JPH0533320Y2 - - Google Patents

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JPH0533320Y2
JPH0533320Y2 JP2427389U JP2427389U JPH0533320Y2 JP H0533320 Y2 JPH0533320 Y2 JP H0533320Y2 JP 2427389 U JP2427389 U JP 2427389U JP 2427389 U JP2427389 U JP 2427389U JP H0533320 Y2 JPH0533320 Y2 JP H0533320Y2
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roller
feed roller
blade
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、供給源から引出したシート材を常
に一定寸法に切断することができる簡易な構成に
係る巻きおしぼり製造装置に関するものである。
従来技術 喫茶店やレストランその他の飲食施設では、接
客サービスとしてタオル地の「巻きおしぼり」を
提供することが行なわれている。この種の施設で
は一日に多量の「巻きおしぼり」を使用するた
め、その殆どがおしぼり製造業者から納入された
ものを使用しているのが現状である。しかし、タ
オル地の「巻きおしぼり」は、反復使用すること
ができる反面、その再生処理が不完全であると極
めて不衛生となる問題もあるばかりでなく、コス
トが嵩む欠点もあつた。
そこで、安価で使い捨て可能な紙製や不織布製
等の「おしぼり」を、自家製造し得るコンパクト
なおしぼりの製造装置として、実開昭63−108730
号に係る考案「巻きおしぼり製造装置」が提案さ
れている。この考案に係る製造装置は、例えば紙
や不織布を材質とするおしぼり用のシート材をロ
ール状に巻回したシートロールが回転自在に装着
され、このシートロールから送りローラを介して
シート材が順次引出されるよう構成されている。
前記送りローラのシート材の給送方向下流側に
は、該シート材の給送経路に近接してシート材の
幅方向(給送方向と交差する方向)に延在する受
け刃が固定配置されている。また、該受け刃とシ
ート材を挟んで対向する位置に、切断刃を備える
回転軸が送りローラと平行に回転自在に配設され
ている。従つて、前記送りローラにより受け刃と
回転軸との間に給送されたシート材は、両刃の連
繋作用下にその給送方向と交差する方向に切断さ
れる。更に所定寸法長に切断されたシート材は、
無端ベルトと摩擦板との間に落下供給されて、こ
こでロール状に巻き込まれて所定直径の「巻きお
しぼり」が製造される。
考案が解決しようとする課題 前述した接客サービス用に提供される「巻きお
しぼり」は、その寸法が短尺であると手を充分に
拭くことができず、おしぼりとしての機能を充分
に発揮することができない。また、逆に長尺であ
ると、おしぼりとしての目的を達成することはで
きるが、その反面、材料のムダとなり安価で使い
捨て可能な紙製や不織布製であつても、コストが
嵩むことになる。
そのため、前述した製造装置では、シートロー
ルからシート材を引出す送りローラに回転検出手
段を配設し、この検出手段が所定値に達した時点
で、前記回転軸の駆動を開始して、前記切断刃と
受け刃との連繋作用下にシート材を切断してい
る。従つて、前記検出手段の設定値を一定にする
ことにより、シート材の定寸切断を達成すること
ができる。また、シート材を切断する際には、該
シート材の給送を停止させる必要があるため、前
記装置では、駆動モータと送りローラおよび回転
軸との連結部にクラツチを配設し、シート材を給
送している間は、前記回転軸の駆動を停止させ
る。そして、所定寸法長のシート材が給送された
ときにクラツチの入・切を行なつて、前記送りロ
ーラの駆動を停止させると共に、回転軸を始動さ
せることにより、停止状態のシート材を切断する
よう構成している。
しかし、この場合には前記検出手段が必要にな
ると共に、該検出手段の検知信号に基づいて、ク
ラツチの入・切の制御を行なう制御手段等が必要
となり、部品点数が多くなると共に、製造コスト
が嵩む難点がある。更に、送りローラや回転軸の
駆動手段との連結部が複雑となり、故障が発生し
易くなつたり、製造装置への組付けが煩雑となる
欠点も指摘される。
考案の目的 この考案は、前述した課題に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであつて、シート
