JPH0545350U - バツクホー取付作業機具用自動三方切換弁 - Google Patents
バツクホー取付作業機具用自動三方切換弁Info
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- JPH0545350U JPH0545350U JP11101491U JP11101491U JPH0545350U JP H0545350 U JPH0545350 U JP H0545350U JP 11101491 U JP11101491 U JP 11101491U JP 11101491 U JP11101491 U JP 11101491U JP H0545350 U JPH0545350 U JP H0545350U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バックホーなどの作業台車に取付け該作業台車
から油圧の供給を受けて使用する作業機具の油圧配管系
統に設け、作業機具からの戻り油がタンクへのバイパス
用分岐路に流れるように切換える三方切換弁において、
管路内を流れる油圧によって自動的に三方切換弁を切り
換え、手動切換を不要にする。 【構成】三方切換弁の内部に前後に摺動可能に案内指示
した弁体の一端に配置したスプリングの復元力によって
弁体をポート1A側に付勢当接させ、通常はポート1A
を前記弁体で閉塞すると共にポート1Bと1Cとを連通
し、ポート1Aに高圧が作用したときはこの高圧が前記
スプリングの力に打ち勝って弁体を押し、弁体でポート
1Cを閉塞すると共にポート1Aと1Bとを連通させ
る。
から油圧の供給を受けて使用する作業機具の油圧配管系
統に設け、作業機具からの戻り油がタンクへのバイパス
用分岐路に流れるように切換える三方切換弁において、
管路内を流れる油圧によって自動的に三方切換弁を切り
換え、手動切換を不要にする。 【構成】三方切換弁の内部に前後に摺動可能に案内指示
した弁体の一端に配置したスプリングの復元力によって
弁体をポート1A側に付勢当接させ、通常はポート1A
を前記弁体で閉塞すると共にポート1Bと1Cとを連通
し、ポート1Aに高圧が作用したときはこの高圧が前記
スプリングの力に打ち勝って弁体を押し、弁体でポート
1Cを閉塞すると共にポート1Aと1Bとを連通させ
る。
Description
【0001】
この考案は、バックホーなど作業台車のアームの先端に取付け、作業台車側か ら油圧の供給を受けて作動する作業機具用油圧配管系統の回路切換弁に関するも のである。
【0002】
バックホーなどの作業台車に作業機具を取付けて使用する場合、例えばこの作 業機具が油圧ブレーカーの場合、ブレーカーの作動油圧の供給側と戻り側は常に 定まっており、油圧管路内の油の流れる方向を切換る必要はないが、ブレーカー 以外の例えば圧砕機、掴み機、切断機等の作業機具につけ換えて使用する場合、 これらの作業機具のアクチュエーターの作動方向は可逆式のため、油圧管路内の 油の流れる方向を交互に切換る必要がある。
【0003】 油圧ブレーカーでは、打撃力と打数を増すために戻り側の管路抵抗を極力少な くし、且つブレーカーからの戻り油に含まれる異物が作業台車の油圧回路内に侵 入するのを防ぐ必要があり、このためブレーカーからの戻り油は、図7に示すよ うにブレーカー15からの戻り管路途中に手動切換式三方弁40を設け、この三 方弁から分岐したバイパス管路を経由して油圧制御弁を経由せず直接タンクに戻 すようにし、このバイパス管路中に専用フィルターを設けるように構成するが、 ブレーカー以外の上記のような作業機具を取付けて使用する場合は、流量方向切 換弁12で作業機具への油圧流入方向を交互に切換えて制御可能にするるため、 手動切換式三方弁40の弁体を180°回転操作して回路の切換えを行う。
【0004】 従来この回路切換手段として、例えば図6に示すような断面構造の三方切換弁 40を用いてこれを図7に示すように配管接続し、この三方切換弁本体41の内 部に収納され42A、42B、42Cの連通路を設けた弁体42を本体41内で 180°左右に回転して、油圧が40Aから40Bまたは40Bから40Cの各 ポートへ流れ、他の40Cまたは40Aのポートを閉塞するようにしていた。
