JPH0536916A - 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置 - Google Patents
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置Info
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- JPH0536916A JPH0536916A JP3210370A JP21037091A JPH0536916A JP H0536916 A JPH0536916 A JP H0536916A JP 3210370 A JP3210370 A JP 3210370A JP 21037091 A JP21037091 A JP 21037091A JP H0536916 A JPH0536916 A JP H0536916A
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Abstract
れた絶縁ゲート型電界効果トランジスタを作製し、高速
動作が可能で、ラッチアップ現象等のない、耐放射線特
性の優れた半導体装置を提供する。 【構成】絶縁ゲート型電界効果トランジスタ2,3の、
少なくともチャネル領域を構成する単結晶層4,5が、
多孔質化されたシリコン基体上の非多孔質単結晶層の表
面或いは、該非多孔質単結晶層の酸化表面を、酸化膜1
8を表面に有するシリコン基体1の該酸化膜に貼り合わ
せてのち、該多孔質化されたシリコン基体を少なくとも
湿式化学エッチングを含む工程により除去して得られ
た、酸化膜18を表面に有するシリコン基体1上の単結
晶半導体層である。
Description
トランジスタ及びそれを用いた半導体装置に係り、特に
絶縁ゲート型電界効果トランジスタが絶縁物基板上に形
成された絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを
用いた半導体装置に関する。
は、シリコン・オン・インシュレーター(SOI)技術
として広く知られ、通常のSi集積回路を作製するバル
クSi基板では到達しえない数々の優位点をSOI技術
を利用したデバイスが有することから多くの研究が成さ
れてきた。すなわち、SOI技術を利用することで、
.誘電体分離が容易で高集積化が可能、.対放射線
耐性に優れている、.浮遊容量が低減され高速化が可
能、.ウエル工程が省略できる、.ラッチアップを
防止できる、.薄膜化による完全空乏型電界効果トラ
ンジスタが可能、等の優位点が得られる。
点を実現するために、ここ数十年に渡り、SOI構造の
形成方法について研究されてきている。この内容は、例
えば、 Special Issue: "Single-crystal silicon on n
on-single-crystal insulators"; edited by G.W.Culle
n, Journal of Crystal Growth, volume 63, no3, pp 4
29 〜590 (1983). にまとめられている。
に、SiをCVD(化学気相法)で、ヘテロエピタキシ
ーさせて形成するSOS(シリコン・オン・サファイ
ア)が知られており、最も成熟したSOI技術として一
応の成功を収めはしたが、Si層と下地サファイア基板
界面の格子不整合により大量の結晶欠陥、サファイア基
板からのアルミニュームのSi層への混入、そして何よ
りも基板の高価格と大面積化への遅れにより、その応用
の広がりが妨げられている。比較的近年には、サファイ
ア基板を使用せずにSOI構造を実現しようという試み
が行なわれている。この試みは、次の二つに大別され
る。 (1)Si単結晶基板を表面酸化後に、窓を開けてSi
基板を部分的に表出させ、その部分をシードとして横方
向へエピタキシャル成長させ、SiO2 上へSi単結晶
層を形成する(この場合には、SiO2 上にSi層の堆
積をともなう。)。 (2)Si単結晶基板そのものを活性層として使用し、
その下部にSiO2 を形成する(この方法は、Si層の
堆積をともなわない。)。
のシリコン層に種々の半導体素子及びそれらからなる集
積回路が作成されてきている。
する手段として、CVD法により、直接、単結晶層Si
を横方向エピタキシャル成長させる方法、非晶質Siを