材を常に一定寸法に切断し得る簡易な構成に係る
手段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達
成するため本考案は、供給源から引出されたシー
ト材を給送する送りローラと、該送りローラのシ
ート材の給送方向下流側に配設した固定刃と、前
記送りローラにより給送されるシート材を挟んで
固定刃と対向配置した回転ローラに取付けた回転
刃とからなり、前記固定刃と回転刃との連繋作用
下にシート材をその給送方向と交差する方向に切
断するようにした巻きおしぼり製造装置におい
て、前記送りローラに配設されて一体的に回転す
る歯車と、前記回転ローラに配設されて一体的に
回転し、前記歯車と噛合する歯車と、常には前記
シート材を送りローラに弾力的に圧接し、該シー
ト材の切断タイミングにおいて前記送りローラか
ら離間する押え板とからなり、駆動源により前記
歯車列を介して回転ローラと送りローラとを同期
的に回転させてシート材の給送を行なうと共に、
回転ローラに配設した回転刃と固定刃との連繋作
用下にシート材が切断されるタイミングで、前記
押え板を送りローラから離間させてシート材の給
送を停止させるよう構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る巻きおしぼり製造装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。第1図は、本考案が好適に実
施される巻きおしぼり製造装置の縦断面図を示
し、第2図はシート材の給送機構および切断機構
を示す要部概略斜視図である。
(ロールホルダについて) 図面に示す如く、矩形状に形成した底板10の
短手方向両側に一対の側板11,11が立設され
ると共に、長手方向両端にフロントパネル12と
リアパネル13とが対向的に配設され、これらの
部材により上方に開口する略矩形状の空間14が
画成される。この空間14内には、例えば不織布
を材質とするシートを中芯となる紙管にロール状
に巻き付けたシートロール15を自由回転可能に
収納するロールホルダ16が配設されている。す
なわち、このロールホルダ16の対向する側面
(一方のみ図示)には、第1図に示す如く、U字
状の段部16aが形成され、該段部16aにシー
トロール5の中芯や、該中芯に嵌合したホルダ
(何れも図示せず)が回転自在に支持される。
また、ロールホルダ16の上部前端には、該ホ
ルダ16に収納したシートロール15から引出し
たシート材15aを、後述する送りローラ21に
案内するべく機能する張出し部16bが形成され
ている。なお、この張出し部16bの所定位置
に、シートロール15から引出されるシート材1
5aの紙切れを検知する手段65が配設されてい
る。
ロールホルダ16には、後述する散水パイプ4
1に水を供給するための水タンク17が倒立状態
で着脱自在に収納される。すなわち、第1図に示
す如く、ロールホルダ16の底部には、水タンク
17の給水部17aを嵌挿する凹部16cが形成
され、この凹部16cから導出した給水管16d
は、前記底板10に設置したポンプ18の吸入管
18aに連通されている。また、ポンプ18の吐
出管18bは、散水パイプ41に供給管19を介
して連通接続されている。なお、前記水タンク1
7は、倒立状態で給水部17aを凹部16cに嵌
挿した時にのみタンク内の水を排出し得るよう構
成されている。従つて、水タンク17からポンプ
18を介して圧送される水は、後述する如く、散
水パイプ41に穿設した各散水孔41aからシー
ト材15aに散水供給される。
なお、前記凹部16cにはメツシユの粗いフイ
ルタ20が介装されており、シートロール15等
から生じる大きなゴミ等を補集して、ポンプ内に
ゴミが吸入されないよう構成してある。また、ポ
ンプ18の吐出管18b側には、メツシユの細か
いフイルタ(図示せず)が配設され、前記フイル
タ20で補集し得ない細かいゴミを補集し、前記
散水パイプ41に目詰りが生じるのを防止し得る
よう構成される。更に、これらフイルタは着脱自
在に配設されており、適宜取外して清掃すること
ができる。
(シート材の給送機構) 前記ロールホルダ16における張出し部16b
の下方には、第1図に示す如く、前記側板11,
11間に送りローラ21が回転自在に架設されて
いる。このローラ21の軸22には、第2図に示
す如く、一方の側板11から突出する端部に歯車
23が配設されている。また、前記空間14内に
モータ24が配設され、その回転軸における側板
11から突出する端部に歯車25が配設され、該
歯車25は、第2図および第3図に示す如く、後
