JPH053670Y2 - - Google Patents

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JPH053670Y2
JPH053670Y2 JP1985093230U JP9323085U JPH053670Y2 JP H053670 Y2 JPH053670 Y2 JP H053670Y2 JP 1985093230 U JP1985093230 U JP 1985093230U JP 9323085 U JP9323085 U JP 9323085U JP H053670 Y2 JPH053670 Y2 JP H053670Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パネルシヤツターの気密構造に係
り、詳しくは、開口部の閉鎖時にシヤツターカー
テンを構成する各パネルが、気密性を保持した状
態で上下方向に隣接できるようにしたパネルシヤ
ツターの気密構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の建築物において、空気調和設備が設けら
れているときには、屋外と屋内との境界部に気密
構造が採用され、気密型のパネルシヤツターも知
られている。例えば実公昭56−46446号公報には、
パネルの上枠と下枠との係合状態を密接状態とす
る技術として、パネルの下端には、前面および後
面とそれぞれ平行な方向に延びる一対の脚部1c
および1dを設け、この両者間に凹部1fを形成
すると共に、パネルの上端には、凹部1fに対応
する形状の突起1gを設け、かつ突起1gの両端
に接触面1hおよび1iを形成し、突起1gが凹
部1fに係合すると、脚部1cおよび1dが接触
面1h及び1iにそれぞれ接触して、パネル間を
上下方向は勿論のこと、左右方向(前後方向)に
も密着させる技術内容が開示されている(公報第
4欄第14行〜第20行、および第6欄第4行〜第11
行参照)。
ところが、上記のような気密構造のパネルシヤ
ツターでは、当該公報の第4図a,bでも明らか
な通り、シヤツタ閉鎖の際、上位パネル1の脚部
1cおよび1dと下位パネル1上端の段差状の接
触面1hおよび1iとの間で手指等を挟む危険性
がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記のような実状に鑑み、従来の欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、閉鎖時の安全性が確保されると
共に、閉鎖状態では気密性が保持できるように各
パネルを上下方向に隣接させることができ、しか
も降雨時には、気密部材の上面が雨樋としての機
能が果たせるように構成したパネルシヤツターの
気密構造を提供しようとするにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案が採用した技
術手段は、上下に隣接する各パネルが開口部の開
放姿勢で離間し、閉鎖姿勢で積層されるように連
結されたパネルシヤツターにおいて、前記各パネ
ルの一側面側上端縁には開口部の閉鎖時に上位に
隣接するパネルの一側面側下面部近傍を覆う上部
覆片が上方に向けて突出形成され、該パネルの他
側面側下端縁には下位に隣接するパネルの他側面
側上面部近傍を覆う下部覆片が下方に向けて突出
形成され、かつ、上部覆片と前記パネルの一側面
側下面部および下部覆片と前記パネルの他側面側
上面部との間にそれぞれ空間部を形成すると共
に、上部覆片とパネル上面とのコーナー部長手方
向に気密部材を設け、開口部の閉鎖時に上位に隣
接するパネルの下面一側で気密部材を押圧するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
[作用] したがつて本考案によれば、開口部の閉鎖時に
上位に隣接するパネルの一側面側下面部近傍が上
部覆片によつて覆われ、下位に隣接するパネルの
他側面側上面部近傍が下部覆片によつて覆われる
ので、手指等を挟む危険性がなくなると共に、上
部覆片とパネル上面とのコーナー部に設けた気密
部材が上位に隣接するパネルの下面一側で押圧さ
れるので、閉鎖状態では各パネルは気密性を保持
した状態で上下方向に隣接することになる。その
うえ、閉鎖時に上部覆片で覆われる上位パネルの
一側面側下面部と上部覆片との間に形成された空
間部が降雨時に雨樋として機能するため、気密性
を保持したまま雨仕舞が良好に行なえる。
[実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は縦断面図、第2図は一部切欠き立面
図である。
この実施例は、長尺状金属板を長辺に沿つて厚
さ方向および面方向に折曲げて、パネル面2aお
よび一側の長辺に沿う段部(段差状面部)2b、