堆積して、熱処理により固相横方向エピタキシャル成長
させる方法、非晶質あるいは、多結晶Si層に電子線、
レーザー光等のエネルギービームを収束して照射し、溶
融再結晶により単結晶層をSiO2 上に成長させる方
法、そして、棒状ヒーターにより帯状に溶融領域を走査
する方法(Zone melting recrystallization) が知られ
ている。これらの方法にはそれぞれ一長一短があるが、
その制御性、生産性、均一性、品質に多大の問題を残し
ており、いまだに、工業的に実用化したものはない。た
とえば、CVD法は平坦薄膜化するには、犠牲酸化が必
要となり、固相成長法ではその結晶性が悪い。また、ビ
ームアニール法では、収束ビーム走査による処理時間
と、ビームの重なり具合、焦点調整などの制御性に問題
がある。このうち、Zone Melting Recrystallization法
がもっとも成熟しており、比較的大規模な集積回路も試
作されてはいるが依然として、亜粒界等の結晶欠陥は、
多数残留しており、少数キャリヤーデバイスを作成する
にいたってない。
キシャル成長の種子として用いない方法に於ては、次の
3種類の方法が挙げられる。
れたSi単結晶基板に酸化膜を形成し、該酸化膜上に多
結晶Si層をSi基板と同じ程厚く堆積した後、Si基
板の裏面から研磨によって、厚い多結晶Si層上にV溝
に囲まれて誘電分離されたSi単結晶領域を形成する方
法である。この方法に於ては、結晶性は、良好である
が、多結晶Siを数百ミクロンも厚く堆積する工程と、
単結晶Si基板を裏面より研磨して分離したSi活性層
のみを残す工程とを要するために、制御性及び生産性の
点から問題がある。
on by ion implanted oxygen) と称されるSi単結晶基
板中に酸素のイオン注入によりSiO2 層を形成する方
法であり、Siプロセスと整合性が良いため現在もっと
も成熟した方法である。しかしながら、SiO2 層形成
をするためには、酸素イオンを1018ions/cm2
以上も注入する必要があり、その注入時間は長大であ
り、生産性は高いとはいえず、また、ウエハーコストは
高い。更に、結晶欠陥は多く残存し、工業的に見て、少
数キャリヤーデバイスを作製できる充分な品質に至って
いない。
よりSOI構造を形成する方法である。この方法は、P
型Si単結晶基板表面にN型Si層をプロトンイオン注
入(イマイ他, J.Crystal Growth,vol 63,547(1983) ),
もしくは、エピタキシャル成長とパターニングによっ
て島状に形成し、表面よりSi島を囲むようにHF溶液
中の陽極化成法によりP型のSi基板のみを多孔質化し
たのち、増速酸化によりN型Si島を誘電体分離する方
法である。本方法では、分離されているSi領域は、デ
バイス工程のまえに決定されており、デバイス設計の自
由度を制限する場合があるという問題点があり、前述し
た種々のSOIの半導体集積回路としての特徴を十分発
揮するにいたっていない。
界効果トランジスタは、絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタの、少なくともチャネル領域を構成する単結晶層
が、多孔質化されたシリコン基体上の非多孔質単結晶層
の表面或いは、該非多孔質単結晶層の酸化表面を、酸化
膜を表面に有するシリコン基体の該酸化膜に貼り合わせ
てのち、該多孔質化されたシリコン基体を少なくとも湿
式化学エッチングを含む工程により除去して得られた、
酸化膜を表面に有するシリコン基体上の単結晶半導体層
であることを特徴とする。
ト型電界効果トランジスタを用いたことを特徴とする。
体は、トランジスタ等の電子回路素子、金属配線等が形
成されたものも含めるものとする。
と、半分以下になるにもかかわらず、単結晶性は維持さ
れており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシ
ャル成長させることも可能である。また多孔質層はその
内部に大量の空隙が形成されているために、密度が半分
以下に減少する。その結果、体積に比べて表面積が飛躍
的に増大するため、その化学エッチング速度は、通常の
単結晶層のエッチング速度に比べて、著しく増速され
る。
質を利用して、酸化膜を表面に有するシリコン基体上に
単結晶半導体層を作製し、この単結晶半導体層を用いて
絶縁ゲート型電界効果トランジスタを作製するものであ
