8図は発
射手段を取付けるため発射操作装置基板に設けた
支持柱の断面図、第9図は操作手段の前握手部材
と後握手部材との係合状態の説明図、第10図は
打球発射装置基板の別の構成を示す分解斜視図で
ある。 1……前面枠、2……発射操作装置、3……弾
発装置、9……空室、20……発射操作装置基
板、22……位置決め用突起、23……空室、2
4……作用空部、25……支持柱、27……軸受
盤、28……補強板、30……弾発装置基板、3
5……発射杵、36……回動軸、37……軸受装
置、40……付勢機構、41……付勢バネ、42
……レバー部材、45……駆動機構、46……モ
ータ、47……出力軸、48……カム、50……
調整機構、51……ギヤ環、54……接続部材、
53……微調整機構、59……操作手段、60…
…後握手部材、61……基部、61B……作業
穴、62……装着孔、63……中空部、65……
係合部、65A……爪、67……止着孔、68…
…作業穴、70……回動操作部材、71……操作
回動軸、72……指掛部、74……スリツト、7
5……スリツト、80……前握手部材、81……
中空体、82……軸受盤、84……連結腕、85
……溝、86……小孔、87……平坦部、88…
…照明ランプ、89……導電板、90……力伝達
機構、98……接続用嵌合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作回動軸が水平方向に設定された操作手段の
    操作力を力伝達機構を介して弾発装置の調整機構
    に伝え、弾発装置の発射杵に対する弾発力を調整
    して、打球の飛距離を加減操作可能にしたパチン
    コ機の打球発射操作装置に於て、 基板の前面に上記操作手段を装着するための支
    持柱を突設し、 該支持柱は先細状のテーパ型に形成されその外
    周面に軸方向に走る支持柱係合部が形成されて成
    り、 上記操作手段は、少なくとも、上記支持柱の軸
    方向に前後して位置する前握手部材及び後握手部
    材と、上記支持柱を回動可能に貫通し他端側が上
    記力伝達機構に連結された操作回動軸と、上記前
    握手部材及び後握手部材間に位置し上記操作回動
    軸に嵌装した回動操作部材とで構成し、 上記後握手部材の後部には、上記支持柱がその
    先端側から嵌ち込んで密嵌合するようテーパ型に
    穿たれた内面に支持柱に形成された支持柱係合部
    と係合する装着係合部が形成された装着孔を開設
    して、後方握手部材を支持柱に着脱自在に嵌装
    し、 上記前握手部材又は後握手部材の内部から複数
    本の連結腕を延在させ、該連結腕は上記回動操作
    部材のスリツトを貫通させて、後握手部材又は前
    握手部材の内部に設けた係合部の爪と係合させ、
    これにより上記前握手部材と後握手部材とを上記
    回動操作部材に対する所定の間隔を保つて着脱可
    能に結合する一方、 上記係合部のうち少なくとも1つは後握手部材
    に止着部として設け、この止着部に、対応する連
    結腕を、後握手部の外周面側より止着ネジで止着
    したことを特徴とするパチンコ機の打球発射操作
    装置。
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