JPH0536086B2 - - Google Patents
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- JPH0536086B2 JPH0536086B2 JP59032539A JP3253984A JPH0536086B2 JP H0536086 B2 JPH0536086 B2 JP H0536086B2 JP 59032539 A JP59032539 A JP 59032539A JP 3253984 A JP3253984 A JP 3253984A JP H0536086 B2 JPH0536086 B2 JP H0536086B2
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- Japan
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- slurry
- flow rate
- value
- carbonate
- flue gas
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- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は湿式排煙脱硫装置に係り、特に排ガス
中に塩酸(HCl)フツ化水素(HF)などの可溶
性酸性ガスやフライアツシユ(飛散灰)を多量に
含む石炭焚の湿式排煙脱硫装置に関するものであ
る。
中に塩酸(HCl)フツ化水素(HF)などの可溶
性酸性ガスやフライアツシユ(飛散灰)を多量に
含む石炭焚の湿式排煙脱硫装置に関するものであ
る。
近年、発電需要が増大するにつれて、化石燃料
を主燃料とするボイラも大型化し、発電用ボイラ
が大気汚染に与える影響度も増加しつつある。
を主燃料とするボイラも大型化し、発電用ボイラ
が大気汚染に与える影響度も増加しつつある。
この大気汚染を拡大する公害物質のうち、多大
な比率をしめるSOXの排出規制は年々きびしくな
る傾向にある。この状勢下で第二次石油シヨツク
以来、石油を主燃料としてきた我が国の発電業界
は、より安価で、かつ十分な供給源をもつ石炭燃
料へと燃料転換しつつある。
な比率をしめるSOXの排出規制は年々きびしくな
る傾向にある。この状勢下で第二次石油シヨツク
以来、石油を主燃料としてきた我が国の発電業界
は、より安価で、かつ十分な供給源をもつ石炭燃
料へと燃料転換しつつある。
ところが、ボイラが大型化する一方、発電コス
トを低下する目的で発電需要に応じて頻繁な負荷
変動を行なうために一日単位でボイラの起動、停
止が繰返されている。
トを低下する目的で発電需要に応じて頻繁な負荷
変動を行なうために一日単位でボイラの起動、停
止が繰返されている。
それは最近の電力需要の特徴として、原子力発
電の伸びと共に、負荷の最大・最小差も増大し、
火力発電用ボイラをベースロードから負荷調整用
へと移行する傾向にあり、この火力発電用ボイラ
を負荷に応じて圧力を変化させて変圧運転する、
いわゆる全負荷では超臨界圧域、部分負荷では亜
臨界圧域で運転する変圧運転ボイラとすることに
よつて、部分負荷での発電効率を数%向上させる
ことができるからである。
電の伸びと共に、負荷の最大・最小差も増大し、
火力発電用ボイラをベースロードから負荷調整用
へと移行する傾向にあり、この火力発電用ボイラ
を負荷に応じて圧力を変化させて変圧運転する、
いわゆる全負荷では超臨界圧域、部分負荷では亜
臨界圧域で運転する変圧運転ボイラとすることに
よつて、部分負荷での発電効率を数%向上させる
ことができるからである。
ところが、この様に一日単位で頻繁に負荷変動
を行なうために、この負荷変動によつて排ガス量
が変動し、石炭の炭種によつても可溶性酸性ガス
量やフライアツシユ量が異るために、例えば1/
4、1/2、3/4負荷などの部分負荷時には目
標SOX値以下にすることができない。
を行なうために、この負荷変動によつて排ガス量
が変動し、石炭の炭種によつても可溶性酸性ガス
量やフライアツシユ量が異るために、例えば1/
4、1/2、3/4負荷などの部分負荷時には目
標SOX値以下にすることができない。
例えば火力発電所等に設置される湿式排煙脱硫
装置は、炭酸カルシウム(CaCO3)、水酸化カル
シウム〔Ca(OH2)〕または酸化カルシウム
(CaO)などを吸収剤としたスラリからなる吸収
