JPH0538469U - ボールジヨイントのダストカバー取付構造 - Google Patents
ボールジヨイントのダストカバー取付構造Info
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- JPH0538469U JPH0538469U JP9630091U JP9630091U JPH0538469U JP H0538469 U JPH0538469 U JP H0538469U JP 9630091 U JP9630091 U JP 9630091U JP 9630091 U JP9630091 U JP 9630091U JP H0538469 U JPH0538469 U JP H0538469U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ソケット3に嵌着される大径嵌着部51とボー
ルスタッド1のテーパ軸部1bに嵌装される小径嵌装部
52とをもったダストカバー5の小径嵌装部52が弾接
するシール面を、精密な機械加工なしに確実なシール性
をもち充分摺動し易い面とする。 【構成】テーパ軸部1bにプレス成形品であるテーパ管
8を嵌着し、テーパ軸部1bに嵌装したダストカバー5
の小径嵌装部52の上面がテーパ管8のフランジ部8a
に弾接してシールする構造とすることにより、従来必要
であったリンク部材6底面の精密機械加工を省略できる
ようにした。
ルスタッド1のテーパ軸部1bに嵌装される小径嵌装部
52とをもったダストカバー5の小径嵌装部52が弾接
するシール面を、精密な機械加工なしに確実なシール性
をもち充分摺動し易い面とする。 【構成】テーパ軸部1bにプレス成形品であるテーパ管
8を嵌着し、テーパ軸部1bに嵌装したダストカバー5
の小径嵌装部52の上面がテーパ管8のフランジ部8a
に弾接してシールする構造とすることにより、従来必要
であったリンク部材6底面の精密機械加工を省略できる
ようにした。
Description
【0001】
本考案は、ボールジョイントのダストカバー取付構造に関するものである。
【0002】
ボールジョイントは一般に、ボールスタッドと、該ボールスタッドの球状部を 嵌装抱持する合成樹脂製のボールシートと、該ボールシートを嵌着するソケット とからなり、ソケットの開口部端縁外周とボールスタッドの軸部外周との間にゴ ム等の弾性材よりなるダストカバーを取付け、ボールシートとボールスタッド球 状部との摺接面に外部から水や埃等のダストが侵入することのないようシールし ているのが普通である。
【0003】 上記ダストカバーAは、例えば図4に示すように、ソケットBの開口部端縁付 近の外周に設けたダストカバー取付部B′に嵌着される大径嵌着部A1 とボール スタッドCの軸部(テーパ軸部)C′に嵌装される小径嵌装部A2 とを両端にも ち、軸部C′にリンク部材Dを嵌込み固定することにより鎖線示のように小径嵌 装部A2 の内周面及び上面が軸部C′外周面及びリンク部材Dの底面に弾接して 組付けられるものである。
【0004】
ボールスタッドは、ソケットに対し揺動運動とボールスタッドの軸中心線まわ りの回転運動とを行うものであり、ボールスタッドの揺動運動時は、ダストカバ ーAはベローズ部A3 が該揺動運動に追従して変形し、回転運動時は、ダストカ バーAの小径嵌装部A2 の内周面及び上面が軸部C′の外周面及びリンク部材D の底面に対し相対的に摺動しダストカバーAに捩れが生じないようにしなければ ならない。従って小径嵌装部A2 の内周面及び上面と軸部C′及びリンク部材D の底面とのそれぞれの弾接部はシール面であると同時に摺動面に適した面でなく てはならず、軸部C′の外周面及びリンク部材Dの底面はシール性が良く且つ小 径嵌装部A2 が滑りやすいように相当精密な機械加工を施さなければならず、加 工工数及びコストが嵩むという課題を有している。
【0005】 本考案は上記従来の課題に対処することを主目的とするものである。
【0006】
本考案は、ボールスタッドのテーパ軸部に、下端部にフランジ部をもったテー パ管か又は筒部の上下いずれか一端にフランジ部をもったダストカバー嵌装片を 嵌着し、該テーパ管又はダストカバー嵌装片の少くともフランジ部をダストカバ ーの小径嵌装部の上面又は下面が弾接するシール面としたことを特徴とするもの である。
【0007】
上記において、テーパ管又はダストカバー嵌装片は、プレス成形にて構成され るものであるから、シール面となるフランジ部は充分に平滑であって機械加工の 必要はなく、又場合によっては該シール面を例えば合成樹脂材のコーティングに てより滑りやすくすることも容易であり、従来のようにリンク部材の底面を入念 に機械加工する必要がなくなり、加工工数の削減,それに伴なうコストダウンを はかり得る。
【0008】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1は本考案の第1の実施例を示すものであり、1はボールスタッド、2は該 ボールスタッド1の球状部1aを嵌装抱持する合成樹脂製のボールシート、3は 該ボールシート2を圧入嵌着するソケットであり、球状部1aを嵌装抱持したボ ールシート2をソケット3の下方開口部よりソケット3内に圧入し、該ソケット 3の下方開口部にエンドプレート4をカシメ固定して組付けられる。
【0010】 5はゴム等の弾性材よりなるダストカバーであり、該ダストカバー5はソケッ ト3の揺動開口部3a外周に設けたダストカバー取付部3bに嵌着される大径嵌 着部51とボールスタッド1の軸部外周に嵌装される小径嵌装部52とを両端部 にもち、大径嵌着部51には圧入環51aが埋設され、小径嵌装部52には補強 環52aが埋設されており、このダストカバー5の構造は従来のものと同じであ る。