述する回転刃取付ローラ35の軸37に配設した
歯車38を介して歯車23に噛合している。従つ
て、モータ24を駆動することにより、送りロー
ラ21は、第1図において反時計方向に回転す
る。なお送りローラ21には、半径方向外方に突
出する複数のOリング26が軸方向に所定間隔離
間して巻装され、このOリング26は、シート材
15aを円滑に引出すべく機能する。
前記送りローラ21を挟んでロールホルダ16
と反対側には、第1図に示す如く、前記両側板1
1,11間に軸27を送りローラ21と平行に架
設され、この軸27に「く」字状の押え板28が
枢支されている。すなわち、押え板28の下部折
曲片28aには、長手方向両端に送りローラ21
から離間する方向に突出する突片28b,28b
が形成され、軸27は両突片28b,28bに挿
通されている。また、押え板28の上部折曲片2
8cを挟んで送りローラ21と反対側に捩りばね
29が配設され、この捩りばね29は、上部折曲
片28cを常に送りローラ21のOリング26に
圧接するべく機能する。従つて、前記シートロー
ル15から引出したシート材15aを、Oリング
26と押え板28との間に介装すれば、シート材
15aは送りローラ21に圧接されるので、該ロ
ーラ21の回転に伴つてシート材15aはシート
ロール15から順次引出される(第6図a参照)。
また、送りローラ21と押え板28との間に
は、該ローラ21に沿つてガイド30が垂直に配
設され、このガイド30は送りローラ21により
給送されるシート材15aを垂直下方に案内する
べく機能する。このガイド30には、送りローラ
21に巻装したOリング26の配設位置と対応す
る位置に、第2図に示す如く、上方に開放する切
欠30aが形成されている。そして、送りローラ
21のOリング26を、第1図に示す如く、該ガ
イド30の切欠30aから押え板28方向に突出
するよう構成してある。すなわち、ガイド30
は、送りローラ21のOリング26によるシート
材15aの給送を許容すると共に、シート材15
aの給送方向先端が送りローラ21に巻き込まれ
るのを防止するべく機能する。
(シート材の切断機構) 前記送りローラ21の下方において、該ローラ
21から垂下給送されるシート材15aの右側
に、逆「く」字状に形成された固定刃用ブラケツ
ト31が、前記両側板11,11間に架設した軸
32に回動自在に枢支されている。すなわち、固
定刃用ブラケツト31の下部折曲片31aには、
長手方向両端に背面側(送りローラ21から垂下
給送されるシート材15aから離間する方向)に
突出する突片31b,31b(一方のみ図示)が
形成され、軸32は両突片31b,31bに挿通
されている。この固定刃用ブラケツト31の上部
折曲片31cには、フロントパネル12方向を指
向する固定刃33が長手方向に沿つて配設され、
この固定刃33は、シート材15aの幅寸法より
も長尺な長さ寸法に設定されている。また、固定
刃用ブラケツト31が枢支される軸32には、捩
りばね34が介装され、このばね34によりブラ
ケツト31および固定刃33は、後述する回転刃
36方向に常時弾力付勢されている。
前記押え板28の下方には、送りローラ21か
ら垂下するシート材15aを挟んで固定刃用ブラ
ケツト31と対向すると共に、該固定刃用ブラケ
ツト31と平行に延在する回転刃取付ローラ35
が、両側板11,11間に回転自在に架設されて
いる。そしてこのローラ35には、ローラ35の
軸方向に沿つて延在する回転刃36が、その刃先
を半径方向外方に突出させた状態で配設されてい
る。なお、回転刃36は、ローラの軸心に対して
若干の角度をもつて配設されており、シート材1
5aを切断するに際し回転刃取付ローラ35を回
転させると、回転刃36と固定刃33とは、長手
方向の一端から他端に向けて順次当接する。
また、回転刃取付ローラ35の軸37には、一
方の側板11から突出する端部(前記送りローラ
21の軸22に配設した歯車23が配設される端
部と同一端部)に歯車38が配設されている。こ
の歯車38は、第2図に示す如く、前記モータ2
4に連結された歯車25と、送りローラ21の軸
22に配設した歯車23とに共通的に噛合してお
り、モータ24を駆動することにより回転刃取付
ローラ35は第1図において時計方向に回転す
る。すなわち、回転刃36を配設した回転刃取付
ローラ35と送りローラ21とは、前記歯車列2
5,38,23を介して同期的に回転駆動される
ので、シートロール15から引出されたシート材
15は、常に一定寸法で切断される。なお、各歯
車25,38,23の歯数比を変えることによ
り、シート材15aの切断寸法を変更することが
可能である。
