JPH0538051Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538051Y2 JPH0538051Y2 JP17182586U JP17182586U JPH0538051Y2 JP H0538051 Y2 JPH0538051 Y2 JP H0538051Y2 JP 17182586 U JP17182586 U JP 17182586U JP 17182586 U JP17182586 U JP 17182586U JP H0538051 Y2 JPH0538051 Y2 JP H0538051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ring
- holding
- tension
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000010408 film Substances 0.000 description 60
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 12
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、例えばフイルム(10〜100μm厚)
に薄膜を形成する成膜装置等において利用可能な
フイルム保持機構に関するものである。
に薄膜を形成する成膜装置等において利用可能な
フイルム保持機構に関するものである。
[従来の技術]
この種のフイルム保持機構にあつては、フイル
ムにしわの寄らない緊張状態を保つことが肝要で
ある。そのため、従来からフイルム外周を挟持す
る保持リングの断面形状を様々に改良して、フイ
ルムの張力を持続させる工夫がなされている。例
えば第5図に示すものは、リングRa1,Ra2の挟
持面をフイルムFの張面に対し角度をなすテーパ
面に形成するようにしたものであり、また第6図
に示すものは、リングRb1,Rb2の挟持面を山形
の凹凸に噛合わせるようにしたものである。
ムにしわの寄らない緊張状態を保つことが肝要で
ある。そのため、従来からフイルム外周を挟持す
る保持リングの断面形状を様々に改良して、フイ
ルムの張力を持続させる工夫がなされている。例
えば第5図に示すものは、リングRa1,Ra2の挟
持面をフイルムFの張面に対し角度をなすテーパ
面に形成するようにしたものであり、また第6図
に示すものは、リングRb1,Rb2の挟持面を山形
の凹凸に噛合わせるようにしたものである。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、このような保持機構では、その取付時
にフイルムに張力を与えこれを保つ上では有効で
あるが、取付後の要因により一旦フイルムが弛緩
すると元の緊張状態に復元できないことがある。
すなわち、外力を加えたり加熱したりしてフイル
ムに変形や伸びを生じてしまうと、最早その内周
方向に均一な張力を保つことができない。
にフイルムに張力を与えこれを保つ上では有効で
あるが、取付後の要因により一旦フイルムが弛緩
すると元の緊張状態に復元できないことがある。
すなわち、外力を加えたり加熱したりしてフイル
ムに変形や伸びを生じてしまうと、最早その内周
方向に均一な張力を保つことができない。
本考案は、かかる問題点を解決し、保持リング
にセツトした後フイルムに外力を加えたり加熱し
ても、フイルム面をフラツトな緊張状態に保持す
ることが可能な改良されたフイルム保持機構を提
供するものである。
にセツトした後フイルムに外力を加えたり加熱し
ても、フイルム面をフラツトな緊張状態に保持す
ることが可能な改良されたフイルム保持機構を提
供するものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案に係るフイルム保持機構は、フイルムの
外周を挟持する保持リングと、この保持リングに
保持されたフイルムをその一面から環状に押える
インナーリングと、このインナーリングと前記保
持リングとの間で該インナーリングと反対側の面
からフイルムを環状に押えるアウターリングとを
具備してなるものである。
外周を挟持する保持リングと、この保持リングに
保持されたフイルムをその一面から環状に押える
インナーリングと、このインナーリングと前記保
持リングとの間で該インナーリングと反対側の面
からフイルムを環状に押えるアウターリングとを
具備してなるものである。
[作用]
このように構成したものであると、その保持リ
ングの近傍でフイルムの両面を内外から環状に押
えるインナーリングとアウターリングとの逆向き
の力により、フイルムには全周から等しく径方向
の張力が付与される。そして、内外リングの少な
くとも一方をフイルムに対して一定のストローク
で押動可能に配置しておけば、フイルムが外力や
加熱により変形したり伸びたりしても、アウター
リングのインナーリングに対する相対的な変位で
これを吸収し、インナーリングの内周でフイルム
に弛みを生じることがない。
ングの近傍でフイルムの両面を内外から環状に押
えるインナーリングとアウターリングとの逆向き
の力により、フイルムには全周から等しく径方向
の張力が付与される。そして、内外リングの少な
くとも一方をフイルムに対して一定のストローク
で押動可能に配置しておけば、フイルムが外力や
加熱により変形したり伸びたりしても、アウター
