JPH0545380Y2 - - Google Patents

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JPH0545380Y2
JPH0545380Y2 JP1987008706U JP870687U JPH0545380Y2 JP H0545380 Y2 JPH0545380 Y2 JP H0545380Y2 JP 1987008706 U JP1987008706 U JP 1987008706U JP 870687 U JP870687 U JP 870687U JP H0545380 Y2 JPH0545380 Y2 JP H0545380Y2
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piston
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valve piston
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等で用いられ、例えば、エアー
ブレーキ回路の圧力源に配置されて、圧縮空気の
湿度を低下させる圧縮空気乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置としては、従来、実開昭61−
25923号公報に記載されたものがある。
ここに開示されている圧縮空気乾燥装置は、空
気圧縮装置が吐出する圧縮空気を入口を通して導
入し、導入した圧縮空気を、オイルフイルタで油
分除去したのち、再生可能な吸着剤の層に導いて
該吸着剤の層中を上昇通過せしめ、この上昇中に
水分を除去して乾燥する。乾燥した圧縮空気は逆
止弁が介在する出口を通して再生用の圧縮空気貯
槽に導かれ、該貯槽を充満したのち、主圧縮空気
貯槽に導入される。また、この圧縮空気乾燥装置
は、吸着剤の入口側を外気に連絡する排出通路
と、該排出通路に設けられ外部から供給される圧
縮空気の信号圧力に応答して開弁する放出弁装置
を備えており、その放出弁装置が開弁すると、先
ず、入口と出口間に充満していた高圧の圧縮空気
がドレンとともに排出通路を通して大気中に流出
し、続いて、上記再生用の圧縮空気貯槽に貯溜さ
れていた乾燥圧縮空気が絞り通路を通して吸着剤
を収納する容器内に逆流し、この逆流した乾燥圧
縮空気は吸着剤の層中を該吸着剤を再生しつつ流
下して上記排出通路から大気中に流出する。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、この従来の装置における上記放出弁
装置は、上記排出通路に形成した座に着離座可能
な弁体と、一端に上記信号圧力を受圧してこれに
より前記弁体を上記座から離座させる方向に移動
する弁ピストンと、該弁ピストンに対して上記弁
体を上記座に着座させる方向に付勢力を与えるば
ねとを有しており、上記信号圧力が供給されたと
き、弁ピストンがばねの付勢力に抗して移動し
て、弁体を座から離座させて、開弁状態となる。
しかしながら、弁ピストンは上記信号圧力により
最大ストローク移動して、弁体はそのストローク
分座から離間させることから、放出弁装置は上記
信号圧力を供給されると直ぐに全開状態となるた
め、上記充満していた高圧の圧縮空気は爆発的に
一気に大気中に噴出することになり、開弁の都
度、大きな放出音が発生し、騒音発生源となると
いう問題があつた。
この考案は上記問題を解消するいためになされ
たもので、放出弁装置の開弁に起因する放出音を
従来に比し低レベルのものにすることができる圧
縮空気乾燥装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、上記目的を達成するため、前記放
出弁装置に、前記信号圧力及び前記ばねの付勢力
を前記弁ピストンと同じ方向に受ける補助ピスト
ンを設け、この補助ピストンが、前記弁ピストン
を介して前記弁体を前記座から離座可能に、最大
移動量を前記弁ピストンの最大移動量よりも小さ
く設定されるとともに、前記弁体を前記座から離
座させる方向に最大移動量をもつて移動した後
は、前記信号圧力による前記弁ピストン単独の移
動を許容するように、前記弁ピストンに対して係
脱自在に形成される構成とした。
〔作用〕
こうすることによつて、放出弁装置に信号圧力
が供給されたとき、最初は、補助ピストンが弁ピ
ストンとともに一体的に移動して、弁体の座に対
する離間量を補助ピストンの最大移動量相当の小
さなものとし、その後、弁ピストンのみが更に移
動することに応じて、弁体の座に対する離間量が
増大し、弁ピストンの移動量がその最大移動量に
