JPH0538200U - 床コンクリート工事における打設装置 - Google Patents
床コンクリート工事における打設装置Info
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- JPH0538200U JPH0538200U JP8726691U JP8726691U JPH0538200U JP H0538200 U JPH0538200 U JP H0538200U JP 8726691 U JP8726691 U JP 8726691U JP 8726691 U JP8726691 U JP 8726691U JP H0538200 U JPH0538200 U JP H0538200U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者を重労働から開放することができる床
コンクリート工事における打設装置を提供することを目
的とする。 【構成】 コンクリートを圧送する圧送手段と、下方に
開口部4が形成され内部に前記圧送手段から圧送された
コンクリートが一時貯留されるケース3と、このケース
3の開口部に連接して略水平に取り付けられた均し板
6,7と、前記ケース3を略水平面内で移動させる移動
手段とを備えた。
コンクリート工事における打設装置を提供することを目
的とする。 【構成】 コンクリートを圧送する圧送手段と、下方に
開口部4が形成され内部に前記圧送手段から圧送された
コンクリートが一時貯留されるケース3と、このケース
3の開口部に連接して略水平に取り付けられた均し板
6,7と、前記ケース3を略水平面内で移動させる移動
手段とを備えた。
Description
【0001】
本考案は、床コンクリート工事(床盤コンクリート工事を含む。)に使用され る床コンクリート工事における打設装置に関する。
【0002】
従来の床コンクリート工事においては、コンクリートはポンプにより配管を介 して圧送され、作業者がこの配管の先端を持って配管を振り回して、圧送された コンクリートを床面に放出させてコンクリートの打設を行うようにしている。こ の打設作業の後、部分的に山となったコンクリートを均して平らにする均し作業 を行っている。さらに、平らにしたコンクリートの表面を定規やタンパにより叩 いて骨材を沈めたりモルタル分をコンクリートの表面に出すいわゆるアマ出し作 業を行う場合がある。
【0003】
しかしながら、上述した従来の打設作業や均し作業やアマ出し作業は、すべて 人力によるものなので、作業が非常に重労働になるといった問題がある。
【0004】 さらに、均し作業は熟練を要するもので、作業者の技量により床面の仕上げ精 度が変わるといった問題があり、最近は熟練作業員が減少しその確保が年々困難 になっている。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、作業者を重労働から開放するこ とができる床コンクリート工事における打設装置を提供することを目的とする。
【0006】
本願の請求項1に記載の床コンクリート工事における打設装置は、コンクリー トを圧送する圧送手段と、下方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧送 されたコンクリートが一時貯留されるケースと、このケースの開口部に連接して 略水平に取り付けられた均し板と、前記ケースを略水平面内で移動させる移動手 段とを備えたことを特徴とする。
【0007】 本願の請求項2に記載した床コンクリート工事における打設装置は、コンクリ ートを圧送する圧送手段と、下方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧 送されたコンクリートが一時貯留されるケースと、このケースの開口部に連接し て略水平に取り付けられた均し板と、前記ケースを略水平面内で移動させる移動 手段と、前記均し板を設定された基準面内に保持する保持手段とを備えたことを 特徴とする。
【0008】 本願の請求項3に記載した床コンクリート工事における打設装置は、コンクリ ートを圧送する圧送手段と、下方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧 送されたコンクリートが一時貯留されるケースと、このケースの開口部に連接し て略水平に取り付けられた均し板と、前記ケースを略水平面内で移動させる移動 手段と、前記均し板を振動させる加振手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本願の床コンクリート工事における打設装置によれば、コンクリートは圧送手 段によりケース内に圧送され一時貯留される。貯留されたコンクリートはケース の下方に向かって重力によって落下し、開口部から床面に放出されて打設が行わ れる。そして、移動手段により前記ケースを略水平面内で移動することによって 床面に順次コンクリートを打設する。ここで、前記ケースの開口部には、均し板 が略水平に連接されているので、ケースを移動手段により移動させたときに、均 し板によってコンクリート表面が均されて平らになる。すなわち、コンクリート の打設作業と均し作業とを同時に行うことが可能となり、労力が軽減される。
