JPH0537170Y2 - - Google Patents

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JPH0537170Y2
JPH0537170Y2 JP1987020715U JP2071587U JPH0537170Y2 JP H0537170 Y2 JPH0537170 Y2 JP H0537170Y2 JP 1987020715 U JP1987020715 U JP 1987020715U JP 2071587 U JP2071587 U JP 2071587U JP H0537170 Y2 JPH0537170 Y2 JP H0537170Y2
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heat exchange
exchange pipe
fins
heat exchanger
aluminum
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、風呂釜、瞬間湯沸かし器などの温
水器に使用する熱交換器に関し、特に銅製の熱交
換パイプと、上記熱交換パイプの挿通部分を左右
に形成したアルミニウム製のフインとを有する熱
交換器に関する。
〈従来の技術〉 周知のように、風呂釜や瞬間湯沸かし器などの
温水器に使用する熱交換器は、内部を水が循環す
る銅製の熱交換パイプと、この熱交換パイプを通
す挿通部分を有するアルミニウム製フインとを有
している。また、上記のような熱交換器は、フイ
ンの挿通部分に熱交換パイプを通した後、熱交換
パイプを拡管してフインと熱交換パイプとを密着
させて一体状となしている。そして、従来の熱交
換器はフインと熱交換パイプとをロウ付けなどの
固定手段で固定することがなく、挿通部分の周縁
に円筒状の接触部を若干有する程度である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従つて、上記したような従来の熱交換器におい
て、燃焼時の火炎による加熱と、消火時の冷却が
繰り返し行なわれると、銅とアルミニウムの線膨
張係数(銅=1.67X10-5/℃、アルミニウム=
2.35X10-5/℃)の違いによつて、フインと熱交
換パイプとの間に隙間が生じる。そして、従来の
熱交換器は、この隙間のためにバーナの熱が充分
にパイプに伝達されずに熱効率が悪く、また、火
炎でフインが溶融しまうことがある。更に、上記
隙間にバーナの亜硫酸ガスを含む結露水が溜つて
銅とアルミニウムの電位差による腐食も発生して
いる。
そして、非円形断面形状の銅製熱交換パイプと
アルミニウム製の薄板状のフインとにおいて、熱
交換パイプの内部を通過する冷媒の圧力が高くな
つた場合に伝熱抵抗が大きくなるのを防止するた
め、フインの挿入孔の周囲に形成されたフインカ
ラーの外周に波状の第1プレス加工部を設け、熱
交換パイプの長軸上には一定幅で複数山連ねた第
2プレス加工部を設けた構成の熱交換器が特開昭
61−105099号公報に記載されている。
しかし、上記した熱交換器は非円形断面形状の
銅製熱交換パイプにしか利用できないし、熱交換
パイプの内部圧力が高くなつた場合の対策であつ
て、本考案の様に温水器用の熱交換器ではない。
また、上記した従来の熱交換器では第1プレス
加工部と第2プレス加工部とを形成しなければな
らないので加工作業が複雑となり、特に、熱交換
パイプの挿通孔毎に形成しなければならないの
で、大型の多数本の熱交換パイプを有する熱交換
器では使用することができない。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、断面が
円形の銅製熱交換パイプと、上記熱交換パイプを
通す挿通部分を左右に形成したアルミニウム製フ
インとを有し、上記挿通部分に通した熱交換パイ
プを拡管してフインと熱交換パイプとを一体状に
するようにした温水器用熱交換器において、上記
したアルミニウム製フインには左右の挿通部分間
に位置させて温度変化により収縮、膨張して熱交
換パイプとの間に緩みを生じるのを防止する緩い
椀状の緩衝用屈曲部分を直線状に形成したことを
特徴とするものである。
〈作用〉 アルミニウム製フインに形成した緩衝用屈曲部
分でフインに弾性を付与することができ、上記緩
衝用屈曲部分によつて温度変化による膨張、収縮
を吸収し、常にフインと熱交換パイプとを密着状
態とすることができる。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。
本考案に係る熱交換器1は、銅製の熱交換パイ
プ2と、上記熱交換パイプ2を通す挿通部分3を
有する複数のフイン4とを有し、各フイン4はア
ルミニウム製の薄板からなる。そして、上記挿通
部分3はフイン4の左右に、上下数段に形成され
ている。
本考案においては、上記各フイン4に温度変化
による膨張、収縮に起因する緩みを防止する緩衝
用屈曲部分5を形成する。この緩衝用屈曲部分5
は、第1図ないし第4図に示す実施例によれば、
各フイン4に設けた各挿通部分3と接触しない位
置に長手方向に沿つて長く形成してあり、さらに
具体的には、左右の挿通部分3間に直線状に形成
した構成である。そして、緩衝用屈曲部分5の断
面形状は第3図に示すように、左右の平坦部分
6,6から緩い曲線を描いて隆出する傾斜部7,
8が頂上部9で連続する緩い椀状をなしている。
また、緩衝用屈曲部分5の各端部は、第4図に示
すように、フイン4の端部付近で傾斜部10を介
して夫々半円状に平坦部分6につながつている。
そして、上記のような緩衝用屈曲部分5を設けた
