JPH053364Y2 - - Google Patents

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JPH053364Y2
JPH053364Y2 JP1984079405U JP7940584U JPH053364Y2 JP H053364 Y2 JPH053364 Y2 JP H053364Y2 JP 1984079405 U JP1984079405 U JP 1984079405U JP 7940584 U JP7940584 U JP 7940584U JP H053364 Y2 JPH053364 Y2 JP H053364Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は車両用空調装置に関するものであ
る。
(ロ) 技術的背景及び問題点 従来、この種の車両用空調装置としては、第4
図、第5図および第6図に示すようなものがあ
る。
まず第4図の従来例においては、ヒータユニツ
ト5内に流入してきた空気はメインエアミツクス
ドア9により上方と下方とに分流され、上方の流
れは冷風として流れ、下方の流れはヒータコア7
を通過中に加熱されて温風として流れ、その下流
のエアミツクスチヤンバ25において両者が混合
される。ところが、この従来例ではエアミツクス
チヤンバ25内における冷風と温風との流れが略
平行状態となつて両者の混合性が悪く、良好な温
度コントロールを得ることが困難となる傾向があ
る。
これに対して、第5図に示すようにエアミツク
スチヤンバ25の入口の絞りガイド47,47を
ヒータユニツト5の内部方向にかなり長く延設し
て冷風と温風との混合性を向上させたものが提案
されている。しかしこの場合は、冷房または換気
時の冷風路1を極端に絞つた状態となり、ヒータ
ユニツト5内における空気流に対する抵抗があま
りにも大き過ぎるため、ブロワの容量を大きくし
なければならない等の欠点が出る恐れがあつた。
さらに第6図に示すように、冷風路1と温風路
3を形成するヒータユニツト5内のヒータコア7
部に、前記温風路3を開閉しヒータコア7への空
気導入量を調整可能なメインエアミツクスドア9
を空気流入方向に向けて設けると共に、このメイ
ンエアミツクスドア9と対向するヒータユニツト
5内壁面に、冷風路1を開閉可能なサブエアミツ
クスドア11を空気流出方向に向けて設け、これ
ら両ドア9,11が略平行関係を維持するように
連動構成されたものが提案されている(実公昭59
−2969号公報参照)。そしてこの従来例の場合に
は、メインエアミツクスドア9を温風路3の閉塞
方向へ調節して、サブエアミツクスドア11側の
冷風路1への空気流が多くなるときにはサブエア
ミツクスドア11を開くように連動させることに
より、サブエアミツクスドア11が抵抗になるこ
とを少なくし、同時にサブエアミツクスドア11
の案内作用によつて冷風と温風との混合性を向上
させることができる。しかしメインエアミツクス
ドア9とサブエアミツクスドア11とが連動リン
クによつて開閉両方向に連動連結されており、メ
インエアミツクスドア9の開閉調整後はサブエア
ミツクスドア11のメインエアミツクスドア9に
対する相対位置は開閉いずれの方向にも固定とな
つているため、ブロワの回転をアツプさせて風量
を増すと、この増加した空気流がサブエアミツク
スドア11によつて通路面積が縮小されている冷
風路1を無理に通過することとなり、大きな風切
音が発生して車室内の静けさを阻害するという問
題点があつた。
このような問題に対しては、実開昭52−137447
号に記載されているものを応用して、サブエアミ
ツクスドア11をスプリングで常時閉方向へ付勢
する構造とし、第6図の位置で風量が急増したと
きにはサブエアミツクスドア11がスプリングの
付勢に抗して開方向へ退避するようにし、通路面
積を適宜拡大することが考えられる。
しかし、第6図のようにドア9,11の基部を
リンクで連動連結する構造を前提にサブエアミツ
クスドア11にスプリングを設ける場合は、サブ
エアミツクスドア11がリンクに対して開方向へ
は相対回転自在であり、且つ閉方向へは例えば第
6図の位置でスプリングによる付勢力を受け止め
リンクに対して相対的に位置決めるストツパを設
けなければならない。さらに、リンクは両ドア
9,11の基部側を単に連結するに過ぎず、スプ
リング付勢力が両ドア9,11を開閉する力にそ
のままかかることとなり、両ドア9,11をスム
ーズに動かすには大きな操作力が必要となる。こ