【0010】 本願の請求項2に記載した床コンクリート工事における打設装置によれば、均 し板は保持手段により基準面内に保持されるようになっているので、ケースを移 動手段により移動させると均し板は基準面内を移動することになり、均し板によ って平らにされる床面が基準面内に位置することとなって、床面の仕上げ精度が 向上する。
【0011】 本願の請求項3に記載した床コンクリート工事における打設装置によれば、加 振手段により均し板が振動させられ、振動する均し板によってコンクリートの表 面が叩かれる。したがって、コンクリート表面を叩くいわゆるアマ出し作業を、 打設作業及び均し作業と同時に並行して行うことが可能となり、労力が軽減され る。
【0012】
以下に、図面を参照して本考案の実施例について説明する。
【0013】 図1及び図2に本考案の一実施例を示す。
【0014】 本実施例の打設装置1はアーム機構2と図示しない旋回機構を備えた走行本体 部のアーム機構2に取り付けられる。この走行本体部はキャタピラ等の走行機構 により床面を走行することができるようになっており、この走行機構による走行 及び旋回機構による旋回により、打設装置1を水平面内で移動できるようになっ ている。走行機構及び旋回機構は本考案の移動手段を構成する。
【0015】 走行本体部には、コンクリートを圧送するための図示しないポンプ車が付設さ れている。ポンプ車からの配管は走行本体部に設けたコンクリート供給口に接続 されている。ポンプ車側の配管は、コンクリート供給口に対して回転自在に接続 されており、走行本体部の走行に対して配管替えを行うことなく走行本体部の移 動に追従可能となっている。なお、ポンプ車及び配管は本考案の圧送手段を構成 する。
【0016】 図1に示すように、本実施例の打設装置1には、その頂上部にコンクリートを 供給する配管が接続されたケース3が設けられている。ケース3は偏平した箱型 をしており、図2に示すようにケース3の下部には開口部4が形成されている。 ケース3の内壁には、複数の邪魔板5が、ケース3の長手方向に沿って、かつ、 各邪魔板5間に隙間を形成して取り付けられている。図2に示すように、ケース 3の開口部の外側には、略水平方向に延びる均し板6,7が取り付けられている 。一方の均し板7にはバイブレータ8が取り付けられている。このバイブレータ 8は本考案の加振手段を構成する。
【0017】 図1に示すように、ケース3は、フレーム9上に取り付けられ、フレーム9に は取付部10が形成されており、この取付部10をボールネジ11に螺合させて フレーム9を片持ち状態で支持している。ボールネジ11は、前記走行本体部の アーム機構2に接続されたフレーム12に回転自在に支持されている。このフレ ーム12の図中上方にはモータ13が固定され、このモータ13の回転軸がボー ルネジ11の図中上端に接続されている。
【0018】 図1に示すように、フレーム12にはレーザーレベルセンサ14が取り付けら れており、このレーザレベルセンサ14によりケース3の均し板6,7の高さ位 置を検出するようになっている。レーザーレベルセンサ14の出力端は図示しな い制御手段に接続され、この制御手段の出力端は前記モータ13に接続されてい る。ここで、制御手段では、レーザーレベルセンサ14によって検出されたケー ス3の均し板6,7の高さを基準面の高さと比較して、これらとの差分に応じた 駆動信号をモータ13に出力するようにしている。
【0019】 なお、前記フレーム9、取付部10、ボールネジ11、フレーム12、モータ 13、レーザーレベルセンサ14は、本考案の保持手段を構成する。
【0020】 次に、本実施例の作動について説明する。
【0021】 まず、コンクリートはケース3の頂上部からケース3の内部に供給される。ケ ース3の内壁には邪魔板5が相互に隙間を持って取り付けられているので、供給 されたコンクリートは、邪魔板5に沿って流れ、各邪魔板5間の隙間からケース 3の下方に流れて、ケース3内に均等に分散されて一時貯留される。
【0022】 そして、貯留されたコンクリートは、ケース3の下方に設けられた開口部4か ら流れだして床面に打設される。走行本体部に設けた走行機構及び旋回機構を駆 動して、ケース3をその長手方向に対して略直角に水平移動させる。
【0023】 すると、ケース3の開口部4に略水平方向に連接された均し板6,7によって 打設されたコンクリートの表面が均されて平らな床面が形成される。なお、ケー ス3は、スラブの厚さに応じた打設量に見合ったスピードで水平移動される。ケ ース3を水平移動させることにより、コンクリートの打設作業と均し作業とを同 時に、かつ、自動的に行うことができるので、労力を非常に軽減することができ る。また、従来のようなコンクリートを打設した後にできるコンクリートの山を 崩す山崩し作業がなくなるので、作業時間の短縮、作業の簡素化を図ることがで きる。
