JPH0539527A - 帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法 - Google Patents
帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法Info
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- JPH0539527A JPH0539527A JP21594091A JP21594091A JPH0539527A JP H0539527 A JPH0539527 A JP H0539527A JP 21594091 A JP21594091 A JP 21594091A JP 21594091 A JP21594091 A JP 21594091A JP H0539527 A JPH0539527 A JP H0539527A
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- Japan
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- strip
- steering
- offset amount
- meandering
- downstream
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- Pending
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱処理炉内の帯板の蛇行によるスリップ疵な
どの発生を防止する。 【構成】 熱処理炉内に、帯板2を搬送し得る一対の第
2のステアリングロール17a・17bを有する下流側
ステアリングユニット17を設け、油圧シリンダ18に
より左右に駆動する。帯板2の上流側に於いて検出され
た蛇行情報を制御装置22の修正値設定部22aに入力
し、その情報としてのオフセット量及び上流側ステアリ
ングユニットでの修正量により、下流側ステアリングユ
ニット17に於ける予測オフセット量を算出する。予測
オフセット量を打ち消すように、ステアリング制御部2
2bからシリンダ駆動部22cに制御信号を出力し、油
圧シリンダ18を駆動して、下流側ステアリングユニッ
ト17を駆動する。 【効果】 上流側の帯板蛇行情報に基づいてフィードフ
ォワード制御を行って、ゲイン調整によらずに適切な蛇
行修正制御を行うことができる。
どの発生を防止する。 【構成】 熱処理炉内に、帯板2を搬送し得る一対の第
2のステアリングロール17a・17bを有する下流側
ステアリングユニット17を設け、油圧シリンダ18に
より左右に駆動する。帯板2の上流側に於いて検出され
た蛇行情報を制御装置22の修正値設定部22aに入力
し、その情報としてのオフセット量及び上流側ステアリ
ングユニットでの修正量により、下流側ステアリングユ
ニット17に於ける予測オフセット量を算出する。予測
オフセット量を打ち消すように、ステアリング制御部2
2bからシリンダ駆動部22cに制御信号を出力し、油
圧シリンダ18を駆動して、下流側ステアリングユニッ
ト17を駆動する。 【効果】 上流側の帯板蛇行情報に基づいてフィードフ
ォワード制御を行って、ゲイン調整によらずに適切な蛇
行修正制御を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯板熱処理炉の蛇行防
止制御方法に関し、特に、熱処理するための炉に設けら
れた複数の帯板支持ロールにより支持されて連続的に搬
送される帯板の蛇行を修正するためのステアリングロー
ルを有する装置に適する帯板熱処理炉の蛇行防止制御方
法に関する。
止制御方法に関し、特に、熱処理するための炉に設けら
れた複数の帯板支持ロールにより支持されて連続的に搬
送される帯板の蛇行を修正するためのステアリングロー
ルを有する装置に適する帯板熱処理炉の蛇行防止制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、所定の熱サイクルにて帯板の熱
処理を行なう連続焼鈍装置内に於ては、熱処理炉内の上
下に複数の帯板支持ロールを配設し、帯板をその上下方
向に互い違いに引き廻すようにして炉内を連続的に通板
するようにしたものがある。このような装置では、搬送
される帯板が何らかの原因により蛇行する場合があり、
その蛇行を修正するためのステアリングロールが適所に
配設されている。
処理を行なう連続焼鈍装置内に於ては、熱処理炉内の上
下に複数の帯板支持ロールを配設し、帯板をその上下方