のためメインエアミツクスドア9をアクチユエー
タによつて駆動し両ドア9,11を連動させる場
合には、大きなメインエアミツクスドアアクチユ
エータが必要となる。さらに、サブエアミツクス
ドア11が大風量によつてスプリング付勢力に抗
し開方向へ退避した後、再びスプリング付勢力に
よつて閉方向へ戻りストツパによつて支持された
ときサブエアミツクスドア11は長く振動する恐
れがある。
(ハ) 考案の目的 この考案はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、冷風と温風との混合性が良好
で、しかも通風抵抗の増加を押さえることができ
ると共に風量変化に係わらず風切音の発生を少な
くすることができ、且つ特別なストツパは必要で
はなく、操作力を軽減し振動を抑制することので
きる車両用空調装置の提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 この目的を達成するためにこの考案は、エバポ
レータ下流の風路を直通の冷風路とヒータコアを
通過させる温風路とし、前記冷風路と温風路との
間で基部が回転自在に支持され、先端部が上流側
に指向して前記回転により冷風路閉位置と温風路
閉位置との間を移動自在なメインエアミツクスド
アと、前記メインエアミツクスドアの基部に対し
て冷風路を挟んだ壁際に基部が回転自在に支持さ
れ先端部が下流側に指向して前記回転により冷風
路閉位置と同開位置との間を移動自在なサブエア
ミツクスドアと、前記サブエアミツクスドアを冷
風路閉方向へ付勢する付勢手段と、前記メインエ
アミツクスドアの基部側に一体的に設けられ、先
端が下流側へ指向したドア連動用の支持ロツドと
を備え、前記メインエアミツクスドアの冷風路閉
位置で冷風路閉位置のサブエアミツクスドアの先
端を前記支持ロツドの側部で支持すると共に、両
者の交角を鋭角に設定し、前記メインエアミツク
スドアが温風路閉位置にあるとき支持ロツドの先
端が冷風路開位置にあるサブエアミツクスドアの
閉方向前面側を支持するように前記支持ロツドの
長さを形成する構成とした。
(ホ) 実施例 以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、この考案に係る車両用空調装置の一
実施例を示す断面図である。
まず構成を説明すると、この車両用空調装置
は、車室内空気と外気とを選択的に導入するイン
テークドア13を有するインテークユニツト15
と、このインテークユニツト15から導入される
空気を加勢するブロワ17と、このブロワ17を
回転駆動するモータ19とからなるブロアアツセ
ンブリ21を有している。このブロワアツセンブ
リ21の下流側にはクーラユニツト23を有し、
このクーラユニツト23の下流側には、冷風路1
と温風路3を形成してなるヒータユニツト5が設
けられている。このヒータユニツト5の下流には
エアミツクスチヤンバ25が連設され、このエア
ミツクスチヤンバ25内で冷風と温風とを混合し
た後、その空気を目的に応じて流出させるように
構成している。
そのため、エアミツクスチヤンバ25にはフロ
アドア27を有するフロア用吹出口29、ベント
ドア31を有するベント用吹出口33、デフロス
タドア35を有するデフロスタ用吹出口37が設
けられている。
一方、前記ヒータユニツト5の内部温風路3に
は、空気を通過加熱して温風とするヒータコア7
が設けられている。このヒータコア7の上流側上
部には、空気の流入方向に向けて配置され、温風
路3を開閉してヒータコア7への導入空気量を調
整するメインエアミツクスドア9が回動自在に支
持されている。したがつて、冷風路1と温風路3
との間でメインエアミツクスドア9の基部が回転
自在に支持され、その先端部が上流側に指向した
構成となつている。また、メインエアミツクスド
ア9の回転により冷風路閉位置(第1図上側2点
鎖線位置)と温風路閉位置(第1図下側2点鎖線
位置)との間を移動自在な構成となつている。こ
のメインエアミツクスドア9は、クーラユニツト
23側から流入してきた空気をヒータコア7へ流
したり、ヒータコア7への空気の流入を遮断した
り、あるいはヒータコア7およびヒータコア7の
上部側すなわち冷風路1の両方に空気を所望通り
に配分して流すためのものである。
前記メインエアミツクスドア9の上側において
メインエアミツクスドア9の基部に対して冷風路
1を挟んだヒータユニツト5の壁際には、基部が
回転自在に支持され先端部が下流側に指向して前
記回転により冷風路閉位置(第1図下側2点鎖線
位置)と同開位置(第1図上側2点鎖線位置)と
