JPH053668U - 電磁ブレーキのギヤツプ自動調整装置 - Google Patents
電磁ブレーキのギヤツプ自動調整装置Info
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- JPH053668U JPH053668U JP5170891U JP5170891U JPH053668U JP H053668 U JPH053668 U JP H053668U JP 5170891 U JP5170891 U JP 5170891U JP 5170891 U JP5170891 U JP 5170891U JP H053668 U JPH053668 U JP H053668U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁ブレーキにおける簡易構造のギャップ自
動調整装置を提供する。 【構成】 可動コア6を固定コア11寄りの回転板6a
とブレーキホイール3寄りの摩耗板6bとに分割形成し
て回転板6aをブレーキスプリング10により回転可能
となし、前記両板対向面相互のいずれか一方に、前記回
転方向に隣接する深さの異なる一対の溝21a,21b
を設け、かつ他方に、前記回転板6aの回転の際に前記
両溝21a,21bに対し深い方から浅い方へと切替え
嵌合して可動コア6の合計厚みを増大させ得る突部22
を形成した。
動調整装置を提供する。 【構成】 可動コア6を固定コア11寄りの回転板6a
とブレーキホイール3寄りの摩耗板6bとに分割形成し
て回転板6aをブレーキスプリング10により回転可能
となし、前記両板対向面相互のいずれか一方に、前記回
転方向に隣接する深さの異なる一対の溝21a,21b
を設け、かつ他方に、前記回転板6aの回転の際に前記
両溝21a,21bに対し深い方から浅い方へと切替え
嵌合して可動コア6の合計厚みを増大させ得る突部22
を形成した。
Description
【0001】
本考案は、電気ホイストの巻上装置等に用いられる電磁ブレーキのギャップ自 動調整装置に関する。
【0002】
電気ホイストは、例えば工場内において、荷物の積み降ろしや移送などを行う 運搬装置である。この電気ホイストの巻上装置(ホイスト本体)は、巻上用モー タを有する駆動部と、ワイヤロープが巻装された回転ドラムと、巻上用モータの 駆動力を回転ドラムに伝達する減速ギア機構及び電磁ブレーキを有する駆動部と を備えている。
【0003】 図5に一般的な電磁ブレーキを示す。同図に示すように、電磁ブレーキ本体1 の中央部には図示しない巻上用モータに駆動連結されたモータピニオン2が回転 自在に支持されている。そして、このモータピニオン2には2枚のブレーキホイ ール3が一体に回転可能で且つ軸方向移動自在に組付けられている。
【0004】 また、電磁ブレーキ本体1と支持プレート4には両端がそれぞれ固結された3 本のガイドピン5(図示は1本)が架設されている。そして、各ガイドピン5に は可動コア6とブレーキディスク7、押えプレート8が軸方向移動自在に組付け られている。このとき、ブレーキディスク7は2枚のブレーキホイール3の間に 位置し、可動コア6とブレーキホイール3、ブレーキディスク7、押えプレート 8の間にはそれぞれブレーキライニング9が介在されている。
【0005】 本体1と可動コア6との間にはブレーキスプリング10が装着されている。こ れによって可動コア6がブレーキホイール3側に押圧されることでこの可動コア 6とブレーキホイール3、ブレーキディスク7、押えプレート8、ブレーキライ ニング9が密着するようになっている。
【0006】 また、本体1には固定コア11が一体に形成され、この固定コア11には電磁 コイル12が装着されている。従って、この電磁コイル12に通電することで可 動コア6を吸引し、この可動コア6とブレーキホイール3、ブレーキディスク7 、押えプレート8、ブレーキライニング9の密着を解除することができるように なっている。
【0007】 なお、支持プレート4には調整ナット13が螺合し、この調整ナット13が押 えプレート8を移動させることで、ブレーキホイール3とブレーキディスク7 などとの密着力を調整することができる。また、本体1には電磁ブレーキ全体を 覆うカバー14が取付けられている。
【0008】 而して、ホイストの運転時には巻上用モータに通電するとモータピニオン2が 回転し、図示しない減速ギア機構を介して回転ドラムが回転してワイヤロープの 繰出しあるいは繰入れが行われる。
【0009】 この作動時、電磁ブレーキにも通電され、電磁コイル12が可動コア6を吸引 し、この可動コア6とブレーキホイール3、ブレーキディスク7、押えプレート 8、ブレーキライニング9の密着が解除される。従って、ブレーキスプリング1 0の付勢力はブレーキライニング9に作用せず、ブレーキホイール3、即ち、モ ータピニオン2は自由に回転することができる。