リングのインナーリングに対する相対的な変位で
これを吸収し、インナーリングの内周でフイルム
に弛みを生じることがない。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図、第2図は本考案に係るフイルム保持機
構の構成例を示す。図において1は、上下一対の
押えリング1a,1aを締着して構成される保持
リングで、その間にフイルムFの外周を挟持し適
当な張力を持たせた緊張状態でこれをフラツトに
保持している。保持リング1は、その周方向の適
数箇所で止め螺子2を表裏面に貫通させ、これを
ブラケツト等の固定部(図示省略)に係合させて
所定の位置にセツトされている。なお、フイルム
Fは、止め螺子2の挿脱操作により、保持リング
1と共にこれを反転させて上下面の取付態様を至
便に逆転することができ、例えばフイルムFの両
面に薄膜を作成することも簡便に行なえるものと
なつている。
構の構成例を示す。図において1は、上下一対の
押えリング1a,1aを締着して構成される保持
リングで、その間にフイルムFの外周を挟持し適
当な張力を持たせた緊張状態でこれをフラツトに
保持している。保持リング1は、その周方向の適
数箇所で止め螺子2を表裏面に貫通させ、これを
ブラケツト等の固定部(図示省略)に係合させて
所定の位置にセツトされている。なお、フイルム
Fは、止め螺子2の挿脱操作により、保持リング
1と共にこれを反転させて上下面の取付態様を至
便に逆転することができ、例えばフイルムFの両
面に薄膜を作成することも簡便に行なえるものと
なつている。
そして、この保持リング1の下方に、該保持リ
ング1に挟持されたフイルムFの下面を押えるた
めのインナーリング3を同心に配設している。イ
ンナーリング3は、前記保持リング1よりもやや
小径のもので、第2図のように、円弧状に形成し
た先端部3aをフラツトに張つたフイルムFの下
面と接触する位置に固定し、この固定位置でその
先端部3aがフイルムFの下面を環状に押えるよ
うにしている。
ング1に挟持されたフイルムFの下面を押えるた
めのインナーリング3を同心に配設している。イ
ンナーリング3は、前記保持リング1よりもやや
小径のもので、第2図のように、円弧状に形成し
た先端部3aをフラツトに張つたフイルムFの下
面と接触する位置に固定し、この固定位置でその
先端部3aがフイルムFの下面を環状に押えるよ
うにしている。
一方、前記保持リング1の上方には、該保持リ
ング1に挟持されたフイルムFの上面を押えるた
めのアウターリング4を同心に配設している。ア
ウターリング4は、前記インナーリング3よりも
やや大径ではあるが、保持リング1よりも幾分小
径とされる。つまり、第2図に示すように、円弧
状に形成してあるその先端部4aを保持リング1
と前記インナーリング3との間に張られるフイル
ムFに接触させ、この位置でその先端部4aがフ
イルムFの上面を環状に押えるようにしている。
そして、このアウターリング4は、フイルムFを
その平面から押動しながら下方に適当なストロー
クLの距離だけ降下できるように支持されている
と共に、フイルムFに適当な押え力fを与えるべ
くその自重をフイルムFに載架するようにしてい
る(必要ならアウターリング4をフイルム面に付
勢する押えバネを併用するようにしてもよい)。
ング1に挟持されたフイルムFの上面を押えるた
めのアウターリング4を同心に配設している。ア
ウターリング4は、前記インナーリング3よりも
やや大径ではあるが、保持リング1よりも幾分小
径とされる。つまり、第2図に示すように、円弧
状に形成してあるその先端部4aを保持リング1
と前記インナーリング3との間に張られるフイル
ムFに接触させ、この位置でその先端部4aがフ
イルムFの上面を環状に押えるようにしている。
そして、このアウターリング4は、フイルムFを
その平面から押動しながら下方に適当なストロー
クLの距離だけ降下できるように支持されている
と共に、フイルムFに適当な押え力fを与えるべ
くその自重をフイルムFに載架するようにしてい
る(必要ならアウターリング4をフイルム面に付
勢する押えバネを併用するようにしてもよい)。
上記のフイルム保持機構であれば、フイルムF
の外周近傍に加わるアウターリング4の押え力f
が、内周のインナーリング3の先端部3aを支点
として、該フイルムFに絶えず径方向の張力を均
等に付加することになるため、フイルムFを緊張
状態でフラツトな面に保持することができる。そ
して、例えば真空雰囲気でフイルムFを薄膜形成
に供するに際し、その一面に加熱ヒータを接触さ
せ或いはフイルム面を直接又は間接加熱する場合
等、該フイルムFに加わる外力や熱膨張に起因し
てフイルムFに変形や伸びを生じることがあつて
も(第3図参照)、これを直ちに復元して弛みを
生じることがない(第4図参照)。すなわち、こ
の際には、アウターリング4がインナーリング3
を支点としてフイルムFに径方向のテンシヨンT
を掛けながら張力の低下したフイルムFを所定の
ストロークLの範囲で下方に押し下げることにな
るから、このアウターリング4の変位によりイン
ンナーリング3と保持リング1との間でフイルム
Fの伸びが吸収されて、フイルムFは緊張状態を
回復することができるからである。
の外周近傍に加わるアウターリング4の押え力f
が、内周のインナーリング3の先端部3aを支点
として、該フイルムFに絶えず径方向の張力を均
等に付加することになるため、フイルムFを緊張