【0024】 また、均し板7に設けたバイブレータ8を駆動することにより、打設されたコ ンクリートの表面を叩いて骨材を沈めたりモルタル分を表面に出すいわゆるアマ 出し作業も同時に行うことができる。
【0025】 ここで、ケース3の高さが変化したときに、このままの状態を放置すると、ケ ース3に設けた均し板6,7が設定された基準面から高さ方向に変位したまま均 し板6,7によって打設コンクリートの表面が均されて、床面の仕上げ精度が低 下する。
【0026】 しかしながら、本実施例では、ケース3の均し板6,7の高さ位置をレーザー レベルセンサ14によって検出して制御手段に対して出力し、制御手段はケース 3の均し板6,7が基準面内となるように、モータ13に駆動信号が発せられる 。すなわち、この駆動信号により、モータ13が所定量回転し、ボールネジ11 が回転されて、このボールネジ11に取付部10を介して支持されたフレーム9 を鉛直方向に上下させ、ケース3の高さが所定値となるように制御される。した がって、ケース3の高さ位置が変化したときにこれに迅速に対応して、ケース3 を上下させて、均し板6,7の高さ位置が基準面に対して変化しないようにする ことができ、床面の仕上げ精度を高めることができる。したがって、均し作業に 対して熟練技能工が必要でなくなり、人材の有効活用を図ることができる。
【0027】 なお、本実施例では、均し板6,7をケース3の開口部4の縁部から外側に向 かって突出して取り付けているが、開口部4の縁部から内側に少し延びた状態で 取り付けたものであってもよい。
【0028】 次に、図3〜図6に本考案の他の実施例を示す。なお、前記実施例と同様な構 成には同一符号を付して説明を省略する。
【0029】 図3に示すように、本実施例の打設装置15には、ケース16が設けられてい る。ケース16は偏平した箱型をしており、図4に示すようにケース16の下部 には開口部17が形成されている。ケース16の長手方向に沿って打設管18が ケース16を一方の側壁を貫通し、かつ、ケース16の内壁との間に隙間を持っ て取り付けられている。打設管18の突出端には、コンクリートを供給する配管 が接続されるようになっている。また、打設管18は、図6に示すように、一端 が止め板20により封止されるとともに、上方を切り欠いた開口19を有してい る。この開口19は、先端側(止め板20側)の開口幅が基端側(止め板20か ら遠ざかった側)の開口幅よりも大きくなっている。これは、打設管18にコン クリートを供給したときに、基端側では圧力が大きく、止め板20側では圧力が 小さくなり、開口幅を長手方向に対して一定としておくと開口19から横溢する コンクリート量が打設管18の長手方向で異なってしまうことから、開口19か ら横溢するコンクリート量をケース16の長手方向で均一にするためである。
【0030】 次に、本実施例の作動について説明する。
【0031】 まず、コンクリートは打設管18の突出端から打設管18の内部に供給される 。供給されたコンクリートは、図4及び図5中で矢印で示すように、打設管18 の開口19から横溢し、打設管18とケース16の内壁との間に形成された隙間 からケース16の下方に流れて、ケース16内に均等に分散されて一時貯留され る。
【0032】 そして、貯留されたコンクリートは、ケース16の下方に設けられた開口部1 7から流れだして床面に打設される。走行本体部に設けた走行機構及び旋回機構 を駆動して、ケース16をその長手方向に対して略直角に水平移動させる。
【0033】 すると、ケース16の開口部17に略水平方向に連接された均し板6,7によ って打設されたコンクリートの表面が均される。なお、本実施例においても、上 述した実施例と同様に、ケース16を水平移動させることにより、コンクリート の打設作業と均し作業とを同時に、かつ、自動的に行うことができるので、労力 を非常に削減することができる。また、従来のようなコンクリートを打設した後 にできるコンクリートの山を崩す山崩し作業がなくなるので、作業時間の短縮、 作業の簡素化を図ることができる。
【0034】 また、均し板7に設けたバイブレータ8を駆動することにより、打設されたコ ンクリートの表面を叩いて骨材を沈めたりモルタル分を表面に出すいわゆるアマ 出し作業も同時に行うことができる。
【0035】 本実施例でも、ケース16の均し板6,7の高さをレーザーレベルセンサ14 によって検出して、ケース16の均し板6,7が基準面に位置するように、モー タ13に駆動信号が発せられる。そして、この駆動信号により、モータ13が所 定量回転し、ボールネジ11が回転されて、このボールネジ11に取付部10を 介して支持されたフレーム9を鉛直方向に上下させ、ケース16の高さを制御し て、均し板6,7の高さ位置を制御する。したがって、均し板6,7が基準面に 位置した状態で水平方向に移動されるので、床面の仕上げ精度を高めることがで きる。