【0005】 ところが、上記のような方法では、ブレーカーと他の作業機具とをつけ換えて 使用するときはその都度この三方弁40を手動操作して切換える必要が生じ、オ ペレーターがしばしばこの切換操作を忘れてしまい、作業機具が作動しなかった りブレーカーの能力が著しく低下したり、あるいは作業機具からの異物が台車側 の油圧システムに侵入し、これが循環して油圧機器を損傷するなどの不具合があ った。
【0006】
本考案は、上記のような三方切換弁の切換操作忘れによる不具合をなくし、そ の都度オペレーターが手作業で三方切換弁の切換えを行わなくてもよいように、 バックホーなどの作業台車に取付けて使用する作業機具用油圧配管に用いる自動 切換式の三方弁を提供するものである。
【0007】
上記問題解決のため、バックホウなどの作業台車のアームの先端に取付けた作 業機具と該作業機具制御用の流量方向制御弁との間を接続する往復の油圧配管の うち少なくとも一方の中間に三方切換弁を設け、前記作業機具からの戻り油を直 接タンクへバイパスが出来るように前記三方切換弁からタンクバイパス用分岐路 を設けた構成の油圧回路において、前記三方切換弁は、該三方切換弁の本体内部 で前後に摺動可能に案内支持された回路切換用弁体と該弁体の一端に配設したス プリングとを有し、該スプリングの復元力によって前記弁体を片側に付勢し、通 常は該弁体がこの位置で前記流量方向制御弁側のポートを閉塞すると共に、作業 機具側のポートを前記タンクバイパス用分岐路のポートと連通せしめ、また、前 記流量方向制御換弁側ポートに高圧が作用したときはこの高圧の油圧による推力 が前記スプリングの力に打ち勝って前記弁体を押し、該弁体が前記タンクバイパ ス用分岐路のポートを閉塞すると共に、流量方向制御弁側のポートと作業機具側 のボートとを連通せしめる位置に自動的に変位するように構成し、タンクバイパ ス用分岐路には専用フィルターを設ける。
【0008】
上記構成の配管系統と三方切換弁において、作業機具としてブレーカーを使用 した場合は、流量方向制御弁を操作すると高圧の油圧が自動三方切換弁を取付け ていない側の配管(以下これを管路Aという)を通ってブレーカーに供給され、 ブレーカーを作動させた後、戻り油はもう一方の配管(以下これを管路Bという )を通って自動三方切換弁を経由してタンクへのバイパス用分岐路(以下これを 管路Dという)を通ってタンクにバイパスされる。
【0009】 また、ブレーカー以外の例えば油圧シリンダーの伸縮によって作動する圧砕機 等の作業機具に付け換えて使用した場合、流量方向制御弁を操作して圧砕機のア ームを閉じるときは、作動油は上記のブレーカーの場合と同じ順路で流れ、管路 Aの油圧は圧砕機のアームシリンダーを押し出してアームを閉じるとき、戻り油 は流量方向制御弁を経由せずに管路B管路Dを通ってタンクに戻る。
【0010】 そして、流量方向制御弁を操作して圧砕機のアームを開くときは、高圧作動油 は、流量方向制御弁から自動三方切換弁に至る管路(以下これを管路Cという) を通って自動三方切換弁の弁体を自己の圧力で押し、管路Dのポートを閉塞する と共に管路CとBのポートを連通させ、この通路を通って管路Bから圧砕機のア ーム開閉シリンダーのピストンロッド側に供給されアームを開くとき、戻り油は 管路Aを通って流量方向制御弁を中継してタンクに戻る。
【0011】 以上のように、この自動三方切換弁は、管路内を流れる油圧によって自動的に 回路が切換わる機能を有しているので、ブレーカーと他の作業機具とを作業台車 に付け換えて使用する場合、その都度オペレーターが切換える必要がなく、特別 な配慮をしなくても作業機具が正常に作動する。
【0012】