る。すなわち、本発明は、多孔質化されたシリコン基体
上に結晶性の優れた非多孔質単結晶層を形成し、この非
多孔質単結晶層の表面又は該非多孔質単結晶層の酸化表
面を、酸化膜を表面に有するシリコン基体の該酸化膜に
貼り合わせてのち、通常の単結晶層に比べてエッチング
速度が増速されてなる該多孔質化したシリコン基体を少
なくとも湿式化学エッチングを含む工程により除去する
ことで単結晶半導体層を作製し、この単結晶半導体層を
用いて絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用
いた半導体装置を作製したものである。
シリコン基体上に形成された、経済性に優れて、大面積
に渡り均一平坦な、極めて優れた結晶性を有する、欠陥
の著しく少ないSi単結晶層上に素子が作成されるた
め、ソース、およびドレインの浮遊容量の低減された絶
縁ゲート型電界効果トランジスタを作製でき、高速動作
が可能で、ラッチアップ現象等のない、耐放射線特性の
優れた半導体装置を提供することができる。
しながら詳述する。
例の概略的断面図である。同図において、基板1は、後
述するように多孔質Siを選択的に除去することによ
り、形成されたSiO2 (図1の18)を表面に有する
シリコン基板(シリコン基体となる)である。
ンジスタ2、Pチャネル電界効果トランジスタ3が形成
されており、両者の素子を互いに接続することにより相
補性電界効果型半導体装置が作製される。
単結晶半導体層を絶縁性基板上に作製する工程より図
2,図3を用いて説明する。
(d)は本発明による半導体基板の作製方法を説明する
ための工程図で、夫々各工程に於ける模式的断面図とし
て示されている。
観察によれば、平均約600オングストローム程度の径
の孔が形成されており、その密度は単結晶Siに比べる
と、半分以下になるにもかかわらず、単結晶性は維持さ
れており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシ
ャル成長させることも可能である。ただし、1000℃
以上では、内部の孔の再配列が起こり、増速エッチング
の特性が損なわれる。このため、Si層のエピタキシャ
ル成長には、分子線エピタキシャル成長、プラズマCV
D法,熱CVD法、光CVD法、バイアス・スパッター
法、液相成長法等の低温成長が好適とされる。
た後に単結晶層をエピタキシャル成長させる方法につい
て説明する。図2(a)に示すように、先ず、Si単結
晶基板を用意して、それを多孔質化して多孔質Si単結
晶基板21とする。種々の成長法により、エピタキシャ
ル成長を多孔質化した基板表面に行い、薄膜単結晶層2
2を形成する。Si基板は、HF溶液を用いた陽極化成
法によって、多孔質化させる。この多孔質Si層は、単
結晶Siの密度2.33g/cm3 に比べて、その密度
をHF溶液濃度を50〜20%に変化させることで、密
度を1.1〜0.6g/cm3 の範囲に変化させること
ができる。この多孔質層は、下記の理由により、P型S
i基板に形成されやすい。この多孔質Si層は、透過電
子顕微鏡による観察によれば、平均約600オングスト
ローム程度の径の孔が形成される。
年に半導体の電解研磨の研究過程に於て発見された(A.
Uhlir, Bell Syst.Tech.J., vol 35,p.333(1956)) 。ま
た、ウナガミ等は、陽極化成におけるSiの溶解反応を
研究し、HF溶液中のSiの陽極反応には正孔が必要で
あり、その反応は、次のようであると報告している(T.
ウナガミ: J. Electrochem.Soc., vol.127, p.476 (198
0) )。
ている。また、n及びλは夫々シリコン1原子が溶解す
るために必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4な
る条件が満たされた場合に多孔質シリコンが形成される
としている。
コンは、多孔質化されるが、N型シリコンは多孔質化さ
れない。この多孔質化に於ける選択性は、長野ら及びイ
マイによって実証されている(長野、中島、安野、大
中、梶原; 電子通信学会技術研究報告、vol 79,SSD 79-
9549(1979)、(K.イマイ;Solid-State Electronicsvol2
4,159 (1981))。
されるという報告もあり(R.P.Holmstrom and J.Y.Chi.