向に互い違いに引き廻すようにして炉内を連続的に通板
するようにしたものがある。このような装置では、搬送
される帯板が何らかの原因により蛇行する場合があり、
その蛇行を修正するためのステアリングロールが適所に
配設されている。
【0003】上記ステアリングロールは、例えば、帯板
の搬送方向中心線に対して左右方向に揺動自在に他の帯
板支持ロールと同様の支持ロールを有し、その支持ロー
ルを上記左右方向に適宜油圧シリンダにより駆動される
ようになっている。また、例えば、帯板のステアリング
ユニット近傍を通る部分の幅方向への変位をオフセット
量として検出し得る検出センサを設け、蛇行を修正する
向きにステアリングロールを駆動する制御を、上記検出
値に基づいて比例制御若しくは積分制御を行なって、ス
テアリングロールを配置したそれぞれの場所に応じたゲ
インをもって、帯板の蛇行を修正するようにしていた。
の搬送方向中心線に対して左右方向に揺動自在に他の帯
板支持ロールと同様の支持ロールを有し、その支持ロー
ルを上記左右方向に適宜油圧シリンダにより駆動される
ようになっている。また、例えば、帯板のステアリング
ユニット近傍を通る部分の幅方向への変位をオフセット
量として検出し得る検出センサを設け、蛇行を修正する
向きにステアリングロールを駆動する制御を、上記検出
値に基づいて比例制御若しくは積分制御を行なって、ス
テアリングロールを配置したそれぞれの場所に応じたゲ
インをもって、帯板の蛇行を修正するようにしていた。
【0004】しかしながら、上記修正制御は、所謂フィ
ードバック制御であることから、ゲインを高めてステア
リングロールの動作速度を高めると、例えば帯板温度が
高くかつ張力が低い場合に、帯板とステアリングロール
との間に微小なスリップが生じて帯板に疵が生じるとい
う問題がある。また、反対にゲインを低くしてステアリ
ングロールの動作速度を遅くすると、例えば帯板が急激
に蛇行した場合に、ステアリングロールの応答が遅れて
帯板がロールアウトを起こすという問題が生じる。その
ため、ステアリングロールの修正動作速度のゲイン調整
が複雑化するという問題があった。
ードバック制御であることから、ゲインを高めてステア
リングロールの動作速度を高めると、例えば帯板温度が
高くかつ張力が低い場合に、帯板とステアリングロール
との間に微小なスリップが生じて帯板に疵が生じるとい
う問題がある。また、反対にゲインを低くしてステアリ
ングロールの動作速度を遅くすると、例えば帯板が急激
に蛇行した場合に、ステアリングロールの応答が遅れて
帯板がロールアウトを起こすという問題が生じる。その
ため、ステアリングロールの修正動作速度のゲイン調整
が複雑化するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、帯板の蛇行を修正
するためのステアリングロールの修正動作を最適化し、
急激な動作による帯板の疵の発生や帯板の急激な蛇行時
の動作遅れによるロールアウトを防止し得るように改良
された帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法を提供すること
にある。
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、帯板の蛇行を修正
するためのステアリングロールの修正動作を最適化し、
急激な動作による帯板の疵の発生や帯板の急激な蛇行時
の動作遅れによるロールアウトを防止し得るように改良
された帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、帯板を熱処理するための炉内に前記帯板の
搬送方向に所定の間隔をおいて配設されかつ左右に揺動
自在に設けられた上流側及び下流側ステアリングロール
と、前記上流側ステアリングロールに於ける前記帯板の
蛇行によるオフセット量を検出するための検出センサ
と、前記各ステアリングロールを前記揺動方向にそれぞ
れ駆動するための駆動手段とを有し、前記上流側オフセ
ット量を前記検出センサにより検出した場合に、前記帯
板の蛇行を修正するべく前記検出オフセット量に基づい
て前記上流側ステアリングロールを駆動し、前記帯板の
前記検出オフセット量を検出された対象部分が前記下流
側ステアリングロールに達した際の予測オフセット量を
算出し、前記予測オフセット量を打ち消すように前記下
流側ステアリングロールを駆動することを特徴とする帯
板熱処理炉の蛇行防止制御方法を提供することにより達
成される。
明によれば、帯板を熱処理するための炉内に前記帯板の
搬送方向に所定の間隔をおいて配設されかつ左右に揺動
自在に設けられた上流側及び下流側ステアリングロール