前記回転刃取付ローラ35における前記側板1
1の内方の軸端(歯車38が配設される端部と反
対側)に、ローラ35と一体的に回転するカム3
9が配設されている。このカム39の外周には、
第3図に示す如く、半径方向外方に突出する突部
39aが形成され、この突部39aは前記押え板
28における下部折曲片28aの下端に当接する
よう設定されている。また、該突部39aは、前
記回転刃36が回転しつつ固定刃33と当接して
いる間(シート材15aを切断する間)、前記押
え板28の下部折曲片28aに当接するように、
その形成範囲が設定されている。従つて、回転刃
取付ローラ35が回転し、カム39の突部39a
が押え板28に当接すると、第6図cに示す如
く、押え板28は前記軸27を中心に反時計方向
に回動し、上部折曲片28cがOリング26から
離間し、シート材15aは送りローラ21に押圧
されなくなる。そして、このタイミングで回転刃
36と固定刃33とが当接し、シート材15aは
その給送方向と交差する方向に切断される。
すなわち、前記押え板28の上部折曲片28c
がOリング26から離間する結果、送りローラ2
1が回転しても、シート材15aは該ローラ21
上でスリツプするだけで積極的な送りが付与され
なくなる。これにより、回転刃36と固定刃33
との連繋作用下にシート材15aが切断される際
に、該シート材15aが移動して切断面が歪んだ
りすることがなく、整つた切断面を得ることがで
きる。また、前記送りローラ21の駆動を停止さ
せる必要がないので、クラツチ等の切離り手段を
配設する必要がなく、構造が簡単になる。
なお、前記回転刃取付ローラ35におけるカム
39の配設端部と反対側に、第2図に示す如く、
該ローラ35より大径のローラ66が配設されて
いる。また、前記固定刃33における軸方向の両
端部に、固定刃33の刃部から回転刃取付ローラ
35方向に突出する突部67,67が形成され、
前記ローラ66と対向する突部67は、前記捩り
ばね34の弾力作用下に常にローラ66に当接す
るよう構成されている。これにより、回転刃36
と固定刃33との連繋作用時以外は、回転刃取付
ローラ35と固定刃33の刃部との間に、シート
材15aの通過を許容する隙間が画成される。
更に、前記他方の突部67は、回転刃取付ロー
ラ35に配設したカム39よりも内側に位置する
回転刃36の端部と対向する位置に臨んでおり、
該突部67は、回転する回転刃36を固定刃33
の刃部に確実に案内するべく機能する。なお、回
転刃36は、前述した如く、回転刃取付ローラ3
5の軸心に対して所要の角度をもつて配設されて
おり、カム39に近接する端部から順次固定刃3
3と当接するように設定されている。すなわち、
回転刃取付ローラ35と一体的に回転する回転刃
36は、先ず、その長手方向一端が固定刃33の
突部67に当接し、該突部67に案内されて固定
刃33を捩りばね34の弾力に抗して揺動させつ
つ固定刃33の刃部に到る。従つて、回転刃36
の刃部と固定刃33の刃部とは、確実に当接する
と共に、捩りばね32の弾力により常に一定の圧
力で圧接されるので、シート材15aを円滑に切
断することができる。
なお、固定刃33を製造装置9に固定した場合
は、回転刃36における刃部の移動軌跡に対する
固定刃33における刃部の位置を、極めて高い精
度で設定する必要があり、該固定刃33の位置決
めが正確になされていないと、シート材15aが
切断されなかつたり、両刃36,33が衝突して
刃部を破損する原因となる。しかし当該切断機構
では、固定刃33は前記軸32を中心に揺動する
と共に、前記突部67により回転刃36を固定刃
33の刃部に円滑に案内し得るよう構成してある
ので、該固定刃33を高精度で位置決めする必要
はなく、組付け作業を容易に行ない得る利点があ
る。
(水皿と散水パイプについて) 前記固定刃用ブラケツト31の下方には、後述
する巻きおしぼり製造部43にシート材15aを
案内すると共に、散水パイプ41から散水される
水を受ける水皿40が、下方に向かうに従いフロ
ントパネル12に近接する下り勾配となるよう傾
斜配置されている。この水皿40は、巻きおしぼ
り製造部43の位置決め部材62に着脱自在に載
置されており、清掃やメンテナンスを行なうに際
して製造装置9から容易に取外し得るよう構成さ
れている(第4図参照)。また、水皿40の上端
は、第1図に示す如く、固定刃用ブラケツト31
における下部折曲片28aの背面側(シート材1
5aの給送経路を指向する方向と反対側)に臨ん
でおり、上方から給送されるシート材15aが水
皿40の背面側に入り込むのを確実に防止して、
シート材15aを水皿40の前面側に案内するよ