液スラリを用い、ボイラ等の排ガス中の硫黄酸化
物(SO2)を吸収し、得られた亜硫酸カルシウム
を酸化して、硫酸カルシウム、すなわち石こうと
して回収する方法が最も一般的である。
装置は、炭酸カルシウム(CaCO3)、水酸化カル
シウム〔Ca(OH2)〕または酸化カルシウム
(CaO)などを吸収剤としたスラリからなる吸収
液スラリを用い、ボイラ等の排ガス中の硫黄酸化
物(SO2)を吸収し、得られた亜硫酸カルシウム
を酸化して、硫酸カルシウム、すなわち石こうと
して回収する方法が最も一般的である。
この石灰石または石灰を用いる従来の油焚用湿
式排煙脱硫装置の概略系統図を第1図に示す。第
2図は湿式排煙脱硫装置における吸収液スラリの
供給方法及び供給量の制御系統図である。
式排煙脱硫装置の概略系統図を第1図に示す。第
2図は湿式排煙脱硫装置における吸収液スラリの
供給方法及び供給量の制御系統図である。
第1図において、図示していないボイラからの
排ガス1は入口煙道2で脱硫通風機3によつて昇
圧され、ガスガスヒータ4による処理ガスとの熱
交換によつて冷却されて出口煙道5から湿式排煙
脱硫装置の冷却塔6に導入される。
排ガス1は入口煙道2で脱硫通風機3によつて昇
圧され、ガスガスヒータ4による処理ガスとの熱
交換によつて冷却されて出口煙道5から湿式排煙
脱硫装置の冷却塔6に導入される。
この冷却塔6で冷却塔循環タンク7から循環ポ
ンプ8により供給される循環液との気液接触によ
り飽和温度まで冷却されるとともに、排ガス1中
に含有されるダストが除去された後、吸収塔9へ
送られる。なお、場合によつては、吸収塔9に送
られる排ガス1中のミストを除去するためにミス
トエリミネータ10が設置される場合もある。
ンプ8により供給される循環液との気液接触によ
り飽和温度まで冷却されるとともに、排ガス1中
に含有されるダストが除去された後、吸収塔9へ
送られる。なお、場合によつては、吸収塔9に送
られる排ガス1中のミストを除去するためにミス
トエリミネータ10が設置される場合もある。
吸収塔9では循環ポンプ11により配管12を
経て供給された吸収液スラリとの気液接触により
排ガス中のSOXが吸収、除去された後、デミスタ
13で同伴ミストが除去されて処理ガスとなり、
この処理ガスは煙道14のミストエリミネータ1
5を経てガスガスヒータ4で排ガス1によつて加
熱され白煙を防止して大気へ放出される。
経て供給された吸収液スラリとの気液接触により
排ガス中のSOXが吸収、除去された後、デミスタ
13で同伴ミストが除去されて処理ガスとなり、
この処理ガスは煙道14のミストエリミネータ1
5を経てガスガスヒータ4で排ガス1によつて加
熱され白煙を防止して大気へ放出される。
なお、16はミストエリミネータ10、デミス
タ13への補給水配管である。
タ13への補給水配管である。
一方、吸収塔9には排ガス中のSOXを吸収する
に必要な吸収液スラリが吸収液スラリタンク17
からポンプ18によつて供給されるが、一方では
吸収塔9から吸収塔ブリードポンプ19により
SOXを吸収し生成した亜硫酸カルシウムを含有す
る吸収液スラリの一部が抜き出され、酸化塔供給
タンク20に供給される。酸化塔供給タンク20
では、未反応の吸収液が硫酸21と反応して石こ
うになるとともに、PH調整された後ポンプ22
によつて酸化塔23へ送られ、空気圧縮機24に
より空気槽25を介して供給される空気によつて
酸化され、スラリ中の亜硫酸カルシウムは石こう
となる。得られた石こうスラリは、石こう濃縮槽
26、スラリタンク27、ポンプ28、脱水機2
9を経て脱水され、石こう30が回収される。
に必要な吸収液スラリが吸収液スラリタンク17
からポンプ18によつて供給されるが、一方では
吸収塔9から吸収塔ブリードポンプ19により
SOXを吸収し生成した亜硫酸カルシウムを含有す
る吸収液スラリの一部が抜き出され、酸化塔供給
タンク20に供給される。酸化塔供給タンク20
では、未反応の吸収液が硫酸21と反応して石こ
うになるとともに、PH調整された後ポンプ22
によつて酸化塔23へ送られ、空気圧縮機24に
より空気槽25を介して供給される空気によつて
酸化され、スラリ中の亜硫酸カルシウムは石こう
となる。得られた石こうスラリは、石こう濃縮槽
26、スラリタンク27、ポンプ28、脱水機2
9を経て脱水され、石こう30が回収される。
一方、石こう濃縮槽26の過水は過水タン