と、前記上流側ステアリングロールに於ける前記帯板の
蛇行によるオフセット量を検出するための検出センサ
と、前記各ステアリングロールを前記揺動方向にそれぞ
れ駆動するための駆動手段とを有し、前記上流側オフセ
ット量を前記検出センサにより検出した場合に、前記帯
板の蛇行を修正するべく前記検出オフセット量に基づい
て前記上流側ステアリングロールを駆動し、前記帯板の
前記検出オフセット量を検出された対象部分が前記下流
側ステアリングロールに達した際の予測オフセット量を
算出し、前記予測オフセット量を打ち消すように前記下
流側ステアリングロールを駆動することを特徴とする帯
板熱処理炉の蛇行防止制御方法を提供することにより達
成される。
【0007】
【作用】このようにすれば、上流側ステアリングロール
に於ける帯板の蛇行によるオフセット量を検出した場合
に、下流側ステアリングロールに於ける予測オフセット
量を算出して、その予測オフセット量を打ち消すように
下流側ステアリングロールを制御することにより、蛇行
防止制御をフィードフォワード制御により行うことがで
きる。
に於ける帯板の蛇行によるオフセット量を検出した場合
に、下流側ステアリングロールに於ける予測オフセット
量を算出して、その予測オフセット量を打ち消すように
下流側ステアリングロールを制御することにより、蛇行
防止制御をフィードフォワード制御により行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明が適用される連続熱処理設
備の概略構成を示している。ライン入口に設置されたペ
イオフリール1から帯板2が連続的に供給されるが、先
の帯板の終端に後の帯板の先端が溶接接続装置3にて重
ね合わせて接続され、次いでクリーニング装置4にて清
浄化され、入側ルーパ装置5にて供給量が調節されたう
えで熱処理を行なうための炉内に送り込まれる。そして
加熱炉6、均熱炉7、一次冷却炉8、過時効炉9、二次
冷却炉10を経て所定の熱サイクルに従って熱処理され
た帯板2は、出側ルーパ装置11にて繰出し量が調節さ
れたうえでスキンパスミル12に送り込まる。このスキ
ンパスミル12にて調質圧延された後、検査精整装置1
3にて不良部分の除去、あるいは分割が行なわれ、テン
ションリール14に処理済みの帯板2が巻き取られる。
また、各炉内には、帯板2に適宜な張力を与えて帯板2
を連続的に走行させるためのハースロールを含む複数の
帯板支持ロール15が、入口から出口に至るまでの間に
上下に互い違いに適所に配設されている。
備の概略構成を示している。ライン入口に設置されたペ
イオフリール1から帯板2が連続的に供給されるが、先
の帯板の終端に後の帯板の先端が溶接接続装置3にて重
ね合わせて接続され、次いでクリーニング装置4にて清
浄化され、入側ルーパ装置5にて供給量が調節されたう
えで熱処理を行なうための炉内に送り込まれる。そして
加熱炉6、均熱炉7、一次冷却炉8、過時効炉9、二次
冷却炉10を経て所定の熱サイクルに従って熱処理され
た帯板2は、出側ルーパ装置11にて繰出し量が調節さ
れたうえでスキンパスミル12に送り込まる。このスキ
ンパスミル12にて調質圧延された後、検査精整装置1
3にて不良部分の除去、あるいは分割が行なわれ、テン
ションリール14に処理済みの帯板2が巻き取られる。
また、各炉内には、帯板2に適宜な張力を与えて帯板2
を連続的に走行させるためのハースロールを含む複数の
帯板支持ロール15が、入口から出口に至るまでの間に
上下に互い違いに適所に配設されている。
【0010】加熱炉6と均熱炉7との間を結ぶように炉
の下部に設けられた連通路内には、上流側ステアリング
ロールとして、帯板支持ロール15と同一形状であって
良い一対のロール16a・16b及びそれらを支持する
架台とからなる下流側ステアリングユニット16が設け
られており、均熱炉7と一次冷却炉8との間を結ぶよう
に炉の上部に設けられた連通路内には、下流側ステアリ
ングロールとして、同様に一対のロール17a・17b
を有する下流側ステアリングユニット17が設けられて
いる。
の下部に設けられた連通路内には、上流側ステアリング
ロールとして、帯板支持ロール15と同一形状であって
良い一対のロール16a・16b及びそれらを支持する
架台とからなる下流側ステアリングユニット16が設け
られており、均熱炉7と一次冷却炉8との間を結ぶよう
に炉の上部に設けられた連通路内には、下流側ステアリ
ングロールとして、同様に一対のロール17a・17b
を有する下流側ステアリングユニット17が設けられて
いる。
【0011】上記各ステアリングユニット16・17
は、同一構造のものであり、下流側ステアリングユニッ