う構成してある。
この水皿40は、第1図および第4図に示す如
く、垂直な背面板40aと、該背面板40aの長
手方向に適宜の間隔で配設した複数のリブ40b
とからなり、このリブ40bの下端部はフロント
パネル方向に膨出すると共に、各リブ40bの前
面側は堰止め材40cにより連結されている。ま
た、堰止め材40cと背面板40aとの間に穴4
0dが画成され、この穴40dは前記散水パイプ
41から散水された水の一部を、巻きおしぼり製
造部43を移送されるシート材15aに滴下させ
るべく機能する。
第3図に示す如く、水皿40の前面側の両側板
11,11間には、前記散水パイプ41が着脱自
在に架設されている。この散水パイプ41には水
皿40を指向する散水孔41aが複数穿設され、
この散水孔41aからは前記水タンク17からポ
ンプ18を介して圧送された水が、水皿40の背
面板40aに向けて散水される。これにより、送
りローラ21から垂下して水皿40における背面
板40aの前面に位置するシート材15aに、お
しぼりとして必要な湿り気が与えられる(第6図
b参照)。また、シート材15aに吸湿されなか
つた水は、水皿40の下端部に形成した穴40d
から、後述する巻きおしぼり製造部43を移送さ
れるシート材15aに滴下し、水皿部での湿り気
の不足を補うよう構成してある。
前記ポンプ18の吐出管18bと散水パイプ4
1とを連通接続する供給管19には、ポンプ18
から圧送される水の圧力を調整するスロツト弁4
2が介装されている。また、供給管19に逆止弁
90が介装され、散水が終了した際に散水パイプ
41および供給管19内に残つている全ての水
が、ポンプ18に逆流しないよう構成してある。
すなわち、散水パイプ41および供給管19内に
水が残つていないと、次回の散水の際に、ポンプ
18により圧送される水が散水パイプ41に到る
までに時間が掛かり、散水タイミングにズレを生
ずるので、常に散水パイプ41および供給管19
内に水を残しておくことにより、散水タイミング
のズレを有効に防止することができる。
(巻きおしぼり製造部について) 前記シート材15aの切断機構部から所定間隔
離間した下方の両側板11,11には、フロント
パネル12から離間するに従い下方に傾斜する一
対のガイドレール54,54が対向的に配設され
ている。そして、このガイドレール54,54
に、巻きおしぼり製造装置9が摺動自在に載置さ
れる。また、当該巻きおしぼり製造部43は、第
4図に示す如く、巻きおしぼり製造装置9から取
外すことができ、清掃やメンテナンス等を容易に
行ない得るよう構成されている。
この巻きおしぼり製造部43は、第1図および
第4図に示す如く、所定間隔離間して対向的に配
設した一対の支持フレーム44,44の長手方向
両端部に、従動ローラ45と駆動ローラ46とを
回転自在に備え、両ローラ45,46間に無端ベ
ルト47が巻き掛けられている。また、駆動ロー
ラ46の軸方向一端に歯車57が同軸的に配設さ
れ、この歯車57は、当該巻きおしぼり製造部4
3を巻きおしぼり製造装置9内に収納配置した際
に、前記空間14内に配設したモータ55の回転
軸に配設した歯車56と噛合するよう構成してあ
る。従つて、モータ55を駆動すれば、両歯車5
6,57の噛合作用下に無端ベルト47を所定方
向に走行させることができる。
前記両支持フレーム44,44の略中間位置に
は、無端ベルト47の上部搬送部を挟んで、走行
方向に所定間隔離間して第1固定ローラ48と第
2固定ローラ49とが架設されている。そして、
両ローラ48,49に当接して間を通過する無端
ベルト47は、該ベルト47の走行方向に向かつ
て固定ベルト51(後述)に近接する傾斜が付与
される。また、前記両ローラ48,49の間にお
いて、無端ベルト47の上方位置には、両ローラ
48,49と平行に延在する第3固定ローラ50
が配設されている。この第3固定ローラ50は、
後述する如く、無端ベルト47により移送される
シート材15aの先端が固定ベルト51に当接し
た際に、該シート材15aの先端が無端ベルト4
7の走行方向と逆方向に移動するのを規制するべ
く機能する。
前記両支持フレーム44,44の上下両端に
は、対向する支持フレーム方向に突出する張出し
部44a,44bが形成され、上方の対向する張
出し部44a,44aの下面に、固定ベルト51
の一端を固定したブラケツト52が着脱自在に配
設される。また、下方の対向する張出し部44
b,44bの上面には、固定ベルト51の他端部
を固定したブラケツト53が着脱自在に配設され
ている。すなわち、固定ベルト51は、第1図に
示す如く、無端ベルト47の搬送面から所定間隔