達して全開状態となる。従つて、開弁後、入口と
出口との間に充満していた圧縮空気が一気に爆発
的に大気中に放出されることはなく、段階的に緩
やかに放出されるようになり、従来に比して放出
音は低レベルの放出音となる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図において、1は圧縮空気乾燥装置のアル
ミニウム製の本体であつて、上端開口の円筒状を
なし、側壁の上部には空気圧縮装置に連絡される
入口2を有し、底壁部には放出弁装置の本体部分
3が一体に形成されている。本体1の上端開口は
内面に凹所4を有するアルミニウム製の蓋部材5
で蓋されており、この蓋部材5の取付けフランジ
部上に下端開口の筒状をなす部材6が立設され、
該部材6と蓋部材5とで再生用圧縮空気貯槽7を
形成しており、この再生用圧縮空気貯槽7は出口
8を通して図示しない主圧縮空気貯槽に連絡され
る。部材6と蓋部材5は複数個のボルト・ナツト
9により本体1に固定されている。10,11,
12は密封部材である。
蓋部材5の中央部には出口通路13を形成する
ボス部14が上向きに突出形成され、出口通路1
3の底に該出口通路13より小径の出口15と絞
り16が形成され、出口15の周縁部分は逆止弁
の弁座17として形成されている。18は逆止弁
の球体19を抜け止めするための部材であつて複
数の孔20を有し、出口通路13の周部の所定高
さ位置に設けた嵌合部21に嵌合して固定されて
いる。
本体1内には、上端開口の筒状容器22が本体
1との間に流体通路23を画成して収納されてい
る。この容器22は、その底から下向きに突出す
る中央突部24を、本体1の底から隆起する隆起
部25の凹部26に、フイルタ装置(オイルフイ
ルタ)27の受け枠部27a及びスペーサ28を
介在して嵌入し上端を蓋部材5の凹所4に嵌合す
ることにより本体1内に固定されている。容器2
2の底には複数の孔22aが形成されるとともに
複数の内向きの突起29が形成され該突起29上
に多孔板30と目詰り防止用のフイルタ材31が
重ねて載置され、フイルタ材31上に再生可能な
吸着剤32が充填されている。この吸着剤32の
層は容器22の上端開口に嵌合された多孔押圧板
33及びフイルタ材34を介して、一端が蓋部材
5の内面に係合するばね35による押圧力を受け
ている。フイルタ装置27は受け枠部27aと押
え枠部27bとの間に環状のフイルタ部材27c
を有し、容器22の底に上下に隣接配置され、上
記流体通路23を流下してきた流体を、下面外周
部からフイルタ部材27cの外周面部に導入する
構造を有している。
放出弁装置の本体部分3には、コントロールポ
ート36と下端面に開口する大径の孔37及び両
者を連通する通路38が形成されている。この通
路38の一方端部側の所定長さ部分は孔37の上
底に沿つてその中央部まで該上底に開口して伸び
他端側部分でコントロールポート36に連通して
いる。孔37には、補助ピストン39が摺動可能
に嵌合されるとともにこの補助ピストン39の下
側に該補助ピストン39と直列状にプラグ40が
嵌合され、該プラグ40は下面に係合する排出筒
41のフランジ部を介して止め部材42で抜け止
めされている。このプラグ40は、弁体43をボ
ルトで下端面に取着され弁ばね44により上向き
の付勢力を受けるT字形の弁ピストン45の軸部
を収納しており、上面には弁ピストン45の頭部
45aが嵌合可能な所定深さLの凹所46が形成
されている。上記補助ピストン39は偏平形状で
あつて、下向きに開口して弁ピストン45の頭部
45aが摺動可能にそつくり嵌合する凹部47と
この凹部47の底中央に形成された開口部48を
有し、常時は、弁ピストン45により持ち上げら
れて上面が孔37の上記上底に圧接係合し下面が
プラグ40の上記上面と所定間隔Gを隔てて対向
している。そして、補助ピストン39の最大移動
量が間隔G分となり、弁ピストン45の最大移動
量が間隔Gに凹所56の深さLを加えた距離とな
つて、補助ピストン39はその最大移動量を弁ピ
ストン45よりも小さく設定されている。なお、
点線で示す49は空気抜き孔であつて、本体1の
本体部分3に設けられ、一端が上記間隔G部分に
開口し他端が本体1の外周面に開口している。プ
ラグ40には半径方向に貫通する横通路50と該
横通路50の内端が臨む弁孔51が形成されてお
り、該弁孔51の周部を弁座として弁部材43が
離着座する。上記横通路50の外端は本体1の底
から本体部分3中に伸びる縦通路52の下端部に
連通する。53〜56は密封リングである。
なお、上記コントロールポート36は、上記主
圧縮空気貯槽内の圧力を監視して該圧力が第1の
設定圧力に達すると信号圧力(空気圧縮装置のア