ト17について、その模式的平面図である図2を参照し
て以下に示す。下流側ステアリングユニット17の架台
は、一対のステアリングロール17a・17bを互いに
平行に支持するべくそれらの軸線方向の左右に設けられ
た側板17cと、それら左右の側板17cの搬送方向上
流側の上方にて両者間に一体的に橋渡しされた連結板1
7dとからなる。この連結板17dの中央は、上流側の
ステアリングロール17aの下方から搬送されてくる帯
板2との接線上であってロール幅の中心を通る軸心(図
2のA)回りに揺動自在なように、例えば炉壁に枢着さ
れている。また、両ロール17a・17bを上記揺動方
向に変位させるべく、側板17cの一方には、例えば油
圧シリンダ18のピストンロッドの遊端が連結されてい
る。
は、同一構造のものであり、下流側ステアリングユニッ
ト17について、その模式的平面図である図2を参照し
て以下に示す。下流側ステアリングユニット17の架台
は、一対のステアリングロール17a・17bを互いに
平行に支持するべくそれらの軸線方向の左右に設けられ
た側板17cと、それら左右の側板17cの搬送方向上
流側の上方にて両者間に一体的に橋渡しされた連結板1
7dとからなる。この連結板17dの中央は、上流側の
ステアリングロール17aの下方から搬送されてくる帯
板2との接線上であってロール幅の中心を通る軸心(図
2のA)回りに揺動自在なように、例えば炉壁に枢着さ
れている。また、両ロール17a・17bを上記揺動方
向に変位させるべく、側板17cの一方には、例えば油
圧シリンダ18のピストンロッドの遊端が連結されてい
る。
【0012】帯板2は、上記両ロール17a・17b上
を通過して、図1に示されるように下方の一次冷却炉8
の入口に向けて搬送される。下流側ステアリングユニッ
ト17の下方の近傍には、帯板支持ロール17bを通過
した直後の部分を挾むように互いに対峙する投受光型の
検出センサが配設されている。その投光器19aは、例
えば断熱材からなる箱の中に光源を有しており、帯板2
に向けて開口しかつ帯板2の幅よりも広くされた窓を介
して光を照射するようになっている。また、受光器19
bは、同様に断熱材からなる箱の中に受光センサを有し
ており、投光器19aからの照射光のうち帯板2に遮断
されずに通過した光を受光するようになっており、帯板
2が蛇行した際の受光部分の境界線の変位により、例え
ばロール幅の中心を通る搬送中心線に対するオフセット
量を検出し得る。
を通過して、図1に示されるように下方の一次冷却炉8
の入口に向けて搬送される。下流側ステアリングユニッ
ト17の下方の近傍には、帯板支持ロール17bを通過
した直後の部分を挾むように互いに対峙する投受光型の
検出センサが配設されている。その投光器19aは、例
えば断熱材からなる箱の中に光源を有しており、帯板2
に向けて開口しかつ帯板2の幅よりも広くされた窓を介
して光を照射するようになっている。また、受光器19
bは、同様に断熱材からなる箱の中に受光センサを有し
ており、投光器19aからの照射光のうち帯板2に遮断
されずに通過した光を受光するようになっており、帯板
2が蛇行した際の受光部分の境界線の変位により、例え
ばロール幅の中心を通る搬送中心線に対するオフセット
量を検出し得る。
【0013】下流側ステアリングユニット17の上流側
に設けられた前記した上流側ステアリングユニット16
も同様に構成されており、通過する帯板2の蛇行による
オフセット量を、対応する投光器21a及び受光器21
bにより上記と同様に検出している。両受光器19a・
21aの検出信号が図1に示されるように制御装置22
に入力されており、検出されたオフセット量に応じて、
制御装置22から、各ステアリングユニット16・17
を帯板2の蛇行を修正する向きに所定量を変位させるた
めの制御信号が出力される。
に設けられた前記した上流側ステアリングユニット16
も同様に構成されており、通過する帯板2の蛇行による
オフセット量を、対応する投光器21a及び受光器21
bにより上記と同様に検出している。両受光器19a・
21aの検出信号が図1に示されるように制御装置22
に入力されており、検出されたオフセット量に応じて、
制御装置22から、各ステアリングユニット16・17
を帯板2の蛇行を修正する向きに所定量を変位させるた
めの制御信号が出力される。
【0014】制御装置22内には、修正値設定部22a
とステアリング制御部22bとシリンダ駆動部22cと
が設けられている。修正値設定部22aには、上流側ス
テアリングユニット16に於て検出したオフセット量δ
1と、そのオフセット量δ1に基づいて蛇行を修正する