【実施例】 以下図1から図4に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0013】 自動三方切換弁1は、図1に示すように、右側面で開口する円筒形の空洞部2 Aとこの2Aに対して外側から貫通し且つこの空洞部2A内で互いに連通する油 圧ポート1A、1Bをそれぞれ左側面と左寄り上側面とに形成した本体2と、こ の本体2の空洞部2Aに右側開口部からねじ込み装着され且つ後端には油圧ポー ト1Cを形成すると共に前方にはポート1Cと連通する弁体保持案内用円筒形空 洞部Gを有する段付きスリーブ3と、この空洞部G内で前後に摺動可能に収納さ れた弁体4と、この弁体4の後端には弁体4を本体1のポート1A側に付勢し通 常はポート1Aを弁体4で閉塞するスプリング5と、スリーブ3の外周に形成さ れたリング溝6に装着され本体2からの油漏れを阻止するシール材7とによって 構成される。
【0014】 なお、段付きスリーブ3の前方空洞部Gの外径部3Cは、本体空洞部内径2A より小さくして両者の間には隙間Sが形成され、且つこのスリーブ3の前方空洞 部Gの基端側近傍にはスリーブの半径方向に内外径を貫通する複数の油路3Hが 穿設されており、本体1のポート1Bとスリーブ3のポート1Cとが前記の隙間 S、油路3H、空洞部Gを介して連通するように構成されている。
【0015】 次に各構成部品の詳細構造について説明する。
【0016】 本体2は、図1に示すように、右側面から円筒形の空洞部2Aが穿設され、こ の空洞部2Aの基端側には空洞部2Aより大径の雌ネジ2Bを形成し、雌ネジ2 Bの先端部には2Aとの直径差による平坦部2Cを形成し、且つ空洞部2Aの先 端底部近傍には、油圧ポート1Bとして空洞部2Aの半径方向に貫通孔2Gとこ の貫通孔の外側端には配管ねじ込み用雌ネジを形成すると共に、油圧ポート1A として空洞部2Aの先端底部中心に空洞部の中心線に沿って有底の穴2Dおよび この穴2Dより小径の貫通孔2Eを穿設し、貫通孔2Eの外側端に配管ねじ込み 用雌ネジを形成し、穴2Dと空洞部2Aの底部2Hとの円周交点2Fが前記弁体 4の前端側が当接する弁座となるようにする。
【0017】 上記本体2の空洞部に対して右端の雌ネジ側から挿入してねじ込まれる所の段 付きのスリーブ3は、基端にスパナなどの工具を用いて本体2にねじ込み出来る ように外周に切り欠きを形成した鍔部HXを有すると共にこの鍔部から先端に向 けて順次細くなる大径部3A、中径部3B、小径部3Cを有し、大径部3Aは外 周に本体の雌ネジ2Bと螺合する雄ネジを形成し、中径部3Bは外径が本体2の 空洞部の内径2Aより若干小さく且つ外周の中間にシールリング溝6を形成し、 小径部3Cは後述の弁体4の大径部外径4Aよりも若干大きめの内径3Dの空洞 Gを先端側から穿設すると共に小径部基端近傍にはこれらの内外径を貫通して半 径方向に複数の貫通孔3Hを穿設し、さらに、スリーブ3には中心線に沿って、 油圧ポート1Cとして鍔部外側端に形成した配管ねじ込み用雌ネジ穴から内部の 空洞Gに向けて貫通する貫通孔3Gを形成すると共に、この貫通孔3Gよりも大 径且つ空洞部の内径3Dより小径の有底の穴3Eを貫通孔3Gと同心に空洞Gの 側から貫通孔3Gの途中まで穿設し、穴3Eの底部は平坦部3Fを形成し、3E の空洞部Gに面した円形コーナー部3Iは後述の弁体4の後端側が当接する弁座 となるようにする。
【0018】 また、スリーブ3の全長は、大径部3Aの先端面が本体2の雌ネジ部2Bと空 洞部2Aとの段部2Cに当接するまでねじ込まれたとき、小径部3Cの先端3J と本体空洞部底面2Hとの間にポート1Bの油路が確保できるよう十分な隙間が 残る寸法にすると共に、スリーブ3の中径部3Bの外周のシールリング溝6に装 着したシール材7が本体2の空洞部内径2Aに当接して本体内部から油が外部に 漏洩するのを阻止出来るようにする。
【0019】 弁体4は、前方は前述のスリーブ3の空洞部内径3Dより外径が若干小さい長 寸の大径部4Aと後方は短寸の小径部4Bとを同心に有す段つき円筒形で、大径 部先端と小径部後端には各端部に向けて先細のテーパー面4Cと4Dを夫々形成 し、テーパー面4Cのほぼ中間部が前述の本体2の弁座2Fの内径寸法にまたテ ーパー面4Dのほぼ中間部が前述のスリーブ3の弁座3Iの内径寸法に夫々等し くなるように形成されている。
【0020】 そして、上記弁体4が大径部を左側に向けて前述のスリーブ3の空洞部Gの内 径3Dに収納され、G内で前後(図1の左右)方向に摺動可能に保持される。