状態でフラツトな面に保持することができる。そ
して、例えば真空雰囲気でフイルムFを薄膜形成
に供するに際し、その一面に加熱ヒータを接触さ
せ或いはフイルム面を直接又は間接加熱する場合
等、該フイルムFに加わる外力や熱膨張に起因し
てフイルムFに変形や伸びを生じることがあつて
も(第3図参照)、これを直ちに復元して弛みを
生じることがない(第4図参照)。すなわち、こ
の際には、アウターリング4がインナーリング3
を支点としてフイルムFに径方向のテンシヨンT
を掛けながら張力の低下したフイルムFを所定の
ストロークLの範囲で下方に押し下げることにな
るから、このアウターリング4の変位によりイン
ンナーリング3と保持リング1との間でフイルム
Fの伸びが吸収されて、フイルムFは緊張状態を
回復することができるからである。
以上、主として成膜装置のフイルムホルダに利
用する場合について説明したが、本考案は他の用
途のフイルム保持機構にも同様に利用できるもの
である。そして、上記実施例ではフイルムFの押
え力fを得るためアウターリング4を所定のスト
ロークLで押動可能に配置したが、使用条件に応
じてはインナーリング3を方を押動させるよにし
てもよく、要するに内外リングを相対変位可能に
してフイルムFを押えるようにすればよい。
用する場合について説明したが、本考案は他の用
途のフイルム保持機構にも同様に利用できるもの
である。そして、上記実施例ではフイルムFの押
え力fを得るためアウターリング4を所定のスト
ロークLで押動可能に配置したが、使用条件に応
じてはインナーリング3を方を押動させるよにし
てもよく、要するに内外リングを相対変位可能に
してフイルムFを押えるようにすればよい。
なお、保持リング1に対する両リング3,4の
寸法や先端部形状、更にその取付構造等について
は、図示例によらず任意に設計変更可能である。
寸法や先端部形状、更にその取付構造等について
は、図示例によらず任意に設計変更可能である。
[考案の効果]
以上に説明した通り、本考案のフイルム保持機
構では、保持リングにセツトした後にフイルムに
外力や熱が作用してもフイルムに弛みを生じるの
が確実に防止でき、その構造も至つて簡単なもの
とすることができる。
構では、保持リングにセツトした後にフイルムに
外力や熱が作用してもフイルムに弛みを生じるの
が確実に防止でき、その構造も至つて簡単なもの
とすることができる。
第1図と第2図は本考案に係るフイルム保持機
構を示す概略断面図であり、第1図はその分離状
態を示し、第2図はその使用状態を示している。
第3図と第4図は、本考案に係るフイルム保持機
構の作用を示す各要部の概略断面図である。第5
図と第6図は、従来における保持リングの改良例
を示す各断面図である。 F……フイルム、1……保持リング、3……イ
ンナーリング、4……アウターリング。
構を示す概略断面図であり、第1図はその分離状
態を示し、第2図はその使用状態を示している。
第3図と第4図は、本考案に係るフイルム保持機
構の作用を示す各要部の概略断面図である。第5
図と第6図は、従来における保持リングの改良例
を示す各断面図である。 F……フイルム、1……保持リング、3……イ
ンナーリング、4……アウターリング。
Claims (1)
- フイルムの外周を挟持する保持リングと、この
保持リングに保持されたフイルムをその一面から
環状に押えるインナーリングと、このインナーリ
ングと前記保持リングとの間で該インナーリング
と反対側の面からフイルムを環状に押えるアウタ
ーリングとを具備してなることを特徴とするフイ
ルム保持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17182586U JPH0538051Y2 (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17182586U JPH0538051Y2 (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6378066U JPS6378066U (ja) | 1988-05-24 |
| JPH0538051Y2 true JPH0538051Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=31107812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17182586U Expired - Lifetime JPH0538051Y2 (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050016464A1 (en) * | 2003-07-24 | 2005-01-27 | General Electric Company | Methods and fixtures for facilitating handling of thin films |
-
1986
- 1986-11-08 JP JP17182586U patent/JPH0538051Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6378066U (ja) | 1988-05-24 |
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