ための上流側ステアリングユニット16による修正動作
量と、その検出時期の信号とが、帯板の蛇行情報として
入力されている。ステアリング制御部22bには、修正
値設定部22aからの出力信号と下流側ステアリングユ
ニット17に於ける受光器19bからの検出信号とが入
力される。シリンダ駆動部22cには、ステアリング制
御部22bからの制御信号が入力されて、その制御信号
に応じてシリンダ駆動部22cから、油圧シリンダ18
に駆動信号が出力される。
とステアリング制御部22bとシリンダ駆動部22cと
が設けられている。修正値設定部22aには、上流側ス
テアリングユニット16に於て検出したオフセット量δ
1と、そのオフセット量δ1に基づいて蛇行を修正する
ための上流側ステアリングユニット16による修正動作
量と、その検出時期の信号とが、帯板の蛇行情報として
入力されている。ステアリング制御部22bには、修正
値設定部22aからの出力信号と下流側ステアリングユ
ニット17に於ける受光器19bからの検出信号とが入
力される。シリンダ駆動部22cには、ステアリング制
御部22bからの制御信号が入力されて、その制御信号
に応じてシリンダ駆動部22cから、油圧シリンダ18
に駆動信号が出力される。
【0015】次に、図3のフローチャートを参照して本
実施例に於ける作動要領を以下に示す。まず、図3のス
テップST1では、上流側ステアリングユニット16に
於ける帯板2の検出オフセット量δ1及びその検出時期
と、その検出オフセット量δ1に基づいて上流側ステア
リングユニット16を修正動作させるための修正動作量
とによる帯板蛇行情報を修正値設定部22aに読み込
む。次のステップST2では、修正値設定部22aによ
り、帯板2の上記オフセット量δ1の検出対象部分が、
下流側ステアリングユニット17を通過する際に於ける
予測オフセット量を下記の式に基づいて算出する。 (予測オフセット量)=δ1−(修正操作量) ステップST3では、下流側ステアリングユニット17
に於ける修正オフセット量δ2を、例えば修正値設定部
22a内に予め記憶されているデータテーブルを用い
て、上記式の予測オフセット量に基づいて索引して決定
する。次のステップST4に於て、その修正オフセット
量δ2を許容値と比較して、許容値より大きくて修正す
る必要がある場合にはステップST5に進み、許容値以
下で修正する必要がない場合には今回の1サイクルを終
了する。
実施例に於ける作動要領を以下に示す。まず、図3のス
テップST1では、上流側ステアリングユニット16に
於ける帯板2の検出オフセット量δ1及びその検出時期
と、その検出オフセット量δ1に基づいて上流側ステア
リングユニット16を修正動作させるための修正動作量
とによる帯板蛇行情報を修正値設定部22aに読み込
む。次のステップST2では、修正値設定部22aによ
り、帯板2の上記オフセット量δ1の検出対象部分が、
下流側ステアリングユニット17を通過する際に於ける
予測オフセット量を下記の式に基づいて算出する。 (予測オフセット量)=δ1−(修正操作量) ステップST3では、下流側ステアリングユニット17
に於ける修正オフセット量δ2を、例えば修正値設定部
22a内に予め記憶されているデータテーブルを用い
て、上記式の予測オフセット量に基づいて索引して決定
する。次のステップST4に於て、その修正オフセット
量δ2を許容値と比較して、許容値より大きくて修正す
る必要がある場合にはステップST5に進み、許容値以
下で修正する必要がない場合には今回の1サイクルを終
了する。
【0016】ステップST5では、下流側ステアリング
ユニット17を動作させる修正動作タイミングの算出を
下記の式に基づいて行なう。 (修正動作タイミング)=T−(δ2−δ1)/V
ユニット17を動作させる修正動作タイミングの算出を
下記の式に基づいて行なう。 (修正動作タイミング)=T−(δ2−δ1)/V
【0017】ここで、Tは、帯板2の両ユニット16・
17間を搬送される時間であり、Vは、油圧シリンダ1
8の動作速度である。上記式では、修正すべき対象部分
が下流側ステアリングユニット17に達するまでの時間
Tから、修正のため油圧シリンダ18を動作させるのに
必要な時間を減算している。
17間を搬送される時間であり、Vは、油圧シリンダ1
8の動作速度である。上記式では、修正すべき対象部分
が下流側ステアリングユニット17に達するまでの時間
Tから、修正のため油圧シリンダ18を動作させるのに
必要な時間を減算している。
【0018】ステップST6に於て、油圧シリンダ18
の動作を開始する時期を、ステップST5に於ける式に
より求めた修正動作タイミングを用いて制御装置22内