Appl.Phys.Lett. Vol.42,386(1983) )、P型、N型の
別にこだわらず、多孔質化を実現できる基板を選ぶこと
が重要である。
形成されているために、密度が半分以下に減少する。そ
の結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大するため、
その化学エッチング速度は、通常の単結晶層のエッチン
グ速度に比べて、著しく増速される。
6を有する基板23を用意して、多孔質Si基板上の単
結晶Si層表面を酸化した後、酸化層24に絶縁性基板
23を貼りつける。該酸化層は、デバイスを作成する際
に重要な役割をはたす。すなわち、Si活性層の下地界
面により発生する界面準位は直接貼り合わせる界面にく
らべて、本発明による酸化膜界面の準位のほうがひくく
でき、電子デバイスの特性は、著しく向上される。貼り
合わせた後に、多孔質Si基板21を全部、エッチング
等の手段で除去して絶縁性基板23上に薄膜化した単結
晶シリコン層22を残存させ形成する。
板が示される。すなわち、絶縁性基板23上に結晶性が
シリコンウエハーと同等な単結晶Si層22が平坦に、
しかも均一に薄層化されて、ウエハー全域に、大面積に
形成される。こうして得られた半導体基板は、絶縁分離
された電子素子作製という点から見ても好適に使用する
ことができる。
る選択エッチング法について、以下に述べる。
ず、多孔質Siのみを選択エッチング可能なエッチング
液としては、弗酸、バッファード弗酸、過酸化水素水を
加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、アルコール
を加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、過酸化水
素水とアルコールとを加えた弗酸又はバッファード弗酸
の混合液が好適に用いられる。図4〜図11は多孔質S
iと単結晶Siを上記種々のエッチング液に浸潤したと
きのエッチングされた多孔質Siと単結晶Siの厚みの
エッチング時間依存性を示す特性図である。エッチング
液は、それぞれ、図4が49%弗酸、図5が49%弗酸
と過酸化水素水との混合液(1:5)、図6が49%弗
酸とアルコールとの混合液(10:1)、図7が49%
弗酸とアルコールと過酸化水素水との混合液(10:
6:50)であり、また図8がバッファード弗酸、図9
がバッファード弗酸と過酸化水素水との混合液(1:
5)、図10がバッファード弗酸とアルコールとの混合
液(10:1)、図11がバッファード弗酸とアルコー
ルと過酸化水素水との混合液(10:6:50)であ
る。なお、アルコールを加えたものについては、撹拌す
ることなしに浸潤し、アルコールを加えないものについ
ては、撹拌しながら浸潤した。
て作成し、その条件を以下にしめす。陽極化成によって
形成する多孔質Siの出発材料は、単結晶Siに限定さ
れるものではなく、他の結晶構造のSiでも可能であ
る。
記種々のエッチング液に浸潤した。
ら浸潤したものについて、該多孔質Siの厚みの減少を
測定したところ、多孔質Siは急速にエッチングされ、
40分ほどで90μm、更に、80分経過させると20
5μmも、高度の表面性を有して、均一にエッチングさ
れた。
(1:5)(図5の白丸)に撹はんしながら浸潤したも
のについて、該多孔質Siの厚みの減少を測定したとこ
ろ、多孔質Siは急速にエッチングされ、40分ほどで
112μm、更に、80分経過させると256μmも、
高度の表面性を有して、均一にエッチングされた。
0:1)(図6の白丸)に撹はんすることなしに浸潤し
たものについて、該多孔質Siの厚みの減少を測定した
ところ、多孔質Siは急速にエッチングされ、40分ほ
どで85μm、更に、80分経過させると195μm
も、高度の表面性を有して、均一にエッチングされた。
の混合液(10:6:50)(図7の白丸)に撹はんす
ることなしに浸潤したものについて、該多孔質Siの厚
みの減少を測定したところ、多孔質Siは急速にエッチ
ングされ、40分ほどで107μm、更に、80分経過
させると244μmも、高度の表面性を有して、均一に
エッチングされた。
浸潤したものについて、該多孔質Siの厚みの減少を測
定したところ、多孔質Siは急速にエッチングされ、4
0分ほどで70μm、更に、120分経過させると11
8μmも、高度の表面性を有して、均一にエッチングさ
れた。
液(1:5)(図9の白丸)に浸潤し、撹拌したものに
ついて、該多孔質Siの厚みの減少を測定したところ、
多孔質Siは急速にエッチングされ、40分ほどで88
μm、更に、120分経過させると147μmも、高度
の表面性を有して、均一にエッチングされた。
(10:1)(図10の白丸)に撹はんすることなしに
浸潤したものについて、該多孔質Siの厚みの減少を測
定したところ、多孔質Siは急速にエッチングされ、4
0分ほどで67μm、更に、120分経過させると11
2μmも、高度の表面性を有して、均一にエッチングさ
れた。
素水との混合液(10:6:50)(図11の白丸)に
撹はんすることなしに浸潤したものについて、該多孔質
Siの厚みの減少を測定したところ、多孔質Siは急速