【0036】 次に、図7〜図9に、本考案の更に他の実施例を示す。なお、上記実施例と同 様な構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】 図7に示すように、本実施例の打設装置21には、頂上部にコンクリートを供 給する配管が接続されたケース22が設けられている。ケース22は偏平した箱 型をしており、図8に示すようにケース22の下部には開口部23が形成されて いる。ケース22の下部外側面には、図8及び図9に示すように、スクリューオ ーガ24が回転自在に取り付けられている。このスクリューオーガ24に連接し て均し板7が取り付けられ、この均し板7上にはバイブレータ8が取り付けられ ている。
【0038】 次に、本実施例の作動について説明する。
【0039】 まず、コンクリートはケース22の頂上部からケース22の内部に供給される 。供給されたコンクリートは、ケース22内に一時貯留して、開口部23から床 面に打設される。ここで、スクリューオーガ24を回転させると、打設されたコ ンクリートが、スクリューオーガ24によって掻き出され、コンクリートはスク リューオーガ24の回転によりケース22の長手方向に均一に分散されて荒均し される。
【0040】 そして、走行本体部に設けた走行機構及び旋回機構を駆動して、ケース22を その長手方向に対して略直角に水平移動させる。すると、ケース22の開口部2 3に略水平方向に連接された均し板6,7によって打設されたコンクリートの表 面が均される。なお、本実施例においても、上述した実施例と同様に、ケース2 2を水平移動させることにより、コンクリートの打設作業と均し作業とを同時に 、かつ、自動的に行うことができるので、労力を非常に削減することができる。 また、従来のようなコンクリートを打設した後にできるコンクリートの山を崩す 山崩し作業がなくなるので、作業時間の短縮、作業の簡素化を図ることができる 。
【0041】 また、均し板7に設けたバイブレータ8を駆動することにより、打設されたコ ンクリートの表面を叩いて骨材を沈めたりモルタル分を表面に出すいわゆるアマ 出し作業も同時に行うことができる。
【0042】 本実施例でも、ケース22の均し板6,7の高さをレーザーレベルセンサ14 によって検出して、ケース22の均し板6,7が基準面内に位置するように、モ ータ13に駆動信号が発せられる。そして、この駆動信号により、モータ13が 所定量回転し、ボールネジ11が回転されて、このボールネジ11に取付部10 を介して支持されたフレーム9を鉛直方向に上下させ、ケース22の高さを制御 して、均し板6,7の高さ位置を制御する。したがって、均し板6,7が基準面 に位置させた状態で水平方向に移動させられるので、床面の仕上げ精度を高める ことができる。したがって、均し作業に対して熟練技能工が必要でなくなり、人 材の有効活用を図ることができる。
【0043】 図10及び図11に、本考案の更に他の実施例を示す。
【0044】 本実施例の打設装置30は、上述の実施例と同様に、下方に開口部31が設け られ水平方向に延びるケース32と、開口部31に略水平に連接された均し板3 3とを備えている。ケース32の端部には、ケース32の高さを検出するレーザ 受光器34が取り付けられている。
【0045】 ケース32は、そのレベルを調整するレベル調整機構40を介して、上部旋回 体37に接続されている。このレベル調整機構40は、前記レーザ受光器34に よって検出された高さに基づいて、均し板33が基準面に位置するように、ケー ス32の高さをその上下方向に制御するものである。なお、レーザ受光器34と レベル調整機構40は、本考案の保持手段を構成する。
【0046】 前記上部旋回体37は、キャタピラ35を備えた台車36上に旋回自在に取り 付けられている。上部旋回体37にはコンクリートが貯められるホッパ38が取 り付けられ、ホッパ38は配管39を介してコンクリートを圧送する図示しない ポンプ車に接続されている。配管39は屈曲自在な構成となっており、台車36 の走行及び上部旋回体37の旋回に追従して変位することができるようになって いる。また、ホッパ38の下部と前記ケース32とは配管41を介して連結され ている。なお、前記ポンプ車、ホッパ38、配管39、配管41は、本考案の圧 送手段を構成し、上部旋回体37、キャタピラ35、台車36は、本考案の移動 手段を構成する。
【0047】 なお、前記台車36のキャタピラ35が走行する経路の鉄筋は、台車36の走 行により鉄筋が撓んだり変形したりしないように、予めスペーサ等で補強されて いる。
【0048】 次に、本実施例の作動状態について説明する。
【0049】 まず、コンクリートはポンプ車から配管39を介してホッパ38内に圧送され 、ホッパ38内に一定量のコンクリートが一時貯められる。貯められたコンクリ ートは、配管41を介して所定の供給量でケース32内に供給される。ケース3 2内に供給されたコンクリートはケース32内に一時貯留しケース32の下部に 設けた開口部31から流れだして床面に打設される。