の間を移動自在であり、冷風路1を開閉可能なサ
ブエアミツクスドア11が回動自在に支持されて
いる。このサブエアミツクスドア11は、ヒータ
コア7の上方すなわち冷風路1における空気の流
れを開閉制御し、その案内作用により温風と冷風
との混合性を向上させる働きをするものである。
このサブエアミツクスドア11は基端側をヒータ
ユニツト5の内壁面に回動軸39を介して回動自
在に支持され、先端側はメインエアミツクスドア
9の基端側の回動軸41に固設したドア連動用の
支持ロツド43に支持されている。すなわち、支
持ロツド43はメインエアミツクスドア9の基部
側に一体的に設けられ、先端が下流側へ指向した
構成となつている。そして、サブエアミツクスド
ア11は、基端側の回動軸39に支持した付勢手
段としてのトルクスプリング45により冷風路1
を常時閉塞する方向に付勢されている。したがつ
て、サブエアミツクスドア11はメインエアミツ
クスドア9に対して連動可能に連結され、その開
度位置で冷風路1の閉塞方向への動きが支持ロツ
ド43によつて規制されるとともに、開方向へは
トルクスプリング45に抗して或る風圧の風でも
つて回動可能な状態となつている。
一方、この考案の実施例では、メインエアミツ
クスドア9の冷風路1閉位置で冷風路1閉位置の
サブエアミツクスドア11の先端を前記支持ロツ
ド43の側部で支持すると共に、このときの両者
の交角が鋭角に設定されている(第1図参照)。
さらに、メインエアミツクスドア9が温風路3閉
位置にあるとき、支持ロツド43の先端が冷風路
1開位置にあるサブエアミツクスドア11の閉方
向前面側を支持するように支持ロツド43の長さ
が形成されている。
第2図はメインエアミツクスドア9の全閉位置
から全開位置までの開度θと、サブエアミツクス
ドア11の全閉位置から全開位置までの開度βと
の連動状態を示すもので、同図における斜線表示
部がサブエアミツクスドア11のトルクスプリン
グ45に抗した回動可能領域である。
つぎに、作用を説明する。
メインエアミツクスドア9と対向する位置に冷
風路1の規制用のサブエアミツクスドア11を空
気の流出方向に開閉可能に設けたことにより、例
えばヒータモードにおける温度コントロール時に
は、前記メインエアミツクスドア9を開方向へ回
動させて第1図の実線位置に固定し、空気を冷風
路1側と温風路3側の両方に流すようにすると、
サブエアミツクスドア11はトルクスプリング4
5の付勢によつてメインエアミツクスドア9に連
動し、第1図の実線位置で支持ロツド43により
冷風路1閉塞方向への動きが規制される。この状
態でサブエアミツクスドア11は開方向へトルク
スプリング45に抗して回動可能であり、小風量
時にはサブエアミツクスドア11の案内作用によ
つて冷風をエアミツクスチヤンバ25内において
ヒータコア7からの温風と直角に近い角度で交わ
らせて混合する。その結果温風と冷風との混合性
が良好となり、温度コントロール性が良好とな
る。ブロワ17の回転により風量を増したときに
は、サブエアミツクスドア11が冷風路1側に流
れる増量した空気の風圧によつて空気流出方向、
つまり開方向へトルクスプリング45に抗して回
動され、空気抵抗が自動的に減少するので風切音
の発生が少ない(第2図参照)。また、メインエ
アミツクスドア9を閉作動して第3図のように温
風路3を閉じれば、支持ロツド43に押されてサ
ブエアミツクスドア11が開方向へ連動される。
この第3図に示すベント時には、大きな絞りガイ
ドを設ける従来例に比べて冷風路1を通る最大風
量を増加させることが可能となる。
(ヘ) 考案の効果 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば (1) サブエアミツクスドアの案内作用によつて冷
風と温風の混合性を向上させることができ、し
かも大きな絞りガイドを設けないので通風抵抗
の増加を抑えることができると共に、風量を増
量したときにはサブエアミツクスドアが風圧に
よつて開方向に回動でき、空気抵抗が自動的に
減少され、風切音の発生を抑制し風量変化に対
応できるという効果が得られる。
(2) メインエアミツクスドアの冷風路閉位置で冷
風路閉位置のサブエアミツクスドアの先端を支
持ロツドの側部で支持すると共に、両者の交角
を鋭角に設定したためサブエアミツクスドアを
冷風路閉位置から同開位置へ移動させようとす
るとき、支持ロツドの側部でサブエアミツクス
ドアの先端に力を加えることとなるため、支持
ロツドの操作力即ちメインエアミツクスドアの
回転操作力に対する付勢手段付勢力の影響を著