離間すると共に、第1固定ローラ48の配設位置
から駆動ローラ46を取囲むように延在してい
る。
前記上方のブラケツト52における無端ベルト
47の走行方向下流側の端部は、前記第3固定ロ
ーラ50よりも下流側において無端ベルト47に
近接する傾斜が付されている。そして、この傾斜
部に沿つて延在する固定ベルト51の傾斜部51
aに、前記第1固定ローラ48および第2固定ロ
ーラ49の間を通過する無端ベルト47が指向す
るよう設定されている。従つて、該無端ベルト4
7により移送されるシート材15aの先端は、第
6図dに示す如く、固定ベルト51の傾斜部51
aに確実に当接する。また、第3固定ローラ50
は固定ベルト51の傾斜部51aよりも上流側に
配設されているので、固定ベルト51に当接して
移送方向と逆方向に折り返されたシート材15a
の先端は、当該第3固定ローラ50に当接して内
側に巻き込まれ、ロール巻きの巻き込み始端が確
実に形成される。なお、無端ベルト47と固定ベ
ルト51との離間寸法を調節自在に構成すること
により、製造するべき「巻きおしぼり」の直径寸
法を任意に設定することが可能となる。
前記支持フレーム44,44における従動ロー
ラ45に近接する位置に、前記水皿40を載置す
る逆L字型の位置決め部材62,62(一方のみ
図示)が配設されている。また、支持フレーム4
4,44における下部張出し部44b,44bの
従動ローラ45の下方位置に、先端部が鈎状に形
成されたブラケツト63が架設され、このブラケ
ツト63の先端部が前記ガイドレール54,54
の先端に係止されて、当該巻きおしぼり製造部4
3の位置決めがなされる。更に、前記無端ベルト
47を走行駆動させる際には、巻きおしぼり製造
部43を駆動ローラ46を中心に反時計方向に回
動させる反力が加わるが、前記ブラケツト63
は、この反力により製造部43が回動するのを防
止する機能も兼ねている。なお図面において符号
64は、巻きおしぼり製造部43で製造した「巻
きおしぼり」を、後述する受け皿兼用蓋58に案
内する案内板を示す。
(フロントパネル、リアパネルおよびトツプパ
ネルについて) 前記底板10の前面側に配設したフロントパネ
ル12は、その下方に受け皿兼用蓋58が開閉自
在に枢支され、前記巻きおしぼり製造部43で製
造された「巻きおしぼり」は、第5図に示す如
く、該蓋58を開放することにより取出し得るよ
う構成してある。すなわち、フロントパネル12
の下部には、図示形状の凹部12aが形成され、
該凹部12aの下端に受け皿兼用蓋58がピン5
9を介して回動自在に枢支されている。なお、受
け皿兼用蓋58の側面に凸部(図示せず)が形成
されると共に、前記凹部12aの内側面には、受
け皿兼用蓋58を開閉した際に凸部と対応する位
置に、夫々嵌凹部(図示せず)が形成されてお
り、当該蓋58は、凸部と嵌凹部との嵌合作用下
に位置決めされる。
また、前記凹部12aの傾斜する上板に開口1
2bが開設され、この開口12bから、前記巻き
おしぼり製造部43で製造された「巻きおしぼ
り」が受け皿兼用蓋58内に落下する。なお、フ
ロントパネル12の前面側には、第5図に示すよ
うに、始動ボタンや製造する「巻きおしぼり」の
本数を設定するボタンおよび表示ランプ等が配設
される。また、底板10の背面側に配設したリア
パネル13には、前記モータ24やポンプ18等
の制御部品を配設した制御部60が設けられてい
る。
前記両側板11,11、フロントパネル12お
よびリアパネル13により画成される空間14の
上部開口には、これを閉成するトツプパネル61
が、第3図に示す如く、リアパネル13に近接す
る端部を支点として開閉可能に配設されている。
また、このトツプパネル61は、必要に応じて製
造装置9から取外すことができるよう構成してあ
る。
第1図に示す如く、トツプパネル61の中央部
は上方に膨出する弧状に形成され、前記ロールホ
ルダ16に収納したシートロール15の上部を覆
い得るよう構成してある。また、該弧状部61a
から前面側の水平部に到る部位には、下方に突出
するリブ61bが幅方向(シート材15aの給送
方向と交差する方向)に亘つて形成されている。
更に、ロールホルダ16の張出し部16bの前端
に対応する位置に、リブ61bと平行な押え91
が配設され、リブ61bおよび押え91は、シー
トロール15から引出されたシート材15aを、
前記ロールホルダ16の張出し部16bに当接さ
せて、前記紙切れ検知手段65を作動させるべく
機能する。なお、第5図において、符号92は、
側板11の外側に配設した化粧板を示す。
実施例の作用 次に、実施例に係る巻きおしぼり製造装置の作