ク31、過水ポンプ32より吸収液スラリタン
ク17へ供給され吸収剤33を添加して再びポン
プ18から吸収塔9へ供給される。
ク31、過水ポンプ32より吸収液スラリタン
ク17へ供給され吸収剤33を添加して再びポン
プ18から吸収塔9へ供給される。
なお、34はポンプ、35は排水、36は吸収
液スラリ流量発信器、37は吸収液スラリ流量調
節弁、38は吸収液スラリのPH計、39は排ガ
ス流量発信器、40はSOX濃度計である。
液スラリ流量発信器、37は吸収液スラリ流量調
節弁、38は吸収液スラリのPH計、39は排ガ
ス流量発信器、40はSOX濃度計である。
この湿式排煙脱硫装置における吸収液スラリの
供給方法および供給量の制御方法は、第2図に示
すように、湿式排煙脱硫装置に流入する排ガス量
を排ガス流量発信器39、SOX濃度をSOX濃度発
信器40により各々検出し、この排ガス量実測値
41とSOX濃度実測値42により演算器43で
SO2量44を算出し、これに一定の石灰石過剰率
(定数)45を加えて吸収液スラリの設定値46
とし、これと吸収液スラリ流量発信器36で検出
したスラリ流量実測値47を演算器48で比較
し、これらの偏差値49により石灰石スラリ流量
電空変換器50を開閉してこれらの偏差値49が
可及的に小さくなるように吸収液スラリ流量調節
弁37を制御していた。
供給方法および供給量の制御方法は、第2図に示
すように、湿式排煙脱硫装置に流入する排ガス量
を排ガス流量発信器39、SOX濃度をSOX濃度発
信器40により各々検出し、この排ガス量実測値
41とSOX濃度実測値42により演算器43で
SO2量44を算出し、これに一定の石灰石過剰率
(定数)45を加えて吸収液スラリの設定値46
とし、これと吸収液スラリ流量発信器36で検出
したスラリ流量実測値47を演算器48で比較
し、これらの偏差値49により石灰石スラリ流量
電空変換器50を開閉してこれらの偏差値49が
可及的に小さくなるように吸収液スラリ流量調節
弁37を制御していた。
この様な制御方法では吸収塔9内の吸収液スラ
リの過剰率(吸収液当量/吸収SOX当量−1)は流入す
る SOX量にかかわらず一定となる。
リの過剰率(吸収液当量/吸収SOX当量−1)は流入す
る SOX量にかかわらず一定となる。
ところが、湿式排煙脱硫装置の吸収塔9の特性
として吸収液のPHが高い程、また流入SOX量が
少ない程、脱硫性能は高くなり、また、吸収塔ス
ラリのPHは液中の吸収液濃度が高い程、また流
入SOX量が低い程上昇する。即ち、湿式排煙脱硫
装置を低負荷で運転した場合、流入SOX量の低下
によつてのみでなく、流入SOX量の低下に起因す
る吸収塔スラリのPH上昇によつても、脱硫性能
が上昇する。これは低負荷運転時において、必要
以上の吸収剤を消費し、またその結果として多量
に硫酸を消費し、運転費を高くすることになる。
として吸収液のPHが高い程、また流入SOX量が
少ない程、脱硫性能は高くなり、また、吸収塔ス
ラリのPHは液中の吸収液濃度が高い程、また流
入SOX量が低い程上昇する。即ち、湿式排煙脱硫
装置を低負荷で運転した場合、流入SOX量の低下
によつてのみでなく、流入SOX量の低下に起因す
る吸収塔スラリのPH上昇によつても、脱硫性能
が上昇する。これは低負荷運転時において、必要
以上の吸収剤を消費し、またその結果として多量
に硫酸を消費し、運転費を高くすることになる。
しかしながら、吸収塔9における吸収液スラリ
のPHは、上述のように吸収SOX量と吸収液スラ
リ中の吸収剤濃度に依存するため、流入SOX量が
減少した場合、PHを一定に保つと吸収剤濃度は
低下することになる。また一般に、吸収塔9は酸
化塔供給タンク20への抜き出し量に対して約20
時間分のスラリを保有しているため、流入ガス側
の負荷変化速度に比べて液組成の変化に遅れが生
じ、従つて、上記従来技術の制御方法では、低負
荷で安定したPH、吸収液スラリ性状で運転して
いる状態から負荷上昇を行なつた場合、負荷上昇
に対し液組成の変化が遅れ、一時的にPHが低下
して脱硫率の低下を招くことになる。これは、特
に負荷変動の多いボイラ等に設置される湿式排煙
脱硫装置においては、安定運転ができない欠点が
ある。
のPHは、上述のように吸収SOX量と吸収液スラ
リ中の吸収剤濃度に依存するため、流入SOX量が
減少した場合、PHを一定に保つと吸収剤濃度は
低下することになる。また一般に、吸収塔9は酸