【0011】 6はリンク部材であり、該リンク部材6はそのテーパ孔6aに上記ボールスタ ッド1のテーパ軸部1bを嵌め込み、テーパ軸部1b先端のねじ部1cにナット 7をねじ込み締付けることによりボールスタッド1に連結されるが、図1におい ては上記テーパ軸部1bとテーパ孔6aとの間にテーパ管8を介在させ、該テー パ管8の大径端部に設けたフランジ部8aに、テーパ軸部1bに嵌装した小径嵌 装部52の上面が弾接し、該小径嵌装部52の内周面とテーパ軸部1bとの弾接 部及び小径嵌装部52の上面とテーパ管8のフランジ部8bとの弾接部がシール 面であると同時に摺動面となる構造としたものである。
【0012】 上記テーパ管8はプレス成形によって構成されるものであるから、シール面及 び摺動面となるフランジ部8aの底面は充分に平滑であって機械加工の必要はな く、リンク部材6の底面を従来のように入念に機械加工する必要はなくなり、加 工工数の削減及びそれに伴なうコストダウンをはかり得る。
【0013】 図2は本考案の第2の実施例を示すもので、この例ではテーパ管8の下部外周 面とフランジ部8aの上面とにダストカバー5の小径嵌装部52の内周面と下面 とが弾接し、その弾接面が主たるシール面及び摺動面となると共に、小径嵌装部 52の上面がリンク部材6の底面に弾接しここでもシールが行われるようにした ものであり、その他の構造は図1に示す第1実施例のものと同じである。
【0014】 この第2実施例のものは、リンク部材6の底面をある程度精密に機械加工して シール性及び摺動性をもたせるようにすることは必要であるが、主たるシール面 及び摺動面であるテーパ管8の下部外周面及びフランジ部8aの上面は、前述し たようにテーパ管8がプレス成形品であるから、機械加工の必要はなく、第1実 施例のものと同様に従来のものに比し加工工数の削減及びコストダウンをはかり 得る。
【0015】 上記図1及び図2の実施例において、テーパ管8のシール面及び摺動面となる 部分に、例えば合成樹脂材のコーティングを施すことにより滑り易くすることも 容易であり、このようにすることにより小径嵌装部52の摺動抵抗はより一層低 減される。
【0016】 尚上記図1及び図2の実施例のようにボールスタッド1のテーパ軸部1bとリ ンク部材6のテーパ孔6aとの間にテーパ管8を介在させた構造とすると、ボー ルスタッド1のテーパ軸部1bの径をテーパ管8の厚み分だけ小とすることがで き、該テーパ軸部1bの小径化に伴ない球状部1a,ボールシート2及びソケッ ト3等の小径化が可能となり、ボールジョイントの小型化,軽量化をはかること ができるという付随的効果を奏することができる。
【0017】 図3の(A),(B)は本考案の第3及び第4の実施例を示すものであり、こ の例では図1及び図2のテーパ管8の代わりに、筒部81aの上端部または下端 部にフランジ部81bを設けた形状のダストカバー嵌装片81を用い、ボールス タッド1のテーパ軸部1bの下方部分外周に上記筒部81aを嵌着し、該ダスト カバー嵌装片81の筒部81aにダストカバー5の小径嵌装部52を嵌装するこ とにより、該ダストカバー嵌装片81の筒部81aとフランジ部81bに、小径 嵌装部52の内周面と上面または下面がそれぞれ弾接し、該筒部81aとフラン ジ部81bがシール面及び摺動面となる構造としたものであり、上記以外の構成 は図1及び図2のものと同じである。
【0018】 この第3及び第4の実施例において、ダストカバー嵌装片81は、前記第1, 第2の実施例のテーパ管8と同様プレス成形品であるから、機械加工の必要はな く、充分なシール性と摺動性を確保することができ、図3の(A)は図1の実施 例と,図3の(B)は図2の実施例と,それぞれほぼ同様の作用,効果を奏し得 る。
【0019】 尚図3の(A),(B)のものは、ダストカバー嵌装片81が比較的小さな小 片であるので、その表面を例えば合成樹脂材にてコーティングしてより滑り易く することが容易であり、コスト的により有利であるという効果を有する。
【0020】
以上のように本考案によれば、プレス成形品であるテーパ管またはダストカバ ー嵌装片をボールスタッドのテーパ管に嵌着し、該テーパ管又はダストカバー嵌 装片あるいは又テーパ管にダストカバーの小径嵌装部を嵌装し、該テーパ管又は ダストカバー嵌装片の少くともフランジ部に小径嵌装部の上下いずれか一方の面 が摺動可能に弾接する構造としたことにより、従来必要であったダストカバー小 径嵌装部が弾接する面の精密なる機械加工工数が少くとも半減し、ボールジョイ ント及びその関連部品の加工工数及び製造コストの大幅な低減をはかることがで き、又小径嵌装部によるシール部のシール性及び摺動性の向上,それに伴なうダ ストカバーの捩れ防止等、機能のすぐれたボールジョイントを得ることができる もので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図1】本考案の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す要部一半縦断面図
である。
である。
【図3】(A)は本考案の第3の実施例を示す要部一半
縦断面図、(B)は本考案の第4の実施例を示す要部一
半断面図である。
縦断面図、(B)は本考案の第4の実施例を示す要部一
半断面図である。
【図4】従来構造例を示す要部断面図である。
1 ボールスタッド 1a 球状部 1b テーパ軸部 2 ボールシート 3 ソケット 5 ダストカバー 6 リンク部材 6a テーパ孔 8 テーパ管 8a フランジ部 51 大径嵌着部 52 小径嵌装部 81 ダストカバー嵌装片 81a 筒部 82a フランジ部
Claims (3)
- 【請求項1】 ボールスタッドと、該ボールスタッドの
球状部を嵌装抱持するボールシートと、該ボールシート
を嵌着するソケットとからなるボールジョイントであっ