厚さ方向側面(上面)2c、面方向端縁(立上り
状上部覆片)2dおよび他側の長辺に沿う厚さ方
向折曲げ部(下向き状の下部覆片)2eを一体に
成形して一側面のパネル板2を形成し、この一側
面のパネル板2に対してこれと全く同形の他側面
のパネル板2′を互いに逆方向に向い合わせてス
ポツト溶接等で接合して中空パネル体1を構造し
たものである。そして両パネル板2,2′の厚さ
方向側面(上面、下面)2c,2c′と面方向の端
縁(上部覆片、下部覆片)2d,2d′とのコーナ
ー部には中空角棒状のシール部材(気密部材)
3,3′が配設され、また中央部には互いに嵌合
する一方の嵌合部材4および他方の嵌合部材4′
がそれぞれ付設されている。
各パネル板2,2′のパネル面2a,2a′の各
内面にはそれぞれ複数の補強リブ5,5′が適当
間隔を配して短辺方向に固着されると共に、スポ
ンジ等の制振材6,6′が貼着され、中空部には
グラスウール等の遮音材7が充填される。中空パ
ネル体1の短辺方向の両側面は側板8がボルト
9,9′で止着されて封鎖される。
上記構成の第1実施例において、当該シヤツタ
ーカーテンが閉鎖される時、各パネル体1の上下
に延在する各パネル面2a′,2aの面方向の端縁
(上部覆片、下部覆片)2d,2d′は隣接する上
下のパネル1のパネル面2a′,2aの段部(段差
状面部)2b′,2bにそれぞれ重合して各パネル
1の上下の厚さ方向側面(上面、下面)2c,2
c′が近接し、各側面(上面、下面)2c,2c′の
シール部材(気密部材)3,3′が対向する各側
面2c′,2cに当接して押圧されると共に、各嵌
合部材4,4′が対向する相手方の嵌合部材4′,
4に嵌合する。このためシヤツターカーテン閉鎖
時の気密性が保持されると共にカーテン面の剛性
が増強される。そのうえ、隣接する上下のパネル
1のパネル面2a′,2aの段部(段差状面部)2
b′,2bは面方向の端縁(上部覆片、下部覆片)
2d,2d′で覆われるので、手指等を挟む危険性
がない。
第3図は本考案の第2実施例を示し、この中空
パネル1は長尺状金属板を長辺に沿つて厚さ方向
および面方向に折曲げて、パネル面2aおよび一
側の長辺に沿う段部(段差状面部)2b、厚さ方
向側面(上面)2c、面方向端縁(立上り状上部
覆片)2d、および他側の長辺に沿う厚さ方向折
曲げ部(下向き状の下部覆片)2e、さらに面方
向の折返し部2fを一体に成形して一側面のパネ
ル板2を形成し、これに全く同形の他側面のパネ
ル板2′を逆向きにして向い合わせて溶着して成
るものである。この中空パネル1の一方の厚さ方
向側面(上面)2cと面方向端縁(立上り状上部
覆片)2dとのコーナー部に中空角棒状のシール
部材(気密部材)3が設けられ、また中央部には
円筒形の硬質弾性材で成るクツシヨン部材11が
付設され、両パネル面2a,2a′の各内面にはそ
れぞれ複数の補強リブ5,5′が短辺方向に固着
されると共に制振材6,6′が貼着され、中空部
には遮音材7が充填されている。
上記構成は、パネル板2一側端の折返し部2f
および厚さ方向側面(上面)2cの嵌合部材4に
代るクツシヨン部材11を除いて前記第1実施例
と同様であるが、第2実施例では、一側のパネル
板2aの外面全面にクロス12が貼着されると共
に、当該シヤツターカーテンが閉鎖される時、各
パネル1の上下に延在する各パネル面2a′,2a
の面方向端縁(上部覆片、下部覆片)2d,2
d′が重合する隣接各パネル1のパネル面2a′,2
aの段部(段差状面部)2b′,2bに摺り板1
3,13′が付設される。
このためシヤツターカーテンの意匠性が向上
し、かつシヤツターカーテン開閉時のクロスの損
傷や剥離を防止することができる。
ところで、前記第1実施例および第2実施例に
おいて、各パネル1の上下に延在する各パネル面
2a′,2aの面方向端縁(上部覆片、下部覆片)
2d,2d′と対向するパネル1のパネル面2a′,
2aの段部(段差状面部)2b′,2bとの間には
空間部14が形成されているので、該空間部14
が降雨時に雨樋として機能し、雨水をパネル1の
左右両側から流出させることができる。したがつ
て、閉鎖時には気密性が保持された状態で、雨仕
舞も良好に行なわれる。
第4図に示す第3実施例は最も簡略化した中空
パネル1の構成例であつて、長尺状金属板を長辺
に沿つて厚さ方向および面方向に折曲げて、パネ
ル面2a、厚さ方向側面2c、面方向折返し部2
gを形成した一側面のパネル板2に、これと同形
の他側面のパネル板2′を互いに逆方向に向い合
わせて溶着したものである。
また第5図に示す第4実施例は前記第2実施例
と近似するものであるが、一方のパネル板2また
は2′の面方向端縁2dまたは2d′を他方のパネ
ル板2′または2のパネル面2a′または2aの折
返し部2f′または2fで挟着して両パネル板2,
2′を接合することによつて溶接を省略し、組立