化塔供給タンク20への抜き出し量に対して約20
時間分のスラリを保有しているため、流入ガス側
の負荷変化速度に比べて液組成の変化に遅れが生
じ、従つて、上記従来技術の制御方法では、低負
荷で安定したPH、吸収液スラリ性状で運転して
いる状態から負荷上昇を行なつた場合、負荷上昇
に対し液組成の変化が遅れ、一時的にPHが低下
して脱硫率の低下を招くことになる。これは、特
に負荷変動の多いボイラ等に設置される湿式排煙
脱硫装置においては、安定運転ができない欠点が
ある。
それは前述した如くボイラの負荷変動が大きく
週末、又は深夜等のように長時間低負荷運転が継
続したり、ボイラの運転を停止すると吸収塔9、
吸収液スラリタンク17の石灰石スラリ濃度が薄
くなりPHが低くなつて行き、吸収塔9、吸収液
スラリタンク17の容量が非常に大きいために、
一度スラリ濃度が薄く、PHが低くなると急激な
負荷上昇に対して追従できず、このために湿式排
煙脱硫装置出口のSO2が高くなり環境基準を満足
できない傾向にある。
週末、又は深夜等のように長時間低負荷運転が継
続したり、ボイラの運転を停止すると吸収塔9、
吸収液スラリタンク17の石灰石スラリ濃度が薄
くなりPHが低くなつて行き、吸収塔9、吸収液
スラリタンク17の容量が非常に大きいために、
一度スラリ濃度が薄く、PHが低くなると急激な
負荷上昇に対して追従できず、このために湿式排
煙脱硫装置出口のSO2が高くなり環境基準を満足
できない傾向にある。
本発明はかかる従来技術の欠点を解消しようと
するもので、その目的とするところはボイラ等の
負荷変動に対する追従性がよく、しかも石炭焚の
排ガス処理においても可溶性酸性ガスやフライア
ツシユにも対応できる湿式排煙脱硫装置を提供す
るものである。
するもので、その目的とするところはボイラ等の
負荷変動に対する追従性がよく、しかも石炭焚の
排ガス処理においても可溶性酸性ガスやフライア
ツシユにも対応できる湿式排煙脱硫装置を提供す
るものである。
本発明は前述の目的を達成するために、
硫黄酸化物(SOX)を含む排ガスと吸収液スラ
リを冷却塔と吸収塔で気液接触を行なわせて、排
ガス中のSOXを吸収除去する湿式排煙脱硫装置に
おいて、 前記冷却塔と吸収塔にそれぞれ設けられたスラ
リ循環配管系と、 このスラリ循環配管系同志を連絡する連絡配管
と、 吸収液スラリ流量調節弁を有する吸収液スラリ
供給配管と、 冷却塔スラリ循環配管系に吸収液スラリのPH
を検出するPH発信器と、 基準となるPH値を設定するPH信号設定器と、 炭酸塩流量調節弁を有する炭酸塩供給配管とを
備え、 前記PH発信器からのPH実測値が前記PH信号
設定器によつて予め設定されているPH信号設定
値より高い場合は、前記吸収液スラリ流量調節弁
を開き、前記炭酸塩流量調節弁は閉じ、 PH実測値がPH信号設定値より低い場合は、
前記吸収液スラリ流量調節弁と炭酸塩流量調節弁
を開くように構成されていることを特徴とするも
のである。
リを冷却塔と吸収塔で気液接触を行なわせて、排
ガス中のSOXを吸収除去する湿式排煙脱硫装置に
おいて、 前記冷却塔と吸収塔にそれぞれ設けられたスラ
リ循環配管系と、 このスラリ循環配管系同志を連絡する連絡配管
と、 吸収液スラリ流量調節弁を有する吸収液スラリ
供給配管と、 冷却塔スラリ循環配管系に吸収液スラリのPH
を検出するPH発信器と、 基準となるPH値を設定するPH信号設定器と、 炭酸塩流量調節弁を有する炭酸塩供給配管とを
備え、 前記PH発信器からのPH実測値が前記PH信号
設定器によつて予め設定されているPH信号設定
値より高い場合は、前記吸収液スラリ流量調節弁
を開き、前記炭酸塩流量調節弁は閉じ、 PH実測値がPH信号設定値より低い場合は、
前記吸収液スラリ流量調節弁と炭酸塩流量調節弁
を開くように構成されていることを特徴とするも
のである。
第3図は本発明の湿式排煙脱硫装置の概略系統
図、第4図は石灰石スラリ流量の制御系統図、第
5図は炭酸塩流量の制御系統図である。
図、第4図は石灰石スラリ流量の制御系統図、第
5図は炭酸塩流量の制御系統図である。
第3図〜第5図において、符号1〜50は従来
のものと同一であり、51は冷却塔6のスラリ循
環配管系で、冷却塔6、冷却塔循環タンク7、冷
却塔循環ポンプ8により構成され吸収液スラリを
循環する。
のものと同一であり、51は冷却塔6のスラリ循
環配管系で、冷却塔6、冷却塔循環タンク7、冷
