JPH0535116Y2 - - Google Patents

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JPH0535116Y2
JPH0535116Y2 JP1988147740U JP14774088U JPH0535116Y2 JP H0535116 Y2 JPH0535116 Y2 JP H0535116Y2 JP 1988147740 U JP1988147740 U JP 1988147740U JP 14774088 U JP14774088 U JP 14774088U JP H0535116 Y2 JPH0535116 Y2 JP H0535116Y2
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、金属板製のホツパーとかシユート
などの内面に、防護、防錆、収容物の付着防止等
の目的のために内張り材として取付けられるライ
ニング材の取付構造に関する。
従来の技術と問題点 上記のようなホツパー等の内張り用ライニング
材には、一般に不活性、平滑性、耐摩耗性等に優
れた例えば超高分子量ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の合成樹脂板が用いられることが多い。
そして、このライニング材の金属躯体に対する
取付けには、ホツパー等の内面側からの作業だけ
で取付けが可能であること、強固な取付けを実現
しうること、等の要請から特公昭59−14326号公
報に示されるような方法が提案され実施されてい
る。この従来技術は、第4図に示すようにライニ
ング材2にすり鉢状の取付孔20を穿ち、その中
心部において金属板躯体1にスタツドボルト21
を溶接して立設固着し、該ボルト21に、前記取
付孔20に適合する皿形ナツト22を螺着してラ
イニング材2を多数個所で抑え止めるようにした
ものである。
ところが、従来の上記取り付け構造による場
合、ナツト2の頂面がライニング材2の表面に多
数個所において露出する。このため、外観上の見
栄えに劣り、かつライニング効果がナツト22の
露出部分において減殺されるのみならず、ナツト
22にホツパー内の収容物による外力が繰返し負
荷されることにより、るあるいは振動によつてナ
ツト22に緩みを生じ、著しくはそれが外れてラ
イニング材2の固定状態が不確かなものになると
いうような問題があつた。
一方、取付金具の露出を防止したライニング材
の取付構造として、従来実公昭62−11823号公報
に示されるような技術も提案されている。この先
行提案に係る取付構造は、その代表例を第5図に
示すように、ライニング材2に段付き取付孔30
を形成する一方、短い筒状脚31aの一端に抑え
フランジ31bを有するものとした金属製の押さ
え金具31を前記取付孔30に嵌め、筒状脚30
をその内部において金属板躯体1に溶接すること
により、前記フランジ31bをもつて取付孔30
の段面30aを押さえてライニング材2を固定す
ると共に、取付孔30の表面側内部に、ライニン
グ材2と同材質の円板状の塞ぎ板32を圧入固定
して取付孔30を塞ぐようにしたものである。
この先行提案に係る取付構造では、押さえ金具
31がライニング材の表面に露出しないことか
ら、前述の問題点を解消しうる点で有利である。
ところが、反面、次のような問題点があつた。第
1には押さえ金具31を金属板躯体1に溶接した
際、一般的には白色系のものが用いられるライニ
ング材2が取付孔30の内面及びその周辺領域部
分において黒色に汚れ、外観的に極めて見苦しい
ものになる。このため、多数個所の取付孔部分に
おいて個々に汚れの拭き取り作業を必要とし、面
倒であるのはもとより、特に取付孔30の角部や
周縁部等では完全な拭き取りによる清浄化が困難
で、やはりライニング材の表面に汚れ部分が点在
する結果を生じ易い。また第2には、押さえ金具
31の溶接取付けを、その筒状脚31a内の狭小
空間内で行わなければならないため、スポツト溶
接を行うにもその作業の困難性が大きく、畢竟押
さえ金具31の小型化に制約を受ける。更に第3
には、溶接時に押さえ金具31をもつてライニン
グ材2を躯体1側に充分に押し付けながら上記溶
接を行わなければならないため、殊に垂直壁への
ライニング材の取付けには愈々困難性が大きく、
押し付けの不十分、押さえ金具31と取付孔30
の段面の高さとの相対的寸法誤差等により、ライ
ニング材2の固定が不完全なものとなるおそれが