フイン4は緩衝用屈曲部分5によつて弾性を有す
ることになる。
上記のような構成の熱交換器1が、ガスバーナ
などで高温加熱されると、フイン4と熱交換パイ
プ2とが共に線膨張する。この場合、フイン4の
材質であるアルミニウムの方が熱交換パイプ2の
材質である銅よりも線膨張係数が大きいので、フ
イン4の方が多く膨張し、熱交換パイプ2とフイ
ン4との間は密着して隙間が生じる恐れはない。
他方、バーナを消火することにより熱交換器1
が冷却されると、フイン4の材質であるアルミニ
ウムは線膨張係数が大きく収縮も大きいので、挿
通部分3が拡径してしまい熱交換パイプ2との間
に隙間が生じる。しかし、本考案には緩衝用屈曲
部分5が設けてあるので、この緩衝用屈曲部分5
がスプリングの役目を成し、フイン4が大きく収
縮してもフイン4と熱交換パイプ2とを密着させ
ることができる。
従つて、本考案においては、バーナの燃焼時で
あつても消火時であつても、温度差が極端に変化
してもフイン4と熱交換パイプ2との間に隙間が
生じることがなく、隙間による受熱効果の低下
や、亜硫酸ガスを含む結露水が隙間に溜つてフイ
ン4が腐食するのを防止することができる。
以上、本考案を図面の実施例について説明した
が、本考案は上記した各実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成
を変更しない限り適宜実施できる。
〈考案の効果〉 本考案は、燃焼時と消火時との様に温度差が大
きい場合であつても収縮、膨張して熱交換パイプ
との間に緩みを生じるのを防止する緩衝用屈曲部
分を左右の熱交換パイプの挿通部分間に位置する
様にしてフインに形成したので、加熱、冷却を繰
り返しても、緩衝用屈曲部分の弾性によつてフイ
ンと熱交換パイプとが密着して隙間を生じること
がない。従つて、フインとパイプとの間で熱の伝
達損失がなく、熱効率の良好な熱交換器を提供す
る。また、隙間が生じないので、結露水による腐
食の恐れがなく耐久性が向上し、更に過熱による
フインの溶融も防止できる。しかも、緩衝用屈曲
部分は直線状であつて挿通部分毎に設けていない
ので、フインの成形が極めて簡単なばかりでなく
熱交換パイプとの組み立ても容易となり、大型の
熱交換器にも利用することができる。
また、本考案の熱交換器は、主要な部材がアル
ミニウムと銅からなつているので、軽量で取り扱
いが容易であつて家庭での設置などが簡単とな
り、併せてコストダウンも可能な実用的価値の高
いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は熱交換
器の正面図、第2図は第1図の−線に沿つた
縦断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第2図の−線断面図である。 1……熱交換器、2……熱交換パイプ、3……
挿通部分、4……フイン、5……緩衝用屈曲部
分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が円形の銅製熱交換パイプと、上記熱交換
    パイプを通す挿通部分を左右に形成したアルミニ
    ウム製フインとを有し、上記挿通部分に通した熱
    交換パイプを拡管してフインと熱交換パイプとを
    一体状にするようにした温水器用熱交換器におい
    て、上記したアルミニウム製フインには左右の挿
    通部分間に位置させて温度変化により収縮、膨張
    して熱交換パイプとの間に緩みを生じるのを防止
    する緩い椀状の緩衝用屈曲部分を直線状に形成し
    たことを特徴とする熱交換器。
JP1987020715U 1987-02-17 1987-02-17 Expired - Lifetime JPH0537170Y2 (ja)

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JP1987020715U JPH0537170Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

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JP1987020715U JPH0537170Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

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Publication Number Publication Date
JPS63134271U JPS63134271U (ja) 1988-09-02
JPH0537170Y2 true JPH0537170Y2 (ja) 1993-09-20

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ID=30816483

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61105099A (ja) * 1984-10-26 1986-05-23 Matsushita Seiko Co Ltd フインチユ−ブ熱交換器

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Publication number Publication date
JPS63134271U (ja) 1988-09-02

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