却塔循環ポンプ8により構成され吸収液スラリを
循環する。
52は冷却塔9のスラリ循環配管系で、吸収塔
9、吸収塔循環タンク53、吸収塔循環ポンプ1
1によつて構成されている。
9、吸収塔循環タンク53、吸収塔循環ポンプ1
1によつて構成されている。
54は冷却塔6のスラリ循環配管系51と吸収
塔9のスラリ循環配管系52を連結する連絡配
管、55,56,57,58は冷却塔6のスラリ
循環配管系51に設けたPH発信器、炭酸塩流量
調節弁、炭酸ソーダ、炭酸カリなどの炭酸塩供給
配管、および炭酸塩流量発信器、59はPH調整
タンク、60は排水槽、61は排水ポンプ、62
はサンプミストエリミネータで、排ガス1中のフ
ライアツシユを除去するもので、このサンプミス
トエリミネータ62を有するものが、スート分離
方式と呼ばれ、無いものがスート混合方式と呼ば
れている。
塔9のスラリ循環配管系52を連結する連絡配
管、55,56,57,58は冷却塔6のスラリ
循環配管系51に設けたPH発信器、炭酸塩流量
調節弁、炭酸ソーダ、炭酸カリなどの炭酸塩供給
配管、および炭酸塩流量発信器、59はPH調整
タンク、60は排水槽、61は排水ポンプ、62
はサンプミストエリミネータで、排ガス1中のフ
ライアツシユを除去するもので、このサンプミス
トエリミネータ62を有するものが、スート分離
方式と呼ばれ、無いものがスート混合方式と呼ば
れている。
この様な構造において、第1図の従来の湿式排
煙脱硫装置と、第3図の本発明の湿式排煙脱硫装
置の異る点は、従来の湿式排煙脱硫装置の冷却塔
6においては、冷却塔循環タンク7からの循環液
によつて排ガスを冷却、除塵したが、本発明の湿
式排煙脱硫装置においては、吸収塔9のスラリ循
環配管系52と冷却塔6のスラリ循環配管系51
を連絡配管54によつて接続し、吸収液スラリを
冷却塔循環タンク7に溜め、循環ポンプ8より冷
却塔6へ供給して排ガスを冷却、除塵するもので
ある。
煙脱硫装置と、第3図の本発明の湿式排煙脱硫装
置の異る点は、従来の湿式排煙脱硫装置の冷却塔
6においては、冷却塔循環タンク7からの循環液
によつて排ガスを冷却、除塵したが、本発明の湿
式排煙脱硫装置においては、吸収塔9のスラリ循
環配管系52と冷却塔6のスラリ循環配管系51
を連絡配管54によつて接続し、吸収液スラリを
冷却塔循環タンク7に溜め、循環ポンプ8より冷
却塔6へ供給して排ガスを冷却、除塵するもので
ある。
つまり、石炭焚き排ガスを処理する場合は、石
炭排ガス中に多く含まれる可溶性酸性ガスやフラ
イアツシユが吸収液スラリに含まれると、cl-(ク
ロールイオン)、F-(フツ素イオン)、フライアツ
シユ濃度が高くなり、このために吸収液スラリの
溶解が阻害されて脱硫性能が低下することを防止
したものである。
炭排ガス中に多く含まれる可溶性酸性ガスやフラ
イアツシユが吸収液スラリに含まれると、cl-(ク
ロールイオン)、F-(フツ素イオン)、フライアツ
シユ濃度が高くなり、このために吸収液スラリの
溶解が阻害されて脱硫性能が低下することを防止
したものである。
従つて、第3図の実施例においては、吸収液ス
ラリ中のクロールイオン、フツ素イオン、フライ
アツシユによる悪影響の現象は、最終的にはPH
の低下となつて表われるために、酸化塔供給タン
ク20に抜き出して処理する以前に、冷却塔6の
スラリ循環配管系51(冷却塔循環タンク7)で
炭酸塩供給配管57からの例えば炭酸ソーダを供
給してPH制御するようにしたものである。
ラリ中のクロールイオン、フツ素イオン、フライ
アツシユによる悪影響の現象は、最終的にはPH
の低下となつて表われるために、酸化塔供給タン
ク20に抜き出して処理する以前に、冷却塔6の
スラリ循環配管系51(冷却塔循環タンク7)で
炭酸塩供給配管57からの例えば炭酸ソーダを供
給してPH制御するようにしたものである。
なお、炭酸ソーダと吸収液スラリは両方とも
各々PHを上昇させると脱硫能力があり、PH制
御が相互干渉するため両者の役割分担は、脱硫性
能そのものはあく迄も吸収液スラリで行ない、炭
酸ソーダの供給はクロールイオン、フツ素イオ
ン、フライアツシユによる吸収液スラリの溶解阻
害を防止し、吸収液スラリの脱硫性能の低下を防
ぐことを目的としたもので、脱硫そのものを目的
としたものではない。
各々PHを上昇させると脱硫能力があり、PH制
御が相互干渉するため両者の役割分担は、脱硫性
能そのものはあく迄も吸収液スラリで行ない、炭