ある、等の問題点があつた。
この考案は、上記のような背景に鑑み、上記両
従来技術の長所を生かし短所を補完して、作業
性、固定力、外観美匠性等に一層優れたライニン
グ材の取付構造を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、スタツドボルトを使用し、皿形の
金属製抑止板を介して、ナツト止めによりライニ
ング材の固定を図るようにしたものである。
即ち、その構成は、ライニング材に表面側を大
径孔とし裏面側を小径孔とした段付きの取付孔が
形成され、該取付孔の略中心位置において金属板
躯体にスタツドボルトが溶接により立設固着さ
れ、かつ、このスタツドボルトに金属製の皿形抑
止板がその円錐形主体部の上面側からナツトを螺
着して圧締されることにより、該抑止板の周縁の
抑えフランジ部をもつてライニング材の取付孔の
段面が抑止されると共に、前記大径孔の表面側内
部に、ライニング材と同材料からなる対応形状の
塞ぎ板が外面をライニング材の表面と面一にして
嵌合固着されてなる、ライニング材の取付構造を
要旨とする。
実施例 第1図及び第2図にこの考案の実施例を示す。
これらの図において、1はホツパー、シユート等
の金属板製の躯体、2は該躯体面にその内張り材
として重ね合わされたライニング材であり、例え
ば厚さ10mmの超高分子量ポリエチレンのような耐
摩耗性に優れた合成樹脂板が用いられる。その他
ウレタンゴムやセラミツクス板等が用いられるこ
ともある。
ライニング材2には、所定間隔に多数個の取付
孔3が設けられている。この取付孔3は、ライニ
ング材2の表面側を大径孔3aとし、裏面側を小
径孔3bとして、内周面に環状の水平段面3cを
有する段付き孔として形成されている。
そして、この取付孔3の略中心部の位置におい
て、金属板躯体1にスタツドボルト4が電弧溶接
により立設固定される。該スタツドボルト4は、
第2図に示すように先端部を雄ねじ4aとし、後
部にチヤツク部4bが細径連接部4cを介して折
除可能に連設されたねじ付きスタツド5を用い
て、スタツド電弧溶接機により溶接した後、チヤ
ツク部4bを折除することにより、残存する上記
雄ねじ部4aをもつて構成されるものであり、ラ
イニング材2の厚さより十分に短いものとなされ
る。例えばその高さはライニング材2の厚さ10mm
に対し、6mmに形成される。
上記立設固着されたスタツドボルト4には金属
製の皿形抑止板6を介してその上面側からナツト
7が螺着される。抑止板6は、例えばステンレス
鋼板製のウエルドワツシヤと呼ばれるようなもの
で、傾斜角度の緩い円錐形主体部6aの周縁に水
平状の抑えフランジ部6bが形成されたものであ
る。円錐形主体部6aは取付孔3の小径孔3bの
直径及び深さに略対応して、該小径孔3b内に嵌
まり込むものとなされる一方、抑えフランジ部6
bは大径孔3aの径より小さく、下面が取付孔3
内の段面3cに当接するものとなされている。従
つて、ナツト7を締め付け、抑止板6を締圧する
ことにより、上記フランジ部6bをもつて取付孔
3の段面3cを抑圧し、ライニング材2を金属板
躯体1に固定している。なお、この実施例におい
て上記フランジ部6bの厚さは2mmであり、従つ
て、その上面はスタツドボルト4の上端面と略同
一平面に位置し、また、ナツト7も締付け状態時
においてその上面が上記平面に位置されるものと
なされている。
取付孔3の表面側に残存する高さ約4mmの空間
部には、対応形状の円板形塞ぎ板8が嵌合状態に
圧入固定されている。この塞ぎ板8は、ライニン
グ材2と同材質の例えば超高分子量ポリエチレン
からなるものであり、取付孔3の大径孔3aの直
径と等しいかまたは僅かに大きいものに形成さ
れ、該大径孔3aに叩打して打ち込むことにより
表面をライニング材2の表面と面一状態にして嵌
合固定され、下面は抑止板6のフランジ部6b上
面及びスタツドボルト4の上端面、並びにナツト
7の上面に当接し、またはほゞ接触状態に近接位
置されたものとなされている。従つて、該塞ぎ板
8は、ナツト7の緩み止め部材としても機能す
る。
上記実施例のライニング材取付装置の施工手段
の一例を示せば、先ず予め取付孔3を穿設形成し
たライニング材2を金属板躯体1に重ね、適当な
仮止め治具を用いて仮着したのち、各取付孔3の
部分においてスタツトボルト4を溶接して金属板
躯体1面上に立設固定する。次いで、抑止板6を
嵌め、ナツト7を締着したのち、塞ぎ板8の圧入
固定を行うものである。