【0050】 ここで、キャタピラ35を駆動して台車36を、図10の図中右側に移動させ ると、打設されたコンクリートの表面がケース32に略水平に連接した均し板3 3により均され平らな床面が形成される。このように、コンクリートの打設作業 と均し作業とを同時にかつ自動的に行うことができ、労力を低減することができ る。また、従来のようなコンクリートを打設した後にできるコンクリートの山を 崩す山崩し作業がなくなるので、作業時間の短縮、作業の簡素化を図ることがで きる。
【0051】 また、本実施例では、レーザ受光器34を設けてケース32の高さを検出し、 レベル調整機構40を駆動してケース32の均し板33が基準面に位置するよう に制御しているので、打設装置30による打設作業及び均し作業中に、ケース3 2の高さが変動して均し板33が基準面からずれることが防止でき、床面の仕上 げ精度を高く維持することができる。したがって、均し作業に対して熟練技能工 が必要でなくなり、人材の有効活用を図ることができる。
【0052】 図12に本考案の更に他の実施例を示す。
【0053】 本実施例の打設装置50は、上述した実施例と同様に、配管51を介してコン クリートが図中上部から供給されるケース52を備え、このケース52の下方に は開口部が形成されている。この開口部に連接して均し板61が連接されている 。また、ケース52にはケース52の高さを検出するレーザ受光器53が取り付 けられている。また、ケース52はその高さを調整するレベル調整機構54を介 してスライド機構55に接続されている。このスライド機構55はケース52を 図中左右方向に移動させる機能を持っている。なお、レーザ受光器53とレベル 調整機構54は本考案の保持手段を構成する。
【0054】 また、鉄筋が組まれた床面には、ゴムクローラからなる2個のキャタピラ56 が載せられており、これらのキャタピラ56上には、水平方向に延びるフレーム 57が橋渡した状態で取り付けられている。このキャタピラ56を駆動すると、 フレーム57が図中前後方向に移動するようになっている。また、フレーム56 の長手方向に沿ってレール58が取り付けられており、このレール58に前記ス ライド機構55がレール58の長手方向に移動可能に取り付けられている。なお 、スライド機構55、キャタピラ56、フレーム57及びレール58は本考案の 移動手段を構成する。
【0055】 前記配管51の後端には、図示しないポンプ車に接続された配管移動装置59 が取り付けられており、ケース52の移動に伴って図中前後方向に移動するよう になっている。配管移動装置59と配管51とは屈曲自在な配管60を介して接 続されている。ここで、配管60の代わりに、コンベア式の配管を使用してもよ い。なお、ポンプ車、配管51、配管移動装置59、配管60は、本考案の圧送 手段を構成する。
【0056】 また、キャタピラ56の移動する経路(図中で斜線で示す領域)の鉄筋は、キ ャタピラ56の走行により鉄筋が撓んだり変形したりしないように、予めスペー サ等で補強されている。
【0057】 次に本実施例の動作について説明する。
【0058】 まず、コンクリートは、配管移動装置59、配管60及び配管51を介してケ ース52内に供給される。ケース52内に供給されたコンクリートはケース52 内に一時貯留しケース52の下部に設けた開口部から流れだして床面に打設され る。
【0059】 ここで、スライド機構55をレール58に沿って図中右側から横行させてケー ス52を横行させると、ケース52の開口部に連接された均し板61によって打 設されたコンクリートの表面が均され平らな床面が形成される。ケース52の横 行速度を、コンクリートの打設量の変化に応じて変化させるようにして、コンク リートを床面に均一に打設することができるようにしている。このように、ケー ス52を横行させることにより、コンクリートの打設作業と均し作業とを同時に かつ自動的に行うことができ、労力の軽減を図ることができる。また、従来のよ うなコンクリートを打設した後にできるコンクリートの山を崩す山崩し作業がな くなるので、作業時間の短縮、作業の簡素化を図ることができる。
【0060】 また、ケース52の横行はキャタピラ56の駆動を停止した状態で行われるよ うになっている。すなわち、キャタピラ56を駆動しフレーム56を移動させな がら、打設作業及び均し作業はしないようになっている。これは、フレーム56 に沿った部分にコンクリートを打設し、次にフレーム56を移動させて連接する 部分に順次コンクリートを打設して、平らな床面を順次仕上げていくためである 。
【0061】 さらに、梁上のようにフレーム56の入り込むことができない部分には、スラ イド機構55によりケース52を図中左右方向に移動させて梁上にケース52を 侵入させ、打設作業と均し作業とを行うようにしている。
【0062】 本実施例でも、上述の実施例と同様に、レーザ受光器53を設けてケース52 の高さを検出し、この検出結果に基づいてレベル調整機構54を駆動してケース 52に連接した均し板61が基準面に位置するように制御しているので、打設装 置50による打設作業及び均し作業中に、ケース52の高さが変動して均し板6 1が基準面からずれることが防止でき、床面の仕上げ精度を高く維持することが できる。したがって、均し作業に対して熟練技能工が必要でなくなり、人材の有 効活用を図ることができる。