酸ソーダの供給はクロールイオン、フツ素イオ
ン、フライアツシユによる吸収液スラリの溶解阻
害を防止し、吸収液スラリの脱硫性能の低下を防
ぐことを目的としたもので、脱硫そのものを目的
としたものではない。
従つて、吸収液スラリへの石灰石によるPH制
御は常時行ない、炭酸ソーダはPHが規定値以下
になつた時のみ供給するものである。この様に従
来の油焚用湿式排煙脱硫装置を簡単な改造工事で
石炭焚用湿式排煙脱硫装置に改良することができ
る。
御は常時行ない、炭酸ソーダはPHが規定値以下
になつた時のみ供給するものである。この様に従
来の油焚用湿式排煙脱硫装置を簡単な改造工事で
石炭焚用湿式排煙脱硫装置に改良することができ
る。
以下、第4図,第5図を用いて吸収液スラリ流
量制御と炭酸ソーダ流量制御の一例について説明
する。
量制御と炭酸ソーダ流量制御の一例について説明
する。
第4図および第5図において、吸収液スラリ流
量発信器36、吸収液スラリ流量調節弁37、排
ガス流量発信器39、SOX濃度発信器40、排ガ
ス量実測値41、SOX濃度実測値42、演算器4
3、SO2量44、スラリ流量実測値47、演算器
48、偏差値49、石灰石スラリ流量電空変換器
50は第2図に示した従来のものと全く同一であ
り、PH発信器55、炭酸塩流量調節弁56、炭
酸塩供給配管57、炭酸塩流量発信器58は第3
図のものと同一である。
量発信器36、吸収液スラリ流量調節弁37、排
ガス流量発信器39、SOX濃度発信器40、排ガ
ス量実測値41、SOX濃度実測値42、演算器4
3、SO2量44、スラリ流量実測値47、演算器
48、偏差値49、石灰石スラリ流量電空変換器
50は第2図に示した従来のものと全く同一であ
り、PH発信器55、炭酸塩流量調節弁56、炭
酸塩供給配管57、炭酸塩流量発信器58は第3
図のものと同一である。
第4図において関数発生器63によつてSO2量
44より各負荷時のPH換算信号64を前もつて
プログラム設定しておき、加算器65によりバイ
アス66を操作して運転中に任意にPH設定値6
7の修正ができるようにする。
44より各負荷時のPH換算信号64を前もつて
プログラム設定しておき、加算器65によりバイ
アス66を操作して運転中に任意にPH設定値6
7の修正ができるようにする。
一方、冷却塔循環タンク7のPH発信器55の
PH実測値68とPH設定値67を演算器69で
演算し、その偏差値70を非線形特性を有する関
数発生器71、手動−自動切替器72を通して加
算器73で関数発生器74からの石灰石過剰率設
定値75を加算して合計石灰石過剰率設定値76
とし、乗算器77でSO2量44と乗算して石灰石
要求信号値78としたものであり、他の説明は第
2図のものと同一であるので省略する。
PH実測値68とPH設定値67を演算器69で
演算し、その偏差値70を非線形特性を有する関
数発生器71、手動−自動切替器72を通して加
算器73で関数発生器74からの石灰石過剰率設
定値75を加算して合計石灰石過剰率設定値76
とし、乗算器77でSO2量44と乗算して石灰石
要求信号値78としたものであり、他の説明は第
2図のものと同一であるので省略する。
つまり、関数発生器63によりSO2量44から
PH設定値67、関数発生器74によつて石灰石
過剰率設定値75を前もつてプログラムしてお
き、PH実測値68により石灰石過剰率を補正す
るようにしたものである。
PH設定値67、関数発生器74によつて石灰石
過剰率設定値75を前もつてプログラムしてお
き、PH実測値68により石灰石過剰率を補正す
るようにしたものである。
次に第5図を用いて炭酸ソーダ流量制御につい
て説明する。
て説明する。
PH信号設定器79よりのPH信号設定値80
と、PH発信器55からのPH実測値68を演算
器81によつて偏差値(過剰率PH補正)82を
関数発生器83に導く。
と、PH発信器55からのPH実測値68を演算
器81によつて偏差値(過剰率PH補正)82を
関数発生器83に導く。
一方、基準値設定器84からの基準値85を関
数発生器83に導き、偏差値82が基準値85以
上の時は、関数発生器83は作動せず、(PHが
基準値85以上の時は炭酸ソーダは供給しない)、
これとは逆に基準値85以下なら関数発生器83
は作動しα信号86を出力する。
数発生器83に導き、偏差値82が基準値85以
上の時は、関数発生器83は作動せず、(PHが
基準値85以上の時は炭酸ソーダは供給しない)、