て、ゴム等の弾性材よりなるダストカバーの大径嵌着部
をソケットに嵌着し該ダストカバーの小径嵌装部をボー
ルスタッドに嵌装して外部からダストが侵入しないよう
シールしたものにおいて、ボールスタッドのテーパ軸部
外周に、下端部にフランジ部をもったテーパ管を嵌着
し、該ボールスタッドのテーパ軸部外周に嵌装されたダ
ストカバーの小径嵌装部の上面が上記テーパ管のフラン
ジ部下面に弾接し、該ダストカバーの小径嵌装部の内周
面が弾接したテーパ軸部外周面と該小径嵌装部の上面が
弾接したテーパ管のフランジ部下面とでシール面を構成
したことを特徴とするボールジョイントのダストカバー
取付構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のボールジョイントのダ
ストカバー取付構造において、ボールスタッドのテーパ
軸部外周に嵌着したテーパ管の下方部分にダストカバー
の小径嵌装部を嵌挿し、該小径嵌装部の内周面が弾接し
たテーパ管外周面と該小径嵌装部の下面が弾接したテー
パ管のフランジ部上面とでシール面を構成したことを特
徴とするボールジョイントのダストカバー取付構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2のテーパ管の代わりに、
ボールスタッドのテーパ軸部の下方部分外周に嵌着され
る筒部とその筒部の上端又は下端に設けたフランジ部と
からなるダストカバー嵌装片を用い、ダストカバーの小
径嵌装部をダストカバー嵌装片の筒部外周に嵌装し、該
小径嵌装部の内周面が弾接するダストカバー嵌装片の筒
部外周面と該小径嵌装部の上面又は下面が弾接するダス
トカバー嵌装片のフランジ部とでシール面を構成したこ
とを特徴とするボールジョイントのダストカバー取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991096300U JP2558795Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ボールジョイントのダストカバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991096300U JP2558795Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ボールジョイントのダストカバー取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538469U true JPH0538469U (ja) | 1993-05-25 |
| JP2558795Y2 JP2558795Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=14161185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991096300U Expired - Lifetime JP2558795Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ボールジョイントのダストカバー取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558795Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015122341A1 (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-20 | Nok株式会社 | ボールジョイント用ダストカバー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160427U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-20 | ||
| JPH0244113U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-27 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP1991096300U patent/JP2558795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160427U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-20 | ||
| JPH0244113U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-27 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015122341A1 (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-20 | Nok株式会社 | ボールジョイント用ダストカバー |
| JP2015152058A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | Nok株式会社 | ボールジョイント用ダストカバー |
| US9850940B2 (en) | 2014-02-13 | 2017-12-26 | Nok Corporation | Dust cover for ball joint |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2558795Y2 (ja) | 1998-01-14 |
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