【0063】
以上説明したように、本考案によれば、コンクリートを圧送する圧送手段と、 下方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧送されたコンクリートが一時 貯留されるケースと、このケースの開口部に連接して略水平に取り付けられた均 し板と、前記ケースを略水平面内で移動させる移動手段とを備えているので、コ ンクリートの打設作業と均し作業とを同時にかつ自動的に行うことができ、作業 者を重労働から開放することができるとともに、打設後の山崩し作業がなくなり 時間短縮や作業の簡素化を図ることができる。
【0064】 また、ケースに連接された均し板を設定された基準面に保持する保持手段を備 えているので、熟練作業員でなくても床面の仕上げ精度を均一にすることができ る。
【0065】 また、均し板を振動させる加振手段を備えたので、打設作業及び均し作業と同 時に、いわゆるアマ出し作業を並行して行うことができ、作業者を重労働から開 放することができる。
【図1】本考案の一実施例の打設装置を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す打設装置のイ−イ断面図である。
【図3】本考案の一実施例の打設装置を示す正面図であ
る。
る。
【図4】図3に示す打設装置のロ−ロ断面図である。
【図5】図3に示す打設装置の部分破断斜視図である。
【図6】図3に示す打設装置に用いられる打設管の斜視
図である。
図である。
【図7】本考案の更に他の実施例を示す正面図である。
【図8】図7に示す打設装置のハ−ハ断面図である。
【図9】図7に示した打設装置の部分破断斜視図であ
る。
る。
【図10】本考案の更に他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図11】図10に示す打設装置の正面図である。
【図12】本考案の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 打設装置 2 アーム機構(移動手段) 3 ケース 4 開口部 5 邪魔板 6,7 均し板 8 バイブレータ(加振手段) 9 フレーム(保持手段) 10 取付部(保持手段) 11 ボールネジ(保持手段) 13 モータ(保持手段) 14 レーザーレベルセンサ 15 打設装置 16 ケース 17 開口部 18 打設管 19 開口 20 止め板 21 打設装置 22 ケース 23 開口部 24 スクリューオーガ 30 打設装置 31 開口部 32 ケース 33 均し板 34 レーザ受光器(保持手段) 35 キャタピラ(移動手段) 36 台車(移動手段) 37 上部旋回体(移動手段) 38 ホッパ(圧送手段) 39 配管(圧送手段) 40 レベル調整機構(保持手段) 41 配管(圧送手段) 50 打設装置 51 配管(圧送手段) 52 ケース 53 レーザ受光器(保持手段) 54 レベル調整機構(保持手段) 55 スライド機構(移動手段) 56 キャタピラ(移動手段) 57 フレーム(移動手段) 58 レール (移動手段) 59 配管移動装置(圧送手段) 60 配管(圧送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 晢 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 梶岡 保夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 塚原 裕一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 岸野 富夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 高橋 周夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 佐藤 等 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 古口 光 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 羽切 道雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)考案者 鈴木 英隆 東京都港区赤坂2丁目3番6号 株式会社 小松製作所内 (72)考案者 森谷 幸雄 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内 (72)考案者 養安 豊彦 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内 (72)考案者 木舟 江治 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内 (72)考案者 小境 英夫 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所川崎工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 コンクリートを圧送する圧送手段と、下