【0010】 一方、巻上用モータが停止し、回転ドラムによるワイヤロープの繰出しあるい は繰入れが停止する。これと同時に電磁ブレーキへの電流も遮断され、電磁コイ ル12による可動コア6の吸引が停止する。すると、ブレーキスプリング10に よって可動コア6がブレーキホイール3側に押圧され、可動コア6とブレーキホ イール3、ブレーキディスク7、押えプレート8、ブレーキライニング9が密着 してブレーキホイール3の制動を行う。
【0011】
前述した電磁ブレーキにおいては、その使用によってブレーキライニング9が 少しずつ摩耗して固定コア11と可動コア6との間に設定したブレーキギャップ δが少しずつ増大する。
【0012】 従って、そのブレーキギャップδの調整にあたっては、従来、調整ナット13 により手動で行っていた。また、ギャップ自動調整装置もあったが、これは、部 品点数が多くて構造が複雑であることから大幅なコストアップを招来するという 問題点があった。
【0013】 そこで、本考案の目的は、簡易構造のギャップ自動調整装置を提供することに ある。
【0014】
前記目的を達成するための、本考案の構成は、電磁コイルが可動コアを固定コ ア側へブレーキスプリング力に抗して吸引することで、ブレーキホイールがブレ ーキディスクに対しフリーとなる電磁ブレーキにおいて、前記可動コアを固定コ ア寄りの可動コア回転板とブレーキホイール寄りの可動コア摩擦板とに分割形成 して可動コア回転板を付勢手段により所定方向へ所定角度だけ回転可能となし、 前記可動コア回転板と可動コア摩擦板との対向面相互のいずれか一方に、前記回 転方向に隣接する深さの異なる一対の嵌合凹部を円周方向の複数箇所に設け、か つ他方に、前記可動コア回転板の回転の際に前記嵌合凹部に対し深い方から浅い 方へと切替え嵌合して可動コアの合計厚みを増大させ得る嵌合凸部を円周方向へ 複数形成したことを特徴とする。
【0015】
前記構成によれば、ブレーキギャップが設定調整限を越えると、可動コア回転 板が可動コア摩擦板に対し可動コアの合計厚さが増大する方向へ回転し、これに より、ブレーキギャップが初期調整値に自動調整される。
【0016】
以下添付図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。 図1〜図4に本考案の一実施例に係る電磁ブレーキを示す。これらの図におい て、図5に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付して重複す る説明を省略する。
【0017】 本実施例の電磁ブレーキには、ギャップ自動調整装置が付設されている。 即ち、図示のように、可動コア6が固定コア寄りの可動コア回転板6aとブレ ーキホイール寄りの可動コア摩擦板6bとに分割形成され、三本のガイドピン5 に対し、可動コア摩擦板6bは丸穴20bで回転不能に嵌合するとともに、可動 コア回転板6aは長穴20aで回転可能(回転角で約15°位)に嵌合している 。
【0018】 そして、前記可動コア回転板6aの可動コア摩擦板6bとの対向面には、半径 方向に延びる例えば0.75mmの浅い溝21aとこれに回転方向前方へ一定角度 隔てた例えば1.75mmの深い溝21bとが対となって、円周方向の複数箇所( 図中では3箇所)に形成される。一方、可動コア摩擦板6b側には、前記両溝2 1a,21bに選択的に嵌合し得る突部22が円周方向の複数箇所(図中では前 記両溝21a,21bの形成箇所に対応して3箇所)に形成される。
【0019】 また、前記可動コア摩擦板6bの外周一部が切り欠かれ、この切欠き部23を 利用して可動コア回転板6aに螺合した第1のボルト24aと、前記切欠き部2 3の近傍に位置して可動コア摩擦板6bに螺合した第2のボルト24bとの間に 可動コア回転板6aを常時所定の回転方向に付勢するための回転用ばね25が介 装される。
【0020】 その他の構成は、支持プレート4及び押えプレート8(図5参照)をなくして 比較的大き目の調整ナット13をモータピニオン2の先端部に螺合させるととも に、ブレーキスプリング10をガイドピン5の周囲から固定コア11の内側に配 置換えした点以外は図5に示した従来例と同様である。
【0021】 このように構成されるため、可動コア摩擦板6bの突部22が可動コア回転板 6aの深い溝21bに嵌合した状態(図4参照)で、調整ナット13によりブレ ーキギャップが例えば0.75mmの初期調整値に設定されてから、電磁ブレーキ が使用される。
【0022】 そして、使用により、ブレーキライニング9が少しずつ摩耗し、ブレーキギャ ップが少しずつ大きくなって設定調整限(本実施例では1.75mm)を越えると 、ブレーキ解放時に、可動コア回転板6aが回転用ばね25により図中矢印方向 へ約15°(これは長穴20aによって決定される)だけ回転し、前記突部22 が可動コア回転板6aの浅い溝21aに切替え嵌合する。