用および「巻きおしぼり」の製造工程につき説明
する。
先ず、第6図aに示す如く、前記ロールホルダ
16に収納したシートロール15からシート材1
5a先端を引出し、これを前記送りローラ21と
押え板28との間に介装する。なおこのとき前記
回転刃36は、固定刃33から離間した直後の状
態になつている。また、ロールホルダ16内に
は、水を充填した水タンク17を倒立させた状態
で収納してある。
この状態で始動ボタンを押すと、モータ24が
駆動されて前記歯車25,38,23を介して回
転刃取付ローラ35および送りローラ21が相互
に反対方向に回転する。これにより、ロールホル
ダ16内に回転自在に収納されたシートロール1
5からシート材15aが引出され、該シート材1
5aは送りローラ21に近接して配設したガイド
30に沿つて垂直下方に給送される。
そしてシート材15aが所定長さだけ下方に給
送されて、該シート材15aの先端が前記固定刃
33および回転刃取付ローラ35の間に画成され
た隙間を通過して水皿40の前面にまで垂下する
と、所要のタイミングで前記ポンプ18が付勢さ
れる。これにより、第6図bに示す如く、水タン
ク17からポンプ18を介して散水パイプ41に
圧送される水が、各散水孔41aを介してシート
材15aに散水される。
前記回転刃取付ローラ35が所定角度まで回転
すると、該ローラ35の軸端部に配設したカム3
9の突部39aが押え板28に当接し、該押え板
28の上部折曲片28cを送りローラ21から離
間させる(第6図c参照)。これにより、シート
材15aには積極的な送りが付与されなくなる。
更に回転刃取付ローラ35が回転すると、回転刃
36の軸方向一端近傍が前記固定刃33の突部6
7に当接し、該突部67を摺接しつつ固定刃33
の刃部に案内される。また、固定刃33は前記軸
32を中心に揺動可能に構成されているので、回
転刃36が固定刃33と当接しつつこれを揺動さ
せて、シート材15aを切断するに到る。回転刃
36が固定刃33から離間すると、回転刃36に
より押圧されていた固定刃33は前記突部67を
大径のローラ66に当接する初期位置に戻り、次
回の切断を待機する。なお、前記ポンプ18は適
宜のタイミングで停止されて、前記散水パイプ4
1からの散水は停止される。
このように、前記モータ24により回転駆動さ
れる歯車25と噛合する歯車38と一体的に回転
する回転刃取付ローラ35に、前記回転刃36を
設けたことにより、シート材15aは当該ローラ
35が一回転する毎に切断される。また、送りロ
ーラ21は歯車38と噛合する歯車23と一体的
に回転するので、回転刃取付ローラ35と送りロ
ーラ21との回転比は常に一定である。従つて、
回転刃取付ローラ35が一回転する間に、送りロ
ーラ21によりシートロール15から引出される
シート材15aの長さ寸法は一定であり、これに
よりシート材15aの定寸切断を達成し得る。更
に、回転刃36と固定刃33との連繋作用時に
は、回転刃取付ローラ35と一体的に回転するカ
ム39により、前記シート材15aを送りローラ
21に圧接する押え板28を送りローラ21から
離間させて、シート材15aの給送を停止させる
ことができる。
また、固定刃33を揺動可能に構成すると共
に、該固定刃に回転刃36を案内する突部67を
設けたことにより、回転刃36は固定刃33の刃
部に円滑に案内されると共に、回転刃36と固定
刃33は一定の圧力(捩りばね34の弾力)で圧
接されるので、シート材15aの確実な切断を達
成し得る。
所定寸法長のシート材15aが切断されると、
該シート材15aの上部は水皿40から離間する
方向に倒れ込み、巻きおしぼり製造部43の無端
ベルト47に接触する。なお、このとき、シート
材15aの上部が前記散水パイプ41に接触しつ
つ倒れ込むので、散水パイプ41の各散水孔41
aに付着している水滴を拭くことができる(第6
図c参照)。
前記製造装置9内に配設した前記モータ55
は、該製造装置9の運転が開始されると同時に駆
動するので、該モータ55の歯車56およびこれ
と噛合する歯車57を介して駆動ローラ46が時
計方向に回転し、無端ベルト47を走行させてい
る。従つて、該無端ベルト47上に倒れ込んだシ
ート材15aは、無端ベルト47によつて移送さ
れる。このとき、シート材15aの下端部は、水
皿40におけるリブ40bの下部膨出部に位置し
ているので、この下端部が折曲されてシート材1
5aの走行方向先端は、シートが二重に重なつた
状態になる。そして、この状態でシート材15a
の先端が、前記第1固定ローラ48および第2固
定ローラ49の配設位置まで移送されると、該両
ローラ48,49間を通過する無端ベルト47が