これとは逆に基準値85以下なら関数発生器83
は作動しα信号86を出力する。
又、負荷(処理ガス量)から予めフツ素イオ
ン、クロールイオン、フライアツシユ(主として
フツ素イオン)の濃度設定の補正を関数発生器8
7による濃度補正信号88と濃度設定(石炭の種
類によりフツ素イオン等の濃度設定をする)89
を乗算器90で乗算し、補正後濃度91と先程の
α信号86とを乗算器92で乗算し、PH補正後
の炭酸ソーダ過剰率(α′信号)93を出す。
ン、クロールイオン、フライアツシユ(主として
フツ素イオン)の濃度設定の補正を関数発生器8
7による濃度補正信号88と濃度設定(石炭の種
類によりフツ素イオン等の濃度設定をする)89
を乗算器90で乗算し、補正後濃度91と先程の
α信号86とを乗算器92で乗算し、PH補正後
の炭酸ソーダ過剰率(α′信号)93を出す。
そして処理ガス量44とα′信号93を乗算器9
4で乗算し炭酸ソーダ要求値95とする。
4で乗算し炭酸ソーダ要求値95とする。
この炭酸ソーダ要求値95と炭酸塩供給配管5
7の炭酸塩流量発信器58からの炭酸ソーダ実測
値96を炭酸ソーダ流量調節計97によりソーダ
偏差値98を出し、炭酸ソーダ流量電空変換器9
9を通して炭酸ソーダ流量調節弁56を開閉して
炭酸塩供給配管57の炭酸ソーダ流量を制御する
のである。
7の炭酸塩流量発信器58からの炭酸ソーダ実測
値96を炭酸ソーダ流量調節計97によりソーダ
偏差値98を出し、炭酸ソーダ流量電空変換器9
9を通して炭酸ソーダ流量調節弁56を開閉して
炭酸塩供給配管57の炭酸ソーダ流量を制御する
のである。
なお、第5図の制御によつて炭酸ソーダを供給
している時は、第4図の手動−自動切替器72を
手動に切替えて関数発生器63によるPH換算信
号64側のPH補正はやめて相互干渉を防ぎ、関
数発生器74による石灰石過剰率設定値75側の
制御のみとする。
している時は、第4図の手動−自動切替器72を
手動に切替えて関数発生器63によるPH換算信
号64側のPH補正はやめて相互干渉を防ぎ、関
数発生器74による石灰石過剰率設定値75側の
制御のみとする。
本発明は前述のように、
硫黄酸化物(SOX)を含む排ガスと吸収液スラ
リを冷却塔と吸収塔で気液接触を行なわせて、排
ガス中のSOXを吸収除去する湿式排煙脱硫装置に
おいて、 前記冷却塔と吸収塔にそれぞれ設けられたスラ
リ循環配管系と、 このスラリ循環配管系同志を連絡する連絡配管
と、 吸収液スラリ流量調節弁を有する吸収液スラリ
供給配管と、 冷却塔スラリ循環配管系に吸収液スラリのPH
を検出するPH発信器と、 基準となるPH値を設定するPH信号設定器と、 炭酸塩流量調節弁を有する炭酸塩供給配管とを
備え、 前記PH発信器からのPH実測値が前記PH信号
設定器によつて予め設定されているPH信号設定
値より高い場合は、前記吸収液スラリ流量調節弁
を開き、前記炭酸塩流量調節弁は閉じ、 PH実測値がPH信号設定値より低い場合は、
前記吸収液スラリ流量調節弁と炭酸塩流量調節弁
を開くように構成されているので、負荷変動に対
する追従性がよく、石炭焚の排ガス処理における
可溶性酸性ガスやフライアツシユなどが変化して
も迅速に脱硫性能は追従できる。
リを冷却塔と吸収塔で気液接触を行なわせて、排
ガス中のSOXを吸収除去する湿式排煙脱硫装置に
おいて、 前記冷却塔と吸収塔にそれぞれ設けられたスラ
リ循環配管系と、 このスラリ循環配管系同志を連絡する連絡配管
と、 吸収液スラリ流量調節弁を有する吸収液スラリ
供給配管と、 冷却塔スラリ循環配管系に吸収液スラリのPH
を検出するPH発信器と、 基準となるPH値を設定するPH信号設定器と、 炭酸塩流量調節弁を有する炭酸塩供給配管とを
備え、 前記PH発信器からのPH実測値が前記PH信号
設定器によつて予め設定されているPH信号設定
値より高い場合は、前記吸収液スラリ流量調節弁
を開き、前記炭酸塩流量調節弁は閉じ、 PH実測値がPH信号設定値より低い場合は、
前記吸収液スラリ流量調節弁と炭酸塩流量調節弁
を開くように構成されているので、負荷変動に対
する追従性がよく、石炭焚の排ガス処理における
可溶性酸性ガスやフライアツシユなどが変化して
も迅速に脱硫性能は追従できる。
第1図および第2図は従来の湿式排煙脱硫装置
を示すもので、第1図は湿式排煙脱硫装置の概略
系統図、第2図は第1図の湿式排煙脱硫装置にお