しく軽減し、極めて円滑に操作することができ
る。したがつて、メインエアミツクスドアをア
クチユエータで操作する場合には、アクチユエ
ータを小型化することも可能である。
(3) メインエアミツクスドアが温風路閉位置にあ
るとき、支持ロツドの先端が冷風路開位置にあ
るサブエアミツクスドアの閉方向前面側を支持
するように支持ロツドの長さを形成したので、
サブエアミツクスドアの閉位置及び開閉中間位
置の間で支持ロツドが付勢手段の付勢力に抗し
てサブエアミツクスドアの支え棒となり、確実
に支持することができる。したがつて、サブエ
アミツクスドアが開閉中間位置にあるとき、風
量の増大により付勢手段の付勢力に抗して回転
し、支持ロツドから一旦離れ再び支えられると
いつた動作をするとき確実に受け止め、振動を
抑制することができる。
(4) 支持ロツドがメインエアミツクスドアとサブ
エアミツクスドアとの連動リンクになると共
に、付勢手段の付勢力に抗したサブエアミツク
スドアのストツパとなり、ストツパを省略する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る車両用空調装置の一実
施例を示す断面図、第2図はメインエアミツクス
ドアとサブエアミツクスドアとの連動状態を示す
説明図、第3図はベント時の状態を示す部分断面
図、第4図、第5図および第6図はそれぞれ従来
例を示す部分断面図である。 1……冷風路、3……温風路、5……ヒータユ
ニツト、7……ヒータコア、9……メインエアミ
ツクスドア、11……サブエアミツクスドア、4
3……支持ロツド、45……トルクスプリング
(付勢手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エバポレータ下流の風路を直通の冷風路とヒー
    タコアを通過させる温風路とし、前記冷風路と温
    風路との間で基部が回転自在に支持され、先端部
    が上流側に指向して前記回転により冷風路閉位置
    と温風路閉位置との間を移動自在なメインエアミ
    ツクスドアと、前記メインエアミツクスドアの基
    部に対して冷風路を挟んで壁際に基部が回転自在
    に支持され、先端部が下流側に指向して前記回転
    により冷風路閉位置と同開位置との間を移動自在
    なサブエアミツクスドアと、前記サブエアミツク
    スドアを冷風路閉方向へ付勢する付勢手段と、前
    記メインエアミツクスドアの基部側に一体的に設
    けられ、先端が下流側へ指向したドア連動用の支
    持ロツドとを備え、前記メインエアミツクスドア
    の冷風路閉位置で冷風路閉位置のサブエアミツク
    スドアの先端を前記支持ロツドの側部で支持する
    と共に、両者の交角を鋭角に設定し前記メインエ
    アミツクスドアが温風路閉位置にあるとき支持ロ
    ツドの先端が冷風路開位置にあるサブエアミツク
    スドアの閉方向前面側を支持するように前記支持
    ロツドの長さを形成したことを特徴とする車両用
    空調装置。
JP7940584U 1984-05-31 1984-05-31 車両用空調装置 Granted JPS60191513U (ja)

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JP7940584U JPS60191513U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 車両用空調装置

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JP7940584U JPS60191513U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 車両用空調装置

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JPS60191513U JPS60191513U (ja) 1985-12-19
JPH053364Y2 true JPH053364Y2 (ja) 1993-01-27

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JP2586546B2 (ja) * 1988-02-19 1997-03-05 日本電装株式会社 自動車用空調装置
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