【0021】 一方、弁体4の小径部後端面4Eとスリーブ3の穴3Eの底部3Fとの間に圧 縮スプリング5を配置し、このスプリング5の復元力で弁体4を前方(左方向) に押し出して大径部テーパー面4Cを弁座2Fに当接させ、ポート1Aを閉塞す るように構成する。
【0022】 以上述べた構成により、通常は、弁体4がスプリング5の復元力により左側に 押されてポート1Aを閉塞すると共にポート1Bと1Cとを内部で連通し、ポー ト1Bからの油は2Hと3Jの間の隙間に入り、2Aと3Cとの隙間Sを通り貫 通孔3Hから空洞部Gへ入り貫通孔3Gからポート1Cへ流れる。
【0023】 この状態から、ポート1Aに高圧が作用したときは、弁体4の左端面に作用す る高圧油圧の推力がスプリング5の押力に打ち勝って弁体4を右方向に押し込み 弁座2Fと弁体大径部テーパー面4Cとを離して、ポート1Aと1Bを連通させ ると共に、弁体4の右移動により弁体大径部4Aがスリーブの貫通孔3Hを塞ぎ 且つ弁体小径部テーパー面4Dがスリーブ3の弁座3Iに当接してポート1Cへ の通路を閉塞するため、ポート1Aから流入する高圧油は全てポート1B側へ流 れる。
【0024】 以上の如く、この自動三方切換弁は、ポート1Aの油圧が高圧の時は1Aから 1Bへ、或いはポート1Aの油圧が低圧の時は1Bから1Cへと自動的に通路が 切り換わり、人手による切換操作は全く不要である。
【0025】 以上の構成の自動三方切換弁を油圧回路記号で示した場合、例えば図2の符号 1で示す様に表示し、上述の油圧ポート1A、1B、1Cは図2の符号1A、1 B、1Cに夫々対応している。
【0026】 図2は、油圧ブレーカーを油圧バックホーのアーム先端に取付けて油圧バック ホーから油圧の供給を受けて使用する場合の回路例を示すもので、符号1は本考 案の自動三方切換弁を示し、符号15は油圧ブレーカー、符号11は油圧バック ホー側油圧源からのブレーカーなどの作業機具用油圧取り出し口、符号13はリ リーフ弁、符号14はバックホー側の共用フィルター、符号17はタンク、符号 12はブレーカーなどの作業機具を制御するための3ポジション6方口の流量方 向制御弁、符号16は自動三方切換弁1のポート1Cからタンク17へ直接戻す バイパス分岐路に設けた専用フィルターをそれぞれ示し、これらの符号は全て図 3、図4においても共通であるが、図3、図4の符号31はブレーカー以外の作 業機具として往復動油圧シリンダー32を備えた掴み機を例示している。
【0027】 なお、図2においてはブレーカーからの戻り管路にのみ本考案の自動三方切換 弁1を設けた例を示しているが、図3および図4では流量方向制御弁12と掴み 機31を結ぶ往復の管路夫々に本考案の自動三方切換弁1、1’を設けた場合の 回路例を示し、図中の符号1A’、1B’、1C’は1A、1B、1Cに夫々対 応し、各管路の自動三方切換弁1、1’からタンク17へ至るバイパス分岐路は 専用フィルター16の手前で合流させている。
【0028】 図2において、流量方向切換弁12を図示の位置に切り換えると、ポートPと A、ポートTとBが夫々連通し、油圧源11の油はポートPとAとを通って図示 の矢印の方向に沿って流れ、管路Aからブレーカー11に供給され、ブレーカー 15からの戻り油は管路Bを通って自動三方切換弁1のポート1Bから1Cに抜 け、バイパス分岐路Dを通って専用フィルター16で異物が除去され、最終的に タンク17へ戻る。
【0029】 図3においては、流量方向切換弁12は図2と同じ状態のため、油圧源11の 油はポートPとAとを通って図示の矢印の方向に沿って流れ、上の管路Aから自 動三方切換弁1’のポート1A’に供給され、弁体4’を押してポート1B’へ 抜け、管路B’を経て掴み機31のシリンダー32のシリンダーヘッド側に供給 され、ピストンロッドを押し出し、ピストンロッド側からの戻り油は管路Bを通 って自動三方切換弁1のポート1Bから1Cに抜け、バイパス分岐路Dを通って 専用フィルター16で異物が除去され、最終的にタンク17へ戻る。
【0030】 図4においては、流量方向切換弁12は図3と反対の位置に切換え、ポートP とB、ポートTとAが夫々連通するため、油圧源11の油はポートPとBとを通 って図示の矢印の方向に沿って流れ、下の管路Cから自動三方切換弁1のポート 1Aに供給され、弁体4を押してポート1Bへ抜け、管路Bを経て掴み機31の シリンダー32のピストンロッド側に供給され、ピストンロッドを押し込んでシ リンダーヘッド側からの戻り油は管路B’を通って自動三方切換弁1’のポート 1B’から1C’に抜け、バイパス分岐路D’と合流バイパス分岐路Dを通って 専用フィルター16で異物が除去され、最終的にタンク17へ戻る。
【0031】 上記図3と図4の説明において、掴み機31は、シリンダーとピストンロッド の各エンドは夫々ピン35、35により掴み機のアーム34、34の後方に回転 自在に連結され、且つアーム34、34は中間の適当な位置において図示しない フレームに対してピン33、33で夫々回転自在に連結されているため、流量方 向制御弁の操作によりシリンダー32が伸縮するとピン33、33を支点として アーム34、34が回動し先端が開閉して物を掴むことが出来る。
【0032】 図5は本考案の別の実施例の断面図を示す。
【0033】 この別の実施例の構成は、まず、本体51は同心の大径部と小径部とから成る 互いに連通した円筒形空洞部を内部に形成すると共に小径部には油圧ポート1A 、1B、また大径部には油圧ポート1Cを夫々概略図示のような位置関係に設け 、一方前記本体空洞部内に左右に摺動可能に装着された弁体54は、左側には前 記本体空洞部の小径部より若干小径の小径部と右側には前記本体空洞部の大径部 より若干小径の大径部と中間には小径部より小径の中間部とを夫々有し且つ大径 部端面から小径部中間位置まで通した中心孔と小径部の外周から半径方向にこの 中心孔の先端に通じる孔とから成る油の通路54Aを有し、前記本体空洞部の左 端の底部と前記弁体小径部先端面との間にはスプリング55を配し、さらに、先 端部には本体空洞部大径部より若干小径の小径部をまた基部にはこれより大径で 且つ外周に雄ネジを形成した大径部を夫々有すると共に小径部基部にシールリン グ溝を形成したプラグ52を前記本体51の空洞部右端からねじ込み、前記シー ルリング溝に装着したシール材53が本体空洞部の大径部内面に当接して内部の 油が漏洩しないように構成し、さらに、本体51には、空洞部の先端部から油圧 ポート1Cに通じる油の通路51Aが設けてある。
【0034】 弁体54の通路54Aの開口部は、小径部外周を図示の用に外周に沿って円周 切り欠き部を形成し且つポート1A側にも本体空洞部内面に沿って円周切り欠き を形成し、これらの切り欠きによって、弁体がポート1Aに作用する高圧によっ て左に移動してもポート1Aと弁体内部の通路54Aとは常に連通するようにす ると共に、一方、プラグ52の先端面は、図示のように外縁部を僅かに残して中 央部を削って凹所を形成し、弁体54がスプリング55によって左に押されプラ グ52の先端に当接しても弁体内部の通路54Aから導かれた油圧がこの凹所に 入り、弁体54の大径部右端を押すことが出来るように構成する。
【0035】 つぎにこの自動三方切換弁の作用について説明する。 通常ポート1Aが低圧のときは、弁体54がスプリング55によって本体51 の空洞部内の図面の右方向に押され弁体右端がプラグ52の先端に当接し、この 状態では図示のようにポート1Aは1Bと遮断されると共に通路54Aと連通し 且つポート1Bと1Cとが弁体中間部と本体空洞部との隙間を介して連通し、作 業機側からの戻り油はポート1Bから1Cへ導かれタンクへのバイパス分岐路へ 排出されるが、一方、流量方向制御弁を操作してポート1A側に油圧源からの高 圧油が作用すると、1Aの高圧油が通路54Aを通って弁体54右端に導かれ、 弁体54右端に作用する油圧推力がスプリング55の力に打ち勝って弁体54の 大径部左端が本体51の空洞部の大径左端面に当接するまで弁体54を左方向に 押し、この移動により、弁体54左端の本体空洞小径部内の油は通路51Aを通 ってポート1Aに排出され、弁体大径部がポート1Cを閉塞すると共にポート1 Aと1Bとが弁体中間部と本体空洞部との隙間を介して連通し、油圧源からの油 はポート1Aから1Bへ導かれ、作業機具側へ供給される。
【0036】 流量方向制御弁の操作でポート1A側に接続された配管が流量方向制御弁内で タンクポートと連通されると、ポート1Aは低圧となり、スプリング55の力に よって弁体54が右に押され、弁体54の大径部右端面とプラグ52の間の油は 通路54Aを経てポート1Aから流量方向制御弁を中継してタンクへ排出され、 弁体小径部がポート1Aを閉塞すると共にポート1Bと1Cとが弁体中間部と本 体51の空洞部との隙間を介して連通する。
【0037】 なお、本考案の自動三方切換弁は、上記2つの実施例のような直動式でなく、 別の方法として、詳細構造は図示しないが、ポート1Aから分岐させたパイロッ ト油圧によってパイロットピストンを動かし、このパイロットピストンで弁体を 移動して通路を切換える間接作動方式としてもよい。
【0038】 また、図1において、弁体4は、図示のような形状とはせず、球形または両端 が部分球面の円筒形とし、この弁体をスリーブ3先端の小径空洞部で前後に摺動 可能に案内支持し、この弁体が後方へ移動してシート面3Iに弁体球面部が当接 した位置でこの弁体が貫通孔3Hを閉塞するかまたは貫通孔3Hが球形弁体の中 心より左側に位置しポート1Cへ通じないようにしてもよい。
【0039】
本考案の自動三方切換弁は、上記実施例に示すように配管して用いた場合、自 動的に回路が切り換わり、従来の手動操作式三方切換弁を使用した場合とは異な り、オペレーターに面倒な回路切換操作を要求する必要がなくなる。
【0040】 また、この自動三方切換弁を使用すると、ブレーカーからの戻り油を流量方向 制御弁を経由せず自動的にバイパス管路を経由して直接タンクへバイパス出来る ので、戻りの管路抵抗を少なくすることが出来、ブレーカーの打撃力と打数を上 げ、エネルギーの有効利用と作業の効率化がはかれる。
【0041】 ブレーカーからの戻り油は専用のバイパス管路を通ってこの管路に設けられた 専用のフィルターを経由してタンクに戻るため、あるいはさらに本考案の自動三 方切換弁を図3、図4に示すように往復の配管夫々に設け夫々のタンクへのバイ パス分岐路を合流し、この合流管路にフィルターを設けた場合は、ブレーカー以 外の作業機具からの戻り油はすべてバイパス管路の専用フィルターを経由してタ ンクに戻るため、作業機具の戻り油に混在する異物をこのフィルターで除去し、 台車側の油圧システムに異物が侵入するのを防止できる。
【図1】本考案の自動三方切換弁の実施例の断面図。
【図2】本考案の自動三方切換弁をブレーカーの油圧回
路に使用した場合の回路例。
路に使用した場合の回路例。
【図3】および
【図4】本考案の自動三方切換弁をブレーカー以外の作
業機具に使用した場合の回路例。
業機具に使用した場合の回路例。
【図5】本考案の別の実施例。
【図6】従来の三方切換弁の断面図。
【図7】従来の三方切換弁をブレーカーの油圧回路に使
用した回路図。
用した回路図。
1 自動三方切換弁 1A、1B、1C 油圧ポート 2 本体 3 スリーブ 4 弁体 5 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 バックホウなどの作業台車のアームの先
端に取付けた作業機具と該作業機具制御用の流量方向制
御弁との間を接続する往復の油圧配管のうち少なくとも
一方の中間に三方切換弁を設け、前記作業機具からの戻
り油を直接タンクへバイパスが出来るように前記三方切
換弁からタンクバイパス用分岐路を設けた構成の油圧回
路において、前記三方切換弁は、該三方切換弁の本体内
部で前後に摺動可能に案内支持された回路切換用弁体と
該弁体の一端に配設したスプリングとを有し、該スプリ
ングの復元力によって前記弁体を片側に付勢し、通常は
該弁体がこの位置で前記流量方向制御弁側のポートを閉
塞すると共に、作業機具側のポートを前記タンクバイパ
ス用分岐路のポートと連通せしめ、また、前記流量方向
制御換弁側ポートに高圧が作用したときはこの高圧の油
圧による推力が前記スプリングの力に打ち勝って前記弁
体を押し、該弁体が前記タンクバイパス用分岐路のポー
トを閉塞すると共に、流量方向制御弁側のポートと作業
機具側のポートとを連通せしめる位置に自動的に変位す
るように構成したことを特徴とするバックホー取付作業
機具用自動三方切換弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101491U JPH0545350U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | バツクホー取付作業機具用自動三方切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101491U JPH0545350U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | バツクホー取付作業機具用自動三方切換弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545350U true JPH0545350U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14550214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11101491U Pending JPH0545350U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | バツクホー取付作業機具用自動三方切換弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545350U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5382967B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-01-08 | 木部建設株式会社 | 作業機械の環境適合システム |
| EP3018365A1 (en) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | Elleprogetti di Enzo Landi | Pneumatic apparatus |
| JP2020002647A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | オカダアイヨン株式会社 | 作業機械のアタッチメント、並びに、作業機械のアタッチメント用油圧作動弁 |
| US12163314B2 (en) | 2022-06-15 | 2024-12-10 | Caterpillar Sarl | Hydraulic circuit for a construction machine |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP11101491U patent/JPH0545350U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5382967B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-01-08 | 木部建設株式会社 | 作業機械の環境適合システム |
| EP3018365A1 (en) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | Elleprogetti di Enzo Landi | Pneumatic apparatus |
| JP2020002647A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | オカダアイヨン株式会社 | 作業機械のアタッチメント、並びに、作業機械のアタッチメント用油圧作動弁 |
| US12163314B2 (en) | 2022-06-15 | 2024-12-10 | Caterpillar Sarl | Hydraulic circuit for a construction machine |
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