ける吸収液スラリの制御系統図、第3図から第5
図は本発明の湿式排煙脱硫装置を示すもので、第
3図は本発明の湿式排煙脱硫装置の概略系統図、
第4図および第5図は第3図の湿式排煙脱硫装置
における吸収液スラリ流量および炭酸塩流量を制
御する制御系統図である。 6…冷却塔、9…吸収塔、51,52…スラリ
循環配管系、54…連絡配管、55…PH発信
器、56…炭酸塩流量調節弁、57…炭酸塩供給
配管。
を示すもので、第1図は湿式排煙脱硫装置の概略
系統図、第2図は第1図の湿式排煙脱硫装置にお
ける吸収液スラリの制御系統図、第3図から第5
図は本発明の湿式排煙脱硫装置を示すもので、第
3図は本発明の湿式排煙脱硫装置の概略系統図、
第4図および第5図は第3図の湿式排煙脱硫装置
における吸収液スラリ流量および炭酸塩流量を制
御する制御系統図である。 6…冷却塔、9…吸収塔、51,52…スラリ
循環配管系、54…連絡配管、55…PH発信
器、56…炭酸塩流量調節弁、57…炭酸塩供給
配管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硫黄酸化物(SOx)を含む排ガスと吸収液ス
ラリを冷却塔と吸収塔で気液接触を行なわせて、
排ガス中のSOxを吸収除去する湿式排煙脱硫装置
において、 前記冷却塔と吸収塔にそれぞれ設けられたスラ
リ循環配管系と、 このスラリ循環配管系同志を連絡する連絡配管
と、 吸収液スラリ流量調節弁を有する吸収液スラリ
供給装置と、 冷却塔スラリ循環配管系に付設されて吸収液ス
ラリのPHを検出するPH発信器と、 基準となるPH値を設定するPH信号設定器と、 炭酸塩流量調節弁を有する炭酸塩供給配管とを
備え、 前記PH発信器からのPH実測値が前記PH信号
設定器によつて予め設定されているPH信号設定
値より高い場合は、前記吸収液スラリ流量調節弁
を開き、前記炭酸塩流量調節弁を閉じ、 PH実測値がPH信号設定値より低い場合は、
前記吸収液スラリ流量調節弁と炭酸塩流量調節弁
を開くように構成されていることを特徴とする湿
式排煙脱硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032539A JPS60179121A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 湿式排煙脱硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032539A JPS60179121A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 湿式排煙脱硫装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179121A JPS60179121A (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0536086B2 true JPH0536086B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=12361741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59032539A Granted JPS60179121A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 湿式排煙脱硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179121A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5161040A (ja) * | 1974-11-25 | 1976-05-27 | Hitachi Ltd | Boirahaiendatsuryuseigyosochi |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP59032539A patent/JPS60179121A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60179121A (ja) | 1985-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |