JPH0544213Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544213Y2 JPH0544213Y2 JP1987041248U JP4124887U JPH0544213Y2 JP H0544213 Y2 JPH0544213 Y2 JP H0544213Y2 JP 1987041248 U JP1987041248 U JP 1987041248U JP 4124887 U JP4124887 U JP 4124887U JP H0544213 Y2 JPH0544213 Y2 JP H0544213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering shaft
- spindle
- key lock
- arc
- long hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車のステアリングコラムのキーロ
ツク構造に係るもので、自動車の盗難を防止する
ためのキーロツク構造の一部改良に関する。
ツク構造に係るもので、自動車の盗難を防止する
ためのキーロツク構造の一部改良に関する。
従来の技術
自動車のキーロツク構造は、例えば第6図に示
した如く、エンジン始動用キーをキー孔1から引
抜くと、スピンドル2がコラムジヤケツト3の半
径方向内方へ突出し、コラムジヤケツト3の軸心
部に挿入されたステアリングシヤフト4の外周面
に固定したキーロツクカラー5の長孔6に嵌まり
込み、ステアリングシヤフト4を回転できないよ
うにロツクするもので、これによつて仮にエンジ
ンを始動できても自動車の操向が不可能となり、
自動車の盗難が防止できるというものである。し
かしながら、キーロツクカラー5はパイプ材に直
径方向で相対する長孔6,6を軸方向へ穿設加工
してなるから高価でコスト高となる。
した如く、エンジン始動用キーをキー孔1から引
抜くと、スピンドル2がコラムジヤケツト3の半
径方向内方へ突出し、コラムジヤケツト3の軸心
部に挿入されたステアリングシヤフト4の外周面
に固定したキーロツクカラー5の長孔6に嵌まり
込み、ステアリングシヤフト4を回転できないよ
うにロツクするもので、これによつて仮にエンジ
ンを始動できても自動車の操向が不可能となり、
自動車の盗難が防止できるというものである。し
かしながら、キーロツクカラー5はパイプ材に直
径方向で相対する長孔6,6を軸方向へ穿設加工
してなるから高価でコスト高となる。
そこで、第7図に示した如く、キーロツクカラ
ー5を二つ割りとした、プレス成形加工による弧
状板7,7の2枚でステアリングシヤフト4を挟
み、溶接等でそれぞれ結合して固定することによ
り、キーロツク構造を構成するようにしたものが
提供されている(例えば実開昭59−187548号公報
参照)。
ー5を二つ割りとした、プレス成形加工による弧
状板7,7の2枚でステアリングシヤフト4を挟
み、溶接等でそれぞれ結合して固定することによ
り、キーロツク構造を構成するようにしたものが
提供されている(例えば実開昭59−187548号公報
参照)。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、プレス成形により孔空き弧状板
を成形することは、パイプ材に軸方向の長孔を穿
設加工することよりもコスト安であるのはよい
が、材料コストとしては同じであり、加工コスト
の差異に止まつている。すなわち、従来のキーロ
ツク構造は、キーロツクカラー5が全円的な構成
でなければならないものと観念されるのが通念で
あつた。この理由は、ステアリングシヤフト4は
その軸線を中心として左右いずれにも回動自在な
構成であるから、キーロツク時にスピンドル2が
ステアリングシヤフト4に向けて突出すると、そ
のスピンドル2と係合すべき長孔6が常にスピン
ドル2に対面した位置にあるとは限らないので、
ステアリングシヤフト4が回動されることによつ
て初めて長孔6とスピンドル2とが対面できる構
成としなければならないからである。したがつ
て、スピンドル2と長孔6とが対面していない場
合にはスピンドル2が滑動できる周面を必要と
し、そのために、全円周的なキーロツクカラー5
を必要としたものである。
を成形することは、パイプ材に軸方向の長孔を穿
設加工することよりもコスト安であるのはよい
が、材料コストとしては同じであり、加工コスト
の差異に止まつている。すなわち、従来のキーロ
ツク構造は、キーロツクカラー5が全円的な構成
でなければならないものと観念されるのが通念で
あつた。この理由は、ステアリングシヤフト4は
その軸線を中心として左右いずれにも回動自在な
構成であるから、キーロツク時にスピンドル2が
ステアリングシヤフト4に向けて突出すると、そ
のスピンドル2と係合すべき長孔6が常にスピン
ドル2に対面した位置にあるとは限らないので、
ステアリングシヤフト4が回動されることによつ
て初めて長孔6とスピンドル2とが対面できる構
成としなければならないからである。したがつ
て、スピンドル2と長孔6とが対面していない場
合にはスピンドル2が滑動できる周面を必要と
し、そのために、全円周的なキーロツクカラー5
を必要としたものである。
問題点を解決するための手段
本考案はステアリングコラムのコスト低減を目
的として、ステアリングシヤフトの外周壁に軸線
と平行に配置される長孔を具え、円周の略3分の
1程度の周方向の幅を有する1個の弧状板を固着
するとともに、該弧状板の前記長孔と平行な両側
端部には前記長孔に嵌合してステアリングシヤフ
トの回転をロツクするスピンドルが登坂可能な滑
動部を形成してなるステアリングコラムのキーロ
ツク構造を提供する。
的として、ステアリングシヤフトの外周壁に軸線
と平行に配置される長孔を具え、円周の略3分の
1程度の周方向の幅を有する1個の弧状板を固着
するとともに、該弧状板の前記長孔と平行な両側
端部には前記長孔に嵌合してステアリングシヤフ
トの回転をロツクするスピンドルが登坂可能な滑
動部を形成してなるステアリングコラムのキーロ
ツク構造を提供する。
作 用
本考案の上記構成によると、キーロツク時に、
スピンドルがステアリングシヤフトに向けて突出
したとき、長孔と対面していればその長孔にスピ
ンドルが突入し、若しくは、長孔と対面しないで
スピンドルがステアリングシヤフトの周面に接触
しているとき、ステアリングシヤフトが回動され
ることによつて、弧状板がステアリングシヤフト
を中心として回動し、その滑動部をスピンドルが
登坂して弧状板上に移動し、かつ、その弧状板上
を摺動してスピンドルが長孔に嵌合し、これによ
つてステアリングシヤフトは回動不能にロツクさ
れる。
スピンドルがステアリングシヤフトに向けて突出
したとき、長孔と対面していればその長孔にスピ
ンドルが突入し、若しくは、長孔と対面しないで
スピンドルがステアリングシヤフトの周面に接触
しているとき、ステアリングシヤフトが回動され
ることによつて、弧状板がステアリングシヤフト
を中心として回動し、その滑動部をスピンドルが
登坂して弧状板上に移動し、かつ、その弧状板上
を摺動してスピンドルが長孔に嵌合し、これによ
つてステアリングシヤフトは回動不能にロツクさ
れる。
実施例
以下に本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。
る。
第1図に示した如く、ステアリングシヤフト4
の略3分の1程度の周面幅を有する弧状板8を滑
動部9,9を介して固着する。弧状板8は所定の
長さと幅を有する板材をプレス成形して得るもの
で、長手方向に沿う長孔6を有している。したが
つて、弧状板8の長手方向の両側端部10,10
はステアリングシヤフト4の軸線と平行である。
そして、滑動部9,9はスピンドル2が滑動でき
るように、両側端部10,10と周面とをスロー
プ状に橋渡しをするため、周面から側端部10に
かけてやや盛り上げられた溶接ビード部である。
の略3分の1程度の周面幅を有する弧状板8を滑
動部9,9を介して固着する。弧状板8は所定の
長さと幅を有する板材をプレス成形して得るもの
で、長手方向に沿う長孔6を有している。したが
つて、弧状板8の長手方向の両側端部10,10
はステアリングシヤフト4の軸線と平行である。
そして、滑動部9,9はスピンドル2が滑動でき
るように、両側端部10,10と周面とをスロー
プ状に橋渡しをするため、周面から側端部10に
かけてやや盛り上げられた溶接ビード部である。
第2図から第4図は本考案の他の実施例を示し
ている。第2図は弧状板2の側端部10のコーナ
ー部を面取り加工したもので、滑動部9,9が補
強されている。第3図は弧状板8が溝形に形成さ
れていてその両側端部10,10がステアリング
シヤフト4の周面に接触し、その接触部で滑動部
9,9が施されている。第4図は弧状板2の両側
端部10,10を面取りし又は面押してスロープ
11,11からなる滑動部9,9を形成したもの
で、溶接ビード部による滑動部はない。なお、弧
状板8はステアリングシヤフト4との接触部周辺
で溶接結合されている。
ている。第2図は弧状板2の側端部10のコーナ
ー部を面取り加工したもので、滑動部9,9が補
強されている。第3図は弧状板8が溝形に形成さ
れていてその両側端部10,10がステアリング
シヤフト4の周面に接触し、その接触部で滑動部
9,9が施されている。第4図は弧状板2の両側
端部10,10を面取りし又は面押してスロープ
11,11からなる滑動部9,9を形成したもの
で、溶接ビード部による滑動部はない。なお、弧
状板8はステアリングシヤフト4との接触部周辺
で溶接結合されている。
上記実施例の作用を説明すると、スピンドル2
がステアリングシヤフト4の周面に向けて突出す
ると、長孔6がスピンドル2と対面した部位にあ
ればスピンドル2は長孔6に嵌まり込んでステア
リングシヤフト4の回転をロツクする。一方、ス
ピンドル2と長孔6とが対面していないときに
は、スピンドル2がステアリングシヤフト4の周
面に当接するが、ステアリングシヤフト4が回る
と弧状板8が回動して滑動部9,9上を登坂し、
弧状板8上に乗り上げ、長孔6に嵌まり込むの
で、ステアリングシヤフト4は回動不能にロツク
されるのである。
がステアリングシヤフト4の周面に向けて突出す
ると、長孔6がスピンドル2と対面した部位にあ
ればスピンドル2は長孔6に嵌まり込んでステア
リングシヤフト4の回転をロツクする。一方、ス
ピンドル2と長孔6とが対面していないときに
は、スピンドル2がステアリングシヤフト4の周
面に当接するが、ステアリングシヤフト4が回る
と弧状板8が回動して滑動部9,9上を登坂し、
弧状板8上に乗り上げ、長孔6に嵌まり込むの
で、ステアリングシヤフト4は回動不能にロツク
されるのである。
考案の効果
以上説明した本考案によれば、キーロツクカラ
ーに代え、円周の略3分の1程度の弧状板でキー
ロツク構造を構成するものであるから、弧状板が
プレス成形加工で安価に成形できるのは勿論のこ
と、材料費を従来の少なくとも半分以下に抑える
ことが可能となるので、キーロツク構造のコスト
低下及び重量軽減、ひいてはステアリングコラム
全体としてのコスト低下及び重量軽減をもたら
す。また、スピンドルが登坂可能な滑動部を設け
たため、スピンドルが弧状板上にないときには滑
動部をスピンドルが登坂して弧状板上にスムーズ
に移動することができ、全円周的なキーロツクカ
ラーでなくとも確実にスピンドルと長孔が合致
し、ステアリングシヤフトのロツクが行える、等
の効果がある。
ーに代え、円周の略3分の1程度の弧状板でキー
ロツク構造を構成するものであるから、弧状板が
プレス成形加工で安価に成形できるのは勿論のこ
と、材料費を従来の少なくとも半分以下に抑える
ことが可能となるので、キーロツク構造のコスト
低下及び重量軽減、ひいてはステアリングコラム
全体としてのコスト低下及び重量軽減をもたら
す。また、スピンドルが登坂可能な滑動部を設け
たため、スピンドルが弧状板上にないときには滑
動部をスピンドルが登坂して弧状板上にスムーズ
に移動することができ、全円周的なキーロツクカ
ラーでなくとも確実にスピンドルと長孔が合致
し、ステアリングシヤフトのロツクが行える、等
の効果がある。
第1図から第4図はそれぞれ本考案の実施例を
示すステアリングシヤフトのキーロツク構造の要
部横断面図、第5図は作用説明図、第6図及び第
7図は従来のキーロツク構造の横断面図及び要部
横断面図である。 4……ステアリングシヤフト、6……長孔、8
……弧状板、9……滑動部、10……側端部、1
1……スロープ。
示すステアリングシヤフトのキーロツク構造の要
部横断面図、第5図は作用説明図、第6図及び第
7図は従来のキーロツク構造の横断面図及び要部
横断面図である。 4……ステアリングシヤフト、6……長孔、8
……弧状板、9……滑動部、10……側端部、1
1……スロープ。
Claims (1)
- ステアリングシヤフトの外周壁に軸線と平行に
配置される長孔を具え、円周の略3分の1程度の
周方向の幅を有する1個の弧状板を固着するとと
もに、該弧状板の前記長孔と平行な両側端部には
前記長孔に嵌合してステアリングシヤフトの回転
をロツクするスピンドルが登坂可能な滑動部を形
成してなることを特徴とするステアリングコラム
のキーロツク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987041248U JPH0544213Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987041248U JPH0544213Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63148558U JPS63148558U (ja) | 1988-09-30 |
| JPH0544213Y2 true JPH0544213Y2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=30856071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987041248U Expired - Lifetime JPH0544213Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544213Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59187547U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | 株式会社 山田製作所 | 自動車用ハンドル軸 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP1987041248U patent/JPH0544213Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63148558U (ja) | 1988-09-30 |
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