の図示されないタイマ回路により決定して、その開始時
期即ち修正対象部分が下流側ステアリングユニット17
に達する前に、ステアリング制御部22bからシリンダ
駆動部22cに制御信号を出力する。その制御信号に応
じて、ステップST7に於て、シリンダ駆動部22cか
ら油圧シリンダ18に駆動信号を出力することにより、
下流側ステアリングユニット17に修正すべき対象部分
が達するタイミングに合わせて、予測オフセット量を打
ち消す修正動作をフィードフォワード制御により行なう
ことができる。
の動作を開始する時期を、ステップST5に於ける式に
より求めた修正動作タイミングを用いて制御装置22内
の図示されないタイマ回路により決定して、その開始時
期即ち修正対象部分が下流側ステアリングユニット17
に達する前に、ステアリング制御部22bからシリンダ
駆動部22cに制御信号を出力する。その制御信号に応
じて、ステップST7に於て、シリンダ駆動部22cか
ら油圧シリンダ18に駆動信号を出力することにより、
下流側ステアリングユニット17に修正すべき対象部分
が達するタイミングに合わせて、予測オフセット量を打
ち消す修正動作をフィードフォワード制御により行なう
ことができる。
【0019】従って、初期調整で油圧シリンダ18のゲ
インを上げておかなくても、帯板2の大きな蛇行に対す
る修正動作が十分対応でき、ゲインの上げ過ぎによるス
リップ疵の発生を好適に防止できる。また、上流側ステ
アリングユニット16にて急激な帯板2の蛇行を検出し
た場合には、その発生部が下流側ステアリングユニット
17に達する前に、下流側ステアリングユニット17に
よる修正動作を行うことができ、上記と同様に好適に対
応してロールアウトを防止できる。
インを上げておかなくても、帯板2の大きな蛇行に対す
る修正動作が十分対応でき、ゲインの上げ過ぎによるス
リップ疵の発生を好適に防止できる。また、上流側ステ
アリングユニット16にて急激な帯板2の蛇行を検出し
た場合には、その発生部が下流側ステアリングユニット
17に達する前に、下流側ステアリングユニット17に
よる修正動作を行うことができ、上記と同様に好適に対
応してロールアウトを防止できる。
【0020】尚、本実施例では、フイードフォワード制
御を行うステアリングロールとしての下流側ステアリン
グユニット17を1つ設けた例を示したが、搬送路の長
さに応じて適当な間隔をおいて、同一構成によるステア
リングユニット及び検出センサを複数配置しても良く、
例えば実施例に示した連続熱処理装置などでは10箇所
程度に設けるようにすると良い。
御を行うステアリングロールとしての下流側ステアリン
グユニット17を1つ設けた例を示したが、搬送路の長
さに応じて適当な間隔をおいて、同一構成によるステア
リングユニット及び検出センサを複数配置しても良く、
例えば実施例に示した連続熱処理装置などでは10箇所
程度に設けるようにすると良い。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、上流側に設
けた検出センサにより帯板の蛇行によるオフセット量を
検出し、かつそのオフセット量に基づいた上流側ステア
リングロールによる修正動作量を考慮して、下流側ステ
アリングロールに於ける予測オフセット量を算出して、
その予測オフセット量を打ち消すように下流側ステアリ
ングロールによる修正動作を行うことから、フィードフ
ォワード制御による好適な蛇行修正制御を行なうことが
できる。従って、装置に複数のステアリングロールを設
けている場合に各設置場所毎にそれぞれゲインを調整す
るような、複雑なゲイン調整作業を必要とせず、蛇行に
よるスリップ疵やロールアウトの発生を防止でき、好適
な蛇行防止制御を行なうことができる。
けた検出センサにより帯板の蛇行によるオフセット量を
検出し、かつそのオフセット量に基づいた上流側ステア
リングロールによる修正動作量を考慮して、下流側ステ
アリングロールに於ける予測オフセット量を算出して、
その予測オフセット量を打ち消すように下流側ステアリ
ングロールによる修正動作を行うことから、フィードフ
ォワード制御による好適な蛇行修正制御を行なうことが
できる。従って、装置に複数のステアリングロールを設
けている場合に各設置場所毎にそれぞれゲインを調整す
るような、複雑なゲイン調整作業を必要とせず、蛇行に
よるスリップ疵やロールアウトの発生を防止でき、好適
な蛇行防止制御を行なうことができる。
【図1】本発明が適用された帯板連続焼鈍設備の概略構
成図である。
成図である。
【図2】本発明に基づくステアリングユニットの模式的
平面図及び制御装置のブロック図である。
平面図及び制御装置のブロック図である。
【図3】本発明に基づくフローチャートである。
1 ペイオフリール 2 帯板 3 溶接接続装置 4 クリーニング装置 5 入側ルーパ装置 6 加熱炉 7 均熱炉 8 一次冷却炉 9 過時効路 10 二次冷却炉 11 出側ルーパ装置 12 スキンパスミル 13 検査精製装置 14 テンションリール 15 帯板支持ロール 16 上流側ステアリングユニット 16a・16b ロール 17 下流側ステアリングユニット 17a・17b ロール 17c 側板 17d 連結板 18 油圧シリンダ 19a 投光器 19b 受光器 21a 投光器 21b 受光器 22 制御装置 22a 修正値設定部 22b ステアリング制御部 22c シリンダ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 浩久 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 帯板を熱処理するための炉内に前記帯
板の搬送方向に所定の間隔をおいて配設されかつ左右に
揺動自在に設けられた上流側及び下流側ステアリングロ
ールと、前記上流側ステアリングロールに於ける前記帯
板の蛇行によるオフセット量を検出するための検出セン
サと、前記各ステアリングロールを前記揺動方向にそれ
ぞれ駆動するための駆動手段とを有し、 前記上流側オフセット量を前記検出センサにより検出し
た場合に、前記帯板の蛇行を修正するべく前記検出オフ
セット量に基づいて前記上流側ステアリングロールを駆
動し、前記帯板の前記検出オフセット量を検出された対
象部分が前記下流側ステアリングロールに達した際の予
測オフセット量を算出し、前記予測オフセット量を打ち
消すように前記下流側ステアリングロールを駆動するこ
とを特徴とする帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21594091A JPH0539527A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21594091A JPH0539527A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539527A true JPH0539527A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16680784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21594091A Pending JPH0539527A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 帯板熱処理炉の蛇行防止制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539527A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8038148B2 (en) | 2008-05-09 | 2011-10-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Meander control system, and meander control method |
| JP2016050055A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社Screenホールディングス | 画像記録装置および画像記録方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52120942A (en) * | 1976-04-05 | 1977-10-11 | Nippon Steel Corp | Method and device for controlling meandering of band sheet |
| JPS63112358A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 | Nippon Steel Corp | ストリツプの蛇行修正装置 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP21594091A patent/JPH0539527A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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