にエッチングされ、40分ほどで83μm、更に、12
0分経過させると140μmも、高度の表面性を有し
て、均一にエッチングされた。
は30%であるが、下記の過酸化水素水の添加効果がそ
こなわれず、且つ製造工程等で実用上差し支えない濃度
で設定される。バッファード弗酸としては、フッ化アン
モニウム(NH4 F)36.2%、フッ化水素(HF)
4.46%の水溶液が用いられる。
ド弗酸,過酸化水素水の溶液濃度及び温度に依存する。
過酸化水素水を添加することによって、シリコンの酸化
を増速し、反応速度を無添加に比べて増速することが可
能となり、更に過酸化水素水の比率を変えることによ
り、その反応速度を制御することができる。またアルコ
ールを添加することによって、エッチングによる反応生
成気体の気泡を、瞬時にエッチング表面から、撹拌する
ことなく、除去でき、均一にかつ効率よく多孔質Siを
エッチングすることができる。
ァード弗酸及び上記過酸化水素水又は上記アルコールの
効果を奏し、エッチング速度が製造工程等で実用上差し
支えない範囲で設定される。
度、室温の場合について取り上げたが、本発明はかかる
条件に限定されるものではない。
ング液に対して、好ましくは1〜95%、より好ましく
は1〜85%、さらに好ましくは1〜70%の範囲で設
定され、バッファード弗酸中のNH4 F濃度は、エッチ
ング液に対して、好ましくは1〜95%、より好ましく
は5〜90%、さらに好ましくは5〜80%の範囲で設
定される。
しくは1〜95%、より好ましくは5〜90%、さらに
好ましくは5〜80%の範囲で設定される。
好ましくは1〜95%、より好ましくは5〜90%、さ
らに好ましくは10〜80%で、且つ上記過酸化水素水
の効果を奏する範囲で設定される。
て、好ましくは80%以下、より好ましくは60%以
下、さらに好ましくは40%以下で、且つ上記アルコー
ルの効果を奏する範囲で設定される。
ましくは5〜80℃、さらに好ましくは5〜60℃の範
囲で設定される。
ルコールのほか、イソプロピルアルコールなど製造工程
等に実用上差し支えなく、さらに上記アルコール添加効
果を望むことのできるアルコールを用いることができ
る。
において、上記各種エッチング液に浸潤した。のちに、
該非多孔質Siの厚みの減少を測定した。非多孔質Si
は、120分経過した後にも、100オングストローム
以下しかエッチングされなかった。
を水洗し、その表面を二次イオンにより微量分析したと
ころ何等不純物は検出されなかった。
方法を図面を参照しながら詳述する。
導体基板の作製方法を説明するための工程図で、夫々各
工程に於ける模式的断面図として示されている。
膜成長法によるエピタキシャル成長により高濃度シリコ
ン単結晶基板31上に低不純物濃度層32を形成する。
或は、P型Si単結晶基板31の表面をプロトンをイオ
ン注入してN型単結晶層32を形成する。
単結晶基板31を裏面よりHF溶液を用いた陽極化成法
によって、多孔質Si基板33に変質させる。この多孔
質Si層は、単結晶Siの密度2.33g/cm3 に比
べて、その密度をHF溶液濃度を50〜20%に変化さ
せることで密度1.1〜0.6g/cm3 の範囲に変化
させることができる。この多孔質層は、上述したよう
に、P型基板に形成される。
6を有する絶縁性基板34を用意して、多孔質Si基板
上の単結晶Si層表面に該絶縁性基板を貼りつける。図
3(c)に示すように、多孔質Si基板33をエッチン
グ除去して絶縁性基板上に薄膜化した単結晶シリコン層
を残存させ形成する。
板が示される。すなわち、絶縁性基板34上に結晶性が
シリコンウエハーと同等な単結晶Si層32が平坦に、
しかも均一に薄層化されて、ウエハー全域に、大面積に
形成される。
された電子素子作製という点から見ても好適に使用する
ことができる。
し、その後、陽極化成により選択的に、P型基板のみを
多孔質化する方法である。
基板表面の単結晶薄層を図1に示すように部分酸化法或
いは、島状にエッチングして分離する。次に、Nチャネ
ルトランジスタ(図1の2)を形成しようとする単結晶
シリコン島(図1の4)にP型不純物イオン、Pチャネ
ルトランジスタ(図1の3)を形成しようとする単結晶
シリコン島(図1の5)にN型不純物イオンをそれぞれ
独立に打ち込む。
1の4,5)にゲート絶縁膜(図1の6,7)を形成
し、さらに多結晶シリコンのゲート電極(図1の8,
9)をパターニングして形成する。
て、自己整合的に不純物をイオン注入することによりソ
ース、ドレイン領域を形成する。Nチャネルトランジス
タ(図1の2)に対しては、N型不純物イオンを注入し
てソース(図1の10)、ドレイン領域(図1の11)
とし、Pチャネルトランジスタ(図1の3)に対して
は、P型不純物イオンを注入してソース(図1の1
2)、ドレイン領域(図1の13)とする。ソース、ド
レイン電極(図1の14,15,16,17)を金属薄
膜の堆積とパターニングによって形成して、素子が完成
する。各素子を相互に薄膜電極によって接続することに
より、相補性電界効果型トランジスタが製造される。
する。なお、以下に説明する実施例においては、一例と