傾斜されている結果として、シート材15aの先
端は、第6図dに示す如く、前記固定ベルト51
の傾斜部51aに当接する。
前記無端ベルト47は連続的に走行しているの
で、固定ベルト51に当接するシート材15aの
先端は移送方向と逆方向に折り返された後、内側
へ巻き込まれてロール巻きの始端が形成される。
このとき、仮に固定ベルト51に当接したシート
材15aの先端が移送方向と逆方向に折り返され
た後、内側へ巻き込まれないまま送りが進行する
と、該端部は移送方向と逆方向に移動してロール
巻きがなされなくなる。しかし、前述した如く、
シート材15aの先端が当接する固定ベルト51
の上流側に第3固定ローラ50が配設されている
ので、シート材15aが移送方向と逆方向に移動
しても、該端部は第3固定ローラ50に当接して
内側に巻き込まれ、確実にロール巻きの始端を形
成することができる。
前記ロール巻きの始端が形成されたシート材1
5aは、固定ベルト51と無端ベルト47との間
を移送しつつ転動されて所定直径にまで巻回され
る。このロール巻きされたシート材15aは、第
6図dに示すように、前記ガイドレール54,5
4に架設した案内板64を介して前記フロントパ
ネル12の開口12bから受け皿兼用蓋58に落
下する。従つて、第5図に示す如く、該蓋58を
開放すれば、「巻きおしぼり」を取出すことがで
きる。
考案の効果 以上説明した如く、本考案に係る巻きおしぼり
製造装置によれば、送りローラと回転刃を備えた
回転ローラとを歯車列で連結したので、回転ロー
ラが一回転する間に、送りローラにより給送され
るシート材の長さ寸法が一定となり、回転刃と固
定刃との連繋作用下に切断されるシート材の長さ
寸法は常に一定になる。しかも、回転刃と固定刃
とによりシート材を切断するタイミングで、シー
ト材を送りローラに圧接する押え板を離間させる
だけで、シート材15aの給送を一時的に停止さ
せることができる。従つて、送りローラや回転ロ
ーラにクラツチ等を配設する必要がなく、極めて
簡易な構成で、シート材の定寸切断を達成するこ
とができ、製造コストを低減すると共に、組付け
作業の簡略化も図り得る、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例に係る巻きおし
ぼり製造装置の縦断面図、第2図はシート材の給
送機構および切断機構を製造装置の一方の側板を
取外して示す概略斜視図、第3図は第1図に示す
製造装置からフロントパネルを取外した状態を示
す概略斜視図、第4図は第3図に示す状態から巻
きおしぼり製造部および水皿を取外した状態を示
す概略斜視図、第5図は巻きおしぼり製造装置の
外観斜視図、第6図a,b,c,dは巻きおしぼ
りの製造工程を経時的に示す説明図である。 15a……シート材、21……送りローラ、2
3……歯車、24……モータ、28……押え板、
33……固定刃、35……回転刃取付ローラ、3
6……回転刃、38……歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 供給源から引出されたシート材15aを給送す
    る送りローラ21と、該送りローラ21のシート
    材15aの給送方向下流側に配設した固定刃33
    と、前記送りローラ21により給送されるシート
    材15aを挟んで固定刃33と対向配置した回転
    ローラ35に取付けた回転刃36とからなり、前
    記固定刃33と回転刃36との連繋作用下にシー
    ト材15aをその給送方向と交差する方向に切断
    するようにした巻きおしぼり製造装置において、 前記送りローラ21に配設されて一体的に回転
    する歯車23と、 前記回転ローラ35に配設されて一体的に回転
    し、前記歯車23と噛合する歯車38と、 常には前記シート材15aを送りローラ21に
    弾力的に圧接し、該シート材15aの切断タイミ
    ングにおいて前記送りローラ21から離間する押
    え板28とからなり、 駆動源24により前記歯車列23,38を介し
    て回転ローラ35と送りローラ21とを同期的に
    回転させてシート材15aの給送を行なうと共
    に、回転ローラ35に配設した回転刃36と固定
    刃33との連繋作用下にシート材15aが切断さ
    れるタイミングで、前記押え板28を送りローラ
    21から離間させてシート材15aの給送を停止
    させるよう構成した ことを特徴とする巻きおしぼり製造装置。
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