方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧送され
たコンクリートが一時貯留されるケースと、このケース
の開口部に連接して略水平に取り付けられた均し板と、
前記ケースを略水平面内で移動させる移動手段とを備え
たことを特徴とする床コンクリート工事における打設装
置。 - 【請求項2】 コンクリートを圧送する圧送手段と、下
方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧送され
たコンクリートが一時貯留されるケースと、このケース
の開口部に連接して略水平に取り付けられた均し板と、
前記ケースを略水平面内で移動させる移動手段と、前記
均し板を設定された基準面内に保持する保持手段とを備
えたことを特徴とする床コンクリート工事における打設
装置。 - 【請求項3】 コンクリートを圧送する圧送手段と、下
方に開口部が形成され内部に前記圧送手段から圧送され
たコンクリートが一時貯留されるケースと、このケース
の開口部に連接して略水平に取り付けられた均し板と、
前記ケースを略水平面内で移動させる移動手段と、前記
均し板を振動させる加振手段とを備えたことを特徴とす
る床コンクリート工事における打設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8726691U JPH0538200U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 床コンクリート工事における打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8726691U JPH0538200U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 床コンクリート工事における打設装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538200U true JPH0538200U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=13909966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8726691U Pending JPH0538200U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 床コンクリート工事における打設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538200U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115126248A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-09-30 | 马瑞萍 | 一种混凝土浇筑自动分散摊铺装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62146363A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | 清水建設株式会社 | コンクリ−トセルフレベリング自動打設法及び自動打設機 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP8726691U patent/JPH0538200U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62146363A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | 清水建設株式会社 | コンクリ−トセルフレベリング自動打設法及び自動打設機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115126248A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-09-30 | 马瑞萍 | 一种混凝土浇筑自动分散摊铺装置 |
| CN115126248B (zh) * | 2022-08-31 | 2024-02-27 | 李玉忠 | 一种混凝土浇筑自动分散摊铺装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970701 |