して49%弗酸とアルコールと30%過酸化水素水との
混合液(10:6:50)をエッチング液とした場合に
ついて取り上げるが、前述した種々のエッチング液も同
様に用いることができることは勿論である。 (実施例1)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)単結晶Si基板をHF溶液中において陽極化成を行
った。
ピタキシー:Molecular Beam Epit
axy)法により、Siエピタキシャル層を0.5ミク
ロン低温成長させた。堆積条件は、以下のとおりであ
る。
トロームの酸化層を形成し、その酸化表面に、表面に5
000オングストロームの酸化層を形成したもう一方の
Si基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で800℃,0.
5時間加熱することにより、両者のSi基板は、強固に
接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に0.5μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられるので省略するものとし、実質的な単結晶半
導体層の形成方法についてのみ説明を行った。また以下
の実施例についても同様である。 (実施例2)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)単結晶Si基板をHF溶液中において陽極化成を行
った。
により、Siエピタキシャル層を0.5ミクロン低温成
長させた。堆積条件は、以下のとおりである。 ガス: SiH4 高周波電力: 100W 温度: 800℃ 圧力: 1×10-2Torr 成長速度: 2.5nm/sec 次に、このエピタキシャル層の表面に1000オングス
トロームの酸化層を形成し、その酸化表面に、表面に5
000オングストロームの酸化層を形成したもう一方の
Si基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で800℃,0.
5時間加熱することにより、両者のSi基板は、強固に
接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に0.5μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。上記単結晶シリコン薄膜に電界効果ト
ランジスタを作製し、相互に接続することにより、相補
性素子、及びその集積回路を作製した。なお、各トラン
ジスタの製造方法については公知のMOS集積回路製造
技術が用いられる。 (実施例3)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)単結晶Si基板をHF溶液中において陽極化成を行
った。
ター法により、Siエピタキシャル層を0.5ミクロン
低温成長させた。堆積条件は、以下のとおりである。
トロームの酸化層を形成し、その酸化表面に、表面に5
000オングストロームの酸化層を形成したもう一方の
Si基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で800℃,0.
5時間加熱することにより、両者のSi基板は、強固に
接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に0.5μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例4)200ミクロンの厚みを持ったN型(10
0)単結晶Si基板をHF溶液中において陽極化成を行
った。
り、Siエピタキシャル層を5ミクロン低温成長させ
た。成長条件は、以下のとおりである。
トロームの酸化層を形成し、その酸化表面に、表面に5
000オングストロームの酸化層を形成したもう一方の
Si基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で800℃,0.
5時間加熱することにより、両者のSi基板は、強固に
接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に5μmの厚みを持った単結晶Si層が
形成できた。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例5)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)単結晶Si基板をHF溶液中において陽極化成を行
った。
り、Siエピタキシャル層を1.0ミクロン低温成長さ
せた。堆積条件は、以下のとおりである。 ソースガス: SiH4 キャリヤーガス: H2 温度: 850℃ 圧力: 1×10-2Torr 成長速度: 3.3nm/sec 次に、このエピタキシャル層の表面に1000オングス
トロームの酸化層を形成し、その酸化表面に、表面に5
000オングストロームの酸化層を形成したもう一方の
Si基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で800℃,0.
5時間加熱することにより、両者のSi基板は、強固に
接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に1.0μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。ソースガスとして、SiH2 Cl2 を
用いた場合には、成長温度を数十度上昇させる必要があ
るが、多孔質基板に特有な増速エッチング特性は、維持
された。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例6)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)Si基板上にCVD法により、Siエピタキシャル
層を1ミクロン成長させた。堆積条件は、以下のとおり
である。
た。この時の電流密度は、100mA/cm2 であっ
た。又、この時の多孔質化速度は、8.4μm/mi
n.であり200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)Si基板全体は、24分で多孔質化された。前述し
たようにこの陽極化成では、P型(100)Si基板の
みが多孔質化されSiエピタキシャル層には変化がなか
った。
00オングストロームの酸化層を形成し、その酸化表面
に、表面に5000オングストロームの酸化層を形成し
たもう一方のSi基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で8
00℃,0.5時間加熱することにより、両者のSi基
板は、強固に接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は除去され、
SiO2 上に1.0μmの厚みを持った単結晶Si層が
形成できた。
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例7)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)Si基板上に常圧CVD法により、Siエピタキシ
ャル層を5ミクロン成長させた。堆積条件は、以下のと
おりである。
基板のみが多孔質化されSiエピタキシャル層には変化
がなかった。
00オングストロームの酸化層を形成し、その酸化表面
に、表面に5000オングストロームの酸化層を形成し
たもう一方のSi基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で8
00℃,0.5時間加熱することにより、両者のSi基
板は、強固に接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は除去され、
SiO2 上に5μmの厚みを持った単結晶Si層が形成
できた。
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例8)200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)Si基板表面にプロトンのイオン注入によって、N
型Si層を1ミクロン形成した。H+ 注入量は、5×1
015(ions/cm2 )であった。この基板を50%
のHF溶液中において陽極化成を行った。この時の電流
密度は、100mA/cm2 であった。この時の多孔質
化速度は、8.4μm/min.であり200ミクロン
の厚みを持ったP型(100)Si基板全体は、24分
で多孔質化された。前述したようにこの陽極化成では、
P型(100)Si基板のみが多孔質化されN型Si層
には変化がなかった。次に、このN型Si層の表面に1
000オングストロームの酸化層を形成し、その酸化表
面に、表面に5000オングストロームの酸化層を形成
したもう一方のSi基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で
800℃,0.5時間加熱することにより、両者のSi
基板は、強固に接合された。
とアルコールと30%過酸化水素水との混合液(10:
6:50)で撹はんすることなく選択エッチングする。
65分後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに
残り、単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多
孔質Si基板は選択エッチングされ、完全に除去され
た。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロ
ンの厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去さ
れ、SiO2 上に1.0μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。 (実施例9)500ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)単結晶Si基板を50%のHF溶液中において陽極
化成を行った。この時の電流密度は、10mA/cm2
であった。10分で表面に20ミクロンの厚みを持った
多孔質層が形成された。該P型(100)多孔質Si基
板上に減圧CVD法により、Siエピタキシャル層を
0.5ミクロン低温成長させた。堆積条件は、以下のと
おりである。
た。該熱酸化膜上に0.8ミクロンの酸化層を表面に有
するシリコン基板を重ねあわせ、酸素雰囲気中で900
℃,1.5時間加熱することにより、両者の基板は、強
固に接合された。
ミクロン研削により除去して多孔質層を表出させた。
とアルコールと過酸化水素水との混合液(10:6:5
0)で撹はんすることなく選択エッチングする。15分
後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに残り、
単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多孔質S
i層は選択エッチングされ、完全に除去された。
いするエッチング速度は、極めて低く15分後でも40
オングストローム弱程度であり、多孔質層のエッチング
速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層に
おけるエッチング量(数オングストローム)は実用上無
視できる膜厚減少である。絶縁層を表面に有するシリコ
ン基板上に0.5μmの厚みを持った単結晶Si層が形
成できた。
ジスタを作製し、相互に接続することにより、相補性素
子、及びその集積回路を作製した。なお、各トランジス
タの製造方法については公知のMOS集積回路製造技術
が用いられる。 (実施例10)200ミクロンの厚みを持ったP型(1
00)Si基板上にCVD法により、Siエピタキシャ
ル層を1ミクロン成長させた。堆積条件は、以下のとお
りである。
た。この時の電流密度は、100mA/cm2 であっ
た。又、この時の多孔質化速度は、8.4μm/mi
n.であり200ミクロンの厚みを持ったP型(10
0)Si基板全体は、24分で多孔質化された。前述し
たようにこの陽極化成では、P型(100)Si基板の