ンローダ装置へのアンロード指令となる)を発生
し、第2の設定圧力(第1の設定圧力より低い)
に降下すると上記信号圧力の送出を停止するガバ
ナ装置(図示しない)に連絡される。
次に、この実施例の装置の動作について簡単に
説明する。
上記ガバナ装置が信号圧力を発生していない状
態では、空気圧縮装置が吐出する圧縮空気が図示
しない管路を通して入口2に供給され、本体1内
に流入した圧縮空気は流体通路23を流下してフ
イルタ装置27に導入され、ここで油分の除去作
用を受けたのち容器22の底から該容器22内に
流入し、多孔板30、フイルタ材31を通過して
吸着剤32の層に入り該層中を上昇する。圧縮空
気は吸着剤32の層を通過する間に乾燥され、乾
燥圧縮空気となつて、蓋部材5の出口15から球
体19を押し上げて出口通路13に噴出し、再生
用圧縮空気貯槽7内に流入する。再生用圧縮空気
貯槽7内に流入した乾燥圧縮空気は該貯層7内を
充満したのち、出口8から図示しない管路を通し
て前記主圧縮空気貯槽に導かれる。
主圧縮空気貯槽内の圧力が上記第1の設定圧力
に達して上記信号圧力が発生すると、該信号圧力
は空気圧縮装置のアンローダ装置とコントロール
ポート36に導入されるので、空気圧縮装置は圧
縮空気の吐出を停止し、図示の装置では、この信
号圧力を補助ピストン39と弁ピストン45が受
圧する。これにより、補助ピストン39と弁ピス
トン45が、補助ピストン39がプラグ40の上
面に係合する位置まで間隔Gだけ下降移動し、弁
体43が弁座から離座して放出弁が開弁するが、
弁体43の弁座からの離間量は小さく放出弁の開
弁度は全開時より小さい。放出弁が開弁すると本
体1の底に溜つていたドレンが圧縮空気ととも排
出筒41から大気中に放出されるが、放出弁が全
開していないので、該開弁時には、爆発的に、一
気には放出されず、一部が放出される。その後、
弁ピストン45が、その頭部45aが凹所47に
嵌合する位置まで下降し、その移動量は最大移動
量(L+G)となるので、放出弁は全開し、残り
のドレンおよび圧縮空気が放出され、続いて、再
生用圧縮空気貯槽7内の圧縮空気が絞り16を通
して容器22内に流入し、吸着剤32を再生しつ
つ流下し、排出筒41から大気中に流出する。
このように、本実施例では、ガバナ装置からの
信号圧力が導入されても、放出弁が一気には全開
せず段階的に開弁するので、本体1内部の高圧の
圧縮空気の放出も段階的に行われ、爆発的に一気
に放出されないので、放出音を騒音レベル以下に
下げるこ とが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、放出弁の開弁が段
階的であるので、再生サイクル開始時の圧縮空気
の放出音を従来に比して大幅に低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は上記実施例の放出弁部分を示す拡大断面図で
ある。 1……本体、2……入口、5……蓋部材、15
……出口、16……絞り、19……球体、22…
…容器、32……吸着剤、39……補助ピスト
ン、41……排出筒、43……弁体、45……弁
ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧縮装置に連絡される入口と、空気貯槽に
    連絡される出口と、前記入口と出口との間に配置
    される再生可能な吸着剤と、該吸着剤の前記入口
    側を外気に連絡する排出通路と、該排出通路に設
    けられる放出弁装置とを備え、前記放出弁装置が
    前記排出通路に形成した座に着離座可能な弁体
    と、一端に外部から供給される圧縮空気の信号圧
    力を受圧してこれにより前記弁体を前記座から離
    座される方向に移動する弁ピストンと、該弁ピス
    トンに対して前記弁体を前記座に着座される方向
    に付勢力を与えるばねとを有している圧縮空気乾
    燥装置において、前記放出弁装置には、前記信号
    圧力及び前記ばねの付勢力を前記弁ピストンと同
    じ方向に受ける補助ピストンを設け、この補助ピ
    ストンが、前記弁ピストンを介して前記弁体を前
    記座から離座可能に、最大移動量を前記弁ピスト
    ンの最大移動量よりも小さく設定されるととも
    に、前記弁体を前記座から離座させる方向に最大
    移動量をもつて移動した後は、前記信号圧力によ
    る前記弁ピストン単独の移動を許容するように、
    前記弁ピストンに対して係脱自在に形成されてい
    る圧縮空気乾燥装置。
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