てを簡単にしたものである。
そして、第3、第4実施例共、シール部材(気
密部材)3、嵌合部材4,4′、クツシヨン部材
11、補強リブ5,5′、制振材6,6′、遮音材
7、クロス12、摺り板13,13′等を適宜付
設することは、第1、第2実施例の場合と全く同
様である。
[考案の効果] これを要するに本考案は、上下に隣接する各パ
ネルが開口部の開放姿勢で離間し、閉鎖姿勢で積
層されるように連結されたパネルシヤツターにお
いて、前記各パネルの一側面側上端縁には開口部
の閉鎖時に上位に隣接するパネルの一側面側下面
部近傍を覆う上部覆片が上方に向けて突出形成さ
れ、該パネルの他側面側下端縁には下位に隣接す
るパネルの他側面側上面部近傍を覆う下部覆片が
下方に向けて突出形成され、かつ、上部覆片と前
記パネルの一側面側下面部および下部覆片と前記
パネルの他側面側上面部との間にそれぞれ空間部
を形成すると共に、上部覆片とパネル上面とのコ
ーナー部長手方向に気密部材を設け、開口部の閉
鎖時に上位に隣接するパネルの下面一側で気密部
材を押圧するように構成したから、次のような実
用的効果を奏する。
(1) 開口部の閉鎖時には上位に隣接するパネルの
一側面側下面部近傍が上部覆片によつて覆わ
れ、また下位に隣接するパネルの他側面側上面
部近傍が下部覆片によつて覆われた状態となる
ので、手指等を挟む危険性が全くなく、したが
つて、閉鎖動作の安全性が確保できる。
(2) 閉鎖動作の過程で上部覆片とパネル上面との
コーナー部に設けた気密部材が上位に隣接する
パネルの下面一側で押圧されながら上下方向に
隣接するので、閉鎖時の気密性が保持できる。
(3) 閉鎖時に上部覆片で覆われる上位パネルの一
側面側下面部と上部覆片との間に形成された空
間部が降雨時に雨樋として機能するため、気密
性を保持したまま雨仕舞が良好にできる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示すもので、第1
図および第2図はそれぞれ第1実施例の縦断面図
および一部切欠き立面図、第3図は第2実施例の
縦断面図、第4図は第3実施例の縦断面図、第5
図は第4実施例の縦断面図である。 1……中空パネル、2,2′……パネル板、2
a,2a′……パネル面、2b,2b′……段部(段
差状面部)、2c,2c′……厚さ方向側面(上面、
下面)、2d,2d′……面方向端縁(上部覆片、
下部覆片)、3,3′……シール部材(気密部材)、
4,4′……嵌合部材、5,5′……補強リブ、
6,6′……制振材、7……遮音材、8……側板、
9,9′……ボルト、11……クツシヨン部材、
12……クロス、13,13′……摺り板、14
……空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に隣接する各パネルが開口部の開放姿勢で
    離間し、閉鎖姿勢で積層されるように連結された
    パネルシヤツターにおいて、前記各パネルの一側
    面側上端縁には開口部の閉鎖時に上位に隣接する
    パネルの一側面側下面部近傍を覆う上部覆片が上
    方に向けて突出形成され、該パネルの他側面側下
    端縁には下位に隣接するパネルの他側面側上面部
    近傍を覆う下部覆片が下方に向けて突出形成さ
    れ、かつ、上部覆片と前記パネルの一側面側下面
    部および下部覆片と前記パネルの他側面側上面部
    との間にそれぞれ空間部を形成すると共に、上部
    覆片とパネル上面とのコーナー部長手方向に気密
    部材を設け、開口部の閉鎖時に上位に隣接するパ
    ネルの下面一側で気密部材を押圧するように構成
    したことを特徴とするパネルシヤツターの気密構
    造。
JP1985093230U 1985-06-20 1985-06-20 Expired - Lifetime JPH053670Y2 (ja)

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JP1985093230U JPH053670Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50104760A (ja) * 1974-01-25 1975-08-19
JPS5253153U (ja) * 1975-10-15 1977-04-16
JPS5862273A (ja) * 1981-10-05 1983-04-13 三和シヤツタ−工業株式会社 パネルシヤツタ−装置

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JPS62689U (ja) 1987-01-06

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