みが多孔質化され、Siエピタキシャル層には変化がな
かった。
8ミクロンの酸化層を表面に有するシリコン基板を重ね
あわせ、酸素雰囲気中で900℃,1.5時間加熱する
ことにより、両者の基板は、強固に接合された。
とアルコールと過酸化水素水との混合液(10:6:5
0)で撹はんすることなく選択エッチングする。65分
後には、単結晶Si層だけがエッチングされずに残り、
単結晶Siをエッチ・ストップの材料として、多孔質S
i基板は選択エッチングされ、完全に除去された。
いするエッチング速度は、極めて低く65分後でも40
オングストローム弱程度であり、多孔質層のエッチング
速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層に
おけるエッチング量(数十オングストローム)は実用上
無視できる膜厚減少である。すなわち、200ミクロン
の厚みをもった多孔質化されたSi基板は、除去され、
絶縁性基板上に1μmの厚みを持った単結晶Si層が形
成できた。
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。上記単結晶シ
リコン薄膜に電界効果トランジスタを作製し、相互に接
続することにより、相補性素子、及びその集積回路を作
製した。なお、各トランジスタの製造方法については公
知のMOS集積回路製造技術が用いられる。
ト型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置
によれば、絶縁性基体上に形成された良質なる単結晶層
に、高性能の絶縁ゲート型電界効果トランジスタが作製
される。そのため絶縁性基体に浮遊容量が少なく高速動
作が可能なうえ、ラッチアップ現象等のない、十分にS
OI素子としての種々の長所を発揮しうる集積回路を低
価格で提供することが可能となる。
ンジスタの模式的断面図である。
断面図である。
ある。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Pチャネル電界効果トランジスタ、 4 島状単結晶
層、5 島状単結晶層、 6 ゲート酸化膜、 7 ゲ
ート酸化膜、8 ゲート電極、 9 ゲート電極、 1
0 ソース領域、11 ドレイン領域、 12 ソース
領域、 13 ドレイン領域、14 ソース電極、 1
5 ドレイン電極、 16 ソース電極、17 ドレイ
ン電極、 18 表面絶縁層、21 多孔質Si基板、
22 非多孔質Si単結晶層、23 基板、 24
酸化シリコン層、 26 酸化シリコン層、31 P型
Si単結晶基板、 32 N型Si単結晶層、33 多
孔質Si基板、 34 基板、 36 酸化珪素層。
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁ゲート型電界効果トランジスタの、
少なくともチャネル領域を構成する単結晶層が、多孔質
化されたシリコン基体上の非多孔質単結晶層の表面或い
は、該非多孔質単結晶層の酸化表面を、酸化膜を表面に
有するシリコン基体の該酸化膜に貼り合わせてのち、該
多孔質化されたシリコン基体を少なくとも湿式化学エッ
チングを含む工程により除去して得られた、酸化膜を表
面に有するシリコン基体上の単結晶半導体層である絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタのチャネル領域がN型チャネルである絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタのチャネル領域がP型チャネルである絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ。 - 【請求項4】 請求項2及び請求項3記載の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを有する相補性電界効果型トラ
ンジスタ。 - 【請求項5】 請求項2、請求項3又は請求項4記載の
絶縁ゲート型電界効果トランジスタを構成要素とする半
導体装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03210370A JP3098811B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置 |
| US08/755,356 US5750000A (en) | 1990-08-03 | 1996-11-25 | Semiconductor member, and process for preparing same and semiconductor device formed by use of same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03210370A JP3098811B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536916A true JPH0536916A (ja) | 1993-02-12 |
| JP3098811B2 JP3098811B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16588237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03210370A Expired - Fee Related JP3098811B2 (ja) | 1990-08-03 | 1991-07-29 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びそれを用いた半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3098811B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017516289A (ja) * | 2014-02-10 | 2017-06-15 | レンセラール ポリテクニック インスティチュート | 半導体の選択的な電気化学エッチング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2608351B2 (ja) | 1990-08-03 | 1997-05-07 | キヤノン株式会社 | 半導体部材及び半導体部材の製造方法 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP03210370A patent/JP3098811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017516289A (ja) * | 2014-02-10 | 2017-06-15 | レンセラール ポリテクニック インスティチュート | 半導体の選択的な電気化学エッチング |
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| JP3098811B2 (ja) | 2000-10-16 |
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