【0023】 これによって、2枚の可動コア6a,6bの合計厚さが本実施例では1mm(1 .75mm−0.75mm)厚くなり、ブレーキギャップが初期設定値0.75mmに 、一回限り自動調整される。
【0024】 なお、本考案は前記実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で 、二枚の可動コア6a,6b間における両溝21a,21bと突部22の位置関 係を逆にして形成するなど各種変更が可能であることは言う迄もない。
【0025】
以上説明したように本考案によれば、可動コアを二分割してギャップ自動調整 機能を付与するようにしたので、部品点数が少なく簡単な構造のギャップ自動調 整装置が実現される。
【図1】本考案の一実施例を示す電磁ブレーキの断面図
である。
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】可動コアの要部側面図である。
【図5】従来例の断面図である。
3 ブレーキホイール 5 ガイドピン 6 可動コア 6a 可動コア回転板 6b 可動コア摩擦板 7 ブレーキディスク 10 ブレーキスプリング 11 固定コア 12 電磁コイル 20a 長穴 20b 丸穴 21a 浅い溝 21b 深い溝 22 突部 25 回転用ばね
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 電磁コイルが可動コアを固定コア側へブ
レーキスプリング力に抗して吸引することで、ブレーキ
ホイールがブレーキディスクに対しフリーとなる電磁ブ
レーキにおいて、前記可動コアを固定コア寄りの可動コ
ア回転板とブレーキホイール寄りの可動コア摩擦板とに
分割形成して可動コア回転板を付勢手段により所定方向
へ所定角度だけ回転可能となし、前記可動コア回転板と
可動コア摩擦板との対向面相互のいずれか一方に、前記
回転方向に隣接する深さの異なる一対の嵌合凹部を円周
方向の複数箇所に設け、かつ他方に、前記可動コア回転
板の回転の際に前記嵌合凹部に対し深い方から浅い方へ
と切替え嵌合して可動コアの合計厚みを増大させ得る嵌
合凸部を円周方向へ複数形成したことを特徴とする電磁
ブレーキのギャップ自動調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991051708U JP2578811Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電磁ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991051708U JP2578811Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電磁ブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053668U true JPH053668U (ja) | 1993-01-19 |
| JP2578811Y2 JP2578811Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12894400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991051708U Expired - Lifetime JP2578811Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電磁ブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578811Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5189989U (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-19 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP1991051708U patent/JP2578811Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5189989U (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578811Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970805 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980428 |