第3図に示す他の実施例は、塞ぎ板8の固定を
一層強固なものとするべく、該塞ぎ板8の下面に
予め薄いゴム板等よりなる接着用被覆層9を接着
等により一体的に積層したものとし、該被覆層9
の下面を接着剤をもつて抑止板6のフランジ部6
b及び/またはナツト7の上面に接着するように
したものである。被覆層9を設けるのは、ライニ
ング材2と同材質の塞ぎ板8においては、多くの
場合それを直接接着剤で金属製の抑止板6等に強
固に接着することが困難であることに基づく。
考案の効果 この考案は、上述のような構成を有することに
基づき、次にような効果を奏する。
(イ) 取付孔3のライニング材表面側が塞ぎ板8で
塞がれているから、収容物等による外的衝撃力
が固定用のナツト7に直接加わることがなく、
該衝撃によるナツトの緩みの発生を防止できる
と共に、ライニング材2による内張りの表面を
全面的に面一状態に仕上げることができ、かつ
汚れを生じることもないので、ライニング層表
面の滑り性、粉粒体等の付着防止性、外観美匠
性をいずれも良好なものとなしうる。
(ロ) スタツドボルト4は、電弧溶接によつて容易
に金属板躯体1に立設することが可能であり、
その立設後、抑止板6を介してナツト7の螺着
締込みを行うことにより、簡易な作業でライニ
ング材2の完全な固定を行うことができるの
で、作業性が良く、ライニング材の取付けを、
水平面、垂直面のいずれにおいても簡単かつ能
率的に行い得る。
(ハ) また、ライニング材2は、ナツト7の締め付
けにより抑止板6のフランジ部6bによつて押
さえ止められるので、抑止板6と取付孔3の段
面3cの高さ等の相対寸法に多少の誤差があつ
ても、ナツト7の締め付けによつて常にライニ
ング材2の確実な抑止固定をはかることがで
き、固定不良を生じるおそれが少ない。
(ニ) 更に、ナツト7の締付け状態時において該ナ
ツトが皿形抑止板6における前記円錐形主体部
6aの上面凹陥部内に収まつて、該ナツト7の
上面及び前記スタツドボルト4の上面とともに
前記フランジ部6bの上面とほぼ同一平面に位
置されるものとなされているから、ナツト7や
ボルト4に邪魔されることなく塞ぎ板8に比較
的厚さの厚いものを用いることができると共
に、それを安定良く保持せしめることができ
る。即ち、塞ぎ板8の下面を前記フランジ部6
b及びナツト7の上面に直接当接させあるいは
近接位置させて安定良く保持させることができ
ると共に、該塞ぎ板8によつてナツト7の緩み
止め効果を実現させることができ、振動等によ
るライニング材2の固定状態の経時的劣化を一
層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
そのライニング材取付用の材を取付前の状態で分
離して示した斜視図、第3図はこの考案の他の実
施例の断面図、第4図及び第5図はそれぞれ従来
のライニング材取付構造を示す断面図である。 1……金属板躯体、2……ライニング材、3…
…取付孔、3a……大径孔、3b……小径孔、3
c……段面、4……スタツドボルト、6……抑止
板、6a……主体部、6b……フランジ部、7…
…ナツト、8……塞ぎ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ライニング材に表面側を大径孔とし裏面側を小
    径孔とした段付きの取付孔が形成され、該取付孔
    の略中心位置において金属板躯体にスタツドボル
    トが溶接により立設固着され、かつ、このスタツ
    ドボルトに金属製の皿形抑止板がその円錐形主体
    部の上面側からナツトを螺着して圧締されること
    により、該抑止板の周縁の抑えフランジ部をもつ
    てライニング材の取付孔の段面が抑止され、かつ
    このナツトの締付け状態時において該ナツトが皿
    形抑止板における前記円錐形主体部の上面凹陥部
    内に収まつて、該ナツトの上面及び前記スタツド
    ボルトの上面がともに前記フランジ部の上面とほ
    ぼ同一平面に位置されるものとなされると共に、
    前記大径孔の表面側内部に、ライニング材と同材
    料からなる対応形状の塞ぎ板が、外面をライニン
    グ材の表面と面一にして、かつ下面を前記フラン
    ジ部及びナツトの上面に当接または近接位置せし
    めて嵌合固着されてなる、ライニング材の取付構
    造。
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